JPS6241411Y2 - - Google Patents

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JPS6241411Y2
JPS6241411Y2 JP1979087419U JP8741979U JPS6241411Y2 JP S6241411 Y2 JPS6241411 Y2 JP S6241411Y2 JP 1979087419 U JP1979087419 U JP 1979087419U JP 8741979 U JP8741979 U JP 8741979U JP S6241411 Y2 JPS6241411 Y2 JP S6241411Y2
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JP
Japan
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magnetic sheet
rotation
load torque
stabilizing plate
rotating shaft
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JP1979087419U
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JPS566071U (ja
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  • Rotational Drive Of Disk (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は可撓性の記録円盤を、その中心部のみ
回転体に保持し、高速回転せしめ、その回転にと
もなつて緊張せしめられた記録円盤に信号変換素
子により信号を記録再生する記録再生装置に関す
るものであり、前記記録円盤が静電気あるいは結
露による水分によつて安定化板と密着することに
よる前記記録円盤の損傷を除去せんとするもので
ある。
可撓性の記録円盤として可撓性の磁気デイスク
(以下磁気シートと呼ぶ)を使用した従来の記録
再生装置の1例を第1図に示す。
すなわち、モータ1を支持台2に固定し、この
モータ1の回転軸に磁気シート保持具3を取り付
け、この保持具3に磁気シート4の中心を固定し
安定化板5上で回転駆動をおこなうと、磁気シー
ト4と安定化板5の間に発生する空気流によつて
磁気シート4は安定化板5上に浮上する。この磁
気シート4に磁気ヘツド6を当接させて信号の記
録再生をおこなう。磁気シート4は可撓性のある
プラスチツクの片面に磁性層を設け、この磁性層
に信号を磁気的に記録再生を行なうものである。
このような構成の記録再生装置において、モータ
の停止時は磁気シート4は安定化板5に接触して
いるのでモータ1の起動と停止を繰返し幾度も行
なつている間に磁気シート4のプラスチツクベー
スと安定化板5が擦れ合い磁気シート4のプラス
チツクベースに静電気が帯びてきて磁気シート4
が安定化板に密着するようになる。あるいはこの
記録再生装置の周囲の温湿度が大きく変化する場
合は磁気シート4と安定化板5の間に結露が起
り、静電気同様に磁気シート4が安定化板5に密
着するようになる。このように密着した状態でモ
ータ1を回転駆動すると磁気シート4の中心部は
密着力が弱いので回転軸について回転しようとす
るが、磁気シート4の外周部は安定化板5に密着
して動きにくい。この磁気シート4の外周部と回
転軸の回転速度のズレが磁気シート4の回転軸へ
の巻込みと云う現象となり磁気シートを破損させ
る。本考案はこのような密着状態を検知して、磁
気シート4が回転軸に巻き込まれる前にモータの
回転を停止し、磁気シートの破損を防止せんとす
るものであり、以下図面を参照して、その一実施
例を説明する。
本考案の一実施例は第2図に示すように、磁気
シート保持具3は従来のように金属等の剛体でな
く、硬質ゴムのような若干の弾性体で構成されて
おり、その側面には圧電素子8が固定されてい
る。
この圧電素子8の両端に設けられた電極は前記
シート保持具3の外周に設けられた摺動リング9
にそれぞれ接続されている。
そして、前記摺動リング9に摺接するブラシ1
0を介して外部の固定部に導出されている。他の
構成は第1図と同様である。
この構成において、起動時には磁気シート4お
よび保持具3の慣性モーメントにより、また正常
回転時には磁気シート4の風損で回転軸をねじる
ような負荷トルクが発生する。この負荷トルクに
応じて、弾性材よりなる保持具3にねじが生じこ
のねじれに応じて圧電素子8から前記負荷トルク
に応じた電気信号が検出される。
したがつて、この圧電素子8の検出信号がある
所定値以上になつたことを検出して、モータ1を
自動的に停止すれば、磁気シート4の損傷を未前
に防ぐことができる。
第3図にそのブロツク図に示す。モータ駆動ス
イツチ11を投入するとモータ駆動回路12が動
作してモータ1が回転し始める。磁気シート4が
静電気または結露によつて安定化板5に密着して
いない時には圧電素子8で構成したトルク検出器
より得られる信号は回転し始めの場合、磁気シー
ト4と安定化板5の摩擦力と磁気シート4の慣性
力によるもので磁気シート径100φのもので20数
〔g−cm〕程度のものである。磁気シート4の回
転が定常回転数になつていくにしたがつて風損が
増加し全体として第4図イに示すようなトルク特
性カーブに応じた電気出力が検出器より得られ
る。一方磁気シート4が安定化板5と密着した時
は静止摩擦力のため回転し始めの負荷トルクは磁
気シート径100φで200〜300〔gcm〕と密着して
いない時の10倍以上の負荷トルクが発生する。ま
た、巻き込み開始時点では負荷トルクは低下する
が、巻き込んだ状態ではモータの回転が拘速され
るので大きな負荷トルクが発生する。全体とし
て、第4図ロに示すようなトルク特性に応じた電
気信号がトルク検出器より得られる。このように
第4図イ,ロのトルク特性の起動時の違いを検出
するためモータ駆動スイツチ11の投入により生
じるON信号をゲートパルス発生回路13に入力
し、モータ起動開始のある一定時間幅のゲート信
