JPS6241100B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6241100B2 JPS6241100B2 JP54141514A JP14151479A JPS6241100B2 JP S6241100 B2 JPS6241100 B2 JP S6241100B2 JP 54141514 A JP54141514 A JP 54141514A JP 14151479 A JP14151479 A JP 14151479A JP S6241100 B2 JPS6241100 B2 JP S6241100B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- resin
- molded product
- molding
- inner core
- gate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 229920005989 resin Polymers 0.000 claims description 49
- 239000011347 resin Substances 0.000 claims description 49
- 238000000465 moulding Methods 0.000 claims description 25
- 238000002347 injection Methods 0.000 claims description 24
- 239000007924 injection Substances 0.000 claims description 24
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 17
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 claims description 13
- 238000007666 vacuum forming Methods 0.000 claims description 6
- 238000001816 cooling Methods 0.000 claims description 4
- 229920005992 thermoplastic resin Polymers 0.000 claims description 4
- 239000005038 ethylene vinyl acetate Substances 0.000 claims description 3
- 229920001200 poly(ethylene-vinyl acetate) Polymers 0.000 claims description 3
- 229920006122 polyamide resin Polymers 0.000 claims description 3
- 229920001328 Polyvinylidene chloride Polymers 0.000 claims description 2
- 239000005033 polyvinylidene chloride Substances 0.000 claims description 2
- 239000010410 layer Substances 0.000 description 14
- 238000001746 injection moulding Methods 0.000 description 6
- PPBRXRYQALVLMV-UHFFFAOYSA-N Styrene Chemical compound C=CC1=CC=CC=C1 PPBRXRYQALVLMV-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 4
- 239000012792 core layer Substances 0.000 description 4
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- -1 and mold opening Substances 0.000 description 3
- 239000004033 plastic Substances 0.000 description 3
- 229920003023 plastic Polymers 0.000 description 3
- 230000004888 barrier function Effects 0.000 description 2
- 230000000704 physical effect Effects 0.000 description 2
- 229920000098 polyolefin Polymers 0.000 description 2
- 239000004698 Polyethylene Substances 0.000 description 1
- 239000004743 Polypropylene Substances 0.000 description 1
- 238000000748 compression moulding Methods 0.000 description 1
