JPS6243432Y2 - - Google Patents
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- JPS6243432Y2 JPS6243432Y2 JP1979082412U JP8241279U JPS6243432Y2 JP S6243432 Y2 JPS6243432 Y2 JP S6243432Y2 JP 1979082412 U JP1979082412 U JP 1979082412U JP 8241279 U JP8241279 U JP 8241279U JP S6243432 Y2 JPS6243432 Y2 JP S6243432Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tire
- detection switch
- pressure detection
- resonator
- resonant
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60C—VEHICLE TYRES; TYRE INFLATION; TYRE CHANGING; CONNECTING VALVES TO INFLATABLE ELASTIC BODIES IN GENERAL; DEVICES OR ARRANGEMENTS RELATED TO TYRES
- B60C23/00—Devices for measuring, signalling, controlling, or distributing tyre pressure or temperature, specially adapted for mounting on vehicles; Arrangement of tyre inflating devices on vehicles, e.g. of pumps or of tanks; Tyre cooling arrangements
- B60C23/02—Signalling devices actuated by tyre pressure
- B60C23/04—Signalling devices actuated by tyre pressure mounted on the wheel or tyre
- B60C23/0408—Signalling devices actuated by tyre pressure mounted on the wheel or tyre transmitting the signals by non-mechanical means from the wheel or tyre to a vehicle body mounted receiver
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60C—VEHICLE TYRES; TYRE INFLATION; TYRE CHANGING; CONNECTING VALVES TO INFLATABLE ELASTIC BODIES IN GENERAL; DEVICES OR ARRANGEMENTS RELATED TO TYRES
- B60C23/00—Devices for measuring, signalling, controlling, or distributing tyre pressure or temperature, specially adapted for mounting on vehicles; Arrangement of tyre inflating devices on vehicles, e.g. of pumps or of tanks; Tyre cooling arrangements
- B60C23/02—Signalling devices actuated by tyre pressure
- B60C23/04—Signalling devices actuated by tyre pressure mounted on the wheel or tyre
- B60C23/0491—Constructional details of means for attaching the control device
- B60C23/0498—Constructional details of means for attaching the control device for rim attachments
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Measuring Fluid Pressure (AREA)
- Arrangements For Transmission Of Measured Signals (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案はチユーブレスタイヤとこれを装着す
