JPS6240245A - 半湿性果物製品を生産する方法ならびに半湿性果物製品 - Google Patents

半湿性果物製品を生産する方法ならびに半湿性果物製品

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JPS6240245A
JPS6240245A JP60271715A JP27171585A JPS6240245A JP S6240245 A JPS6240245 A JP S6240245A JP 60271715 A JP60271715 A JP 60271715A JP 27171585 A JP27171585 A JP 27171585A JP S6240245 A JPS6240245 A JP S6240245A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は食品に甘味を加え保存することに関する、更に
詳しくはプルベリー、さくらんぼならびに類似の果物の
保存に関するものである。
従前技術とその問題点 以下に列記されているものは、本出願人が承知する従前
特許ならびにその公表資料である「凍結乾燥されたアー
ル・ティー・ビー(’RTP)さくらんぼ及びプリュー
ベリの可逆的圧縮の研究」米国陸軍ナテイツク研究所技
術報告、第70−52号、Fl、1970ラーマン・ニ
ー・アール。
ティラー・シイ・アール、シエイファ−・ジー。
ウニスコツト・ディ・イー 米国特許第2.899,319号、1959年7月30
日発行、さくらんぼの脱水 パワーズ°エム・ジエー、ノーマン・ジエー・ディー 米国特許第3.356.512号、1967年12月5
日発行 「人工的に甘味を加えられ凍結乾燥された果物製品を製
造する方法jラメール・エヌ・ニー、ビーターソン・ア
ール・ディー ミシガン州パットル・クリーク市、ケロッグ会社えの譲
渡人 米国特許第3,395.512号、1968年7月30
日発行 「果物を凍結乾燥し、乾燥穀類と組合はせる方法J  
1968年7月30日発行、 ヴオリンズ°ダブリュウ・アイ、ケニオン・アール・イ
ー、ハネット・ニス、バウデン・エッチ。
ニュー・ヨーク州ホワイト・ブレインズ市ゼネラル・フ
ープ・コーポレイションに譲渡された米国特許第3.4
67.530号1971年9月16日発行、 「プリューベリーを凍結乾燥する方法J ジャーシュミ
ット・アール・ケイ、ケニオン・アール・イー 米国特許第3.511.668号 1970年5月12
日発行、 「人工的に甘味を加えられ凍結乾燥された食品1ヴオリ
ンク・ダブリユウ・エル、ジャーシュミット・アール・
ケイ。
ケニオン・アール・イー、ニュー・ヨーク州ホワイト・
プレイン市ゼネラル・フープ・コーポレイションえの譲
渡人 米国特許第3.806.610号1974年4月23日
「圧縮せられ凍結・真空・脱水処理せられ密度を増大さ
せたプリュベリー製品を製作する方法jラーマンーニー
・アール 米国特許第4.341.803号1982年7月27日
発行 「乾燥した果物チップを生産する方法」 9日本のディ
・;シダ、ケイ・ジキザワ、ジエ・マジマ。
アール・ハラトリ 上記の従前技術は製品、即ちプリーユウペリー。
さくらんぼ、その他の果物の水分を低減させるために凍
結乾燥法を使用している。成る特許は凍結乾燥の前後に
果物に噴霧し或は果物を浸漬させることにより人工的な
甘味剤を添加している。これらの従前技術は、食前K(
水分を)を戻される製品の水分を低下させることを企て
ている、以下の記載は上記従前技術につ〜・ての討論で
ある。
米国特許第2.899.319号は硫酸処理せられくぼ
みを生じた「さくらんぼjから成る脱水されたさくらん
ぼの製造方法る示すものである。
この方法は硫酸処理されたさくらんぼを凍結させ、引続
き真空と加熱媒体と罠より脱水する処理から成り、食前
にたやすく液体に戻される製品を生産するように成され
ている。
米国特許5g3,356.512号は、たやすく(水分
を)戻される凍結乾燥された果物製品即ち桃を迅速に人
工的に甘くする方法を示すものである。この特許では、
溶媒即ち水に溶かされた人工甘味剤が凍結乾燥された果
物に加えられ、引続きこの果物が乾燥せられ3チを超え
ない水分を有する最終製品と成される。特許権者は凍結
乾燥の前後に果物を甘くするために蔗、塘を使用するこ
との困難さを認め不適当なことを示l、ている。
米国特許11g3,395.022号於び3,467.
530号は朝食賞品など穀物製品と共に使用する脱水さ
れた果物、即ち、いちご、桃、ブリュペリー及びバナナ
などの脱水された製品を製造する方法及び方法の改良を
示すものである。果物製品は、ブリュベリーの場合はl
・5q6など非常に低い水分を含有し、牛乳内で30秒
から180秒で迅速に戻される。これらの特許では、果
物をゆっくり衝進的に凍結させ、細胞内に氷の大きな結
晶を形成させ細胞壁を破り人工的甘味剤の果物えの送入
を容易にしている。
水による細#1壁の破壊は果物の形状と噛込みを要する
性質とに悪影響を及ぼす、これら2件の特許に使はれる
別の破壊的方法は凍結乾燥前にプルベリー果物の表皮及
び細胞組織を突くことによる切断もしくは刺込みである
。果物の表皮及び壁に対る破壊的方法は戻し工程でプリ
ュベリーから牛乳もしくはクリームなど周辺液体にアン
シアニン(青着色材料)の浸出を促進させる、この液体
流出は周辺の液体及び穀物に食感を減退させる色彩と外
観とを生じ、望ましくないものである。
米国特許第3*51t、668号は、いちご〜ブリュペ
リ及び桃などの凍結乾燥された食品を人工的に甘くする
方法を記載している。特許権者は溶液状態もしくは乾燥
状態の砂糖を加え果物を所望のレベルまで甘くすること
、ならびに製品を凍結乾燥させることが困難なことに言
及している。
従って、果物を甘くする上記方法は、凍結乾燥前に果物
を人工甘味剤を含有する溶液に浸漬し或いは果物に噴霧
して2−3%の低い水分のものとし、牛乳もしくはクリ
ーム中で30−60秒で再生成される製品を製造するこ
とである、この特許では、果物製品を緩慢に凍精させる
方法が使はれ氷の大きな結晶を形成し細胞壁を破壊して
