JPS6243585Y2 - - Google Patents
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- JPS6243585Y2 JPS6243585Y2 JP10287480U JP10287480U JPS6243585Y2 JP S6243585 Y2 JPS6243585 Y2 JP S6243585Y2 JP 10287480 U JP10287480 U JP 10287480U JP 10287480 U JP10287480 U JP 10287480U JP S6243585 Y2 JPS6243585 Y2 JP S6243585Y2
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- JP
- Japan
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- gear
- prone
- head
- rotates
- locking rotation
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- 241000270666 Testudines Species 0.000 description 20
- 241000270722 Crocodylidae Species 0.000 description 2
- LNNWVNGFPYWNQE-GMIGKAJZSA-N desomorphine Chemical compound C1C2=CC=C(O)C3=C2[C@]24CCN(C)[C@H]1[C@@H]2CCC[C@@H]4O3 LNNWVNGFPYWNQE-GMIGKAJZSA-N 0.000 description 2
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 2
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Toys (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案は玩具の頭部、手足等の一部に伏仰動作
をさせる装置に関する。
をさせる装置に関する。
(従来の技術及び考案が解決しようとする問題
点) 玩具には動作を伴なうものと、伴なわないもの
とがあり、このうち動作を伴なう玩具は動作が本
物と似ていたり、突飛であつたり、或は意外性が
ある場合に幼児等が興味を持つため、従来から興
趣に富む動作をなさしめる装置が望まれる次第で
ある。しかし斯様な動作をさせるには、いきおい
装置自体が複雑大型化する問題点がある。
点) 玩具には動作を伴なうものと、伴なわないもの
とがあり、このうち動作を伴なう玩具は動作が本
物と似ていたり、突飛であつたり、或は意外性が
ある場合に幼児等が興味を持つため、従来から興
趣に富む動作をなさしめる装置が望まれる次第で
ある。しかし斯様な動作をさせるには、いきおい
装置自体が複雑大型化する問題点がある。
本考案者は上述の如き問題点に鑑み、これを有
効に解決すべく本考案を成したものであり、その
目的とする処は特定の形状をもつ部材を巧みに組
み合せることにより簡単な構造で確実に伏仰動作
をなさしめる装置を提供するにある。
効に解決すべく本考案を成したものであり、その
目的とする処は特定の形状をもつ部材を巧みに組
み合せることにより簡単な構造で確実に伏仰動作
をなさしめる装置を提供するにある。
(問題点を解決するための手段)
斯る目的を達成すべく本考案は玩具本体に基端
部を枢着され該枢着部を中心に伏仰動自在となつ
た伏仰部材と、前記該基端部に一体的に形成され
係止面と係合歯とを有する係子回動部と、前記伏
仰部材が所定の伏仰角度範囲にあるときのみ前記
係合歯と噛合し正逆の回転動により前記係止回動
部を介して該伏仰部材を仰伏動させる駆動歯車
と、前記駆動歯車の正の回転動により前記伏仰部
材が最も上方に仰動した場合に前記係止面に係合
して伏仰部材を係止し、該駆動歯車の逆の回転動
にともない前記係止を解除するフツク部材とを備
えるように玩具を構成し、該玩具の一部即ち伏仰
部材に伏仰動作させることを特徴としている。
部を枢着され該枢着部を中心に伏仰動自在となつ
た伏仰部材と、前記該基端部に一体的に形成され
係止面と係合歯とを有する係子回動部と、前記伏
仰部材が所定の伏仰角度範囲にあるときのみ前記
係合歯と噛合し正逆の回転動により前記係止回動