号を出力するようにし、このゲート信号第4図ハ
をゲート回路14に印加し、前記圧電素子8より
の検出信号をその期間のみゲートして比較回路1
5に入力する。この比較回路15では第4図イの
正常時における回転し始めの負荷トルクを若干越
える値に相当する電圧Esに設定した基準電源1
6と比較を行なう。この場合、磁気シート4が安
定化板5に密着しない場合はゲート回路14の出
力は基準電圧Esより低いので比較回路15の出
力はなく次段のホールド回路17を動作させるこ
とはない。一方磁気シート4が安定化板5に密着
したときゲート回路14の出力は基準電圧Esよ
り大きいので比較回路15に出力が生じホールド
回路17を第4図ニに破線に示すように動作させ
る。このホールド回路17のホールド出力は表示
回路18を介して表示ランプ19を発光させ異常
を知らせるとともにモータ駆動回路12の動作を
直ちに停止し磁気シート4が回転軸に巻き込まれ
るのを防ぐ。なお、ホールド回路17のリセツト
はスイツチ20をONさせることによつてリセツ
トされ、表示ランプ19の表示を停止する。
以上のように、本考案によれば起動時における
磁気シートと安定化板との間に密着状態を速やか
に検出でき、磁気シートを損傷することを防止で
きるものである。
特に本考案は、負荷トルクについて基準トルク
と比較し、その結果をもとに回転起動時のみ回転
を停止するように制御をしており、正常回転時に
例え負荷トルクが基準トルクを超えたとしても回
転を停止するような制御は行わないため、基準ト
ルクを正常起動時の負荷トルク(正常回転時の風
損による負荷トルク以下)よりわずかに超える程
度のレベルに設定でき、高い応答性を得ることが
できるので磁気シートの損傷をより確実に防止す
ることができる。
また磁気シートの支持具を弾性材により構成し
たので、回転起動時に磁気シートが安定化板に結
露等により密着していることにより急激な力が磁
気シートに加わつた時に、その急激な力の加わり
かたを緩やかにすることができ、磁気シートの損
傷を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の磁気シートを使用した記録再生
装置の概要を示す側面図、第2図は本考案の一実
施例を示す側面図、第3図は同要部の電気的ブロ
ツク図、第4図は同動作説明波形図である。 1……モータ、3……シート支持具、4……磁
気シート、5……安定化板、8……圧電素子、1
1……モータ駆動スイツチ、12……モータ駆動
回路、13……ゲートパルス発生回路、14……
ゲート回路、15……比較回路、17……ホール
ド回路、18……表示回路、19……ランプ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 可撓性記録円板の中心部を回転軸に固定し、安
    定化板上で高速回転せしめる記録再生装置におい
    て、前記可撓性記録円板を前記回転軸に設けられ
    た弾性材よりなる支持具により固定するように構
    成するとともに、前記回転軸の負荷トルクを検出
    する検出手段と、前記検出手段の出力を正常回転
    時の風損による負荷トルクより小さい所定値と比
    較する比較手段と、前記可撓性記録円板の回転起
    動時における前記比較手段の比較出力が前記所定
    値より負荷トルクが大きいことを示しているとき
    のみ前記回転軸の回転を停止させる回転制御手段
    とを備えたことを特徴とする可撓性記録円板を使
    用した記録再生装置。
JP1979087419U 1979-06-26 1979-06-26 Expired JPS6241411Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1979087419U JPS6241411Y2 (ja) 1979-06-26 1979-06-26

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JP1979087419U JPS6241411Y2 (ja) 1979-06-26 1979-06-26

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS566071U JPS566071U (ja) 1981-01-20
JPS6241411Y2 true JPS6241411Y2 (ja) 1987-10-23

Family

ID=29320642

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JP1979087419U Expired JPS6241411Y2 (ja) 1979-06-26 1979-06-26

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH086013Y2 (ja) * 1989-05-20 1996-02-21 ヤンマー農機株式会社 家庭用生ゴミ処理装置
JP4697872B2 (ja) * 2004-11-17 2011-06-08 パナソニック株式会社 情報記録再生装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5314311A (en) * 1976-07-26 1978-02-08 Toshio Ishinazaka Control relay for output torque of electric motor

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JPS5314311A (en) * 1976-07-26 1978-02-08 Toshio Ishinazaka Control relay for output torque of electric motor

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JPS566071U (ja) 1981-01-20

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