JPS6243648Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6243648Y2 JPS6243648Y2 JP1981194937U JP19493781U JPS6243648Y2 JP S6243648 Y2 JPS6243648 Y2 JP S6243648Y2 JP 1981194937 U JP1981194937 U JP 1981194937U JP 19493781 U JP19493781 U JP 19493781U JP S6243648 Y2 JPS6243648 Y2 JP S6243648Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mold
- slab
- endless track
- block chain
- dam
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000002184 metal Substances 0.000 claims description 9
- 238000009749 continuous casting Methods 0.000 claims description 7
- 238000007711 solidification Methods 0.000 claims description 3
- 230000008023 solidification Effects 0.000 claims description 3
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 4
- 238000005266 casting Methods 0.000 description 1
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
- 230000006866 deterioration Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 238000007789 sealing Methods 0.000 description 1
- 238000000926 separation method Methods 0.000 description 1
- 230000003068 static effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Continuous Casting (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はモールドの上・下壁面を鋳片の進行方
向に移動する無限軌道にて形成し、短辺側両側壁
面を前記無限軌道と連動する移動ダムブロツクチ
エンにて形成してなる連続鋳造機の改良に関す
る。
向に移動する無限軌道にて形成し、短辺側両側壁
面を前記無限軌道と連動する移動ダムブロツクチ
エンにて形成してなる連続鋳造機の改良に関す
る。
従来公知の無限軌道式連続鋳造機は、鋳片とモ
ールドとの間に相対的なすべりを起すことなく、
鋳片表面性状の良好な成品が得られるという大き
な特徴をもつているが、反面、モールドの両側壁
面を形成する移動ダムブロツクチエンの各ブロツ
ク間に溶融金属が咬込み、鋳片がモールドから排
出される際、ダムブロツクチエンに引張られて凝
固殻が裂け、ブレークアウトの原因となる問題が
あつた。
ールドとの間に相対的なすべりを起すことなく、
鋳片表面性状の良好な成品が得られるという大き
な特徴をもつているが、反面、モールドの両側壁
面を形成する移動ダムブロツクチエンの各ブロツ
ク間に溶融金属が咬込み、鋳片がモールドから排
出される際、ダムブロツクチエンに引張られて凝
固殻が裂け、ブレークアウトの原因となる問題が
あつた。
かかる問題点を回避するため、例えばベルト式
や固定ダム等、種々の提案がなされているが、前
者は、ベルトの熱歪により、両側ベルトと上下ベ
ルトとの接触部において充分なシールが行われ
ず、その間隙に溶融金属が差し込む問題があるこ
とから、未だ実用化されておらず、又後者は溶融
金属の給湯ゾーンでは、湯の流れもよく、モール
ドの短辺壁面を構成する固定ダムと鋳片との分離
がスムーズに行われるという特徴をもつている
が、鋳片と固定ダムとのすべり摩擦抵抗により、
鋳片の引抜力の増大や鋳片の表面を損傷する等の
問題がある。
や固定ダム等、種々の提案がなされているが、前
者は、ベルトの熱歪により、両側ベルトと上下ベ
ルトとの接触部において充分なシールが行われ
ず、その間隙に溶融金属が差し込む問題があるこ
とから、未だ実用化されておらず、又後者は溶融
金属の給湯ゾーンでは、湯の流れもよく、モール
ドの短辺壁面を構成する固定ダムと鋳片との分離
がスムーズに行われるという特徴をもつている
が、鋳片と固定ダムとのすべり摩擦抵抗により、
鋳片の引抜力の増大や鋳片の表面を損傷する等の
問題がある。
この考案は、こうした従来の問題点に対処する
ためになされたもので、その要旨は上下と両側と
を無限軌道で形成したモールドにおいて、該モー
ルドの両側壁に固定式の壁面を組合すことにより
効率のよい無限軌道式の連続鋳造機を提供するこ
とにある。以下図面に示した実施例に沿つて説明
する。
ためになされたもので、その要旨は上下と両側と
を無限軌道で形成したモールドにおいて、該モー
ルドの両側壁に固定式の壁面を組合すことにより
効率のよい無限軌道式の連続鋳造機を提供するこ
とにある。以下図面に示した実施例に沿つて説明
する。
１はモールド壁を形成する上側無限軌道、２は
下側無限軌道、３はベルト車、４はモールドの短
辺サポートを形成する移動ダムブロツクチエンで
ある。
下側無限軌道、３はベルト車、４はモールドの短
辺サポートを形成する移動ダムブロツクチエンで
ある。
この考案は、このような２つの無限軌道１，２
からなるモールドにおいて、移動ダムブロツクチ
エン４の溶融金属給湯部より鋳片の凝固開始部に
