JPS6243895Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6243895Y2 JPS6243895Y2 JP8067983U JP8067983U JPS6243895Y2 JP S6243895 Y2 JPS6243895 Y2 JP S6243895Y2 JP 8067983 U JP8067983 U JP 8067983U JP 8067983 U JP8067983 U JP 8067983U JP S6243895 Y2 JPS6243895 Y2 JP S6243895Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- panel
- paint
- pillar outer
- top plate
- outer panel
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000003973 paint Substances 0.000 claims description 40
- 238000000605 extraction Methods 0.000 claims description 10
- 239000011324 bead Substances 0.000 claims description 8
- 238000000576 coating method Methods 0.000 description 3
- 238000001035 drying Methods 0.000 description 3
- 238000004070 electrodeposition Methods 0.000 description 3
- 239000011435 rock Substances 0.000 description 3
- 239000011248 coating agent Substances 0.000 description 2
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 2
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 2
- 238000010422 painting Methods 0.000 description 2
- 238000007591 painting process Methods 0.000 description 2
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 2
- 238000009825 accumulation Methods 0.000 description 1
- 239000013256 coordination polymer Substances 0.000 description 1
- 238000011176 pooling Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Automobile Manufacture Line, Endless Track Vehicle, Trailer (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、ピラーアウタパネルに結合され、
ピラーアウタパネルの内面によつて囲まれるロツ
カパネル上面に、塗料が溜らないようにした結合
パネル部材の塗料抜き装置に関する。
ピラーアウタパネルの内面によつて囲まれるロツ
カパネル上面に、塗料が溜らないようにした結合
パネル部材の塗料抜き装置に関する。
従来、第4図および第5図に示すように、ピラ
ーアウタパネル2の内面により囲まれて結合され
るロツカパネル1の上面板10には、複数の塗料
抜き孔3が設けられているが、このロツカパネル
1の上面板10は、プレス生産技術上、傾きα
(第5図参照)をもたせて形成してあるため、車
体が電着塗装工程を通過すると、塗料が塗料抜き
孔3から完全に抜けきらないため、第5図に矢印
Aで示すような断面が三角状の空間部に塗料が溜
つてしまう。
ーアウタパネル2の内面により囲まれて結合され
るロツカパネル1の上面板10には、複数の塗料
抜き孔3が設けられているが、このロツカパネル
1の上面板10は、プレス生産技術上、傾きα
(第5図参照)をもたせて形成してあるため、車
体が電着塗装工程を通過すると、塗料が塗料抜き
孔3から完全に抜けきらないため、第5図に矢印
Aで示すような断面が三角状の空間部に塗料が溜
つてしまう。
そのため、塗装工程以後、第5図図示の矢印A
で示す上記三角状の空間部に溜つた塗料が、外板
面が乾燥炉で乾燥し終わつた以降も乾燥せず、ロ
ツカパネル1とピラーアウタパネル2との矢印B
で示す結合部の隙から塗料がCのように滲み出
