JPS6240151B2 - - Google Patents

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JPS6240151B2
JPS6240151B2 JP58005978A JP597883A JPS6240151B2 JP S6240151 B2 JPS6240151 B2 JP S6240151B2 JP 58005978 A JP58005978 A JP 58005978A JP 597883 A JP597883 A JP 597883A JP S6240151 B2 JPS6240151 B2 JP S6240151B2
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JP
Japan
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arm
counterweight
link
axis
slave arm
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Application number
JP58005978A
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JPS58126076A (ja
Inventor
Gurashe Sharuru
Furansowa Danieru
Furyoo Kurisuchan
Tenterieeru Jan
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Commissariat a lEnergie Atomique et aux Energies Alternatives CEA
Original Assignee
Commissariat a lEnergie Atomique CEA
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Filing date
Publication date
Application filed by Commissariat a lEnergie Atomique CEA filed Critical Commissariat a lEnergie Atomique CEA
Publication of JPS58126076A publication Critical patent/JPS58126076A/ja
Publication of JPS6240151B2 publication Critical patent/JPS6240151B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B25HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
    • B25JMANIPULATORS; CHAMBERS PROVIDED WITH MANIPULATION DEVICES
    • B25J3/00Manipulators of master-slave type, i.e. both controlling unit and controlled unit perform corresponding spatial movements

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Robotics (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Manipulator (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はマスタースレーブ型の伸縮自在の遠隔
操作装置に関し、詳言すれば、アームの釣合いを
永久的に保証せしめるような遠隔操作装置に関す
るものである。
マスタースレーブ型の遠隔操作装置はオペレー
タが利用し得る制御ハンドルを備えたマスタアー
ムおよび該マスタアームと略同一または類似でか
つ把持ペンチのごとき工具を備えたスレーブアー
ムとで作られることが知られている。スレーブア
ームは容器内部に放射性生成物のごとき危険な雰
囲気または生成物の存在のため人間が近づき得な
い容器内部に配置される。マスタアームおよびス
レーブアームは同数の自由度を備えかつ容器の壁
を横切つて機械的に接続され、それゆえマスタア
ームのおよび/またはオペレータにより制御され
る制御ハンドルのすべての運動はスレーブアーム
のおよび/または把持ペンチの同一または類似の
運動を引き出す。容器の隔壁に作られた丸窓はか
くしてオペレータが容器の内部で所望される操作
を行なうのを許容する。
マスタースレーブ型の遠隔操作装置は他の理由
から2つの大きな系列に細分される。これらの系
列の第1のものはマスタおよびスレーブアームが
各々、多くの場合にはセグメントの数が2つであ
る人間の腕の運動に比較し得る運動を再生する連
接された複数のセグメントからなる遠隔操作装置
に関する。本発明が関係する上記系列の第2のも
のは各アームがこのアームの長さの変更も許容す
るような伸縮自在の方法で取り付けられる複数の
セグメントから作られる伸縮自在の遠隔操作装置
に関する。
より正確な構成によれば、本発明によるマスタ
ースレーブ型の伸縮自在の遠隔操作装置は伸縮自
在のマスタアームおよびスレーブアームで作ら
れ、これらのアームは横断ブロツク上で互いに通
常平行でかつ前記ブロツクの軸に対して直角な2
本の肩軸のまわりに連接され、横断ブロツクは容
器の隔壁を横断しかつその固有の軸のまわりに回
転するように取り付けられる。各アームの端部は
かくしてアームの釣合いに影響を及ぼさないため
ここでは述べられない制御ハンドルのおよびペン
