JPS6240417Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6240417Y2 JPS6240417Y2 JP2663481U JP2663481U JPS6240417Y2 JP S6240417 Y2 JPS6240417 Y2 JP S6240417Y2 JP 2663481 U JP2663481 U JP 2663481U JP 2663481 U JP2663481 U JP 2663481U JP S6240417 Y2 JPS6240417 Y2 JP S6240417Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lid
- elastic body
- cylindrical elastic
- terminal
- hole
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000003990 capacitor Substances 0.000 claims description 8
- 229920005992 thermoplastic resin Polymers 0.000 claims description 8
- 239000002184 metal Substances 0.000 claims description 3
- 238000003466 welding Methods 0.000 claims description 3
- 230000037431 insertion Effects 0.000 claims description 2
- 238000003780 insertion Methods 0.000 claims description 2
- WABPQHHGFIMREM-UHFFFAOYSA-N lead(0) Chemical compound [Pb] WABPQHHGFIMREM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 239000004743 Polypropylene Substances 0.000 description 1
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- 239000012212 insulator Substances 0.000 description 1
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- -1 polypropylene Polymers 0.000 description 1
- 229920001155 polypropylene Polymers 0.000 description 1
- 238000005476 soldering Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Fixed Capacitors And Capacitor Manufacturing Machines (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はコンデンサの端子構造に関するもの
で、その目的とするところはポリプロピレン等の
熱可塑性樹脂からなる容器を用いたコンデンサに
おいて、端子部の構造が簡単でかつ組立ての容易
な製品を提供しようとするものである。
で、その目的とするところはポリプロピレン等の
熱可塑性樹脂からなる容器を用いたコンデンサに
おいて、端子部の構造が簡単でかつ組立ての容易
な製品を提供しようとするものである。
従来、この種のコンデンサの端子構造は第7図
に示すように、蓋3に設けた孔に、蓋の内面側及
び外面側にゴム等の弾性体8を介在して、ハトメ
9を貫通し端子金具5を固定していた。しかし、
このような従来の構造は部品点数が多く複雑であ
ると共に、端子金具5とリード線10との結線
時、及び端子金具5と機器への引出リード線の結
線時等に半田付の熱により、断熱体を介さずにハ
トメ9と直接接触している部分の熱可塑性樹脂が
溶融し気密不良になりやすいという欠点があつ
た。
に示すように、蓋3に設けた孔に、蓋の内面側及
び外面側にゴム等の弾性体8を介在して、ハトメ
9を貫通し端子金具5を固定していた。しかし、
このような従来の構造は部品点数が多く複雑であ
ると共に、端子金具5とリード線10との結線
時、及び端子金具5と機器への引出リード線の結
線時等に半田付の熱により、断熱体を介さずにハ
トメ9と直接接触している部分の熱可塑性樹脂が
溶融し気密不良になりやすいという欠点があつ
た。
本考案は上記のような従来の欠点を解消したも
ので、以下実施例として示した図面と共にその構
成を説明する。
ので、以下実施例として示した図面と共にその構
成を説明する。
1は熱可塑性樹脂からなる容器で、この容器1
内にはコンデンサ素子2が内蔵されている。3は
熱可塑性樹脂からなる蓋体で、この蓋体3は上記
容器1の開口部に超音波等により溶着され、かつ
端子取付用の孔及び端子廻り止メ用の凹部を有す
る。4は蓋体の孔に挿通したゴム等からなる断熱
性を有する筒状弾性体、5は外部端子、6は筒状
弾性体4に係合したリベツトである。溶接前の外
部端子5とリベツト6とは第2図のような配置状
態にあり、溶接時に筒状弾性体4の両端より圧縮
変形されることにより第1図のように外部端子5
を固定することができる。第3図は本考案の他実
施例を示したもので、リベツト6に代えてハトメ
7を筒状弾性体4に挿入しカシメ止めにより蓋体
3を挟み込むように圧縮変形して金属端子5を取