て、外板面であるロツカパネル1の側部30を伝
わる通称「塗装工程の二次だれ」が発生する。
で示す上記三角状の空間部に溜つた塗料が、外板
面が乾燥炉で乾燥し終わつた以降も乾燥せず、ロ
ツカパネル1とピラーアウタパネル2との矢印B
で示す結合部の隙から塗料がCのように滲み出
て、外板面であるロツカパネル1の側部30を伝
わる通称「塗装工程の二次だれ」が発生する。
なお、第5図の矢印Aで示す塗料溜りを少なく
するため、塗料抜き孔3を、ロツカパネル1の上
面板10の稜線4ぎりぎりに設定すればよいわけ
であるが、プレス孔抜き型の稜線4ぎりぎりにピ
ンを立てることは、事実上不可能であり、従つて
矢印Aで示す上記三角状の空間部の塗料溜りが、
ピラーアウタパネル2の幅寸法にわたつて溜るこ
とは避けられず、これが中塗り、上塗り塗装時に
悪い影響を及ぼすことになる。
するため、塗料抜き孔3を、ロツカパネル1の上
面板10の稜線4ぎりぎりに設定すればよいわけ
であるが、プレス孔抜き型の稜線4ぎりぎりにピ
ンを立てることは、事実上不可能であり、従つて
矢印Aで示す上記三角状の空間部の塗料溜りが、
ピラーアウタパネル2の幅寸法にわたつて溜るこ
とは避けられず、これが中塗り、上塗り塗装時に
悪い影響を及ぼすことになる。
このような結合部からの塗料抜きについては、
今後一層の対策が期待されていたのである。
今後一層の対策が期待されていたのである。
この考案の目的は、ロツカパネル上面に溜る残
留塗料を排出するため、ロツカパネル上面に溜る
塗料を塗料抜き孔に導いて排出する塗料導通手段
をロツカパネルに具備させることにより、ロツカ
パネル上面の残留塗料を少なくして、上述従来の
性能をさらに向上させようとするものである。
留塗料を排出するため、ロツカパネル上面に溜る
塗料を塗料抜き孔に導いて排出する塗料導通手段
をロツカパネルに具備させることにより、ロツカ
パネル上面の残留塗料を少なくして、上述従来の
性能をさらに向上させようとするものである。
このような目的を達成するため、この考案の結
合パネル部材の塗料抜き装置の構成は、 ロツカパネル1にピラーアウタパネル2を結合
して、ピラーアウタパネル2の内面20によつて
囲まれるロツカパネル1の上面板10に、複数の
塗料抜き孔3を設け、これらの各塗料抜き孔3か
らロツカパネル1の上面板10の稜線4に向い、
それぞれ樋状の凹ビード5が設けてある。
合パネル部材の塗料抜き装置の構成は、 ロツカパネル1にピラーアウタパネル2を結合
して、ピラーアウタパネル2の内面20によつて
囲まれるロツカパネル1の上面板10に、複数の
塗料抜き孔3を設け、これらの各塗料抜き孔3か
らロツカパネル1の上面板10の稜線4に向い、
それぞれ樋状の凹ビード5が設けてある。
そして、ピラーアウタパネル2との結合部近傍
のロツカパネル1の上面板10に溜る塗料を、上
記各塗料抜き孔3に向け排出させるようにしたも
のである。
のロツカパネル1の上面板10に溜る塗料を、上
記各塗料抜き孔3に向け排出させるようにしたも
のである。
この考案による結合パネル部材の塗料抜き装置
によれば、 (i) ロツカパネル1の上面板10に溜る塗料を、
ロツカパネル1の上面板10に設けた凹ビード
5により導いて、塗料抜き孔3に向け排出させ
るようにしたから、下記(イ)ないし(ハ)の効果があ
る。
によれば、 (i) ロツカパネル1の上面板10に溜る塗料を、
ロツカパネル1の上面板10に設けた凹ビード
5により導いて、塗料抜き孔3に向け排出させ
るようにしたから、下記(イ)ないし(ハ)の効果があ
る。
(イ) 車体が電着塗装炉から上昇するときに傾く
ので、凹ビードから塗料抜き孔への塗料抜け
が格段に向上し、凹ビードに溜る塗料は少量
なので、乾燥炉で十分に乾く。
ので、凹ビードから塗料抜き孔への塗料抜け
が格段に向上し、凹ビードに溜る塗料は少量
なので、乾燥炉で十分に乾く。
(ロ) ロツカパネル上面板とピラーアウタパネル
の結合部に、塗料が溜らないため、電着塗装
後に、上記結合部から塗料が滲み出ることは
ない。
の結合部に、塗料が溜らないため、電着塗装
後に、上記結合部から塗料が滲み出ることは
ない。
(ハ) 塗装修正作業がなくなるので、全塗装時間
を短縮することができる。
を短縮することができる。
以下、添付図面に基づいて、この考案の実施例
を説明する。
を説明する。
第1図ないし第3図は、この考案の実施例を示
しており、第1図図示のロツカパネル1は、各ピ
ラーFP,CP,RPと各結合部100,110,
120において、スポツト溶接により結合されて
おり、その結合部110近傍を矢視から拡大し
て示した第2図から分るように、ロツカパネル1
にピラーアウタパネル2を、スポツト溶接により
結合して、第3図から分かるように、ピラーアウ
タパネル2の内面20によつて囲まれるロツカパ
ネル1の上面板10には、複数の塗料抜き孔3が
設けてある。このロツカパネル1の上面板10