チの自由度が加えられる位置決めの3つの自由度
を規定する。慣例により、記載に引き続いて以下
の方法の各アームの位置決めに結びつけられる自
由度を指定する。すなわち、 X:横断ブロツクの軸のまわりのアームの回
転; Y:肩軸のまわりのアームの回転; Z:アームの長さの変化。
遠隔操作装置の能力を高めかつ容器の一定領域
への接近を容易にするために、一般にはマスタア
ームのすべての運動から独立して、1または複数
の自由度X,YおよびZによつてマスタアームに
関連してスレーブアームの変位を実施せしめる手
段からなる遠隔操作装置を装備する。
この手段として釣合い錘をスレーブアームに取
付ける事が行なわれるが、特にその占有空間の問
題および絶対的必要の容器内部に置かれねばなら
ない機構の数を最少必要限度に抑制されねばなら
ないなどの理由、並びに容器内部での取扱いの困
難性を考慮して、スレーブアームの釣合い手段
は、マスタアームの釣合い手段のように、容器の
外部に置かれる。しかしながら、容器の外部にま
とめて釣合い手段が置かれるという必要性と共に
マスタアームの1つ或いは複数の自由度X,Yお
よびZに関連するスレーブアームの変位その釣合
い手段をとくに複雑にするということが理解され
る。
現在、スレーブアームの釣合わせ装置として実
際には反対の2つの技術によつて実施される種類
のマスタースレーブ型の伸縮自在の遠隔操作装置
が知られている。
すなわちこの型の公知の遠隔操作装置の第1の
ものにおいて、第1の釣合い錘を支持するリンク
Xにおける各変位がマスタアームとスレーブアー
ムとの間に存しないときスレーブアームに絶えず
平行に維持される。さらに長さZが変化するとき
マスタアームの釣合いを保証する釣合い錘はスレ
ーブアームに対応する釣合いを同時に保証する。
しかしながら、スレーブアームの釣合いは2本の
アームの間にXまたはZの変位が存在すると第1
釣合い錘によつてはもはや正しく行なわれない。
さらに第2釣合い錘によるZ方向のスレーブアー
ムの釣合いはスレーブアームのXまたはYの変位
が存在するとき対応する質量のXまたはY方向の
成分が妨害するに違いないし、かつそのことはま
してやスレーブアームが水平に近づくに至つては
満足な釣合いを行なわせ得なくなる。この釣合い
の欠陥はオペレータにとつて極めて面倒でありそ
してこの遠隔操作装置の運転をとくに困難にさせ
る。
現在まで知られているマスタースレーブ型の伸
縮自在の遠隔操作装置の第2のものは反対にスレ
ーブアームのすべての位置―かつそれはスレーブ
アームとマスタアームとの間に導かれる変位であ
る―においてスレーブアームの完全な釣合いを保
証する。しかしながら、この結果はこの遠隔操作
装置を比較的信頼性を少なくせしめかつとくにそ
の価格を高める極めて複雑な機構により構成され
ている。さらに、この遠隔操作装置はスレーブア
ームのZの運動を補償するように該スレーブアー
ムに直接取り付けられる釣合い錘を含み、これは
前述の取扱い性のためかつまたアームに直接取り
付けられるこの型の釣合い錘がアーム全体を他の
理由から釣り合すのに使用する釣合い錘の質量を
同じだけ増大するので望ましくない。
本発明は、正確には、前者の技術の第1の型の
遠隔操作装置よりかなり満足するスレーブアーム
の釣合いを実施しかつ低原価および前者の技術の
第2の型の遠隔操作装置に関してかなり高められ
た信頼性を呈するマスタ/スレーブ型の伸縮自在
の遠隔操作装置を実施することを目的とするもの
である。
このために、本発明によれば、その固有軸のま
わりに取着されて回動する隔壁の横断ブロツク
と、該ブロツクの軸線に対して直角の2本の肩軸
のまわりに前記横断ブロツクに連接される伸縮自
在のマスタアームおよびスレーブアームと、前記
マスタアームの自由端に取着した制御ハンドル
と、前記スレーブアームの自由端に取着した把持
機構と、前記スレーブアームへのおよび前記マス
タアームに与えられた運動の把持機構へのかつ前
記制御ハンドルへの伝達手段と、前記マスタアー
ムの対応する座標を変更することなくその肩軸の
まわりで前記スレーブアームの長さおよび方向を
変更せしめる、前記マスタアームの変位手段と、
前記マスタアーム自体の釣合い手段と、前記マス
タアーム側からかつそれに関して反対の方向に、
前記マスタアームの肩軸と平行またはそれと一つ
にされた軸のまわりに前記横断ブロツク上で連接
されるリンクに取着した少なくとも1つの釣合い
錘を含むスレーブアームの釣合い手段とからなる
伸縮自在の遠隔操作装置が提案される。
本発明によれば、かかる遠隔操作装置は、スレ
ーブアームの釣合い手段が少なくとも1つの第1
釣合い錘および少なくとも1つの第2釣合い錘を
含み、前記第1釣合い錘は第1リンクおよびそれ
に沿つて前記釣合い錘を変位するための手段に取
着され、該手段が対応する変位手段により前記マ
スタアームに関連してスレーブアームの長さの変
位と同時に制御され、前記第2釣合い錘は第2リ
ンクおよび前記第2釣合い錘をそれに沿つて移動
するための手段に取着され、該手段は前記マスタ
アームの長さの変更の前記スレーブアームの伝達
手段により制御されることにより特徴づけられ
る。
これらの特徴によつて、本発明による遠隔操作
装置はスレーブアーム自体のマスタアームに対す
る長さの変化を補償するためにマスタアームの側
から横断ブロツク上で上方に向つて連接されるリ
ンクに可動の方法で配置される釣合い錘を利用す
ることにあるから機械的観点から簡単である。こ
の配置はそれが同一の釣合い錘によつてスレーブ
アームの釣合いおよびこのアームの長さの変化の
補償を実施せしめるためにとくに有利である。こ
のように、釣合い錘の質量はこれらの2つの作用
を同時に満たす前者の技術の遠隔操作装置に関連
してかなり減じられる。
補償し易い技術的理由のため(釣り合すべき質
量は一致していない)、マスタアームの長さの変
