JPS624384A - 半導体レ−ザの製造方法 - Google Patents
半導体レ−ザの製造方法Info
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- JPS624384A JPS624384A JP14315785A JP14315785A JPS624384A JP S624384 A JPS624384 A JP S624384A JP 14315785 A JP14315785 A JP 14315785A JP 14315785 A JP14315785 A JP 14315785A JP S624384 A JPS624384 A JP S624384A
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- substrate
- semiconductor laser
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
この発明は高出力半導体レーザの製造方法に関する。
(従来の技術)
従来より、低しきい値電流で動作し横基本モード発振す
る高出力半導体レーザとして、埋込み構造の半導体レー
ザ(Buried HeterostructureL
aser Devise : B H型レーザと称する
)が提案されている(文献「ジャーナル オブ アプラ
イド74シツク7、 (Journal of App
口ed Pbysicg) J45(11)(1974
) p 48H〜490G) 。
る高出力半導体レーザとして、埋込み構造の半導体レー
ザ(Buried HeterostructureL
aser Devise : B H型レーザと称する
)が提案されている(文献「ジャーナル オブ アプラ
イド74シツク7、 (Journal of App
口ed Pbysicg) J45(11)(1974
) p 48H〜490G) 。
この従来のBH型レーザの製造方法及びその構造の概略
を第3図(A)〜(C)及び第4図を参照して説明する
。
を第3図(A)〜(C)及び第4図を参照して説明する
。
第3図(A)〜(C)は従来のBH型レーザの製造工程
図である。
図である。
先ず、基板11としてp−InP基板を用い、この基板
11上にダブルヘテロ構造を形成する各層の積層体13
を成長させる。この積層体13として基板側からp−I
nP下側クラりド層+5.GaInAsP活性層17.
n−InP上側上側ブラフ1層19長させ、この上側ク
ラッド層19上にn−GaInAsPキャップ層21を
成長させて、第3図(A)に示すようなウェハを得てい
る。
11上にダブルヘテロ構造を形成する各層の積層体13
を成長させる。この積層体13として基板側からp−I
nP下側クラりド層+5.GaInAsP活性層17.
n−InP上側上側ブラフ1層19長させ、この上側ク
ラッド層19上にn−GaInAsPキャップ層21を
成長させて、第3図(A)に示すようなウェハを得てい
る。
次に、低しきい値電流動作をさせかつ安定な基本横モー
ド発振を得るために、5i02等のエツチングマスクを
用いてブロムメタノールで、このキャップ層21の表面
から、キャップ層21の表面から下側クラッド層15に
達する部分的なエツチングを行って、ストライプ([0
11]方向)状の逆メサ23を形成し、第3図(B)に
示すようなウェハ状態を得ている。
ド発振を得るために、5i02等のエツチングマスクを
用いてブロムメタノールで、このキャップ層21の表面
から、キャップ層21の表面から下側クラッド層15に
達する部分的なエツチングを行って、ストライプ([0
11]方向)状の逆メサ23を形成し、第3図(B)に
示すようなウェハ状態を得ている。
次に、エツチングによって露出した下側クラッド層15
の露出面15a上にn−InP第一電流狭窄層25を逆
メサ23の活性層17の位置よりも低い高さで成長させ
、続いてp−InP第二電流狭窄層27を成長させて、
第3図(C)に示すようなウニ/\を得ている。
の露出面15a上にn−InP第一電流狭窄層25を逆
メサ23の活性層17の位置よりも低い高さで成長させ
、続いてp−InP第二電流狭窄層27を成長させて、
第3図(C)に示すようなウニ/\を得ている。
その後、通常の蒸着により、p側電極及びn側電極をそ
れぞれ形成しBH型レーザを完成している。
れぞれ形成しBH型レーザを完成している。
この従来構造では、下側クラッド層!5と第二電流狭窄
層27とが一部分p−pm合を形成しているが、この接
合は高抵抗であるため、このp−p接合を電流はほとん
ど流れない、そして、p−InP基板11側を正電極と
し、n−GaInASPキャップ層21側を負電極とし
