JPS6243503A - メタリツク塗装クリヤ−塗膜の膜厚測定法 - Google Patents
メタリツク塗装クリヤ−塗膜の膜厚測定法Info
- Publication number
- JPS6243503A JPS6243503A JP18285685A JP18285685A JPS6243503A JP S6243503 A JPS6243503 A JP S6243503A JP 18285685 A JP18285685 A JP 18285685A JP 18285685 A JP18285685 A JP 18285685A JP S6243503 A JPS6243503 A JP S6243503A
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- Japan
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- thickness
- paint film
- film
- clear paint
- ultraviolet rays
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
この発明は、自動車外板などに施されたメタリック塗装
の最上層であるクリヤー塗膜の膜厚測定法に関するもの
である。
の最上層であるクリヤー塗膜の膜厚測定法に関するもの
である。
(従来の技術)
従来、電着層、中塗層、メタリック上塗層、クリヤ一層
からなるメタリック塗装の塗膜について、クリヤ一層の
みの塗膜厚さを測定する方法としては、顕微鏡を使用し
てメタリック上塗層表面とクリ’v−t!5表面を観察
し、その寸法差を求める方法がある。
からなるメタリック塗装の塗膜について、クリヤ一層の
みの塗膜厚さを測定する方法としては、顕微鏡を使用し
てメタリック上塗層表面とクリ’v−t!5表面を観察
し、その寸法差を求める方法がある。
(発明が解決しようとする問題点)
しかしながら、この顕微鏡を使用する方法には次のよう
な問題点がある。
な問題点がある。
(1)テスト・ピース・パネルへの適用は良好であるが
、実車塗装面に対する非破壊測定は、装)6ライン移動
中の実車の振動等のため測定誤差を生ずる。
、実車塗装面に対する非破壊測定は、装)6ライン移動
中の実車の振動等のため測定誤差を生ずる。
(2)メタリック上塗層とクリヤ一層の界面は、両者が
混合状態になっており、境界の判定が困難である。
混合状態になっており、境界の判定が困難である。
(3)クリヤ一層は透明なため、層の表面の識別が困難
であり、測定誤差を生じや1い。
であり、測定誤差を生じや1い。
(4)試料の塗装面が少し曲面になっていると、顕微鏡
の焦点合せが困難になる。
の焦点合せが困難になる。
(5)顕微鏡を含む装置の取扱いが煩雑で能率が悪い。
この発明は、上記問題点を解決するため、製造ラインを
移動中の車両外板塗装面での測定が可能で、かつ試料が
完全に平面でない塗装面でも測定が可能な、メタリック
塗装クリヤー塗膜の膜厚測定法の提供を目的どする。
移動中の車両外板塗装面での測定が可能で、かつ試料が
完全に平面でない塗装面でも測定が可能な、メタリック
塗装クリヤー塗膜の膜厚測定法の提供を目的どする。
(問題点を解決するための手段)
この発明は、上記問題点を解決りるための手段として、
紫外線吸収剤を一定含有率で含りするメタリック塗装ク
リヤー塗膜に所定波長の紫外線を照射し、このときの反
射紫外線凹の測定値を求め、既知の反射紫外線aと塗膜
厚さの関係線から、測定時のクリヤー塗膜厚さを求める
ことを特徴とするメタリック塗装クリヤー塗膜の膜厚測
定法である。
紫外線吸収剤を一定含有率で含りするメタリック塗装ク
リヤー塗膜に所定波長の紫外線を照射し、このときの反
射紫外線凹の測定値を求め、既知の反射紫外線aと塗膜
厚さの関係線から、測定時のクリヤー塗膜厚さを求める
ことを特徴とするメタリック塗装クリヤー塗膜の膜厚測
定法である。
(作用)
メタリック塗装のクリヤー塗料には、耐候性向、[を目
的として紫外線吸収剤が含まれている。このようなりリ
ヤー塗膜に紫外線を照射すると、クリヤー塗膜に紫外線
の一部が吸収され、他は反射される。この反射紫外線の
光間は、塗膜中の紫外線吸収剤の含有面と相関がある。
的として紫外線吸収剤が含まれている。このようなりリ
ヤー塗膜に紫外線を照射すると、クリヤー塗膜に紫外線
の一部が吸収され、他は反射される。この反射紫外線の
光間は、塗膜中の紫外線吸収剤の含有面と相関がある。
すなわち塗膜中の紫外線吸収剤の含有率が一定なら、反
射紫外線の先出は塗膜の9さと相関を有する。したがっ
て、あらかじめ鋼板にクリヤ塗膜のみ塗装して通常の膜
厚計で測定1yることにより塗膜の厚さが既知のクリヤ