人工甘味材の送入を促進させている。特に、ブリュペリ
果物は表皮と細胞組織とに穴をうがつように刺され或い
は突かれ送入を促進させられる7 米国特許第3,806.610号は、果物を硫酸処理し
、0・5%の水分まで凍結真空状態で脱水し、脱水され
た果物を加圧状態で加熱し圧縮することにより、加圧さ
れた凍結真空状態で脱水さ。
れたブリュペリを製造する方法を記載している。
米国特許第4,341.803号は軽食食品として使用
するりんご、パインアップル、マスモノ四ン、あんず、
柿、パパイヤなどの乾燥し        Yた果物チ
ップを製造する方法を公表している、        
:この方法では薄切(うすぎり)した果物の粒子もしく
は果肉の糖分を調節し、凍結乾燥に引続きマイクロウニ
イブ乾燥によりチップを乾燥し、凍結乾燥を施し、真空
状態でマイクロウニイブ       腎水分がほぼ5
%になるまで真空乾燥している。
照射を行い、真空乾燥することにより3段階で    
   二次々に乾燥を行うことが製品の製造に肝要なこ
       ”i] とが強調されている。また、上述の3段の乾燥    
   1工程のうち凍結乾燥段階のみを使用する場合に
は、所望の製品を製造することができないと記載されて
いる、3段の乾燥工程は上述の順序で関連して発明の目
的を達成する。
本発明と製品とは、果物の表皮もしくはIa施壁に損傷
を起すことなく製品の水分と甘味とを制御し、果物の天
然の色彩と風味とを保持することにより上述の従前技術
の問題を克服し、表面の残留水分を最小にすることによ
りエネルギーの使用を低減させ、凍結乾燥と真空の急激
な解除とにより処理された果物を潰し外観が異なり一味
、在庫期間、手及び口蓋の感触を向上させた製品を供給
するものである。
発明の要約 要約すると、本発明は10%から40%の範囲の水分を
有する半湿性の甘い果物製品を生産する方法であって、
新鮮な或は冷凍した果物に糖衣を施し〜果物の天然の表
皮をかき乱すことなく、また糖衣を施した果物と糖分を
含有する果物シロップとの混合物を発生させるよう、果
汁が果物から外方に移行し、糖分の濃度が果物の内部で
平衡に達するまで糖分が滲透交換により果物の内部に移
行するように果物の内部で果汁・糖分の滲透交換を行は
せ、シロップを果物から分離し、果物をゆすいで、果物
の外側から表面の糖分とシロップとを除去し1表面の余
剰自由水分を除去し、比較的短時間のあいだに真空を急
激に解除する工程を含め果物を真空雰囲気で冷凍乾燥し
て、果物を潰ししわのある竪い噛込を要する美味な状態
にする工程から成る半湿性果物製品を生産する方法に帰
着する。
要約すると、本発明はまた、新鮮な或いは冷凍した果物
に糖衣を施し、果物の天然の表皮をかき乱すことなく、
また欅衣を施した果物と糖分を含有する果物シロップと
の混合物を発生させるよう、果汁が果物から外方に移行
し、糖分の濃度が果物の内部で平衡に達するまで糖分が
滲透交換により果物の内部に移行するように果物の内部
で果汁・糖分の滲透交換を行はせ、シロップを果物から
分離し、果物をゆすいで果物から表面の糖分とシロップ
とを除去し、表面の余剰自由水分を除去し、比較的短時
間のあいだ[8空を急激に解除する工程を含め果物を真
空雰囲気で凍結乾燥して、果物を潰ししわのある竪い噛
込みを要する美味な状態にする工程により生産される1
0%〜40チの水分と、しわのある外観と、噛込みを要
する美味な性状を有する半湿性果物製品に帰着する。
従前の方法とは反対に、本発明の重要な原理は糖分・シ
ロップの処理工程に引続き清浄ゆすぎ、水分を制御して
行はれる凍結乾燥にある。本発明の利点は次の通りであ
る。
水分と糖分との含有量が風味を向上させるように調整せ
られ製品の組織、味感及び在庫期間を改善させた半湿性
のブリュペリー、さくらんぼならびに類似物から成る新
規の食品を生産させる。
保存食品を他の食品ならびに混合物と組合はせて調理材
料として使用することもできるが、軽食用食品として棚
からおろして直ちに食用に供しうる性質の食品を生産さ
せる。
保存工程により均質性、甘味、水分及び風味を与えるが
食品を個々に分離して食品の個々の一片同志の粘着を低
減させ所定量の測り取りをたやすく行はせる改良さ肚た
食品が得られる、更に詳しくは、朝食用食品、クツキイ
ー、マツフィン、キャンディ、アイスクリームに、即ち
果物2を自然状態で使用することがもくろまれるけれど
も、天然の果物は貯蔵、旅行、輸送に耐えないから使用
された前例がない場合に、混合物の成分としてたやすく
取入れられる材料として或は軽食用食品として食用に供
せられる10%から40%の中間的水分を有する上述の
性質の保存食品を提供することができる。
結晶状態で凍結乾燥せられ保存せられ天然の果物に関連
した予想外の天然の風味と色彩とを有する直し出され甘
味を付けられた果物シロップから成る2次的副産物を提
供することができる。
調相した商業的態様で生産せられ、公知の方法で生産さ
れた同一の果物よりも著しく優れた性質を有し輸送重量
を低減させ、水分含有量を低クシ。
糖分含有量を高くすることにより微生物の生長を阻止し
、在庫期間を延長させ販売期間を長くし、保存により、
通常の冷凍9缶詰め、もしくは特殊のハンドリンク及び
売買なしに通常の販売径路により販売される果物、混ぜ
物の一部分として取入れることは勿論のこと運搬、包装
及びはかり取りを容易にする、自由に流通する生産物と
成された半湿性の果物、天然状態よりも硬くこわれ易く
なく比較的に弾性があり圧縮することができ、天然状態
及び缶詰もし、くは冷凍状態の果物を包装しようとする
とき起る傷付けもしくは帽送中の損傷の危険なしに、た
やすく包装することができ前述の如き食品を生産する新
規な方法を使用させる前述の性質を有し、前述の性質の
副産物を生産させる保存果物を提供することである。
本発明の他の特別の利点とともに、これらの利点は本発
明の一部を成す図面に関連した作成された以下の記載か
ら明白とならう。
本発明の基本的原理は果物に粒状糖の衣を着せ、糖分・
シロップ交換処理を開始し引続き洗浄・ゆすぎと凍結乾
燥とを行うことである。糖分・シロップ交換処理は自然
