JPS6243462A - 熱硬化性樹脂組成物 - Google Patents
熱硬化性樹脂組成物Info
- Publication number
- JPS6243462A JPS6243462A JP18191685A JP18191685A JPS6243462A JP S6243462 A JPS6243462 A JP S6243462A JP 18191685 A JP18191685 A JP 18191685A JP 18191685 A JP18191685 A JP 18191685A JP S6243462 A JPS6243462 A JP S6243462A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rubber
- thermosetting resin
- ethylene
- parts
- resin composition
- Prior art date
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- Pending
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- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は耐衝撃性、電気絶縁性、機械的強度に優れた熱
硬化性樹脂組成物に関し、更に詳しくは各種官能基を有
する反応性モノマーをオレフィン系ゴムに付加させ、こ
れを熱硬化性樹脂に混合して得られる組成物に関するも
のである。
硬化性樹脂組成物に関し、更に詳しくは各種官能基を有
する反応性モノマーをオレフィン系ゴムに付加させ、こ
れを熱硬化性樹脂に混合して得られる組成物に関するも
のである。
一般に熱硬化性樹脂、中でもフェノール樹脂、エポキシ
樹脂は、電気絶縁性に優れることから電気・電子部品絶
縁材料として広く用いられているが、元来脆いという欠
点を有している。
樹脂は、電気絶縁性に優れることから電気・電子部品絶
縁材料として広く用いられているが、元来脆いという欠
点を有している。
この欠点を改良するため各種エラストマー、例えばエポ
キシ樹脂、フェノール樹脂に対しては広くアクリロニト
リル−ブタジェン共重合ゴムを用いて樹脂に可とう性を
持たせ、耐衝撃性を改良することが検討されている。
キシ樹脂、フェノール樹脂に対しては広くアクリロニト
リル−ブタジェン共重合ゴムを用いて樹脂に可とう性を
持たせ、耐衝撃性を改良することが検討されている。
近年、電子機器を中心とする急激な技術進歩は、更に優
れた焦硬化性樹脂材料の要求につながってきている。従
来は、熱硬化性樹脂に比較的相溶性の良いアクリロニト
リループタジェンゴムのような極性ゴムによる改質を行
なった結果、耐衝撃性は改善されるものの電気絶縁性は
低下するのが常であった。これに対して、電気絶縁性の
低下が少なくかつ耐衝撃性改良効果に優れた材料が求め
られるようになってきた。
れた焦硬化性樹脂材料の要求につながってきている。従
来は、熱硬化性樹脂に比較的相溶性の良いアクリロニト
リループタジェンゴムのような極性ゴムによる改質を行
なった結果、耐衝撃性は改善されるものの電気絶縁性は
低下するのが常であった。これに対して、電気絶縁性の
低下が少なくかつ耐衝撃性改良効果に優れた材料が求め
られるようになってきた。
本発明者らは、上記の技術的課題について鋭タハエチレ
ンーα−オレフィンージエン系モノマーゴム(以下EP
DMと略す)にアミン基、ヒドロキシル基、エポキシ基
、カルボキシル基1だはその酸無水物基を有するモノマ
ーをゴム100重量部当り0.01から20重量部付加
させた変性オレフィン系ゴムを用いて熱硬化性樹脂の改
質を行なうこと罠より、従来に比較し、電気絶縁性の低