るホイールリムとからなるタイヤ・ホイール組立
体のタイヤ内圧の低下を警報するタイヤ内圧低下
警報装置における共振器に関するものであり、さ
らに詳しくは、共振用コイル内にこれと電気的に
連結された圧力検知スイツチおよび共振用コンデ
ンサーを収納し、これら共振用コイル、圧力検知
スイツチおよび共振用コンデンサーを一体に注型
固定した電磁誘導方式によるタイヤ内圧低下警報
装置における共振器に関するものである。
るホイールリムとからなるタイヤ・ホイール組立
体のタイヤ内圧の低下を警報するタイヤ内圧低下
警報装置における共振器に関するものであり、さ
らに詳しくは、共振用コイル内にこれと電気的に
連結された圧力検知スイツチおよび共振用コンデ
ンサーを収納し、これら共振用コイル、圧力検知
スイツチおよび共振用コンデンサーを一体に注型
固定した電磁誘導方式によるタイヤ内圧低下警報
装置における共振器に関するものである。
従来、前記電磁誘導方式のタイヤ内圧低下警報
装置においては、特公昭50−20436号公報に見ら
れるように、圧力検知スイツチを共振用コイルお
よび共振用コンデンサーと共に一体にホイールリ
ムに装着し、この圧力検知スイツチとタイヤバル
ブとをエアーパイプで連結してタイヤ内圧を導び
く構造や、実開昭49−38275号公報に見られるよ
うに、タイヤバルブと圧力検知スイツチとを一体
にし、これらとホイールリムに装着された共振用
コイルおよび共振用コンデンサーとは電線により
電気的に連結させた構造の共振器が一般的であつ
た。しかしながら、このような構造の共振器にあ
つては、タイヤバルブと圧力検知スイツチとの間
を連結するエアーパイプあるいはタイヤバルブと
一体の圧力検知スイツチと共振用コイルおよび共
振用コンデンサーとの間を連結する電線を共に、
極めて過酷な条件にさらされるタイヤとホイール
リムとからなるタイヤ・ホイール組立体の周囲に
ほとんど何らの防護手段もなく露出させなければ
ならないことから、必然的に非常に耐久性に乏し
く、極めてパンク警報に対する信頼性の低いもの
でしかなかつた。加えて、このような構造の共振
器では圧力検知スイツチを始め共振用コイルおよ
び共振用コンデンサーがそれぞれ独立してタイ
ヤ・ホイール組立体の各所に配置されているため
共振器全体としての大きさが過大となることが避
けられず、しかも共振器全体の電気的性能も著し
く不安定なものとならざるを得なかつた。
装置においては、特公昭50−20436号公報に見ら
れるように、圧力検知スイツチを共振用コイルお
よび共振用コンデンサーと共に一体にホイールリ
ムに装着し、この圧力検知スイツチとタイヤバル
ブとをエアーパイプで連結してタイヤ内圧を導び
く構造や、実開昭49−38275号公報に見られるよ
うに、タイヤバルブと圧力検知スイツチとを一体
にし、これらとホイールリムに装着された共振用
コイルおよび共振用コンデンサーとは電線により
電気的に連結させた構造の共振器が一般的であつ
た。しかしながら、このような構造の共振器にあ
つては、タイヤバルブと圧力検知スイツチとの間
を連結するエアーパイプあるいはタイヤバルブと
一体の圧力検知スイツチと共振用コイルおよび共
振用コンデンサーとの間を連結する電線を共に、
極めて過酷な条件にさらされるタイヤとホイール
リムとからなるタイヤ・ホイール組立体の周囲に
ほとんど何らの防護手段もなく露出させなければ
ならないことから、必然的に非常に耐久性に乏し
く、極めてパンク警報に対する信頼性の低いもの
でしかなかつた。加えて、このような構造の共振
器では圧力検知スイツチを始め共振用コイルおよ
び共振用コンデンサーがそれぞれ独立してタイ
ヤ・ホイール組立体の各所に配置されているため
共振器全体としての大きさが過大となることが避
けられず、しかも共振器全体の電気的性能も著し
く不安定なものとならざるを得なかつた。
この考案は前述した従来のタイヤ内圧低下警報
装置が有する欠点を全て解消するためになされた
ものであり、その主な目的は、タイヤ・ホイール
組立体の周囲にエアーパイプや電線などを露出さ
せることなく、共振コイル内にこれと電気的に連
結された圧力検知スイツチおよび共振用コンデン
サーを収納しこれらを一体に注型固定することに
より、共振器における耐久性を著しく向上させ、
パンク警報に対する信頼性を格段に向上させるタ
イヤ内圧低下警報装置における共振器を提供する
ことである。
装置が有する欠点を全て解消するためになされた
ものであり、その主な目的は、タイヤ・ホイール
組立体の周囲にエアーパイプや電線などを露出さ
せることなく、共振コイル内にこれと電気的に連
結された圧力検知スイツチおよび共振用コンデン
サーを収納しこれらを一体に注型固定することに
より、共振器における耐久性を著しく向上させ、
パンク警報に対する信頼性を格段に向上させるタ
イヤ内圧低下警報装置における共振器を提供する
ことである。
また、他の目的は、共振器全体を非常に小型化
することができ、電気的性能をも著しく向上させ
