JPS6243848Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6243848Y2 JPS6243848Y2 JP12296081U JP12296081U JPS6243848Y2 JP S6243848 Y2 JPS6243848 Y2 JP S6243848Y2 JP 12296081 U JP12296081 U JP 12296081U JP 12296081 U JP12296081 U JP 12296081U JP S6243848 Y2 JPS6243848 Y2 JP S6243848Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- air outlet
- hood
- panel
- garnish
- water
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 235000021189 garnishes Nutrition 0.000 claims description 20
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 19
- 230000001012 protector Effects 0.000 claims description 8
- 230000000903 blocking effect Effects 0.000 claims 1
- 238000005406 washing Methods 0.000 description 5
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 description 1
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- 230000002411 adverse Effects 0.000 description 1
- 230000006866 deterioration Effects 0.000 description 1
- 238000009429 electrical wiring Methods 0.000 description 1
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- 230000008646 thermal stress Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Specific Sealing Or Ventilating Devices For Doors And Windows (AREA)
- Superstructure Of Vehicle (AREA)
- Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、自動車のフードエアアウトレツト装
置の改良に関する。
置の改良に関する。
従来の自動車のフードエアアウトレツト装置で
は、第1図に示すように、走行時の雨や洗車等に
より、一旦エアアウトレツトガーニツシユ01の
エアアウトレツト孔02から入つた水は、フード
インナパネル03の上を経て該フードインナパネ
ル03に設けられた水抜き孔04より下方のエン
ジンルーム内に落下する場合と、フードアウタパ
ネル05とフードインナパネル03との間の間隙
を経てエンジンルーム内を直撃する場合とがあ
る。前者の場合は、フードインナパネル03の水
抜き孔04の設置位置を適切な位置に設定すれ
ば、エンジンルーム内に落下する水は、エンジン
ルーム内のエンジン補器類等には何等悪影響を及
ぼさないが、後者の場合には、水がエンジンルー
ムを水平方向から直撃することになり、最悪の場
合、エンジンルーム内の各種エンジン補器類(特
に電気関係の配線や部品及びタービン等の高温に
なる部品)を水浸しにすることがあり、種々の不
具合たとえばハーネスやクーラ配管を水が伝わつ
てトーボード(図示せず)より室内に水が浸入し
たり、電気系のリーク、タービン等の熱応力によ
り劣化、補器類一般の発錆などを生じていた。
は、第1図に示すように、走行時の雨や洗車等に
より、一旦エアアウトレツトガーニツシユ01の
エアアウトレツト孔02から入つた水は、フード
インナパネル03の上を経て該フードインナパネ
ル03に設けられた水抜き孔04より下方のエン
ジンルーム内に落下する場合と、フードアウタパ
ネル05とフードインナパネル03との間の間隙
を経てエンジンルーム内を直撃する場合とがあ
る。前者の場合は、フードインナパネル03の水
抜き孔04の設置位置を適切な位置に設定すれ
ば、エンジンルーム内に落下する水は、エンジン
ルーム内のエンジン補器類等には何等悪影響を及
ぼさないが、後者の場合には、水がエンジンルー
ムを水平方向から直撃することになり、最悪の場
合、エンジンルーム内の各種エンジン補器類(特
に電気関係の配線や部品及びタービン等の高温に
なる部品)を水浸しにすることがあり、種々の不
具合たとえばハーネスやクーラ配管を水が伝わつ
てトーボード(図示せず)より室内に水が浸入し
たり、電気系のリーク、タービン等の熱応力によ
り劣化、補器類一般の発錆などを生じていた。
なお、図中06は、エアアウトレツトガーニツ
シユ01とアウタパネル05との間に介装された