て動作させると、第−及び第二電流狭窄層25及び27
の界面が逆バイアスとなるため、電流は逆メサ23の部
分に集中して流れ、活性層17に効率良く集中し、高出
力が得られる。
層27とが一部分p−pm合を形成しているが、この接
合は高抵抗であるため、このp−p接合を電流はほとん
ど流れない、そして、p−InP基板11側を正電極と
し、n−GaInASPキャップ層21側を負電極とし
て動作させると、第−及び第二電流狭窄層25及び27
の界面が逆バイアスとなるため、電流は逆メサ23の部
分に集中して流れ、活性層17に効率良く集中し、高出
力が得られる。
この従来構造において、低しきい値電流動作。
高出力及び基本横モード発振を得るためには活性層17
の厚み及び幅と、第一電流ブロック層25の厚みを最適
に設定することが必要である。
の厚み及び幅と、第一電流ブロック層25の厚みを最適
に設定することが必要である。
この点につき、第4図に示した要部断面図を参照して説
明する。
明する。
図中、aは活性層の幅であり、高出力時まで基本横モー
ドを得るためには1.7gm以下に設定する必要がある
。また、bは活性層17の厚みであり、0.1〜0.2
JLm程度である。さらに、Cはn−InP第一電流狭
窄層25の厚みであり、電流をブロックさせるという観
点から、0.7JLm程度は必要である。dは活性層1
7から逆メサ23の低面(n−InP第一電流狭窄層2
5の下側の面)までの距離モあり、高出力動作をさせる
ためには、第一電流狭窄層25の厚みCよりも大きくす
ることが要求される(d>c)、このことは、活性層1
7の両側を流れる漏れ電流の観点から、第一電流ブロッ
ク層25が活性層17の下で成長を終えるように結晶成
長さることが必要であることを意味している。
ドを得るためには1.7gm以下に設定する必要がある
。また、bは活性層17の厚みであり、0.1〜0.2
JLm程度である。さらに、Cはn−InP第一電流狭
窄層25の厚みであり、電流をブロックさせるという観
点から、0.7JLm程度は必要である。dは活性層1
7から逆メサ23の低面(n−InP第一電流狭窄層2
5の下側の面)までの距離モあり、高出力動作をさせる
ためには、第一電流狭窄層25の厚みCよりも大きくす
ることが要求される(d>c)、このことは、活性層1
7の両側を流れる漏れ電流の観点から、第一電流ブロッ
ク層25が活性層17の下で成長を終えるように結晶成
長さることが必要であることを意味している。
(発明が解決しようとする問題点)
このような従来のBH型レーザの製造方法では、逆メサ
23を形成するために、ブロムメタノールのエツチング
液を用いている。このエツチング液でエツチングを行う
と、逆メサ23の傾斜面の傾斜は一定となるので、活性
層17の幅aによって。
23を形成するために、ブロムメタノールのエツチング
液を用いている。このエツチング液でエツチングを行う
と、逆メサ23の傾斜面の傾斜は一定となるので、活性
層17の幅aによって。
逆メサのくびれ部分(最も細い部分)28の幅eも決ま
る(era)。
る(era)。
この場合、活性層の幅aを1.7JLm以下としかつd
の距離を0.71Lmよりも大きくすると、くびれ部分
29の幅eは0.5JLm以下となる。このように、こ
のくびれ部分28の@eが狭くなると、強度的に弱くな
るので、BH型レーザの製造時、特にエツチング工程時
に逆メサ23の部分がくびれ部分28のところで折れた
りし、製造歩留まりが低下するという問題点があった。
の距離を0.71Lmよりも大きくすると、くびれ部分
29の幅eは0.5JLm以下となる。このように、こ
のくびれ部分28の@eが狭くなると、強度的に弱くな
るので、BH型レーザの製造時、特にエツチング工程時
に逆メサ23の部分がくびれ部分28のところで折れた
りし、製造歩留まりが低下するという問題点があった。
また、このようにくびれ部分28か細いと、電流通路が
狭くなりすぎ、結果的にシリーズ抵抗が高くなるという
問題点があった。
狭くなりすぎ、結果的にシリーズ抵抗が高くなるという
問題点があった。
この発明の目的は、従来のBH型レーザが有する逆メサ
のくびれ部分が細くなりすぎるという問題点を解決し、
しかも、従来と同様に、低しきい値電流動作を行い、横
基本モードで安定発振しかつ高出力が得られる半導体レ
ーザの製造方法を提供することにある。
のくびれ部分が細くなりすぎるという問題点を解決し、
しかも、従来と同様に、低しきい値電流動作を行い、横
基本モードで安定発振しかつ高出力が得られる半導体レ
ーザの製造方法を提供することにある。
(問題点を解決するための手段及び作用)この目的の達
成を図るため、この発明では次のような工程により半導
体レーザを製造する。
成を図るため、この発明では次のような工程により半導
体レーザを製造する。
