JPS6241315A - ポリアミドモノフイラメント - Google Patents
ポリアミドモノフイラメントInfo
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- JPS6241315A JPS6241315A JP17564585A JP17564585A JPS6241315A JP S6241315 A JPS6241315 A JP S6241315A JP 17564585 A JP17564585 A JP 17564585A JP 17564585 A JP17564585 A JP 17564585A JP S6241315 A JPS6241315 A JP S6241315A
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- Japan
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- polyamide
- monofilament
- caprolactam
- parts
- weight
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明はきわめて柔軟性にすぐれたポリアミドモノフィ
ラメントに関するものである。
ラメントに関するものである。
(従来技術)
一般にモノフィラメントとは、マルチフィラメントに対
比して用いられる表現であるが、集束本数が単数である
ことを現わすばかりでなく、当業者間の常識として、マ
ルチフィラメントよりも比較的太い線径を有する糸を意
味する。しかしマルチフィラメントとモノフィラメント
の間に明確な線径の境界点があるとは限らない。
比して用いられる表現であるが、集束本数が単数である
ことを現わすばかりでなく、当業者間の常識として、マ
ルチフィラメントよりも比較的太い線径を有する糸を意
味する。しかしマルチフィラメントとモノフィラメント
の間に明確な線径の境界点があるとは限らない。
一般に繊維の柔軟化については、マルチフィラメントの
場合にも織物のドレープ性や風合などに関連して要求さ
れることがあるが、とくにモノフィラメントの場合には
上記した如く線径が大きいことに起因して、柔軟性の要
求される分野が非常に多く存在する。すなわち糸の曲げ
硬さは線径の4乗に比例するため、とくに極太のモノフ
ィラメントの場合には、用途によって柔軟化が極めて大
きな意味を持つことになるのである。
場合にも織物のドレープ性や風合などに関連して要求さ
れることがあるが、とくにモノフィラメントの場合には
上記した如く線径が大きいことに起因して、柔軟性の要
求される分野が非常に多く存在する。すなわち糸の曲げ
硬さは線径の4乗に比例するため、とくに極太のモノフ
ィラメントの場合には、用途によって柔軟化が極めて大
きな意味を持つことになるのである。
従来知られているモノフィラメント柔軟化技術の代表的
な手法は、モノフィラメント素材にいわゆる可塑剤を添
加する方法であり、ポリアミドモノフィラメントに使用
される可塑剤としては、たとえばN−nブチルベンゼン
・スルホンアミド、N−nブチル・シクロヘキサンスル
ホンアミド、N −tert−ブチル−2−ベンゾチア
ゾリル・スルフェンアミドおよび酢酸−ブチルベンゼン
スルホンアミドなどが挙げられる。
な手法は、モノフィラメント素材にいわゆる可塑剤を添
加する方法であり、ポリアミドモノフィラメントに使用
される可塑剤としては、たとえばN−nブチルベンゼン
・スルホンアミド、N−nブチル・シクロヘキサンスル
ホンアミド、N −tert−ブチル−2−ベンゾチア
ゾリル・スルフェンアミドおよび酢酸−ブチルベンゼン
スルホンアミドなどが挙げられる。
またモノフィラメント柔軟化技術の他の手法として、モ
ノフィラメント素材であるポリマを共重合化する方法、
たとえばポリアミドの場合でいえば、ナイロン6に少割
合のナイロン66を共重合する方法などが知られている
。
ノフィラメント素材であるポリマを共重合化する方法、
たとえばポリアミドの場合でいえば、ナイロン6に少割
合のナイロン66を共重合する方法などが知られている
。
