JPS6243587B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6243587B2
JPS6243587B2 JP1744380A JP1744380A JPS6243587B2 JP S6243587 B2 JPS6243587 B2 JP S6243587B2 JP 1744380 A JP1744380 A JP 1744380A JP 1744380 A JP1744380 A JP 1744380A JP S6243587 B2 JPS6243587 B2 JP S6243587B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
line
encoding
memory
memory group
circuit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1744380A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS56114471A (en
Inventor
Masami Suzuki
Noryoshi Oogata
Masamichi Kawakami
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
Priority to JP1744380A priority Critical patent/JPS56114471A/ja
Publication of JPS56114471A publication Critical patent/JPS56114471A/ja
Publication of JPS6243587B2 publication Critical patent/JPS6243587B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/32Circuits or arrangements for control or supervision between transmitter and receiver or between image input and image output device, e.g. between a still-image camera and its memory or between a still-image camera and a printer device
    • H04N1/36Circuits or arrangements for control or supervision between transmitter and receiver or between image input and image output device, e.g. between a still-image camera and its memory or between a still-image camera and a printer device for synchronising or phasing transmitter and receiver

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Storing Facsimile Image Data (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
本発明はフアクシミリ送信機なかでも各ライン
の符号化の進行に応じて副走査が一定周期で行な
われない所謂可変副走査型のフアクシミリ送信機
に係り、特に副走査系の応答遅れを画信号処理系
で補正することを目的とする。 近年の高速フアクシミリ装置では、画信号をモ
デイフアイドホフマン符号等により圧縮(冗長度
抑圧)符号化して伝送する方法が採用されてい
る。この場合、各ラインの符号化時間は画情報の
粗密に応じて変化するため、1ライン当りの伝送
時間が変化し、従つて、副走査方向の原稿送りは
一定周期とならず、所謂可変副走査となる。 第1図はこのようなフアクシミリ送信機の概略
を示している。同図に於いて、1はCCPD等の自
己走査素子を備える読取回路、2はその画信号出
力を2値化する2値化回路、4はその出力(2値
化画信号)が循環的に順次書込まれる3個のライ
ンメモリM1〜M3及びその書込み読出し制御回路
R/Wを含むラインメモリ群、5はこのメモリ群
から循環的に順次読出される各1ライン分の画信
号を符号化する符号化回路である。上記メモリ群
4が3個のラインメモリを有しているのは、第1
図の装置では2次元の符号化(所謂MR方式)を
