JPS6241151Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6241151Y2 JPS6241151Y2 JP1979153819U JP15381979U JPS6241151Y2 JP S6241151 Y2 JPS6241151 Y2 JP S6241151Y2 JP 1979153819 U JP1979153819 U JP 1979153819U JP 15381979 U JP15381979 U JP 15381979U JP S6241151 Y2 JPS6241151 Y2 JP S6241151Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- inner cylinder
- fluid
- outer cylinder
- electric heater
- cylinder
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000012530 fluid Substances 0.000 claims description 32
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 claims description 13
- 239000002184 metal Substances 0.000 claims description 6
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 7
- 239000000295 fuel oil Substances 0.000 description 2
- 239000007788 liquid Substances 0.000 description 2
- 238000005192 partition Methods 0.000 description 2
- 230000008878 coupling Effects 0.000 description 1
- 238000010168 coupling process Methods 0.000 description 1
- 238000005859 coupling reaction Methods 0.000 description 1
- 239000003921 oil Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Resistance Heating (AREA)
- Instantaneous Water Boilers, Portable Hot-Water Supply Apparatuses, And Control Of Portable Hot-Water Supply Apparatuses (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、油その他の液体(流体)を電気的な
加熱手段により効率よく加熱するための流体加熱
装置に関するものである。
加熱手段により効率よく加熱するための流体加熱
装置に関するものである。
電気的な液体加熱装置として公知のものに実開
昭48−68847がある。この公知例は外筒内に内筒
を同心に装入し、外筒と内筒間及び内筒内に電熱
器を浮かして装入し、内筒の上部に給水管を、外
筒の上部に給湯管を接続した構成である。そし
て、この公知例は添付図面からも明らかなように
外筒内の容量が大変に大きく、所謂貯湯式温水缶
の形態を採用している。このため、先ず給湯の立
上がりが非常に悪いと共に電熱器が中間に浮いた
状態で装入されているため、その伝熱面積は電熱
器の外表面だけとなり、非常に小さく、伝熱効率
が悪い。このため、特に大容量の流体を加熱する
ような場合には、殆んど温度が上がらないという
欠点がある。
昭48−68847がある。この公知例は外筒内に内筒
を同心に装入し、外筒と内筒間及び内筒内に電熱
器を浮かして装入し、内筒の上部に給水管を、外
筒の上部に給湯管を接続した構成である。そし
て、この公知例は添付図面からも明らかなように
外筒内の容量が大変に大きく、所謂貯湯式温水缶
の形態を採用している。このため、先ず給湯の立
上がりが非常に悪いと共に電熱器が中間に浮いた
状態で装入されているため、その伝熱面積は電熱
器の外表面だけとなり、非常に小さく、伝熱効率
が悪い。このため、特に大容量の流体を加熱する
ような場合には、殆んど温度が上がらないという
欠点がある。
本考案は斯かる点に鑑みて提案されるもので、
大容量の流体を効率よく加熱することの出来る装
置を得るのが目的である。
大容量の流体を効率よく加熱することの出来る装
置を得るのが目的である。
以下本考案の構成を詳記すると、先ずその構成
要旨は密閉された金属製の外筒内に空間を残して
一端を閉塞し、他端を開放して成る金属製の内筒
を同軸に装入すると共に該内筒の外側に沿つて電
