JPS6243628Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6243628Y2 JPS6243628Y2 JP1979102672U JP10267279U JPS6243628Y2 JP S6243628 Y2 JPS6243628 Y2 JP S6243628Y2 JP 1979102672 U JP1979102672 U JP 1979102672U JP 10267279 U JP10267279 U JP 10267279U JP S6243628 Y2 JPS6243628 Y2 JP S6243628Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- strands
- wire mesh
- wire
- vertical
- reinforcing material
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000012779 reinforcing material Substances 0.000 claims description 11
- 238000003466 welding Methods 0.000 claims description 9
- 239000002184 metal Substances 0.000 claims description 2
- 239000011162 core material Substances 0.000 description 3
- 239000004567 concrete Substances 0.000 description 2
- 239000004570 mortar (masonry) Substances 0.000 description 2
- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 description 2
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 1
- 230000001788 irregular Effects 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 238000002844 melting Methods 0.000 description 1
- 230000008018 melting Effects 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Reinforcement Elements For Buildings (AREA)
- Wire Processing (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は溶接金網からなる補強材の改良に関す
るものである。
るものである。
溶接金網は、交叉状に配列した縦横の素線を各
交叉部において溶接したもので、建築や構築等に
おいて例えば壁心やコンクリートの補強材などと
して使用されている。ところが従来の溶接金網か
らなる補強材は、縦横の素線を単に交叉部におい
て溶接しているだけであるため、各素線に非常に
大きな負荷荷重がかかつた場合に、素線の溶接部
が剥離を生じ易く、それによつて補強機能の著し
い低下を来すという欠点があつた。
交叉部において溶接したもので、建築や構築等に
おいて例えば壁心やコンクリートの補強材などと
して使用されている。ところが従来の溶接金網か
らなる補強材は、縦横の素線を単に交叉部におい
て溶接しているだけであるため、各素線に非常に
大きな負荷荷重がかかつた場合に、素線の溶接部
が剥離を生じ易く、それによつて補強機能の著し
い低下を来すという欠点があつた。
本考案は上記に鑑みなされたもので、簡単な構
造によつて非常に堅牢な補強材を形成し得るよう
になしたことをその特徴とするものである。
造によつて非常に堅牢な補強材を形成し得るよう
になしたことをその特徴とするものである。
以下、本考案の実施例を図面に基づいて詳細に
説明するに、第１図及び第２図において、１，２
は格子状に配列した縦横の素線であつて、これら
の素線１，２は、金網面に垂直な方向の線径が大
きい異形の金属線条からなり、縦の素線１の交叉
部３には、横の素線２が適合状態で嵌合する湾曲
部４を屈曲により形設し、この交叉部３において
両素線１，２を電気抵抗溶接により溶着一体化し
ている。
説明するに、第１図及び第２図において、１，２
は格子状に配列した縦横の素線であつて、これら
の素線１，２は、金網面に垂直な方向の線径が大
きい異形の金属線条からなり、縦の素線１の交叉
部３には、横の素線２が適合状態で嵌合する湾曲
部４を屈曲により形設し、この交叉部３において
両素線１，２を電気抵抗溶接により溶着一体化し
ている。
上記湾曲部４は、金網の使用目的や素線の形状
等によつて深さ及び形状等を変えることができる
が、素線を係止状態で嵌合できる程度の深さであ
ればよく、またこの湾曲部４は縦横の両方の素線
１，２に設けることができる。
等によつて深さ及び形状等を変えることができる
が、素線を係止状態で嵌合できる程度の深さであ
ればよく、またこの湾曲部４は縦横の両方の素線
１，２に設けることができる。
また、素線の溶接に当り、それらが広い面積で
面接触している場合には、溶接面における電気抵
抗が小さいために大電流を必要としたり、溶融の
過不足を生じるなどして溶接不良を生じ易く、従
つてこのような場合には少なくとも一方の素線の
溶接面に小さい溝や凹凸を設けるなどして接触面
積を小さくするのが望ましい。
面接触している場合には、溶接面における電気抵
抗が小さいために大電流を必要としたり、溶融の
過不足を生じるなどして溶接不良を生じ易く、従
つてこのような場合には少なくとも一方の素線の
溶接面に小さい溝や凹凸を設けるなどして接触面
積を小さくするのが望ましい。
上記素線１，２としては、第２図に示すような
断面が略長円形をなすものに限らず、第３図に示
すような長方形、多角形その他任意の不規則断面
形状を有するもの等を使用することができ、また
縦の素線１と横の素線２とで異なる断面形状のも
のを組み合わせて使用することもでき、例えば、
縦の素線１を断面円形または正多角形とし、横の
素線２を金網面に垂直な方向の線径が大き異形線
条として溶接金網を構成してもよい。