ー塗膜で、膜厚と紫外線反則1なわら反射吸光度との関
係を求めておき、この関係式もしくはグラフによって、
実際の測定による反射吸光度を膜厚に換nTjる。なお
、メタリック上塗塗膜に紫外線吸収剤が入っていても、
メタリック・アルミニウムによって光が遮られるので、
その影響はない。
射紫外線の先出は塗膜の9さと相関を有する。したがっ
て、あらかじめ鋼板にクリヤ塗膜のみ塗装して通常の膜
厚計で測定1yることにより塗膜の厚さが既知のクリヤ
ー塗膜で、膜厚と紫外線反則1なわら反射吸光度との関
係を求めておき、この関係式もしくはグラフによって、
実際の測定による反射吸光度を膜厚に換nTjる。なお
、メタリック上塗塗膜に紫外線吸収剤が入っていても、
メタリック・アルミニウムによって光が遮られるので、
その影響はない。
(実施例)
以下実施例に枯づいて、この発明を説明する。
この実施例においては、波長300〜400nmの紫外
線光源を右し、かつその反射光を検出できる紫外線検出
器(例えば島原製作所製り0マドスキャナーcs−90
型)を使用する。この紫外線検出器によって、2〜3m
m角のスリットを通した紫外線光束をクリヤー塗膜に照
射する。この装置の場合、370nm以上と370nm
以下で波長設定が切換え方式になっているので、各設定
範囲において、クリヤー塗膜における紫外線の吸収の大
きい370nm、または350〜300nmの反射光を
検出する。まず、膜厚既知のクリヤー塗膜で膜厚と反射
吸光度の関係を求め、これを関係式もしくはグラフにし
ておく。次に目的のメタリック塗装クリヤー塗膜に紫外
線を照射し、実際測定吸光度を前記関係式またはグラフ
によって膜厚に換算する。
線光源を右し、かつその反射光を検出できる紫外線検出
器(例えば島原製作所製り0マドスキャナーcs−90
型)を使用する。この紫外線検出器によって、2〜3m
m角のスリットを通した紫外線光束をクリヤー塗膜に照
射する。この装置の場合、370nm以上と370nm
以下で波長設定が切換え方式になっているので、各設定
範囲において、クリヤー塗膜における紫外線の吸収の大
きい370nm、または350〜300nmの反射光を
検出する。まず、膜厚既知のクリヤー塗膜で膜厚と反射
吸光度の関係を求め、これを関係式もしくはグラフにし
ておく。次に目的のメタリック塗装クリヤー塗膜に紫外
線を照射し、実際測定吸光度を前記関係式またはグラフ
によって膜厚に換算する。
測定試験
本願の測定法と従来の顕微鏡法でクリヤー塗膜を測定し
て比較する。
て比較する。
このため島)↑製作所製クロマトスキャナーを用い、紫
外線吸収剤を含むクリヤー塗膜について以下の測定を実
施した。
外線吸収剤を含むクリヤー塗膜について以下の測定を実
施した。
(1)紫外線の波長と反射吸光度の関係を調べ、第1図
および第2図の結果を得た。これより波長320nm、
350nm、370nmで吸光度の極大値が得られ、こ
の波長での測定が適当であることが判明した。
および第2図の結果を得た。これより波長320nm、
350nm、370nmで吸光度の極大値が得られ、こ
の波長での測定が適当であることが判明した。
(2)波長370nmにおける反則吸光度と膜厚の関係
線を求めた。結果を第3図に示す。これにより通常のク
リヤー塗膜厚さ10〜30μmの範囲で測定可能な関係
線が得られた。
線を求めた。結果を第3図に示す。これにより通常のク
リヤー塗膜厚さ10〜30μmの範囲で測定可能な関係
線が得られた。
(3)第3図の関係線を用いて実際のクリヤー塗これよ
り本願の測定法と顕微鏡法の測定値が良く一致すること
が確認できた。
り本願の測定法と顕微鏡法の測定値が良く一致すること
が確認できた。
(発明の効果)
この発明は、以上説明したようなメタリック塗装クリヤ
ー塗膜の膜厚測定法であるから、製造ラインを移動中の
li両外板塗塗装のクリヤー塗膜の膜厚測定が可能とな
る効果がある。
ー塗膜の膜厚測定法であるから、製造ラインを移動中の
li両外板塗塗装のクリヤー塗膜の膜厚測定が可能とな
る効果がある。
また試料が完全に平面でない塗装面でのクリヤー塗膜の
膜厚測定が可能となる効果がある。
膜厚測定が可能となる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図はそれぞれ370nm以下、370
nm以」二の紫外線の波長と反射吸光度の関係を示す特
性図、第3図は波長370nmにおける膜厚と反射吸光
度の関係を示り′特性図である。 出願人 トヨタ自動車株式会社 代理人 弁理士 岡田英彦 外2名OL/1
0 察譬ヅ駅堅
nm以」二の紫外線の波長と反射吸光度の関係を示す特
性図、第3図は波長370nmにおける膜厚と反射吸光
度の関係を示り′特性図である。 出願人 トヨタ自動車株式会社 代理人 弁理士 岡田英彦 外2名OL/1
0 察譬ヅ駅堅
