JPS6243821Y2 - - Google Patents

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JPS6243821Y2
JPS6243821Y2 JP17193383U JP17193383U JPS6243821Y2 JP S6243821 Y2 JPS6243821 Y2 JP S6243821Y2 JP 17193383 U JP17193383 U JP 17193383U JP 17193383 U JP17193383 U JP 17193383U JP S6243821 Y2 JPS6243821 Y2 JP S6243821Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、OCR(光学式読取機)への入力
用紙を最上葉紙とした複写式帳票セツトに関する
ものである。
我国でOCRが実用化されてから10年以上が経
過し、数年以前からは手書き文字を読み取る
OCRが一般化したが、現在のところ枚数の多い
複写式帳票セツトの最上葉紙を機械で自動的にメ
クリ、または送り込んで読み取るOCRを利用す
るシステムが開発された事例はない。
複写式帳票セツトは、伝票、領収証、各種申込
書、契約書等で広く使用されているが、枚数の多
い複写セツト用紙の最上葉紙は20〜30Kg程度の薄
紙であり、50Kg以上の厚さの紙は最上葉紙として
使用できない。三〜五枚目以下をも一般的な手書
きの筆圧で鮮明に複写するためには、薄い紙を最
上葉紙としてセツトしなければならない。
一方、OCRへの機械入力用紙は、薄紙では腰
が弱く、約50Kg以上の厚さが望ましい。OCRへ
の機械入力のためには、入力原票を確実に機械で
メクリ、送り込み、紙がつまらない事が必要条件
だが、現在、安価な小型OCRで薄い紙を確実に
機械でメクリ送れる機種はない。
またOCRの手書き文字読み取り能力は、赤色
等を含まない黒ボールペンや、鉛筆等の筆記具を
規定する事で保証され、ノーカーボン紙の複写帳
票セツトの二枚目以下は、一般のOCRでは読め
ない事が多く、最上葉紙の入力が望ましい。
枚数の多い複写式帳票セツトの一枚をOCRの
入力用紙とする事が、上記の様に困難なために、
コンピユータシステム設計者では、「薄い紙を
OCRの入力用紙として、機械でメクリと送りを
自動化するシステムは実施不能である」との常識
が定着している。
複写セツトの場合、枚数が少なく厚い紙か、ま
たはOCRへ手送りで入力するか、二つの方法が
稀に実用化されているにすぎない。
保険申込書、自動車販売契約書など5枚以上の
複写帳票を使用しているが、数年前からOCRを
使用している会社でも、「複写枚数の多い帳票セ
ツト」からOCRで機械入力するシステムについ
ては、「実施の前提条件」が充足されていないと
判断している。
本考案は、枚数の多い複写帳票セツトの最上葉
紙でもOCR機械入力を可能とし、キータツチ作
業が最少のコンピユーター現場分散入力システム
設計の基礎条件の一つを充足するのが目的であ
る。
手書き文字の全部のOCR読み取りは不可能
で、一部分では人間の目で読み、照会やキータツ
チが必要だが、OCRの機械読みが多い程、全文
のパンチやキータツチと比せば入力コストが安
い。
以下図面により本考案を説明する。
第1図は大小の窓穴のある別紙を薄い複写用紙
に貼付けて補強した本考案の着想を示した図だ
が、周辺のみならず中央部までが補強されてい
る。たとえば最上葉紙1が20Kg程度の厚さでも30
Kg〜40Kg程度の別紙を貼着する事で、二枚を一枚
とした紙周辺の厚さは約50〜60Kgになり、紙の腰
を強くする程OCRへの機械によるメクリと送り
の動作は確実で、紙ヅマリはなくなる。
一方、窓穴の薄い部分に手記入した文字は、数
枚の複写セツトの最下葉紙まで、特に強い筆圧を
加える事なく、鮮明に複写できる。
現行最新式の分散入力用の小型OCRの中には
一枚ずつ手で入れる方式のものがあるが、小型の
安価なOCRでも、紙の腰を強くすれば機械によ
るメクリと送りとを確実にする事が可能となる。
その効果だが、たとえば数10枚の原票をホツパ
ーへ入れ、読み取り可能分を先ず自動入力し、後
に読み取り不能分のみをデイスプレーで見て、キ
ータツチで補完して入力すれば、入力に要する作
業量は、オペレーターをOCRに釘付けする手送
り入力より少なく、勿論全部のパンチやキータツ
チより少ない。
第1図の一字または数行分の窓穴紙の場合、窓
枠周辺が厚いため枠内手記入の効果はあるが、帳
票作成コストが高く、帳票毎に窓穴も変える事を
要する。その欠点を改善し窓穴を複写部分全体に
まで拡大し、実用新案登録請求の範囲第2項の通
り周辺部をロの字型の窓枠とせば、A4判、B5
判、B6判等の標準的な帳票の寸法で入力用紙を
大量生産し、コストを下げる事ができる。
ロの字やコの字の補強窓枠紙は、全面または一
部分で複写用紙に貼着し、或は上端のみでの天の
りとか、紙ホチキスで留める方法もある。紙ホチ
キスや天のり、または一部分での貼着は、帳票作
成費は安いが、記入者の誤りによる入力前の引き
ハガシや、OCRへの紙送りの確実性では全面貼
着に劣る。
