JPS6243441A - ゴム配合組成物 - Google Patents

ゴム配合組成物

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JPS6243441A
JPS6243441A JP18376085A JP18376085A JPS6243441A JP S6243441 A JPS6243441 A JP S6243441A JP 18376085 A JP18376085 A JP 18376085A JP 18376085 A JP18376085 A JP 18376085A JP S6243441 A JPS6243441 A JP S6243441A
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rubber
sulfur
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unsaturated fatty
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Hisashi Hahaie
母家 寿
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、新規なゴム用加工助剤、更に詳しくは、加硫
後のゴム物性を損うことなく、未加硫ゴムのムーニー粘
度を低下させ、ゴムの混練、押出し、射出等、各工程で
の加工性を著しく改善するゴム配合組成物に関する。
(従来の技術及びその問題点) 近年、タイヤを中心としたゴム工業分野では、加工の高
速化が進み、それに応じて、ポリマーや加工機械の改良
が行われており、配合上からも、ゴムに可塑性を付与し
、ムーニー粘度を下げ、未加硫ゴムの加工性を改善する
目的で各種のプロセスオイルや可塑剤が使用されている
しかし、これらプロセスオイルや可塑剤は、未加硫ゴム
の加工性、特に可塑性の改善に充分な効果を1りるため
には、添加量を多くする必要があるが、この場合、加硫
ゴムの物性、持に引張特性等を低下させる問題が有る。
又、天然ゴムでは、素練り時、製練促進剤を添加して、
ムーニー粘度を下げた後、他配合剤を混練りすることが
行われてきたが、近年の高馬力、高剪断力を有するバン
バリーミキサ−等の密閉混合機による混練りの場合、素
練りを充分行わなくても、充填剤等の他配合剤を、ポリ
マー中へ分散させることが可能となった。しかし、この
場合、素練り不充分のため、ゴムコンパウンドが貯蔵中
に素練り戻りを起こして、ムーニー粘度が上昇し、次工
程で使用する前に、再練りする必要が生じることがある
。このため、天然ゴムにおいても、加@後のゴム物性を
損わず、且つ、プロセスオイルのように内部滑性を付与
するがたらで、ムーニー粘度を低下させ、未加硫ゴムの
加工性を改善するような添加剤が望まれていた。
(発明が解決しようとする問題点〕 本発明者等は、従来伎術における問題点を考慮し、天然
ゴム又は、合成ゴムおよびこれらのブレンドゴムの加硫
後のゴム物性を屓うことなく、未加硫ゴムのムーニー粘
度を低下させ、加工性を著しく改善することを目的とし
て、!12息検討した結果、1分子中に少なくとも1個
以上のヒドロキシル基を有する多価アルコール不飽和脂
肪酸エステルとイオウの加熱反応物を、天然ゴム又は合
成ゴムおよびこれらのブレンドゴムへ添加することによ
り、目的を達することを見い出し、本発明を完成した。
本発明でいう、1分子中に少なくとも1個以上のヒドロ
キシル基を有する多価アルコール不飽和脂肪酸エステル
とイオウの加熱反応物は、両とを140〜200℃で2
〜8時間加熱撹拌することにより油中に得られる。
なお、多価アルコール不飽和脂肪酸エステルとイオウの
モル比は1:1〜1;8とする。
本発明に係る、1分子中に少なくとも1個以上のヒドロ
キシル基を有する多価アルコール不飽和脂肪酸ニスデル
は、 (a)2個以上のヒドロキシル基を有する多価アルコー
ル 例えば、エチレングリコール、プロピレングリコール、
ポリオキシエチレングリコール、ポリオキシプロピレン
グリコール、グリセリン、ポリグリセリン、トリメチロ
ールプロパン、ペンタエリスリトール、ジペンタエリス
リトール、ソルビトール、マンニトール、グルコース等
の多価アルコール又はそれらの混合アルコールと、(b
)炭素数10〜30の不飽和脂肪酸例えば、ラウロレイ
ン酸、オレイン酸、エライジン酸、エルカ酸、リノール
酸、リノエライジン酸、エレオレイン酸、リルン酸等の
不飽和脂肪酸又は、それらの混合脂肪酸とから脱水縮合
反応で1りられるエステル化合物、さらには、(C)不
飽和脂肪酸残塁を有する油脂 例えば、綿実油、麻実油、亜麻仁alt、rFi脂、牛
脂、オリーブ油、落下牛油、菜種油、サフラワー油、胡
麻油、大豆油、ヒマワリ油、茶種子油、魚油等の動植物
油脂又は、それらの混合油指と、(a )の多価アルコ
ールとのエステル交換反応により得られるエステル化合
物からなり、いJ゛れの場合にも、エステル化合物の1
分子中に少なくとも1個以上のヒドロキシル基が存在し
なければならない。
又、本発明でいう、多価アルコール不飽和脂肪酸エステ
ル中には、30重量%以下の多価アルコール飽和脂肪酸
エステルが混在していても良いが、効果的には、なるへ
く少ない方が良い。
本発明に係るイオウは、通常、ゴムの加硫剤として使用
される粉末イオウ、沈降イオウ、不溶性イオウ等が用い
られるがその形状、イオウ同素体の種類あるいは、イオ
ウ原子の結合数等に特に制限はない。
多価アルコール不飽和脂肪酸エステルとイオウの割合は
、多価アルコール不飽和脂肪酸エステルのエステル化率
や脂肪酸中の2重結合の数によって異なるが、通常、エ
ステル化合物中の2重結合1個に対して、1〜8モルの
イオウが使用される。
本発明における天然ゴムとは、リブスモークドシート、
ベールクレープ等であり、合成ゴムとは、スチレン−ブ
タジェン共重合体ゴム、ポリブタジェンゴム、ポリイソ
プレンゴム、エチレン−プロピレン系共重合体ゴム、ア
クリロニトリル−ブタジェン共重合体ゴム、イソプレン
−イソブチレン共重合体ゴム、クロロブレンゴム等であ
