JPS6241529Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6241529Y2
JPS6241529Y2 JP2824880U JP2824880U JPS6241529Y2 JP S6241529 Y2 JPS6241529 Y2 JP S6241529Y2 JP 2824880 U JP2824880 U JP 2824880U JP 2824880 U JP2824880 U JP 2824880U JP S6241529 Y2 JPS6241529 Y2 JP S6241529Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
conductor
case
detachable
removable
conductors
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP2824880U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS56133226U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP2824880U priority Critical patent/JPS6241529Y2/ja
Publication of JPS56133226U publication Critical patent/JPS56133226U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS6241529Y2 publication Critical patent/JPS6241529Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Installation Of Bus-Bars (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は密閉形開閉装置において、母線の軸方
向及び軸直角方向の大変位に耐える着脱母線装置
に関する。
密閉形開閉装置において、その設備の大小ある
いは将来の増設や点検、また、機器及び母線の接
続時の調整あるいは広域の場合、基礎間の地盤地
下の差の調整などのために、着脱母線装置が設け
られていた。従来の着脱母線装置のうち、例えば
第1図に示すような軸直角方向に変位させやすく
した構造のものがある。このような着脱母線装置
は極端に大きく変位させると、第2図に示すよう
に、ベローズ22のみで軸に垂直な方向の変位を
吸収させるため、ベローズ22の波数を多くし
て、このベローズ22の応力を緩和する必要があ
り、したがつて大形化する。また、着脱導体27
の傾きにより、両側の絶縁スペーサ16,16に
よつて支持される接触子17,17との挿着接触
部30,30の通電が困難になるのを防ぐため、
着脱導体27の長さを長くしているので更に大形
化する。それに伴い重量も大きくなり、着脱作業
も第3図に示すように2個所の作業口から同時に
行なわなければならないという不具合点があつ
た。
また、接触子17,17との挿着接続部30,
30は、第4図及び第5図に示すように、すり割
り付接触片9と接触子17間の間隙が少ないた
め、傾斜に対する屈曲接触が少ない等改良すべき
点があつた。
本考案は上記の点を考慮してなされたもので、
その目的とするところは、軸方向及び軸と垂直方
向の大変位に耐える小形な着脱母線装置を提供す
ることにある。
以下、本考案を第1図ないし第5図と同一部分
又は同一機能を有する部分は同一符号を付した第
6図ないし第10図に示す一実施例を参照して説
明する。密閉形開閉装置は接地金属容器内部に、
例えば六沸化硫黄(SF6)ガスのような絶縁ガス
とともに充電部を収納したガス絶縁機器のうち、
接続母線及び母線は夫々他のガス絶縁機器と接続
されている。例えば母線はケースの内部に、例え
ばSF6ガスとともに中心導体を絶縁スペーサによ
つて支持固定して構成されている。この母線を接
離するために着脱母線装置が設けられてる。
第6図に示すように、両側の母線11は夫々ケ
ース11a内部に絶縁ガス13とともに中心導体
12を収納し、この中心導体12は夫々絶縁スペ
ーサ16に挿着される接触子17に接触接続され
て支持され、絶縁スペーサ16はケース11aの
フランジ11bに気密に取付けられている。
そして、これら両母線11の間に着脱母線装置
20が設けられている。この着脱母線装置20
は、ケース21の両側に夫々一端を固着したベロ
ーズ22の他端に夫々フランジ22aを設けた着
脱ケース23の中に、第1導体25、第2導体2
5及び中間導体26とからなる着脱導体27が、
絶縁ガス13とともに収納されている。夫々のフ
ランジ22aは夫々絶縁スペーサ16に気密に接
続されており、夫々第1導体25及び第2導体2
5は夫々大きい屈曲接触が可能な挿着接触部30
を介して、接触子17に挿入接続され、また、中
間導体26は両端の接続端子26aを第1及び第
2導体25,25の接続端子25a,25aと、
例えばボルト28を介して締付け接続されてい
る。また、着脱ケース23の中間導体26の対向
する位置にハンドホールのような作業口29が形
成されている。
そして、挿着接触部30は第7図に示すよう
に、第1及び第2導体25の端部の内側に、複数
個の指状の接触片31を内周に沿つて収納する接
触片支持部32と、この接触片31を押圧する板
ばね33と、この板ばね33を収納するばね押え
34とばねガイド35とから構成されており、接
触片31の接触先端部31aが第1導体25の半
径方向に長く形成されて、接触子17と接触片支
持部32との間隙が大きく形成されているので、
この部分で大きく屈曲することができる。
また、両母線11の間に設けられた着脱母線装
置20を分離する際には、第8図において、作業
口29から中間導体26をボルト28を外して取
出し、次に第9図に示すように第1及び第2導体
25,25を挿着接触部30から夫々引抜いて、
重ねるようにしておき、ケース21の両端のベロ
ーズ22の夫々のフランジ22aを絶縁スペーサ
16から外して、ベローズ22を夫々縮めて着脱
母線装置20を取外す。さらに組立はほぼ上記の
逆の手順で行えばよい。
このように、母線軸と垂直方向の大きな変位に
対して、従来のものと、本考案のものと比較して
第10図a,bに示す。第10図aにおいて、従
来のものは、ベローズ22の長さを例えば、600
mmとし、第10図bにおいては、本考案のものは
夫々長さ300mmのベローズ22,22をケース2
1の両側に設けている。そして、第10図aに示
すように、ベローズ22の中間部において、水平
な母線軸に対してベローズ22の軸が約0.95゜傾
いたとき、ベローズ22の垂直方向の変位は約10
mmである。一方、第10図bに示すように本考案
のものは、前述と同様に、約0.95゜傾くと、他端
における軸に垂直方向の変位は約26.7mmである。
すなわち、本考案の場合は従来に比較して同じ傾
きに対して約2.6倍の垂直方向の変位が得られる
ことがわかる。
なお、第11図に示すようにベローズ22は両
端にフランジ22a,22bを設けることによ
り、着脱時にケース21から離して別個に着脱で
きるので、作業時の取扱う重量を減らすことがで
きる。
また、第12図に示すように挿着接触部30を
接触子17側に設け、導体25の先端25bを挿
着するようにしてもよい。
さらにまた、着脱導体を2個あるいは4個以上
にして構成してもよい。さらになお、この着脱母
線装置はガス絶縁機器の一端と接続してもよい。
以上、説明したように、本考案によれば、軸方
向及び軸と垂直方向の大変位に耐える小形な着脱
母線装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第5図は夫々従来の着脱母線装置
を示し、第1図ないし第3図は夫々縦断面図、第
4図及び第5図は夫々要部を示し、第4図は横断
面図、第5図は縦断面図、第6図ないし第9図は
夫々本考案の着脱母線装置を示し、第6図、第8
図及び第9図は縦断面図、第7図は要部を示す縦
断面図、第10図a,bはa従来とb本考案の着
脱母線装置の作用を比較する説明図、第11図及
び第12図は夫々本考案の他の実施例の要部を示
す断面図である。 11……母線、11a……母線ケース、12…
…中心導体、13……絶縁ガス、16……絶縁ス
ペーサ、17……接触子、20……着脱母線装
置、21……ケース、22……ベローズ、23…
…着脱ケース、25……第1及び第2導体、26
……中間導体、27……着脱導体、30……挿着
接触部、31……接触片。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 密閉母線間に挿着され、この両母線を接離する
    ために設けられる着脱可能な着脱母線装置におい
    て、ケースの両端に夫々ベローズを設けた着脱ケ
    ースを前記両母線の夫々の絶縁スペーサ間に挿着
    し、この着脱ケース内部に少なくとも3個の導体
    からなる着脱導体を絶縁ガスとともに収納し、こ
    の着脱導体のうち第1及び第2導体は、夫々前記
    絶縁スペーサに支持される夫々の接触子と大きい
    屈曲接触が可能な挿着接触部を介して、前記夫々
    の接触子と接続され、また前記第1導体及び第2
    導体間に中間導体を接続し、前記着脱ケースに形
    成した1個の作業口から前記中間導体を着脱する
    ことを特徴とする着脱母線装置。
JP2824880U 1980-03-06 1980-03-06 Expired JPS6241529Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2824880U JPS6241529Y2 (ja) 1980-03-06 1980-03-06

