JPS6241125Y2 - - Google Patents

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Publication number
JPS6241125Y2
JPS6241125Y2 JP1982141205U JP14120582U JPS6241125Y2 JP S6241125 Y2 JPS6241125 Y2 JP S6241125Y2 JP 1982141205 U JP1982141205 U JP 1982141205U JP 14120582 U JP14120582 U JP 14120582U JP S6241125 Y2 JPS6241125 Y2 JP S6241125Y2
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JP
Japan
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heat exchanger
flow
impeller
fins
tongue
Prior art date
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Expired
Application number
JP1982141205U
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English (en)
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JPS5945426U (ja
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Publication of JPS5945426U publication Critical patent/JPS5945426U/ja
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Publication of JPS6241125Y2 publication Critical patent/JPS6241125Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Landscapes

  • Air-Conditioning Room Units, And Self-Contained Units In General (AREA)
  • Air Filters, Heat-Exchange Apparatuses, And Housings Of Air-Conditioning Units (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は送風機としてクロスフローフアンを用
いた空気調和機に関し、特に熱交換器に係るもの
である。
従来例の構成とその問題点 従来この種の空気調和機は第1図aに示すよう
に構成されていた。即ち1は羽根車、2はケーシ
ング舌部、3はリアガイダー、4は熱交換器であ
る。上記熱交換器は第1図bに示すように1枚板
よりなる多数のフイン5を羽根車1の軸と垂直な
方向に上端部41から中央部42、下端部43に
至る迄等ピツチに配設されていた。そして第1図
の場合、羽根車1が時計方向に回転することによ
り、羽根車内部に強制うずVが生成され、それを
とりまくような貫通流れf1,f2……が誘起されて
送風作用を行なうものである。
ところが上記熱交換器4を有する従来構成にな
る空気調和機においては、羽根車1と熱交換器4
が最も近接する部分から舌部付近にかけての吸込
領域Sは非常に狭くなるため、熱交換器4は負荷
として作用すると同時に舌部2の延長としての働
きもするようになり、吸込流れは主として隣りあ
うフイン5と伝熱管により構成される熱交換器通
路中にあつて、実質的には中央部42から上端部
41に至る部分を流通することになる。その結果
羽根車1内部に生成される強制うずVの中心位置
は舌部2から遠ざかるとともに、その形も羽根車
1と熱交換器4の最近接部とうず中心0を結ぶ
方向を長軸とする変形楕円となり、吸込領域S内
の流速は非常に遅くいわゆる死水領域になると同
時に、強制うずVをとりまく貫通流れf1,f2,…
…もその影響を受けて、羽根車翼列への流れの入
射角も好ましい状態ではなかつた。
以上述べた如く、従来構成になる熱交換器を有
する空気調和機においては、良好なクロスフロー
フアン流れを実現することは極めて困難であり、
フアン効率を高めるにも限界があつた。
考案の目的 本考案はこのような従来の欠点を除去するもの
で、熱交換器のフインの配設方法を工夫すること
により、クロスフローフアン内部に生成される強
制うずの位置、形を適切なものにすることによ
り、貫通流れの羽根車翼列への入射角を改善し、
もつて良好なクロスフローフアン流れを実現する
ことによりフアン効率を高めることを目的とする
ものである。
考案の構成 本考案はこの目的を達成するために、熱交換器
のフインをケーシング舌部に接する熱交換器下端
部からリアガイダーに接する上端部迄羽根車軸と
ほゞ平行になる如く積層し、主として隣り合うフ
インと伝熱管及び熱交換器側板より構成される熱
交換器の流体通路を、本質的に二次元流れである
クロスフローフアンの流れを助長すべく構成させ
たものである。
この構成によると、フインが一種の案内羽根の
役割を行なうため、熱交換器前面より吸込まれた
空気は整流されて良好な状態でクロスフローフア
ン吸込領域へ到達することができ、その結果吸込
領域の死水領域もなくなり、うずも好ましい位置
に生成されて良好なクロスフローフアン流れを実
現することが可能となるものである。
しかもフイン自身を傾斜をもたせて設置してい
るため、フイン表面に結露した水滴を両端部に向
かつて流すことができ、フアン吹出口からの水滴
の飛散を防止することができる。
実施例の説明 以下本考案の一実施例を第2図を用いて説明す
る。図において1はクロスフローフアン羽根車、
2はケーシング舌部、3はケーシングリアガイダ
ー、4aは熱交換器であり、この熱交換器4aは