断面が略長円形をなすものに限らず、第３図に示
すような長方形、多角形その他任意の不規則断面
形状を有するもの等を使用することができ、また
縦の素線１と横の素線２とで異なる断面形状のも
のを組み合わせて使用することもでき、例えば、
縦の素線１を断面円形または正多角形とし、横の
素線２を金網面に垂直な方向の線径が大き異形線
条として溶接金網を構成してもよい。
上記構成を有する溶接金網は、建築物の壁の内
部に埋設する補強用の心材、さらには、第４図に
示すように法面にモルタルを打設する際の補強材
などとして使用するが、湾曲部４への嵌合によつ
て素線間の係止力が著しく増大しており、従つて
素線に作用する負荷荷重に対する強度が非常に大
きく、溶接部における剥離が生じにくい。
部に埋設する補強用の心材、さらには、第４図に
示すように法面にモルタルを打設する際の補強材
などとして使用するが、湾曲部４への嵌合によつ
て素線間の係止力が著しく増大しており、従つて
素線に作用する負荷荷重に対する強度が非常に大
きく、溶接部における剥離が生じにくい。
このように本考案に係る補強材によれば、縦横
の素線のうち少なくとも一方を金網面に垂直な方
向の線径が大きい異形線条によつて形成したの
で、壁心やコンクリート、モルタル等の補強材と
して有効な網厚の大きい金網を簡単に構成するこ
とができ、その場合、大きな負荷荷重が作用する
ために剥離し易い異形の素線を相手方の素線の交
叉部に設けた湾曲部に嵌合した状態で溶接してい
るので、負荷荷重に対する強度を飛躍的に増大さ
せることができ、しかもその形成に当つては、素
線の交叉部に湾曲部を設けるだけであるから、構
造が非常に簡単である。
の素線のうち少なくとも一方を金網面に垂直な方
向の線径が大きい異形線条によつて形成したの
で、壁心やコンクリート、モルタル等の補強材と
して有効な網厚の大きい金網を簡単に構成するこ
とができ、その場合、大きな負荷荷重が作用する
ために剥離し易い異形の素線を相手方の素線の交
叉部に設けた湾曲部に嵌合した状態で溶接してい
るので、負荷荷重に対する強度を飛躍的に増大さ
せることができ、しかもその形成に当つては、素
線の交叉部に湾曲部を設けるだけであるから、構
造が非常に簡単である。
また、本考案の補強材は、縦横の素線が格子状
に配設された溶接金網として構成しているので、
クリンプ金網に比べてその構成が簡単で製造も容
易である。即ち、クリンプ金網の場合には、本考
案において使用しているような金網面に垂直な方
向の線径が大きい異形線条にその線径の大きい方
向にクリンプを付す作業が非常に困難であるばか
りでなく、クリンプを付した素線をその線径が大
きいほうに若干変形させながら順次応力を利用し
て織成していく作業も困難であるが、本考案にお
いては、上記素線に一方向の窪みを一定間隔で形
成するだけでよいので、山と谷とを交互に有する
クリンプを付す作業よりも加工が容易であり、且
つ、各素線を直線状に保持したまま単に当接させ
て溶接するだけでよいので、その溶接作業も簡単
である。
に配設された溶接金網として構成しているので、
クリンプ金網に比べてその構成が簡単で製造も容
易である。即ち、クリンプ金網の場合には、本考
案において使用しているような金網面に垂直な方
向の線径が大きい異形線条にその線径の大きい方
向にクリンプを付す作業が非常に困難であるばか
りでなく、クリンプを付した素線をその線径が大
きいほうに若干変形させながら順次応力を利用し
て織成していく作業も困難であるが、本考案にお
いては、上記素線に一方向の窪みを一定間隔で形
成するだけでよいので、山と谷とを交互に有する
クリンプを付す作業よりも加工が容易であり、且
つ、各素線を直線状に保持したまま単に当接させ
て溶接するだけでよいので、その溶接作業も簡単
である。
第１図及び第２図は本考案に係る補強材の一実
施例を示す部分正面図及び側断面図、第３図は異
なる実施例を示す部分側断面図、第４図は補強材
の使用例を示す部分断面図である。 １，２……素線、３……交叉部、４……湾曲
部。
施例を示す部分正面図及び側断面図、第３図は異
なる実施例を示す部分側断面図、第４図は補強材
の使用例を示す部分断面図である。 １，２……素線、３……交叉部、４……湾曲
部。
Claims (1)
- 格子状に配列して溶着一体化した金属線条から
なる縦横の素線のうち少なくとも一方の素線を金
網面に垂直な方向の線径が大きい異形線条とし、
他方の素線における交叉部に上記異形線条からな
る素線が嵌合する湾曲部を設けたことを特徴とす
る補強材。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1979102672U JPS6243628Y2 (ja) | 1979-07-25 | 1979-07-25 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1979102672U JPS6243628Y2 (ja) | 1979-07-25 | 1979-07-25 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5623244U JPS5623244U (ja) | 1981-03-02 |
| JPS6243628Y2 true JPS6243628Y2 (ja) | 1987-11-13 |
Family
ID=29335384
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1979102672U Expired JPS6243628Y2 (ja) | 1979-07-25 | 1979-07-25 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6243628Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2015045174A (ja) * | 2013-08-28 | 2015-03-12 | 株式会社ノブハラ | 金網 |
-
1979
- 1979-07-25 JP JP1979102672U patent/JPS6243628Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5623244U (ja) | 1981-03-02 |
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