部を介して該伏仰部材を仰伏動させる駆動歯車
と、前記駆動歯車の正の回転動により前記伏仰部
材が最も上方に仰動した場合に前記係止面に係合
して伏仰部材を係止し、該駆動歯車の逆の回転動
にともない前記係止を解除するフツク部材とを備
えるように玩具を構成し、該玩具の一部即ち伏仰
部材に伏仰動作させることを特徴としている。
(実施例)
以下に本考案の好適実施例を添付図面に従つて
詳述する。
詳述する。
第1図は本考案が適用される玩具の一例を示す
斜視図で、軌条1…を形成した複数のピースを組
み合せた走行面2上を子亀3を模した玩具を乗せ
た親亀4を模した玩具が走行し、この親亀4が頭
部を下げた状態で後退しつつワニの背を模した走
行斜面5を昇り、その頂点で子亀3をワニの顔を
模した滑走面6に放ち、子亀3を滑走面6の先端
に連続する方向転換面7まで滑走せしめる。
斜視図で、軌条1…を形成した複数のピースを組
み合せた走行面2上を子亀3を模した玩具を乗せ
た親亀4を模した玩具が走行し、この親亀4が頭
部を下げた状態で後退しつつワニの背を模した走
行斜面5を昇り、その頂点で子亀3をワニの顔を
模した滑走面6に放ち、子亀3を滑走面6の先端
に連続する方向転換面7まで滑走せしめる。
この後、親亀4は頭部を上げた状態で走行斜面
5を下り、これに続く走行面を方向転換等をして
走行し、ラツク部を形成した坂状の走行面8の頂
部に至り、ここで歯車機構を作動して前記滑走面
6と、この後端に連続する溝条9とをこれらの連
結部を中心として垂直面内において反時計方向に
回動せしめる。この結果、滑走面6先部に連続し
た方向転換面7は回動上昇し、溝条9は下降す
る。
5を下り、これに続く走行面を方向転換等をして
走行し、ラツク部を形成した坂状の走行面8の頂
部に至り、ここで歯車機構を作動して前記滑走面
6と、この後端に連続する溝条9とをこれらの連
結部を中心として垂直面内において反時計方向に
回動せしめる。この結果、滑走面6先部に連続し
た方向転換面7は回動上昇し、溝条9は下降す
る。
そして、この回動により滑走面6及び方向転換
面7はその傾斜方向を逆にし、方向転換面7に係
止していた子亀3はその向きを反転し、滑走面6
を戻り滑走して溝条9の中間部に至る。
面7はその傾斜方向を逆にし、方向転換面7に係
止していた子亀3はその向きを反転し、滑走面6
を戻り滑走して溝条9の中間部に至る。
一定時間経過後、前記の回動方向が逆になり、
溝条9は回動上昇し、子亀3は溝条9の中間部よ
り更に前方に向つて滑走し、滑走面10に入り、
この滑走面10の先部11に係止する。これと同
時に親亀4は坂状走行面8を下り、該先部11の
下を通過する際に子亀3を背中に乗せ、この状態
で走行面2を走行して前記走行斜面5に至り、以
後前記同様の動作を繰り返す。
溝条9は回動上昇し、子亀3は溝条9の中間部よ
り更に前方に向つて滑走し、滑走面10に入り、
この滑走面10の先部11に係止する。これと同
時に親亀4は坂状走行面8を下り、該先部11の
下を通過する際に子亀3を背中に乗せ、この状態
で走行面2を走行して前記走行斜面5に至り、以
後前記同様の動作を繰り返す。
第2図乃至第4図は前記親亀4の内部機構を示
す図であり、本体12内にはモータ13を組み込
み、このモータ13の回転を歯車列14を介して
駆動輪15,15に伝達している。この歯車列1
4の一部を構成する歯車14aは回動自在な軸の
一端に設けられており該軸の他端にはこれを延長
してウオーム16が取り付けられ、該他端部は図
示しないスプリングによつて弾発支持されてい
る。
す図であり、本体12内にはモータ13を組み込
み、このモータ13の回転を歯車列14を介して
駆動輪15,15に伝達している。この歯車列1
4の一部を構成する歯車14aは回動自在な軸の
一端に設けられており該軸の他端にはこれを延長
してウオーム16が取り付けられ、該他端部は図
示しないスプリングによつて弾発支持されてい
る。
一方本体12側部には一端に長孔17を斜めに
形成したレバー18を回動自在に枢着18aし、
該長孔17にL形リンク部材19の一端を係止し
ている。該レバー18は本体底部に設けた切換ア
ームと連係し、切換アームの揺動によりレバー1
8は枢着部18a円を中心として回動する。そし
てこの回動で該長孔17に係止したL形リンク部
材19が上下動する。このL形リンク部材19の
他端には前記ウオーム16と噛合する溝を形成
し、リンク19が第3図に示す如く下方に位置し
たときに該ウオーム16と溝とが噛合する如くな
つている。
形成したレバー18を回動自在に枢着18aし、