しかしながら上記の従来法では、かなりの柔軟化が可能
ではあるが、ポリアミドに適用してもその柔軟性には限
界があり、いまだに充分な改質が達成し得ていないのが
実状である。
ではあるが、ポリアミドに適用してもその柔軟性には限
界があり、いまだに充分な改質が達成し得ていないのが
実状である。
(本発明が解決しようとする問題点)
そこで本発明者らは、従来技術によって得られるよりも
さらにすぐれた柔軟性を有するポリアミドモノフィラメ
ントの取得を目的として鋭意検討した結果、素材ポリア
ミドに対し、特定の化合物を特定の割合で添加し、これ
を溶融紡糸することにより、上記目的が効果的に達成で
きることを見出し、本発明に到達した。
さらにすぐれた柔軟性を有するポリアミドモノフィラメ
ントの取得を目的として鋭意検討した結果、素材ポリア
ミドに対し、特定の化合物を特定の割合で添加し、これ
を溶融紡糸することにより、上記目的が効果的に達成で
きることを見出し、本発明に到達した。
(問題点を解決するための手段)
すなわち本発明はポリアミド85〜97重量部およびε
−カプロラクタム3〜15重母部の合計1001部に対
し、エチレン・ビスステアリルアミド0.15−0.5
重ff1部を添加した組成物を溶融紡糸してなる柔軟性
にすぐれたポリアミドモノフィラメントを提供するもの
でのる。
−カプロラクタム3〜15重母部の合計1001部に対
し、エチレン・ビスステアリルアミド0.15−0.5
重ff1部を添加した組成物を溶融紡糸してなる柔軟性
にすぐれたポリアミドモノフィラメントを提供するもの
でのる。
本発明で用いるポリアミドとしてはナイロン6、ナイロ
ン66、ナイロン610、ナイロン612、ナイロン1
1およびナイロン12などのホモポリマあるいはこれら
を主成分とする共重合ポリアミドが挙げられる。
ン66、ナイロン610、ナイロン612、ナイロン1
1およびナイロン12などのホモポリマあるいはこれら
を主成分とする共重合ポリアミドが挙げられる。
本発明で用いるε−カプロラクタムは、ナイロン6の重
合原料で、重合直後のナイロン6中に未反応モノマとし
てかなりの量残存しており、通常はこれを0.5重足%
以下の残存量となるように抽出処理してから溶融紡糸に
供している。ざらにε−カプロラクタムがポリアミドに
対しである程度の可塑化効果を発揮することも知られて
いるが、それによる柔軟化の程度は、上記N−nブチル
ベンゼンスルホンアミドに代表される可塑剤による効果
にははるかにおよばない。しかるに本発明者らは、ε−
カプロラクタムとともにある特定の化合物を第2の添加
剤として併用することにより、ε−カプロラクタム単独
をポリアミドに添加する場合に比較して、得られるモノ
フィラメン1〜の柔軟性が相乗的かつ飛躍的に向上する
ことを見出したので必る。
合原料で、重合直後のナイロン6中に未反応モノマとし
てかなりの量残存しており、通常はこれを0.5重足%
以下の残存量となるように抽出処理してから溶融紡糸に
供している。ざらにε−カプロラクタムがポリアミドに
対しである程度の可塑化効果を発揮することも知られて
いるが、それによる柔軟化の程度は、上記N−nブチル
ベンゼンスルホンアミドに代表される可塑剤による効果
にははるかにおよばない。しかるに本発明者らは、ε−
カプロラクタムとともにある特定の化合物を第2の添加
剤として併用することにより、ε−カプロラクタム単独
をポリアミドに添加する場合に比較して、得られるモノ
フィラメン1〜の柔軟性が相乗的かつ飛躍的に向上する
ことを見出したので必る。
しかして本発明における第2の添加剤とは、エチレン・
ヒスステアリルアミドであり、この特定の化合物をε−
カプロラクタムと併用添加する場合に限り、ポリアミド
モノフィラメン1〜の柔軟性を飛躍的に向上させること
ができる。エチレン・ビスステアリルアミドは140’
C以上の融点を有するワックスの一種であり、一般には
ポリアミドに代表される成形用プラスチックにお(プる
内部平滑剤や離型性向上剤、鋳造における平滑剤、鉄線
引俵ぎ加工にお【プる潤滑剤および接着テープにお1ブ
るブロッキング防止剤などとして用いられている。また
エチレン・ヒスステアリルアミドを合成樹脂製モノフィ
ラメント素材に添加して溶融紡糸することも知られてい