化を結果として生ずるスレーブアームの長さの変
化を補償するのに使用する釣合い錘はマスタアー
ムに関連してスレーブアームの変位に対応するス
レーブアームの長さの変化を補償するものとは異
なり、第2の補償(Zの変位)は第1の補償(運
動Z)より重要である。
本発明の他の特徴によれば、横断ブロツクの軸
のまわりのマスタアームに関連するスレーブアー
ムの変位手段が同様に設けられ、該手段は前記マ
スタアーム側に配置されかつ前記マスタアームの
肩軸を支持する前記横断ブロツクの第1部分と前
記スレーブアームの肩軸を支持する前記横断ブロ
ツクの第2部分との間で作用し、前記第1釣合い
錘を支持するリンクは前記第2部分に連接されそ
して前記第2釣合い錘を支持するリンクは前記第
1部分に連接される。この方法から、可動の釣合
い錘はスレーブアームの長さの変化を制御するの
に使用する対応の機構にできるだけ近づけて配置
される。
好ましくは、遠隔操作装置はさらに伝達手段と
変位手段が前記スレーブアームにこれをその肩軸
のまわりに回転させるように作用するとき両リン
クをそれらの軸のまわりにかなり等しい角度でか
つその肩軸のまわりの前記スレーブアームの回転
角度と同じ方向で同時に回転させる手段を含み、
前記リンクを回転させる手段は復帰において前記
釣合い錘のバランス作用のスレーブアームへの伝
達を確実にする。
本発明の副次的な特徴によれば、その肩軸のま
わりの前記マスタアームの回転運動を前記スレー
ブアームに伝達する手段は前記横断ブロツク内に
置かれかつ前記マスタアームの肩軸上に回動取着
された部片に形成された歯付きセレクタにより回
転駆動される回転軸を含み、前記部片はその肩軸
のまわりの前記スレーブアームの角度的変位を制
御する手段を介して前記マスタアームに接続され
る。
好しくは、第2釣合い錘を支持する前記リンク
はマスタアームの肩軸と一つにされる軸のまわり
に連接され、前記第2釣合い錘を支持する前記リ
ンクを回転せしめる前記手段は前記リンクと一体
の軸および前記部片からなりそして前記第1釣合
い錘を支持する前記リンクを回転せしめる前記手
段は前記リンク上にかつ前記部片に形成されたレ
バーアーム上に同時に連接されるタイロツドから
なる。
本発明の他の特徴によれば、マスタアームの長
さの変更をスレーブアームに伝達する手段は前記
横断ブロツク内に置かれた回転軸からなり、この
回転軸は第2釣合い錘を前記リンクに沿つて移動
する前記手段を直接制御する。
好しくは、マスタアームの長さの変更をスレー
ブアームに伝達するのに使用する回転軸はリンク
に沿う第2釣合い錘の移動を、前記軸と前記横断
ブロツク上の前記リンクの連接軸との間のチエー
ン歯車型の第2伝達装置および前記第2釣合い錘
を前記リンクに沿つて移動する前記手段を介して
制御する。
比較し得る方法によれば、スレーブアームの長
さの変位手段はマスタアーム側の横断ブロツク上
に取り付けられた歯車付電動機からなることがで
き、この歯車付電動機は前記ブロツク内に置かれ
た回転軸を介してのスレーブアームの長さの変
位、および前記歯車付電動機と前記横断ブロツク
上の前記リンクの連接軸との間のチエーン―歯車
型の第1伝達装置および前記第1釣合い錘を前記
リンクに沿つて移動する手段を介して前記リンク
に沿う前記第1釣合い錘の移動を同時に制御す
る。
次に添付図面を参照して本発明の好適な実施例
をそれのみには限定されない例として説明する。
第1図において容器10の垂直隔壁12を示
し、前記容器10はそれらの危険な特性またはそ
れらを環境から保護する必要から絶縁されねばな
らない雰囲気および生成物を含有している。この
容器10はとくに放射性生成物を含むかも知れな
い。
操作がこのような容器中で実現されねばならな
いとき、この操作は外部から遠隔制御されねばな
らずかつこのため遠隔操作装置を利用する。好し
くは、丸窓50がオペレータによつて実現される
操作の直接監視を許容するように隔壁12に設け
られる。しかしながら、ある条件においては、丸
窓50は除去されかつ容器内に配置されかつ容器
外に配置されたスクリーンに接続される1または
複数のテレビジヨンカメラを含む電子工学的集合
体によつて置き換えられることができる。
本発明によれば、マスタースレーブ型の伸縮自
在の遠隔操作装置14を利用し、該遠隔操作装置
は隔壁12を横断しかつその端部に連接される横
断ブロツク16、容器10の外部に伸縮自在のマ
スタアーム18および容器10の内部に伸縮自在
のスレーブアーム20を含んでいる。
より正確に述べれば、横断ブロツク16はその
水平軸線のまわりに隔壁12内で回転する方法で
取り付けられた筒状部分22と、容器10の外部
に配置されかつ部分22の軸線と直角な肩軸26
のまわりにマスタアーム18を支持する張出し部
分24と、容器10の内部に配置されかつ部分2
2の水平軸線に対して同様に直角な肩軸30を介
してスレーブアーム20を支持する張出し部分2
8とからなつている。肩軸30は各Xの変位がス
レーブアームとマスタアームとの間に存しないと
き肩軸26に対して通常平行である。横断ブロツ
ク16の部分24および28は部分22と通常一
体であるがそれらは容器10の外部から制御され
かつこの技術の専門家には良く知られた解放手段
によつて第1図にP1およびP2で略示する解放面の
レベルで別々にされることができる。本発明の部
分を形成しないこの解放手段はここでは詳述しな
い。容器の密封性に影響を及ぼすことなくマスタ
アームおよびスレーブアームを任意に変化せしめ
ることは簡単に認められよう。
同様に公知の方法によれば、各アーム18およ
び20はそれについて長さを変更せしめる複数の
伸縮自在の部分で作られる。これらの部分は一般
的には3つでありそしてスレーブアームに関して
は20a,20bおよび20cで略示されてお
り、外側部分20aは内側部分20cが把持ペン
チを支持するとき肩軸30に連接される。中間部