気ヒーターを螺旋状に巻き付け、内筒の閉塞側に
は流体流入口を、この内筒の閉塞側に接近した外
筒の一部には流体流出口を接続して成る流体加熱
装置であつて、電気ヒーターにより先ず内筒を加
熱し、この内筒内に入つて流れる流体を内筒の熱
で予備加熱すると共に外筒内を逆流して行く流体
を電気ヒーター及び内筒で二重に本加熱し、更に
螺旋状に巻かれた電気ヒーターにより流体に乱流
を生じさせ、この乱流作用で伝熱効率の向上を図
るようにしたものである。
要旨は密閉された金属製の外筒内に空間を残して
一端を閉塞し、他端を開放して成る金属製の内筒
を同軸に装入すると共に該内筒の外側に沿つて電
気ヒーターを螺旋状に巻き付け、内筒の閉塞側に
は流体流入口を、この内筒の閉塞側に接近した外
筒の一部には流体流出口を接続して成る流体加熱
装置であつて、電気ヒーターにより先ず内筒を加
熱し、この内筒内に入つて流れる流体を内筒の熱
で予備加熱すると共に外筒内を逆流して行く流体
を電気ヒーター及び内筒で二重に本加熱し、更に
螺旋状に巻かれた電気ヒーターにより流体に乱流
を生じさせ、この乱流作用で伝熱効率の向上を図
るようにしたものである。
図は上記構成から成る本考案の一実施例を示
し、1は金属製の密閉された外筒にして、この入
口側1′は仕切壁2により遮断され、内部は密閉
である。
し、1は金属製の密閉された外筒にして、この入
口側1′は仕切壁2により遮断され、内部は密閉
である。
3は外筒1内に同軸に装入され、外筒1の内壁
との間に空間を残した金属製の内筒にして、この
内筒3の入口側は前記仕切壁2を介して外筒1の
給電側4に至り、開先3′は遮蔽され、他端の開
先3″は開放されて外筒1内の前記空間と連通し
ている。
との間に空間を残した金属製の内筒にして、この
内筒3の入口側は前記仕切壁2を介して外筒1の
給電側4に至り、開先3′は遮蔽され、他端の開
先3″は開放されて外筒1内の前記空間と連通し
ている。
5は内筒3の入口側から外筒1を介して外筒1
外に延長した流体流入口、6は外筒1に設けた流
体流出口であつて、流体流入口5に近い位置に取
り付けられている。
外に延長した流体流入口、6は外筒1に設けた流
体流出口であつて、流体流入口5に近い位置に取
り付けられている。
7は内筒3の外側に螺旋状に外装した電気ヒー
ターにして、この電気ヒーター7に対しては外筒
1の給電側4の端子ボツクス8を介して給電され
る。
ターにして、この電気ヒーター7に対しては外筒
1の給電側4の端子ボツクス8を介して給電され
る。
図中9は電線用カツプリングを示す。
本考案加熱装置は以上の如き構成から成り、被
加熱流体は流体流入口5から矢印aのように内筒
3内に入り、この中を矢印b方向に流れ、内筒3
の開先3″から矢印cに示すように外筒1内に流
出し、外筒1内を矢印d方向に流れ、流体出口6
から矢印eのように流出する。この間、電気ヒー
ター7には給電側4から給電が行なわれて電気ヒ
ーター7が発熱し、内筒3を外周から加熱し、内
筒3内を流れる被加熱流体を内筒3で予備加熱す
ると共に外筒1内を流体出口6側に流れる間に電
気ヒーター7により直接に、又内筒3の外側に於
いて二重に被加熱流体を加熱するものである。
加熱流体は流体流入口5から矢印aのように内筒
3内に入り、この中を矢印b方向に流れ、内筒3
の開先3″から矢印cに示すように外筒1内に流
出し、外筒1内を矢印d方向に流れ、流体出口6
から矢印eのように流出する。この間、電気ヒー
ター7には給電側4から給電が行なわれて電気ヒ
ーター7が発熱し、内筒3を外周から加熱し、内
筒3内を流れる被加熱流体を内筒3で予備加熱す
ると共に外筒1内を流体出口6側に流れる間に電
気ヒーター7により直接に、又内筒3の外側に於
いて二重に被加熱流体を加熱するものである。
よつて、次のような効果を期待することができ
る。
る。
流体流入口5から内筒3内に入り流れる被加
熱流体は内筒3により予備加熱されて昇温し、
更に外筒1内を流れるときには電気ヒーター7
により直接加熱されるばかりでなく、内筒3の
外側で二重に本加熱されるので、電気ヒーター
7の熱は十分に被加熱流体に伝わる。したがつ
て熱効率の高い加熱装置を得ることができる。
熱流体は内筒3により予備加熱されて昇温し、
更に外筒1内を流れるときには電気ヒーター7
により直接加熱されるばかりでなく、内筒3の
外側で二重に本加熱されるので、電気ヒーター
7の熱は十分に被加熱流体に伝わる。したがつ
て熱効率の高い加熱装置を得ることができる。
内筒3の外側に電気ヒーター7を直接巻き付
け、この内筒3を利用して予備加熱と本加熱を
行うので、伝熱面積が非常に広くなり、相対的
に加熱装置を小型化できる。
け、この内筒3を利用して予備加熱と本加熱を
行うので、伝熱面積が非常に広くなり、相対的
に加熱装置を小型化できる。
内筒3の外側に電気ヒーター7を螺旋状に巻
き付けたので、外筒1内を流れる被加熱流体は
この電気ヒーター7部分に接して乱流を生じ、
水膜を破壊し、伝熱効率を高める。
き付けたので、外筒1内を流れる被加熱流体は