先ず、基板上にストライプ状の突出部を形成する。この
時、突出部の、基板面に平行でかつストライプ方向と直
交する方向の幅を後工程で形成する逆メサの幅よりも大
きく設定するようにするのが良い。
時、突出部の、基板面に平行でかつストライプ方向と直
交する方向の幅を後工程で形成する逆メサの幅よりも大
きく設定するようにするのが良い。
次に、突出部の両側の基板の露出面上の第一電流狭窄層
を成長させる。この場合の成長方法としては通常用いら
れている任意好適な方法を用いることが出来る。この時
、この第一電流狭窄層は突出部の上面には成長させない
ようにする。
を成長させる。この場合の成長方法としては通常用いら
れている任意好適な方法を用いることが出来る。この時
、この第一電流狭窄層は突出部の上面には成長させない
ようにする。
次に、突出部及び第一電流狭窄層上にダブルヘテロ構造
を形成する各層から成る積層体を成長させる。この成長
方法も通常の好適な成長方法を用いることが出来る。こ
の場合、一般には、この積層体は下側クラッド層、活性
層及び上側クラッド層とするが、第一電流狭窄層の作り
方に応じて、下側クラッド層を省略することも可能であ
る。また、上側クラッド層上にはキャップ層その他の層
を所要に応じて形成しても良い。
を形成する各層から成る積層体を成長させる。この成長
方法も通常の好適な成長方法を用いることが出来る。こ
の場合、一般には、この積層体は下側クラッド層、活性
層及び上側クラッド層とするが、第一電流狭窄層の作り
方に応じて、下側クラッド層を省略することも可能であ
る。また、上側クラッド層上にはキャップ層その他の層
を所要に応じて形成しても良い。
次に、積層体を、突出部の上面よりも深く、逆メサエツ
チングして突出部上に逆メサを形成する。この逆メサエ
ツチングは、各層の材料とエツチング液との好適な組み
合わせにより容易に達成することが出来る。
チングして突出部上に逆メサを形成する。この逆メサエ
ツチングは、各層の材料とエツチング液との好適な組み
合わせにより容易に達成することが出来る。
次にこの、逆メサを第二電流狭窄層で埋込む。
その後、所要の電極を蒸着して設け、半導体レーザ得る
。
。
このように構成すれば、基板の突出部を形成し、その後
にこの突出部上に埋込み用の逆メサを形成する方法であ
るので、活性層の幅を1.5pm以下とすることが出来
ると共に、第一電流狭窄層を活性層の位置よりも下側に
形成することが出来るので、高出力時においても安定な
基本横モード発振が可ス敵であり、また、低しきい値電
流で動作することが可能となる。
にこの突出部上に埋込み用の逆メサを形成する方法であ
るので、活性層の幅を1.5pm以下とすることが出来
ると共に、第一電流狭窄層を活性層の位置よりも下側に
形成することが出来るので、高出力時においても安定な
基本横モード発振が可ス敵であり、また、低しきい値電
流で動作することが可能となる。
さらに、活性層を突出部に接近させて形成することが出
来るので、逆メサのくびれ部分の幅を活性層の幅に近い
幅で形成することが出来る。従って、くびれ部分の強度
も強くエツチング時に折れる恐れがなく、製造歩留まり
が向上する。
来るので、逆メサのくびれ部分の幅を活性層の幅に近い
幅で形成することが出来る。従って、くびれ部分の強度
も強くエツチング時に折れる恐れがなく、製造歩留まり
が向上する。
この発明は基板をp型基板とした場合に特に好適である
。
。
また、突出部を逆メサ又は順メサのいづれの断面形状と
することが出来る。
することが出来る。
(実施例)
以下1図面を参照して、この発明の半導体レーザの製造
方法につき説明する。尚、図において、第3図(A)〜
(C)に示した構成成分と同一の構成成分に対しては同
一の符号を付して説明する。また、各図は、この発明が
理解出来る程度に各構成成分を概略的に示しであるにす
ぎず、従って、以下に説明する実施例は図に示す形状1
寸法及び配置関係にのみ限定されるものではない。
方法につき説明する。尚、図において、第3図(A)〜
(C)に示した構成成分と同一の構成成分に対しては同
一の符号を付して説明する。また、各図は、この発明が
理解出来る程度に各構成成分を概略的に示しであるにす
ぎず、従って、以下に説明する実施例は図に示す形状1
寸法及び配置関係にのみ限定されるものではない。
この実施例では、−例として、GaInAsP/ I
n P系の半導体レーザにつき説明する。
n P系の半導体レーザにつき説明する。
第1図(A)〜(ロ)はこの発明のBH型レーザの製造
方法を説明するための製造工程図である。
方法を説明するための製造工程図である。
先ず、第1図(A)に示すように、基板11としてのp
−InP基板に、通常のフォトリソ・エツチング手法で
、ストライプ状の突出部(リッジともいう)31を形成