想定しているので、書込みのための1ライン分
(書込みライン)と、符号化のために読出される
1ライン分(符号化ライン)と、その符号化時に
符号化ラインの1ライン前の画信号を読出して参
照するための1ライン分(参照ライン)の合計3
ライン分のメモリが必要なためである。そして、
前記ラインメモリM1〜M3の各々が上記各ライン
に順次対応して書込みと読出しが行なわれるよう
に前記制御回路R/Wによつて切換え(ラインチ
エンジ)られるようになつている。 さて、斯る第1図の装置に於いて、読取回路1
は第2図のスタートパルスTHによつて読取り
(画信号の蓄積)を開始すると共に、その一つ前
の読取期間に蓄積された画信号の転送を開始して
2値化回路2に送る。従つて、例えば第2図のts
〜to期間に読取られた或るaラインの画信号は次
のt0〜t1期間に2値化回路2で2値化されてライ
ンメモリ群4の何れかのメモリに書込まれること
になる。第2図の“WRITE”で示す斜線の期間
は上記メモリ群4の何れか一つのメモリが書込み
状態にあることを表わしている。今、ここでは上
記aラインの画信号はメモリM1に書込まれると
する。 一方、第2図のMPは副走査駆動用のモータパ
ルスであり、このパルスは符号化回路5での1ラ
イン分の符号化動作が終了した後の最初のスター
トパルスTHに同期して発生されるようになつて
いる。その際、このモータパルスMPが一定周期
で発生されないのは、1ライン分の符号化時間が
各ラインの画情報の粗密に応じて変化するからで
ある。ただし、1ライン分の最小符号化時間(最
小伝送時間)が予め決められており、前述のスタ
ートパルスTHの周期(T)がこの最小符号化時
間(例えば20m秒)に等しいか若干短くなるよう
に設定されている。従つて、上記モータパルス
MPの最小パルス間隔は上記スタートパルスTH
の1周期(T)に略一致する。 このため、今、前記モータパルスMPによつて
駆動されるパルスモータ6(第1図参照)で代表
される副走査機構に応答遅れが全く存在しないと
すれば、第2図のようになる。即ち、t0〜t3期間
では、メモリM3(第2図の符号化ライン参照)
から読出される画信号の符号化が行なわれるた
め、モータパルスMPが発生しない。 従つて、aラインの次のbラインが読取回路1
で3回続けて読取られ、モータパルスMPの次の
発生t3後のt3〜t4の期間に、そのbラインの画信
号がメモリM2(第2図のWRITE及び書込みライ
ン参照)に書込まれる。以下、同様にして次のC
ライン以後の各ラインの画信号がM3,M1,M2
M3,……と云うようにラインメモリ群4の各メ
モリM1〜M3に循環的に順次書込まれて行く。そ
して、その一つのメモリの書込み時に他の二つの
メモリに既に書込まれている画信号が次々に読出
されて行く。従つて、読取回路1で読取られた各
ラインが符号化回路5で順次符号化されて行くこ
とになる。 ところが、前述の副走査機構には、パルスモー
タの答速度及び伝達ベルトのテンシヨン等に起因
する10〜20m秒程度の応答遅れがあり、これを機
械的に解消することは困難である。このため、現
在のフアクシミリ送信機では、この副走査機構の
時間遅れの整数倍または整数分の1になるように
前述の最小符号化時間(≒T)を設定している訳
であるが、これだけでは次のような問題がある。
次に、それを説明する。 第3図は先の副走査機構での遅れ(r)がスタ
ートパルスTHの1周期(T)に等しい場合につ
いて第2図と同様に示す図である。即ち、同図の
場合は、モータパルスMPが発生した各時点から
T時間だけ遅れて副走査機構が1ライン進むから
モータパルスMPと各ラインa,b,c……との
関係は図示のようになる。従つて、同図から判る
ように、b及びfラインの画信号が2度続けてラ
インメモリ群4に書込まれたり、e及びgライン
の画信号が上記メモリ群4に書込まれないと云う
ような不都合が生じることになる。このことは同
一ラインが2度続けて符号化されたり、特定のラ
インの符号化が行なわれずに受信側に伝送される
ことを意味する。従つて、送信側において、例え
ば第9図イのような斜線を読取つた場合に受信側
では同図ロの如き画像として記録再現されること
になる。 また、第4図は副走査機構での遅れ(r)がr
=2Tの場合を示している。この場合、モータパ
ルスMPと前記各ラインa,b,c……の関係は
図示のようになるから、受信側で記録再現される
画像は第9図ハのようになる。 そこで、本発明は、このような副走査機構の応
答遅れに起因する誤動作を解消したフアクシミリ
送信機を提案するものであり、以下、その詳細を
第5図〜第8図を参照して説明する。 第5図は副走査機構での遅れ(r)がr=2T
の場合の実施例の概略を示しており、この実施例