該長孔17にL形リンク部材19の一端を係止し
ている。該レバー18は本体底部に設けた切換ア
ームと連係し、切換アームの揺動によりレバー1
8は枢着部18a円を中心として回動する。そし
てこの回動で該長孔17に係止したL形リンク部
材19が上下動する。このL形リンク部材19の
他端には前記ウオーム16と噛合する溝を形成
し、リンク19が第3図に示す如く下方に位置し
たときに該ウオーム16と溝とが噛合する如くな
つている。
また、親亀4の頭部20はその後部下端をして
本体12に揺動自在に枢着され、該下端部の一側
には2個の歯21b,21bを周囲に形成し、上
端を平面状の係止面21aとした略々半円形状の
係止回動部21を形成している。そしてこの係止
回動部21の後方(図では左側)には歯車列14
の一部を構成する歯車14bを配し、この歯車1
4bと係止回動部21との間に駆動歯車22を介
設し、この歯車22の軸にフツク部材23を軸の
回転摩擦力によつて回転し得る程度に遊嵌してい
る。そしてこのフツク部材23の先端部23aは
該係止回動部材21の係止面21aに係止するよ
うに一部が突出している。尚第3図乃至第5図中
において、歯車14b及び22の歯は噛合してい
るもののみが図示され、他は省略されている。
本体12に揺動自在に枢着され、該下端部の一側
には2個の歯21b,21bを周囲に形成し、上
端を平面状の係止面21aとした略々半円形状の
係止回動部21を形成している。そしてこの係止
回動部21の後方(図では左側)には歯車列14
の一部を構成する歯車14bを配し、この歯車1
4bと係止回動部21との間に駆動歯車22を介
設し、この歯車22の軸にフツク部材23を軸の
回転摩擦力によつて回転し得る程度に遊嵌してい
る。そしてこのフツク部材23の先端部23aは
該係止回動部材21の係止面21aに係止するよ
うに一部が突出している。尚第3図乃至第5図中
において、歯車14b及び22の歯は噛合してい
るもののみが図示され、他は省略されている。
次に本装置の作用を先ず親亀4が前進走行して
いる場合について第3図に基づき述べる。
いる場合について第3図に基づき述べる。
モータ13の軸は常に第3図中時計方向に回転
し、この回転が歯車列14を介して駆動輪15ま
で伝達される。この場合レバー18は第3図に示
す如く、切換アームによつて時計方向に回動した
状態にあり、このためL形リンク部材19は下方
に位置せしめられ、該リンク部材19の端部に形
成された溝がウオーム16と噛合する。そしてモ
ータ13の回転で歯車14aが回転すると、ウオ
ーム16の回転によつて歯車14aは第2図中イ
方向に移動し、歯車14cと噛合してその回転を
伝達する。その結果、歯車14aの回転動は歯車
14c,14d,14eを介して駆動輪15,1
5に伝達される。即ち歯車14cを介して駆動輪
15,15に回転動を伝達したときは駆動輪15
の回転方向とモータ13の回転方向とは同一とな
る。
し、この回転が歯車列14を介して駆動輪15ま
で伝達される。この場合レバー18は第3図に示
す如く、切換アームによつて時計方向に回動した
状態にあり、このためL形リンク部材19は下方
に位置せしめられ、該リンク部材19の端部に形
成された溝がウオーム16と噛合する。そしてモ
ータ13の回転で歯車14aが回転すると、ウオ
ーム16の回転によつて歯車14aは第2図中イ
方向に移動し、歯車14cと噛合してその回転を
伝達する。その結果、歯車14aの回転動は歯車
14c,14d,14eを介して駆動輪15,1
5に伝達される。即ち歯車14cを介して駆動輪
15,15に回転動を伝達したときは駆動輪15
の回転方向とモータ13の回転方向とは同一とな
る。
この場合歯車14bは第3図中反時計方向に回
転し、これと噛合する歯車22は時計方向に回転
している。そして歯車22の軸に挿着されたフツ
ク部材23の先端部23aは時計方向に回動する
押圧力によつて係止回転部の上端面21aに当接
しており、頭部20は、枢着部20aを中心とし
て伏仰動作することを阻止され頭部が持ち上がつ
た状態を保持する。尚、この時点で係止回動部2
1の歯21a,21aと歯車22とは噛合してい
ない。
転し、これと噛合する歯車22は時計方向に回転
している。そして歯車22の軸に挿着されたフツ
ク部材23の先端部23aは時計方向に回動する
押圧力によつて係止回転部の上端面21aに当接
しており、頭部20は、枢着部20aを中心とし
て伏仰動作することを阻止され頭部が持ち上がつ
た状態を保持する。尚、この時点で係止回動部2