- 238000005336 cracking Methods 0.000 description 1
- 238000005520 cutting process Methods 0.000 description 1
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 description 1
- FPYJFEHAWHCUMM-UHFFFAOYSA-N maleic anhydride Chemical group O=C1OC(=O)C=C1 FPYJFEHAWHCUMM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 229920000573 polyethylene Polymers 0.000 description 1
- 229920005672 polyolefin resin Polymers 0.000 description 1
- 229920001155 polypropylene Polymers 0.000 description 1
- 238000003825 pressing Methods 0.000 description 1
- 230000002265 prevention Effects 0.000 description 1
- 239000000126 substance Substances 0.000 description 1
- 239000002699 waste material Substances 0.000 description 1
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C45/00—Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
- B29C45/16—Making multilayered or multicoloured articles
- B29C45/1642—Making multilayered or multicoloured articles having a "sandwich" structure
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
- Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
- Blow-Moulding Or Thermoforming Of Plastics Or The Like (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、2種又はそれ以上の熱可塑性樹脂に
よつて多層化した、薄い肉厚を持つプラスチツク
容器の製造方法に関するものである。
よつて多層化した、薄い肉厚を持つプラスチツク
容器の製造方法に関するものである。
まず容器の口元及びそれに連続する本体を一次
成形した後、次にこの一次成形品を所望の形状の
容器に最終成形する製造方法に関するものであ
る。
成形した後、次にこの一次成形品を所望の形状の
容器に最終成形する製造方法に関するものであ
る。
従来、多層のプラスチツク容器の製造において
は、まず、多層のシートを作成し、そのシートを
加熱して、圧空成形又は真空成形する方法が知ら
れている。しかし、この方法では、多層シートの
ロスが発生し、そのロスは再生不可能の場合が多
い為、廃棄物処理などに問題があつた。このため
特開昭47−4588号では、多層シートを多角形に切
断した後、圧縮成形により、リツプのついた多層
一次成形品(ブランクス)を作成し、次に圧空成
形を行なつて、所望の形に容器を製造する方法が
述べられている。しかし、この方法は、材料コス
トが低い反面、小ロツトの成形ではかえつて高価
になる事や成形機が高価で、形状にも大きな制限
があり、また肉厚がかなり薄くなり肉厚を均一に
するのがむずかしく、特に、容器を構成する樹脂
の粘度や伸びが著しく異つた場合、場所により構
成が異なりやすい問題があつた。
は、まず、多層のシートを作成し、そのシートを
加熱して、圧空成形又は真空成形する方法が知ら
れている。しかし、この方法では、多層シートの
ロスが発生し、そのロスは再生不可能の場合が多
い為、廃棄物処理などに問題があつた。このため
特開昭47−4588号では、多層シートを多角形に切
断した後、圧縮成形により、リツプのついた多層
一次成形品(ブランクス)を作成し、次に圧空成
形を行なつて、所望の形に容器を製造する方法が
述べられている。しかし、この方法は、材料コス
トが低い反面、小ロツトの成形ではかえつて高価
になる事や成形機が高価で、形状にも大きな制限
があり、また肉厚がかなり薄くなり肉厚を均一に
するのがむずかしく、特に、容器を構成する樹脂
の粘度や伸びが著しく異つた場合、場所により構
成が異なりやすい問題があつた。
本発明は、上記の欠点を解消した多層のプラス
チツク容器を製造する方法を提供するものであつ
て、以下にその方法を説明する。
チツク容器を製造する方法を提供するものであつ
て、以下にその方法を説明する。
すなわち、2種又はそれ以上の熱可塑性樹脂
を、それぞれ独立した射出シリンダーに加熱溶融
させておき、それらの樹脂を、一次成形品の形状
になつた金型キヤビテイに射出する。この金型キ