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2824880U JPS6241529Y2 (ja) 1980-03-06 1980-03-06

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS56133226U JPS56133226U (ja) 1981-10-08
JPS6241529Y2 true JPS6241529Y2 (ja) 1987-10-24

Family

ID=29624176

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2824880U Expired JPS6241529Y2 (ja) 1980-03-06 1980-03-06

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6241529Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS56133226U (ja) 1981-10-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CA1184960A (en) Dead tank housing for high voltage circuit breaker employing puffer interrupters
JPS6241529Y2 (ja)
JPH0130829Y2 (ja)
JPS5936090Y2 (ja) 母線支持装置
JPH0746726A (ja) 金属閉鎖形スイッチギヤ
JPS6341782Y2 (ja)
JPS6015379Y2 (ja) 密閉母線の着脱装置
JPH025605Y2 (ja)
JP2581858B2 (ja) ガス絶縁開閉装置
JPH0614762B2 (ja) 閉鎖配電盤
JPS5836103A (ja) ガス絶縁開閉装置
JPS6013222Y2 (ja) 密閉形母線着脱装置
JPH1141725A (ja) ガス絶縁開閉装置
JP2946726B2 (ja) ガス絶縁開閉装置
JPH0213523B2 (ja)
JPH0122330Y2 (ja)
JPH07255107A (ja) ブッシングの取付部
JPS626822Y2 (ja)
JPS58150232A (ja) ガスしや断器
JPS63127210U (ja)
JPS6114727B2 (ja)
JPH10112907A (ja) ガス絶縁開閉装置
JPH0140567B2 (ja)
JPS638685B2 (ja)
JPS6260888B2 (ja)