下を極めて小さく保ちつつ、耐衝撃性が改良されること
を見い出し、本発明に到達したものである。
ンーα−オレフィンージエン系モノマーゴム(以下EP
DMと略す)にアミン基、ヒドロキシル基、エポキシ基
、カルボキシル基1だはその酸無水物基を有するモノマ
ーをゴム100重量部当り0.01から20重量部付加
させた変性オレフィン系ゴムを用いて熱硬化性樹脂の改
質を行なうこと罠より、従来に比較し、電気絶縁性の低
下を極めて小さく保ちつつ、耐衝撃性が改良されること
を見い出し、本発明に到達したものである。
即ち、本発明は熱硬化性樹脂100重量部に対して、E
PMおよび/またはBPDMにアミノ基、ヒドロキシル
基、エポキシ基、カルボキシル基またはその酸無水物基
を有するモノマーをゴム100重量部当り0.01〜2
0重量部付加させた変性オレフィン系ゴム0.1〜40
0重量部を混合してなる熱硬化性樹脂組成物に関するも
のである。
PMおよび/またはBPDMにアミノ基、ヒドロキシル
基、エポキシ基、カルボキシル基またはその酸無水物基
を有するモノマーをゴム100重量部当り0.01〜2
0重量部付加させた変性オレフィン系ゴム0.1〜40
0重量部を混合してなる熱硬化性樹脂組成物に関するも
のである。
本発明に使用される熱硬化性樹脂としては、フェノール
樹脂、エポキシ樹脂、メラミン樹脂、不飽和ポリエステ
ル樹脂、アルキド樹脂等挙げられるが、混合作業の容易
性から不飽和ポリエステル樹脂、フェノール樹脂、エポ
キシ樹脂であり、更に好ましくはフェノール樹脂、エポ
キシ樹脂が挙げられる。
樹脂、エポキシ樹脂、メラミン樹脂、不飽和ポリエステ
ル樹脂、アルキド樹脂等挙げられるが、混合作業の容易
性から不飽和ポリエステル樹脂、フェノール樹脂、エポ
キシ樹脂であり、更に好ましくはフェノール樹脂、エポ
キシ樹脂が挙げられる。
変性オレフィン系ゴムとしては、バナジウム化合物とア
ルミニウム化合物との組み合わせによって代表されるチ
ーグラー・ナツタ系触媒を用t4で、2種以上のモノオ
レフィンあるいハソれKさらに共重合しうる少なくとも
1種のポリエンを共重合して得られる本質的に無定形な
オレフィン系ゴムを用い、それに各種官能基を持つ反応
性モノマーを付加することにより得ることができる。
ルミニウム化合物との組み合わせによって代表されるチ
ーグラー・ナツタ系触媒を用t4で、2種以上のモノオ
レフィンあるいハソれKさらに共重合しうる少なくとも
1種のポリエンを共重合して得られる本質的に無定形な
オレフィン系ゴムを用い、それに各種官能基を持つ反応
性モノマーを付加することにより得ることができる。
無定形なオレフィン系ゴムとしてエチレン−α−オレフ
ィンゴム(EPM)および/またはエチレン−α−オレ
フィン−ジエン系モノマーゴム(EPDM)が挙げられ
る。ここでα−オレフィンとしては03〜C8のα〜オ
レフィン、すなわちプロピレン、ブテン−1、ヘキセン
−1、オクデンーlが挙げられるが、プロピレンが好ま
しい。
ィンゴム(EPM)および/またはエチレン−α−オレ
フィン−ジエン系モノマーゴム(EPDM)が挙げられ
る。ここでα−オレフィンとしては03〜C8のα〜オ
レフィン、すなわちプロピレン、ブテン−1、ヘキセン
−1、オクデンーlが挙げられるが、プロピレンが好ま
しい。
オレフィン系ゴムに付加される反応性モノマーとしては
アミン基、ヒドロキシル基、エポキシ基、カルボキシル
基または酸無水物基を含有する単量体が挙げられる。
アミン基、ヒドロキシル基、エポキシ基、カルボキシル
基または酸無水物基を含有する単量体が挙げられる。
具体的には、アミン基を含有する単量体としてジエチル
アミンエチル(メタ)アクリレート、ジメチルアミノメ
チル(メタ)アクリレート、ビニルピリジンなどが挙げ
られる。
アミンエチル(メタ)アクリレート、ジメチルアミノメ