この電気ヒーター7部分に接して乱流を生じ、
水膜を破壊し、伝熱効率を高める。
内筒3と外筒1の長さは限定がないので、こ
の長さを任意に設定し、大容量の流体を効率よ
く加熱することができると共に加熱温度の設定
をこの長さの調整により行うことが出来る。
の長さを任意に設定し、大容量の流体を効率よ
く加熱することができると共に加熱温度の設定
をこの長さの調整により行うことが出来る。
外筒1(装置)を例えば重油タンク内に水平
に挿入設置すると、外筒1から外に逃げる熱を
タンク内の重油に伝熱し、この加熱を行うこと
ができる。よつて、熱ロスの少ない利用法が可
能である。
に挿入設置すると、外筒1から外に逃げる熱を
タンク内の重油に伝熱し、この加熱を行うこと
ができる。よつて、熱ロスの少ない利用法が可
能である。
第1図は本考案装置を示す一部切欠側面図、第
2図はA−A線、第3図はB−B線断面図であ
る。 1……外筒、3……内筒、5……流体流入口、
6……流体流出口、7……電気ヒーター。
2図はA−A線、第3図はB−B線断面図であ
る。 1……外筒、3……内筒、5……流体流入口、
6……流体流出口、7……電気ヒーター。
Claims (1)
- 密閉された金属製の外筒内に空間を残して一端
を閉塞し、他端を開放して成る金属製の内筒を同
軸に装入すると共に該内筒の外側に沿つて電気ヒ
ーターを螺旋状に巻き付け、内筒の閉塞側には流
体流入口を、この内筒の閉塞側に接近した外筒の
一部には流体流出口を接続して成る流体加熱装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1979153819U JPS6241151Y2 (ja) | 1979-11-06 | 1979-11-06 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1979153819U JPS6241151Y2 (ja) | 1979-11-06 | 1979-11-06 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5670744U JPS5670744U (ja) | 1981-06-11 |
JPS6241151Y2 true JPS6241151Y2 (ja) | 1987-10-21 |
Family
ID=29384532
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1979153819U Expired JPS6241151Y2 (ja) | 1979-11-06 | 1979-11-06 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6241151Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2011030530A1 (ja) * | 2009-09-08 | 2011-03-17 | パナソニック株式会社 | 筒型熱交換器 |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
ATE463990T1 (de) * | 2005-09-19 | 2010-04-15 | Koninkl Philips Electronics Nv | Vorrichtung zur herstellung eines getränks mit wasserkocher |
KR101088362B1 (ko) | 2009-10-08 | 2011-12-01 | 이상교 | 시설물용 고효율 난방장치 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4868847U (ja) * | 1971-11-30 | 1973-09-01 |
-
1979
- 1979-11-06 JP JP1979153819U patent/JPS6241151Y2/ja not_active Expired
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2011030530A1 (ja) * | 2009-09-08 | 2011-03-17 | パナソニック株式会社 | 筒型熱交換器 |
JP2011080352A (ja) * | 2009-09-08 | 2011-04-21 | Panasonic Corp | 筒型熱交換器 |
CN102483261A (zh) * | 2009-09-08 | 2012-05-30 | 松下电器产业株式会社 | 筒型热交换器 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5670744U (ja) | 1981-06-11 |
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