第2図は補強の必要度の低い下辺の中央部を切
欠いた実施例で、紙送りの抵抗を少なくし、ホツ
パーに積重ねた各用紙の上端の間隙を若干広げる
効果がある。ホツパー内の用紙を、確実に一枚毎
にローラー等で引き出すため、積み重ねた下辺よ
り上辺部をわずかに高くメクリ易くする。
第3図は補強紙の複写紙上面への貼着で生じた
「綴り全体」に生ずる不具合を改善した実用新案
登録請求の範囲第3項の説明で、綴りの中の各セ
ツト毎の空間をなくし、「綴り」から一セツト毎
に切離しをせず、また特に丈夫な下敷を使う事も
なく、「綴り」に付けたまま記入できる。最上葉
紙1の裏面に補強紙を貼着し、小さめの複写用紙
4を下端でセツトして紙と紙が密着する「綴り」
を作成する。
コの字型補強紙の上辺2の枠の内側で小さめの
複写用紙4の上端を貼着し、補強紙の上面に最上
葉紙1を貼着する第9図の方法もある。
第4図は補強紙を打ち抜きでなくカツトで作成
して紙の無駄をなくす方法だが、製本やOCRへ
の紙送りではデメリツトが多い。
第5図は実用新案登録請求の範囲第4項の一つ
の実施例で、最上葉紙1の周辺を紙でなく、合成
樹脂その他の部材で補強する方法である。補強を
周辺全体でなく下端の中央部を省けば、材料費は
若干安い。
最上葉紙1の補強の部材の種類、ロ,コ,L型
等の周辺部の型状、補強方法、貼着を表にするか
裏にするか上端にするか等で本考案の各登録請求
項の多様な組合せがあるが、OCRの紙メクリと
送り用の部材の取付位置と機構と、入力用紙との
マツチングが重要で、補強部の面積が大きく穴が
小さい程現行のOCRの場合は適合度が高い。
貼付でなく液の塗布、浸漬、浸含の方法でも周
辺を厚く、または強くすれば機械入力が可能で、
紙の腰が強くなれば厚さの増加は少なくても良
い。
第6図は、OCRでは特に重要な上辺2と左辺
を重点として補強する方法で、実用新案登録請求
の範囲第5項の一つの実施例だが、OCRの紙送
り機構とマツチせば、補強コストが最も安い。右
辺を重点とするより左辺を重点に補強する方が適
当である。
OCRは上部より各ライン毎に左側からスキヤ
ナーと紙とを移動させて読み取る。紙の位置を決
める上辺2と左辺のみをL型に補強し、補強コス
トを安くする。ただしホツパー内の原票の積み崩
れの防止のため右辺の下部の一部をも厚くする必
要がある。
上記と逆に右辺でL型とする方法も可能であ
る。
第7図は実用新案登録請求の範囲第6項の実施
例を示す。別紙や別の部材の貼着でなく、若干大
きめの最上葉紙の対象する両辺を折り返し、貼着
して補強しコストを安くする。
OCRは周辺部、特に上部から数cmは読み取れ
ないため、OCRの紙送り部材の取付方法とのマ
ツチングを工夫せば、上辺2とその他の周辺3の
一部のみを折り返す多様な方法がある。ホツパー
内の荷崩れ防止のためには対象とする両辺の厚さ
が等しい事がある。
第8図と第9図は実用新案登録請求の範囲第7
項の説明図で、契約申込書と同時に領収証をも作
成する方法である。複写申込書セツトの最上葉紙
1をOCRで入力し、二枚目以下の一枚に領収証
として必要な項目を印刷、或は領収シールを貼布
する。
申込書と領収証の別々の記入が一元化され、別
に領収証を作成するよりも省力化できる。OCR
で入力した契約の個別番号と、契約者へ渡した領
収証のナンバー等を複写で必ず同一にできるため
不正な契約や、領収証の発行を防止できる。
割賦販売法では、契約成立の際には必ず契約者
へ「契約書の写」を渡す必要があり、セツト用紙
を薄くし鮮明な複写が必要だ。契約申込書の記入
ミスに対する配慮や、領収書の管理を厳正とする
ために、領収証としての要件や社印等の印刷を、
別紙の「領収シール」へ印刷して貼布する方法が
ある。
第9図は、この「領収シール」を貼付けて領収
証を発行する場合のOCR複写帳票セツトの使用
動作を示す図である。
このOCR複写帳票による契約書写と領収証の
発行及びOCR入力は、保険、自動車やミシン、
化粧品等の多数の外務員を雇用する業種に適し、
手記入と機械インプツトとのコストを最少限とす
る省力効果と、キータツチのミスや不正防止の管
理効果が大きい。
現在、保険会社では複写式申込書セツトの20Kg
程度の薄いインプツト用紙を、一会社で数十〜数
百人のパンチヤーが目で読み入力し、年間で数億
円のパンチ代金を支払つている。
手書きOCR文字や枠内記入の教育問題もある
が、「枚数の多い複写帳票セツト」の最上葉紙1
のOCR入力を可能とする事が、現行より省力効
果の大きい新システム構築をコンピユーターシス
テム設計者に着手させる前提条件と動機になる。
帳票コストの若干の増額分は、現行のパンチ代金
や、キータツチ操作に費消される1件当りの処理
費と比すれば、桁違いに少ない。
本考案のOCR複写帳票セツトは、たとえばホ
テルや料理店などの店頭で、伝票と領収証の複写
帳票セツトをOCRで入力すればキータツチのミ
スの防止と、操作時間短縮の効果がある。キータ
ツチ方式では、入力項目を最少限とし、店頭での
客の待ち時間を短縮しなければならず、多項目の
顧客情報やイメジを入力できない。
上記の分散処理用のOCRは近年開発が進んで
いるOCRとパソコンとの直結機種が望ましく、
本考案のOCR複写帳票セツトの適用業種は、そ
