JPS6240690Y2 - - Google Patents

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JPS6240690Y2
JPS6240690Y2 JP1983156198U JP15619883U JPS6240690Y2 JP S6240690 Y2 JPS6240690 Y2 JP S6240690Y2 JP 1983156198 U JP1983156198 U JP 1983156198U JP 15619883 U JP15619883 U JP 15619883U JP S6240690 Y2 JPS6240690 Y2 JP S6240690Y2
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JP
Japan
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piece
lever
scale plate
holding piece
metering
Prior art date
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JP1983156198U
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English (en)
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JPS6067155U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、背負動力散布機による散布条件が
一定の場合、薬剤もしくは肥料の散布用の目盛板
を遂一、目視することなく、規制レバーに取付け
た制止片に調量レバーを当接させることで、調量
レバーの目盛板における所定位置への移動設定を
簡易かつ確実に行ない、しかも設定後、不測のう
ちに調量レバーが当該所定位置から移動もしくは
離脱する惧れのない背負動力散布機の調量レバー
設定位置決め装置に係るものである。
エンジンを搭載せる背負式の動力散布機におい
て、薬剤タンク内の薬剤もしくは肥料等を所定量
だけ噴霧側に供給するとき作業員は目盛板を遂一
目視することなく所望量を供給可能な手段とし
て、たとえば(i)エンジン側方に取付けた目盛板の
通孔の側縁に係止孔の並設し、これら係止孔のう
ち適所な係止孔に挿通・定着された棒状の制止片
に調量レバーを接触させるようにしたもの、また
(ii)目盛板の通孔に止ネジを介して横架・定着され
た制止片に調量レバーを接触させるようにしたも
の、さらには(iii)調量レバーにばねを介して取付け
られた保持片を目盛板の通孔の側縁に並列せる切
込みに係脱自在に装着させるようにしたもの等が
提案されているが(i)の場合にあつては阻止片を遂
一、係止孔に対して離脱と挿入とを反覆するた
め、煩雑感を免れ難く、また(ii)の場合にあつては
止ネジを紛失する惧れがあり、安心して利用でき
ない憾みがあり、(iii)の場合にあつては、保持片の
設定位置により保持片を付勢するばねの弾発力が
変化し、しかも度重なる使用でばねの弾発力が低
下し所定位置への保持片の誘導が困難になる等の
欠点を有していた。
そこでこの考案は前述のような欠点を是正する
意図のもとに、目盛板の通孔側縁に並設せる係入
溝に係脱自在な保持片を固定した規制レバーに、
保持片と密接もしくは一体的な制止片を定着し、
この制止片と目盛板を境にして規制レバーに遊合
された当接片をコイル状のばねの弾発付勢によつ
て目盛板に接触させ、調量レバーの制止片への当
接で、調量レバーを所定位置に迅速・確実に設定
させ、しかも設定後、調量レバーが不測のうちに
所定位置から移動し、もしくは離脱する惧れのな
い背負動力散布機の調量レバー設定位置決め装置
を提供しようとするものできる。
以下図面についてこの考案の一実施例を述べる
に、背負枠1に載置されたフアンケースCの上方
に、順次、燃料タンクF,薬剤タンクTを定着す
る一方、フアンケースCの吐出部2の先端に順
次、曲管3、蛇腹管4、直交管5および曲り噴頭
6を連結すると共に、前記フアンケースCの側方
に突出・定置された目盛板Mの通孔hに、後述の
保持片9および制止片10を組付けた規制レバー
7の中間を挿脱自在に臨ませ、該規制レバー7の
中間に遊合した平座金Wの一側(第3図において
右側)に、割ピンPを規制レバー7に挿通する一
方、規制レバー7に遊合した当接片8と前記平座
金Wとの間に介在せる「コイル」状のばねgの弾
発・付勢によつて当接片8を目盛板Mの裏面(第
3図において右側面)に接触させ、また、摘み1
1を一体に形成した規制レバー7の中間にネジf
を刻設し、このネジfに保持片9・制止片10を
螺合・定着して一体的な構成となし、そして第2
図にみるように、保持片9を目盛板Mに並列せる
係入溝dの一つに係脱自在に臨ませてあり、しか
して規制レバー7を第3図において矢印方向即ち
左側に牽引して第4図のように保持片9を係入溝
dから離脱させ、ついで規制レバー7を通孔hに
沿つて移動させ他の係入溝dに保持片9を係合可
能としてある。
なお、前記当接片8、制止片10、は通孔hの
巾員bより大きく形成して保持片9が不測のうち
に目盛板Mの表面(第3図において左側面)もし
くは裏面に離脱することのないようにし、また保
持片9、制止片10は第5図にみるように、規制
レバー7と別個に形成されているが、これら三者
を一体に形成してもよい。図示しないシヤツター
に連結した調量レバー12の適所に係入子nを固
定し、該係入子nを係入溝dの一つに係合可能と
なし、たとえば、いま第2図において係入子nが
数字2のある係入溝dに係入しているとき、調量
レバー12はシヤツター開度2の位置に設定され
ていることを示す。なお保持片9が係入溝dの一
つに係入・保持されているとき調量レバー12
を、この制止片10に当接させることで、所定の
シヤツター開度に設定可能としてある。図中sは
スロツトルレバー誘導孔、13はスロツトルレバ
ー、0,1,2,3,4,等はシヤツター開度を
示す数字である。
この考案は前述のような構成であるから、薬剤
(もしくは肥料)の散布作業に先立ち、被散布物
への散布量を予め規定するため、作業者(図示し
ない)は、摘み11を把持して第2図において目
盛板Mにおける数字(ここでは3)に対応する係
入溝dの一つ(たとえば3の位置)に保持片9を
係合するとき、ばねgの当接片8側への弾発力に
より保持片9は、目盛板Mの表裏における制止片