チル(メタ)アクリレート、ビニルピリジンなどが挙げ
られる。
ヒドロキシル基を含有する単量体としては、ヒドロキシ
プロピル(メタ)アクリレート、ヒドロキシエチル(メ
タ)アクリレートなどが挙げられる。
プロピル(メタ)アクリレート、ヒドロキシエチル(メ
タ)アクリレートなどが挙げられる。
エポキシ基を含有する単量体としては、グリシジル(メ
タ)アクリレート、アリルグリシジルエーテル、ビニル
グリシジルエーテルナトが挙げられる。
タ)アクリレート、アリルグリシジルエーテル、ビニル
グリシジルエーテルナトが挙げられる。
またカルボキシル基または酸無水物基を含有する単量体
としては、アクリル酸、メタクリル酸、エタクリル酸、
マレイン酸、m水マレイン酸、フマル酸、イタコン酸、
無水イタコン酸、ハイミック酸、無水ハイミック酸など
のα、β−不飽和カルポン酸またはその酸無水物が挙げ
られる。
としては、アクリル酸、メタクリル酸、エタクリル酸、
マレイン酸、m水マレイン酸、フマル酸、イタコン酸、
無水イタコン酸、ハイミック酸、無水ハイミック酸など
のα、β−不飽和カルポン酸またはその酸無水物が挙げ
られる。
これらのうちオレフィン系ゴムへの付加反応操作の行な
い易さから、カルボキシル基または酸無水物基を含有す
る単量体化合物が好1しく、中でも無水マレイン酸が特
に好ましい。更には無水マレイン酸はエポキシ樹脂用途
を中心に熱硬化性樹脂の硬化剤として広く用いられてお
り、未反応モノマーとして残っても熱硬化性樹脂へ悪影
響を与えないことから更に好せしい。
い易さから、カルボキシル基または酸無水物基を含有す
る単量体化合物が好1しく、中でも無水マレイン酸が特
に好ましい。更には無水マレイン酸はエポキシ樹脂用途
を中心に熱硬化性樹脂の硬化剤として広く用いられてお
り、未反応モノマーとして残っても熱硬化性樹脂へ悪影
響を与えないことから更に好せしい。
こレラ変性モノマーのオレフィン系ゴムへの添加量はゴ
ム100重量部当り0.01〜20重量部、好ましくは
0.2〜5重量部である。0.01重量部未満では官能
基導入による耐衝撃性改良の効果が認められず、20重
量部を超えると電気特性、耐湿性等の特性の低下を招く
。
ム100重量部当り0.01〜20重量部、好ましくは
0.2〜5重量部である。0.01重量部未満では官能
基導入による耐衝撃性改良の効果が認められず、20重
量部を超えると電気特性、耐湿性等の特性の低下を招く
。
オレフィン系ゴムへの各種官能基を含有する単量体の付
加反応については、特公昭39−6384に記されてい
る方法を利用することができる。
加反応については、特公昭39−6384に記されてい
る方法を利用することができる。
すなわちオレフィン系ゴムと各種単量体を固相状態で混
合加熱することにより反応せしめることができる。加熱
方法は密閉型混線機による方法でも押し出し機等により
連続的に加熱反応させる方法のいずれでも良い。この際
反応を促進させるため1部過酸化物を用いることもでき
る。
合加熱することにより反応せしめることができる。加熱
方法は密閉型混線機による方法でも押し出し機等により
連続的に加熱反応させる方法のいずれでも良い。この際
反応を促進させるため1部過酸化物を用いることもでき
る。
熱硬化性樹脂と変性オレフィン系ゴムの混合割合(は、
目的に応じ熱硬化性樹脂100重量部当り変性オレフィ
ン系ゴム0.1〜400重量部であり、好ましくは0.
1〜100重量部、更に好ましくは1〜30重量部であ
る。変性オレフィン系ゴムが0.1重量部未満では耐衝
撃性の改良効果に乏しく、400重量部を超えると熱硬
化性樹脂本来の特徴である高強度を保持することができ
なくなる。
目的に応じ熱硬化性樹脂100重量部当り変性オレフィ
ン系ゴム0.1〜400重量部であり、好ましくは0.
