JPS6240378Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6240378Y2 JPS6240378Y2 JP16506082U JP16506082U JPS6240378Y2 JP S6240378 Y2 JPS6240378 Y2 JP S6240378Y2 JP 16506082 U JP16506082 U JP 16506082U JP 16506082 U JP16506082 U JP 16506082U JP S6240378 Y2 JPS6240378 Y2 JP S6240378Y2
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- JP
- Japan
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- heating element
- tape
- shaped
- lead wires
- lead wire
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- Expired
Links
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Landscapes
- Surface Heating Bodies (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、テープ状ヒーター、詳しくはテー
プ状ヒーターを構成する発熱体とリード線との電
気的接続部の改良に関するものである。
プ状ヒーターを構成する発熱体とリード線との電
気的接続部の改良に関するものである。
面発熱体は、いろいろの種類があるが、本考案
の対象となる面発熱体は炭素繊維を主体とする発
熱体(シート)で、これをテープ状にしたもので
ある。
の対象となる面発熱体は炭素繊維を主体とする発
熱体(シート)で、これをテープ状にしたもので
ある。
発熱体5の構造は、炭素繊維とパルプ繊維を混
合一抄造した発熱シートを幅15mm、長さ1〜3m
のテープ状とした素材1に、その両端に幅5mm程
の銅薄板電極端子2を接続しその直上に熱硬化性
樹脂により樹脂含浸層3を形成し更にその上に絶
縁被膜4を施してなるものである。
合一抄造した発熱シートを幅15mm、長さ1〜3m
のテープ状とした素材1に、その両端に幅5mm程
の銅薄板電極端子2を接続しその直上に熱硬化性
樹脂により樹脂含浸層3を形成し更にその上に絶
縁被膜4を施してなるものである。
ところで、油送管により油(特に粘度の高いも
の)を送る際には、該油送管を加温して送られる
油の粘度を下げ油送効率を上げるようにしてい
る。油送管の加温には種々のヒーターを用いるこ
とが考えられるが、ヒーターの取付工事および保
守の点から見てテープ状ヒーターが最適である
が、前述のように一テープ状ヒーターの長さは1
〜3mであるから、この長さでは油送管に適用す
るためには間尺に合わず、また発熱体を唯長くす
るだけでは抵抗値が大きくなるだけで発熱効果を
得ることができない。従つて図に示すように、発
熱体5を縦に並べ該発熱体5の両縁にリード線6
を配置してこのリード線6と発熱体5の銅薄板電
極端子2とを接続し、その上に絶縁外被8を施し
て50m,100mなどのテープ条とし、これを前記
油送管外周面上に巻付けて通電加温するものであ
る。
の)を送る際には、該油送管を加温して送られる
油の粘度を下げ油送効率を上げるようにしてい
る。油送管の加温には種々のヒーターを用いるこ
とが考えられるが、ヒーターの取付工事および保
守の点から見てテープ状ヒーターが最適である
が、前述のように一テープ状ヒーターの長さは1
〜3mであるから、この長さでは油送管に適用す
るためには間尺に合わず、また発熱体を唯長くす
るだけでは抵抗値が大きくなるだけで発熱効果を
得ることができない。従つて図に示すように、発
熱体5を縦に並べ該発熱体5の両縁にリード線6
を配置してこのリード線6と発熱体5の銅薄板電
極端子2とを接続し、その上に絶縁外被8を施し
て50m,100mなどのテープ条とし、これを前記
油送管外周面上に巻付けて通電加温するものであ
る。
ところで、この長いテープ状ヒーターの製造に
於いて次のような問題が生ずる。
於いて次のような問題が生ずる。
まず第1の問題としては、外被の押出成形の際
発熱体の両縁に配置したリード線66′,66′に
加わる張力のバランスが崩れ、例えば上側のリー
ド線66′の方が強く引張られた場合第3図に示
すようにリード線が横にはみ出したり、発熱体が
曲つたりする。
発熱体の両縁に配置したリード線66′,66′に
加わる張力のバランスが崩れ、例えば上側のリー
ド線66′の方が強く引張られた場合第3図に示
すようにリード線が横にはみ出したり、発熱体が
曲つたりする。
また、製造工程では発熱体の銅薄板電極端子と
リード線とを接続したものをドラムに巻きとり、
これをサプライスタンドに架けて繰出しながら押
出成形機に供給し外被を施す。また、外被が施さ
れた後は巻取りドラムに巻取られる。
リード線とを接続したものをドラムに巻きとり、
これをサプライスタンドに架けて繰出しながら押
出成形機に供給し外被を施す。また、外被が施さ
れた後は巻取りドラムに巻取られる。
こうした繰出し、巻取りの際にはリード線と発
熱体とに張力が加わりながら屈曲が繰返えされ、
その結果2本のリード線に加わる張力のバランス
が崩れ、第3図に示すようにリード線がはみ出す
か、あるいは発熱体が曲り場合によつては、発熱
体とリード線との接続部が外れるなどの問題があ
つた。
熱体とに張力が加わりながら屈曲が繰返えされ、
その結果2本のリード線に加わる張力のバランス
が崩れ、第3図に示すようにリード線がはみ出す
か、あるいは発熱体が曲り場合によつては、発熱
体とリード線との接続部が外れるなどの問題があ
つた。
本考案は、以上の点に鑑み成されたもので、テ
ープ状発熱体5の両縁にリード線6を接続し、各
テープ状発熱体毎にリード線を電極端子2に接続
し、該テープ状発熱体とリード線の上に絶縁外被
を施してなるテープ状ヒーターに於いて、テープ