分20bはマスタアームの長さの変位に関連して
スレーブアームの長さの変化を許容する。スレー
ブアームに類似するマスタアームは手動運動の制
御を確実にする2つの伸縮自在の部分のみからな
つている。運動X,YおよびZの変位はハンドル
34上に配置されかつ後述される歯車付き電動機
を制御するスイツチにより制御される。
マスタアーム18の内方部分はその下方端にそ
れ自体で制御ハンドル34を支持する継手32を
有している。継手32は第1図に矢印Aで示すよ
うにアーム18の軸線のまわりに回転する方法で
取り付けられる。さらに継手32は、一方で、矢
印Bで示すように、アーム18の軸線に対して垂
直な軸線のまわりでのハンドル34の方向付けを
許容し、かつ他方で矢印Cで示すようにその固有
の軸のまわりでのハンドル34の回転を許容する
ことが理解される。ハンドル34はさらに、継手
32と同一概念の継手38を介して、スレーブア
ームの部分20cの下方端に取り付けられた把持
ペンチの開閉を制御せしめる爪36を配置する。
継手32と同一の方法で、継手38は矢印Aで
示すようにアーム20の軸線のまわりに回転する
ことができかつ継手32関してハンドル34につ
いて定義されたと同一の方向BおよびCにしたが
つてペンチ40の運動を許容する。
前述の説明は遠隔操作装置の各アームが空間内
での各アームの端部の位置を決定する3つの位置
決めの自由度およびこの位置に関してハンドルお
よびペンチの方向を決定する3つの方向付けの自
由度を定義することが明瞭になされている。
位置決めの自由度は以下のように定義される。
すなわち、 X:横断ブロツク16の水平方向軸線のまわり
でのアームの回転運動; Y:それらの肩軸のまわりでのアームの回動運
動; Z:アームの長さの変化。
方向付けの自由度は以下の役割を含んでいる。
すなわち、 A:アームの軸線のまわりでの継手の回動運
動; B:アームの軸線に対して直角の軸線のまわり
でのハンドルまたはペンチの回動運動; C:その固有の軸線のまわりでのハンドルおよ
びペンチの回動運動。
これらの運動にペンチの開放または閉止運動が
加わる。
十分理解されるように、それに与えられる作用
を満たすために、遠隔操作装置14はマスタアー
ム18のおよび/または制御ハンドル34のすべ
ての運動にスレーブアーム20のおよび/または
ハンドル40の同一または類似の運動が対応する
ものと理解されねばならない。このため、横断ブ
ロツク16を横切つて、マスタアーム18をスレ
ーブアーム20にかつハンドル34を把持ペンチ
40に機械的に接続せしめる、専門家には良く知
られている運動伝達手段を利用する。
詳述すれば、前述された位置決めのおよび方向
付けの自由度の各々に運動伝達手段が応答し、該
運動伝達手段は一方で各アーム18および20の
内部でケーブルまたはベルトによる制御でかつ他
方で水平に配置された回転軸で構成され、そして
その回転はマスタアーム18の対応するケーブル
またはベルトに与えられた運動のスレーブアーム
20のケーブルまたはベルトの機械的伝達を確実
にする。ケーブルと回転軸間の運動の伝達はこれ
らの回転軸に対して直角でかつ対応するケーブル
またはベルトがその上に巻かれるキヤプスタンお
よび回転軸により支持される対応ピニオンに噛み
合うピニオンを同時に支持する軸を介して実現さ
れる。この解決は横断ブロツク16の部分と同じ
高さに良好な密封性を保証せしめかつ部分24と
28の解放を容易にする。この技術は良く知られ
ておりかつここでは詳述しない。本発明を良好に
理解するために、操作装置14により定義された
自由度の各々に運動Xを除き、ならびにペンチの
締付け運動に横断ブロツク16の内部でピニオン
またはすべての等価システムによつて運動の取得
を容易に実施することができる回転軸が応答する
ということに単に留める。
容器10の接近し難い領域内での操作の容易性
を高めるようにかつ同様に良く知られた方法で、
遠隔操作装置14はマスタアーム18に対てスレ
ーブアーム20のみを変位せしめる手段を備えて
いる。この変位はハンドル34を支持するマスタ
スレーブ18の端部が移動されることなくペンチ
40を支持するアーム20の端部の位置決めを変
更するよう存する。それゆえ、それは位置決めの
自由度X,YおよびZの各々に適用される。実際
上、変位は一般にこれらの自由度の各々に対応す
る3つの電気的制御によつて実施される。詳述す
れば、ブロツク16の部分24に取り付けられた
歯車付き電動機44はマスタアーム18に対して
スレーブアーム20のXの角度的変位を直接制御
する。このため、横断ブロツクの部分24は、マ
スタスレーブの肩軸26を支持する部分24cに
対してブロツクの部分28,22および24bの
Xの角度的変位を制御するために、歯車付き電動
機44の運転時相対的に回転する傾向がある2つ
の部分24bおよび24cで実施される。歯車付
き電動機46は、マスタアームに対してスレーブ
アームのYの角度的変位を制御するように、後述
する手段によつて作用する。最後に、第3の歯車
付き電動機48は、同様に後述する手段によつ
て、マスタアームの長さを変更することなくスレ
ーブアームの長さZを変更せしめる。
遠隔操作装置14の型の遠隔操作装置における
寸法および重量を与えるとき、スレーブアームの
同様なマスタアームのできるだけ完全な釣合いを
実現する必要があるということが理解される。こ
の釣合いはアームの位置決めの自由度に対応する
運動X,YおよびZを考慮しなければならない。
前掲のごとく、この釣合いは対応するシステムが
できるだけ容器の外部に配置されねばならずかつ
スレーブアームとマスタアームとの間の変位の介
在がスレーブアームの釣合いに関する問題を実際
上益々複雑にしている。
本発明により提案される釣合い手段は第2図〜
第5図を参照して詳細に説明される。
該手段は、まず、公知のように、マスタアーム
の釣合い手段を含んでいる。このように、マスタ
