JPS6240066B2 - - Google Patents

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Publication number
JPS6240066B2
JPS6240066B2 JP1698779A JP1698779A JPS6240066B2 JP S6240066 B2 JPS6240066 B2 JP S6240066B2 JP 1698779 A JP1698779 A JP 1698779A JP 1698779 A JP1698779 A JP 1698779A JP S6240066 B2 JPS6240066 B2 JP S6240066B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rotor
speed
rotational speed
signal
flip
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1698779A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS55109461A (en
Inventor
Toyosaku Sato
Akio Nagata
Norihisa Sagawa
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Koki Holdings Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Koki Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Koki Co Ltd filed Critical Hitachi Koki Co Ltd
Priority to JP1698779A priority Critical patent/JPS55109461A/ja
Publication of JPS55109461A publication Critical patent/JPS55109461A/ja
Publication of JPS6240066B2 publication Critical patent/JPS6240066B2/ja
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  • Centrifugal Separators (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は遠心分離機の加速方法に係り、特に起
動時にロータのアンバランスをロータが高速回転
に至る前に検出できるようにするのに好適な加速
方法に関する。
従来の遠心分離機には、機械的方法または光学
的方法などによるロータのアンバランス検出装置
を備えたものがある。しかしながら、アンバラン
ス検出装置は、ロータの回転中の振動を検出する
ようになつているのが普通で、満足すべき感度の
ものではない。ところで、ロータにアンバランス
がある場合は、ロータの加速過程において、通
常、低速回転時の第1次危険速度通過時に最大振
幅となるので、そのときに許容振幅を越えたらア
ンバランス有りと判定して、遠心分離機を停止し
て処置するのが望ましい。しかし、従来は、ロー
タを加速する場合、定電流加速としているため、
ロータの慣性が小さい場合には、ロータの加速が
速く、第1次危険速度を短時間で通過し、そのた
め、ロータの振動があまり大きくならず、感度の
悪いアンバランス検出装置では、このときにロー
タのアンバランスを検出することが不可能な場合
が多い。しかるに、ロータにアンバランスがあれ
ば、ロータが高速領域における第2次、第3次の
高次危険速度を通過するときに再び大きな振動を
生じるので、高速回転になつてからロータのアン
バランスが検出されることになるが、このとき
は、高速であるので、ロータを減速させても、す
ぐには停止させることができず、駆動部の損傷、
ロータの離脱等の事故を起すことになる。
本発明は上記に鑑みてなされたものであつて、
その目的とするところは、ロータが低速領域にお
ける第1次危険速度の回転速度にあるときにロー
タのアンバランスを検出できるようになし得る遠
心分離機の加速方法を提供することにある。
本発明の特徴は、遠心分離機を起動後ロータの
回転速度が低速領域における危険速度に達したと
きにそれを検出して信号を送出する装置を設け、
上記信号によつて一時的に上記ロータを所定の回
転速度まで減速させ、この減速時における上記ロ