付けている。第4図〜第6図は熱可塑性樹脂より
なる蓋体に設けた筒状弾性体を挿通する孔の形状
を示したもので、上記実施例では第4図イ,ロに
示すように孔の中間部に小径部分を設けた形状の
ものを用いたが、同一径のストレート孔(第5
図)、複数の縦溝を設けた孔(第6図)でも良
く、孔の小径部や溝により弾性体がくい込むよう
に圧接して端子の廻り止メ、及び固定を確実にす
ることができる。
内にはコンデンサ素子2が内蔵されている。3は
熱可塑性樹脂からなる蓋体で、この蓋体3は上記
容器1の開口部に超音波等により溶着され、かつ
端子取付用の孔及び端子廻り止メ用の凹部を有す
る。4は蓋体の孔に挿通したゴム等からなる断熱
性を有する筒状弾性体、5は外部端子、6は筒状
弾性体4に係合したリベツトである。溶接前の外
部端子5とリベツト6とは第2図のような配置状
態にあり、溶接時に筒状弾性体4の両端より圧縮
変形されることにより第1図のように外部端子5
を固定することができる。第3図は本考案の他実
施例を示したもので、リベツト6に代えてハトメ
7を筒状弾性体4に挿入しカシメ止めにより蓋体
3を挟み込むように圧縮変形して金属端子5を取
付けている。第4図〜第6図は熱可塑性樹脂より
なる蓋体に設けた筒状弾性体を挿通する孔の形状
を示したもので、上記実施例では第4図イ,ロに
示すように孔の中間部に小径部分を設けた形状の
ものを用いたが、同一径のストレート孔(第5
図)、複数の縦溝を設けた孔(第6図)でも良
く、孔の小径部や溝により弾性体がくい込むよう
に圧接して端子の廻り止メ、及び固定を確実にす
ることができる。
上記実施例からも明らかなように本考案は筒状
弾性体1個により蓋体を挟み込む状態で外部端子
を固定し、更に熱可塑性樹脂からなる蓋体と端子
金具との直接接触部分を完全になくすることがで
きる。従つて従来品よりも少ない部品点数で構成
でき、構造が簡単で、かつ熱可塑性樹脂を溶融さ
せることなく信頼性の高い端子構造を得ることが
できる。
弾性体1個により蓋体を挟み込む状態で外部端子
を固定し、更に熱可塑性樹脂からなる蓋体と端子
金具との直接接触部分を完全になくすることがで
きる。従つて従来品よりも少ない部品点数で構成
でき、構造が簡単で、かつ熱可塑性樹脂を溶融さ
せることなく信頼性の高い端子構造を得ることが
できる。
第1図は本考案による端子構造の一実施例を用
いたコンデンサの断面図、第2図は同溶接前の配
置図、第3図は他実施例の要部断面図、第4図〜
第6図は筒状弾性体挿通用の蓋体に設けた孔形状
を示すもので、各々イは平面図、ロは断面図であ
る。第7図は従来品の断面図である。 3……蓋体、4……筒状弾性体、5……外部端
子、6……リベツト。
いたコンデンサの断面図、第2図は同溶接前の配
置図、第3図は他実施例の要部断面図、第4図〜
第6図は筒状弾性体挿通用の蓋体に設けた孔形状
を示すもので、各々イは平面図、ロは断面図であ
る。第7図は従来品の断面図である。 3……蓋体、4……筒状弾性体、5……外部端
子、6……リベツト。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 熱可塑性樹脂からなる蓋体に設けた孔部に、
ゴム等からなる筒状弾性体1個を挿通し外部端
子金具取付け時の溶接、もしくはカシメ等によ
る前記筒状弾性体の両端部の圧縮変形により蓋
体を挟み込み、この蓋体と端子金具とを無接触
状態としたコンデンサの端子構造。 (2) 蓋体に設けた筒状弾性体挿通用の孔の一部の
内径を他の部に比ベて小径にした実用新案登録
請求の範囲第1項記載のコンデンサの端子構
造。 (3) 蓋体に設けた筒状弾性体挿通用の孔の内面に
溝を設けた実用新案登録請求の範囲第1項記載
のコンデンサの端子構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2663481U JPS6240417Y2 (ja) | 1981-02-25 | 1981-02-25 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2663481U JPS6240417Y2 (ja) | 1981-02-25 | 1981-02-25 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57140722U JPS57140722U (ja) | 1982-09-03 |
JPS6240417Y2 true JPS6240417Y2 (ja) | 1987-10-16 |
Family
ID=29824351
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2663481U Expired JPS6240417Y2 (ja) | 1981-02-25 | 1981-02-25 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6240417Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5060051B2 (ja) * | 2006-01-17 | 2012-10-31 | トヨタ自動車株式会社 | 密閉型電池及びその製造方法 |
-
1981
- 1981-02-25 JP JP2663481U patent/JPS6240417Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS57140722U (ja) | 1982-09-03 |
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