1の歯21a,21aと歯車22とは噛合してい
ない。
次に親亀4が後退動をする場合について更に第
4図を参照して説明する。頭部20が持ち上がつ
た状態において切換アームの揺動により、レバー
18が第4図に示す如く反時計方向に回動する
と、L形リンク部材19が上方に持ち上げられ、
ウオーム16とリンク部材19との噛合状態が解
除され、スプリングの弾発力で歯車14aが第2
図中ロ方向に押し出される。すると歯車14aと
歯車14cとの噛合が解かれ、歯車14aは直接
歯車14dと噛合することとなる。その結果、歯
車14aの回転動は14cを介さず歯車14dに
伝達され歯車14dは前記とは逆方向に回転する
ことになり、駆動輪15も後退動の回転をするこ
とになる。
4図を参照して説明する。頭部20が持ち上がつ
た状態において切換アームの揺動により、レバー
18が第4図に示す如く反時計方向に回動する
と、L形リンク部材19が上方に持ち上げられ、
ウオーム16とリンク部材19との噛合状態が解
除され、スプリングの弾発力で歯車14aが第2
図中ロ方向に押し出される。すると歯車14aと
歯車14cとの噛合が解かれ、歯車14aは直接
歯車14dと噛合することとなる。その結果、歯
車14aの回転動は14cを介さず歯車14dに
伝達され歯車14dは前記とは逆方向に回転する
ことになり、駆動輪15も後退動の回転をするこ
とになる。
この場合歯車14bは第3図中時計方向に回転
し、これに14bと噛合する歯車22は反時計方
向に回転し、歯車22の軸に挿着されたフツク部
材23は回転摩擦力によつて回動する程度に遊嵌
されているので反時計方向に回動するため、フツ
ク部材23と係止回動部材21との係止状態が解
除され、頭部20はその枢着部20aを中心とし
て自重により下方に揺動する。その結果、係止回
動部21の歯21bと歯車22とが噛合して歯車
22の回転動により頭部20は時計方向に揺動
し、頭下げ動作をなす。そして、頭部20が最も
下方に揺動した時点で、係止回動部21の歯21
bと歯車22との噛合は解除された親亀4は第4
図に示す状態で後退動することとなる。
し、これに14bと噛合する歯車22は反時計方
向に回転し、歯車22の軸に挿着されたフツク部
材23は回転摩擦力によつて回動する程度に遊嵌
されているので反時計方向に回動するため、フツ
ク部材23と係止回動部材21との係止状態が解
除され、頭部20はその枢着部20aを中心とし
て自重により下方に揺動する。その結果、係止回
動部21の歯21bと歯車22とが噛合して歯車
22の回転動により頭部20は時計方向に揺動
し、頭下げ動作をなす。そして、頭部20が最も
下方に揺動した時点で、係止回動部21の歯21
bと歯車22との噛合は解除された親亀4は第4
図に示す状態で後退動することとなる。
次に頭部20が下つた状態において切換アーム
の操作で第3図に示す如く再度リンク部材19が
下がると、歯車14aがウオーム16の回転によ
つてイ方向に移動し、前記同様歯車14aと歯車
14cとが噛合し、歯車14bが反時計方向に回
転する。この結果、歯車14bと噛合する歯車2
2は時計方向に回転し、この回転につれてフツク
部材23が回動するとともに、歯車22が係止回
動部の歯21bに噛合し、頭部20は枢着部20
aを中心として反時計方向に揺動せしめられる。
そして頭部20が最も上方に揺動した時点で係止
回動部21の歯21bと歯車22の噛合が解除さ
れるとともに、フツク部材の先端部23aが係止
回動部の上端面21aに係止し、頭部20が持ち
上げられた状態を保持する。その結果、親亀は第
3図に示す状態で前進動を行う。以上の動作を繰
り返すことにより、頭部が伏仰動作をなす。
の操作で第3図に示す如く再度リンク部材19が
下がると、歯車14aがウオーム16の回転によ
つてイ方向に移動し、前記同様歯車14aと歯車
14cとが噛合し、歯車14bが反時計方向に回
転する。この結果、歯車14bと噛合する歯車2
2は時計方向に回転し、この回転につれてフツク
部材23が回動するとともに、歯車22が係止回
動部の歯21bに噛合し、頭部20は枢着部20
aを中心として反時計方向に揺動せしめられる。
そして頭部20が最も上方に揺動した時点で係止
回動部21の歯21bと歯車22の噛合が解除さ
れるとともに、フツク部材の先端部23aが係止
回動部の上端面21aに係止し、頭部20が持ち
上げられた状態を保持する。その結果、親亀は第
3図に示す状態で前進動を行う。以上の動作を繰
り返すことにより、頭部が伏仰動作をなす。
第5図は本考案の別実施例の要部を示すもので