の種のOCRの開発と、性能の向上、多量生産に
よる価格の引き下げ、イメジ入力の必要性の認識
の浸透で大幅に拡大する事は確実である。
【図面の簡単な説明】
第1図は大小の窓穴のある別紙を薄い最上葉紙
1に貼着し、本考案の着想順序を示した斜視図。
第2図は窓穴を複写部分全体に拡大し、更に下辺
の中央部を切欠いた実施態様を示す斜視図。第3
図は小さめの複写用紙4を下端でセツトした実施
態様を示す斜視図。第4図は補強紙を打ち抜きで
なくカツトで作成し、補強紙の打ち抜き分の紙の
無駄を防止した実施態様を示す斜視図。第5図は
合成樹脂その他の部材を貼着した実施態様を示す
斜視図。第6図は上辺2と左辺3にL型の補強紙
を貼着した実施態様を示す斜視図。第7図は周辺
を折り返して補強した実施態様を示す斜視図。第
8図と第9図は実用新案登録請求の範囲第7項の
説明図で、第8図は領収証を複写用紙にセツトし
た実施態様を示す斜視図。第9図は別紙の領収シ
ールを複写用紙に貼着する動作を示す斜視図。 1は最上葉紙、2は最上葉紙の上辺、3は最上
葉紙のその他の周辺、4は小さめの複写用紙。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 数枚の複写用紙の最上葉紙1の上辺2と、そ
    の他の周辺3の厚さを通常の薄い複写用紙の約
    二倍以上の強い腰のある紙とし、機械入力用紙
    としてセツトしたOCR複写帳票セツト。 2 最上葉紙1の上面または上端に複写部分を窓
    穴とし、またはコの字型に切欠いた別紙を貼着
    した実用新案登録請求の範囲第1項記載の
    OCR複写帳票セツト 3 最上葉紙1の上端または裏面に上辺2とその
    他の周辺3へコの字型の別紙を貼着し、その内
    側に小さめの複写用紙4を下端でまたはその上
    端でセツトした実用新案登録請求の範囲第1項
    記載のOCR複写帳票セツト。 4 糊状部材の液の塗布、浸漬、漬含、合成樹脂
    等の貼着などで最上葉紙1の上辺2とその他の
    周辺3を厚くまた強くした実用新案登録請求の
    範囲第1項記載のOCR複写帳票セツト。 5 L型の別紙またはその他の部材で、最上葉紙
    1の上辺2と、左辺または右辺の一方を厚く
    し、右辺または左辺の一部分のみを厚くした実
    用新案登録請求の範囲第1項記載のOCR複写
    帳票セツト。 6 若干大きい最上葉紙1の上辺2とその他の周
    辺3の全辺または一部分を折り返して貼着した
    実用新案登録請求の範囲第1項記載のOCR複
    写帳票セツト。 7 最上葉紙1をインプツト兼契約申込書または
    伝票とし、二枚目以下の複写用紙に領収証必要
    項目を印刷または領収シールを貼着して領収証
    として契約者へ渡す契約書の写をセツト用紙の
    一部とする実用新案登録請求の範囲第1項記載
    のOCR複写帳票セツト。
JP17193383U 1983-11-08 1983-11-08 Ocr複写帳票セツト Granted JPS6080962U (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17193383U JPS6080962U (ja) 1983-11-08 1983-11-08 Ocr複写帳票セツト

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JP17193383U JPS6080962U (ja) 1983-11-08 1983-11-08 Ocr複写帳票セツト

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JPS6080962U JPS6080962U (ja) 1985-06-05
JPS6243821Y2 true JPS6243821Y2 (ja) 1987-11-16

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ID=30374922

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JP17193383U Granted JPS6080962U (ja) 1983-11-08 1983-11-08 Ocr複写帳票セツト

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Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006341537A (ja) * 2005-06-10 2006-12-21 Nisshin Fire & Marine Insurance Co Ltd 保険契約申込用紙、保険契約案内情報生成方法及び装置
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JPS6080962U (ja) 1985-06-05

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