JPS6243071Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6243071Y2 JPS6243071Y2 JP17611581U JP17611581U JPS6243071Y2 JP S6243071 Y2 JPS6243071 Y2 JP S6243071Y2 JP 17611581 U JP17611581 U JP 17611581U JP 17611581 U JP17611581 U JP 17611581U JP S6243071 Y2 JPS6243071 Y2 JP S6243071Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- frame member
- bent
- metal
- main body
- metal plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000002184 metal Substances 0.000 claims description 36
- 238000003780 insertion Methods 0.000 claims description 3
- 230000037431 insertion Effects 0.000 claims description 3
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 2
- 239000010903 husk Substances 0.000 description 2
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 2
- 239000005028 tinplate Substances 0.000 description 2
- 230000009286 beneficial effect Effects 0.000 description 1
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 1
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
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- 238000004049 embossing Methods 0.000 description 1
- 238000007730 finishing process Methods 0.000 description 1
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- 239000003973 paint Substances 0.000 description 1
- 238000010422 painting Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Finishing Walls (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔考案の目的〕
(産業上の利用分野)
本案は、木造住宅等におけるハナカクシ、ハフ
の仕上げに用いる金属製のカバーに関する。
の仕上げに用いる金属製のカバーに関する。
(従来技術)
従来一般のハナカクシ、ハフは、ラワン等の横
板の表面を塗装仕上げして完成するが、時が経つ
と(普通2〜3年)風化作用により塗装が剥げ乃
至色褪せて再塗装の必要に迫られる。
板の表面を塗装仕上げして完成するが、時が経つ
と(普通2〜3年)風化作用により塗装が剥げ乃
至色褪せて再塗装の必要に迫られる。
そこでこれに替えて横板の表面にブリキ板等の
金属板を被せて打付ける工法があるが、これには
ブリキ職人等の専門職が必要とされ、手間、工賃
が嵩む。
金属板を被せて打付ける工法があるが、これには
ブリキ職人等の専門職が必要とされ、手間、工賃
が嵩む。
(考案が解決しようとする問題点)
本案は従来のかかる実情に鑑みてなされたもの
で、一般の大工が簡易迅速にハナカクシ、ハフの
仕上げ処理ができるように工夫された金属製のカ
バーを提供しようとするものである。
で、一般の大工が簡易迅速にハナカクシ、ハフの
仕上げ処理ができるように工夫された金属製のカ
バーを提供しようとするものである。
(実施例)
以下図面の実施例によつて説明すると、第1図
に示す横長の)金属板主体1と、第3図に示す少
なくともその金属板主体1の二倍の長さを有する
金属製下枠部材2と、第1図に示すその金属製下
枠部材2と同長の金属製上枠部材3とから成る。
に示す横長の)金属板主体1と、第3図に示す少
なくともその金属板主体1の二倍の長さを有する
金属製下枠部材2と、第1図に示すその金属製下
枠部材2と同長の金属製上枠部材3とから成る。
まず金属板主体1は、その下端部を後側へ折曲
して下方こはぜ部1aに、またその一側端部を後
側へ折曲して側方こはぜ部1bに形成するととも
に他側端部を前側へ一度折曲げたらさらに反対向
きに折返して、その第一折返し線L1を谷底とす
る差込み部1cを形成してある。
して下方こはぜ部1aに、またその一側端部を後
側へ折曲して側方こはぜ部1bに形成するととも
に他側端部を前側へ一度折曲げたらさらに反対向