り、これらを単独あるいは、ブレンド物として使用でき
る。
本発明の1分子中に少なくとも1個以上のヒドロキシル
基を有する多価アルコール不飽和脂肪酸エステルとイオ
ウの加熱反応物の添加量は、用途や目的により異なるが
、天然ゴム又は合成ゴムあるいは、これらのブレンドゴ
ム100重量部に対して、0.5〜30@j部であり、
通常1〜5重恐部が好適に使用される。0.5重量部未
満では、加工性の改善効果が不充分であり、300重量
を越えると、加硫後のゴム物性の面で好ましくない。
ざらに、本発明者等が発見した好ましい現象は、1分子
中に少なくとも1個以上のヒドロキシル基を有する多価
アルコール不飽和脂肪酸エステルと、イオウの加熱反応
物を天然ゴムに添加すると、無添加の場合に比較してス
コーチタイムを延ばし、加硫速度は速くなるという現象
である。これは、近年のゴム加工に見られる高温高速加
工時のスコーチの危険性を減じ、且つ、加硫はすみやか
に進行するという進歩性を見い出しtこ。
なお、本発明でいうゴム配合組成物中には、通常使用さ
れるゴム配合剤、例えば、充填剤、プロセスオイル、可
塑剤、加硫剤、加硫促進剤、加硫促進助剤、老化防止剤
、粘着付与剤、離型剤、顔料、金兄石鹸、エステル系加
工助剤、滑剤、分散剤等が、適宜添加されてさしつかえ
ない。
〔作用及び実施例〕
以下に、実施例を示し、本発明の詳細な説明する。
実施例−1 グリセリンモノオレート35647 (1モル)にゴム
用微粉末イオウ64g(2モル)を添加し、油浴上16
0〜170℃で4時間加熱撹拌し、グリセリンモノオレ
ートとイオウの加熱反応物本発明品−1を得た。
実施例−2 ジグリセリンモノオレート430g(1モル)にゴム用
微粉末イオウ64g(2モル)を添加し、油浴上160
〜170℃で4時間加熱撹拌し、ジグリセリンモノオレ
ートとイオウの加熱反応物本発明品−2を得た。
実施例−3 ペンタエリスリトールトリオレート414g(0,5モ
ル)にゴム用微粉末イオウ96g(3モル)を添加し、
油浴上160〜170℃で6時間加熱Wt袢し、ペンタ
エリスリトールトリオレートとイオウの反応物本発明品
−3を得た。
本発明品−1、本発明品−2、本発明品−3の効果を以
下の試験例によって示ず。
試験例−1 基本配合 基本配合に3重患部の本発明品−1、−2、−3を添I
J口し、オーブンロールで混練り、シーテイングを行な
い、ムーニー粘度、ムーニースコーチタイム、引張試験
、空気中及び水中でのブルーム性試験を行ないそれぞれ
比較検ム4した。
比較例として、 1、無添加 2.70マ系プロセスオイル3中量部添加3、本発明品
−1の3重分部中に含まれる、グリセリンモノオレート
部分に相当する重量のグリセリンモノオレート 2.5
jJfi部添加4、本発明品−1の3重患部中に含まれ
る、イオウ部に相当する重量のイオウ0.41部添加 5、グリセリンモノオレート2.5重量部とイオウ0.
5重世部の単純混合物を添加 6、グリセリンモノステアリン酸エステル(1モル)と
、イオウ(2モル)の加熱反応物(試作品−1とする)
を31吊部添加 7、ペンタエリスリトールテトラオレート(1モル)と
、イオウ(8モル)の加熱反応物(試作品−2と覆る)
を3重旬部添力0の試験ら同時に行なった。
試験条件は、 ムーニー粘度 JIS  K−63001,:準拠 ムーニースコーチタイム JIS  K−6300にt!!拠 エリ定温度125℃ 引張試験 JIS  K−6301に準拠 +111硫条件150℃X20分 ブルーム性 )JII fli!I条イアt150’Cx20分で加
硫L タシ−ト使用である。結果を表−1に示す。
表−1から、天然ゴムに対して、本発明品である本発明
品−1、本発明品−2、本発明品−3は、ムーニー粘度
を大きく低下させ、ムーニースコーチタイムのt5を延
ばし、且つ tst。
から加硫速度は速くなることがわかった。物性面への影
響は、本発明品は、非常に小さく、空気中、水中でのブ
ルーム性も、無添加と同等であった。さらに、比較例か
られかるように、本発明品の構成成分を、別々に添加し
たものや単純混合したもの、あるいは、イオウと多価ア
ルコール不飽和脂肪酸フルエステルとの加熱反応物であ
る、比較例6、比較例7を添加したものは、性能面で一
長一短があり、本発明品のように、総合的に良好な性能
を示さないことがわかった。又、本発明品は、通常、ゴ
ムのムーニー粘度低下剤として使用されるプロセスオイ
ルよりも、ムーニー粘度を低下させる効果の大きいこと
がわかった。
試験例−2 4本配合 基本配合に3小出部の本発明品−1、−2、−3を添加
し、オーブンロールでUKす、シーテイングを行ない、
ムーニー粘度、ムーニースコーチタイム、引張試験、空
気中及び水中でのブルーム性試験を行ないそれぞれ比較
検討した。
比較例として、 1、無添加 2、アロマ系プロセスオイル3mff1部添加の試験も
同時に行なった。
試験条件は、試験例−1の場合と同様である。
結果を表−2に示す。
表−2から、SBRに対しては、本発明品である実施例
−4、−5、−6はそれぞれプロセスAイルJ、リム、
ムーニー粘度低下効果が大きく、ムーニースコーチタイ
ム、物性への影響は、少ないことがわかった。
以上の試験例により、本発明のゴム配合組成物は、加硫
後のゴム物性への影響が少なく、未加硫ゴムのムーニー
粘度を低下させることにより、加工性を著しく向上させ
ることが示された。
代理人  弁理士 箕 浦  清 □。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 天然ゴム又は合成ゴムあるいは、これ等のブレンドゴム
    100重量部に、1分子中に少なくとも1個以上のヒド
    ロキシル基を有する多価アルコール不飽和脂肪酸エステ
    ルとイオウの加熱反応物を0.5〜30重量部添加する
    ことにより、加硫後のゴム物性を損うことなく、未加硫
    ゴムのムーニー粘度を低下させ、加工性を著しく向上さ
    せうるゴム配合組成物。
JP18376085A 1985-08-21 1985-08-21 ゴム配合組成物 Granted JPS6243441A (ja)

