JPS6240152Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6240152Y2 JPS6240152Y2 JP1978169966U JP16996678U JPS6240152Y2 JP S6240152 Y2 JPS6240152 Y2 JP S6240152Y2 JP 1978169966 U JP1978169966 U JP 1978169966U JP 16996678 U JP16996678 U JP 16996678U JP S6240152 Y2 JPS6240152 Y2 JP S6240152Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pipe
- cylinder
- oil
- hole
- piston
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000003921 oil Substances 0.000 claims description 26
- 230000006835 compression Effects 0.000 claims description 8
- 238000007906 compression Methods 0.000 claims description 8
- 239000010687 lubricating oil Substances 0.000 claims description 6
- 230000030279 gene silencing Effects 0.000 claims description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000000149 penetrating effect Effects 0.000 description 2
- 230000001050 lubricating effect Effects 0.000 description 1
- 238000005461 lubrication Methods 0.000 description 1
- 239000003507 refrigerant Substances 0.000 description 1
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この考案は回転式圧縮機に係り、特に電気冷蔵
庫又はクーラー用の横置型回転式圧縮機の潤滑装
置の改良に関するものである。
庫又はクーラー用の横置型回転式圧縮機の潤滑装
置の改良に関するものである。
本願考案の出願前公知ではないが、本出願人の
出願した実開昭54−74308号公報には、シリンダ
内を偏心回転するピストンと、このピストンに接
して往復運動するベーンとを備え前記シリンダ内
が前記ベーンによつて吸入室と圧縮室に分けら
れ、ピストンの回転によつて冷媒の吸入・圧縮を
繰返す横形回転式圧縮機において、一端が吐出消
音室に連通し他端が密閉容器下部の油中に開口す
るパイプと、一端に拡管部を有し、他端に絞り口
を具え前記密閉容器鏡部に固着されて、前記拡管
部に前記パイプの油中に開口する端が挿入された
給油管とを備え、前記吐出消音室から吐出ガスを
油中の前記拡管部に導くことによつて、密閉容器
下部の油を前記絞り口より噴出させることが記載
されている。
出願した実開昭54−74308号公報には、シリンダ
内を偏心回転するピストンと、このピストンに接
して往復運動するベーンとを備え前記シリンダ内
が前記ベーンによつて吸入室と圧縮室に分けら
れ、ピストンの回転によつて冷媒の吸入・圧縮を
繰返す横形回転式圧縮機において、一端が吐出消
音室に連通し他端が密閉容器下部の油中に開口す
るパイプと、一端に拡管部を有し、他端に絞り口
を具え前記密閉容器鏡部に固着されて、前記拡管
部に前記パイプの油中に開口する端が挿入された
給油管とを備え、前記吐出消音室から吐出ガスを
油中の前記拡管部に導くことによつて、密閉容器
下部の油を前記絞り口より噴出させることが記載
されている。
前記実開昭54−74308号のものでは、密閉容器
内にクランク軸、ピストン等から成る回転圧縮部
を収納した後に、鏡部に固着された給油管とガス
吐出パイプを一定間隙をあけて取付け組立てるこ
とは手数がかかり簡単ではない。
内にクランク軸、ピストン等から成る回転圧縮部
を収納した後に、鏡部に固着された給油管とガス
吐出パイプを一定間隙をあけて取付け組立てるこ