パツドを示す。
シユ01とアウタパネル05との間に介装された
パツドを示す。
本考案は、上記従来装置の不具合点を解消する
ことを目的として提案されたもので、エアアウト
レツト孔を有するエアアウトレツトガーニツシユ
をフードパネルに設けられた自動車のフードエア
アウトレツト装置において、上記エアアウトレツ
ト孔の近傍におけるエアアウトレツトガーニツシ
ユとフードパネルのアウタパネルとの間に、水平
方向の水の流れを阻止するプロテクタを配設して
なることを特徴とする自動車のフードエアアウト
レツト装置に係るものである。
ことを目的として提案されたもので、エアアウト
レツト孔を有するエアアウトレツトガーニツシユ
をフードパネルに設けられた自動車のフードエア
アウトレツト装置において、上記エアアウトレツ
ト孔の近傍におけるエアアウトレツトガーニツシ
ユとフードパネルのアウタパネルとの間に、水平
方向の水の流れを阻止するプロテクタを配設して
なることを特徴とする自動車のフードエアアウト
レツト装置に係るものである。
以下、第2図乃至第9図に示す実施例により、
本考案につき具体的に説明する。それらの図で1
0はフードアウタパネル11とインナパネル12
とからなる自動車のフードパネル、1は第2図に
示す如く該フードパネル10のアウタパネル11
に第8図に示す如く従来同様に取付座6、取付ボ
ルト7及びナツト8により、アウタパネル11に
固着されて装着されたエアアウトレツトガーニツ
シユで、エアアウレツト孔2を具えている。3は
該エアアウトレツトガーニツシユ1のエアアウト
レツト孔2から、浸入する雨水または洗車時の水
が、フードパネル10のアウタパネル11とイン
ナパネル12の間を経てエンジンルーム内に水平
方向に直撃的に流入するのを阻止するプロテクタ
で、同プロテクタ3は、塩ビ等の樹脂やゴム等の
軟性材料で横断面形状がほぼ〓型に形成されてい
る。4はエアアウトレツトガーニツシユ1とフー
ドパネル10のアウタパネル11との間に従来同
様に介装されたパツド、5はエアアウトレツトガ
ーニツシユ1の裏面両側に第5図に示す如く配設
された一対のダムで、それらダム5に上記プロテ
クタ3が接着等の固定手段で第7図に示す如く固
着されていて、プロテクタ3はエアアウトレツト
ガーニツシユ1のアウタパネル11への固定によ
り、所定位置に配置されるようになつている。
本考案につき具体的に説明する。それらの図で1
0はフードアウタパネル11とインナパネル12
とからなる自動車のフードパネル、1は第2図に
示す如く該フードパネル10のアウタパネル11
に第8図に示す如く従来同様に取付座6、取付ボ
ルト7及びナツト8により、アウタパネル11に
固着されて装着されたエアアウトレツトガーニツ
シユで、エアアウレツト孔2を具えている。3は
該エアアウトレツトガーニツシユ1のエアアウト
レツト孔2から、浸入する雨水または洗車時の水
が、フードパネル10のアウタパネル11とイン
ナパネル12の間を経てエンジンルーム内に水平
方向に直撃的に流入するのを阻止するプロテクタ
で、同プロテクタ3は、塩ビ等の樹脂やゴム等の
軟性材料で横断面形状がほぼ〓型に形成されてい
る。4はエアアウトレツトガーニツシユ1とフー
ドパネル10のアウタパネル11との間に従来同
様に介装されたパツド、5はエアアウトレツトガ
ーニツシユ1の裏面両側に第5図に示す如く配設
された一対のダムで、それらダム5に上記プロテ
クタ3が接着等の固定手段で第7図に示す如く固
着されていて、プロテクタ3はエアアウトレツト
ガーニツシユ1のアウタパネル11への固定によ
り、所定位置に配置されるようになつている。
なお、図中、13はエアアウトレツトガーニツ
シユ取付作業用孔、14はフードパネルヒンジ、
15はエアアウトレツトガーニツシユ取付座、1
6は水抜き孔をそれぞれ示す。
シユ取付作業用孔、14はフードパネルヒンジ、
15はエアアウトレツトガーニツシユ取付座、1
6は水抜き孔をそれぞれ示す。
本考案装置の一実施例は、上記のように構成さ
れており、降雨時もしくは洗車時に、フードパネ
ル10のエアアウトレツトガーニツシユ1のエア
アウトレツト孔2から浸入する水aは、第6図に
示す如くプロテクタ3により阻止されて水勢を減
殺されて、水抜き孔16からエンジンルーム内に
導びかれるため、従来装置のようにY方向(第2
図)でのエンジンルーム内への大量の侵入は抑制
される。
れており、降雨時もしくは洗車時に、フードパネ
ル10のエアアウトレツトガーニツシユ1のエア
アウトレツト孔2から浸入する水aは、第6図に
示す如くプロテクタ3により阻止されて水勢を減
殺されて、水抜き孔16からエンジンルーム内に
導びかれるため、従来装置のようにY方向(第2
図)でのエンジンルーム内への大量の侵入は抑制
される。
なお、図示例のように、エアアウトレツトガー
ニツシユ1に一対のダム5を配設すると、X方向
に流れる水の直撃(特に洗車時)を抑制し、水勢
が減殺されるため、エンジンルーム内へのX方向
の大量の水の侵入を防止できる利点がある。
ニツシユ1に一対のダム5を配設すると、X方向
に流れる水の直撃(特に洗車時)を抑制し、水勢
が減殺されるため、エンジンルーム内へのX方向
の大量の水の侵入を防止できる利点がある。
また、本考案装置における空気bの流れは、第
6図に示す如く従来とほとんど変りなく流れ、高
温になつたエンジンルーム内の空気を逃がす機能
は全く損われない。