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JP18376085A JPS6243441A (ja) 1985-08-21 1985-08-21 ゴム配合組成物

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JP18376085A JPS6243441A (ja) 1985-08-21 1985-08-21 ゴム配合組成物

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JPS6243441A true JPS6243441A (ja) 1987-02-25
JPH0476380B2 JPH0476380B2 (ja) 1992-12-03

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2000020461A1 (en) * 1998-10-01 2000-04-13 Advanced Projects Group Pty. Ltd. Method for treatment of vulcanized rubber
JP2018039912A (ja) * 2016-09-07 2018-03-15 横浜ゴム株式会社 タイヤ用ゴム組成物
JP2020111654A (ja) * 2019-01-10 2020-07-27 横浜ゴム株式会社 ゴム組成物およびそれを用いた空気入りタイヤ
JP2020111687A (ja) * 2019-01-15 2020-07-27 横浜ゴム株式会社 ゴム組成物およびそれを用いた空気入りタイヤ
JP2020111684A (ja) * 2019-01-15 2020-07-27 横浜ゴム株式会社 ゴム組成物およびそれを用いた空気入りタイヤ

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JP2018039912A (ja) * 2016-09-07 2018-03-15 横浜ゴム株式会社 タイヤ用ゴム組成物
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JP2020111684A (ja) * 2019-01-15 2020-07-27 横浜ゴム株式会社 ゴム組成物およびそれを用いた空気入りタイヤ

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