とは手数がかかり簡単ではない。
さらに前記給油管と前記ガス吐出パイプを一定
の間隙をもつて係合させ潤滑油内で確実に保持
し、安定して動作させることは必ずしも容易では
ない。
の間隙をもつて係合させ潤滑油内で確実に保持
し、安定して動作させることは必ずしも容易では
ない。
この出願の考案は、以下説明するように比較的
簡単な構造によつて、組立をきわめて容易にし、
かつ前記係合を安定化しようとするものである。
簡単な構造によつて、組立をきわめて容易にし、
かつ前記係合を安定化しようとするものである。
シリンダ5内に略水平に配設されたクランク軸
8により偏心回転するピストン6の外周に接する
ベーン12を、ピストン6の回転により上記シリ
ンダ内に形成される溝内を摺動させ、このベーン
12により上記シリンダ内を高圧室と低圧室に区
分して圧縮作用をする圧縮装置を、高圧空間とな
る密閉容器1内に収容した回転圧縮機において、
前記圧縮装置の吐出側に設けられた消音室13
と、前記シリンダ5を貫通し前記密閉容器1の内
底部に貯溜する潤滑油17に侵漬する太径の油流
入孔19と、前記消音室13内に一端を開口し他
端を前記油流入孔19の一端に間隙をもつて挿入
する吐出パイプ20と、前記油流入孔19の他端
に一端を圧入固定し他端を端軸受11の給油孔2
2に近接開口した前記吐出パイプ20より太径の
パイプ21と、この太径のパイプ21を端軸受1
1に固定する固定具16とを設ける。
8により偏心回転するピストン6の外周に接する
ベーン12を、ピストン6の回転により上記シリ
ンダ内に形成される溝内を摺動させ、このベーン
12により上記シリンダ内を高圧室と低圧室に区
分して圧縮作用をする圧縮装置を、高圧空間とな
る密閉容器1内に収容した回転圧縮機において、
前記圧縮装置の吐出側に設けられた消音室13
と、前記シリンダ5を貫通し前記密閉容器1の内
底部に貯溜する潤滑油17に侵漬する太径の油流
入孔19と、前記消音室13内に一端を開口し他
端を前記油流入孔19の一端に間隙をもつて挿入
する吐出パイプ20と、前記油流入孔19の他端
に一端を圧入固定し他端を端軸受11の給油孔2
2に近接開口した前記吐出パイプ20より太径の
パイプ21と、この太径のパイプ21を端軸受1
1に固定する固定具16とを設ける。
第1図の矢印のように消音室13から吐出ガス
が吐出パイプ20を経て、シリンダ5を貫通する
油流入孔19に流入し、前記吐出パイプ20と前
記油流入孔19との間隙より該油流入孔19に流
入していた潤滑油を前記太径のパイプ21と前記
吐出パイプ20の隙間から取り込み、この潤滑油
を前記太径のパイプ21内を圧送して端軸受11
の給油孔22に供給する。
が吐出パイプ20を経て、シリンダ5を貫通する
油流入孔19に流入し、前記吐出パイプ20と前
記油流入孔19との間隙より該油流入孔19に流
入していた潤滑油を前記太径のパイプ21と前記
吐出パイプ20の隙間から取り込み、この潤滑油
を前記太径のパイプ21内を圧送して端軸受11
の給油孔22に供給する。
この考案の横置型回転式圧縮機の一実施例を第
1図および第2図を用いて説明すると、吐出消音
室13に吐出パイプ20の一端を接続し、その他
端をシリンダ5に貫通した前記吐出パイプ20よ
り太径の油流入孔19内に間隙をもつて一部挿入
させている。この油流入孔19の他端には太径の
パイプ21の一端を圧入固定している。さらに、
この太径のパイプ21は、その途中を固定具16
を介して端軸受11に固定され、他端は給油孔2
2に近接開口している。
1図および第2図を用いて説明すると、吐出消音
室13に吐出パイプ20の一端を接続し、その他
端をシリンダ5に貫通した前記吐出パイプ20よ
り太径の油流入孔19内に間隙をもつて一部挿入
させている。この油流入孔19の他端には太径の
パイプ21の一端を圧入固定している。さらに、
この太径のパイプ21は、その途中を固定具16
を介して端軸受11に固定され、他端は給油孔2
2に近接開口している。
(i) この考案の圧縮機を組立てるに当つては、シ
リンダ5の油流入孔19の一端に吐出パイプ2
0をのぞましめ、かつ、前記油流入孔19の他
端に太径のパイプ21を圧入固定し一体として
密閉容器1内に取付けることができるから、組
立がきわめて簡単である。
リンダ5の油流入孔19の一端に吐出パイプ2
0をのぞましめ、かつ、前記油流入孔19の他
端に太径のパイプ21を圧入固定し一体として
密閉容器1内に取付けることができるから、組
立がきわめて簡単である。
(ii) 太径のパイプ21の一端は、シリンダ5を貫
通する油流入孔19に圧入固定されているか