現象を利用するもので、果物から液体を除去し、果実部
分と1#A廁とに砂糖分子を進入させる非破壊的方法を
提供する。細胞壁を透して果汁を取出す非破壊的方法は
果実表皮に起る傷(きず)を防止し、果実部分に砂糖分
子を透に道出す診透及び参透圧の原理によるものである
果実から出される果汁が増すに従い、砂糖分子が溶はシ
ロップ滲出工程が進行する。果実細胞ならびに果実から
果汁が出れば出るほど、砂糖・シロップに浸漬される環
境に蓄積される液量が増大し、溶液に溶は込む部分を増
加させる。果汁−出工程が継続するに従い、液中に溶込
む砂糖の粒子・分子の量が増加し、果実外側のシロップ
の壽透圧を果実内側の圧力よりも上昇させ、砂糖分子を
果°実とその細胞及び液胞の中に進入させる(この工程
が以下に説明する数個のファクターにより促進される)
シロップ滲出の行程が続けられ、果汁が果実から排出し
、砂S粒子が果汁に溶はシロップを形成し、可溶性の固
形物により指示される特定の平衡に達するまで砂糖粒子
が果実の中に進入する、本発明の重要な行程は、凍結乾
燥前に平衡状態で甘(された果実から余分のシロップを
洗い、ゆすぎ、拭い取ることにより果実上の余分のシロ
ップを除去することである。この洗浄分離を適切に行う
ことに失敗すると、果実の外側のシロップの乾燥により
ねばり接着性ある製品を生じ、製品の品質を大幅に低下
させ、製品が、近代的な商品処理、成分の計量、混合、
包装に必要な性質となっている流動しやすく或いは計量
しやすくなることを妨げる。
本発明の別の工程は、果実の洗浄もしくは、ゆすぎの後
に表面の余剰水分を機械的に除去することである。これ
が凍結乾燥時間を大幅に短縮させ、生産原価を低減させ
る、何故ならば余剰水分が存在するときはエネルギーと
時間とが必要になるからである。
本発明の重要部分は、最終製品に所望の形状と外観とを
得るために乾燥室において真空を解除する速ざである。
本発明では半湿性果実が潰された形状と組織とを有する
ものと成される。冷凍乾燥室の真空の解除は(1分もし
くは2分以内など)極めて迅速に行うことが肝要である
。冷凍乾燥期間中は、真空が約400ミクロンH,qに
保たれる。
果実周辺の圧力の急変が果実の壁を潰し、果実の組織を
向上させる。真空の解除が15〜20分なと緩慢に行は
れる場合には、果実が球形を保ち、手ならびに歯の接触
に対し「うつろ1なものとなる。
図面を参照するに、従前の態様で果実を充填されるミキ
サーもしくはタンブラ−(転磨機)が10に示されてい
る。処理の最初の行程は果実と砂糖との混合である。果
実は、野生のローブツシュ・プリュベリーもしくは、栽
培されたハイブツシュ・ブリュウベリー、ならびに他の
型の野生もしくは栽培された凹みのあるさくらんぼ、な
らびに別の型の果実、及び各々が自然の状態にあるとき
、また収穫された時期に応じて種々の比率の糖分を含有
する個々の果実を包含するものとすることができる。冷
凍果実と新鮮な果実とは本発明の処理に使用することが
できる。                 、。
果実、即ちブリュウペリー、さくらんぼなどの比率は、
砂糖1部に対し果実を1部から5部までとするが、好適
な比率は砂41部に対し果実3部である。砂糖には蔗糖
、果糖、ぶどう糖など種々の砂糖が含まれる。然しなか
ら、以下の実例に示す如く、粒状及び液状などを含め種
々の型の砂糖を本発明の処理に使用することができる。
果実と砂糖との混和もしくは糖衣形成を良好且つ均質に
するためには、果実をタンブラ−(転磨機)10に入れ
、タンブラ−もしくはコーター(糖衣形成器)を作動さ
せながら、砂糖を除々に加える。これが果実に均質な糖
衣を施す。
次に、果実に糖衣が適正に施されたのち、シロップ形成
行程が開始される。14に示す電気的加る。浸漬タンク
は関節付きの支持材16.18に取付げられ、これらの
支持材はシロップ形成期間中、浸漬タンクを昇降させゆ
つ(り振動させるよつ機械的に適宜作動される。支持材
16.18は61i−dタンク12をたやすく傾動させ
下流端の排出管20からのドレン排出を良くする。
タンブラ−10から出され糖衣を施された果実は浸漬タ
ンク12もしくは盆に入れられ、シロップ形成行程を進
めるため約70〜80°Fの室温に数時間、通常は12
時間放置される。シロップ形成行程を加速するため罠浸
漬タンクに熱が加えられる。浸漬タンク12を温水浴も
しくは高温空気を循還させたトンネル内に置くこともで
きる。
140度以上など過度の高温の使用は、水分を余りに速
く蒸発させシロップの生成量と果実の品質とに悪影響を
及ぼす。好適な温度範囲は70〜80度である。
シロップ生成行程は、支持材16.18により行はれる
浸漬タンク12のゆるやかな揺動もしくは振動により促
進される。この振動は暖温の分布を促進させ、冷凍果実
をとかし、砂糖が液中に溶けることを支援する。シロッ
プ生成期間の長さは、収穫期の果実の状態、果実の温度
(冷凍対新鮮)保持タンクの温度、タンクの揺動の量な
どにより左右される。―透により誘起される所望の、或
いは最適の平衡状態が、果実の外側のシロップ及び果実
からの果汁抽出物のプリックス度により測定される。プ
リックス度とは、或特定温度の読みが液中の砂糖の重量
による百分比を表はすように目盛りを施された砂糖溶液
用の液体比重計である。
ブリュペリーの場合には、果実の外側のシロップのプリ
ックス度が35〜40%に達するとき、シロップ生成行
程が終了する。この点では、果実、即ち甘く成されたブ
リュウペリーの内側の果汁の可溶性固形物の読みが22
〜27%である。
さきに述べた如く、砂糖・シロップ交換行程の際、≠透
と言う自然であるが未開発の現象が表皮を破裂させるこ
となく果実から果汁を取出す非破壊的な比較的おだやか
な方法を提供する。未成の一部が細胞壁を遺して果実に
入る砂糖分子により置換せられ、果皮の端部侶を阻止し
、交換のために一透圧を利用する。#透は、果汁即ち、
固形分の低い液体(ブリュウペリーの場合10〜12チ
)を果実から濾し出し、果実の外側の糖衣の方に移動さ
せる。果汁が果実から出るとき、砂糖粒子が溶けはじυ
、シロップ形成が開始される。果実の細胞から迅速に出