アーム18の上方部分は釣合い錘118を支持す
る2つのリンク116の形で肩軸26の上方に延
びることがとくに第5図に見られる。この釣合い
錘の重量および肩軸26から隔つている距離はマ
スタアーム18のZの移動を補償するようにマス
タアーム18上に動き得るように取り付けられた
第2の釣合い錘(図示せず)との組合せでマスタ
アーム18を永久に釣り合すように計算される。
この第2の釣合い錘は専門家には良く知られてお
りかつここでは詳述しない。ここでは単に、この
釣合い錘がマスタアーム18の外部で移動されか
つアームの運動Z時ケーブルの長さの変化を補償
せしめるキヤリツジと一体であることを述べてお
く。かくして、この釣合い錘はマスタアームが延
ばされるとき、肩軸26に近づきそして逆に、従
つて釣合い錘118により釣り合わされる質量は
不変である。
スレーブアームの釣合い手段に関連して、本発
明によれば、この釣合い手段は、マスタアームに
より制御されるXおよびYの運動および電気的に
制御されX,YおよびZの変位を考慮しながらス
レーブアームの釣合いを保証する第1の1対の釣
合い錘60、およびマスタアームにより制御され
るX,YおよびZの運動および電気的に制御され
るYの変位を考慮しながらスレーブアームの釣合
いを保証する第2の1対の釣合い錘120を含ん
でいる。
スレーブアームのこれらの種々の運動および変
位を考慮するために釣合い錘60の移動を制御す
る手段を第2図および第3図を参照し説明する。
このように、第2図および第3図では、横断ブ
ロツク16の部分24bは両方の側部でXの変位
を存しないときマスタアームの肩軸26に平行な
軸52を支持する。これらの軸52は互いに延長
部に配置されかつ横断ブロツクの軸線を横切る。
各軸52は、図示のごとく、マスタおよびスレー
ブアームとは反対に横断ブロツク16の上方に延
びるリンク54を回転可能にで支持する。これら
のリンク54は横断ブロツクの部分24bに跨が
つている軸56により互に連結される。各リンク
54はそれに沿つて釣合い錘60が滑動できる案
内軸58を含んでいる。各釣合い錘60は対応す
るリンク54の端部に自由に取り付けられる歯付
きピニオン64および軸52に取着回動する駆動
ピニオン66に係合するチエーン62の2つの端
部に固着され、したがつてピニオン66の回転は
対応する案内軸58に沿う釣合い錘60の移動を
可能にするスレーブアームのZの変位を制御する
歯車付き電動機48の近くの部分24b上の軸5
2の配置はこれがその同一の歯車付き電動機によ
つてスレーブアームおよび釣合い錘を容易に制御
せしめるのでとくに有利であることが理解され
る。
各ピニオン66は同様に軸52に取り付けられ
かつ横断ブロツクの部分24と対応するリンク5
4との間に配置されるピニオンと一体である。チ
エーン70は各歯車68および第2歯車72に噛
み合いそれにより対応する軸52に平行な軸は横
断ブロツクの部分24bに形成された支持体24
aに固着した支持体74に回動取着される。各歯
車72を支持する軸は両方とも支持体24に固着
された輪体および無端ベルトから成る減速機76
により回転駆動される。
図示してない変形実施例において、釣合い錘6
0の移動はボルト―ナツト装置によつて制御され
る。ピニオン66はその場合に対する軸58と一
体の他の円錐ピニオンに代えられる。さらに、こ
の軸はネジが切られかつ釣合い錘に形成された雌
ネジと協働し、したがつてその回転は釣合い錘の
移動を制御する。
とくに第2図に示すごとく、減速機76は、カ
ツプリング78を介して、マスタアームに関連す
るスレーブアームのZの変位の制御を保証する歯
車付き電動機48によつて駆動される。このた
め、歯車付き電動機48はリンク54間の支持体
24に同様に固着される。Zの変位の制御は減速
機76の第3の出力ピニオン80およびピニオン
80にかつ歯車付き電動機48により制御される
Zの変位をスレーブアーム20に向つて伝達する
回転軸と一体のピニオン84に同時に噛み合うチ
エーン82を介して行なわれる。この回転軸は第
2図に符号86で略示されている。
記載される構造によつて、マスタアームに対す
るスレーブアームのZの変位の電気的制御の情報
は、歯車付き電動機48によつて制御される変位
の運動の大きさおよび方向に従つて案内軸58に
沿つて釣合い錘を上方または下方に向つて移動す
るように、釣合い錘60に伝達される。正確に言
えば、釣合い錘60の移動の大きさは制御される
変位の大きさに比例する。さらに、横断ブロツク
の部分24b上へのリンク54の取付けは、釣合
い錘60が歯車付き電動機44の作用或いはマス
タアームの移動の結果を生ずるスレーブアームの
Xの運動にも追従するように設定されている。他
方において、釣合い錘60を支持するリンク54
にマスタアームのYの移動を伝達するための手段
が設けられる。正確に言えば、釣合い錘60を支
持するリンク54にマスタアーム18のYの移動
ならびにマスタアームに関連するスレーブアーム
のYの変位を伝達し、したがつてリンク54はX
の各変位が2本のアーム間に存しないときスレー
ブアーム20に対して絶えず平行にそしてこのよ
うな変位が存在するときスレーブアームにほぼ平
行である。スレーブアームのYの運動はそれゆえ
スレーブアームの手動制御またはマスタアームに
関連するスレーブアームの変位の電気的制御を結
果として生ずるように、リンク54に全て伝達さ
れる。記載される手段はさらに釣合い錘60の存
在から生ずる釣合い力をスレーブアームに伝達せ
しめる。
とくに第2図および第4図に示すように、この
手段は肩軸26のまわりに枢着されるレバーアー
ム88および一方で肩軸に対向するレバーアーム
88の端部にかつ他方でリンク54を横断ブロツ
ク16の部分24bに跨がつて連結している連結
軸56に連接される伝達タイロツド90を含んで
おり、したがつてレバーアーム88および連結軸