する。この突出部31のストライプ方向と直交する方向
に取った断面形状は順メサでもまた逆メサでも良く、設
計に応じて設定することが出来る。この第1図(A)に
示す実施例では。
−InP基板に、通常のフォトリソ・エツチング手法で
、ストライプ状の突出部(リッジともいう)31を形成
する。この突出部31のストライプ方向と直交する方向
に取った断面形状は順メサでもまた逆メサでも良く、設
計に応じて設定することが出来る。この第1図(A)に
示す実施例では。
InPをブロム、メタノールでエツチングした場合の逆
メサ形状を表わしているが、塩酸・リン酸系エッチャン
トを用いると順メサ形状となる。
メサ形状を表わしているが、塩酸・リン酸系エッチャン
トを用いると順メサ形状となる。
次に、このエツチングにより露出した基板11の露出面
11a上であって、突出部31の両側に、この突出部3
1の上面31aよりも低いか、この上面31aと同一面
位置まで、n−InP第一電流狭窄層25を選択的に成
長させる。続いて、この第−電流狭重層25上及び突出
部31の上面31a上にダブルヘテロ構造を形成する積
層体13の各層、すなわち、P−I nP下側クりッド
層+5.GaInAsP活性層17及びn−InP上側
クラッド層19を順次に成長させ、続いて、この上側ク
ラッド層19上にn−、GaInAsPキャップ層21
を成長させて、第1図(B)に示すようなウェハを得る
。
11a上であって、突出部31の両側に、この突出部3
1の上面31aよりも低いか、この上面31aと同一面
位置まで、n−InP第一電流狭窄層25を選択的に成
長させる。続いて、この第−電流狭重層25上及び突出
部31の上面31a上にダブルヘテロ構造を形成する積
層体13の各層、すなわち、P−I nP下側クりッド
層+5.GaInAsP活性層17及びn−InP上側
クラッド層19を順次に成長させ、続いて、この上側ク
ラッド層19上にn−、GaInAsPキャップ層21
を成長させて、第1図(B)に示すようなウェハを得る
。
この第一電流狭窄層25の成長は上面31aにマスクを
設けて行っても良いし、或いは1次のダブルヘテロ構造
のための積層体13の成長と合わせて一回の結晶成長工
程で行っても良い、後者の成長方法の場合には、所要に
応じて下側クラッド層15を省略することが可能である
。その場合には、活性層17を実質的に突出部31の上
面31aと接触させて形成することが出来る。
設けて行っても良いし、或いは1次のダブルヘテロ構造
のための積層体13の成長と合わせて一回の結晶成長工
程で行っても良い、後者の成長方法の場合には、所要に
応じて下側クラッド層15を省略することが可能である
。その場合には、活性層17を実質的に突出部31の上
面31aと接触させて形成することが出来る。
次に、キャップ層21の表面から第一電流狭窄層25及
び突出部31に達するまで、従来の好適な方法を用いて
、逆メサエツチングを行う、この逆メサエツチングによ
って、突出部31の上に逆メサ33を形成することが出
来、よって、第1図(C)に示すようなウェハ形状を得
る。この逆メサ33のくびれ部分を35で示す。
び突出部31に達するまで、従来の好適な方法を用いて
、逆メサエツチングを行う、この逆メサエツチングによ
って、突出部31の上に逆メサ33を形成することが出
来、よって、第1図(C)に示すようなウェハ形状を得
る。この逆メサ33のくびれ部分を35で示す。
次に、この逆メサ33の両側であって、エツチングによ
り露出した第一電流狭窄層25の露出面25a及び突出
部31の露出面31a上に1通常の半導体成長技術を用
いて、キャップ層21と同一の面位置まで第二電流狭窄
層27を成長させて、第一電流狭窄層25、突出部31
及び逆メサ33のダブルヘテロ構造を埋込み、第1図(
D)に示すようなウェハ状態を得る。
り露出した第一電流狭窄層25の露出面25a及び突出
部31の露出面31a上に1通常の半導体成長技術を用
いて、キャップ層21と同一の面位置まで第二電流狭窄
層27を成長させて、第一電流狭窄層25、突出部31
及び逆メサ33のダブルヘテロ構造を埋込み、第1図(
D)に示すようなウェハ状態を得る。
最後に1図には示していないが1通常の如く電極を蒸着
により形成してBH型半導体レーザを完成する。
により形成してBH型半導体レーザを完成する。
次に、第2図を参照して、活性層付近の位置関係及び寸
法関係を説明する。
法関係を説明する。
第2図は第1図の製造工程で得られたBH型レーザの基
板の突出部及びその上側の活性層付近を示す要部断面図
である。
板の突出部及びその上側の活性層付近を示す要部断面図
である。
高出力動作時においても基本横モード発振するためには
、既に説明したように、活性層17の幅aは1.77L
