JPS6243674Y2 - - Google Patents

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JPS6243674Y2
JPS6243674Y2 JP1981017687U JP1768781U JPS6243674Y2 JP S6243674 Y2 JPS6243674 Y2 JP S6243674Y2 JP 1981017687 U JP1981017687 U JP 1981017687U JP 1768781 U JP1768781 U JP 1768781U JP S6243674 Y2 JPS6243674 Y2 JP S6243674Y2
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JP
Japan
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sealing material
vacuum
rotary table
differential pressure
lid
Prior art date
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Expired
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JP1981017687U
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JPS57132784U (ja
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  • Sealing With Elastic Sealing Lips (AREA)
  • Welding Or Cutting Using Electron Beams (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は差圧排気式の電子ビーム溶接装置に
関し、特にその真空排気系の改良に関するもので
ある。
第1図は、従来の電子ビーム溶接装置を示す断
面図であり、図において、1はロータリテーブ
ル、2はこのロータリテーブルの上面に固定され
た上ブタ、3はこの上ブタ2と前記ロータリテー
ブル1間に真空差圧室を構成するための下蓋、4
は前記1〜3より構成された真空差圧室内に流入
する空気を防止するためのシール材、5,6,
7はこのシール材と同様の機能をもつシール材
、シール材、シール材、8,9は真空差圧
室が直接大気圧にさらされるのを防止するため
に、前記シール材,4とシール材,5間およ
びシール材,6とシール材,7間を低真空領
域まで真空排気するための真空配管、10,11
はこの真空配管と連結され、前記シール材,4
とシール材,5間およびシール材,6とシー
ル材,7間を真空排気するための真空ポンプ
、真空ポンプ、12は前記ロータリテーブル
1に動力を伝達するための駆動軸、13はこの駆
動軸をかいして前記ロータリテーブルを順次回転
させるためのインデツクス装置、14はこのイン
デツクス装置に動力を与えるための電動機、15
は真空差圧室を真空排気するための真空配管、1
6はこの真空配管と連結され真空差圧室を真空排
気するための真空ポンプ,17は前記ロータリ
テーブル1内に、複数個設けられた被溶接物を収
納するためのポケツトである。18は被溶接物を
溶接するための電子銃、19は前記上蓋2に設け
られ被溶接物を前記ポケツト17内に装入するた
めの装入口である。
従来の電子ビーム溶接装置は前記のように構成
され、被溶接物は装入口19からポケツト17に
装入される。被溶接物が装入されると電動機1
4、インデツクス装置13と駆動軸12によつて
ロータリテーブル1はある角度回転する。回転が
完了すると前記同様に被溶接物を装入口19より
ポケツト17に装入され、ロータリテーブル1を
回転する。これらの一連の動作が繰りかえされ被
溶接物が溶接位置まで搬送されると電子銃18に
より溶接される。溶接が完了した被溶接物は前記
同様順次搬送され、装入口19の位置までくると
溶接が完了した被溶接物としてポケツト17から
取り出される。
電子銃18で被溶接物を溶接するためには
0.05Torr以下の圧力まで真空排気する必要があ
る。そのために被溶接物が装入口19から溶接位
置である電子銃18の位置まで搬送される間に複
数台設置された真空ポンプ,6によつて所定の
圧力まで真空排気される。溶接位置(0.05Torr以
下)において大気圧(760Torr)にさらされるの
を防止するためにシール材,4とシール材,
5およびシール材,6とシール材,7によつ
て二重シールしている。さらにその二重シール間
を真空ポンプ,10と真空ポンプ,11によ
つて低真空領域(数Torr〜数10Torr)まで真空
排気するようになつている。
よつて前記のように二重シール間の真空排気は
上蓋2と下蓋3に連結されその各々を連結してい
る真空配管8,9と真空ポンプ,10、真空ポ
ンプ,11によりなされる。真空配管8,9は
上蓋2と下蓋3間を連結しているため配管が複雑