るタイヤ内圧低下警報装置における共振器を提供
することである。
することができ、電気的性能をも著しく向上させ
るタイヤ内圧低下警報装置における共振器を提供
することである。
このような考案のタイヤ内圧低下警報装置にお
ける共振器はチユーブレスタイヤとこれを装着す
るホイールリムとからなるタイヤ・ホイール組立
体のタイヤ内圧の異常変動を電気信号に変換して
タイヤ内圧の低下を警報するタイヤ内圧低下警報
装置における共振器において、この共振器に対向
するべく車体側に装着される発振器の対向面に実
質的な開口面を有し、前記ホイールリムに固定さ
れる保護ケースと、この保護ケース内に収納する
ことができる平面形状を有し、その平面形状が偏
平である共振用コイルと、この共振用コイル内に
この共振用コイルと電気的に連結されて収納さ
れ、前記タイヤ・ホイール組立体のタイヤ内室内
に突出して前記ホイールリムに係止される連通管
部分を有し、前記タイヤ内室と連通してこのタイ
ヤ内室内に充てんされたタイヤ内圧の低下を検知
する圧力検知スイツチと、この圧力検知スイツチ
と共に前記共振用コイル内に前記圧力検知スイツ
チおよび共振用コイルと電気的に連結されて収納
される共振用コンデンサーとを備え、前記共振用
コイル、圧力検知スイツチおよび共振用コンデン
サーが一体に注型固定され、この注型固定された
前記共振用コイル、圧力検知スイツチ、および共
振用コンデンサーを前記保護ケース内に固設させ
たことを特徴とするタイヤ内圧低下警報装置にお
ける共振器である。
ける共振器はチユーブレスタイヤとこれを装着す
るホイールリムとからなるタイヤ・ホイール組立
体のタイヤ内圧の異常変動を電気信号に変換して
タイヤ内圧の低下を警報するタイヤ内圧低下警報
装置における共振器において、この共振器に対向
するべく車体側に装着される発振器の対向面に実
質的な開口面を有し、前記ホイールリムに固定さ
れる保護ケースと、この保護ケース内に収納する
ことができる平面形状を有し、その平面形状が偏
平である共振用コイルと、この共振用コイル内に
この共振用コイルと電気的に連結されて収納さ
れ、前記タイヤ・ホイール組立体のタイヤ内室内
に突出して前記ホイールリムに係止される連通管
部分を有し、前記タイヤ内室と連通してこのタイ
ヤ内室内に充てんされたタイヤ内圧の低下を検知
する圧力検知スイツチと、この圧力検知スイツチ
と共に前記共振用コイル内に前記圧力検知スイツ
チおよび共振用コイルと電気的に連結されて収納
される共振用コンデンサーとを備え、前記共振用
コイル、圧力検知スイツチおよび共振用コンデン
サーが一体に注型固定され、この注型固定された
前記共振用コイル、圧力検知スイツチ、および共
振用コンデンサーを前記保護ケース内に固設させ
たことを特徴とするタイヤ内圧低下警報装置にお
ける共振器である。
この考案の一実施例を以下図面によつて詳細に
説明する。
説明する。
第１図において示されるように、チユーブレス
タイヤ１はこれを装着するホイールリム２と共に
タイヤ内室３を形成し、また、タイヤ・ホイール
組立体４を構成している。ホイールリム２におけ
るリムウエル部の傾斜面外側には共振器５が取り
付けられており、この共振器５と対向するように
発振器６が図示されていない車体フレームに固定
されたバツクプレート７にブラケツト８を介して
取り付けられている。発振器６は同軸ケーブル９
によつて運転席付近に設置されたタイヤ内圧の低
下をパンク警報として信号処理する信号処理器１
０は運転席に設置された運転者にパンク警報を知
覚させる表示器１１と電気的に連結されている。
タイヤ１はこれを装着するホイールリム２と共に
タイヤ内室３を形成し、また、タイヤ・ホイール
組立体４を構成している。ホイールリム２におけ
るリムウエル部の傾斜面外側には共振器５が取り
付けられており、この共振器５と対向するように
発振器６が図示されていない車体フレームに固定
されたバツクプレート７にブラケツト８を介して
取り付けられている。発振器６は同軸ケーブル９
によつて運転席付近に設置されたタイヤ内圧の低
下をパンク警報として信号処理する信号処理器１
０は運転席に設置された運転者にパンク警報を知
覚させる表示器１１と電気的に連結されている。
第２図および第３図において示されるように、
ほぼ箱型をなした金属製の保護ケース１２は発振
器６と対向する対向面に実質的な開口面１２ａを
有するものであり、その底面１２ｂには２つの貫
通孔１３，１４が開けられている。ボルト１５に
はその一部に形成されたフランジ部分１５ａを境
にしてその両端部にそれぞれネジ部分（図示され
ていない）が形成されており、一方のネジ部分は
保護ケース１２の一方の貫通孔１３および前記リ
ムウエル部の傾斜面に形成された共振器取付け用
の貫通孔１６より突出してナツト１７および平座
金１８と共に保護ケース１２をホイールリム２に
取り付けており、フランジ部分１５ａに対して一
方のネジ部分に対向した他方のネジ部分は樹脂ケ
ース取付け用の貫通孔２０より突出してナツト２