される果汁が表皮の端部と一部分とを封鎖し、砂糖・シ
ロップ交換及び浸漬状態におけるシロップの蓄積を増大
させ、溶液に浸入する砂糖の量を増大させる。シロップ
生成を続けると、果実から出る液体に溶けこむ砂糖分子
の量が増大し、果実の内側と外側との間に圧力差を発生
させる。果汁と砂糖との間の交換は、砂糖が果実のM胞
と液胞とに浸入することにより果実を甘くする非破壊的
方法を提供する。これは、甘くされた果実の内部の果汁
の、主として砂糖から成る可溶性固形物の分量を100
%以上に著しく増加させること、3倍も増加させること
により明白となる。そのうえ、従前はプリュペリーの表
皮は水分交換に対し不透性なものも考えられたいた。
従って、従前は冷凍乾燥前にプリュペリーの表皮を突く
か刺すかの手段に頼っていた。
然しなから、本発明の方法では意外にも一透交換が果実
表皮を調整して表皮を破裂させることな(冷却乾燥を容
易にする。
所望の平衡に達したのち、浸漬゛タンク12が排出管2
0に向い下流端の方に傾げられる。タンク12の内容物
は篩コンベヤ22に排出せられ、このとき砂糖入り果実
シロップの主要部分が区劃24に入り、排出管26に出
され適宜の容器もしくはバットに集められ、引続き以下
に記載する如く処理される、作られた砂糖入り果実シロ
ップは滲透交換による自然の生成により天然産物の色彩
、風味、芳香に富むものであること勿論である。
この流出物は色彩、風味に富み、シェリ、ジャム及びパ
ンケーキ・シロップなどの製造用基本成分に適するもの
である。シロップの生成量は果実と砂糖との最初の混合
物の量に対し、はぼ50〜6゜チであり、甘くされた果
物は約40〜50%である。
砂糖が滲透作用を開始し継続させる伝達物であることが
注目される。砂糖の大部分は、果実が甘くされたのちに
シロップもしくは流出物中に回収される。従って、シェ
リー、飲料などを作るために更に砂糖を加える必要はな
い、またこの方法の砂糖は伝達物になると言う多くの予
想外の機能を有し、独特の色彩、風味、芳香ならびに糖
分を備えた天然果汁の基本成分を有するものである、な
おこの糖分は以下に記載する如く、のちに濃縮せられ結
晶化される。
商コンベヤ22は重力による排出管28を有する第2の
下流測置*IJ 27を備えている。篩コンベヤは低温
、清浄なゆすぎ水を排出する適宜の水噴出袋[29の下
側を通過する。ゆすぎ水の分量は個々の果実の外部から
余剰の粘着性シロップを除去するに充分なものと成され
る。
冷水はほぼ40〜70度、好適には40〜45度の温度
になされ、コンベヤは果実を僅かに突くよう振動させら
れ果実をゆすぎ水によく接触させる。余剰のシロップと
砂糖粒子とをゆすぎ取ることのほかに冷凍乾燥処理の準
備として果実をあらかじめ冷却する2次的機能を行うよ
う、ゆすぎ水の温度が40〜45度に保たれる。
第2図に関し以下に説明する如く、変形実施例として、
甘く成された果実を浸漬によりゆすぎ水に完全に浸して
もよい、−コンベヤが、約40〜45度のゆすぎ水の清
浄な流水浴中に、約10〜20秒の極めて短時間浸漬せ
られ、降下する走行部分(図示せず)を有するものとし
てもよい。
第1図において更に下流側に篩コンベヤの下流端に重な
る位置に複数個の従前の空気ジェットもしくは「空気ナ
イフ1を備えた水除去装置30が設けられる。篩コンベ
ヤは、果実がジェン)31の下側を通過する位置で振動
させられ、果実の表面を部分的に乾燥させ、28の位置
で第2の流出物を発生させる、この流出物は適宜の容器
もしくはバットに送られ後続処理を加えられる。
可溶性固形物の含有量によって左右されるが位置26で
採集されたシロップ自体よりも糖分が稀薄な第2の流出
物は、例えばワイン生産用の成分となるものである。明
らかに、本発明の方法は、保存される果実、回収された
果実、処理用の砂糖のすべてを使用するものである。
崗コンベヤによる処理の際に、シロップとゆすぎ水とを
除去することは果実の冷凍乾燥時間を短縮させる。これ
は、果実、例へばシロップ採取行程後にほぼ70%の水
分を含有する甘(されたブ   リ、リュベリーなどの
水分を低減させることにより′庁はれる。ゆせぎ及び空
気により表面を乾燥させた果実はほぼ64〜65チの水
分を含有する。これは大規模の商業的施設では特に重要
なことでありエネルギー費用と冷凍乾燥のコストをかな
り低減させ最終の半湿性生産物の粘着を無くすることに
より保存生成品の状態を改善する、 次の工程は、果実を個別に急速凍結させるか或いは真空
凍結させる果実の凍結である。
甘(せられ、シロップを除去せられ、ゆすがれ脱水され
た生成物が篩コンベヤ22からIQF(個別凍結)トン
ネル32に移され、ここで凍結させられ、後に行はれる
冷凍乾燥行程まで50に示す冷蔵庫で低温、好適には−
lσFに保持される。
これは、特に混和・砂糖添加・シロップ抽出行程で新規
な果実を使用して大規模の商業的生産を企てる場合には
重要な特徴である、何故ならば、新鮮な果実の入手期間
が短いのが通例でプリュベリjの場合には6〜8週間で
あるからである。          (″I冷蔵庫5
0に冷蔵せられ或はゆすぎ表面乾燥された直後の、甘く
せらn、ゆすがれ、表面乾燥された果実は通常の密封と
制御とを施行している室34で冷凍乾燥せられ、ここで
果実が所望の水分含有量に冷凍乾燥される。例えば、甘
くされた果実が長さ55QmmX幅325mmXfiさ
5 Q m(Q IJプ付きの盆に入れられて冷凍乾燥
せられ、−3σから一3!l!’Fのコンデンサー整定
温度、22σFの油温度、18d’Fから22(1’F
のプラテン温度、及び40000ミフロンH,真空を有
する冷凍乾:栗室に置かれ、製品温度が7デ〜10σF
に達するまで冷凍乾燥される。冷凍乾燥サイクルの持続
時間は温度の整定及び所望の水分レベル(10〜40%
)に応じて変えられる。、7σF、80〜9σF。
95〜10σFと言う冷凍乾燥室の最終製品の温度はそ
れぞれ35〜38%、20〜25%及び12〜13:i
つ製品の水分含有量に一致する。
ここで注目すべきことは、製品の所望の皺のある漬さ扛
た外観と弾性及び噛みこませない性質とを得るためには