至る内壁全面を覆うべく固定ダム５を設けたもの
である。
からなるモールドにおいて、移動ダムブロツクチ
エン４の溶融金属給湯部より鋳片の凝固開始部に
至る内壁全面を覆うべく固定ダム５を設けたもの
である。
なお６はモールドに溶融金属を供給する給湯装
置、７は鋳片を示す。
置、７は鋳片を示す。
このように構成することにより、給湯装置６か
らモールド内に注湯された溶融金属は、第３図に
示すように、モールドの上部入側では未凝固溶融
状態であり、鋳片７が引抜かれるにつれてモール
ドの壁面に沿うて流下し、温度の低下につれてそ
の表面から徐々に凝固する。そこで、この注湯部
と、これより少し下流の凝固開始位置ａとを含む
長目の長さｓをもつ固定ダム５を、移動ダムブロ
ツクチエン４の内壁全面を覆うように設け、該固
定ダム５により、移動ダムブロツクチエン４の各
ブロツク間の隙間への溶融金属の侵入を阻止す
る。
らモールド内に注湯された溶融金属は、第３図に
示すように、モールドの上部入側では未凝固溶融
状態であり、鋳片７が引抜かれるにつれてモール
ドの壁面に沿うて流下し、温度の低下につれてそ
の表面から徐々に凝固する。そこで、この注湯部
と、これより少し下流の凝固開始位置ａとを含む
長目の長さｓをもつ固定ダム５を、移動ダムブロ
ツクチエン４の内壁全面を覆うように設け、該固
定ダム５により、移動ダムブロツクチエン４の各
ブロツク間の隙間への溶融金属の侵入を阻止す
る。
また凝固を開始した鋳片７と固定ダム５との接
触部の長さが短く、鋳片の短片に働く静圧が小さ
いことから、鋳片７と固定ダム５間のすべり抵抗
も小さく、成品の表面品質に悪影響を及ぼすこと
は殆んどない。
触部の長さが短く、鋳片の短片に働く静圧が小さ
いことから、鋳片７と固定ダム５間のすべり抵抗
も小さく、成品の表面品質に悪影響を及ぼすこと
は殆んどない。
この考案は以上のような構造と作用をもつてい
るので、これまでのようにモールドの短辺を形成
するダムブロツク間の隙間に溶融金属が咬込むこ
ともなく、溶融金属の咬込みに起因する鋳片内部
の品質劣化や、モールド出口においてダムブロツ
クと鋳片との分離の際生じ易いブレークアウトを
防止することができ、操業性、安全性の面からも
極めて有効である。
るので、これまでのようにモールドの短辺を形成
するダムブロツク間の隙間に溶融金属が咬込むこ
ともなく、溶融金属の咬込みに起因する鋳片内部
の品質劣化や、モールド出口においてダムブロツ
クと鋳片との分離の際生じ易いブレークアウトを
防止することができ、操業性、安全性の面からも
極めて有効である。
第１図は本考案を施した無限軌道式連続鋳造機
の側面図、第２図は第１図のＡ〜Ａ視断面図、第
３図は第２図のＢ〜Ｂ視断面図、第４図は第２図
のＣ部拡大詳細図である。 １……上側無限軌道、２……下側無限軌道、３
……ベルト車、４……移動ダムブロツクチエン、
５……固定ダム、６……給湯装置、７……鋳片。
の側面図、第２図は第１図のＡ〜Ａ視断面図、第
３図は第２図のＢ〜Ｂ視断面図、第４図は第２図
のＣ部拡大詳細図である。 １……上側無限軌道、２……下側無限軌道、３
……ベルト車、４……移動ダムブロツクチエン、
５……固定ダム、６……給湯装置、７……鋳片。
Claims (1)
- モールドの上下壁面を上側無限軌道および下側
無限軌道にて形成し、短辺側両側壁面を移動ダム
ブロツクチエンで形成してなる連続鋳造機におい
て、移動ダムブロツクチエンの溶融金属給湯部よ
り鋳片の凝固開始部に至る内壁全面を覆うべく固
定ダムを設けたことを特徴とする無限軌道式連続
鋳造機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19493781U JPS58102244U (ja) | 1981-12-28 | 1981-12-28 | 無限軌道式連続鋳造機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19493781U JPS58102244U (ja) | 1981-12-28 | 1981-12-28 | 無限軌道式連続鋳造機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58102244U JPS58102244U (ja) | 1983-07-12 |
| JPS6243648Y2 true JPS6243648Y2 (ja) | 1987-11-13 |
Family
ID=30108232
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19493781U Granted JPS58102244U (ja) | 1981-12-28 | 1981-12-28 | 無限軌道式連続鋳造機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS58102244U (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5423853A (en) * | 1977-07-22 | 1979-02-22 | Pelin Charles | Hydraulic power generating device |
-
1981
- 1981-12-28 JP JP19493781U patent/JPS58102244U/ja active Granted
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5423853A (en) * | 1977-07-22 | 1979-02-22 | Pelin Charles | Hydraulic power generating device |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS58102244U (ja) | 1983-07-12 |
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