JPS6242163B2 - - Google Patents

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JPS6242163B2
JPS6242163B2 JP58102151A JP10215183A JPS6242163B2 JP S6242163 B2 JPS6242163 B2 JP S6242163B2 JP 58102151 A JP58102151 A JP 58102151A JP 10215183 A JP10215183 A JP 10215183A JP S6242163 B2 JPS6242163 B2 JP S6242163B2
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JP
Japan
Prior art keywords
rod
eccentric
shaped body
cylinder
eccentric cylinder
Prior art date
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Expired
Application number
JP58102151A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS59226706A (ja
Inventor
Hiroyuki Ishii
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sugatsune Kogyo Co Ltd
Original Assignee
Sugatsune Kogyo Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Sugatsune Kogyo Co Ltd filed Critical Sugatsune Kogyo Co Ltd
Priority to JP10215183A priority Critical patent/JPS59226706A/ja
Publication of JPS59226706A publication Critical patent/JPS59226706A/ja
Publication of JPS6242163B2 publication Critical patent/JPS6242163B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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  • Clamps And Clips (AREA)
  • Furniture Connections (AREA)
  • Insertion Pins And Rivets (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は例えば家具や商品陳列台等における所
望箇所に穿設した穴に、棒状体を着脱自在に固着
するための棒状体着脱装置に関する。
既知の如く特にキヤビネツト類などの家具に
は、棚板やスライドレール、蝶番、ステー等を取
付けるため、所要板面に予め部品取付用の穴を多
数穿設したものがある。
この穴aは、第1図ないし第3図に示した如
く、キヤビネツト等の固定板bにキリであけただ
けのストレート穴である為、当該穴を利用して棚
板cを取付ける場合、棚板受軸dを第1図に示し
たように穴aに単に差し込んだだけでは、振動等
で脱落してしまうことがある。
この脱落を阻止する為、従来では第2図に示し
たように、先端部に切割e′を設けた筒体eを穴a
に挿入した後、該筒体eに棚板受軸dを差し込ん
で筒体eの先端部を拡径することによつて上記穴
aから抜け難くしたものが知られている。
しかしながら、筒体eの先端部が拡径されて
も、その手前にテーパ部e″があるので、少し強い
力で引抜くと筒体eも共に抜けてしまうなど、固
着力も弱く、又筒体eは合成樹脂製である為、強
度的にも弱かつた。
又、筒体eはある程度長く、かつ径大に形成す
る必要があるので、大きさ、曲げ強度、部品の分
離化による操作性の低下、固着強度等に欠点があ
つた。
更に、スライドレールや蝶番等を、上記穴aを
利用して固着する場合、従来は第3図に示したよ
うに木ネジ状の棒状軸d′を使用して固着するのが
一般的であるが、かかる手段によると、固着位置
を変えるため、棒状体d′を他の穴に転移すること
により、当該棒状体d′を抜き取つた穴には、その
内周表面に傷が残り、これが露呈して見苦しくな
る欠点があつた。
この外、穴の全長に螺条を刻設したり、他の別
部材を差し込む等の手段もあるが、何れもコスト
高となつたり、固着に手間がかかる等の欠点があ
つて、満足し得るものとなつていない。
そこで本発明は、上述従来の事情に鑑み検討の
結果、新規な棒状体の着脱装置を得たものであつ
て、その目的はキヤビネツト等にキリなどにより
あけただけのストレート穴をそのまま利用して簡
単かつ容易にして大なる強度にて固着できると共
に、固着位置変更時にあつても、極めて簡易な操
作だけで容易に抜き取りできて、かつ穴周囲の表
面部等に傷等を残すことがなく単品によつて構成
することができるものを提供しようとすることに
ある。
以下本発明を図示の実施例に基づいて詳述すれ
ば第4図ないし第12図に示したように、棚板を
保持し、又スライドレール等を固定する為の棒状