1〜100重量部、更に好ましくは1〜30重量部であ
る。変性オレフィン系ゴムが0.1重量部未満では耐衝
撃性の改良効果に乏しく、400重量部を超えると熱硬
化性樹脂本来の特徴である高強度を保持することができ
なくなる。
熱硬化性樹脂と各種官能基モノマーを付加させたオレフ
ィン系ゴムの混合方法についても何ら制限は無く、ゴム
/樹脂の混合比に応じてバンバリーミキサ−等の密閉型
混合機、ロール、押し出し機などを用いることができる
。
ィン系ゴムの混合方法についても何ら制限は無く、ゴム
/樹脂の混合比に応じてバンバリーミキサ−等の密閉型
混合機、ロール、押し出し機などを用いることができる
。
また本発明によるゴム/樹脂混合組成物は、必要に応じ
て老化防止剤、安定剤、可塑剤、軟化剤、無機および有
機の各種充てん剤、補強剤、架橋剤を配合し用いること
ができる。
て老化防止剤、安定剤、可塑剤、軟化剤、無機および有
機の各種充てん剤、補強剤、架橋剤を配合し用いること
ができる。
本発明により得られる組成物は、電子部品用を中心とし
た被覆材、注型剤、成形材、接着剤、塗料等に広く用い
ることができる。
た被覆材、注型剤、成形材、接着剤、塗料等に広く用い
ることができる。
以下に本発明を実施例を挙げて具体的に説明するが、こ
れらによって本発明は何ら制限を受けるものではない。
れらによって本発明は何ら制限を受けるものではない。
実施例1
エチレン−プロピレンゴム(日本合成ゴム社製JSRE
Puムーニー粘度M L I+a (100℃)=40
)100重量部に対して無水マレイン酸1.2重量部と
クメンハイドロパーオキサイド0.6重量部を、あらか
じめ120〜140℃に予熱された密閉型バンバリーミ
キサ−中に移し、180℃で5分間混練りさせた。得ら
れた変性EP囚を用いて次の手順に従ってエポキシ樹脂
組成物を作成した。
Puムーニー粘度M L I+a (100℃)=40
)100重量部に対して無水マレイン酸1.2重量部と
クメンハイドロパーオキサイド0.6重量部を、あらか
じめ120〜140℃に予熱された密閉型バンバリーミ
キサ−中に移し、180℃で5分間混練りさせた。得ら
れた変性EP囚を用いて次の手順に従ってエポキシ樹脂
組成物を作成した。
くエポキシ樹脂組成物〉
クレゾールノボラック型エポキシ樹脂 100重量
部(エポキシ当量 220) フェノール樹脂(ノボラックタイプ)50硬化剤(2−
メチルイミダゾール) 5変性EP囚
10これらを密閉型ミキサーを用い約8
0℃で混練りし、160℃でプレス成型を行ない、得ら
れた成形板をフライス盤にて加工することによシ物性評
価用サンプルを作製した。評価結果を表−1に示した。
部(エポキシ当量 220) フェノール樹脂(ノボラックタイプ)50硬化剤(2−
メチルイミダゾール) 5変性EP囚
10これらを密閉型ミキサーを用い約8
0℃で混練りし、160℃でプレス成型を行ない、得ら
れた成形板をフライス盤にて加工することによシ物性評
価用サンプルを作製した。評価結果を表−1に示した。
実施例2,3
実施例1と同様の条件下で、変性BP(4)の混合量を
2部、30部としてエポキシ樹脂組成物を得た。
2部、30部としてエポキシ樹脂組成物を得た。
実施例4
実施例1において、無水マレイン酸の代わりに、ジエチ
ルアミンエチルメタクリレートを用いエチレン−プロピ
レンゴム(EP−11)、!:イu練りし変性EPQ3
)を得た。これを用いて実施例1と同様の方法にてエポ
キシ樹脂組成物を得た。
ルアミンエチルメタクリレートを用いエチレン−プロピ
レンゴム(EP−11)、!:イu練りし変性EPQ3
)を得た。これを用いて実施例1と同様の方法にてエポ
キシ樹脂組成物を得た。
実施例5
実施例1と同様に無水マレイン酸を0.5重量部用いて
変性EP(C)を作製した。更に実施例1と同様の条件
下でエポキシ樹脂組成物を得た。