Claims (1)
- 紫外線吸収剤を一定含有率で含有するメタリック塗装ク
リヤー塗膜に所定波長の紫外線を照射し、このときの反
射紫外線量の測定値を求め、既知の反射紫外線量と塗膜
厚さの関係線から測定時のクリヤー塗膜厚さを求めるこ
とを特徴とするメタリック塗装クリヤー塗膜の膜厚測定
法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18285685A JPS6243503A (ja) | 1985-08-20 | 1985-08-20 | メタリツク塗装クリヤ−塗膜の膜厚測定法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18285685A JPS6243503A (ja) | 1985-08-20 | 1985-08-20 | メタリツク塗装クリヤ−塗膜の膜厚測定法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6243503A true JPS6243503A (ja) | 1987-02-25 |
Family
ID=16125649
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18285685A Pending JPS6243503A (ja) | 1985-08-20 | 1985-08-20 | メタリツク塗装クリヤ−塗膜の膜厚測定法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6243503A (ja) |
Cited By (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4896040A (en) * | 1987-01-09 | 1990-01-23 | Fuji Photo Film Co., Ltd. | Method of inspecting floppy disk casing |
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EP0408015A2 (en) * | 1989-07-13 | 1991-01-16 | Dainippon Screen Mfg. Co., Ltd. | Method of measuring thickness of film |
JPH03133480A (ja) * | 1989-10-19 | 1991-06-06 | Brother Ind Ltd | 縫製機械 |
US5717216A (en) * | 1996-10-16 | 1998-02-10 | Reynolds Metals Company | Thickness gauging using ultraviolet light absorption |
JP2006091559A (ja) * | 2004-09-24 | 2006-04-06 | Fuji Xerox Co Ltd | 表面層の膜厚測定方法 |
JP2010025904A (ja) * | 2008-07-24 | 2010-02-04 | Central Japan Railway Co | 膜厚測定方法 |
JP2012104533A (ja) * | 2010-11-08 | 2012-05-31 | Disco Abrasive Syst Ltd | 測定方法および測定装置 |
JP2012104532A (ja) * | 2010-11-08 | 2012-05-31 | Disco Abrasive Syst Ltd | 測定方法および測定装置 |
JP2015075356A (ja) * | 2013-10-07 | 2015-04-20 | 関西ペイント株式会社 | 膜厚測定方法および膜厚測定装置 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58154602A (ja) * | 1982-03-10 | 1983-09-14 | Nippon Kokan Kk <Nkk> | テイン・フリ−・スチ−ルの表面被膜厚測定方法及び装置 |
-
1985
- 1985-08-20 JP JP18285685A patent/JPS6243503A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58154602A (ja) * | 1982-03-10 | 1983-09-14 | Nippon Kokan Kk <Nkk> | テイン・フリ−・スチ−ルの表面被膜厚測定方法及び装置 |
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