56上のタイロツド90の連接玉継手92および
94が軸26および52とともに平行四辺形を画
成する。留意すべきことはタイロツド90が玉継
手92および94を介してレバーアーム88およ
び軸56上に連接されることでありこれは歯車付
き電動機44が作用される(Xの変位)とき横断
ブロツクの部分24bと24cとの間に角度的変
位を存するためである。リンク54とスレーブア
ームとの間には2次的不均衡に対応する角度的変
位が存在するが、これは許容限度内の程度であ
る。
第4図により明らかなように、レバーアーム8
8は第2のレバーアーム96と一体でありその肩
軸26に対向する端部がマスタアームに関連する
スレーブアームのYの変位を制御する歯車付き電
動機46を支持するケース100上の軸98に連
接される。軸102は、噛合い遊び104を介し
て歯車付き電動機46により回転駆動され得るよ
うに、ケース100内に回転するように取り付け
られる。軸102は図示のマスタアーム18の位
置において下方に突出しそしてそれはその下方端
に、ネジ付き部分102aを有し、該ネジ付き部
分102aは、その肩軸26の近くに、マスタア
ーム18に固着されたアーム108に回転可能に
取着された雌ネジ106内に固定させられる。
図示してない変形例において、この配置は逆に
することができる。歯車付き電動機46のケース
はその場合に肩軸の上方にマスタアームと一体の
レバーアームの端部に枢動するように支持され、
そして軸102が螺合される雌ネジ106はレバ
ーアーム96の端部に回転するように収着され
る。
この配置によつて、方向Yに従うその肩軸のま
わりのマスタアーム18のすぺての回転がアーム
108、軸102およびレバーアーム96を構成
する堅固な連結を介してレバーアーム88に全て
伝達される。タイロツド90はそれゆえその肩軸
26のまわりのマスタアーム18の回転運動をリ
ンク58に全て伝達する。上述した回転運動がス
レーブアーム20に全て伝達されるので釣合い錘
60を支持するリンク54の傾斜はXの偶発的変
位による誤動作は除外して該スレーブアーム20
のYの変位がマスタアーム18に依り手動制御さ
れる時前記スレーブアーム20の傾斜と同じにな
る。
その上、歯車付き電動機46の運転はネジ付き
部分102aの雌ネジ106との協働の結果雌ネ
ジ106から軸98を隔てる距離を変更するよう
に、かつしたがつて、第4図に矢印109で示す
ように、肩軸26のまわりにレバーアーム96を
回転させるように導く。この回転にレバーアーム
88の回転が対応する。リンク54の傾斜はそれ
ゆえ等しい角度およびそれによつて歯車付き電動
機46の作用下でレバーアーム96が移動される
方向と同じ方向に変更される。
とくに第4図に示すように、レバーアーム88
および96を支持する部片はマスタアーム18の
移動かまたは歯付き電動機46の運転を生ずるY
の移動をスレーブアームの方向に伝達するように
同様に使用する。このため、この部片は肩軸26
上に中心が置かれかつそれに横断ブロツク16を
横切つてスレーブアーム20へYの運動(第1
図)を伝達する回転軸114と一体のピニオン1
12が噛み合う歯付きセクタ110を備えてい
る。
回転軸114と釣合い錘60を支持するリンク
54との間でこのように実施される機械的結合は
またスレーブアームにより働される釣合い力をス
レーブアームに伝達せしめることが解かる。
好しくは、本発明の他の特徴によれば、マスタ
アームによつて手動制御されるスレーブアームの
伸張Zの変化を考慮に入れながら同一機能を実際
上満たす釣合い錘120を釣合い錘60に付け加
えるようになしている。
とくに第4図および第5図に示すごとく、この
後者の機能は、肩軸26と同じ高さで、一方で釣
合い錘120を横断ブロツクの部分24の側部に
配置するとき実現される。正確に言えば、各釣合
い錘120はリンク124の案内軸122上に滑
動する方法で受容される。各リンク124は肩軸
26上に中心が置かれそして部分24に関連して
かつマスタアーム18の上方部分18aに関連し
て同時に回動取着される軸126に回転連動され
る。リンク124は、リンク124間に釣合い錘
118の通路を許容するように、第5図に示すご
とく釣合い錘118の上に張り出している連結軸
127によつて連係される。軸126の一方はと
くにレバーアーム88および96に支持された歯
付きセクタ110に固着され、したがつて手動ま
たは電気的であるようなスレーブアームのYの移
動が同様にリンク124に伝達される。それゆえ
このリンク124は釣合い錘60を支持するリン
ク54に絶えず平行である。言い換えれば、リン
ク124は肩軸26のまわりに等しい角度および
その肩軸のまわりのスレーブアームの回転角度と
同じ方向に回転し、リンク124はXの各変位が
スレーブアームとマスタアームとの間に存しない
ときスレーブアームに絶えず平行である。
釣合い錘60によつて実施される釣合いを完全
にするように、マスタアームの長さを変更しなが
ら手動制御されたスレーブアームの長さの変化Z
を考慮に入れるために、釣合い錘120はリンク
124に沿つて移動される。この結果は対応する
リンク124の上方および下方端に取り付けられ
る遊び車130および132に受容されるケーブ
ル128の端部を釣合い錘120の各々に固着す
ることにより得られる。さらに、各ケーブル12
8は、リンク124と横断ブロツクの部分24と
の間の、対応する軸126上で回転するように受
容される駆動輪134に巻回される。各駆動輪1
34は第2ピニオン140により駆動されるチエ
ーン138が係合せしめられるピニオン136に
連係され、肩軸26に平行なピニオン140の軸
は角度をもつた中間ピニオン144を介して回転
軸142により同様に回転駆動される。肩軸26
のまわりのリンク124の連接はかくしてスレー
ブアームのZの変位および釣合い錘120の対応
