JPS6240689Y2 - - Google Patents

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JPS6240689Y2
JPS6240689Y2 JP1982095768U JP9576882U JPS6240689Y2 JP S6240689 Y2 JPS6240689 Y2 JP S6240689Y2 JP 1982095768 U JP1982095768 U JP 1982095768U JP 9576882 U JP9576882 U JP 9576882U JP S6240689 Y2 JPS6240689 Y2 JP S6240689Y2
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JP
Japan
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fan
air
chemical
back plate
worker
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JP1982095768U
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JPS592449U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、薬剤タンク内の液体または紛粒体の
薬剤をフアンの送風中に混入して散布するための
薬剤散布機に係るものである。
従来、この種の薬剤散布機においては、前部に
設けた背当て板の前面を作業者の背中に当接せし
め、背負いバンドを作業者の肩に掛けて薬剤散布
機を背負つて薬剤の散布を行なつていた。この背
当て板は作業者の背中に押圧、密着されているの
で、夏季の暑熱下において作業する際には、作業
者の背中の、背当て板の当接する部分は通気がな
く、汗が蒸発できずに作業者に不快感をあたえ、
作業能率を阻害していた。
本考案は、フアンの流風が作業者の背中を流過
するよう設けることにより、汗の蒸発を促すとと
もに作業者の背中を冷却せしめ、不快感を低減し
て作業能率を向上しようとするものである。
以下、図面により本考案の一実施例について詳
細な説明を行なう。
第1図〜第5図において、1はエンジン3の駆
動軸5に固着されたフアン、7はフアン1を覆う
フアンケースで、前側面の中央に開口する吸風口
9から空気を吸引して送風路11から送風管13
を経てノズル(図示せず)から大気中に放出する
ものである。15は薬剤タンクで、内部の薬剤
は、底部に設けたシヤツター17を経て薬剤供給
路19から送風路11の送風に混入されてノズル
(図示せず)から散布される。21はねじ22,
22によつてフアンケース7に、吸風口9を覆つ
て固着された格子板である。23は緩衝体25を
介してフアンケース7を連結支持する枠体、27
は枠体23に固着された背当て板、29は背負い
バンドである。背当て板27は吸風口9の開口正
面に、枠体23に固着された合成樹脂製の板状の
支持板31と、支持板31の前面に接着されたス
ポンジ状のパツト33とよりなる。パツト33に
は前面に流風溝35,35,…が並設され、流風
溝35,35,…の底部を、支持板31とともに
貫通する流風孔37,37,…が設けられてい
る。
以上の実施例において、エンジン3の駆動によ
つてフアン1が回転し、送風は送風路11から送
風管13を経てノズル(図示せず)から空中に放
出される。薬剤タンク15内の薬剤はシヤツター
17によつて供給量を調整されて薬剤供給路19
から送風路11の送風に混入されノズル(図示せ
ず)から散布される。作業者は背当て板27のパ
ツト33を背中に当てて、背負いバンド29,2
9を肩に掛けて薬剤散布機を背負い、送風管13
を手に掛つて散布作業を行なうが、吸風口9の吸
引力により、空気が流風溝35を流れて通風孔3
7から吸風口9に吸引されるので、作業者の背中
と背当て板27との間に空気が流れて作業者の背
中を冷却し、汗の蒸発を促進するものである。
第6図、第7図は他の実施例を示すもので、枠
体23の水平枠39を管状に形成して両端を閉鎖
し、内部に連通する接手管41と、フアンケース
7の高圧部に連通する分岐管43との間をホース
45で連結し、さらに水平枠39に前方の背当て
板27の下方位置に向つて開口する噴出孔47,
47,…が設けられている。フアン1の送風の一
部はホース45,水平枠39を経て、噴出孔4
7,47,…から作業者の背中に噴出し、薬剤散
布機の動揺に応じて生ずる背中とパツトとの〓間
に風を圧送して冷却する。なお、パツト33に第
3図〜第5図に示すような流風溝33,33,…
を設ければ、背中を冷却する効果はさらに向上す
るものである。なお、第1図〜第5図に示す符号
と同一符号は同一の構成部分を表わすものであ
る。
本考案は、請求の範囲に記載のとおりの構成で
あるから、流風により作業者の背中を冷却すると
ともに、汗の蒸発を促進し、作業者の不快感をな
くして作業能率を向上することができるものであ
る。
なお、本考案は前述の実施例に限定されるもの
ではなく、他の態様においても実施しうるもので
ある。また、請求の範囲に示す符号は本考案の技
術的範囲を限定するものではない。
【図面の簡単な説明】
第1図,第2図はそれぞれ本考案の一実施例の
側面図、正断面図、第3図,第4図,第5図はそ
れぞれ要部の側断面図、正面図、平面図、第6図
は他の実施例の側面図、第7図は同要部の斜視説
明図である。 図面の主要な部分を表わす符号の説明。1……
フアン、9……吸風口、15……薬剤タンク、2
7……背当て板、37……通風孔、47……噴出
孔。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 薬剤タンク15内の薬剤をフアン1の送風中
    に混入して散布するための薬剤散布機におい
    て、前面を作業者の背中に当接すべく設けた背
    当て板27の前端面を含む平面に沿つて、前記
    フアン1によつて発生する流風の一部を流過す
    べく設けたことを特徴とする薬剤散布機。 (2) 前記フアン1の吸風口9を前記背当て板27
    の後面に向つて設けるとともに、前記背当て板
    27に前後方向に貫通する通風孔37を設けて
    なる実用新案登録請求の範囲(1)に記載の薬剤散
    布機。 (3) 前記フアン1の送風の一部を、前記背当て板
    27の前端面を含む平面に沿つて流過すべく、
    前方に向つて噴出する噴出口47を設けてなる
    実用新案登録請求の範囲(1)に記載の薬剤散布
    機。
JP9576882U 1982-06-28 1982-06-28 薬剤散布機 Granted JPS592449U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9576882U JPS592449U (ja) 1982-06-28 1982-06-28 薬剤散布機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9576882U JPS592449U (ja) 1982-06-28 1982-06-28 薬剤散布機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS592449U JPS592449U (ja) 1984-01-09
JPS6240689Y2 true JPS6240689Y2 (ja) 1987-10-17

Family

ID=30228542

Family Applications (1)

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JP9576882U Granted JPS592449U (ja) 1982-06-28 1982-06-28 薬剤散布機

Country Status (1)

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JP (1) JPS592449U (ja)

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Publication number Publication date
JPS592449U (ja) 1984-01-09

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