あり、前記と同様の部材には同一の符号を付して
いる。
あり、前記と同様の部材には同一の符号を付して
いる。
即ち、前記同様歯車14bと係止回動部21と
の間には歯車24を介設しているが、この歯車2
4は前記歯車22より小径であり、歯車14bと
は噛合せずに、係止回動部の歯21bのみと噛合
するようになつている。
の間には歯車24を介設しているが、この歯車2
4は前記歯車22より小径であり、歯車14bと
は噛合せずに、係止回動部の歯21bのみと噛合
するようになつている。
そして、該歯車24の軸27にはフツク部材2
5がその基端部26をして挿着されている。この
基端部26の形状は側面略々円形をなし、且つフ
ツク部材25は前記のフツク部材23と異なり歯
車24と同様に軸27に一体的に取り付けられて
いるため、常に軸27とともに回転する。そして
該基端部26の外周面は前記歯車14bの歯と接
触し、軸27は摩擦力により該歯車14bととも
に回転する。而して、頭部20が持ち上がつた状
態において、レバー18が反時計方向に揺動する
ことにより親亀4が後退動を開始し歯車14bが
時計方向に回転した場合には、歯車14bの歯が
フツク部材25の基端部26を押し下げる如くし
てフツク部材25を反時計方向に回動せしめる。
この結果、フツク部材25と係止回動部21の上
端面21aとの係止状態が解除され歯車24と係
止回動部21の歯21bとが係合し、頭部20は
枢着部20aを中心として頭下げ動作をなす。そ
して、頭部20が最も下方に揺動した時点で、歯
車24と係止回動部21の歯21bとの噛合は解
除される。
5がその基端部26をして挿着されている。この
基端部26の形状は側面略々円形をなし、且つフ
ツク部材25は前記のフツク部材23と異なり歯
車24と同様に軸27に一体的に取り付けられて
いるため、常に軸27とともに回転する。そして
該基端部26の外周面は前記歯車14bの歯と接
触し、軸27は摩擦力により該歯車14bととも
に回転する。而して、頭部20が持ち上がつた状
態において、レバー18が反時計方向に揺動する
ことにより親亀4が後退動を開始し歯車14bが
時計方向に回転した場合には、歯車14bの歯が
フツク部材25の基端部26を押し下げる如くし
てフツク部材25を反時計方向に回動せしめる。
この結果、フツク部材25と係止回動部21の上
端面21aとの係止状態が解除され歯車24と係
止回動部21の歯21bとが係合し、頭部20は
枢着部20aを中心として頭下げ動作をなす。そ
して、頭部20が最も下方に揺動した時点で、歯
車24と係止回動部21の歯21bとの噛合は解
除される。
また、親亀4の頭部20が下つた状態において
レバー18が反時計方向に回転し親亀4が前進動
を開始した時、即ち歯車14bが反時計方向に回
転する場合には歯車24及びフツク部材25は時
計方向に回動し、歯車24は係止回動部21の歯
21bに噛合して頭部20を反時計方向に回動せ
しめて、頭部に頭上げ動作をなさしめる。そして
頭部20が最も上方に揺動した時点で歯車24と
係止回動部21の歯21bとの噛合は解除され、
一方フツク部材の先端部23aは係止回動部の上
端面21aに係止するとともに前記基端部26の
外周面と歯車14bとは摺動するためにフツク部
材23は回動を停止し、頭部20が持ち上げられ
た状態を保持する。このような動作を繰り返すこ
とにより頭部に伏仰動作をなさしめる。
レバー18が反時計方向に回転し親亀4が前進動
を開始した時、即ち歯車14bが反時計方向に回
転する場合には歯車24及びフツク部材25は時
計方向に回動し、歯車24は係止回動部21の歯
21bに噛合して頭部20を反時計方向に回動せ
しめて、頭部に頭上げ動作をなさしめる。そして
頭部20が最も上方に揺動した時点で歯車24と
係止回動部21の歯21bとの噛合は解除され、
一方フツク部材の先端部23aは係止回動部の上
端面21aに係止するとともに前記基端部26の
外周面と歯車14bとは摺動するためにフツク部
材23は回動を停止し、頭部20が持ち上げられ
た状態を保持する。このような動作を繰り返すこ
とにより頭部に伏仰動作をなさしめる。
尚、図示例では本考案は親亀を模した玩具に適
用したが、例えば小犬のしつぼの動作等にも適用
でき、その対象は任意である。
用したが、例えば小犬のしつぼの動作等にも適用
でき、その対象は任意である。
(考案の効果)
以上で明らかな如く本考案によれば、玩具本体
に基端部を枢着された該枢着部を中心に伏仰動自
在となつた伏仰部材と、前記該基端部に一体的に
形成される係止面と係合歯とを有する係止回動部