１と共にこの樹脂ケース１９を保護ケース１２内
にわずかな隙間をもつて収納固設している。タイ
ヤ内室３内に充てんされたタイヤ内圧の低下を検
知するノーマル閉、すなわち、正規タイヤ内圧時
にあつては″閉″の状態にあり、タイヤ内圧低下時
に″開″の状態となる圧力検知スイツチ２２はその
本体部分２２ａが樹脂ケース１９に開けられた圧
力検知スイツチ固定用の貫通孔２３に嵌挿されて
固定されており、この本体部分２２ａにタイヤ内
室３内のタイヤ内圧を導入させるべく軸心に連通
孔２４が形成された連通管部分２２ｂは本体部分
２２ａに連続してこの本体部分２２ａよりタイヤ
内室３側に突出しており、その先端から軸線方向
に沿つてネジ部分（図示されていない）が形成さ
れている。この連通管部分２２ｂは貫通孔１４お
よび貫通孔１６と同様にリムウエル部の傾斜面に
形成された共振器取付け用兼圧力検知スイツチ固
定用の貫通孔２５を貫ぬいており、そのネジ部分
にナツト２６を螺合させることにより、ボルト１
５およびナツト１７と共に保護ケース１２をホイ
ールリム２に取り付けると同時に圧力検知スイツ
チ２２をホイールリム２に固定させている。ホイ
ールリム２における貫通孔１６および貫通孔２５
のタイヤ内室３側表面にはそれぞれ座ぐりによる
溝２７，２８が形成されており、この溝２７，２
８に収められたＯリング２９，３０によりタイヤ
内室３内のタイヤ内圧が貫通孔１６，２５を通し
てホイールリム２外へ放散するのを防いでいる。
また、ホイールリム２と平座金１８およびナツト
２６との間には押え板３１が介在されており、こ
の押え板３１は溝２７，２８に収められたＯリン
グ２９，３０を押えてタイヤ内圧の放散を確実に
防止すると共に、その両端を折り曲げることによ
つて、ナツト１７，２６の回転を阻止し、ナツト
１７，２６とボルト１５あるいは圧力検知スイツ
チ２２の連通管部分２２ｂとの螺合がゆるむのを
防いでいる。保護ケース１２とほぼ相似形をなし
た箱型の樹脂ケース１９を形作つている側面に沿
つてほぼ矩形をなすよう共振用コイル３２がボビ
ン３３を基台としてその外周面上に巻き付けられ
樹脂ケース１９内に収納されている。このボビン
３３はその周方向６個所で横断面形状をコ字形と
して共振用コイル３２のボビン３３からの離脱を
防止する規制板部分３３ａを有している。共振用
コンデンサー３４は圧力検知スイツチ２２と共に
ボビン３３および共振用コイル３２の内方空間内
に収納されており、圧力検知スイツチ２２、共振
用コイル３２およびボビン３３は全て電気的に連
結されて、圧力検知スイツチ２２をスイツチとす
る１つの電気回路を形成している。樹脂ケース１
９内に収納された共振用コイル３２およびボビン
３３、さらにこれら共振用コイル３２およびボビ
ン３３の内方空間内に収納された圧力検知スイツ
チ２２および共振用コンデンサー３４は注型剤３
５によつて注型固定されており、樹脂ケース１
９、圧力検知スイツチ２２、共振用コイル３２、
ボビン３３および共振用コンデンサー３４は全て
注型剤３５より一体となつて、注型組立体３６を
構成している。
ほぼ箱型をなした金属製の保護ケース１２は発振
器６と対向する対向面に実質的な開口面１２ａを
有するものであり、その底面１２ｂには２つの貫
通孔１３，１４が開けられている。ボルト１５に
はその一部に形成されたフランジ部分１５ａを境
にしてその両端部にそれぞれネジ部分（図示され
ていない）が形成されており、一方のネジ部分は
保護ケース１２の一方の貫通孔１３および前記リ
ムウエル部の傾斜面に形成された共振器取付け用
の貫通孔１６より突出してナツト１７および平座
金１８と共に保護ケース１２をホイールリム２に
取り付けており、フランジ部分１５ａに対して一
方のネジ部分に対向した他方のネジ部分は樹脂ケ
ース取付け用の貫通孔２０より突出してナツト２
１と共にこの樹脂ケース１９を保護ケース１２内
にわずかな隙間をもつて収納固設している。タイ
ヤ内室３内に充てんされたタイヤ内圧の低下を検
知するノーマル閉、すなわち、正規タイヤ内圧時
にあつては″閉″の状態にあり、タイヤ内圧低下時
に″開″の状態となる圧力検知スイツチ２２はその
本体部分２２ａが樹脂ケース１９に開けられた圧
力検知スイツチ固定用の貫通孔２３に嵌挿されて
固定されており、この本体部分２２ａにタイヤ内
室３内のタイヤ内圧を導入させるべく軸心に連通
孔２４が形成された連通管部分２２ｂは本体部分
２２ａに連続してこの本体部分２２ａよりタイヤ
内室３側に突出しており、その先端から軸線方向
に沿つてネジ部分（図示されていない）が形成さ
れている。この連通管部分２２ｂは貫通孔１４お
よび貫通孔１６と同様にリムウエル部の傾斜面に
形成された共振器取付け用兼圧力検知スイツチ固
定用の貫通孔２５を貫ぬいており、そのネジ部分
にナツト２６を螺合させることにより、ボルト１
５およびナツト１７と共に保護ケース１２をホイ
ールリム２に取り付けると同時に圧力検知スイツ
チ２２をホイールリム２に固定させている。ホイ
ールリム２における貫通孔１６および貫通孔２５
