JPS6242390A - 誘起異方性磁界増大法 - Google Patents

誘起異方性磁界増大法

Info

Publication number
JPS6242390A
JPS6242390A JP60181071A JP18107185A JPS6242390A JP S6242390 A JPS6242390 A JP S6242390A JP 60181071 A JP60181071 A JP 60181071A JP 18107185 A JP18107185 A JP 18107185A JP S6242390 A JPS6242390 A JP S6242390A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
magnetic field
crystal
ion implantation
induced
anisotropic magnetic
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP60181071A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshinori Tochigi
義則 都知木
Keiichi Betsui
圭一 別井
Kazunari Yoneno
米納 和成
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP60181071A priority Critical patent/JPS6242390A/ja
Publication of JPS6242390A publication Critical patent/JPS6242390A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔概 要〕 磁気バブル結晶に対する誘起異方性磁界増大法であって
、高ドーズイオン注入後、高温でアニールした磁気バブ
ル結晶の成長誘導異方性が小さくなることを利用し、こ
の結晶を希ガスプラズマにさらすか、又は再度通常のイ
オン注入を行なってから希ガスプラズマにさらすことに
より大きな誘起異方性磁界を得ることを可能とする。
〔産業上の利用分野〕
本発明は磁気バブルメモリ素子に用いるバブル結晶の誘
起異方性磁界の増大法に関するものである。
磁気バブルを利用して情報の蓄積、論理演算等を行なう
磁気バブル利用装置は、不揮発性、高記憶密度、低消費
電力等種々の特徴をもち、さらには機械的要素を全く含
まない固体素子であることから非常に高い信鯨性を有し
ている。このような磁気バブルメモリ装置においては最
近の情報量の増加、装置の小型化要求などにより記憶密
度の増加が求められている。このため最近はバブル転送
路をイオン注入法により形成し、記憶密度を高度化する
方法が用いられている。このイオン注入法によるイオン
注入バブルデバイスは第4図aの平面図及び第4図すの
断面図に示す如く、ガドリニウム・ガリウム・ガーネッ
ト(G G G)基板1の上に液相エピタキシャル成長
させた磁性ガーネットのバブル用結晶2に対しバブル転
送用パターン3以外の領域4に水素、ネオン、ヘリウム
等のイオンを注入するのである。このようにパターン3
を形成した素子は、イオンが注入された領域4の磁化容
易軸方向が矢印Aの如く面内方向と一致し、パターン3
の非イオン注入領域の磁化容易軸方向は矢印Bの如くも
とのまま面内方向と垂直である。
従ってバブル5は回転磁界によってパターン3の周縁に
沿って転送される。そしてこのパターン3は円形や四角
形をその一部が重なるようにして列状に配列した形状で
あるため、ギャップを必要とした従来のパーマロイパタ
ーンに比し寸法精度が緩くとも良く、従ってパターンが
小さくでき高密度化が実現される。
〔従来の技術及び発明が解決しようとする問題点〕従来
このようなイオン注入バブルデバイスにおいて、そのイ
オン注入層にバブルの転送に十分な誘起異方性磁界を得
る方法としては、イオン注入後A、プラズマにさらす方
法があった。この方法では誘起異方性磁界(ΔHK)は
増大するが、最近の微細化が進められているイオン注入
バブル素子に対する誘起異方性磁界としては十分と言え
ない。
本発明はこのような点にかんがみて創作されたもので、
簡易な方法で大きな誘起異方性磁界が得られる誘起異方
性磁界増大法を提供することを目的としている。
〔問題点を解決するための手段〕
このため本発明においては、磁気バブル結晶に高ドーズ
イオン注入を行ない、次いで高温アニールを行なって成
長誘導異方性を小さくしたのち、プラズマにさらすか、
又は通常のイオン注入を施してからプラズマにさらすこ
とを特徴としている。
〔作 用〕
磁気バブル結晶に高ドーズイオン注入を行ない、且つこ
れを高温アニールすることにより結晶自身の持っている
垂直磁化膜となるはずの高い成長誘導異方性が壊れ、そ
の分の歪がイオン注入によって生ずる誘起異方性磁界に
プラスされるため高い誘起異方性磁界が得られる。
〔実施例〕
実施例1゜ 第1図はイオン注入によって生じる歪と成長誘導異方性
の抑制の関係を示す図である。この図より成長誘導異方
性の抑制には2.5%以上の歪(Δd/d)を与えるド
ーズ量が必要であることがわかる。イオン注入バブル素
子では0.5%〜1.0%程度の格子歪が必要であるか
ら熱処理により歪をこの範囲まで減少させる必要がある
第2図は歪(Δd/d)のアニール温度による変化を示
す。この図において、第1図より得られた結果に近いΔ
d/d=2.47がΔd/d=0.5%〜1.0%にな
る部分は600℃以上である。この後プラズマ処理を行
なうことにより更にΔHKを増大させることができる。
この1例としてドーズ量8 X 10 ”N、’/cI
I!、180KVでイオン注入を行ない、この後700
℃で1時間のアニールを行ない、更にこのウェハーをガ
ス圧0.15T、、、 、高周波出力400WのA、(
又はN、 、H等)ガスプラズマに20分間さらすこと
により歪0.8%でΔHK 51000.を得ることが
できた。
実施例2゜ 第3図はドーズ量8 X 101’NII”/ant、
熱処理1000℃×1時間の試料(ΔHK = 270
00゜、Δd/d=0)に再びイオン注入を行ない、さ
らにこのウェハーをガス圧0.15T、、、 、高周波
出力400WのA、(又はN、、H等)ガスプラズマに
20分間さらしたもののΔH,を従来例(イオン注入子
A、プラズマ処理したもの)と比較して示したもので、
横軸に歪(Δd/d)を、縦軸にΔHKをとり、曲線A
で本実施例を、曲&’iBで従来例を示した。本実施例
によれば6000〜70000゜のΔHXが得られる。
〔発明の効果〕
以上述べてきたように、本発明によれば、極めて簡易な
方法により誘起異方性磁界を増大することができ、実用
的には極めてを用である。
【図面の簡単な説明】
第1図はイオン注入によって生じる歪と成長誘導異方性
の抑制の関係を示す図、 第2図は歪(Δd/d)のアニール温度による変化を示
す図、 第3図は本発明の実施例2の歪(Δd/d)とΔHKの
関係を従来例と比較して示した図、第4図は従来のイオ
ン注入磁気バブルメモリ素子を説明するための図である
。 0      +、0    2.0    3.0Δ
d/d (’/、) イオン注入によって生じる歪と成長誘導異方性の抑制の
関係を示す図 第1図 アニール温度 (0C) 歪(Δd/d )のアニール温度による変化を示す同第
2図 0      1.0     2.0     3.
0ΔdA(010) 本発明の実施例2の歪(Δd/′d)とΔHkの関係を
従来例と比較して示した図 第3図 を説明するための図 $4図 51−バグル