状発熱体5とリード線6との接続点7が一発熱体
の対角上にあり、且つ隣接する接続点が同一の縁
に位置してなることを特徴とするものである。
ープ状発熱体5の両縁にリード線6を接続し、各
テープ状発熱体毎にリード線を電極端子2に接続
し、該テープ状発熱体とリード線の上に絶縁外被
を施してなるテープ状ヒーターに於いて、テープ
状発熱体5とリード線6との接続点7が一発熱体
の対角上にあり、且つ隣接する接続点が同一の縁
に位置してなることを特徴とするものである。
次に本考案の実施例を図面と共に説明する。第
4図に於いて55は発熱体、66は0.2mmφの錫
メツキ軟銅線を12本集合撚りしそれを更に7本撚
合せてなるリード線で77は発熱体55とリード
線66との接続点で、その位置は第4図に示すよ
うに一発熱体について見たとき該発熱体55の対
角上にあり、且つ隣接する発熱体55の接続点は
縦に並べた発熱体55の同一の縁にあるようにし
ている。
4図に於いて55は発熱体、66は0.2mmφの錫
メツキ軟銅線を12本集合撚りしそれを更に7本撚
合せてなるリード線で77は発熱体55とリード
線66との接続点で、その位置は第4図に示すよ
うに一発熱体について見たとき該発熱体55の対
角上にあり、且つ隣接する発熱体55の接続点は
縦に並べた発熱体55の同一の縁にあるようにし
ている。
このようにリード線と発熱体との接続点を配置
することによつて、前述のように上側のリード線
66の方が強く引張られても発熱体55,55の
部分でリード線がはみ出したり発熱体が曲つたり
するのを防ぐ働きをするので、テープ状ヒーター
全体にリード線がはみ出したり、発熱体が曲つた
りする心配はなく良品を生産できるものである。
することによつて、前述のように上側のリード線
66の方が強く引張られても発熱体55,55の
部分でリード線がはみ出したり発熱体が曲つたり
するのを防ぐ働きをするので、テープ状ヒーター
全体にリード線がはみ出したり、発熱体が曲つた
りする心配はなく良品を生産できるものである。
以上説明した如く本考案のテープ状ヒーターは
その製造過程に於いてリード線がはみ出したり、
発熱体が曲つたりするのを防止するのは勿論、リ
ード線と発熱体との接続不良発生を防止すること
ができ絶縁外被の押出成形時にリード線のはみ出
し部がニツプルに引掛つて断線すると云うような
重大問題が解決され、良品が容易に生産できるよ
うになつた。
その製造過程に於いてリード線がはみ出したり、
発熱体が曲つたりするのを防止するのは勿論、リ
ード線と発熱体との接続不良発生を防止すること
ができ絶縁外被の押出成形時にリード線のはみ出
し部がニツプルに引掛つて断線すると云うような
重大問題が解決され、良品が容易に生産できるよ
うになつた。
また、本考案のテープ状ヒータは、油送管に巻
付ける際にリード線のはみ出し作用が発生しない
ので巻付け作業が容易であるなどの効果を有する
ものである。
付ける際にリード線のはみ出し作用が発生しない
ので巻付け作業が容易であるなどの効果を有する
ものである。
第1図は、本考案に使用されるテープ状発熱体
の斜視図、第2図は、本考案に係るテープ状ヒー
ターの斜視図第3図は、従来のテープ状ヒーター
のリード線はみ出しの説明図、第4図は、本考案
のテープ状ヒーターの接続点配置説明図で図中の
記号は次の通りである。 1:発熱体の素材、2:銅薄板電極、3:樹脂
含浸層、4:絶縁被膜、5,55,55′,5
5″,55:発熱体、6,66,66′:リード
線、7,77,77′,77″,77:接続点、
8:絶縁外被。
の斜視図、第2図は、本考案に係るテープ状ヒー
ターの斜視図第3図は、従来のテープ状ヒーター
のリード線はみ出しの説明図、第4図は、本考案
のテープ状ヒーターの接続点配置説明図で図中の
記号は次の通りである。 1:発熱体の素材、2:銅薄板電極、3:樹脂
含浸層、4:絶縁被膜、5,55,55′,5
5″,55:発熱体、6,66,66′:リード
線、7,77,77′,77″,77:接続点、
8:絶縁外被。
Claims (1)
- テープ状発熱体5の両縁にリード線6を配置
し、各テープ状発熱体毎にリード線を電極端子2
に接続し、該テープ状発熱体とリード線の上に絶
縁外被を施してなるテープ状ヒーターに於いて、
テープ状発熱体5とリード線6との接続点7が一
発熱体の対角上にあり、且つ隣接する接続点7が
同一の縁に位置してなることを特徴とするテープ
状ヒーター。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16506082U JPS5967894U (ja) | 1982-10-29 | 1982-10-29 | テ−プ状ヒ−タ− |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16506082U JPS5967894U (ja) | 1982-10-29 | 1982-10-29 | テ−プ状ヒ−タ− |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5967894U JPS5967894U (ja) | 1984-05-08 |
JPS6240378Y2 true JPS6240378Y2 (ja) | 1987-10-15 |
Family
ID=30361710
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16506082U Granted JPS5967894U (ja) | 1982-10-29 | 1982-10-29 | テ−プ状ヒ−タ− |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5967894U (ja) |
-
1982
- 1982-10-29 JP JP16506082U patent/JPS5967894U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5967894U (ja) | 1984-05-08 |
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