のタイヤ内室３側表面にはそれぞれ座ぐりによる
溝２７，２８が形成されており、この溝２７，２
８に収められたＯリング２９，３０によりタイヤ
内室３内のタイヤ内圧が貫通孔１６，２５を通し
てホイールリム２外へ放散するのを防いでいる。
また、ホイールリム２と平座金１８およびナツト
２６との間には押え板３１が介在されており、こ
の押え板３１は溝２７，２８に収められたＯリン
グ２９，３０を押えてタイヤ内圧の放散を確実に
防止すると共に、その両端を折り曲げることによ
つて、ナツト１７，２６の回転を阻止し、ナツト
１７，２６とボルト１５あるいは圧力検知スイツ
チ２２の連通管部分２２ｂとの螺合がゆるむのを
防いでいる。保護ケース１２とほぼ相似形をなし
た箱型の樹脂ケース１９を形作つている側面に沿
つてほぼ矩形をなすよう共振用コイル３２がボビ
ン３３を基台としてその外周面上に巻き付けられ
樹脂ケース１９内に収納されている。このボビン
３３はその周方向６個所で横断面形状をコ字形と
して共振用コイル３２のボビン３３からの離脱を
防止する規制板部分３３ａを有している。共振用
コンデンサー３４は圧力検知スイツチ２２と共に
ボビン３３および共振用コイル３２の内方空間内
に収納されており、圧力検知スイツチ２２、共振
用コイル３２およびボビン３３は全て電気的に連
結されて、圧力検知スイツチ２２をスイツチとす
る１つの電気回路を形成している。樹脂ケース１
９内に収納された共振用コイル３２およびボビン
３３、さらにこれら共振用コイル３２およびボビ
ン３３の内方空間内に収納された圧力検知スイツ
チ２２および共振用コンデンサー３４は注型剤３
５によつて注型固定されており、樹脂ケース１
９、圧力検知スイツチ２２、共振用コイル３２、
ボビン３３および共振用コンデンサー３４は全て
注型剤３５より一体となつて、注型組立体３６を
構成している。
ここで、この発明による共振用コイル３２はそ
の平面形状が矩形をなしているので発振器６に収
められた発振コイルからの放射電磁波が効果的に
享受され、共振器５と発振器６との間隔を可能な
限り広く取ることができるばかりでなく、矩形を
なした共振用コイル３２内に圧力検知スイツチ２
２および共振用コンデンサー３４を収納するよう
にしているので、共振器５全体が軽量小型化され
る。また、注型剤３５によつて注型固定された注
型組立体３６は全体に保護ケース１２との間にわ
ずかな隙間をもつて固設されているので、共振器
５が路上の障害物に衝突した際にあつても、その
衝突のシヨツクがこの隙間によつて干渉されて直
接注型組立体３６に伝達されることがなく、加え
て、保護ケース１２が金属製であるので、共振器
５付近の金属にも何ら影響されることなく共振周
波数あるいは感度Ｑなどといつた共振コイル３３
に関する特性が常に一定に保持される。
の平面形状が矩形をなしているので発振器６に収
められた発振コイルからの放射電磁波が効果的に
享受され、共振器５と発振器６との間隔を可能な
限り広く取ることができるばかりでなく、矩形を
なした共振用コイル３２内に圧力検知スイツチ２
２および共振用コンデンサー３４を収納するよう
にしているので、共振器５全体が軽量小型化され
る。また、注型剤３５によつて注型固定された注
型組立体３６は全体に保護ケース１２との間にわ
ずかな隙間をもつて固設されているので、共振器
５が路上の障害物に衝突した際にあつても、その
衝突のシヨツクがこの隙間によつて干渉されて直
接注型組立体３６に伝達されることがなく、加え
て、保護ケース１２が金属製であるので、共振器
５付近の金属にも何ら影響されることなく共振周
波数あるいは感度Ｑなどといつた共振コイル３３
に関する特性が常に一定に保持される。
次に、この考案の作用について説明する。今、
タイヤ内室３内に正規タイヤ内圧が充てんされた
タイヤ・ホイール組立体４が回転し、自動車が走
行しているとする。このとき、共振器５はタイ
ヤ・ホイール組立体４の１回転毎に１度だけ発振
器６と対向し、正規タイヤ内圧下にある圧力検知
スイツチ２２が未作動の“閉”状態にあることか
ら、発振器６と対向する際にこの発振器６との間
の共振現象によつて共振器５には電流が流れ、そ
の分だけ発振器６での放射電磁波が正常減少す
る。この発振器６での放射電磁波の正常減少は発
振器６から同軸ケーブル９を通して信号処理器１
０に伝達され、ここで信号処理されてさらに表示
器１１に伝達され、たとえば、パンクを警報する
警報ランプを消灯させることで運転者にタイヤ内
圧が正規の正常状態にあることを視認させる。
タイヤ内室３内に正規タイヤ内圧が充てんされた
タイヤ・ホイール組立体４が回転し、自動車が走
行しているとする。このとき、共振器５はタイ
ヤ・ホイール組立体４の１回転毎に１度だけ発振
器６と対向し、正規タイヤ内圧下にある圧力検知
スイツチ２２が未作動の“閉”状態にあることか
ら、発振器６と対向する際にこの発振器６との間
の共振現象によつて共振器５には電流が流れ、そ
の分だけ発振器６での放射電磁波が正常減少す
る。この発振器６での放射電磁波の正常減少は発