、冷凍乾燥室34の真空(約400ミクロンHy)  
を迅速に(1〜2分以内)解除することである。真空を
迅速に解除すると果実を潰し、手と歯とに対し所望の形
状、外観、感触を与える。真空が解除されるときは、室
に空気もしくは窒素が充填される。そこで、果実(ブリ
ュウベリもしくはさくらんぼ)が室34の冷凍乾燥室か
ら剥ぎ取られコンベヤ35に乗せられ、コンベヤが製品
をミキサ36に送り、ここで果実が固結防止剤により処
理される。例へばヂュルケツクス500TM、ステアリ
ン敵カルシウム、カンタブTMなどの数種の固結防止剤
が使用される。塗膜を施された製品がミキサー36から
コンベヤ38に排出せられ、包装場に送られる。
要約すると、本発明は甘くされた半湿性果実製品を製造
させるものである。本発明では、果実から液体が慮し出
され、砂糖分子が滲透的なシロップ生成処理により果実
部分と細胞とに注入もしくは移送される。シロップ生成
処理では、新鮮なもしくは冷凍した果実(ロウブツシュ
及びハイブツシュ型のブリュベリ及びさくらんぼ)が種
々の異る比率で砂糖に混合される。果実・砂糖混合物は
そのままの状態に保たれシロップ生成が行はれ、果汁が
果実から滲み出し、砂糖分子が果実から出て来る未成に
溶は果実に移行する。シロップ生成工程は、温度を調整
し、果実・砂糖・シロップ混合物に攪拌運動を加えるこ
とにより加速される。
特定の終了時点でシロップと甘くされた果実とが分離さ
れる。例えば、シロップのプリックス度が35〜40チ
に達し、甘くされたプリュベリの果汁の可溶性固形物が
22〜27チに達するとき、甘(されたプリュペリとシ
ロップとが分離される。
接着する余分のシロップが冷水で洗浄し或はゆすぐこと
により甘くされた果実から除去される。甘くさ扛た果実
の表面の自由水が果実に振動を加え或いは空気プラスト
を吹付けることにより除去される。次いで、果実が冷凍
せられ、保管せられ、使用時の10〜40チの水分レベ
ルまで冷凍乾燥される。そこで、果実に固結防止剤(デ
ュルケツクス500TM、ステアリン酸カルシウム、カ
ンタブTMなど)が塗布せられ種々の型式及び寸法の容
器に包装される。
前述の如く、篩コンベヤ区劃24の出口26で受取られ
るシロップ流出物に言及すると、シロップに成された砂
糖は多重の機能を有するものである、即ち果実に滲透交
換もしくは差圧を加え且つ維持し果実を甘くし密度と風
味とを均等にする、この間に砂糖・シロップが果実の異
常に特色ある色彩と風味とを帯びる。第2図を参照する
に、果実を保存する代案装置が示されており、第1図の
装置と同様に作動する機構が第1図に使用された参照番
号で示されている。基本的な工程、即ちタンブラ−10
で果実に糖衣を着せること、糖衣つきの果実をタンク1
2内の制御された温度に保持することが前述の如く行は
れている。
次に、滲透平衡状態の砂糖レベルに浸漬された果実が篩
コンベヤ2zに排出せられ、シロップが区劃24′に降
下し、排出管2Cから適宜の容器もしくはバットに回収
せられ前述の如く使用される。
果実は冷水ゆすぎバット3σに提出せられポンプ・マニ
フオード29’に4かれる、このポンプ・マニフォード
29’からゆすがれた果実が管2ぎを通じ、振動型の第
2篩コンベヤ48に送られる。
ゆすがれた果実は、前述の実施例の場合の如く、ゆすが
れた果実から表面水を除去する機能を有する空気ジェッ
トもしくは空気ナイフから成る水除去機構31′の下側
を通過する。第2mコンベヤは前述の実施例の場合の如
く、水及びゆすぎ液が流込む下装置1[l121を有し
ている。
果実が乾かされるとき、果実から洗い出された材料は、
補給水取入管42及び排水管44に連絡するタンク40
を備えた補給水系に送られる。
タンク40は、循還水を管47を経てゆすぎバット30
に送り或はバイパス管48を経てタンク40にバイパス
されるポンプ46に作動的に接続されいる。
次いで果実が、第1図装置について説明した如く冷凍乾
燥前にIQF(個別急速冷凍)により凍結せられ或いは
真空凍結される。    ′過去においては、果実を濃
縮して粉末と成しパン製品、水攻外の飲料、シェリ、プ
ッディング、他のデザートに使用するために種々の方法
が使はれている。粉状クランベリー、トマト・ジュース
エントウ豆及びその他の豆のスープ、林檎フレーク、い
ちぢく粉末などの脱水には、ドラム乾燥法が使はれてい
る、然しなから、製品が、乾燥サイクルの期間に比較的
高温の表面に接触することに基く熱損傷を受ける。これ
らの果実粉末は熱損傷に対し過敏であるから、乾燥温度
及び露出時間が肝要なファクターであって、最少の熱と
、一層短い時間とを使用しなければならない。
牛乳、卵、コーヒー、かんきつ類果汁、固形とうもろこ
しシロップ、トマト・ジュースの脱水に噴霧乾燥が使用
されている、けれども製品が吸湿性になり融点を低下さ
せ勝ちで、噴霧乾燥装置の内部に粘着し、或いは包装物
に固着する。
蔗糖、とうもろこしスープ、乳糖、ゴム、アルギン酸塩
、ペクチン改吻質、固形牛乳、@粉、ナトリウム、カル
ボキシメチル、セルローズ、メチル・セルローズ及びグ
リセリル・モノステアレートが自由な流動性粉末の生産
を容易にするために使はれている、然しなから、補助剤
を大量に添加しなければならないから、最終製品が固形
果汁の一部分に過ぎぬほど少量の生成物となり、これら
の添加物による影響を受ける。比較的おだやかな或いは
薄い風味を有するプリュベリ果汁などの果汁の場合には
、乾燥剤を使用しても、しなくても噴霧乾燥が自由に流
動する粉末の生産に成功したことはなかった。
以下に列挙したものは本願出願人が承知している従前技
術を公表するものである。
1、イー・ゼルツアー及びジエー・ティー・ゼットルマ
イヤー 「食品の噴霧乾燥」 ADV FOOD RESNo  2;399−520
2、アノン 「新しいオレンヂ・ジュース粉末JF・つ
OD   ENG’G   No   25(1)  
 *    186−19533、エル ブイ バート
ン 「オレンヂ・ジュースを乾燥させるための高真空技術1
FOOD  INDUST  No 19(5);61
7・622738.470゜742.744,197.