と、前記伏仰部材が所定の伏仰角度範囲にあると
きのみ前記係合歯と噛合し正逆の回転動により該
伏仰部材を伏仰動させる駆動歯車と、前記駆動歯
車の正の回転動により前記伏仰部材が最も上方に
伏仰動した場合に前記係止面に係合して伏仰部材
を係止し、該駆動歯車の逆の回転動にともない前
記係止を解除するフツク部材により玩具を構成
し、玩具の一部伏仰部材が伏仰操作をする如くし
たので簡単な構造によつて意外性のある動作を確
実に行なわせることができ、且つ本考案を適用し
た玩具の商品価値を著しく向上せしめる等多大の
利点を有する。
に基端部を枢着された該枢着部を中心に伏仰動自
在となつた伏仰部材と、前記該基端部に一体的に
形成される係止面と係合歯とを有する係止回動部
と、前記伏仰部材が所定の伏仰角度範囲にあると
きのみ前記係合歯と噛合し正逆の回転動により該
伏仰部材を伏仰動させる駆動歯車と、前記駆動歯
車の正の回転動により前記伏仰部材が最も上方に
伏仰動した場合に前記係止面に係合して伏仰部材
を係止し、該駆動歯車の逆の回転動にともない前
記係止を解除するフツク部材により玩具を構成
し、玩具の一部伏仰部材が伏仰操作をする如くし
たので簡単な構造によつて意外性のある動作を確
実に行なわせることができ、且つ本考案を適用し
た玩具の商品価値を著しく向上せしめる等多大の
利点を有する。
図面は本考案の好適実施例を示すものであり、
第1図は本考案に係る装置を適用した玩具の一例
を示す全体斜視図、第2図は本考案に係る装置の
説明的平面図、第3図及び第4図は同装置の作動
を示す側面図、第5図は変更実施例を示す側面図
である。 尚、図面中、4は玩具、12は玩具本体、20
は伏仰部材、21は係止回動部、22,24は歯
車、23,25はフツク部材である。
第1図は本考案に係る装置を適用した玩具の一例
を示す全体斜視図、第2図は本考案に係る装置の
説明的平面図、第3図及び第4図は同装置の作動
を示す側面図、第5図は変更実施例を示す側面図
である。 尚、図面中、4は玩具、12は玩具本体、20
は伏仰部材、21は係止回動部、22,24は歯
車、23,25はフツク部材である。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 玩具本体に基端部を枢着され該枢着部を中心に
伏仰動自在となつた伏仰部材と、 前記該基端部に一体的に形成され係止面と係合
歯とを有する係止回動部と、 前記伏仰部材が所定の伏仰角度範囲にあるとき
のみ前記係合歯と噛合し正逆の回転動により前記
係止回動部を介して該仰伏部材を仰伏動させる駆
動歯車と、 前記駆動歯車の正の回転動により前記伏仰部材
が最も上方に仰動した場合に前記係止面に係合し
て伏仰部材を係止し、該駆動歯車の逆の回転動に
ともない前記係止を解除するフツク部材とを備え
ることを特徴とする玩具の伏仰動作装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10287480U JPS6243585Y2 (ja) | 1980-07-21 | 1980-07-21 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10287480U JPS6243585Y2 (ja) | 1980-07-21 | 1980-07-21 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5726287U JPS5726287U (ja) | 1982-02-10 |
JPS6243585Y2 true JPS6243585Y2 (ja) | 1987-11-12 |
Family
ID=29464293
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10287480U Expired JPS6243585Y2 (ja) | 1980-07-21 | 1980-07-21 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6243585Y2 (ja) |
-
1980
- 1980-07-21 JP JP10287480U patent/JPS6243585Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5726287U (ja) | 1982-02-10 |
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