変性EP(C)を作製した。更に実施例1と同様の条件
下でエポキシ樹脂組成物を得た。
実施例6
実施例1と同様に無水マレイン酸を3.6重量部を用い
て変性EP■を作製した。更に実施例1と同様の条件下
でエポキシ樹脂組成物を得た。
て変性EP■を作製した。更に実施例1と同様の条件下
でエポキシ樹脂組成物を得た。
実施例7
実施例1において無水マレイン酸の代わりにメタアクリ
ル酸を用い、エチレン−プロピレンゴム(EP−11)
と混練りし、変性EP■を得た。これを用いて実施例1
と同様の方法にてエポキシ樹脂組成物を得た。
ル酸を用い、エチレン−プロピレンゴム(EP−11)
と混練りし、変性EP■を得た。これを用いて実施例1
と同様の方法にてエポキシ樹脂組成物を得た。
実施例8
実施例1において、無水マレイン酸1.2重量部の代わ
りに、グリシジルメタクリレート2.4重量部を用いエ
チレン−プロピレンゴム(、EP−11)と混練りし、
変性EP[F]を得た。これを用いて実施例1と同様の
方法にてエポキシ樹脂組成物を得た。
りに、グリシジルメタクリレート2.4重量部を用いエ
チレン−プロピレンゴム(、EP−11)と混練りし、
変性EP[F]を得た。これを用いて実施例1と同様の
方法にてエポキシ樹脂組成物を得た。
比較例1〜3
実施例1〜3において、JSRFP−11を変性するこ
となくそのまま用いて、エポキシ樹脂組成物を作製した
。結果を表−2に示した。
となくそのまま用いて、エポキシ樹脂組成物を作製した
。結果を表−2に示した。
比較例4
従来エポキシ樹脂、フェノール樹脂の改質材として広く
検討されている液状カルボキシルNBR,(商品名l−
1ycar CTBN 1300 X 8)を用いて実
施例1と同様の方法にてエポキシ樹脂組成物を得た。
検討されている液状カルボキシルNBR,(商品名l−
1ycar CTBN 1300 X 8)を用いて実
施例1と同様の方法にてエポキシ樹脂組成物を得た。
比較例5
実施例1と同様の方法で変性EP(A)の代わりにアク
リロニトリル−ブタジェンゴムJSRN2208(日本
合成ゴム社製 結合アクリロニトリル量41%、ムーニ
ー粘度56)を用いてエポキシ樹脂組成物を得だ。
リロニトリル−ブタジェンゴムJSRN2208(日本
合成ゴム社製 結合アクリロニトリル量41%、ムーニ
ー粘度56)を用いてエポキシ樹脂組成物を得だ。
なお比較例6はエラストマーを全く用いない場合の結果
である。
である。
実施例1〜8、比較例1〜6より本発明によるエポキシ
樹脂組成物は、耐衝撃性と電気絶縁性のバランスに優れ
た材料であることがわかる。
樹脂組成物は、耐衝撃性と電気絶縁性のバランスに優れ
た材料であることがわかる。
実施例9
実施例1と同様の方法で得た変性BP(4)を用い、次
の手順にてフェノール樹脂組成物を得た。
の手順にてフェノール樹脂組成物を得た。
フェノール樹脂(ノボラックタイプ) 100重量
部変性EP(4) 10ヘキサメ
チレンテトラミン 10上記処方に従がい、電熱
ロールにて130℃で5分間混練りした後粉砕し、16
0℃で10分間プレス成形することにより厚さ4mの成
形板を得た。これをJIS K 6911に準じてフラ
イス盤で加工を行ない試験片を作製した。試験結果を表
−3にまとめた。
部変性EP(4) 10ヘキサメ
チレンテトラミン 10上記処方に従がい、電熱
ロールにて130℃で5分間混練りした後粉砕し、16
0℃で10分間プレス成形することにより厚さ4mの成
形板を得た。これをJIS K 6911に準じてフラ
イス盤で加工を行ない試験片を作製した。試験結果を表
−3にまとめた。
比較例7
実施例5と同様に変性BP(A)の代わりにJSREP
−11をそのまま用いてフェノール樹脂組成物を得た。
−11をそのまま用いてフェノール樹脂組成物を得た。
比較例8
実施例5と同じ方法で比較例4で用いた液状カルボキシ
NBRを用いてフェノール樹脂組成物を得た。