るが、この場合は平滑剤として紡糸ノズルの汚れを抑制
するか、あるいはワックス性能を利用して紡出糸の冷却
時に微結晶の発生を抑制し、モノフィラメントの透明性
を維持することを目的としており、これをε−カプロラ
クタムと併用することにより、ポリアミドモノフィラメ
ントの柔軟性を改良するという技術思想は全く知られて
いなかった。
ヒスステアリルアミドであり、この特定の化合物をε−
カプロラクタムと併用添加する場合に限り、ポリアミド
モノフィラメン1〜の柔軟性を飛躍的に向上させること
ができる。エチレン・ビスステアリルアミドは140’
C以上の融点を有するワックスの一種であり、一般には
ポリアミドに代表される成形用プラスチックにお(プる
内部平滑剤や離型性向上剤、鋳造における平滑剤、鉄線
引俵ぎ加工にお【プる潤滑剤および接着テープにお1ブ
るブロッキング防止剤などとして用いられている。また
エチレン・ヒスステアリルアミドを合成樹脂製モノフィ
ラメント素材に添加して溶融紡糸することも知られてい
るが、この場合は平滑剤として紡糸ノズルの汚れを抑制
するか、あるいはワックス性能を利用して紡出糸の冷却
時に微結晶の発生を抑制し、モノフィラメントの透明性
を維持することを目的としており、これをε−カプロラ
クタムと併用することにより、ポリアミドモノフィラメ
ントの柔軟性を改良するという技術思想は全く知られて
いなかった。
しかして本発明の目的を達成するためには、ポリアミド
85〜97重間部、とくに88〜92重口部およびε−
カプロラクタム3〜15重聞部、とくに8〜12重量部
の合計100重量部に対し、エチレン・ビスステアリル
アミドを0.15〜0.5重量部、とくに0.25〜0
.35干員部を添加する必要がある。ここでε−カプロ
ラクタムの配合徂が3重量部未渦ではモノフィラメント
の柔軟性改良効果が乏しく、また15重足部を越えると
モノフィラメントの製糸性が不安定となるばかりか、モ
ノフィラメント自体の他の物性か阻害されるため好まし
くない。一方エチレン・ヒスステアリルアミドの添加量
が0.15重足部未満ではモノフィラメントの柔軟性改
良効果が乏しく、0.5型組部を越えるとワックス効果
が強くなりすぎて紡糸押出機スクリュウへの原(91押
し込み性が不安定となるため好ましくない。
85〜97重間部、とくに88〜92重口部およびε−
カプロラクタム3〜15重聞部、とくに8〜12重量部
の合計100重量部に対し、エチレン・ビスステアリル
アミドを0.15〜0.5重量部、とくに0.25〜0
.35干員部を添加する必要がある。ここでε−カプロ
ラクタムの配合徂が3重量部未渦ではモノフィラメント
の柔軟性改良効果が乏しく、また15重足部を越えると
モノフィラメントの製糸性が不安定となるばかりか、モ
ノフィラメント自体の他の物性か阻害されるため好まし
くない。一方エチレン・ヒスステアリルアミドの添加量
が0.15重足部未満ではモノフィラメントの柔軟性改
良効果が乏しく、0.5型組部を越えるとワックス効果
が強くなりすぎて紡糸押出機スクリュウへの原(91押
し込み性が不安定となるため好ましくない。
ポリアミドに対するε−カプロラクタムとエチレン・ビ
スステアリルアミドの添加は、トライブレンド法、エチ
レン・ビスステアツルアミドをポリアミドの重合時に添
加して得られたチップにε−カプロラクタムをトライブ
レンドする方法、添加剤を多旦に添加したマスターチッ
プとポリアミドチップを混合する方法および押出紡糸間
のベントから添り0剤を添加する方法などが挙げられる
。
スステアリルアミドの添加は、トライブレンド法、エチ
レン・ビスステアツルアミドをポリアミドの重合時に添
加して得られたチップにε−カプロラクタムをトライブ
レンドする方法、添加剤を多旦に添加したマスターチッ
プとポリアミドチップを混合する方法および押出紡糸間
のベントから添り0剤を添加する方法などが挙げられる
。
上記ポリアミド組成物の溶融紡糸法としては通常のポリ
アミドモノフィラメン1−の紡糸手段、たとえば溶融紡
出ぜしめた糸条を冷却浴に導いて冷却固化した後、引続
き熱水やり0熱空気などの延伸雰囲気中に導き、所望の
延伸倍率に延伸する方法か採用できる。
アミドモノフィラメン1−の紡糸手段、たとえば溶融紡