は、第3図から分るように、プレス生産技術上か
ら、水平線Hに対し、傾きαをもたせて形成され
ている。
しており、第1図図示のロツカパネル1は、各ピ
ラーFP,CP,RPと各結合部100,110,
120において、スポツト溶接により結合されて
おり、その結合部110近傍を矢視から拡大し
て示した第2図から分るように、ロツカパネル1
にピラーアウタパネル2を、スポツト溶接により
結合して、第3図から分かるように、ピラーアウ
タパネル2の内面20によつて囲まれるロツカパ
ネル1の上面板10には、複数の塗料抜き孔3が
設けてある。このロツカパネル1の上面板10
は、第3図から分るように、プレス生産技術上か
ら、水平線Hに対し、傾きαをもたせて形成され
ている。
そして、ロツカパネル1の上面板10に設けた
各塗料抜き孔3から、ロツカパネル1の上面板1
0の稜線4に向い、樋状の凹ビード5をそれぞれ
設けて、矢印Aで示す塗料溜りを凹ビード5か
ら、塗料抜き孔3に導くようになつている。
各塗料抜き孔3から、ロツカパネル1の上面板1
0の稜線4に向い、樋状の凹ビード5をそれぞれ
設けて、矢印Aで示す塗料溜りを凹ビード5か
ら、塗料抜き孔3に導くようになつている。
このようにして、第2図図示のピラーアウタパ
ネル2の幅寸法にわたつて溜る塗料を、凹ビード
5から塗料抜き孔3に導き、塗料抜き孔3から塗
料を排出させるようにしたものである。
ネル2の幅寸法にわたつて溜る塗料を、凹ビード
5から塗料抜き孔3に導き、塗料抜き孔3から塗
料を排出させるようにしたものである。
第1図は、車体のロツカパネルと各ピラーの結
合部位を示す側面図、第2図は、第1図の矢視
で示す斜視図、第3図は、第2図の−線断面
図、第4図は、従来装置を示す第2図相当の斜視
図、第5図は、第4図の−線断面図である。 1……ロツカパネル、10……ロツカパネルの
上面板、FP,CP,RP……ピラー、100,1
10,120……結合部、2……ピラーアウタパ
ネル、20……ピラーアウタパネルの内面、3…
…塗料抜き孔、30……ロツカパネルの側部、4
……稜線、5……凹ビード、H……水平線、α…
…傾き。
合部位を示す側面図、第2図は、第1図の矢視
で示す斜視図、第3図は、第2図の−線断面
図、第4図は、従来装置を示す第2図相当の斜視
図、第5図は、第4図の−線断面図である。 1……ロツカパネル、10……ロツカパネルの
上面板、FP,CP,RP……ピラー、100,1
10,120……結合部、2……ピラーアウタパ
ネル、20……ピラーアウタパネルの内面、3…
…塗料抜き孔、30……ロツカパネルの側部、4
……稜線、5……凹ビード、H……水平線、α…
…傾き。
Claims (1)
- ロツカパネルにピラーアウタパネルを結合し
て、ピラーアウタパネルの内面によつて囲まれる
ロツカパネル上面板に複数の塗料抜き孔を設け、
これらの各塗料抜き孔からロツカパネルの上面板
の稜線に向い、それぞれ樋状の凹ビードを設け
て、ピラーアウタパネルとの結合部近傍のロツカ
パネル上面板に溜る塗料を、上記各塗料抜き孔に
向け排出させるようにしてある結合パネル部材の
塗料抜き装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8067983U JPS59185163U (ja) | 1983-05-27 | 1983-05-27 | 結合パネル部材の塗料抜き装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8067983U JPS59185163U (ja) | 1983-05-27 | 1983-05-27 | 結合パネル部材の塗料抜き装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59185163U JPS59185163U (ja) | 1984-12-08 |
JPS6243895Y2 true JPS6243895Y2 (ja) | 1987-11-16 |
Family
ID=30210665
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8067983U Granted JPS59185163U (ja) | 1983-05-27 | 1983-05-27 | 結合パネル部材の塗料抜き装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59185163U (ja) |
-
1983
- 1983-05-27 JP JP8067983U patent/JPS59185163U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS59185163U (ja) | 1984-12-08 |
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