NBRを用いてフェノール樹脂組成物を得た。
比較例9
実施例5と同じ方法で比較例5で用いたアクリロニトリ
ル−ブタジェンゴムを用いてフェノール樹脂組成物を得
た。
ル−ブタジェンゴムを用いてフェノール樹脂組成物を得
た。
比較例10
エラストマーを用いずに、実施例5と同じ方法でフェノ
ール樹脂組成物を得た。
ール樹脂組成物を得た。
実施例10
実施例1と同様の方法で得た変性BP(4)を用い、次
の処方にてエポキシ樹脂組成物を得た。
の処方にてエポキシ樹脂組成物を得た。
エポキシ樹脂(ンエル化学社製 100重量
部Epikote 512 ) 変性EP囚 20シリカ粉末
100ジエチレントリアミン
15得られた組成物を実施例1と同様の方法で作製
した試験片を用い、物性を評価した。曲げ強さ= 9.
5に9f/g、アイゾツト衝撃強さ= 1.8Ks+f
m/m1体積抵抗率= 4.6 X 10Ω・σ(2
3℃)であった。
部Epikote 512 ) 変性EP囚 20シリカ粉末
100ジエチレントリアミン
15得られた組成物を実施例1と同様の方法で作製
した試験片を用い、物性を評価した。曲げ強さ= 9.
5に9f/g、アイゾツト衝撃強さ= 1.8Ks+f
m/m1体積抵抗率= 4.6 X 10Ω・σ(2
3℃)であった。
比較例11
変性BP(A)に代えてJSRFP−11を用いる外は
実施例10と同様にしてエポキシ樹脂組成物を得た。得
られた組成物を実施例1と同様の方法で作製した試験片
を用い、物性を評価した。曲げ強さ= 4 、2 K9
f/mj、アイゾツト衝撃強さ=1.1Kg fcm
/cm 、体積抵抗率= 4,8 X 10’Ω・創(
23℃)であった。
実施例10と同様にしてエポキシ樹脂組成物を得た。得
られた組成物を実施例1と同様の方法で作製した試験片
を用い、物性を評価した。曲げ強さ= 4 、2 K9
f/mj、アイゾツト衝撃強さ=1.1Kg fcm
/cm 、体積抵抗率= 4,8 X 10’Ω・創(
23℃)であった。
比較例12
変性EP(A)に代えてJSRN 230 Sを用いる
外は実施例10と同様にしてエポキシ樹脂組成物を得た
。得られた組成物を実施例1と同様の方法で作製した試
験片を用い、物性を評価した。
外は実施例10と同様にしてエポキシ樹脂組成物を得た
。得られた組成物を実施例1と同様の方法で作製した試
験片を用い、物性を評価した。
曲げ強さ= 9 、71’gf/a、アイゾツト衝撃強
さ=1 、6 K9 f t’n/cm、体積抵抗率=
1.OX 10 Ω・m(Z3℃)であった。
さ=1 、6 K9 f t’n/cm、体積抵抗率=
1.OX 10 Ω・m(Z3℃)であった。
以上の実施例および比較例かられかるように本発明によ
るところの熱硬化性樹脂組成物は機械的強度、耐衝撃性
に優れ、更には電気抵抗特性に優れた材料であることが
わかる。
るところの熱硬化性樹脂組成物は機械的強度、耐衝撃性
に優れ、更には電気抵抗特性に優れた材料であることが
わかる。
(以 下 余 白 )
〔発明の効果〕
本発明の各種官能基を有する反応性モノマーを付加した
オレフィン系ゴム(変性ゴム)を混合した熱硬化性樹脂
組成物は従来の改質材よりも電気絶縁性の低下を最小限
に抑えることができ、優れた耐衝撃性、機械的強度と相
俟って電子部品用を中心とした被覆材、注型剤、成形材
、接着剤、塗料等に広く用いることができる。
オレフィン系ゴム(変性ゴム)を混合した熱硬化性樹脂
組成物は従来の改質材よりも電気絶縁性の低下を最小限
に抑えることができ、優れた耐衝撃性、機械的強度と相
俟って電子部品用を中心とした被覆材、注型剤、成形材
、接着剤、塗料等に広く用いることができる。
Claims (3)
- (1)熱硬化性樹脂100重量部に対し、エチレン−α
−オレフィンゴムおよび/またはエチレン−α−オレフ
ィン−ジエン系モノマーゴムにアミノ基、ヒドロキシル