する移動を同時に容易に制御せしめる。
図示してない変形例においいて、チエーン13
8は省略することができる。この場合に、ピニオ
ン140はそれに駆動輪134に通した後ケーブ
ル128の一方が巻回されるキヤプスタンに置き
換えられる。
回転軸142はそれによりマスタアームの伸張
Zの変化が横断ブロツク22を横切つてスレーブ
アーム20に伝達される軸であるとき、記載され
る機構はこのように伝達される伸張Zの変化に比
例する距離にリンク124に沿つて釣合い錘12
0を移動せしめることが解る。釣合い錘120を
支持するリンク124がスレーブアームに電気的
および手動の運動Yを伝達する軸114上に直接
結合されるので、Xの各変位が歯車付き電動機4
4によつて制御されないときスレーブアームを完
全に釣り合すために、釣合い錘60によつて得ら
れる釣合いと組み合されるスレーブアームの釣合
いを実現したことが解かる。さらに、記載される
釣合い手段は比較的簡単であり、したがつて本発
明による遠隔操作装置の価格および信頼性はすべ
て申し分のないものとなる。
理解されるように、本発明は例として記載され
た実施態様に限定されるものではなく、しかもそ
のすべての変形を保護する。かくして、マスタア
ームを支持する横断ブロツクの部分上のスレーブ
アームの釣合いの釣合い錘を支持するリンクの回
転軸の位置決定は記載されたものと異ならせるこ
とができることは容易に理解されよう。釣合い錘
120を支持するリンク124は例えば肩軸に平
行な軸上に枢着させることができ、そしてとくに
釣合い錘60と釣合い錘120を逆にするように
考えることもできる。しかしながら、明白な空間
のために、これらの釣合い装置の少なくとも1つ
が肩軸のまわりに直接連接され、そして記載され
た配置がスレーブアームのZによる運動の取得を
より容易な方法で確実にするものであることが好
しい。他方において、ケーブルとプーリによるか
または記載されたチエーンとピニオンによる機械
的な伝達装置はすべて同等の機構により置き換え
られることが理解されよう。最後に、スレーブア
ームの各運動は、この釣合い錘のクリヤランスが
遠隔操作装置の範囲を極めて著しい方法で減じな
いという条件で、単一の釣合い錘によつてかつ横
断ブロツクに関連して対称的に配置された2つの
釣合い錘によつてではなく補償されることができ
る。この精神において、釣合い錘のクリヤランス
を相当な値に維持するように、横断ブロツクの回
転軸線に関連して釣合い錘を支持するリンクの回
動軸線を変位することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明によつて実現されたマスタース
レープ型の伸縮自在の操作装置を略示する部分断
面側面図、第2図は容器の外部に配置されかつマ
スタアームを支持する横断ブロツクの部分を示す
拡大図、第3図はスレーブアームの運動Xおよび
Yの釣合いを確実にしかつマスタアームに関連し
てスレーブアームのZの偶発的変位を補償するよ
うに本発明によつて使用される釣合い錘を示す第
2図の線―に沿う断面図、第4図は横断ブロ
ツクの端部へのマスタアームの連接ならびにスレ
ーブアームとマスタアームとの間のYの変位を補
償せしめる手段を示す第2図と同様な拡大図、第
5図はマスタアームのXおよびYの釣合いの釣合
い錘およびスレーブアームがマスタアームに比較
し得る運動によつて手動制御された運動Zに従う
ときスレーブアームのXおよびYの釣合いを本発
明によつて確実にせしめる釣合い錘を示す第4図
の線―に沿う断面図である。 図中、符号12は隔壁、14は遠隔操作装置、
16は横断ブロツク、18はマスタアーム、20
はスレーブアーム、22,24b,24c,28
は横断ブロツクの部分、26,30は肩軸、34
は制御ハンドル、40は把持ペンチ、44,4
6,48は歯車付き電動機、52,124は軸、
54,124はリンク、60は釣合い錘、62は
チエーン、64は歯付きピニオン、66は駆動ピ
ニオン、68は歯車、70はチエーン、72は歯
車、86は回転軸、88はレバーアーム、90は
タイロツド、96はレバーアーム、110は歯付
きセクタ、112はピニオン、114は回転軸、
118はマスタアームの釣合い手段、120はス
レーブアームの釣合い手段、128はケーブル、
130,132は遊び車、134は駆動輪、13
6はピニオン、138はチエーン、140はピニ
オン、142は回転軸である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 その固有軸線のまわりに回動取着された隔壁
    の横断ブロツクと、該ブロツクの軸線に対して直
    角の2本の肩軸のまわりに前記横断ブロツクに連
    接される伸縮自在のマスタアームおよびスレーブ
    アームと、前記マスタアームの自由端に取着した
    制御ハンドルと、前記スレーブアームの自由端に
    取着した把持機構と、前記スレーブアームへのお
    よび前記マスタアームに与えられた運動の把持機
    構へのかつ前記制御ハンドルへの伝達手段と、前
    記マスタアームの対応する座標を変更することな
    くその肩軸のまわりで前記スレーブアームの長さ
    および方向を変更せしめる、前記マスタアームの
    変位手段と、前記マスタアーム自体の釣合い手段
    と、前記マスタアームの側からかつそれに関して
    反対の方向に、前記マスタアームの肩軸と平行ま
    たはそれと一つにされた軸のまわりに前記横断ブ
    ロツク上で連接されるリンクに取着した少なくと
    も1つの釣合い錘を含むスレーブアームの釣合い
    手段とからなる伸縮自在の遠隔操作装置におい
    て、前記スレーブアームの前記釣合い手段は少な
    くとも1つの第1釣合い錘および少なくとも1つ
    の第2釣合い錘を含み、前記第1釣合い錘は第1