出ぜしめた糸条を冷却浴に導いて冷却固化した後、引続
き熱水やり0熱空気などの延伸雰囲気中に導き、所望の
延伸倍率に延伸する方法か採用できる。
かくしてなる本発明のポリアミドモノフィラメントは、
従来得られなかったすぐれた柔軟性を有しており、漁業
用の原糸、ロープ用原糸および草刈り機用カッターコー
ドなどの各種の分野に適用が期待される。
従来得られなかったすぐれた柔軟性を有しており、漁業
用の原糸、ロープ用原糸および草刈り機用カッターコー
ドなどの各種の分野に適用が期待される。
(発明の作用)
本発明の柔軟性ポリアミドモノフィラメントにおいて、
ε−カプロラクタムとエチレン・ビスステアリルアミド
の併用添加によりすぐれた柔軟性が発現される理由は明
確ではないが、ε−カプロラクタムの可塑化作用と、エ
チレン・ビスステアリルアミドの結晶化抑制作用が相乗
的に作用することおJ:びε−カプロラクタムがエチレ
ン・ビスステアリルアミドの溶媒として作用し、両者の
均一分散性が向上しての添加剤自体の作用効果が増長さ
れることに起因するものと考えられる。
ε−カプロラクタムとエチレン・ビスステアリルアミド
の併用添加によりすぐれた柔軟性が発現される理由は明
確ではないが、ε−カプロラクタムの可塑化作用と、エ
チレン・ビスステアリルアミドの結晶化抑制作用が相乗
的に作用することおJ:びε−カプロラクタムがエチレ
ン・ビスステアリルアミドの溶媒として作用し、両者の
均一分散性が向上しての添加剤自体の作用効果が増長さ
れることに起因するものと考えられる。
以下に実施例を挙げて本発明の効果をさらに詳述する。
なお実施例にお(ブる引張強度および引張伸度はJIS
L−1013の規定に準じて測定した値である。
L−1013の規定に準じて測定した値である。
また柔軟位の尺度である曲げ硬さは、間隔30順を隔て
て平行に置かれた直径5#の2本のステンレス棒の上に
、それらに対し垂直方向に被測体(モノフィラメント)
を載せ、その中央部に直径5Mのフックをか(プて、2
本のステンレス棒の間を引き復くとぎの最大応力(K3
)で表わした。なおフックを移動させる引ぎ央き速度は
50m/分であり、測定時の雰囲気条件は20’C16
5%RHに設定した。また被測体のモノフィラメントは
あらかじめ20°C165%RHの雰囲気下に24時間
以上放置した後、測定に供した。
て平行に置かれた直径5#の2本のステンレス棒の上に
、それらに対し垂直方向に被測体(モノフィラメント)
を載せ、その中央部に直径5Mのフックをか(プて、2
本のステンレス棒の間を引き復くとぎの最大応力(K3
)で表わした。なおフックを移動させる引ぎ央き速度は
50m/分であり、測定時の雰囲気条件は20’C16
5%RHに設定した。また被測体のモノフィラメントは
あらかじめ20°C165%RHの雰囲気下に24時間
以上放置した後、測定に供した。
(実施例)
98%@硫酸を溶剤として測定した相対粘度が4.2の
ナイロン6に対し、表に示したように添加剤の種類とそ
の組合せおよび添加はを種々変更してトライブレンドし
た組成物を、それぞれ260℃の温度で溶融紡糸し、2
0’Cの冷却水浴で冷却固化した後、引続いて95°C
の熱水浴中で4倍に延伸し、それぞれ直径2#の延伸モ
ノフィラメントを得た。
ナイロン6に対し、表に示したように添加剤の種類とそ
の組合せおよび添加はを種々変更してトライブレンドし
た組成物を、それぞれ260℃の温度で溶融紡糸し、2
0’Cの冷却水浴で冷却固化した後、引続いて95°C
の熱水浴中で4倍に延伸し、それぞれ直径2#の延伸モ
ノフィラメントを得た。
得られた各モノフィラメントについて、曲げ硬ざ、引張
強度および引張伸度を測定した結果を表に併せて示す。
強度および引張伸度を測定した結果を表に併せて示す。
(以下本頁余白)
表の結果から明らかなように、本発明のポリアミドモノ
フィラメント(2〜5.8および9)は曲げ硬さが大幅
に減少し、ε−カプロラクタムとエチレン・ごスステア
リルアミドの併用添加による相乗作用により、柔軟性が
飛躍的に向上している。
フィラメント(2〜5.8および9)は曲げ硬さが大幅
に減少し、ε−カプロラクタムとエチレン・ごスステア
リルアミドの併用添加による相乗作用により、柔軟性が