では次の点を特徴としている。即ち、先の第1図
の場合と同一構成の2値化回路2とラインメモリ
群4との間に4個のラインメモリB1〜B4とその
制御回路R/Wを含む新たなラインメモリ群3を
設け、その各メモリに上記2値化回路2からの画
信号を循環的に順次書込む際に、前述のモータパ
ルスMPを2丁だけ遅延させたタイミングでライ
ンチエンジを行い、且つ、その書込まれた各メモ
リを読出す際に上記パルスMPのタイミングでラ
インチエンジを行うと共に、その書込みと読出し
を独立して行なわせるようにした点がそれであ
る。 さて、この第5図の装置に於いて、第6図のto
時に発生されたモータパルスMPによつて副走査
が1ライン進められるのはto時から2T遅延したt2
時であるから、t1〜t2期間に読取回路1で読取ら
れるのはaラインである。 今、ラインメモリ群3で書込みが行なわれるラ
イン(書込みライン)と読出しが行なわれるライ
ン(読出しライン)に対応するメモリが、第6図
の関係(この書込みラインと読出しラインの初期
設定については後述する)にあるとすると、この
メモリ群3は前述の如くモータパルスMPを2Tだ
け遅延せしめたタイミングでラインチエンジさ
れ、その直後に2値化回路2から導出された画信
号が書込まれるようになつているから、前述のa
ラインの画信号はt2〜t3期間に上記メモリ群3の
メモリB1に書込まれる(B−書込みライン参
照)。そして、この画信号はt5〜t6期間に読出され
(B−読出しライン参照)、他方のラインメモリ群
4のメモリM1に書込まれる(M−書込みライン
参照)。 一方、t4〜t5期間に読取られたbラインはt5〜t6
期間にメモリB2に書込まれたのちt6〜t7期間に読
出されてメモリM2に書込まれ、以下、同様にし
てCライン以下の各ラインが第1のラインメモリ
群3を介して第2のメモリ群4に順次転送されて
行く。その際、第1のラインメモリ群3内の同一
メモリの書込みと読出しが同時に行なわれないよ
うに配慮されている。即ち副走査機構の遅れr=
2Tに対して第1のメモリ群3に4個のメモリB1
〜B4を使用した理由がそこにある。 ところで、読取回路1で読取られた各ラインの
画信号が上述の如く第2のラインメモリ群4の各
メモリM1〜M3に順次正確に書込まれて行くため
には、第1のメモリ群3の書込みラインと読出し
ラインが読取開始時に所定の関係になるように設
定されなければならない。第1ラインメモリ群3
のこのような初期設定を次に第7図と第8図を参
照して説明する。 第7図は第5図の第1ラインメモリ群3内の具
体的構成の一例を示すものである。同図に於いて
B1〜B4は前述した4個のラインメモリ、TCKは
画信号VIに同期した転送クロツクでメモリB1
B4の書込みおよび読出しのアドレスクロツクと
なる。ADはクロツクTCKをカウントするカウン
タで、メモリB1〜B4のアドレスカウンタとな
る。このカウンタはTHがハイの期間クリアされ
る。第5図のブロツクR/Wで示される制御回路
は、前述のスタートパルスTHとモータパルス
MPを得てメモリB1〜B4へのライトイネーブル信
号を作成する書込み回路7と、そのライトイネー
ブル信号を上記モータパルスMPから2T遅れたタ
イミングで、前記各メモリB1〜B4に順次切換え
て印加して行く書込み分配回路8と、モータパル
スMPと符号化開始信号CSTを得て前記各メモリ
B1〜B4から読出される4ライン分の画信号の一
を順次選択して導出する読出し選択回路9から構
成されている。 前記書込み回路7はスタートパルスTHをクロ
ツク入力としモータパルスMPのインバータI1
よる反転出力をプリセツト入力とするDフリツ
プ・フロツプF1と上記スタートパルスTHのイン
バータI2による反転出力をクロツク入力とする3
個のDフリツプ・フロツプF2〜F4を縦続接続し
た構成である。 フリツプフロツプF1〜F4はモータパルスMPか
ら2T遅れたタイミングを発生させるDフリツプ
フロツプである。即ち、THのハイの期間にモー
タパルスMPが入力されることにより、フリツプ
フロツプF1の出力はMPがハイになつた時点か
ら次のTHの立上り時点まで“0”となる。これ
をTHの反転信号をクロツク入力とするフリツプ
フロツプF2〜F4で順次THの立下り毎にラツチし
て行き、フリツプフロツプF4のQ出力ではMPの
タイミングから2T遅れた書き込みのタイミング
が発生される。 また、前記分配回路8は、上記インバータI2
びDフリツプフロツプF4の各出力を二入力とす
るオアゲートO1の出力をクロツク入力とし前記
符号化開始信号CSTをクリア入力として図示の
如く接続された4個のDフリツプ・フロツプF5
〜F8と、その2個のフリツプ・フロツプF5,F6
の出力を切換制御信号とするデマルチプレクサ