になるという欠点と装入口19より真空差圧室内
に流入する空気を調整するためにロータリテーブ
ル1と上蓋2、下蓋3間のギヤツプ調整をする必
要があるが、真空配管8,9が上蓋2、下蓋3と
連結されているため調整が出来ない、それにシー
ル材〜,4〜7が使用していくうちに消耗し
てくるがそのためのギヤツプ調整も困難で時間を
要するという欠点があつた。
この考案はこのような欠点を解消するためなさ
れたもので、ロータリテーブルと上蓋、下蓋との
ギヤツプ調整を容易にできる電子ビーム溶接装置
を提供するものである。
第2図はこの考案の一実施例を示す断面図であ
る。1〜19は前記従来装置と全く同一のもので
ある。20はロータリテーブル1の上下面に加工
されたスリツト,21も同様のスリツト,2
2は前記スリツト,20の上下スリツト間を連
結する貫通穴,23は前記スリツト,21の
上下スリツト間を連結する貫通穴である。
前記のように構成された電子ビーム溶接装置に
おいてはシール材,4とシール材,5の間に
ありロータリテーブル1の上下面に加工されたス
リツト,20が貫通穴22によつて連結されて
いるため、上蓋2か下蓋3のいずれか一方のみに
真空配管8を連結し、真空ポンプ,10よりシ
ール材,4とシール材,5間を低真空領域ま
で真空排気することができる。同様にシール材
,6とシール材,7間を上蓋2か下蓋3のい
ずれか一方に真空配管9を連結するのみで真空ポ
ンプ,11により低真空領域まで真空排気する
ことができる。
前記説明ではこの考案を電子ビーム溶接装置の
差圧排気式の真空排気系について述べたが、その
他の差圧排気式の真空排気系にも利用できること
はいうまでもない。
この考案は以上説明したとおり、ロータリテー
ブルの上下面のシール材間にスリツトを加工し、
その上下面のスリツトを貫通穴で連結するという
簡単な構造により、上下シール間を低真領域まで
真空排気することができ、しかも真空配管が上蓋
か下蓋のいずれか一方に連結するのみでよいから
装置が小型、単純化され保守が容易になるといい
う効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の電子ビーム溶接装置を示す断面
図、第2図はこの考案の一実施例を示す断面図で
ある。 図において、1はロータリテーブル、2は上
蓋、3は下蓋、4はシール材、5はシール材
、6はシール材、7はシール材、20はス
リツトI、21はスリツト、22は還通穴、
23は貫通穴である。なお図中同一符号は同一
または相当部分を示すものとする。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 収納部に被溶接物を収納し溶接位置まで搬送す
    るロータリテーブルをその上下面側に所定の空隙
    を介しかつ回転自在に収納する上下蓋からなるケ
    ースと、上記空隙を気密に仕切り上記収納部の両
    側に真空差圧室を形成するシール材とを備え、上
    記真空差圧室内における上記ロータリテーブルの
    上下面側にスリツトを設けると共にこの上下のス
    リツト間を貫通孔で連結し、上記ケースの上蓋又
    は下蓋から上記真空差圧室を真空排気するように
    したことを特徴とする電子ビーム溶接装置。
JP1981017687U 1981-02-09 1981-02-09 Expired JPS6243674Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1981017687U JPS6243674Y2 (ja) 1981-02-09 1981-02-09

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JP1981017687U JPS6243674Y2 (ja) 1981-02-09 1981-02-09

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57132784U JPS57132784U (ja) 1982-08-18
JPS6243674Y2 true JPS6243674Y2 (ja) 1987-11-13

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ID=29815653

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JP1981017687U Expired JPS6243674Y2 (ja) 1981-02-09 1981-02-09

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JP4775892B2 (ja) * 2005-12-05 2011-09-21 株式会社アルバック 真空用ゲ−トバルブ

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JPS57132784U (ja) 1982-08-18

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