JPS6242040Y2 - - Google Patents

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Publication number
JPS6242040Y2
JPS6242040Y2 JP2314383U JP2314383U JPS6242040Y2 JP S6242040 Y2 JPS6242040 Y2 JP S6242040Y2 JP 2314383 U JP2314383 U JP 2314383U JP 2314383 U JP2314383 U JP 2314383U JP S6242040 Y2 JPS6242040 Y2 JP S6242040Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fence
handrail
cable
balcony
cam
Prior art date
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Expired
Application number
JP2314383U
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English (en)
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JPS59128834U (ja
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Publication date
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Priority to JP2314383U priority Critical patent/JPS59128834U/ja
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Publication of JPS6242040Y2 publication Critical patent/JPS6242040Y2/ja
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  • Fencing (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、手摺付きのバルコニーで使用する転
落防止用のフエンスに関する。
マンシヨン等の高層集合住宅の張出しバルコニ
ーには通常床から立上がる手摺が設けられている
が、それでも幼児等の落下事故は後を絶たない。
本考案の目的はかかる事情を考慮して、バルコ
ニー等の手摺上方の開口部を簡単に塞ぐことがで
き、しかも火災等の非常時に開放がきわめて容易
な転落防止用のフエンスを提供することにある。
しかしてこの目的は本考案によれば、手摺に近
接させて立設した支柱に手摺上部開口の閉塞用フ
エンスを昇降自在に取付け、該フエンスと索条捲
取装置とを、建物躯体に取付けるガイドローラー
に掛け渡した昇降用の索条で連結することにより
達成される。
以下、図面について本考案の実施例を詳細に説
明する。
第1図はバルコニーに本考案のフエンスを取付
けた状態を示す側面図、第2図は同上正面図、第
3図は同上平面図、第4図は要部の横断平面図で
ある。
図中1はバルコニー前端のコンクリート立上り
部、2はこのコンクリート立上り部1に立設した
手摺である。
該手摺2の内側位置でかつ近接させて、バルコ
ニー床3と天井4間に支柱5,5′を立設する。
手摺2の上部開口を閉塞するだけの大きさのフ
エンス6の垂直外枠6a,6a′に適宜保持環7を
付設し、該保持環7を上記支柱5,5′に遊嵌し
てフエンス6を支柱5,5′間に昇降自在に取付
ける。
垂直外枠6a,6a′の上方内側に突環20,2
0′を設け、該突環20,20′の上方位置の天井
4の前後にガイドローラー21a,21b,21
a′,21b′を垂設し、転回用のガイドローラー2
1c,21dを天井や壁16に設ける。
前記フエンス6の突環20,20′と壁16に
設けた索条捲取装置18とを、これらガイドロー
ラー21a,21a′,21b,21b′,21c,
21dに掛け渡した昇降用の索条14で連結す
る。
該索条捲取装置18は、第5図に示すように、
ケース19内にカム8を有するリール9を軸10
に設け、該カム8への係止片11に突設したレバ
ー12とケース19との間に引張りバネ13を弾
装し、リール9に捲回した索条14をケース19
上面に形成した孔15から引き出したものであ
る。
なお、図中17は、軸10に着脱自在な回転用
のレバーで、不使用時には例えばケース19の外
側面に掛止しておく。
なお、ガイドローラーの数及び配設個所は上記
に限定されるものではなく、バルコニーの構造に
合わせて任意に設定可能である。
非常時にバルコニーの外側からフエンス6を下
降できるよう上記索条捲取装置18のレバー12
に一端を結合した索条22を天井4等をはわせ、
該索条22の輪22′付他端をフエンス6の外側
に吊下し、この近傍は保護カバー23で覆う。
次に使用法及び動作について説明すると、通常
時は、索条14はリール9に捲上げられている。
リール9と一体のカム8にはバネ13の引張力
により係止片11が係合してカム8の左方向への
回転を阻止しているので、リール9は回転せず、
これに捲回している索条14は繰り出されること
がない。
その結果、フエンス6索条14に引張られた状
態で手摺2の上方の開口部を閉塞する。
いま、火災等の非常時にバルコニーの手摺上方
の開口部を開放する必要がある場合には、バルコ
ニーの内側では手で直接、バルコニーの外側では
輪22′を握り索条22を引つぱつて、索条捲取
装置18の係止片11のレバー12をバネ13の
弾力に抗して第5図の鎖線位置まで押下げれば、
該係止片11とカム8との係止が解かれる。
その結果カム8及びリール9は自由に左回転
し、索条14は繰り出され、フエンス6は支柱
5,5′をガイドとして下降する。
再び手摺2上の開口部をフエンス6で閉塞する
場合は、レバー12を押上げ、係止片11をカム
8に係合させたのち、レバー17を軸10に嵌合
させ右方向に回転させれば、軸10と一体のカム
8及びリール9は係止11をバネ13の弾力に抗
して押下げつつ右回転し、索条14はリール9に
捲上げられる。
その結果、フエンス6はガイドローラー21a
〜21dを介して索条14により引張り上げられ
る。
フエンス6が最上位置まで引き上げられたとこ
ろで、レバー17の回転を止めれば係止片11が
カム8と係合して、カム8及びリール9の逆回転
が阻止されるので、フエンス6はこの位置に吊支
される。
以上述べたように本考案の転落防止用のフエン
スは、既設部材に傷をつけることなく、簡単にバ
ルコニー等の手摺の上方開口部を閉塞することが
でき、しかも火災等の非常時やその他で必要に応
じて開閉を索条を以て迅速かつ容易に行えるもの
である。
またフエンスは上下方向にスライドするので、
フエンス移動のために要する空間が少なくてす
み、バルコニーを有効に使用できるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図はバルコニーに本考案のフエンスを取付
けた状態を示す側面図、第2図は同上正面図、第
3図は同上平面図、第4図は要部の横断平面図、
第5図は索条捲取装置の一部を切欠いた正面図で
ある。 1……コンクリート立上り部、2……手摺、3
……バルコニー床、4……天井、5,5′……支
柱、6……フエンス、6a,6a′……垂直外枠、
7……保持環、8……カム、9……リール、10
……軸、11……係止片、12……レバー、13
……バネ、14……索条、15……孔、16……
壁、17……レバー、18……索条捲取装置、1
9……ケース、20,20′……突環、21a,
21a′,21b,21b′,21c,21d……ガ
イドローラー、22……索条、22′……輪、2
3……保護カバー。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 手摺に近接させて立設した支柱に手摺上部開口
    の閉塞用フエンスを昇降自在に取付け、該フエン
    スと索条捲取装置とを、建物躯体に取付けるガイ
    ドローラーに掛け渡した昇降用の索条で連結する
    ことを特徴とする転落防止用のフエンス。
JP2314383U 1983-02-19 1983-02-19 転落防止用のフエンス Granted JPS59128834U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2314383U JPS59128834U (ja) 1983-02-19 1983-02-19 転落防止用のフエンス

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2314383U JPS59128834U (ja) 1983-02-19 1983-02-19 転落防止用のフエンス

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59128834U JPS59128834U (ja) 1984-08-30
JPS6242040Y2 true JPS6242040Y2 (ja) 1987-10-28

Family

ID=30154232

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2314383U Granted JPS59128834U (ja) 1983-02-19 1983-02-19 転落防止用のフエンス

Country Status (1)

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JP (1) JPS59128834U (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS59128834U (ja) 1984-08-30

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