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、磁気バブル結晶に高ドーズイオン注入を行ない、次
    いで高温アニールを行なって成長誘導異方性を小さくし
    たのち、プラズマにさらすことを特徴とする誘起異方性
    磁界増大法。 2、磁気バブル結晶に高ドーズイオン注入を行ない、次
    いで高温アニールを行なって成長誘導異方性を小さくし
    たのち、通常のイオン注入を施し、次いでプラズマにさ
    らすことを特徴とする誘起異方性磁界増大法。 3、プラズマとしてAr、Neなどの希ガスあるいはH
    _2ガスを用いることを特徴とする特許請求の範囲第1
    項又は第2項記載の異方性磁界増大法。
JP60181071A 1985-08-20 1985-08-20 誘起異方性磁界増大法 Pending JPS6242390A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60181071A JPS6242390A (ja) 1985-08-20 1985-08-20 誘起異方性磁界増大法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60181071A JPS6242390A (ja) 1985-08-20 1985-08-20 誘起異方性磁界増大法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS6242390A true JPS6242390A (ja) 1987-02-24

Family

ID=16094291

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP60181071A Pending JPS6242390A (ja) 1985-08-20 1985-08-20 誘起異方性磁界増大法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6242390A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7400556B2 (en) 2003-01-23 2008-07-15 Citizen Watch Co., Ltd. Electronic timepiece with solar cell

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7400556B2 (en) 2003-01-23 2008-07-15 Citizen Watch Co., Ltd. Electronic timepiece with solar cell

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US3792452A (en) Magnetic devices utilizing ion-implanted magnetic materials
JPS6242390A (ja) 誘起異方性磁界増大法
JPS58142510A (ja) 磁気バブル素子の製造方法
JPH026222B2 (ja)
JPH035641B2 (ja)
Omaggio et al. Effects of ion implantation on the uniaxial anisotropy energy of a magnetic bubble film
US4624858A (en) Process for the production by catalysis of a layer having a high magnetic anisotropy in a ferrimagnetic garnet
JPS6360475B2 (ja)
JPS60229293A (ja) 磁気バブル転送路形成方法
US3741802A (en) Method of producing magnetic devices utilizing garnet epitaxial materials
JPS59217286A (ja) イオン注入磁気バブルデバイス
JPS60127594A (ja) イオン打込み磁気バブル素子
JPS6289295A (ja) 磁気記憶素子及びその作製方法
JPS59151378A (ja) 磁気バブル素子製造方法
JPS60229291A (ja) 磁気バブル転送路形成方法
JPS6326478B2 (ja)
JPS58141492A (ja) 磁気バブル素子
JPS6046017A (ja) 磁気バブル素子製造方法
JPS6018911A (ja) 磁気バブル素子の製造方法
JPS6360476B2 (ja)
JPS61234020A (ja) 磁気バブル素子の製造方法
JPS63308779A (ja) 磁気バブルメモリ素子作製法
JPS60117486A (ja) 磁気バブルメモリ素子の作製方法
JPS5972696A (ja) 磁気バブルメモリ素子
JPS5877222A (ja) 磁気バルブ素子の製造方法