ヤビテイは、センターゲートの金型を用いる。
又、射出方法は、所望の成形品の外皮用樹脂から
順に行ない、最後にも外皮用樹脂を適当量射出す
る。この時、外皮用樹脂の射出圧力を、他のすべ
ての射出シリンダーの圧より小さく設定し、まず
外皮用樹脂の射出シリンダーに圧力をかけて射出
を開始し、外皮用樹脂射出シリンダー内の樹脂が
なくならない内に内核用樹脂の射出シリンダーに
圧力をかけて、射出を開始すると良い。また内核
用樹脂が2種以上ある時は、外側の樹脂の順で射
出する。内核用樹脂が射出し終わると、金型内及
ノズル内圧力が低下し、外皮用樹脂の残つた樹脂
が射出される。
を、それぞれ独立した射出シリンダーに加熱溶融
させておき、それらの樹脂を、一次成形品の形状
になつた金型キヤビテイに射出する。この金型キ
ヤビテイは、センターゲートの金型を用いる。
又、射出方法は、所望の成形品の外皮用樹脂から
順に行ない、最後にも外皮用樹脂を適当量射出す
る。この時、外皮用樹脂の射出圧力を、他のすべ
ての射出シリンダーの圧より小さく設定し、まず
外皮用樹脂の射出シリンダーに圧力をかけて射出
を開始し、外皮用樹脂射出シリンダー内の樹脂が
なくならない内に内核用樹脂の射出シリンダーに
圧力をかけて、射出を開始すると良い。また内核
用樹脂が2種以上ある時は、外側の樹脂の順で射
出する。内核用樹脂が射出し終わると、金型内及
ノズル内圧力が低下し、外皮用樹脂の残つた樹脂
が射出される。
ここで、金型キヤビテイに射出する射出シリン
ダー内の溶融樹脂は、射出開始直前に、それらの
樹脂の総量が金型キヤビテイの容量と同じか、わ
ずかに多くなるように設定する。以上のようにし
て、多層の一次成形品(ブランクス)が射出成形
によつて得られ、これを再加熱して真空成形又は
プレス成形により、所望の最終形状とするもので
ある。
ダー内の溶融樹脂は、射出開始直前に、それらの
樹脂の総量が金型キヤビテイの容量と同じか、わ
ずかに多くなるように設定する。以上のようにし
て、多層の一次成形品(ブランクス)が射出成形
によつて得られ、これを再加熱して真空成形又は
プレス成形により、所望の最終形状とするもので
ある。
以上が本発明による多層容器の製造方法である
が、一次成形品を多段の射出成形で作る事も考え
られる。しかしながら多段の射出成形は、金型が
層の数だけ必要であると共に、型開、射出、保
圧、冷却、計量、型閉がその度に行なわれるの
で、成形時間は、本発明の数倍かかる。又、肉厚
が一層につき0.5mm程は必要となるので層がふえ
る程、肉厚になる欠点を持つている。このため本
発明に比べ高価で、成形性が悪く実用的でない。
が、一次成形品を多段の射出成形で作る事も考え
られる。しかしながら多段の射出成形は、金型が
層の数だけ必要であると共に、型開、射出、保
圧、冷却、計量、型閉がその度に行なわれるの
で、成形時間は、本発明の数倍かかる。又、肉厚
が一層につき0.5mm程は必要となるので層がふえ
る程、肉厚になる欠点を持つている。このため本
発明に比べ高価で、成形性が悪く実用的でない。
次に本発明をさらに、図面によつて詳細に説明
する。
する。
第1図は、一実施例による成形品を示すもので
あり、第2図乃至第9図は、本発明の一実施例を
示す説明図である。
あり、第2図乃至第9図は、本発明の一実施例を
示す説明図である。
第2図に示したように、例えば2種3層容器1
の製造においては、2つの射出シリンダー7,8
を持ち、それぞれの射出シリンダー先端には、原
則として、逆流防止弁9,10を備えておく。そ
して、ノズル6は、1本になつている射出成形機
を用いる。(但し、2ケ取以上の金型で一次成形
を行なう時は、金型のランナー及スプールを、ホ
ツトランナーとして2種の樹脂通路を分離し、ゲ
ートの近くで、合流する形式が良い。)金型キヤ
ビテイ4には、第2図のごとく、容器の内側にな
る方にゲート5が設けられ、また、二次成形され
るゲート5の対向する位置にゆるい曲率の凹部を
第2図のごとくとることによつて、ゲート反対側
が冷却されやすくなり、均一な層が得られる。
の製造においては、2つの射出シリンダー7,8
を持ち、それぞれの射出シリンダー先端には、原
則として、逆流防止弁9,10を備えておく。そ
して、ノズル6は、1本になつている射出成形機
を用いる。(但し、2ケ取以上の金型で一次成形
を行なう時は、金型のランナー及スプールを、ホ
ツトランナーとして2種の樹脂通路を分離し、ゲ
ートの近くで、合流する形式が良い。)金型キヤ
ビテイ4には、第2図のごとく、容器の内側にな
る方にゲート5が設けられ、また、二次成形され
るゲート5の対向する位置にゆるい曲率の凹部を
第2図のごとくとることによつて、ゲート反対側
が冷却されやすくなり、均一な層が得られる。
成形は、以上のような金型キヤビテイに、まず
第3図に示した如く外皮用樹脂12を、金型キヤ
ビテイ4を満すには不充分な量のみ射出する。そ
して、外皮用樹脂12の一部が、まだ射出シリン
ダー8内に残つている時に、外皮用射出シリンダ
ーの射出圧よりも高い射出圧力で、内核用樹脂1
1を、第4図に示した如く金型キヤビテイ4を満
すには不充分な量のみ射出する。
第3図に示した如く外皮用樹脂12を、金型キヤ
ビテイ4を満すには不充分な量のみ射出する。そ
して、外皮用樹脂12の一部が、まだ射出シリン
ダー8内に残つている時に、外皮用射出シリンダ
ーの射出圧よりも高い射出圧力で、内核用樹脂1