DMと、その各出力Y1〜Y4を一入力とし前記信号
CSTを他入力とする4個のアンドゲートA1〜A4
から構成される。 上記のフリツプフロツプF5〜F8はDフリツプ
フロツプであり、書込み分配制御回路を構成して
いる。即ち、フリツプフロツプF5のQ出力はフ
リツプフロツプF6のD入力に、フリツプフロツ
プF6の出力はフリツプフロツプF7のD入力
に、フリツプフロツプF7のQ出力はフリツプフ
ロツプF8のD入力に、そして、フリツププフロ
ツプF8の出力はフリツプフロツプF5のD入力
に接続されている。また、フリツプフロツプF5
のQ出力とフリツプフロツプF6のQ出力とフリ
ツプフロツプF6のQ出力がデマルチプレクサDM
のA入力、B入力に夫々接続されている。フリツ
プフロツプF5〜F8はクロツク入力およびクリア
入力がすべて共通であり、これによりクリア状態
(CST≠0の状態)ではA=0、B=0となつて
いる。従つて、CST=1となつた以降モータパ
ルスMPが出力されて、2T後、ライトイネーブル
WEがローレベルとなつて書込み動作が行なわれ
る毎に、THの反転出力とWEを入力とするオア
ゲートO1出力がクロツクとなつて、フリツプフ
ロツプF5〜F8に印加されるため、メモリへの書
込みが終了した直後のTHの立下りに同期して、
順次以下の表のような分配の制御がなされる。
【表】
【表】 一方、前記選択回路9は、モータパルスMPを
クロツク入力とし前記信号CTSをクリヤ入力と
して図示のように接続された4個のDフリツプ・
フロツプF9〜F12と、その2個のフリツプフロツ
プF9,F10の出力を切換制御信号とするマルチプ
レクサMXから構成されている。 フリツプフロツプF9〜F12はDフリツプフロツ
プであり、選択制御回路を構成している。即ち、
フリツプフロツプF9のQ出力はフリツプフロツ
プF10のD入力に、フリツプフロツプF10の出力
はフリツプフロツプF11のD入力に、フリツプフ
ロツプF11のQ出力はフリツプフロツプF12のD入
力に、そしてフリツプフロツプF12の出力はフ
リツプフロツプF9のD入力に接続されている。
また、フリツプフロツプF9のQ出力とフリツプ
フロツプF10のQ出力がマルチプレクサMXのA
入力、B入力に夫々接続されている。フリツプフ
ロツプF9〜F12はクロツク入力およびクリア入力
がすべて共通であり、これによりクリア状態
(CST=0の状態)ではA=0、B=0となつて
いる。従つて、CST=1となつた以降は、モー
タパルスMPによるクロツクが入るごとに以下の
表のような選択の制御がなされる。
【表】 また、この第7図の回路では、同図の左下に示
すようにモータパルスMPはスタートパルスTH
のパルス幅内に収まるようなパルス幅に設定され
ている。 さて、この第7図の回路に於いて、第8図に示
す符号化開始信号CSTがローレベルの期間、即
ち、符号化開始前が初期設定の状態である。この
状態では、画信号VIはアンドゲートでマスクさ
れるので、メモリB1〜B4へ入力は白信号を示す
“0”となり、また書込み分配回路8中のアンド
ゲートA1〜A4の出力が全てローレベルとなるた
め、スタートパルスTHの1パルス毎にメモリB1
〜B4へはすべて“0”が一斉に書かれる。 この時、書込み分配回路8のデマルチプレクサ
DMと読出し選択回路9のマルチプレクサMXは
いずれもメモリB1を指定すべく待機状態にあ
る。 前記符号化開始信号CSTがハイレベルになる
と、スタートパルスTHの次のタイミング即ちto
時から符号化回路(第5図の5)の符号化動作が
開始される。即ち、to時にモータパルスMPの最
初のパルスが発生(第8図参照)し、このパルス
に応答して読出し選択回路9のマルチプレクサ
MXは出力側Yを入力側のC1(初期設定状態)か
らC2に切換え、それによつてメモリB2から読出
された1ライン分に亘つて全て“0”(これを全
白と称す)の信号がto〜t1期間に第5図の第2ラ
インメモリ群4のメモリM1に書込まれる(第8
図のM−WRITE参照)。 なお、to時には、第6図のM−符号化ラインか
ら判るように、第2メモリ群4のメモリM3から
符号化回路5への転送が開始されるが、これにつ
いては後述する。 t1の時点では、この例において、最初のライン
符号化が終了していないという前提で図示してお
り、第1メモリ群Bの読出しラインおよび第2メ
モリ群Mの読み出し書き込みのラインチエンジは
発生しないし、モータパルスMPも出力されな
い。また、モータパルスMPを出力したt0時点よ
り2T期間経過していないので、第1メモリ群へ
の画信号VIの書込みもなされない。 次に、t2〜t3期間では書込み回路7の出力即ち
メモリB1〜B4へのライトイネーブル信号(第8
図のWE)がローレベルとなる。この時、書込み