きに折返して、その第一折返し線L1を谷底とす
る差込み部1cを形成してある。
そしてさらにその主体1の下部には、任意の打
出し模様1dを形成するとともに上部は縦方向に
うね状1eに形成してある。これらは模様として
の作用のほかに主体の剛性を保持するのに役立
つ。
出し模様1dを形成するとともに上部は縦方向に
うね状1eに形成してある。これらは模様として
の作用のほかに主体の剛性を保持するのに役立
つ。
次に金属製下枠部材2は、側面略L型を成し、
その垂直方向2″上端を水平後方向に折曲して打
付け部2bに形成するとともに水平方向2′前端
部を垂直下方向へ一度折曲したらさらに垂直上方
向に折返して上向きのこはぜ部2aに形成してあ
る。
その垂直方向2″上端を水平後方向に折曲して打
付け部2bに形成するとともに水平方向2′前端
部を垂直下方向へ一度折曲したらさらに垂直上方
向に折返して上向きのこはぜ部2aに形成してあ
る。
最後に金属製上枠部材3は、側面略逆L字型で
その垂直方向3″の一側端部を後側へ折曲して側
方こはぜ部3bに形成するとともにその水平方向
3′前端部を垂直上方向に折曲して打付け部3a
に形成してある。
その垂直方向3″の一側端部を後側へ折曲して側
方こはぜ部3bに形成するとともにその水平方向
3′前端部を垂直上方向に折曲して打付け部3a
に形成してある。
(作用)
今、以上の三要素から成るハナカクシカバーに
よつてハナカクシを行なうには、第4図乃至第6
図に示すように、ハナカクシ乃至ハフの横板Yの
端より、まず下枠部材2をその水平方向2′で横
板Y下面を受けるようにして横板Yに釘打ちする
とともにその打付け部2bを軒天Nに釘打ちし、
次いで金属板主体1をその下方こはぜ部1aを下
枠部材2のこはぜ部2aに引掛けて主体1の適宜
位置(図面ではうね状1e部)において横板Yに
釘打ちし、さらにもう一枚の金属板主体1をその
下方こはぜ部1aを下枠部材2のこはぜ部2aに
引掛けるとともにその側方こはぜ部1bを先の金
属板主体1の差込み部1cに差込んで連結した
上、適宜位置において横板Yに釘打ちし、最後に
これら二枚の金属板主体1の表側上部に上枠部材
3を、その側方こはぜ部3bをはじめの金属板主
体1の側端部に引掛け且つ横板Yの縦幅に合わせ
て上下調整した上(これによつて、金属板主体1
の縦方向のうね状1eの露出幅が増減する)、金
属板主体1との重合部及びそれ以外の部分の適宜
位置において横板Yに釘打ちするとともに打付け
部3aを水切板Wへ釘打ちする(第6図)。
よつてハナカクシを行なうには、第4図乃至第6
図に示すように、ハナカクシ乃至ハフの横板Yの
端より、まず下枠部材2をその水平方向2′で横
板Y下面を受けるようにして横板Yに釘打ちする
とともにその打付け部2bを軒天Nに釘打ちし、
次いで金属板主体1をその下方こはぜ部1aを下
枠部材2のこはぜ部2aに引掛けて主体1の適宜
位置(図面ではうね状1e部)において横板Yに
釘打ちし、さらにもう一枚の金属板主体1をその
下方こはぜ部1aを下枠部材2のこはぜ部2aに
引掛けるとともにその側方こはぜ部1bを先の金
属板主体1の差込み部1cに差込んで連結した
上、適宜位置において横板Yに釘打ちし、最後に
これら二枚の金属板主体1の表側上部に上枠部材
3を、その側方こはぜ部3bをはじめの金属板主
体1の側端部に引掛け且つ横板Yの縦幅に合わせ
て上下調整した上(これによつて、金属板主体1
の縦方向のうね状1eの露出幅が増減する)、金
属板主体1との重合部及びそれ以外の部分の適宜
位置において横板Yに釘打ちするとともに打付け
部3aを水切板Wへ釘打ちする(第6図)。
以上を一単位として横方向に連続施工して(第
4図)、全部のハナカクシを完了する(第5図)。
4図)、全部のハナカクシを完了する(第5図)。
なお上記実施例では、下枠部材2と上枠部材3
の長さが金属板主体1の二倍の長さを有する態様
を示したが、これら三部材が同長でもよいことも
ちろんであり、また逆に前二者の長さを金属板主
体1の三倍、四倍とすることもできる。そしてそ
の倍率を高くするだけ作業の手間が省ける計算と
なるが、他面においてあまり長くすると、一人作
業が困難になる嫌いがある。
の長さが金属板主体1の二倍の長さを有する態様
を示したが、これら三部材が同長でもよいことも
ちろんであり、また逆に前二者の長さを金属板主
体1の三倍、四倍とすることもできる。そしてそ
の倍率を高くするだけ作業の手間が省ける計算と
なるが、他面においてあまり長くすると、一人作
業が困難になる嫌いがある。
また金属板主体1について、単位長さを倍長し
ないこととしたのは、一つには三部材のうち一番
重量があることと、二つにはこはぜ掛け部を有す
ることによつて体裁の良好を保つためである。
ないこととしたのは、一つには三部材のうち一番
重量があることと、二つにはこはぜ掛け部を有す
ることによつて体裁の良好を保つためである。
本案カバーは以上のようで、風化作用に強く、
耐久力に富むという金属板としての特性はもとよ
り、各要素の接合、打付け、連結という単純な取
付作業で済むから、その施工にブリキ職人等の専
門職を必要としない。
耐久力に富むという金属板としての特性はもとよ
り、各要素の接合、打付け、連結という単純な取
付作業で済むから、その施工にブリキ職人等の専
門職を必要としない。
また現場において上枠部材3の上下調整をする
ことにより各種横板Yの縦幅に適合させることが
可能である。