1を、第4図に示した如く金型キヤビテイ4を満
すには不充分な量のみ射出する。
ついで、内核用樹脂11の射出を止めると、金
型内の圧力が瞬時に低下し、外皮用樹脂12が、
外皮用射出シリンダーから射出され、ノズル6先
端を洗浄し、かつ、ゲート5を外皮用樹脂12で
シールすると共に、ゲート5近辺のまだ冷却固化
していない内核用樹脂11をより、周縁部に押し
込み移動させ、ゲート5近辺の内核用樹脂厚を下
げて、第5図の如く二次成形によつて引き伸ばさ
れる内核樹脂層を均一に形成する。この最後の外
皮用樹脂12の射出により、金型キヤビテイー4
を充分に満して、保圧し、冷却した後、一次成形
品13を金型キヤビテイから取り出す。この時あ
まり冷却しすぎないで、二次成形を行なえば、二
次成形での加熱を均一に、かつ少なく行なえる。
二次成形は、一次成形品13のリツプ部以外の部
分を加熱し、第6図のごとく、真空成形装置で成
形する。この時、第7図の如く、この成形方法で
は、内核樹脂層が肉厚となつた部分が、特に、引
き伸ばされるので、均一な内核樹脂層を持つた容
器が得られる。
型内の圧力が瞬時に低下し、外皮用樹脂12が、
外皮用射出シリンダーから射出され、ノズル6先
端を洗浄し、かつ、ゲート5を外皮用樹脂12で
シールすると共に、ゲート5近辺のまだ冷却固化
していない内核用樹脂11をより、周縁部に押し
込み移動させ、ゲート5近辺の内核用樹脂厚を下
げて、第5図の如く二次成形によつて引き伸ばさ
れる内核樹脂層を均一に形成する。この最後の外
皮用樹脂12の射出により、金型キヤビテイー4
を充分に満して、保圧し、冷却した後、一次成形
品13を金型キヤビテイから取り出す。この時あ
まり冷却しすぎないで、二次成形を行なえば、二
次成形での加熱を均一に、かつ少なく行なえる。
二次成形は、一次成形品13のリツプ部以外の部
分を加熱し、第6図のごとく、真空成形装置で成
形する。この時、第7図の如く、この成形方法で
は、内核樹脂層が肉厚となつた部分が、特に、引
き伸ばされるので、均一な内核樹脂層を持つた容
器が得られる。
又、二次成形として、プラス成形でも良い。そ
の一例を第8乃至第9図に示した。特に、この方
法では、ゲート近辺の所からやや離れた所が引き
伸されるので、やはり均一な肉厚の成形品を得る
には、本発明の方法が最も好ましい。一次成形の
金型キヤビテイの肉厚は、本発明によれば、0.5
ミリメートルから、8ミリメートル程まで変える
ことが可能であるため、さらに引き伸ばされる二
次成形では、0.2ミリメートル程の肉厚にするこ
とも可能である。しかも、本発明の方法は、内核
用樹脂が外皮用樹脂によつて完全に包まれるので
内核樹脂として、ガスバリヤ性が高いが、吸湿性
があるため、吸湿すると物性等の低下するポリア
ミド系樹脂やエチレン―酢酸ビニル共重合体ケン
化物等を使用しても、外皮層として、ポリエチレ
ンやポリプロピレン等の防湿性樹脂を用いる事に
よつて、湿度の影響なく、充分にガスバリヤ性を
もつた容器を得る事ができる。
の一例を第8乃至第9図に示した。特に、この方
法では、ゲート近辺の所からやや離れた所が引き
伸されるので、やはり均一な肉厚の成形品を得る
には、本発明の方法が最も好ましい。一次成形の
金型キヤビテイの肉厚は、本発明によれば、0.5
ミリメートルから、8ミリメートル程まで変える
ことが可能であるため、さらに引き伸ばされる二
次成形では、0.2ミリメートル程の肉厚にするこ
とも可能である。しかも、本発明の方法は、内核
用樹脂が外皮用樹脂によつて完全に包まれるので
内核樹脂として、ガスバリヤ性が高いが、吸湿性
があるため、吸湿すると物性等の低下するポリア
ミド系樹脂やエチレン―酢酸ビニル共重合体ケン
化物等を使用しても、外皮層として、ポリエチレ
ンやポリプロピレン等の防湿性樹脂を用いる事に
よつて、湿度の影響なく、充分にガスバリヤ性を
もつた容器を得る事ができる。
上述の実施例から理解されるように、本発明の
有利性は、多層の容器が、従来の射出成形機に、
少なくとも1台以上の射出装置を加えただけのも
のに、従来のプレス機、又は真空成形機などを並
べただけの装置でできる上に、内核用樹脂が均一
であり、薄肉の成形品を作る事が可能で、かつ、
ロスがない、小ロツトの成形でも高価にならな
い、場所による偏肉は、一次成形の金型キヤビテ
イ厚でも調整できる、内核樹脂は、そのまわりを
すべて、外皮層で包む事ができるので、内核用樹
脂の物性、保存性をいかんなく発揮できるなどの
ほか、一次成形の金型キヤビテイ温度を所望の温
度にコントロールすることによつて、省エネルギ
ー的な生産も可能である。又このような成形で
は、形状の制限が少なく、単なる多層射出成形に
比べ、ゲート部のヒズミもなくなるので、落下強
度や、耐ストレスクラツキング性が向上するなど
の特徴を有するものである。
有利性は、多層の容器が、従来の射出成形機に、
少なくとも1台以上の射出装置を加えただけのも
のに、従来のプレス機、又は真空成形機などを並
べただけの装置でできる上に、内核用樹脂が均一
であり、薄肉の成形品を作る事が可能で、かつ、
ロスがない、小ロツトの成形でも高価にならな
い、場所による偏肉は、一次成形の金型キヤビテ
イ厚でも調整できる、内核樹脂は、そのまわりを
すべて、外皮層で包む事ができるので、内核用樹
脂の物性、保存性をいかんなく発揮できるなどの
ほか、一次成形の金型キヤビテイ温度を所望の温
度にコントロールすることによつて、省エネルギ
ー的な生産も可能である。又このような成形で
は、形状の制限が少なく、単なる多層射出成形に
比べ、ゲート部のヒズミもなくなるので、落下強
度や、耐ストレスクラツキング性が向上するなど
の特徴を有するものである。
またこの製造に用いる樹脂としては、外皮層に
無水マレイン酸等で変性させたポリオレフインを
使用し、内核層にポリアミド系樹脂や、エチレン
―酢酸ビニル共重合体ケン化物、ポリ塩化ビニリ
デンなどが考えられ、また、外皮層に未着色の透
明スチロール樹脂、内核層に、着色したスチロー
ル樹脂など、同じ種類でも特徴の異なつた樹脂を
用いる事も考えられる。同様に、外皮層に未着色
のポリオレフイン樹脂を用い、内核層に無機物質
を30〜80重量パーセント含有した、易焼性ポリオ
レフインを使用することもできる。
無水マレイン酸等で変性させたポリオレフインを
使用し、内核層にポリアミド系樹脂や、エチレン
―酢酸ビニル共重合体ケン化物、ポリ塩化ビニリ
デンなどが考えられ、また、外皮層に未着色の透
明スチロール樹脂、内核層に、着色したスチロー
ル樹脂など、同じ種類でも特徴の異なつた樹脂を
用いる事も考えられる。同様に、外皮層に未着色
のポリオレフイン樹脂を用い、内核層に無機物質
を30〜80重量パーセント含有した、易焼性ポリオ
レフインを使用することもできる。
図面は本発明の一実施例を示すものであり、第
1図は成形容器の1部断面を表わした斜視図であ
り、第2図は一次成形装置の一例を示す説明図、
第3図乃至第5図は一次成形の工程を示す説明
図、第6図乃至第9図は一次成形品を二次成形す
る工程の一例を示す説明図で、第6図乃至第7図
が真空成形、第8図乃至第9図がプレス成形の一
例である。 1…容器、2…外皮層、3…内核層、4…金型
キヤビテイ、5…ゲート、6…ノズル、7,8…
射出シリンダ、9,10…逆流防止弁、11…内
核用樹脂、12…外皮用樹脂、13…一次成形
品、14…真空吸引用穴、15…真空成形用木
型、16,17…押え、18…プレス用雌型、1
9…プレス用雄型。
1図は成形容器の1部断面を表わした斜視図であ
り、第2図は一次成形装置の一例を示す説明図、
第3図乃至第5図は一次成形の工程を示す説明
図、第6図乃至第9図は一次成形品を二次成形す
る工程の一例を示す説明図で、第6図乃至第7図
が真空成形、第8図乃至第9図がプレス成形の一
例である。 1…容器、2…外皮層、3…内核層、4…金型
キヤビテイ、5…ゲート、6…ノズル、7,8…
射出シリンダ、9,10…逆流防止弁、11…内
核用樹脂、12…外皮用樹脂、13…一次成形
品、14…真空吸引用穴、15…真空成形用木
型、16,17…押え、18…プレス用雌型、1
9…プレス用雄型。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 2種又はそれ以上の熱可塑性樹脂によつて多
層化された容器の製造において、2種又はそれ以
上の熱可塑性樹脂をそれぞれ独立した射出シリン
ダー内に加熱溶融させておき、それらの樹脂を中
央にゲートを有し該ゲートの対向する位置にゆる
い曲率の凹部を設けた一次成形用の金型キヤビテ
イに射出充填するにあたり、先ず外皮用樹脂を射
出し、射出した外皮用樹脂の中央部が冷却固化し
ないうちに内核用樹脂の内部に射出し、次に金型
キヤビテイ内のゲート近くの内核用樹脂が冷却固
化しないうちに再度外皮樹脂を射出して金型キヤ
ビテイ内を完全に満たした後、冷却固化させて中
央部がゆるい曲率の凸部になつた一次成形品を成
形し、該一次成形品の凸部が上面になるように成
形用雌型に載置し、前記一次成形品を、該一次成
形品のゲート部が容器の内側にくるように成形用
雌型に載置し、一次成形品のリツプ部を除くすべ
てを加熱しプレス成形または真空成形により成形
し、冷却することを特徴とする多層容器の製造方
法。 2 内核用樹脂としてポリアミド系樹脂、エチレ
ン―酢酸ビニル共重合体ケン化物、ポリ塩化ビニ
リデンの少なくとも1つ以上の樹脂を使用したこ
とを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の多層
容器の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14151479A JPS5664845A (en) | 1979-11-01 | 1979-11-01 | Manufacture of multilayered container |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14151479A JPS5664845A (en) | 1979-11-01 | 1979-11-01 | Manufacture of multilayered container |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5664845A JPS5664845A (en) | 1981-06-02 |
JPS6241100B2 true JPS6241100B2 (ja) | 1987-09-01 |
Family
ID=15293727
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14151479A Granted JPS5664845A (en) | 1979-11-01 | 1979-11-01 | Manufacture of multilayered container |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5664845A (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4609516A (en) * | 1984-02-17 | 1986-09-02 | Continental Pet Technologies, Inc. | Method of forming laminated preforms |
DE3545162A1 (de) * | 1985-12-20 | 1987-07-02 | Battenfeld Fischer Blasform | Verfahren und vorrichtung zum herstellen von hohlkoerpern aus thermoplastischen kunststoffen |
JPS62109914U (ja) * | 1985-12-28 | 1987-07-13 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5339377A (en) * | 1976-09-22 | 1978-04-11 | Sekisui Chemical Co Ltd | Process for making containers |
-
1979
- 1979-11-01 JP JP14151479A patent/JPS5664845A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5339377A (en) * | 1976-09-22 | 1978-04-11 | Sekisui Chemical Co Ltd | Process for making containers |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5664845A (en) | 1981-06-02 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US3955697A (en) | Multilayered hollow plastic container | |
US4040233A (en) | Method of obtaining a filled, fluid barrier resistant plastic container | |
US5804305A (en) | Multi-layer preform used for plastic blow molding | |
US3717544A (en) | Lined plastic articles | |
US3719735A (en) | Method for molding plastic containers | |
US6461697B1 (en) | Polyethylene terephthalate multi-layer preform used for plastic blow molding | |
JP2918841B2 (ja) | 多層の中空プラスチック製品およびこれを得るための方法 | |
JPS595035A (ja) | 複層中空成形体の製造方法 | |
US6203870B1 (en) | Liner and preform | |
US4109813A (en) | Composite plastic container | |
JPS6241100B2 (ja) | ||
JPS629007B2 (ja) | ||
US4117061A (en) | Method of making a laminated container consisting mainly of thermoplastic material | |
JP3842718B2 (ja) | 多層中空体の射出成形方法および射出成形用金型 | |
JPH05253965A (ja) | 多層薄肉容器及びその容器の製造方法 | |
JPS6058009B2 (ja) | 多層容器の製造方法及び成形金型 | |
JPS6071217A (ja) | 多層射出成形法 | |
JPS6149808A (ja) | 多層パリソン成形方法 | |
JPH07237261A (ja) | ポリエチレンの射出延伸吹込成形方法 | |
CA2299011A1 (en) | Plastic article consisting of several materials as well as method for the manufacture thereof | |
JP3209232B2 (ja) | 多層薄肉容器の製造方法 | |
JP3049111B2 (ja) | 容器の製造方法 | |
JPS646930B2 (ja) | ||
IL37696A (en) | Composite plastic articles and method and apparatus for making the same | |
JPH01202420A (ja) | 熱可塑性樹脂製容器の製造方法 |