多数のフイン5を舌部2に接する熱交換器下端部
43から中央部42を経てリアガイダーに接する
上端部41迄羽根車軸とほゞ平行になる如く積層
したものである。
そしてこのフイン5は熱交換器の中央部で折曲
した稜線を有し両端にゆくに従つて低くなる如く
勾配をもたせて設置したフインであり、6は3つ
の突起部61,62,61と2つの溝63,63
を有する側板である。そしてフイン5は側板の中
央部突起62で保持される如く構成してある。
上記構成の熱交換器4aを用いれば、フイン5
が一種の案内羽根の役割を果たすため、貫通流れ
f1,f2,f3……はそれらに最も近い熱交換器流体
通路を流過して羽根車吸込翼列に流入するため、
吸込領域は熱交換器下端部43から上端部41に
至る迄熱交換器全域に拡がることになり、吸込仕
事は増大する。そのため従来構成の熱交換器では
避けられなかつた羽根車1と熱交換器4aが最も
近接する部分から舌部2付近にかけての吸込領域
における流れの澱みもなくなり、又羽根車内部に
生成される強制うずVの中心位置0も比較的舌
部2に近い好ましい位置に位定しその形も円に近
くなる。その結果吐出流れが吐出翼列に流入、流
出する状態もよくなり吐出仕事も増大する。
以上述べた如く本実施例はフインの配設を工夫
することにより、本質的に二次元流れであるクロ
スフローフアンの流れを良好にし、もつてクロス
フローフアン効率を高めるに多大の効果を有する
ものである。更にフイン5を両端にゆく程下傾斜
させてあるため、フインに付着した結露水滴は両
端迄円滑に流れ、フイン端部51から溝63を伝
つて落下し舌部2に達する。従つて舌部2にたま
つた結露水は舌部2に設けたドレン穴(図示せ
ず)より処理することができる。
即ち本実施例においては、フインの配設を工夫
することにより良好なクロスフローフアン流れを
実現するとともに、あわせてフイン表面に付着す
る結露水滴の処理も行なうことができる効果をあ
わせもつものである。
考案の効果 以上のように本考案の空気調和機によれば、熱
交換器のフインをケーシング舌部に接する熱交換
器下端部からリアガイダーに接する上端部迄羽根
車軸とほゞ平行になる如く積層してあるため、主
として隣り合うフインと伝熱管及び熱交換器側板
より構成される熱交換器の流体通路により流れは
整流されて、本質的に二次元流れであるクロスフ
ローフアン流れを助長することができる。したが
つて、羽根車と舌部及び熱交換器で囲まれた領域
における流れの澱みをなくすとともにうずを最適
位置に安定させることができる。これよりまた流
れの吸込及び吐出翼列への入射角も改善すること
ができるため、吸込・吐出仕事を増大させること
が可能となる結果クロスフローフアン効率も高め
ることができる。更に上述のように流れを良好に
することができるため、不必要な流れにより生ず
る種々の空気流れ音を少なくすることができ、最
終的に機器の騒音レベルも下げることが可能とな
る。
更にフインを折曲して両端にゆく程傾斜させて
あるため、フインに付着した結露水滴を両端迄円
滑に流し、そこから舌部迄落下させることにより
結露水滴を直接吹出口から飛散させることを防止
することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図a,bはそれぞれ従来例における空気調
和機を示す断面図及び一部正面図、第2図a,b
は本考案の一実施例を示す断面図及び一部正面図
である。 1……クロスフローフアン羽根車、2……舌
部、3……リアガイダー、4a……熱交換器、6
……熱交換器側板、5……フイン。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 羽根車、舌部、リアガイダーより構成されるク
    ロスフローフアンの吸込側に熱交換器を設置し、
    前記熱交換器のフインを舌部に接する熱交換器下
    端部からリアガイダーに接する熱交換器上端部
    迄、羽根車軸とほゞ平行になる如く積層し、且つ
    上記フインを羽根車軸方向の中央部で折曲し、両
    端にゆくに従つて低くなる如く勾配をもたせて設
    置した空気調和機。
JP14120582U 1982-09-17 1982-09-17 空気調和機 Granted JPS5945426U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14120582U JPS5945426U (ja) 1982-09-17 1982-09-17 空気調和機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14120582U JPS5945426U (ja) 1982-09-17 1982-09-17 空気調和機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5945426U JPS5945426U (ja) 1984-03-26
JPS6241125Y2 true JPS6241125Y2 (ja) 1987-10-21

Family

ID=30315883

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14120582U Granted JPS5945426U (ja) 1982-09-17 1982-09-17 空気調和機

Country Status (1)

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JP (1) JPS5945426U (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58155517U (ja) * 1982-04-14 1983-10-18 株式会社日立製作所 貫流フアンを用いた空気調和機

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5945426U (ja) 1984-03-26

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