体1は、キヤビネツト等の所望固着部分2に穿設
されたストレートの取付穴3に嵌合できる径を有
して横断面真円状に形成されている。
上記棒状体1には、その上記取付穴3への挿入
部分1bにあつて、偏心軸部1cが、当該棒状体
1の本体部分1aにおける軸心Oと偏心量lだけ
ずらして形成されている。
上記偏心軸部1cは、横断面真円状で、その位
置は、図示例の如く本体部分1aにあつて、取付
穴3への挿入部分1bにおける中間部に軸方向へ
適当な長さだけ、本体部分1aよりも細径に設け
られている。
又、上記棒状体1の本体部分1aは、その挿入
部分1bも第4図、第5図に示した如く、同軸同
径に形成して、均一太さとしても、また第9図、
第11図に示した如く、挿入部分1bは上記取付
穴3の内径に整合させ、手許側の本体部分1aは
それと同軸心ではあるが径大にしてもよく、これ
はその使用目的に応じて適宜に決定することにな
る。
かくして、上記棒状体1は、その挿入部分1b
を上記取付穴3に自由に挿脱可能であり、かつ挿
入後自由に手許側を持つて回転可能である。
上述のように形成した棒状体1の偏心軸部1c
には、偏心軸孔4aを有する固定用の偏心筒体4
が回転可能に、かつ偏心軸部1cの両側端部に周
設されている環状段部1d,1dに両側端部が突
衝当して軸方向への移動が阻止された状態で被嵌
されている。
この偏心筒体4は、所定の被嵌角度状態におい
てその外周面が、上記棒状体1における挿入部分
1bの外周面と略同一周面となるよう形成されて
いるが、この際正確には第4図、第6図のよう
に、偏心筒体4の外周面が、上記挿入部分1bの
それよりも僅かだけ周方向へ突出するように形成
して、上記取付穴3の内周面と軽く係当し、当該
操入状態にて棒状体1を回転させたとき、偏心筒
体4は回転を阻止され棒状体1だけが手動回転す
るようにしてある。
又、上記偏心筒体4は上記偏心軸部1cに被嵌
することになるから、図示の如く当該筒体4の周
壁は軸方向へ分断すべくスリツト4bが設けてあ
る。
上記偏心筒体4の外周には、互いに独立した環
状形状からなる複数の抜止用突起4cが形成され
ており、しかも、これら抜止用突起4c間の溝
が、偏心筒体4の厚肉部に向かうにしたがい、深
くなつている。
この突起4c………としては、断面山形状に、
又は断面略鋸歯形状に周方向へ多数条設け、上記
取付穴3に対して、挿入は容易に、引き抜き方向
には突起4aが取付穴3の内壁に喰い込み得るよ
うに設けるが望ましい。
更に又、上記棒状体1と偏心筒体4は、金属や
合成樹脂材で成形するが、偏心筒体4は、棒状体
1の偏心軸部1cにスリツト4bを介して外装す
るのであれば、拡径及び復径可能なるよう適宜の
弾性素材により形成すべきである。
又、上記偏心筒体4はは、棒状体1の偏心軸部
1cに対し、自由に回転できるよう被嵌しても良
いが、第9図、第10図A,Bに示したように、
偏心軸部1cと偏心筒体4に、夫々回転角度規制
用の突部1eと長溝4dとを設けて、相互にスラ
イド可能なるよう係嵌し、棒状体1における挿入
部分1bの外周面と、偏心筒体4の外周面とが略
同一周面となるよう納めた第10図Aに示した状
態と、上記両外周面に最大の段差が生じる第10
図Bに示した状態の範囲内で、棒状体1に対し偏
心筒体4が回転できるよう形成してもよい。
而して上記構成において、棒状体1をキヤビネ
ツト等の固着部分2に穿設したストレートの取付
穴3に固着するには、先ず棒状体1の偏心軸部1
cに対して、偏心筒体4の外周面が棒状体1のそ
れと略同一面となるよう位置合わせしておく。
かかる状態で棒状体1の挿入部分1bを上記取
付穴3に第4図に示したように挿入するが、棒状
体1の少なくとも挿入部分1bは取付穴3の内径
に嵌合する外径としてあるので、取付穴3には楽
に挿入できるのであり、この際棒状体1より偏心
筒体4が半径方向へ僅か突出していることによる
挿入抵抗を少しく感じる程度である。
棒状体1を所望位置まで挿入したならば、当該
棒状体1を手動、又は必要に応じて工具を用い回
転する。
これにより偏心筒体4は、上記の如く棒状体1
よりも僅かに径大となつていて、取付穴3内壁に
当接しているので、回転は阻止され、棒状体1の
みが回転することになるから、偏心軸部1cの偏
心回動によつて偏心軸孔4aを有する偏心筒体4
は、棒状体1より直径方向へ移動し、第4図、第
6図及び第9図、第10図Aに示した状態から、
第5図、第7図、第10図Bの状態になる。
このことによつて偏心筒体4の外周部は取付穴
3の内壁に押圧、又は喰い込まれと同時に、棒状
体1の外周部も取付穴3の内壁に押当されること
によつて、棒状体1は固着状態となる。
この時、取付穴3の内壁に対して、棒状体1と
偏心筒体4は対称位置にあつて、押圧、又は喰い
込みされるので、棒状体1は傾くことなく固着さ
れる。
又、棒状体1に対して偏心筒体4の最大偏心移
動量は2であり、この時固着強度は最大とな
る。
上述のように固着した棒状体1を取付穴3から
抜き取る時は、棒状体1を上述とは反対方向に回
転するか、上述と同一方向へ更に回転すると、偏
心筒体4は棒状体1と略同軸的となるから、次に
棒状体1を引抜くことによつて、偏心筒体4も共
に抜き取ることができる。
以上説明した通り、本発明は、偏心筒体を備え
た棒状体の一端部を取付穴に挿入して、当該棒状
体をその取付穴に着脱自在に固定するための装置
において、棒状体の上記挿入部分には偏心軸部が
形成されており、偏心筒体の外周には互いに独立
した環状形状からなる複数の抜止用突起が形成さ
れ、かつ、これら抜止用突起間の溝が偏心筒体の