1 4、シー・ダブリユウ・エディ 「メチルセルローズを添加した乾燥果実もしくは野菜を
乾燥する方法」 米国特許第2,496.728号 1950年2月7日
5、イー・ダブリユウ・70スドルク 「果汁を乾燥保存する方法」 米国特許第2,509.681号 1950年6、エッ
チ ダブリュウ シュワルツ 「感熱材料の脱水J IND ENG CHEM hK) 40;2028−
2033.19487、 シエー シー スルダー、ア
ール ダプリュウオルソン 及び イー・エム・ケニオ
ン「乾燥した粉末状オレンヂ・ジュースの生産」FOO
D TECHNOL No 1;85−9419478
、ビーテイタンメルン 「果汁の真空蒸発」 和蘭特許第64.132号 1949 上述の如く、先行技術は、噴霧乾燥装置における固結も
しくは吸湿を防止するために添加剤を必要とするから、
粉状を成して自由に流動しブリュペリなどの果実の薄い
風味を有する製品の生産に役立つものではなかった。
第1図を参照するに、シロップ流出物が排出管260所
で得られる。この濃縮されたシロップは果実と砂糖との
混合物のほぼ50〜6C1から成るものである。そこで
、水分が1〜2%に達するまで、シロップが異る比率の
水により稀釈せられ冷凍乾燥される。冷凍乾燥後は結晶
状物質が、乾燥用の盆から取り出さ肚、缶、びん、もし
くはプラスチック製袋か、或は窒素雰囲気の中に包装さ
れる。
実例1 個々に急速凍結された野生のローブツシュ・プリュウベ
リが砂PA粒(蕪糖)ど東夷対砂糖の重量比が異る値で
高度の糖分(果糖)を含有するシロップとに混合された
。9種のブリュウベリが粒状、顕と一重々の異なる比率
で共に使用せられ、また4・5人ノのプリュウベリが砂
糖・シロップの混合物と共に使用された。次の表(表1
・A)は砂糖の種類と、使用した果実対砂糖の比率を示
す。
表1−A  プリュベリ及び砂糖の混合比処理;果実及
び砂糖 71ノ;−シー(り 番号 に)   砂糖に2 比率   砂糖の型1  
 9   9  1 ; 1  蔗糖9粒状2  9 
4・52;1 蔗糖0粒状 3    933;1  蔗糖9粒状 凍結したブリュウベリ果実の温度は一1σFであった、
また果汁中の可溶性固形物は12チであった。果実と砂
糖もしくはシロップとは完全に混合せられ、別個のプラ
スチック製容器に入れられ50〜6σFの範囲の温度に
放置された。
種々の異る比率でブリュウベリと砂糖とを混合すること
の効表が表1−Cに示されている。
表1−B  プリュウペリ中の砂糖含有量とシロップと
の比率を檀々の異る比率にしたときプリュウベリと砂糖
とを混合することの効果 3 21    3g′F  21  18  454
 21    5(f?’  22 21・2 435
 21    4ffF  24  21  381 
2858’F35・6  22  64  未溶解糖若
干2285亦33  27  48 3 28 4h2420−2 41 4 28 60¥”31  27 43.65285的
”24  24 40 1455亦4727・662 2455昨36・447・245 3456咋2523・634 4456咋35  30 41.4 −5 45 6d’F32  31,8 40.4凍結
したブリュウベリが重量比1;lで粒状糖に混合せられ
、約50〜6σFの温度に45時間放置されたとき、添
加された砂糖のうちかなりの量(約25チ)が溶液に入
らず、結晶形態で残留していた。
それぞれ果実対コーンの重量比1;1.2;1及び3;
l、果実対コーンコーン・シロップ(プリックス度82
′)の重量比1;l、果実対コーン・シロップ(プリッ
クス度7ジ)′の重量比1;1゜を有し、6(1)Fに
放置された混合物についての試験では、シロップ生成工
程が起り、果汁が果実から脱出し、砂糖分子が果実に侵
入しこれに充満した。
すべての処理から得られた甘くされた果実は、明瞭なブ
リュウベリの風味のほかに快適な甘味を有するものであ
った。生産されたすべてのシロップがブリュウペリの明
瞭な色彩と風味とを有していた。
表1 ブリュウベリと砂糖とを混合し45時間後の甘く
されたブリュウペリとシロップとの最終産出量処理番号
圏 プリ牢り産出    シロップ産出量チ量チ 3    43 ・ 5    56 ・ 44   
  31  ・ 5   68・ 55    31 
・4   68 ・ 6実例■ 13・5 kfの個別急速冷蔵せられ栽培されたハイブ
ツシュ プリュウペリが4・5kyの砂糖と混合せられ
グラスチック製の容器に入れられた。
次いで、プラスチック容器が水浴の中に直かれ、水温が
8時間にわたり13σFに保持された。
プリュウベリ・砂糖の混合物を保持するプラスチック容
器が振動させられ、内容物が30〜60分毎に1回ゆす
ぶらn、更にプリュウベリ、砂糖及び果実から出るシロ
ップを混合させた。
ブリュウペリの果汁中の可溶性固形物は10%であり、
砂糖に混合されたときの果実の温度は1σFであった。
温度13σFの水浴中で混合し浸漬し、時折内容物を揺
り動かし震動させて8時間後にシロップ生成工程が終了
し、ベリーがシロップから分離された。7・65k)の
甘く成されたブリュウベリ果実が回収された(混合物全
量の42・5チ)、またシロップの重量はIO・17Q
であった(混合物全量の56・6チ)。甘(さ扛たベリ
ーの果汁中の可溶性固形物は20q6であった。またシ
ロップのプリックス度は44′であった。
果実は甘く且つ快適なブリュウベリの風味を有しており
、実例1で得らtたシロップに比べると密度がはるかに
軽く一層おだやかなプリュウペリの風味を有するシロッ
プが紫色のものであった、何故ならば栽培されたプリュ
ウベリは処理前にはこのような特徴を有するものだから
である、実例■ 個別に急速冷凍された野生のロウブツシュ・プリュウベ
リが1から5までの間の数の果実対lの砂糖と言う異な
る重量比で砂糖に混合された。
冷凍されたプリュウペリの温度は一2Fであった、ブリ
ュウペリー果汁の可溶性固形物は12%であった。果実
と砂糖とがよ(混和され、プラスチック製容器に入れら
れ約70〜80°Fの室温に14時間放置された。前の