分配回路8は前述の初期設定によつてメモリB1
を指定するようになつているから、上記信号WE
はこの分配回路のアンドゲートA1の出力として
現われる。 一方、上記t2〜t3期間に第5図の2値化回路2
から導出される画信号(第8図のVI)は先に説
明した如くt1〜t2期間に読取られたもの(第8図
のMP参照)であるから、aラインの画信号であ
る。従つて、このaラインの画信号がそのt2〜t3
期間にメモリB1に書込まれることになる。 次に、t3時には第2ラインメモリ群4のメモリ
M1から読出された画信号の符号化が始まる(第
6図の符号化ライン参照)。同時に、このt3時に
発生されたモータパルスMPに応答して読出し選
択回路9のマルチプレクサMXが次のC3に切換わ
るので、第1ラインメモリ群のメモリB3の全白
信号の読出しが開始され、この信号が第2メモリ
群4のメモリM2に書込まれる(第8図のM−
WRITE参照)。 次に、t4時では上記メモリM2から読出された全
白信号の符号化が開始される(第6図の符号化ラ
イン参照)。同時に、このt4時に発生されたモー
タパルスMPに応答してマルチプレクサMXが次
のC3に切換わるので、メモリB4の全白の信号がt4
〜t5期間に読出され、この信号がメモリM3に書込
まれる。 一方、書込み回路7の出力信号WEはt3〜t5
間ではハイレベルとなつているので、第1ライン
メモリ群のメモリB1〜B4は何等書込みが行なわ
れない。そして、t5時には上記信号WEがローレ
ベルとなり、書込み分配回路8はモータパルス
MPから2T遅れたタイミングで切換わるようにな
つているので、そのローレベルの信号WEはアン
ドゲートA2の出力として現われる。このため、t5
〜t6期間では第5図の2値化回路2から導出され
るbラインの画信号(第8図のMP参照)が第1
ラインメモリ群のメモリB2に書込まれる。 また、上記t5〜t6期間ではメモリM3から読出さ
れた全白信号の符号化が行なわれ、同時にメモリ
B1から前述と同様にしてaラインの画信号が読
出されてメモリM1に書込まれる。 更に、t6時ではメモリM1から読出されたaライ
ンの符号化が開始され、同時にメモリB2から読
出されたbラインのメモリM2への書込みが開始
される。そして、以下、同様に進行して行く。 このように、第7図の回路を採用した場合に
は、符号化動作の開始から4ライン目までを除く
と、読取回路で読取られた各ラインの画信号を順
次正確に符号化できることになる。しかも、その
最初の4ライン分は全白即ち画情報なしの信号と
して符号化回路に送られるので、この各信号をそ
のまま符号化して受信側に伝送したとしても、4
ライン分と云う非常に短かい長さであるので、記
録画に何等影響を与えることはないし、また、特
にそれが問題となる場合には、その4ライン分に
ついては符号化を行なわず、第2ラインメモリ群
への転送だけを行うようにすることによつて容易
に解決できる。 また、符号化回路には前述の如く最初にメモリ
M3から転送が行なわれるので、符号化の開始に
先立つてこのメモリM3に予め全白信号を書込ん
でおいた方が好ましいが、僅か1ラインのことで
あるので、特にそのような考慮をしなくても、記
録画に重大な影響を与えることはない。 更に、先の実施例は、副走査機構の遅れ(r)
がr=2Tの場合であるが、r=Tの場合には第
1のラインメモリ群は3個のメモリで構成できる
し、また、符号化回路が1次元の符号化(所謂
MH方式)を行う場合には第2のラインメモリ群
のメモリは2個でよく、それに応じて第1のライ
ンメモリ群の個数も少なくできる。 以上の如く、本発明のフアクシミリ送信機に依
れば、副走査機構の応答遅れに起因する画信号符
号化時の誤動作を解消することができ、しかも、
それを比較的低速アクセスのバツフアメモリを使
用することによつて安価に実現できると云う利点
がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のフアクシミリ送信機の要部概略
構成を示し、第2図〜第4図はその動作タイムチ
ヤートである。第5図は本発明によるフアクシミ
リ送信機の要部概略構成を示し、第6図はその動
作タイムチヤートである。第7図は第5図の主要
部の一実施例を示し、第8図はその動作タイムチ
ヤートである。第9図は第1図の従来装置の誤動
作を説明するための図である。 3……第1のラインメモリ群、4は第2のライ
ンメモリ群、7……書込み回路、8……書込み分
配回路、9……読出し選択回路。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 1ライン分の画信号の符号化が終了する毎に
    副走査を進めて行く可変副走査型のフアクシミリ
