JP7217008B2 - 機械式連結器具 - Google Patents
機械式連結器具 Download PDFInfo
- Publication number
- JP7217008B2 JP7217008B2 JP2019044092A JP2019044092A JP7217008B2 JP 7217008 B2 JP7217008 B2 JP 7217008B2 JP 2019044092 A JP2019044092 A JP 2019044092A JP 2019044092 A JP2019044092 A JP 2019044092A JP 7217008 B2 JP7217008 B2 JP 7217008B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- roll
- shaft member
- insertion portion
- opening
- connecting device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Replacement Of Web Rolls (AREA)
- Load-Engaging Elements For Cranes (AREA)
Description
以下では、本実施形態の機械式連結器具に固定される物体が、中空な芯材を有するロールの場合を代表として説明する。
まず、本実施形態の機械式連結器具80を説明する前に、本実施形態の機械式連結器具80が設けられるロール保持装置1の一例(特許第5462389号公報に開示されているロール保持装置)を簡単に説明する。
図2および図6に示すように、保持手段20は支持フレーム21を備えている。この支持フレーム21は、鋼製のパイプを曲げて略半円形(弧状)に形成された本体フレーム22を備えており、この本体フレーム22の両軸端間の中間に紐状部材15bの先端が連結されている。
なお、本実施形態の機械式連結器具80の挿入部81は、後述するように、ロールRの芯材に挿入される部分である。
この状態から、上述した昇降手段15によって保持手段20を持ち上げて、本体フレーム22に対して揺動フレーム23を揺動させれば、ロールRを、その軸が所望の角度になるように姿勢を調整することができる。例えば、ロールRの軸が水平になった状態となるように、ロールRの姿勢を調整することができる(図6のBの状態)。
また、昇降手段15の紐状部材15bの繰り出し巻き取りを調整すれば、所望の高さにロールRを配置することができる。
図1、図3、図4に示すように、本実施形態の機械式連結器具80は、ロールRの芯材に挿入される挿入部81と、挿入部81の内部に配置された軸部材82と、を備えている。
図1、図3、図4に示すように、挿入部81は、その先端と基端との間を貫通する貫通孔81hを有する筒状の部材である。言い換えれば、挿入部81は、その内部が中空空間になっており、その先端および基端に設けられた開口が中空空間と連通された構造を有しているのである。
挿入部81の貫通孔81hの内部には、軸部材82が設けられている。この軸部材82は、その先端が挿入部81の先端に形成された先端保持部81aに回転可能に保持されている。また、軸部材82の基端は、挿入部81の基端に形成された基端保持部81bに回転可能に保持されている。
また、先端保持部81aや基端保持部81bは、挿入部81の貫通孔81h全体を塞がないように設けられていればよい。例えば、挿入部81の貫通孔81hの一部だけを塞ぐように先端保持部81aや基端保持部81bが設けられていてもよい。また、図3および図4に示すように、先端保持部81aや基端保持部81bにその表裏を貫通する窓部wを形成してもよい。
図1に示すように、軸部材82の基端には、アーム部材84の一端が連結されている。このアーム部材84は棒状または板状の部材である。したがって、このアーム部材84をその一端を支点として揺動させれば、軸部材82を回転させることができる。
図1および図2に示すように、揺動フレーム23には、アーム部材84を固定する固定機構90が設けられている。固定機構90は、揺動フレーム23に一端が連結されたブラケット92と、ブラケット92の下端に連結された固定板91が設けられている。この固定板91には、その上下を貫通しアーム部材84の一端が挿通される溝91hが形成されている。この溝91hは、アーム部材84の揺動方向に沿った案内溝aと、案内溝aの一端に設けられ案内溝aと連続する固定溝bとを備えている。この固定溝bは、アーム部材84を固定溝bに配置すると、アーム部材84が揺動できないようになっている。例えば、固定溝bは、案内溝aの軸方向と直交するように設けられている。
複数本の線状突起83pは、必ずしも膨径部83の外面全周に設けられていなくてもよい。軸部材82を回転させると、挿入部81の開口81wから出没させることができるのであれば、複数本の線状突起83pは膨径部83の外面の一部に設けられていてもよい。
10 ベースフレーム
20 保持手段
21 支持フレーム
22 本体フレーム
23 揺動フレーム
80 機械式連結器具
81 挿入部
81h 貫通孔
81w 開口
81a 先端保持部
81b 先端保持部
w 窓部
82 軸部材
83 膨径部
83p 線状突起
84 アーム部材
90 固定機構
95 回転付勢機構
R ロール
Claims (1)
- 物体に設けられた中空な孔に挿入され、該物体に連結される連結器具であって、
前記物体に設けられた中空な孔に挿入される、両端間に中空空間を有する筒状の挿入部と、
該挿入部の中空空間内に回転可能に設けられた軸部材と、
該軸部材の先端部を回転可能に保持する先端保持部と、
前記軸部材の基端部を回転可能に保持する基端保持部と、を備えており、
前記挿入部の側面には、
該挿入部の中空空間と外部とを連通する開口が形成されており、
前記軸部材は、
その回転軸に対して偏心した膨径部が設けられており、
該膨径部の側面には該膨径部の周方向に沿って線状突起が設けられており、
その回転軸が前記挿入部の中心軸に対して前記挿入部の開口側に偏心した状態となり、前記膨径部が前記挿入部の開口と対応する位置に配設されており、
前記挿入部は、
先端面および基端面に、前記中空空間と外部との間を連通する開口がそれぞれ設けられており、
前記挿入部の中心軸に対して前記軸部材が偏心している側と逆側には、前記中空空間における前記挿入部の中空空間の内面と前記軸部材との間に、前記基端面の開口と前記先端面の開口との間を連通する連通空間が設けられており、