実例に記載されたシロップ形成工程が試験されたすべて
の果実対砂糖の比で起り、果汁とシロップとの固形物含
有量は次表に列挙する如くであった。
2;L  1000  500  28  453;1
 1000  333  23  384;1 100
0  250  21  335;1 1000  2
00  20  29甘くされたブリュウペリーの風味
には差異が現はれ、果実対砂糖の重量比が3;lの混合
物から得られた果実が最も好適であった。これらの果実
は野生ブリュウベリーの甘さとデリケートではあるが明
瞭な風味との間に気持ちのよいバランスを有するもので
あった。
実例■ 135に!iの個別急速冷凍されたブリュウペリーが市
販のゲムコ社製タムプラー・プレ/グーで5分間にわた
り45kpの砂糖と混合させられた。
糖衣を施されたブリュウベリーがアルミニウムの盆の中
に置かれた、なおアルミニウム盆の寸法は長さ750I
HRX幅450履×高さ150.?lE!!であった。
糖衣を施されたブリュウペリーは盆の中に100順の高
さに積まれた。盆はほぼ14時間だけほぼ7σFの室温
に放置された。この期間にシロップ生成工程が行はれた
ブリュウベリーとシロップとは両者の混合物を3関の開
口を有するm<ふるい)の上に置(ことにより分離され
た。採取されたシロップは79・2の重さと3ぎのプリ
ックス計の読みとを有するものであった。
次いで、甘くされたブリュウベリーがプラスチック製の
有孔盆に入れられ、温度約6σFの冷水を満たした大型
水槽に20〜30秒だけ浸漬された。これらのプリュウ
ベリーは振動する有孔コンベイヤー・ベルトに乗せられ
、更に冷水流でゆすがれたのち、空気流を吹付けられた
。これが果実の表面からシロップと水との大部分を除去
する作用をした。
甘(成されたブリュウベリーの重さは78・3に1であ
り□、果汁中の可溶性固形物は24%であった。ゆすぎ
と空気による表面乾燥との前の甘くされたベリーの水分
は70%、水ゆすぎと表面乾燥との後の水分は64%で
あった。
次いで、ブリュウベリーが長さ650mx幅325簡×
深さ50韻のリプ付きの盆に入れられ、1枚の盆に5・
58kpずつ入れられた。盆が冷凍室に入れられ、ベリ
ーが、400ミクロンHgの真空22σFの油温度、1
8σFから22CfFのプラテン温度、−30)から−
3りFのコンデンサ一温度で冷凍乾燥させられた。8時
間後に、製品温度が9d)Fに達した。この点で真空が
急速に(90秒で)解除された。ブリュウペリーの水分
含有量は22多であった。ベリーが直ち知冷凍乾燥用の
盆から取出され、分離せられ、冷却された。
この新規の方法により、非常に魅力的な外観を備え、傷
(きず)はないが僅かに皺を有し、明らかにすっばいが
甘くされたブリュウペリーの風味を有する潰されたプリ
ュウベリー製品が得られた。
この果実は噛込みがたく歯と口蓋とに対し快適な感じを
持ち、指の接触に対し、また相互に粘着するものではな
かった。
実例V 45kgの凹み(くぼみ)ある冷凍されたさくらんぼが
14・8kgの砂糖と混合せられ、はぼ10時間だけ実
例■に記載した如くシロップ生成、ドレン排出、ゆすぎ
、表面乾燥、ならびに冷凍乾燥された。4zのプリック
ス度を有する27・45kgのさくらんぼシロップが採
集された。乾燥前の甘くされたさくらんぼの厘孟は23
・26kpであった。ゆすぎ前のこれらの甘くなされた
さくらんぼの可溶性固形物は36・5L%であり、冷水
でゆすぎ後の可溶性固形物は34%であった。これらの
さくらんぼの水分含有量はゆすぎ前に74・6チであっ
た。17・6%の水分を有する9kyの半湿性さくらん
ぼ製品が得られた。さくらんぼは優れた風味を有し、歯
と口蓋とに対し快適な感触を持つが噛込み難く、潰され
た皺のある外観を有するものであった。
実例■ 半湿性プI) 2ウベ1,1− (20%の水分を含有
)が実例■に記載された方法により生産された。
市販されている油、デュルレツクス500 PMが2・
25kpのプリュウベリーの集団に塗布するために重量
比で0・25,0・5.1・0,2・0゜もしくは5・
0%の割合で使用された。温度7Cf’Fの油がステン
レス鋼製容器に入れられた。容器が廻転させられ油が容
器の内側と底面とを蔽うようになされた。2・25に1
の処理されたブリュウベリーが容器に入れられ、油を均
等に塗布されるまで、容器内で反復してゆすぶらn、こ
ろがされ混合させられた。
油の塗着がブリュウペリーの流動性と外観とを向上させ
た。重量で油封果実の比率な0・25から1・010間
にして塗布するときは、果実の表面に顕著な残留物が無
かった。重量比0・25から5チまでの比率で試験した
ところ製品のj凡味に明白な影響を及ぼすものはなかっ
た。
本発明が特定の実例及び実施例を参照して記載されてい
るけれども、本発明は添付の特許請求の範囲の記載のみ
により限定されるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の方法を実施する装置の概要図、第2図
は本発明の方法を遂行する別の装置の概要図である。

Claims (25)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)10%から40%の範囲の水分を有する半湿性の
    甘い果物製品を生産する方法であって、 (a)新鮮な或は冷凍した果物に糖衣を施し、 (b)果物の天然の表皮をかき乱すことなく、また糖衣
    を施した果物と糖分を含有する果物シロップとの混合物
    を発生させるよう、果汁が果物から外方に移行し、糖分
    の濃度が果物の内部で平衡に達するまで糖分が滲透交換
    により果物の内部に移行するように、果物の内部で非破
    壊的な果汁・糖分の滲透交換を行はせ、 (c)シロップを果物から分離し、 (d)果物をゆすいで、果物の外側から表面の糖分とシ
    ロップとを除去し、 (e)比較的短時間のあいだに真空を急激に解除する工
    程を含め果物を真空雰囲気で冷凍乾燥して、果物を潰し
    皺のある竪い噛込みを要する美味な状態にする、 工程から成る半湿性果物製品を生産する方法。