振器６から同軸ケーブル９を通して信号処理器１
０に伝達され、ここで信号処理されてさらに表示
器１１に伝達され、たとえば、パンクを警報する
警報ランプを消灯させることで運転者にタイヤ内
圧が正規の正常状態にあることを視認させる。
次いで、何らかの理由、たとえば、パンクによ
つてタイヤ内室３内のタイヤ内圧が正規タイヤ内
圧以下に低下すると、このタイヤ内圧低下は連通
孔２４を通して圧力検知スイツチ２２に伝達さ
れ、これを作動させて″開″状態とする。この圧力
検知スイツチ２２の″開″作動により、共振器５に
電流が流れなくなり、共振器５と発振器６とはも
はや共振現象を起こさなくなる。したがつて、発
振器６の放射電磁波の正常減少も皆無となり、こ
れが信号処理器１０から表示器１１に伝達され、
前記警報ランプを点灯させることによつて運転者
にパンクの発生によるタイヤ内圧の低下が警報さ
れる。
つてタイヤ内室３内のタイヤ内圧が正規タイヤ内
圧以下に低下すると、このタイヤ内圧低下は連通
孔２４を通して圧力検知スイツチ２２に伝達さ
れ、これを作動させて″開″状態とする。この圧力
検知スイツチ２２の″開″作動により、共振器５に
電流が流れなくなり、共振器５と発振器６とはも
はや共振現象を起こさなくなる。したがつて、発
振器６の放射電磁波の正常減少も皆無となり、こ
れが信号処理器１０から表示器１１に伝達され、
前記警報ランプを点灯させることによつて運転者
にパンクの発生によるタイヤ内圧の低下が警報さ
れる。
以上説明したように、この考案によれば、共振
用コイルの平面形状が矩形をなしているので、こ
の共振用コイルを収めた共振器と発振器との間の
放射電磁波の享受が効果的に行なわれ、これら共
振器と発振器との間隔を可能な限り広く取ること
ができるばかりでなく、矩形をなした共振用コイ
ル内に圧力検知スイツチおよび共振用コンデンサ
ーが収納されるので、共振器全体が軽量小型化さ
れる。また、共振用コイル、圧力検知スイツチお
よび共振用コンデンサーを注型剤によつて一体に
注型固定して形成された注型組立体を全体に保護
ケースとの間にわずかな隙間をもつて固設させて
いるので、共振器が路上の障害物に衝突した際に
あつてもその衝突のシヨツクがこの隙間によつて
干渉されて直接注型組立体にまで伝達されること
がない。加えて、保護ケースが金属製であるの
で、たとえ共振器付近に金属があつたとしてもこ
れらの影響が金属製の保護ケースによつて遮断さ
れ、共振周波数あるいは感度Ｑなどの共振器に関
する特性が常に一定に保持される。さらに、圧力
検知スイツチがタイヤ内室内に突出してホイール
リムに係止される連通管部分を有し、この連通管
部分を通して直接タイヤ内室と連通されるので、
共振器における耐久性と共にパンク警報に対する
信頼性も格段に向上する。
用コイルの平面形状が矩形をなしているので、こ
の共振用コイルを収めた共振器と発振器との間の
放射電磁波の享受が効果的に行なわれ、これら共
振器と発振器との間隔を可能な限り広く取ること
ができるばかりでなく、矩形をなした共振用コイ
ル内に圧力検知スイツチおよび共振用コンデンサ
ーが収納されるので、共振器全体が軽量小型化さ
れる。また、共振用コイル、圧力検知スイツチお
よび共振用コンデンサーを注型剤によつて一体に
注型固定して形成された注型組立体を全体に保護
ケースとの間にわずかな隙間をもつて固設させて
いるので、共振器が路上の障害物に衝突した際に
あつてもその衝突のシヨツクがこの隙間によつて
干渉されて直接注型組立体にまで伝達されること
がない。加えて、保護ケースが金属製であるの
で、たとえ共振器付近に金属があつたとしてもこ
れらの影響が金属製の保護ケースによつて遮断さ
れ、共振周波数あるいは感度Ｑなどの共振器に関
する特性が常に一定に保持される。さらに、圧力
検知スイツチがタイヤ内室内に突出してホイール
リムに係止される連通管部分を有し、この連通管
部分を通して直接タイヤ内室と連通されるので、
共振器における耐久性と共にパンク警報に対する
信頼性も格段に向上する。
添付図面はこの考案に係わるタイヤ内圧低下警
報装置における共振器の一実施例を示すものであ
り、第１図はそのホイールリムへの係止位置およ
びタイヤ内圧低下警報装置の概略の構成を示す部
分断面図、第２図はその断面図、第３図は第２図
におけるＸ−Ｘ矢視図である。 １はチユーブレスタイヤ、２はホイールリム、
３はタイヤ内室、４はタイヤ・ホイール組立体、
５は共振器、６は発振器、１２は保護ケース、１
２ａは開口面、２２は圧力検知スイツチ、２２ｂ
は連通管部分、３２は共振用コイル、３４は共振
用コンデンサーである。
報装置における共振器の一実施例を示すものであ
り、第１図はそのホイールリムへの係止位置およ
びタイヤ内圧低下警報装置の概略の構成を示す部
分断面図、第２図はその断面図、第３図は第２図
におけるＸ−Ｘ矢視図である。 １はチユーブレスタイヤ、２はホイールリム、
３はタイヤ内室、４はタイヤ・ホイール組立体、
５は共振器、６は発振器、１２は保護ケース、１
２ａは開口面、２２は圧力検知スイツチ、２２ｂ