基、エポキシ基、カルボキシル基または酸無水物基を有
する単量体を上記ゴム100重量部当り0.01〜20
重量部付加させた変性オレフィン系ゴム0.1〜400
重量部を混合してなる熱硬化性樹脂組成物 - (2)変性オレフィン系ゴムが無水マレイン酸を付加し
たものである特許請求の範囲第(1)項記載の熱硬化性
樹脂組成物 - (3)熱硬化性樹脂がエポキシ樹脂、フェノール樹脂で
ある特許請求の範囲第(1)項または第(2)項記載の
熱硬化性樹脂組成物
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18191685A JPS6243462A (ja) | 1985-08-21 | 1985-08-21 | 熱硬化性樹脂組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18191685A JPS6243462A (ja) | 1985-08-21 | 1985-08-21 | 熱硬化性樹脂組成物 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6243462A true JPS6243462A (ja) | 1987-02-25 |
Family
ID=16109145
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18191685A Pending JPS6243462A (ja) | 1985-08-21 | 1985-08-21 | 熱硬化性樹脂組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6243462A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63175061A (ja) * | 1987-01-05 | 1988-07-19 | ユニロイヤル ケミカル カンパニー インコーポレーテツド | カルボキシル変性オレフイン共重合体組成物 |
JPS63196620A (ja) * | 1987-02-10 | 1988-08-15 | Toray Ind Inc | 熱硬化性エポキシ樹脂組成物 |
EP2342240A4 (en) * | 2008-10-14 | 2012-03-14 | Bridgestone Corp | NOVEL POLYMERS AND USE THEREOF FOR PREPARING POLYMERIC COMPOSITIONS WITH HIGH SHOCK RESISTANCE |
-
1985
- 1985-08-21 JP JP18191685A patent/JPS6243462A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63175061A (ja) * | 1987-01-05 | 1988-07-19 | ユニロイヤル ケミカル カンパニー インコーポレーテツド | カルボキシル変性オレフイン共重合体組成物 |
JPS63196620A (ja) * | 1987-02-10 | 1988-08-15 | Toray Ind Inc | 熱硬化性エポキシ樹脂組成物 |
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US9376508B2 (en) | 2008-10-14 | 2016-06-28 | Bridgestone Corporation | Polymers and use thereof in preparation of high impact polymeric compositions |
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