m以下にする必要がある。この場合、下側クラッド層1
5の厚みbを1例えば、0.1pm程度に小さくする(
基板11自体を下側クラッド層としての機能を持たせる
)と、−くびれ部分35の@eは活性層15の幅aとほ
ぼ同程度か或いは少し小さい程度となり、1gm以上と
することは充分可能である。従って、従来のくびれ部分
よりも幅は借景上とすることが出来るため、強度も強く
なり、従って、エツチング工程の最中に逆メサ33が折
れたりする恐れがない。
、既に説明したように、活性層17の幅aは1.77L
m以下にする必要がある。この場合、下側クラッド層1
5の厚みbを1例えば、0.1pm程度に小さくする(
基板11自体を下側クラッド層としての機能を持たせる
)と、−くびれ部分35の@eは活性層15の幅aとほ
ぼ同程度か或いは少し小さい程度となり、1gm以上と
することは充分可能である。従って、従来のくびれ部分
よりも幅は借景上とすることが出来るため、強度も強く
なり、従って、エツチング工程の最中に逆メサ33が折
れたりする恐れがない。
さらに、n−InP第一電流狭窄層25の厚みCをいく
ら厚くしても、逆メサエツチングにより突出部31の上
面31aより下側に位置するので、その厚みCは活性層
17から第一電流狭窄層25の下端までの距離dよりは
大きくなることはない、従って、この発明の製造方法に
よれば、常にd > cの関係となるように形成するこ
とが出来、よって。
ら厚くしても、逆メサエツチングにより突出部31の上
面31aより下側に位置するので、その厚みCは活性層
17から第一電流狭窄層25の下端までの距離dよりは
大きくなることはない、従って、この発明の製造方法に
よれば、常にd > cの関係となるように形成するこ
とが出来、よって。
n−InP第一電流狭窄層25を活性層17の下側に位
置させることが出来る。これがため、半導体レーザを漏
れ電流の少ない構造、換言すれば高出方のBH型レーザ
として製作することが出来る。
置させることが出来る。これがため、半導体レーザを漏
れ電流の少ない構造、換言すれば高出方のBH型レーザ
として製作することが出来る。
この発明はARGaAs/GaAs系の半導体レーザ或
いはその他の材料からなる半導体レーザに適用して好適
である。
いはその他の材料からなる半導体レーザに適用して好適
である。
また、この発明はp導電型基板を用いた半導体レーザに
適用して特に好適である。
適用して特に好適である。
(発明の効果)
上述した説明からも明らかなように、この発明の半導体
レーザの製造方法によれば、突出部を有する基板上に第
一電流狭窄層を成長させ、続いてダブルヘテロ構造を形
成する積層体を成長させた後、逆メサエツチングを行っ
て埋込み用の逆メサを設けるので、活性層の幅を1.5
ルm以下にすることが出来ると同時に、第一電流狭窄層
の上端を活性層の下に必ず位置させることが出来る。
レーザの製造方法によれば、突出部を有する基板上に第
一電流狭窄層を成長させ、続いてダブルヘテロ構造を形
成する積層体を成長させた後、逆メサエツチングを行っ
て埋込み用の逆メサを設けるので、活性層の幅を1.5
ルm以下にすることが出来ると同時に、第一電流狭窄層
の上端を活性層の下に必ず位置させることが出来る。
従って、高出力時においても、低しきい値電流動作を行
うと共に、横基本モードで安定して発振させることが出
来る半導体レーザを製造することが出来る。
うと共に、横基本モードで安定して発振させることが出
来る半導体レーザを製造することが出来る。
さらに、この発明の製造方法によれば、逆メサのくびれ
部分を活性層に接近させて作製することが出来るので、
°<びれ部分の幅は従来よりも多く形成することが出来
、従って、エツチング工程中に逆メサが折れたりする恐
れがなく、半導体レーザの製造歩留まりが向上する。
部分を活性層に接近させて作製することが出来るので、
°<びれ部分の幅は従来よりも多く形成することが出来
、従って、エツチング工程中に逆メサが折れたりする恐
れがなく、半導体レーザの製造歩留まりが向上する。
第1図(A)〜(D)はこの発明の半導体レーザのの製
造方法の説明に供する製造工程図、第2図はこの発明の
説明に供する半導体レーザの要部断面図、 第3図(A)〜(C)は従来の半導体レーザの製造工程
図。 第4図は従来の半導体レーザの説明に供する要部断面図
である。 11・・・基板、 lla・・・(基板の
)露出面13・・・積層体、 15・・・下側
クラッド層17・・・活性層、 18・・・
上−側クラッド層21・・・キャップ層、 25・
・・第一電流狭窄層27・・・第二電流狭窄層、 31
・・・突出部31a・・・(突出部の)上面 33・・・逆メサ、35・・・くびれ部分。 特許出願人 沖電気工業株式会社;1 ^ 、
たく = 一ノ −ノ