10と当接片8とにより係入溝dの位置に挾持さ
れる故、摘み11から手をはなしても保持片9は
係入溝dの一つに係合したままの状態をよく保持
している。よつて調量レバー12をこの制止片1
0に当接させると共に、係入子nを係入溝dに係
合させるとき、調量レバー12は規制片10によ
り所定位置に容易に誘導・設定される。(このと
きのシヤツター開度は係入子nの係入位置により
2である。)シヤツター開度の変更に際しては規
制レバー7を第3図において左側に牽引(矢印方
向)して第4図の状態下におき、この状態下にお
いて通孔h内を移動させ、所望位置たとえば
「2」の位置の係入溝dに保持片9を係入すれば
前述と同様に摘み11から手をはなしても規制レ
バー7は自動的に数字2の位置に設定・保持され
る。(このときシヤツター開度は1とする。)つい
で調量レバー12を把持して前記同様、制止片1
0に当接させるとき、シヤツター開度の変更と共
に、調量レバー12の所定位置への誘導が可能で
ある。
この考案によれば、規制レバーに一体的に結合
された保持片を、制止片と当接片との間に位置さ
せる一方、規制レバーに夫々遊合せる当接片と平
座金との間に張設されたコイル状のばねで、当接
片を常時弾発付勢させて目盛板の裏面に接触さ
せ、しかも当接片は目盛板の通孔の巾員より最大
に形成させてあるので、目盛板の係入溝の一つに
係入された保持片は、意識的に規制レバーを牽引
して移動させない限りその設定位置を常に保持可
能であり従来のようにネジで目盛板に締着せる保
持片が、エンジン駆動の振動によるネジの弛緩
や、調量レバーの反覆せる衝突により調量レバー
自体の設定位置が不測のうちに変位するというよ
うな事態に陥ることなく、また保持片と一体の制
止片への調量レバーの当接で、調量レバーの所定
位置への誘導が容易かつ確実であると共に、前述
のように当接片と平座金との間に張設されたコイ
ル状のばねの弾発付勢で当接片を目盛板に接触さ
せた機構で事足りる故、構造の徒らな複雑化を招
来する惧れがない上に、通孔からの保持片やネジ
のような部材の弛緩もしくは紛失の懸念もなく、
さらには調量レバーの制止片への当接で散布作業
時における調量レバーの位置決めを規制レバーの
摘みを牽引し係入溝に保持片を係入するだけで容
易になし得て、位置決めの都度、遂一、止めネジ
の弛緩と締着との煩わしさもない。また調量レバ
ーに一体的に取付けられた保持片の係入溝への係
合とばねの付勢で調量レバーを意識的に係合変更
を行わない限り、当初の設定位置を確保でき、そ
の際、常に同一のばねで付勢されており、変更位
置によつて操作力に差異が生ずることなく、極度
に大きな歪をばねに加えることもないので、調量
レバーの位置決め操作の都度、誤動作や繰返し衝
突等による不測の異常事態を回避できる等の実益
を有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本案品を具えた背負式動力散布機の正
面図、第2図は本案品の目盛板への設定時の正面
図、第3図は第2図のー線断面図、第4図は
規制レバーの移動時における仝上断面図、第5図
は本案品の構成部材の分解斜視図である。 7……規制レバー、8……当接片、9……保持
片、10……制止片、12……調量レバー、M…
…目盛板、b……通孔の巾員、d……係入溝、g
……ばね、h……通孔、P……割ピン、w……平
座金。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 目盛板の通孔側縁に並設せる係入溝に係脱自在
    な保持片を固定した規制レバーに、この保持片に
    制止片を密着下もしくは一体的に定着し、該制止
    片への当接で調量レバーを所定位置に設定可能と
    した背負動力散布機において、前記目盛板を境に
    して保持片と反対側で規制レバーに夫々遊合せる
    当接片と平座金との間に張設されたコイル状のば
    ねの弾発付勢によつて当接片を目盛板に接触させ
    る一方、前記平座金側の端部近傍で規制レバーに
    割ピンを挿通させると共に、前記当接片および制
    止片の夫々を通孔の巾員より長大に形成させてな
    る背負動力散布機の調量レバー設定位置決め装
    置。
JP15619883U 1983-10-11 1983-10-11 背負動力散布機の調量レバ−設定位置決め装置 Granted JPS6067155U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15619883U JPS6067155U (ja) 1983-10-11 1983-10-11 背負動力散布機の調量レバ−設定位置決め装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15619883U JPS6067155U (ja) 1983-10-11 1983-10-11 背負動力散布機の調量レバ−設定位置決め装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6067155U JPS6067155U (ja) 1985-05-13
JPS6240690Y2 true JPS6240690Y2 (ja) 1987-10-17

Family

ID=30344742

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15619883U Granted JPS6067155U (ja) 1983-10-11 1983-10-11 背負動力散布機の調量レバ−設定位置決め装置

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JP (1) JPS6067155U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008142669A (ja) * 2006-12-13 2008-06-26 Kioritz Corp 液体散布装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008142669A (ja) * 2006-12-13 2008-06-26 Kioritz Corp 液体散布装置

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JPS6067155U (ja) 1985-05-13

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