は連通管部分、３２は共振用コイル、３４は共振
用コンデンサーである。
Claims (1)
- チユーブレスタイヤとこれを装着するホイール
リムとからなるタイヤ・ホイール組立体のタイヤ
内圧の異常変動を電気信号に変換してタイヤ内圧
の低下を警報するタイヤ内圧低下警報装置におけ
る共振器において、この共振器に対向するべく車
体側に装着される発振器の対向面に実質的な開口
面を有し、前記ホイールリムに固定される保護ケ
ースと、この保護ケース内に収納することができ
る平面形状を有し、その平面形状が偏平である共
振用コイルと、この共振用コイル内にこの共振用
コイルと電気的に連結されて収納され、前記タイ
ヤ・ホイール組立体のタイヤ内室内に突出して前
記ホイールリムに係止される連通管部分を有し、
前記タイヤ内室と連通してこのタイヤ内室内に充
てんされたタイヤ内圧の低下を検知する圧力検知
スイツチと、この圧力検知スイツチと共に前記共
振用コイル内に前記圧力検知スイツチおよび共振
用コイルと電気的に連結されて収納される共振用
コンデンサーとを備え、前記共振用コイル、圧力
検知スイツチおよび共振用コンデンサーが一体に
注型固定され、この注型固定された前記共振用コ
イル、圧力検知スイツチ、および共振用コンデン
サーを前記保護ケース内に固設させたことを特徴
とするタイヤ内圧低下警報装置における共振器。
Priority Applications (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1979082412U JPS6243432Y2 (ja) | 1979-06-15 | 1979-06-15 | |
| DE19803021531 DE3021531A1 (de) | 1979-06-15 | 1980-06-07 | Geraet zum nachweis eines druckabfalls in der reifenkammer eines rades |
| US06/157,983 US4337652A (en) | 1979-06-15 | 1980-06-09 | Tire pressure drop detecting apparatus |
| FR8013193A FR2459146B1 (fr) | 1979-06-15 | 1980-06-13 | Appareil de detection d'une baisse de la pression de gonflage d'un pneu |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1979082412U JPS6243432Y2 (ja) | 1979-06-15 | 1979-06-15 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS56307U JPS56307U (ja) | 1981-01-06 |
| JPS6243432Y2 true JPS6243432Y2 (ja) | 1987-11-11 |
Family
ID=13773866
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1979082412U Expired JPS6243432Y2 (ja) | 1979-06-15 | 1979-06-15 |
Country Status (4)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US4337652A (ja) |
| JP (1) | JPS6243432Y2 (ja) |
| DE (1) | DE3021531A1 (ja) |
| FR (1) | FR2459146B1 (ja) |
Families Citing this family (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS569637U (ja) * | 1979-07-03 | 1981-01-27 | ||
| JPS59128450A (ja) * | 1983-01-13 | 1984-07-24 | Aisin Seiki Co Ltd | スピ−ドセンサ装置 |
| FR2539679A1 (fr) * | 1983-01-20 | 1984-07-27 | Renault Vehicules Ind | Dispositif de detection de sous-gonflage d'un pneumatique et de mesure de l'etat cinetique de la roue d'un vehicule et du vehicule |
| DE3446248A1 (de) * | 1984-12-19 | 1986-06-19 | Robert Bosch Gmbh, 7000 Stuttgart | Sensor zur messung physikalischer groessen und verfahren zum abgleich des sensors |