ことにより各種横板Yの縦幅に適合させることが
可能である。
さらにまた金属製カバー全体を、主体1と、下
枠部材2と、上枠部材3の三つの要素に分けてあ
るから、たわみによる変形を極力防止でき、主体
1と上枠部材3に打出し模様を施せば体裁を良好
にするだけでなく、剛性を一層増大させるのに役
立つ。
枠部材2と、上枠部材3の三つの要素に分けてあ
るから、たわみによる変形を極力防止でき、主体
1と上枠部材3に打出し模様を施せば体裁を良好
にするだけでなく、剛性を一層増大させるのに役
立つ。
以上から本案は、冒頭に掲げた所期の目的を達
成するもので、まことに有益である。
成するもので、まことに有益である。
図面は本案の実施例を示すもので、第1図は金
属製上枠部材を示し、イが斜視図、ロが線図的縦
断側面図、第2図は金属板主体を示しイが斜視
図、ロが線図的縦断側面図、第3図は金属製上枠
部材を示し、イが斜視図、ロが線図的縦断側面
図、第4図は各要素の接合、連結状態を示す斜視
図、第5図は施工完了状態の建物の部分正面図、
第6図は第5図A−A線拡大縦断側面図。 1……金属板主体、1a……下方こはぜ部、1
b……側方こはぜ部、1c……差込み部、2……
金属製下枠部材、2″……垂直方向、2′……水平
方向、2a……こはぜ部、2b……打付け部、3
……金属製上枠部材、3″……垂直方向、3′……
水平方向、3a……打付け部、3b……側方こは
ぜ部、L1……第一打返し線。
属製上枠部材を示し、イが斜視図、ロが線図的縦
断側面図、第2図は金属板主体を示しイが斜視
図、ロが線図的縦断側面図、第3図は金属製上枠
部材を示し、イが斜視図、ロが線図的縦断側面
図、第4図は各要素の接合、連結状態を示す斜視
図、第5図は施工完了状態の建物の部分正面図、
第6図は第5図A−A線拡大縦断側面図。 1……金属板主体、1a……下方こはぜ部、1
b……側方こはぜ部、1c……差込み部、2……
金属製下枠部材、2″……垂直方向、2′……水平
方向、2a……こはぜ部、2b……打付け部、3
……金属製上枠部材、3″……垂直方向、3′……
水平方向、3a……打付け部、3b……側方こは
ぜ部、L1……第一打返し線。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 1 金属板主体1と金属製下枠部材2と金属製上
枠部材3とから成り、前記金属板主体1は、そ
の下端部を後側へ折曲して下方こはぜ部1a
に、またその一側端部を後側へ折曲して側方こ
はぜ部1bに形成するとともに他側端部を前側
へ一度折曲げたらさらに反対向きに折返して、
その第一折返し線L1を谷底とする差込み部1
cを形成し、前記下枠部材2は、側面略L型を
成し、その垂直方向2″上端を水平後方向に折
曲して打付け部2bに形成するとともに水平方
向2′前端部を一度垂直下方向へ折曲したらさ
らに垂直上方向に折返して上向きのこはぜ部2
aに形成し、前記上枠部材3は、側面略逆L字
型でその垂直方向3″の一側端部を後側へ折曲
して側方こはぜ部3bに形成するとともにその
水平方向3′前端部を垂直上方向に折曲して打
付け部3aに形成したことを特徴とする金属製
ハナカクシカバー。 2 金属製下枠部材2及びと金属製上枠部材3の
長さが、金属板主体1の二倍乃至それ以上の倍
長を有する実用新案登録請求の範囲第1項記載
の金属製ハナカクシカバー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17611581U JPS5879634U (ja) | 1981-11-26 | 1981-11-26 | 金属製ハナカクシカバ− |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17611581U JPS5879634U (ja) | 1981-11-26 | 1981-11-26 | 金属製ハナカクシカバ− |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5879634U JPS5879634U (ja) | 1983-05-30 |
JPS6243071Y2 true JPS6243071Y2 (ja) | 1987-11-07 |
Family
ID=29968867
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17611581U Granted JPS5879634U (ja) | 1981-11-26 | 1981-11-26 | 金属製ハナカクシカバ− |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5879634U (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5221987B2 (ja) * | 2008-03-05 | 2013-06-26 | ケイミュー株式会社 | ケラバの納め構造 |
-
1981
- 1981-11-26 JP JP17611581U patent/JPS5879634U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5879634U (ja) | 1983-05-30 |
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