厚肉部に向かうにしたがい深くなつており、棒状
体の偏心軸部と偏心筒体とが相対回転自在なるよ
う嵌合されているとともに、これら偏心軸部と偏
心筒体との相対回転角180度内において、偏心筒
体の外周と棒状体の外周とが互いに一致する状態
と、偏心筒体の厚肉部側の外周が棒状体の外周よ
り突出する状態とが得られるよう、棒状体とその
偏心軸部との偏心率、および偏心筒体の内径とそ
の外径との偏心率がそれぞれ設定されていること
を特徴とする。
したがつて本発明の場合、偏心筒体を備えた棒
状体の一端部(挿入部分)を取付穴に挿入し、棒
状体を所定方向へ回転させることにより、取付穴
への棒状体固定が行なえ、かつ、棒状体を上記と
反対の方向へ回転させることにより、当該棒状体
を取付穴から外すことができるため、従来例の問
題点を解消し得る棒状体の着脱が行なえるほか、
つぎのごとき有益な効果が得られる。
すなわち本発明では、その偏心筒体を偏心回転
させたとき、当該偏心筒体の外周面が単に取付穴
の内周面に押圧されるだけでなく、各抜止用突起
がその取付穴の内周面に喰い込むので、棒状体の
固定状態がより堅固となる。
しかも、各抜止用突起が互いに独立した環状形
状からなるので、例えば螺旋突起の場合にみられ
る軸方向の動きが生ぜず、取付穴端からの棒状体
突出量が一定となり、棒状体の偏心回転が阻害さ
れない。
その上、各抜止用突起間の溝が、偏心筒体の厚
肉部に向かうにしたがい、深くなつているから、
偏心軸部に対し偏心筒体を最大偏心状態にしたと
き、抜止用突起を最も深く取付穴の内周面に喰い
込ませてその抜止効果を高めることができ、当該
偏心筒体の偏心回転にともない各抜止用突起の喰
い込量が徐々に増加するから、偏心筒体の偏心回
転が、大きな力を要することなく楽に行なえる。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図、第3図は従来の棒状体着脱装
置を夫々例示した各縦断側面図、第4図、第5図
は本発明に係る棒状体着脱装置の第1実施例を
夫々示した取付穴への挿入状態と、取付穴に固着
した状態の各縦断側面図、第6図、第7図は第4
図、第5図における−線、−線各矢視横
断面図、第8図は同装置における偏心筒体の側面
図、第9図は同装置の第2実施例を示した側面
図、第10図A,Bは第9図におけるX−X線各
矢視横断面図で、Aは偏心筒体を棒状体と同軸的
に納めた状態を示し、Bは偏心筒体を棒状体に対
して最大に偏心移動した状態を示す、第11図は
同装置の第3実施例を示した側面図、第12図は
第11図におけるXII−XII線矢視横断面図である。 1……棒状体、1b……挿入部分、1c……偏
心軸部、1e……突部、3……キヤビネツト等に
穿設した取付穴、4……偏心筒体、4a……偏心
軸孔、4b……スリツト、4c……抜止用の突
起、4d……長溝。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 偏心筒体を備えた棒状体の一端部を取付穴に
    挿入して、当該棒状体をその取付穴に着脱自在に
    固定するための装置において、棒状体の上記挿入
    部分には偏心軸部が形成されており、偏心筒体の
    外周には互いに独立した環状形状からなる複数の
    抜止用突起が形成され、かつ、これら抜止用突起
    間の溝が偏心筒体の厚肉部に向かうにしたがい深
    くなつており、棒状体の偏心軸部と偏心筒体とが
    相対回転自在なるよう嵌合されているとともに、
    これら偏心軸部と偏心筒体との相対回転角180度
    内において、偏心筒体の外周と棒状体の外周とが
    互いに一致する状態と、偏心筒体の厚肉部側の外
    周が棒状体の外周より突出する状態とが得られる
    よう、棒状体とその偏心軸部との偏心率、および
    偏心筒体の内径とその外径との偏心率がそれぞれ
    設定されていることを特徴とする棒状体の固定装
    置。 2 棒状体の偏心軸部と偏心筒体との最大相対回
    転角が180度に規制されるよう、その偏心軸部に
    は突部が設けられ、その偏心筒体には径方向の長
    溝が設けられている特許請求の範囲第1項記載の
    棒状体の固定装置。 3 偏心筒体の周壁には、その偏心筒体の軸方向
    に沿うスリツトが形成されている特許請求の範囲
    第1項、第2項いずれかに記載の棒状体の固定装
    置。
JP10215183A 1983-06-08 1983-06-08 棒状体の着脱固定装置 Granted JPS59226706A (ja)

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JP10215183A JPS59226706A (ja) 1983-06-08 1983-06-08 棒状体の着脱固定装置

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JPS59226706A JPS59226706A (ja) 1984-12-19
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6416236A (en) * 1987-03-30 1989-01-19 Seagate Technology Stepping motor for disc drive actuator

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