| US5838229A (en) * | 1995-07-18 | 1998-11-17 | Schrader-Bridgeport International, Inc. | Remote tire pressure monitoring system employing coded tire identification and radio frequency transmission and enabling recalibration upon tire rotation or replacement |
| US8266465B2 (en) | 2000-07-26 | 2012-09-11 | Bridgestone Americas Tire Operation, LLC | System for conserving battery life in a battery operated device |
| US7161476B2 (en) | 2000-07-26 | 2007-01-09 | Bridgestone Firestone North American Tire, Llc | Electronic tire management system |
| GB0516100D0 (en) * | 2005-08-05 | 2005-09-14 | Beru F1 Systems Ltd | A wheel sensor |
| KR200445014Y1 (ko) * | 2007-10-26 | 2009-06-22 | 내외 코리아(주) | 타이어 공기압 측정용 압력센서 및 이를 구비한 타이어공기압 모니터링 시스템 |
Family Cites Families (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR1582878A (ja) * | 1968-06-21 | 1969-10-10 | ||
| DE2441430C2 (de) * | 1973-10-01 | 1983-01-05 | Bridgestone Tire Co. Ltd., Tokyo | Vorrichtung zur Anzeige eines Druckverlustes in einem mit Druckluft gefüllten Reifen eines Fahrzeugs |
| JPS5374078A (en) * | 1976-12-14 | 1978-07-01 | Bridgestone Tire Co Ltd | Device for warning pressure reducing of inner pressure of tire |
| JPS611515Y2 (ja) * | 1978-06-20 | 1986-01-18 | ||
| US4254398A (en) * | 1977-09-29 | 1981-03-03 | Bridgestone Tire Company Limited | Tire pressure drop alarming apparatus |
| US4300118A (en) * | 1978-02-28 | 1981-11-10 | Bridgestone Tire Company Limited | Tire inner pressure drop alarming service |
| JPH0520436A (ja) * | 1991-07-09 | 1993-01-29 | Sony Corp | 検査装置 |
-
1979
- 1979-06-15 JP JP1979082412U patent/JPS6243432Y2/ja not_active Expired
-
1980
- 1980-06-07 DE DE19803021531 patent/DE3021531A1/de not_active Ceased
- 1980-06-09 US US06/157,983 patent/US4337652A/en not_active Expired - Lifetime
- 1980-06-13 FR FR8013193A patent/FR2459146B1/fr not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| FR2459146B1 (fr) | 1984-06-08 |
| DE3021531A1 (de) | 1981-01-08 |
| US4337652A (en) | 1982-07-06 |
| FR2459146A1 (fr) | 1981-01-09 |
| JPS56307U (ja) | 1981-01-06 |
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