飛躍的に向上している。
これに対し、併用添加であってもε−カプロラクタムの
添加量が少ない場合(Nα1)は柔軟化効果が不満足で
あり、ε−カプロラクタムの添加量が多すぎる場合(N
o、 6 )は原料の紡糸機への押し込みが不安定とな
る。同様に併用添加であってもエチレン・ビスステアリ
ルアミドの添加量が少ない場合(Nα7)は柔軟化効果
が不満足であり、多すぎる場合(Nα10)には原料の
紡糸機への押し込みが不安定となる。またε−カプロラ
クタム7重み部を単独添加した場合(Nα17)には柔
軟化効果は見受(プられるものの、その程度は本発明に
比較して極めて小さく、エチレン・ヒスステアリルアミ
ド0.3重足部のみを単独添加した場合(Nα16)に
はほとんど柔軟化効果が発揮されない。
添加量が少ない場合(Nα1)は柔軟化効果が不満足で
あり、ε−カプロラクタムの添加量が多すぎる場合(N
o、 6 )は原料の紡糸機への押し込みが不安定とな
る。同様に併用添加であってもエチレン・ビスステアリ
ルアミドの添加量が少ない場合(Nα7)は柔軟化効果
が不満足であり、多すぎる場合(Nα10)には原料の
紡糸機への押し込みが不安定となる。またε−カプロラ
クタム7重み部を単独添加した場合(Nα17)には柔
軟化効果は見受(プられるものの、その程度は本発明に
比較して極めて小さく、エチレン・ヒスステアリルアミ
ド0.3重足部のみを単独添加した場合(Nα16)に
はほとんど柔軟化効果が発揮されない。
ざらにε−カプロラクタムの(Cりにポリアミドの代表
的な可塑剤であるN−nブチルベンゼンスルホンアミド
を添加した場合(Nα11〜13)には、添加剤無添加
の場合(Nα18)に比較して柔軟性はやや向上するも
のの、その程度は本発明に比較してかなり小さい。また
N−nブチルベンゼンスルホンアミドとともにエチレン
・ビスステアリルアミドを併用する場合(Nα14.1
5)には、可塑剤による柔軟化効果のみに止まり、併用
による相乗効果は得られない。
的な可塑剤であるN−nブチルベンゼンスルホンアミド
を添加した場合(Nα11〜13)には、添加剤無添加
の場合(Nα18)に比較して柔軟性はやや向上するも
のの、その程度は本発明に比較してかなり小さい。また
N−nブチルベンゼンスルホンアミドとともにエチレン
・ビスステアリルアミドを併用する場合(Nα14.1
5)には、可塑剤による柔軟化効果のみに止まり、併用
による相乗効果は得られない。
(発明の効果)
以上説明したように、本発明のポリアミドモノフィラメ
ントは、従来得られなかったすぐれた柔軟性を有してお
り、漁業用の原糸、ロープ用原糸および草刈り機用カッ
ターコードなどの各種の分野に適用が期待される。
ントは、従来得られなかったすぐれた柔軟性を有してお
り、漁業用の原糸、ロープ用原糸および草刈り機用カッ
ターコードなどの各種の分野に適用が期待される。
Claims (1)
- ポリアミド85〜97重量部およびε−カプロラクタム
3〜15重量部の合計100重量部に対し、エチレン・
ビスステアリルアミド0.15〜0.5重量部を添加し
た組成物を溶融紡糸してなるポリアミドモノフィラメン
ト。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60175645A JPH0723564B2 (ja) | 1985-08-12 | 1985-08-12 | ポリアミドモノフィラメント |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60175645A JPH0723564B2 (ja) | 1985-08-12 | 1985-08-12 | ポリアミドモノフィラメント |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6241315A true JPS6241315A (ja) | 1987-02-23 |
JPH0723564B2 JPH0723564B2 (ja) | 1995-03-15 |
Family
ID=15999710