    リンクおよびそれに沿つて前記釣合い錘を変位す
    るための手段に取着され、該手段が対応する変位
    手段により前記マスタアームに関連してスレーブ
    アームの長さの変位と同時に制御され、前記第2
    釣合い錘は第2リンクおよび前記第2釣合い錘を
    それに沿つて移動するための手段に取着され、該
    手段は前記マスタアームの長さの変更の前記スレ
    ーブアームの伝達手段により制御され、更に前記
    マスタアームの長さの変更を前記スレーブアーム
    に伝達する前記手段は前記横断ブロツク内に置か
    れた回転軸からなり、この回転軸は前記第2釣合
    い錘を前記リンクに沿つて移動する前記手段を直
    接制御し、同時に前記回転軸は前記リンクに沿う
    前記第2釣合い錘の移動を、前記軸と前記横断ブ
    ロツク上の前記リンクの連接軸との間のチエーン
    ―歯車型の第2伝達装置および前記第2釣合い錘
    を前記リンクに沿つて移動する前記手段を介して
    制御しており、また前記スレーブアームの長さの
    前記変位手段は前記マスタアームの側の横断ブロ
    ツク上に取り付けられた歯車付電動機からなり、
    この歯車付電動機は前記ブロツク内に置かれた回
    転軸を介しての前記スレーブアームの前記長さの
    変位、および前記歯車付電動機と前記横断ブロツ
    ク上の前記リンクの前記連接軸との間のチエーン
    ―歯車型の第1伝達装置および前記第1釣合い錘
    を前記リンクに沿つて移動する前記手段を介して
    前記リンクに沿う前記第1釣合い錘の移動を同時
    に制御することを特徴とする伸縮自在の遠隔操作
    装置。 2 さらに前記横断ブロツクの軸線のまわりに前
    記マスタアームに関連する前記スレーブアームの
    変位手段を含み、前記手段は前記マスタアームの
    側に配置されかつ前記マスタアームの肩軸を支持
    する前記横断ブロツクの第1部分と前記スレーブ
    アームの肩軸を支持する前記横断ブロツクの第2
    部分との間で作用し、前記第1釣合い錘を支持す
    るリンクは前記第2部分に連接されそして前記第
    2釣合い錘を支持するリンクは前記第1部分に連
    接されることを特徴とする特許請求の範囲第1項
    記載の伸縮自在の遠隔操作装置。 3 さらに前記伝達手段と前記変位手段が前記ス
    レーブアームにこれをその肩軸のまわりに回転さ
    せるように作用するとき前記両リンクをそれらの
    軸のまわりにかなり等しい角度でかつその肩軸の
    まわりの前記スレーブアームの回転角度と同じ方
    向で同時に回転させる手段を含み、前記リンクを
    回転させる手段は復帰において前記釣合い錘のバ
    ランス作用のスレーブアームへの伝達を確実にす
    ることを特徴とする特許請求の範囲第2項記載の
    伸縮自在の遠隔操作装置。 4 その肩軸のまわりの前記マスタアームの回転
    運動を前記スレーブアームに伝達するための手段
    は前記横断ブロツク内に置かれかつ前記マスタア
    ームの肩軸上に回転取着された部片に形成された
    歯付きセクタにより回転駆動される回転軸を含
    み、前記部片はその肩軸のまわりの前記スレーブ
    アームの角度的変位を制御する手段を介して前記
    マスタアームに接続されることを特徴とする特許
    請求の範囲第3項記載の伸縮自在の遠隔操作装
    置。 5 前記第2釣合い錘を支持する前記リンクはマ
    スタアームの肩軸と一つにされる軸のまわりに連
    接され、前記第2釣合い錘を支持する前記リンク
    を回転せしめる前記手段は前記リンクと一体の軸
    および前記部片からなりそして前記第1釣合い錘
    を支持する前記リンクを回転せしめる前記手段は
    前記リンク上にかつ前記部片に形成されたレバー
    アーム上に同時に連接されるタイロツドからなる
    ことを特徴とする特許請求の範囲第4項記載の伸
    縮自在の遠隔操作装置。
JP58005978A 1982-01-19 1983-01-19 伸縮自在の遠隔操作装置 Granted JPS58126076A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
FR8200734 1982-01-19
FR8200734A FR2519894A1 (fr) 1982-01-19 1982-01-19 Telemanipulateur telescopique du type maitre-esclave et ses moyens d'equilibrage

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58126076A JPS58126076A (ja) 1983-07-27
JPS6240151B2 true JPS6240151B2 (ja) 1987-08-26

Family

ID=9270096

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP58005978A Granted JPS58126076A (ja) 1982-01-19 1983-01-19 伸縮自在の遠隔操作装置

Country Status (5)

Country Link
US (1) US4493598A (ja)
EP (1) EP0084482B1 (ja)
JP (1) JPS58126076A (ja)
DE (1) DE3361575D1 (ja)
FR (1) FR2519894A1 (ja)

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