  2. (2)果物の外側のシロップのプリックス度が35%か
    ら40%までに達し、甘味にされた果物内部の果汁の可
    溶性固形物の読みが22%から27%に成されるまで糖
    分の滲透交換を続けることを特徴とする特許請求の範囲
    (1)に記載された半湿性果物製品を生産する方法
  3. (3)果物を40°Fから70°Fまでの温度の水でゆ
    すぎ、果物を以後の冷凍乾燥に適する状態に調節するこ
    とを特徴とする特許請求の範囲(1)に記載された方法
  4. (4)糖分を加えられた果物が、果物内部の糖分を希釈
    させることなく、果物から表面のシロップと糖分とを除
    去するに充分なだけゆすがれることを特徴とする特許請
    求の範囲(3)に記載された方法
  5. (5)果物から表面の自由な余剰液体が除去されること
    を特徴とする特許請求の範囲(4)に記載された方法
  6. (6)前記表面の自由液体が空気流により除去されるこ
    とを特徴とする特許請求の範囲(5)に記載された方法
  7. (7)果物が冷凍乾燥時間を最短にするため65%の水
    分を含有するよう、糖分を加えられた果物を乾燥するこ
    とを特徴とする特許請求の範囲4に記載された方法
  8. (8)果物対糖分の重量比が3対1と成されていること
    を特徴とする特許請求の範囲(1)に記載された方法
  9. (9)果物が野生のローブッシュ・ブルーベリーと成さ
    れていることを特徴とする特許請求の範囲(1)に記載
    された方法
  10. (10)前記果物が栽培されたハイブッシュ・ブルベリ
    ーと成されていることを特徴とする特許請求の範囲(1
    )に記載された方法
  11. (11)前記果物がさくらんぼと成されていることを特
    徴とする特許請求の範囲(1)に記載された方法
  12. (12)果物の外側のシロップのプリックス度が35か
    ら40%と成され果物内部の果汁の可溶性固形物の読み
    が22から27%と成されるとき、糖分を加えられた果
    物と糖分を加えられた果物シロップとがそれぞれ混合物
    の50から60%及び40から50%と成されることを
    特徴とする特許請求の範囲(1)に記載された方法
  13. (13)糖分を加えられた果物が個々に急速凍結させら
    れ、凍結された果物が自由に流動するように成されてい
    ることを特徴とする特許請求の範囲(1)に記載された
    方法
  14. (14)糖分を加えられた果物が真空凍結されることを
    特徴とする特許請求の範囲(1)に記載された方法
  15. (15)甘味を加えられた果物の冷凍乾燥が400ミク
    ロン水銀柱までの真空雰囲気で行はれ、大気が1−2分
    以内に急激に放出されることを特徴とする特許請求の範
    囲(1)に記載された方法
  16. (16)凍結乾燥された果物が粘結防止剤を塗布されて
    いることを特徴とする特許請求の範囲(1)に記載され
    た方法
  17. (17)工程(d)の糖分を加えられた果物が、温度7
    0°Fの水浴中に10−20秒間浸漬させることにより
    ゆすがれることを特徴とする特許請求の範囲(1)に記
    載された方法
  18. (18)工程(c)の糖分を加えられた果物シロップが
    水で希釈せられ、水分が1−2%に達し、乾燥せられ糖
    分を加えられた果物シロップが結晶形態になるまで冷凍
    乾燥されることを特徴とする特許請求の範囲(1)に記
    載された方法
  19. (19)果汁と糖分との滲透性交換が約70−80°F
    の室温で行はれることを特徴とする特許請求の範囲(1
    )に記載された方法
  20. (20)工程(b)の滲透性の糖分交換が行はれている
    間、果物がゆっくりと混合させられ140°F以上にな
    らぬ高温に保たれることを特徴とする特許請求の範囲(
    1)に記載された方法
  21. (21)以下に記載された工程により10−40%の水
    分、皺(しわ)のある外観、ならびに噛込みを必要とす
    る美味な性情を有する半湿性果物製品、 (a)新鮮な、或いは冷凍された果物に糖衣を施し、 (b)果物の天然の表皮をかき乱すことなく、また糖衣
    を施した果物と糖分を含有する果物シロップとの混合物
    を発生させるよう、果汁が果物から外方に移行し糖分の
    濃度が果物の内部で平衡に達するまで糖分が滲透交換に
    より果物の内部に移行するように果物内部で果汁・糖分
    の滲透交換を行はせ (c)果物からシロップを分離し、 (d)果物をゆすいで果物から表面の糖分とシロップと
    を除去し、 (e)比較的短時間のあいだに急速に真空を解除する工
    程を含め、果物を真空雰囲気で冷凍乾燥させて果物を潰
    し皺(しわ)のある竪い噛込みを要する美味な性状のも
    のにする、
  22. (22)果物が野生のローブッシュ・ブルベリーと成さ
    れていることを特徴とする特許請求の範囲(21)に記
    載された半湿性果物製品、
  23. (23)果物が栽培されたハイブッシュ・ブルベリーと
    成されていることを特徴とする特許請求の範囲(21)
    に記載された半湿性果物製品、
  24. (24)果物がさくらんぼと成されていることを特徴と
    する特許請求の範囲(21)に記載された半湿性果物製
    品、
  25. (25)糖分・シロップ分離工程が果物の表皮を調節し
    て果物の表皮を破断させることなく冷凍乾燥を容易にす
    ることを特徴とする特許請求の範囲(21)に記載され
    た半湿性果物製品、
JP60271715A 1985-08-08 1985-12-04 半湿性果物製品を生産する方法ならびに半湿性果物製品 Granted JPS6240245A (ja)

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