6図に示す如く従来とほとんど変りなく流れ、高
温になつたエンジンルーム内の空気を逃がす機能
は全く損われない。
本考案装置は、上記のような構成、作用を具有
するものであるから、本考案によれば、従来装置
の種々の不具合点を解消し、降雨時や洗車時に、
水がエンジンルーム内に水平方向から直撃的に侵
入するようなことがなく、従つて室内に水が侵入
したり、エンジンルーム内の補器類が損傷するお
それがないという実用的効果を挙げることができ
る。
するものであるから、本考案によれば、従来装置
の種々の不具合点を解消し、降雨時や洗車時に、
水がエンジンルーム内に水平方向から直撃的に侵
入するようなことがなく、従つて室内に水が侵入
したり、エンジンルーム内の補器類が損傷するお
それがないという実用的効果を挙げることができ
る。
第1図は、従来装置の一例の要部の略示的縦断
面図、第2図乃至第9図は、本考案の一実施例の
概略説明図で、第2図は本考案を適用した自動車
の斜視図、第3図はフードパネルの裏面の斜視
図、第4図は第2図のA部拡大図、第5図はエア
アウトレツトガーニツシユへのプロテクタの装着
態様の説明斜視図、第6図は第5図のC−C線断
面図、第7図は第5図のB−B線断面図、第8図
は第3図のD−D線断面図、第9図は第3図のE
部拡大図である。 第2図乃至第9図において、1:エアアウトレ
ツトガーニツシユ、2:エアアウトレツト孔、
3:プロテクタ、4:パツド、5:ダム、6:エ
アアウトレツトガーニツシユ取付座、7:取付ボ
ルト、8:取付ナツト、10:フードパネル、1
1:アウタパネル、12:インナパネル、13:
エアアウトレツトガーニツシユ取付作業用孔、1
4:フードパネルヒンジ、15:エアアウトレツ
トガーニツシユ取付座、16:水抜孔。
面図、第2図乃至第9図は、本考案の一実施例の
概略説明図で、第2図は本考案を適用した自動車
の斜視図、第3図はフードパネルの裏面の斜視
図、第4図は第2図のA部拡大図、第5図はエア
アウトレツトガーニツシユへのプロテクタの装着
態様の説明斜視図、第6図は第5図のC−C線断
面図、第7図は第5図のB−B線断面図、第8図
は第3図のD−D線断面図、第9図は第3図のE
部拡大図である。 第2図乃至第9図において、1:エアアウトレ
ツトガーニツシユ、2:エアアウトレツト孔、
3:プロテクタ、4:パツド、5:ダム、6:エ
アアウトレツトガーニツシユ取付座、7:取付ボ
ルト、8:取付ナツト、10:フードパネル、1
1:アウタパネル、12:インナパネル、13:
エアアウトレツトガーニツシユ取付作業用孔、1
4:フードパネルヒンジ、15:エアアウトレツ
トガーニツシユ取付座、16:水抜孔。
Claims (1)
- エアアウトレツト孔を有するエアアウトレツト
ガーニツシユをフードパネルに設けられた自動車
のフードエアアウトレツト装置において、上記エ
アアウトレツト孔の近傍におけるエアアウトレツ
トガーニツシユとフードパネルのアウタパネルと
の間に、水平方向の水の流れを阻止するプロテク
タを配設してなることを特徴とする自動車のフー
ドエアアウトレツト装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12296081U JPS5829509U (ja) | 1981-08-21 | 1981-08-21 | 自動車のフ−ドエアアウトレツト装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12296081U JPS5829509U (ja) | 1981-08-21 | 1981-08-21 | 自動車のフ−ドエアアウトレツト装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5829509U JPS5829509U (ja) | 1983-02-25 |
JPS6243848Y2 true JPS6243848Y2 (ja) | 1987-11-16 |
Family
ID=29916867
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12296081U Granted JPS5829509U (ja) | 1981-08-21 | 1981-08-21 | 自動車のフ−ドエアアウトレツト装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5829509U (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR3094690B1 (fr) * | 2019-04-05 | 2022-04-15 | Renault Sas | Dispositif de refroidissement d’un compartiment moteur d’un véhicule et capot comportant un tel dispositif. |
-
1981
- 1981-08-21 JP JP12296081U patent/JPS5829509U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5829509U (ja) | 1983-02-25 |
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