JPS6241371A

JPS6241371A - 毛玉とり

Info

Publication number: JPS6241371A
Application number: JP17660085A
Authority: JP
Inventors: 倉持　恵昭
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 1985-08-09
Filing date: 1985-08-09
Publication date: 1987-02-23

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔産業上の利用分野〕本発明は、織物、編物或は毛布などに発生する毛玉を除
去するために用いる毛玉とりに係り、刃体により毛玉を
切削して除去するようにした構造に関する。

（従来の技術）従来のこの種毛玉とりにおいては、例えば、板状の本体
の側縁部にやずり状刃網部を設け、このやすり状刃網部
を毛玉のついた織物や編物などに擦り付けることによっ
て、毛玉を掻き取るようにした構造が採られている。

〔発明が解決しようとする問題点〕

上記従来の構造では、やすり状刃網部を織物や編物など
に直接擦り付けるようにしているため、毛糸織物などの
１１ｍを損傷してしまう問題点があった。

本発明の目的は、毛玉の付いたｔａｓａを１ｍすること
なく、確実に毛玉を除去することのできる毛玉とりを得
ることである。

〔問題点を解決するための手段〕

本発明の毛玉とりは、本体と、この本体の側縁部に先端
側下縁を上方に傾斜させて突設され下縁側に段部を形成
した複数個のｌ！Ｉ歯と、側縁部に形成された切削刃縁
部が前記櫛歯の段部に嵌合された状態で前記本体の下面
に取付けられる刃体と、この刃体の切削刃縁部が側縁よ
り突出した状態で前記本体の下面側に取付けられ前記刃
体を本体とで挾持することにより保持する底板とを応え
たものである。

〔作用〕

本発明の毛玉とりは、本体の側縁部に先端側下縁を上方
に傾斜させて突設された櫛歯により、毛玉の付いた織物
や編物などをそれらに櫛歯が引掛ることなく掻き均しつ
つ、櫛歯の下縁側に形成された段部に切削刃縁部が嵌合
された状態で本体の下面側に底板により保持して設けら
れ切削刃縁部が４！Ｊ維側に近接された刃体によって、
繊維を損傷することなく、櫛歯間にはいった毛玉を確実
に切削して除去するものである。

〔実施例〕

本発明の毛玉とりの一実施例の構成を第１図および第２
図について説明する。

１は合成樹脂などで成形された本体で、下面が略平らな
細長い面形状の本体部２と、この本体部２の長手方向−
側から一体的に突設された柄部３とからなっている。そ
して、前記本体部２の下面側の長手方向両側縁部には突
片状の複数個の櫛歯４がそれぞれ一体的に形成されてい
る。また、これら各櫛歯４の下縁は、本体部２側から外
側へ向って上方へ傾斜されているとともに、この下縁の
本体部２側の端部に、後述する刃体１１の材厚と略同−
の段差を有する段部５が形成され、この段部５より本体
部２側において、各櫛歯４の下縁は本体部２の下面と同
一平面上に位置している。

また、前記本体部２の下面には、この本体部２の長手方
向に延びる図示しない突条が形成されているとともに、
後端部すなわち前記柄部３側の端部にこの柄部３と反対
側の端面を開口した図示しない嵌合凹部が形成されてい
る。さらに、この本体部２の上面側の前端部には、断面
路り字形状の係止凹部６が形成されている。

前記刃体１１は、金属材により剃刀状の略長方形板状に
形成され、その短手方向の幅は、前記本体１の両側縁部
に形成された櫛歯４の段部５間の距離と等しくなってい
る。また、この刃体１１の長手方向両側縁部は、それぞ
れ切削刃縁部１２に形成されている。さらに、この刃体
１１には、その長手方向に延びる嵌合孔１３が開口形成
されている。

２１は合成樹脂などで上面が平らな略長方形板状に形成
された底板で、その短手方向の幅は、前記刃体１１の短
手方向の幅よりも若干短くなっている。

ぞして、この底板２１はその下面が断面略円弧状に形成
されて、両側に向って徐々に肉薄になっており、側縁に
おいて下面と上面とが交わっている。

また、この底板２１の上面側には、この底板２１の長手
方向に延びその後端に至る凹溝２２が形成されていると
ともに、後端部において凹溝２２を挟Ｉυで嵌合突片２
３が形成され、前端部に側面略り字形状の係止爪部２４
が後方に突出して形成され〒いる。

つぎに、この実施例の作用について説明する。

この毛玉とりを組立てるには、まず、本体１の下面に形
成された図示しない突条に、刃体１１の嵌合孔１３を嵌
合し、本体１の櫛歯４の段部５に刃体１１の切削刃縁部
１２が嵌合された状態で、この刃体１１を本体１の下面
に接合する。ついで、本体１の上記突条に底板２１の凹
溝２２を嵌合して、この底板２１を本体１に対して後方
へ店勤させれば、この底板２１の嵌合突片２３と係止爪
部２４とが、本体１の図示しない嵌合凹部と係止凹部６
とに係合されて、この底板２１が本体１の下面側に取着
される。この状態で、これら本体１と底板２１とに挟着
されて、刃体１１は、その切削刃縁部１２が底板２１の
側縁より若干突出し底板２１の表面側に接近して保持さ
れる。

そうして、この毛玉とりを使用するときは、その下面を
織物、編物、或は毛布などに押しあてて、この毛玉とり
をその短手方向へ摺動させる。そうすると、ｌｉＩ歯４
が織物などのｍ維を掻き均しつつ、刃体１１の切削刃縁
部１２が織物などに付いた毛玉を切削し、この毛玉が除
去される。

その際、櫛歯４は、その先端側下縁が内方へ向って下方
へ傾斜されているので、この櫛歯４が繊維に引掛ること
はない。また、このように櫛歯４を設けるとともに、こ
れら櫛歯４に形成された段部５に切削刃線部１２が嵌合
された状態で刃体１１を設け、この刃体１１を両側に向
って徐々に肉薄になっている底板２１で保持したので、
毛玉とりの摺動に際しては、毛玉が底板２１の下面に押
しつぶされることなく、櫛歯４間にはいり、ついで切削
刃縁部１２により確実に切削される。さらに、上述のよ
うに、切削刃縁部１２はｔｌｌ（！Ｊ４の段部５に１■
合されているので、切削刃縁部１２が！ｌ維側に近接さ
れていても、この域帷自体を切ってしまったり、或は手
などを傷つけることはない。

ところで、ｉ歯４を底板２１に設けた構造では底板２１
は下方より刃体１１を保持しているから、少くともＦＢ
ｔＪＡ４の上下方向の厚み分だけ、刃体１１の切削刃縁
部１２は底板２１の下面から離れることになるが、底板
２１の下面と切削刃縁部１２とが大きく離れていると、
毛玉の切削効率が低下してしまう。そこで、櫛歯４の１
下方向のｊワみを小さくすると、この［１４が折れ易く
なってしまう。しかしながら、上述のように、ｌ爾４は
本体１に設け、刃体１１の上方に位置するようにしたの
で、底板２１の下面ど切削刃縁部１２との距離を小さく
して、切削効率を向上させることができるとともに、櫛
歯４を厚くして、その強度を高めることができる。

なお、刃体１１を交換づ−ろときは、底板２１を本体１
に対して前方にスライドさせて、本体１のＩＮ合凹部お
よび係止凹部６と、底板２１の嵌合片部２３ｄ３よび係
止爪部２４との係合をそれぞれ解除することによって、
本体１から底板２１をＩ！！２スるとともに、刃体１１
を脱し、新しい刃体１１を装着づればよい。

（発明の効果）本発明によれば、本体の側縁部に先端側下縁を上方に傾
斜させて突設された櫛歯に段部を形成し、この段部に切
削刃縁部が嵌合された状態で刃体を本体の下面に接合し
、この本体の下面側に前記切削刃縁部が側縁から突出し
た状態で底板を取付けて刃体を保持したので、毛玉とり
を織物や編物などに沿って活動させることにより、底板
に押しつぶされることなく櫛歯間にはいった毛玉が切削
刃縁部によって確実に切削されて除去され、また、その
際、ｍｖの先端側下縁が上方に傾斜されているため、こ
の櫛歯が１ａＩｌｔに引掛ることがなく、摺＃ＪｅＪ作
がスムーズになるとともに、刃体の切削刃縁部が櫛歯の
段部に嵌合されているため、この切削刃縁部が繊維を損
傷したり、或は指などが触れてｂ傷を負うようなことは
なく、さらに、上１本のように、櫛歯は刃体を上側より
保持する本体に設け！こので、底板の下面と切削刃縁部
の距離を小さくして、切削効率を向上できるとともに、
櫛歯の幅を厚くして、この櫛歯の強度を高めることがで
きる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の毛玉とりの一実施例を示す斜視図、第
２図は同上分解斜視図である。１・・本体、４・・櫛歯、５・・段部、１１・・刃体、
１２・・切削刃縁部、２１・・底板。

Claims

【特許請求の範囲】

（１）本体と、この本体の側縁部に先端側下縁を上方に
傾斜させて突設され下縁側に段部を形成した複数個の櫛
歯と、側縁部に形成された切削刃縁部が前記櫛歯の段部
に嵌合された状態で前記本体の下面に取付けられる刃体
と、この刃体の切削刃縁部が側縁より突出した状態で前
記本体の下面側に取付けられ前記刃体を本体とで挾持す
ることにより保持する底板とを備えたことを特徴とする
毛玉とり。