ら、吐出パイプ20と太径のパイプ21の係合
状態をきわめて安定にすることができる。
通する油流入孔19に圧入固定されているか
ら、吐出パイプ20と太径のパイプ21の係合
状態をきわめて安定にすることができる。
(iii) シリンダ5を貫通する油流入孔19を利用す
るから、吐出パイプ20と太径のパイプ21の
係合のための余分な場所の拡がりを必要とせ
ず、回転圧縮機を小型化できる。
るから、吐出パイプ20と太径のパイプ21の
係合のための余分な場所の拡がりを必要とせ
ず、回転圧縮機を小型化できる。
第1図はこの考案の一実施例を示す横置型回転
式圧縮機の要部断面図、第2図は第1図の潤滑装
置の分解斜視図である。 図において1は密閉容器、5はシリンダ、6は
ピストン、8はクランク軸、11は端軸受、12
はベーン、16は固定具、17は潤滑油、19は
油流入孔、20は吐出パイプ、21は太径のパイ
プ、22は給油孔である。
式圧縮機の要部断面図、第2図は第1図の潤滑装
置の分解斜視図である。 図において1は密閉容器、5はシリンダ、6は
ピストン、8はクランク軸、11は端軸受、12
はベーン、16は固定具、17は潤滑油、19は
油流入孔、20は吐出パイプ、21は太径のパイ
プ、22は給油孔である。
Claims (1)
- シリンダ5内に略水平に配設されたクランク軸
8により偏心回転するピストン6の外周に接する
ベーン12を、ピストン6の回転により上記シリ
ンダ内に形成される溝内を摺動させ、このベーン
12により上記シリンダ内を高圧室と低圧室に区
分して圧縮作用をする圧縮装置を、高圧空間とな
る密閉容器1内に収容した回転圧縮機において、
前記圧縮装置の吐出側に設けられた消音室13
と、前記シリンダ5を貫通し前記密閉容器1の内
底部に貯溜する潤滑油17に侵漬する太径の油流
入孔19と、前記消音室13内に一端を開口し他
端を前記油流入孔19の一端に間隙をもつて挿入
する吐出パイプ20と、前記油流入孔19の他端
に一端を圧入固定し他端を端軸受11の給油孔2
2に近接開口した前記吐出パイプ20より太径の
パイプ21と、この太径のパイプ21を端軸受1
1に固定する固定具16とを具備することを特徴
とする横置型回転圧縮機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1978169966U JPS6240152Y2 (ja) | 1978-12-11 | 1978-12-11 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1978169966U JPS6240152Y2 (ja) | 1978-12-11 | 1978-12-11 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5585588U JPS5585588U (ja) | 1980-06-12 |
JPS6240152Y2 true JPS6240152Y2 (ja) | 1987-10-14 |
Family
ID=29172520
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1978169966U Expired JPS6240152Y2 (ja) | 1978-12-11 | 1978-12-11 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6240152Y2 (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4215017Y1 (ja) * | 1965-09-20 | 1967-08-28 | ||
JPS5087512A (ja) * | 1973-12-07 | 1975-07-14 |
-
1978
- 1978-12-11 JP JP1978169966U patent/JPS6240152Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4215017Y1 (ja) * | 1965-09-20 | 1967-08-28 | ||
JPS5087512A (ja) * | 1973-12-07 | 1975-07-14 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5585588U (ja) | 1980-06-12 |
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