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60175645A Expired - Fee Related JPH0723564B2 (ja) | 1985-08-12 | 1985-08-12 | ポリアミドモノフィラメント |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0723564B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6485315A (en) * | 1987-09-24 | 1989-03-30 | Momoi Fishing Net Mfg Co Ltd | Polyamide monofilament and production thereof |
KR20040031285A (ko) * | 2002-10-04 | 2004-04-13 | 주식회사 효성 | 고강력 고투명성의 폴리아미드섬유 및 이의 제조방법 |
WO2005049694A1 (en) * | 2003-11-18 | 2005-06-02 | Honeywell International Inc. | Composite material precursors and composite materials, methods of manufacture and uses thereof |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5012328A (ja) * | 1973-06-08 | 1975-02-07 | ||
JPS5012325A (ja) * | 1973-06-07 | 1975-02-07 | ||
JPS5521064A (en) * | 1978-08-03 | 1980-02-14 | Kawai Musical Instr Mfg Co | Keyboard for musical instrument |
JPS58132137A (ja) * | 1982-01-29 | 1983-08-06 | 東レ株式会社 | 高透明性布帛 |
JPS598300A (ja) * | 1982-07-07 | 1984-01-17 | Hitachi Ltd | X線発生装置 |
-
1985
- 1985-08-12 JP JP60175645A patent/JPH0723564B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JPH0314923B2 (ja) * | 1987-09-24 | 1991-02-27 | Momoi Seimo Kk | |
KR20040031285A (ko) * | 2002-10-04 | 2004-04-13 | 주식회사 효성 | 고강력 고투명성의 폴리아미드섬유 및 이의 제조방법 |
WO2005049694A1 (en) * | 2003-11-18 | 2005-06-02 | Honeywell International Inc. | Composite material precursors and composite materials, methods of manufacture and uses thereof |
EP2272892A1 (en) * | 2003-11-18 | 2011-01-12 | Honeywell International Inc. | Composite material precursors and composite materials, methods of manufacture and uses thereof |
EP1692207B1 (en) * | 2003-11-18 | 2018-05-02 | AdvanSix Resins & Chemicals LLC | Method of forming gel-spun fibers |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0723564B2 (ja) | 1995-03-15 |
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