前記基端保持部および前記先端保持部には、
前記挿入部の軸方向において、前記連通空間と対応する位置に、前記挿入部の基端から先端を見通せる窓部が設けられている
ことを特徴とする機械式連結器具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019044092A JP7217008B2 (ja) | 2019-03-11 | 2019-03-11 | 機械式連結器具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019044092A JP7217008B2 (ja) | 2019-03-11 | 2019-03-11 | 機械式連結器具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2020147388A JP2020147388A (ja) | 2020-09-17 |
JP7217008B2 true JP7217008B2 (ja) | 2023-02-02 |
Family
ID=72430265
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2019044092A Active JP7217008B2 (ja) | 2019-03-11 | 2019-03-11 | 機械式連結器具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7217008B2 (ja) |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4391451A (en) * | 1980-09-17 | 1983-07-05 | Great Lakes Industries, Inc. | Expansible chuck assembly |
JPS59226706A (ja) * | 1983-06-08 | 1984-12-19 | スガツネ工業株式会社 | 棒状体の着脱固定装置 |
JPS60164105U (ja) * | 1984-04-11 | 1985-10-31 | 土川 善司 | 伸縮自在パイプ |
DE3601637C1 (en) * | 1986-01-21 | 1987-04-30 | Jagenberg Ag | Draw-out device for winding tubes used in reel winding machines |
-
2019
- 2019-03-11 JP JP2019044092A patent/JP7217008B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2020147388A (ja) | 2020-09-17 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR100547499B1 (ko) | 기록지 롤 홀더 장치 | |
BRPI0712362B1 (pt) | método para enrolar material de tela em torno de núcleo de enrolamento e máquina rebobinadora para produzir bobinas de material de tela enrolado em torno de núcleos de enrolamento | |
JP7217008B2 (ja) | 機械式連結器具 | |
CN106715299B (zh) | 用于在纸加工设备中支撑纸卷轴的销 | |
JP5769049B2 (ja) | 巻取り機能を有する窓カバー | |
JP4877596B2 (ja) | 巻取装置 | |
JP2006225136A (ja) | コアレスロール紙のシャフト固定具 | |
JP3178922U (ja) | ロールホルダ | |
US3918659A (en) | Fluid operated expandable skein holder | |
JP2934955B2 (ja) | 壁紙糊付機 | |
JP5462389B1 (ja) | 機械式連結器具およびロール保持装置 | |
EP1912099B1 (en) | Plate drum loadable as a sleeve for an imaging device | |
JP6402084B2 (ja) | 帯状体の巻取装置 | |
JP2003211061A (ja) | 壁紙糊付機 | |
JP2006082932A (ja) | 巻取り装置 | |
JP5198976B2 (ja) | 印刷用紙供給装置 | |
JP2001287345A (ja) | スクリーン印刷機のクリーニング装置 | |
JP7430541B2 (ja) | 巻芯回転装置 | |
JP2017047995A (ja) | 軸保持装置 | |
CN209871849U (zh) | 一种涤纶面料收卷辊机构 | |
KR200171832Y1 (ko) | 지관의 보강구 | |
JP2007320756A (ja) | 印刷装置及び芯棒保持用軸 | |
JP2023160691A (ja) | フィルムシートの送り出し装置 | |
US722159A (en) | Holder for rolls of paper. | |
US794008A (en) | Reeling device. |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20220120 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20221202 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20221222 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20230110 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20230116 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7217008 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |