JPS6240959Y2 - - Google Patents

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JPS6240959Y2
JPS6240959Y2 JP3340279U JP3340279U JPS6240959Y2 JP S6240959 Y2 JPS6240959 Y2 JP S6240959Y2 JP 3340279 U JP3340279 U JP 3340279U JP 3340279 U JP3340279 U JP 3340279U JP S6240959 Y2 JPS6240959 Y2 JP S6240959Y2
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JP
Japan
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refueling
nozzle
switch
motor
energizes
Prior art date
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Expired
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JP3340279U
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JPS55131998U (ja
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  • Vehicle Cleaning, Maintenance, Repair, Refitting, And Outriggers (AREA)
  • Loading And Unloading Of Fuel Tanks Or Ships (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は給油機のノズルケースに対し給油ノ
ズルを掛けあるいは外す操作によつて給油ポンプ
用モータの付勢制御用スイツチ(いわゆるノズル
スイツチ)を自動的に開閉制御するようにした給
油装置における安全機構に関するものである。
この種の給油装置においては、静電気あるいは
顧客のタバコの火その他の火気によつて給油中の
油に引火する事故が時々発生している。この時作
業者が驚いて油の吐出されている給油ノズルを手
離し、火のついた油が地面に広がることが多い。
このような場合、被害を最小限にくい止めるに
は、給油ポンプ用モータを消勢し油の吐出を停止
することが必要であるが、従来における給油ポン
プ用モータの消勢あるいは付勢を司るノズルスイ
ツチは非自己保持式のものが多く、したがつて給
油ノズルを給油機ハウジングのノズル保持機構
(ノズルケース)に掛け(収容し)てモータを消
勢するか、あるいはノズルケース内にあるスイツ
チ機構を手動で押え続ける必要がある。
しかしながら、このような事故の場合、給油ノ
ズルは燃えているのが普通で、これをノズルケー
スに収容するのは不可能であり、又、前記スイツ
チ機構を手動で押え続けることもこれまた火勢が
迫つてくると不可能となる。
事務所内に設置されている電源を切りに行くの
も時間を要し、その間に火勢が広がり大事になる
ことも考えられる。
この考案はこのような場合、迅速・容易な操作
で給油ポンプ用モータを消勢し大事を未然に防止
することができる給油装置の安全機構を提供した
ものである。
1個の給油ノズルと1個の給油ノズルケースと
1個のポンプとこのポンプを駆動する1個のモー
ターとで独立した給油系を構成し、前記給油ノズ
ルを前記ノズルケースに掛けまたは外す操作によ
つて動作される1個のスイツチを前記ノズルケー
スに関連して設け、このスイツチの開閉動作によ
つて前記モーターの消勢または付勢をさせるとと
もに給油ノズルの掛け外しによらず前記モーター
の消勢を行う手段を備えた給油装置において、前
記給油ノズルの掛け外しに応動して、前記スイツ
チを開閉動作させる応動機構と、この応動機構に
当接可能な作用端を有するとともに他方端がノズ
ルケースを貫通して給油本体部外方へ延長され外
方から押し込まれたとき前記スイツチを開動作す
べく前記作用端が前記応動機構を変位させる手動
操作片とを備え、さらに手動操作片をスイツチ開
状態で保持する手動操作片保持機構を備えたこと
を特徴とする。
以下、図示実施例を説明する。
図面は給油ノズルをノズルケースに水平状態で
収容する例(水平形ノズルケースの例、第1図〜
第5図)と、垂直状態で収容する例(垂直形ノズ
ルケースの例、第6図〜第10図)を示す。
まず水平形ノズルケースの場合について説明す
ると、2は給油機ハウジング1にほぼ上方に開口
させて取り付けられたノズルケースで、内部に油
受部Aが設置されていて給油ノズル3の先端部を
挿入収容できるようになつている。4は給油ホー
スである。
3Pは給油ノズル3に植設されているピンで、
後述するとおりこのピン3Pを介して給油ノズル
3の掛けあるいは外す操作により給油ポンプ(図
示省略)のためのモータ(図示省略)を付勢しあ
るいは消勢するスイツチ10の動作機構を動作さ
せる。すなわち、5は伝動レバー(第5図参照)
で、ノズルケース2に植設されたピン7によつて
ノズルケース2の下側に回動自在に保持されてい
る。この伝動レバー5はばね8により反時計方向
に付勢されていてその水平アーム部5′がノズル
ケース2の下方に突設されたストツパー6に当設
される。
伝動レバー5の右方上端は、その板厚方向から
みると2枝に分れていて、すなわちY形になつて
いて、そのY形枝上端にはそれぞれノズル3のピ
ン3Pの両端部を支受するための凹部5P,5
P′が形成され、2枝の下方側部には舌片5Kが形
成されている。この舌片5Kは後述のように手動
杆11が係合されスイツチ10を動作させるもの
で、この手動杆11の係合を容易にするための傾
斜面5Mが形成され、また、係合関係を保持する
ため上方に凹部5K′が形成されている。
伝動レバー5はL字形をなし、その垂直脚5″
の下方にはスイツチ10の開閉杆9が圧接されて
いる。Sはその圧接のための圧縮バネである。
スイツチ10は給油ポンプ用モータを付勢しあ
るいは消勢するためのもので、開閉杆9が左方に
押されるとスイツチ10が開かれてモータを消勢
し、バネSの付勢力により右方へ復動するとスイ
ツチ10は閉じられてモータを付勢する。この開
閉杆9の右方への復動は、垂直脚5″がバネ8に
より反時計方向に常時付勢されておりストツパー
6に当接するまで行なわれる。
第2図のように給油ノズル3が掛けられ(収容
され)ると伝動レバー5はばね8に抗して時計方
向に回動し開閉杆9を左方へ押し込んでスイツチ
10を開き給油ポンプ用モータを消勢する。また
第3図のとおり給油ノズル3が外されると、伝動
レバー5がばね8の反発力によつて反時計方向に
回動し開閉杆9は右方へ復動してスイツチ10を
閉じ給油ポンプ用モータを付勢する。
以上の動作は従来と相違するところではないが
この考案によれば手動杆11がノズルケース2に
摺動自在にかつコイルばね11″によつて第2〜
4図で手動杆11が右方へ変位させられる方向に
付勢された状態で設けられており、この手動杆1
1の操作によりスイツチ10の動作が給油ノズル
3の掛けあるいは外し操作に関係なく行なわれ、
かつその状態が復帰可能に保持されるようになつ
ている。すなわち、手動杆11は軸方向に摺動可
能にノズルケース2の前壁2′に支持されるとと
もに、内端(左方端)にローラ11′が取付けら
れ外端(右方端)はノズルケース2の下側におい
て突出して配備される。
したがつて、第4図に示すように手動杆11を
左方へ押し込むと、ローラ11′が伝動レバー5
の舌片5Kの斜面5Mを滑動して凹部5K′に嵌
まり込む。このとき伝動レバー5は時計方向に回
動されるので、開閉杆9を介してスイツチ10が
動作され、給油ポンプ用モータが消勢される。そ
して、伝動レバー5へ外力(押込力)が作用しな
くなると手動杆11がばね11′の弾力によつて
右方へ変位しようとするが、ばね8の弾力による
伝動レバー5の反時計方向の回転力によつて凹部
5K′によるローラ11′の係止状態が保たれこの
第4図の状態はそのまま維持される。手動杆11
は給油ノズル3をノズルケース2に収容するに比
しきわめて簡単かつ迅速に押し込むことができ
る。したがつて火災等の非常時にこの押し込み操
作は適確かつ迅速に行われる。尚、コイルばね1
1″は手動杆11に蓄勢状態で巻回されているの
で手動杆11の押し込みに若干の抵抗を与えるこ
とになり、ノズルを掛けた状態で不必要に手動杆
11が押し込まれるのを防止するのに役立つ。
つぎに垂直形ノズルケースの例を第6図〜第1
0図によつて説明する。12はノズルケース、1
4はこのノズルケース12の中段に設けられた水
平支軸13に揺動自在に取り付けられた揺動板
で、第8図に示すように給油ノズル23が掛けら
れると垂直状態になり開閉杆19を左方へ押して
スイツチ20を開き、給油ポンプ用モータを消勢
する。開閉杆19にはばねSを受けるフランジ1
8とストツパ用フランジFが固定されている。
15はノズルケース12の裏面に固設された支
持杆で、この支持杆15の左方端にはピン16を
介して揺動杆17が支持されている。この揺動杆
17は前記フランジ18の右方に係合するととも
に、その下端には手動杆21の左端(内端)が当
接するようになつている。
第7図に示すとおり給油ノズル23が外される
と、開閉杆19はばねSによつて右方へ復動され
スイツチ20が閉じて給油ポンプ用モータを付勢
する。
第8図のように給油ノズル23を掛けると、開
閉杆19が左方へ押し込まれスイツチ20は開い
てモータを消勢する。以上は従来と相違するとこ
ろではないが、この考案は手動杆21がノズルケ
ース12の下方保持部25に挿設されているとこ
ろに特徴がある。尚、24は給油ホースである。
第9図は手動杆21が左方へ押し込まれて揺動
杆17を左方へ押しフランジ18を介して開閉杆
19がスイツチ20に押し込まれこれを開き給油
ポンプ用モータが消勢された状態を示す。手動杆
21には第10図にその細部が拡大して示されて
いるとおり、小径部21′が設けられており、保
持用の球BがばねBSで付勢されてこの小径部2
1′に係合しているので、手動杆21は第9図の
状態を維持する。すなわち、非常事態のとき即座
に手動杆21を外方より押すとスイツチ20が作
動して給油ポンプ用モータが消勢され手動杆21
を手放してもその状態が維持され給油ポンプ用モ
ータは消勢状態を維持する。
手動杆21を引き出した状態では第7図、第8
図に示すように給油ノズル23を掛けあるいは外
すとスイツチ20がそれに応じて開閉され給油ポ
ンプ用モータが消勢されあるいは付勢される。し
かし第9図の状態では給油ノズル23を掛けある
いは外してもスイツチ20は給油ポンプ用モータ
を消勢したままの状態を維持する。尚、図中Nは
引火防止網である。
この考案は以上詳述したとおり要するに非常時
において手動により容易かつ迅速にノズルスイツ
チを動作させてポンプ用モータを消勢できるスイ
ツチ操作機構(手動杆とこの手動杆からスイツチ
までの伝動系)を給油ノズルの掛けあるいは外し
によりスイツチを作動させる機構に関連させて設
置した点を特徴とするものであるが、この考案は
図示例のみには限定されない。
この考案は以上詳述したとおりであるから、非
常時に容易かつ迅速に操作することができ給油ポ
ンプ用モータを即時に消勢して火災発生等を未然
に防止することができ安全性の高い給油装置が得
られる。しかも操作は判別しやすく別個にスイツ
チを追加するものではないから構成簡略にして安
価であるなどの利点も有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本案一実施例の安全機構を備えた給油
機の正面図、第2図、第3図、第4図はノズルケ
ース部の縦断面図、第5図は伝動レバーの拡大斜
視図、第6図は他の実施例の安全機構を備えた給
油機の正面図、第7図、第8図、第9図はノズル
ケース部の縦断面図、第10図は手動杆の一部の
拡大図である。 1……給油本体部、2,12……ノズルケー
ス、3,23……給油ノズル、4,24……ホー
ス、5……伝動レバー、7……ピン、8,S,
BS……ばね、9,19……開閉杆、10,20
……スイツチ、11,21……手動杆、14……
揺動板、17……揺動杆、B……球。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 1個の給油ノズルと1個の給油ノズルケースと
    1個のポンプとこのポンプを駆動する1個のモー
    ターとで独立した給油系を構成し、前記給油ノズ
    ルを前記ノズルケースに掛けまたは外す操作によ
    つて動作される1個のスイツチを前記ノズルケー
    スに関連して設け、このスイツチの開閉動作によ
    つて前記モーターの消勢または付勢をさせるとと
    もに給油ノズルの掛け外しによらず前記モーター
    の消勢を行う手段を備えた給油装置において、前
    記給油ノズルの掛け外しに応動して、前記スイツ
    チを開閉動作させる応動機構と、この応動機構に
    当接可能な作用端を有するとともに他方端がノズ
    ルケースを貫通して給油本体部外方へ延長され外
    方から押し込まれたとき前記スイツチを開動作す
    べく前記作用端が前記応動機構を変位させる手動
    操作片とを備え、さらに手動操作片をスイツチ開
    状態で保持する手動操作片保持機構を備えたこと
    を特徴とする給油装置の安全装置。
JP3340279U 1979-03-14 1979-03-14 Expired JPS6240959Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3340279U JPS6240959Y2 (ja) 1979-03-14 1979-03-14

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3340279U JPS6240959Y2 (ja) 1979-03-14 1979-03-14

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Publication Number Publication Date
JPS55131998U JPS55131998U (ja) 1980-09-18
JPS6240959Y2 true JPS6240959Y2 (ja) 1987-10-20

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ID=28888802

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JP3340279U Expired JPS6240959Y2 (ja) 1979-03-14 1979-03-14

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP4950080B2 (ja) * 2008-01-08 2012-06-13 日立建機株式会社 建設機械

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