    送信機であつて、 原稿を一定周期で読取つて得た画信号を2値化
    して導出する2値化回路と2値化後の画信号を1
    ライン分ずつ符号化する符号化回路の間に第1の
    ラインメモリ群と第2のラインメモリ群を設け、
    第1のラインメモリ群は、符号化回路の符号化方
    式と副走査系の応答遅れとに対応した数のメモリ
    を備え、その各メモリに副走査駆動パルスから一
    定時間遅延したタイミングで前記2値化後の各1
    ライン分の画信号が順次書込まれ、且つ、その既
    に書込まれたメモリの一つが前記駆動パルスのタ
    イミングで順次読出されるように制御され、 第2のラインメモリ群は、符号化回路の符号化
    方式に対応した数のメモリを備え、その各メモリ
    に前記駆動パルスのタイミングで第1のメモリ群
    から読出された画信号が順次書込まれ、且つ、そ
    の書込時に既に書込まれているメモリの一つが順
    次読出されるように制御され、 この第2のメモリ群から読出された画信号を前
    記符号化回路に導入するようにした事を特徴とす
    るフアクシミリ送信機。
JP1744380A 1980-02-14 1980-02-14 Facsimile transmitter Granted JPS56114471A (en)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1744380A JPS56114471A (en) 1980-02-14 1980-02-14 Facsimile transmitter

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1744380A JPS56114471A (en) 1980-02-14 1980-02-14 Facsimile transmitter

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS56114471A JPS56114471A (en) 1981-09-09
JPS6243587B2 true JPS6243587B2 (ja) 1987-09-16

Family

ID=11944161

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1744380A Granted JPS56114471A (en) 1980-02-14 1980-02-14 Facsimile transmitter

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS56114471A (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS56114471A (en) 1981-09-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5309450A (en) Error correction coding method and apparatus for digital image information
US4291339A (en) Facsimile transceiver
US4090222A (en) Facsimile signal reception system
JPS6310632B2 (ja)
US4398222A (en) Facsimile apparatus
US4058674A (en) Graphic information compression method and system
JPS5926153B2 (ja) フアクシミリ受信方式
JPS6243587B2 (ja)
JPS586343B2 (ja) カヘンソウサセンミツドセイギヨホウシキ
JPS5917769A (ja) 感熱記録方式
JPH028514B2 (ja)
JPS6126868B2 (ja)
JPH0767140B2 (ja) フアクシミリ装置
JPS5949750B2 (ja) 可変走査線密度制御方式
JPS6313628B2 (ja)
JPS6041369A (ja) フアクシミリ装置
JPS6124868B2 (ja)
JPH05183736A (ja) 画像通信装置
JPS5920306B2 (ja) 感熱記録装置
JPH0145269B2 (ja)
JP3018864B2 (ja) ファクシミリ装置
JPS6333403Y2 (ja)
JPS583465A (ja) フアクシミリ装置
JPS6051069A (ja) 画信号の縮小処理回路
JPS60105366A (ja) フアクシミリ装置