4 、− ミ ) h ミコ − \ \ ゝ 27:′寥二f須狭窄層 ごの発゛明のβHヤレーずの啜虐工種J第■ こゆ腎p月のBH型ムーでQ要署P−町・面旧第2図 q 従条ΦBH4ル−での型」、エルの 第3図
造方法の説明に供する製造工程図、第2図はこの発明の
説明に供する半導体レーザの要部断面図、 第3図(A)〜(C)は従来の半導体レーザの製造工程
図。 第4図は従来の半導体レーザの説明に供する要部断面図
である。 11・・・基板、 lla・・・(基板の
)露出面13・・・積層体、 15・・・下側
クラッド層17・・・活性層、 18・・・
上−側クラッド層21・・・キャップ層、 25・
・・第一電流狭窄層27・・・第二電流狭窄層、 31
・・・突出部31a・・・(突出部の)上面 33・・・逆メサ、35・・・くびれ部分。 特許出願人 沖電気工業株式会社;1 ^ 、
たく = 一ノ −ノ
4 、− ミ ) h ミコ − \ \ ゝ 27:′寥二f須狭窄層 ごの発゛明のβHヤレーずの啜虐工種J第■ こゆ腎p月のBH型ムーでQ要署P−町・面旧第2図 q 従条ΦBH4ル−での型」、エルの 第3図
Claims (4)
- (1)基板上にストライプ状の突出部を形成する工程と
、 該突出部の両側の基板の露出面上の第一電流狭窄層を成
長させる工程と、 該突出部及び第一電流狭窄層上にダブルヘテロ構造を形
成する各層から成る積層体を成長させる工程と、 該積層体を部分的にエッチングして前記突出部上に逆メ
サを形成する工程と、 該逆メサを第二電流狭窄層で埋込む工程とを有する ことを特徴とする半導体レーザの製造方法。 - (2)基板をp型基板としたことを特徴とする特許請求
の範囲第1項記載の半導体レーザの製造方法。 - (3)突出部を逆メサとしたことを特徴とする特許請求
の範囲第1項記載の半導体レーザの製造方法。 - (4)突出部を順メサとしたことを特徴とする特許請求
の範囲第1項記載の半導体レーザの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14315785A JPS624384A (ja) | 1985-06-29 | 1985-06-29 | 半導体レ−ザの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14315785A JPS624384A (ja) | 1985-06-29 | 1985-06-29 | 半導体レ−ザの製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS624384A true JPS624384A (ja) | 1987-01-10 |
Family
ID=15332244
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14315785A Pending JPS624384A (ja) | 1985-06-29 | 1985-06-29 | 半導体レ−ザの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS624384A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH07302327A (ja) * | 1993-08-11 | 1995-11-14 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | 物体画像検出方法及び検出装置 |
US5786234A (en) * | 1995-10-17 | 1998-07-28 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Method of fabricating semiconductor laser |
-
1985
- 1985-06-29 JP JP14315785A patent/JPS624384A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH07302327A (ja) * | 1993-08-11 | 1995-11-14 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | 物体画像検出方法及び検出装置 |
US5786234A (en) * | 1995-10-17 | 1998-07-28 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Method of fabricating semiconductor laser |
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