ータの振動を検出して上記ロータのアンバランス
を検出して異常がないときのみ、再加速して所定
の高回転速度まで加速するようにした点にある。
第1図は遠心分離機のロータにアンバランスが
ある場合のロータの回転数と振幅との関係の一例
を示す線図で、1は加速時、2は減速時の特性曲
線である。図よりわかるように、第1次危険速度
AとAより速い第2次危険速度Bのときに振動振
幅が大きくなり、第2次危険速度Bの場合より第
1次危険速度Aの場合の方が振幅が大きく、ま
た、加速時よりも減速時の方が振幅が大きくな
る。
したがつて、第1図より、遠心分離機の起動時
にロータの回転速度が第1次危険速度付近に達し
たら、一旦減速させた方が、ロータにアンバラン
スがあるときに、ロータに大きな振動振幅が生じ
ることがわかる。
そこで、本発明においては、ロータの回転速度
が低速領域における第1次危険速度に達したとき
にそれを検出して信号を送出する速度検出装置を
設け、この装置の出力信号によつてロータを減速
させ、ロータの回転速度が所定の回転速度まで減
少したらそれを他の速度検出装置で検出し、この
検出信号によつてロータを再び加速させ、所定の
高回転速度まで加速させるようにした。
第2図は本発明による場合の、起動からの経過
時間とロータの回転数および振動振幅との関係の
一例を示す線図で、3は回転数特性、4は振幅特
性である。この場合、ロータの回転速度が第1次
危険速度Aに達すると、振幅が大きくなつて5に
示すようになるが、本発明ではモータの回転速度
が第1次危険速度Aを過ぎた時点で、ロータを減
速させているので、ロータが減速するとともに振
幅が小さくなるが、再び第1次危険速度Aまで減
速した時点で振幅が大きくなり、5よりも大きい
振幅6となる。したがつて、この大きい振幅6を
アンバランス検出装置で測定するようにすれば、
アンバランス検出装置の感度が悪くとも、ロータ
にアンバランスがある場合、それを確実に検出す
ることができる。そこで、もしロータのアンバラ
ンスが検出されたら、遠心分離機の運転を停止し
てロータのアンバランスの修正を行えばよいか
ら、高速領域の第2次、第3次の危険速度のとき
に、大きな振動を起すのが防止でき、遠心分離機
の安全性を増すことができる。
次に、第3図を用いて、本発明の方法を実施す
るための具体的装置の要部について説明する。第
3図は本発明に係る方法の一実施例を説明するた
めの一例を示す要部回路図で、第4図は第3図の
各部信号のタイムチヤート、第5図は第4図と同
一時間軸で示したロータの加減速曲線である。第
3図において、aはスタート信号(第4図の
a)、bは第5図のX、すなわち、ロータの回転
速度が第1次危険速度(またはこれをわずか越え
た速度)に達したときにそれを検出して正の信号
を送出する第1の速度検出装置の出力信号(第4
図のb)、cは第5図のY、すなわち、ロータの
回転速度が減速後再加速する所定の回転速度と同
じ回転速度になつたとき正の信号を送出する第2
の速度検出装置の出力信号(第4図のc)、fは
第5図のZ、すなわち、ロータの回転速度が極め
て小さい(X,Yより小さい)回転速度になつた
ときに正の信号を送出する第3の速度検出装置の
出力信号(第4図のf)で、第1、第2、第3の
速度検出装置については図示を省略してあるが、
例えば、ロータ(またはロータを回転駆動するモ
ータ)の回転数に比列したパルスを得て、これを
パルスの周波数に比例した直流信号に変換し、こ
れとあらかじめ設定された信号とを比較して、上
記の直流信号が設定信号より大きいときに正の出
力信号を送出するようにしたものを用いるように
すればよい。dはストツプ信号(第4図のd)で
ある。
スタート信号aの正のパルスを入力させると、
そのパルスがORゲート7を経てフリツプフロツ
プ8に与えられ、フリツプフロツプ8がセツトさ
れる。このとき、スタート信号aの正のパルスで
フリツプフロツプ9もセツトされ、フリツプフロ
ツプ8,9の出力がともに“1”レベルとなり、
ANDゲート10より“1”レベルの信号eが出
力される。したがつて、この信号eによつてロー
タを回転駆動するモータのリレーを駆動するよう
にしておけば、モータが駆動され、ロータは加速
される。ロータが加速されて第1次危険速度の回
転速度Xに達すると出力信号bが、第4図のbに
示すように正のレベルになり、この信号の立ち上
りで正のパルスが得られ、それがインバータ1
1、ORゲート12、インバータ13を介してフ
リツプフロツプ8に与えられるので、フリツプフ
ロツプ8がリセツトされる。このときは、AND
ゲート10からの信号eが“0”レベルに切りか
わるのでモータが停止され、ロータが減速を初め
る。ロータが減速して回転速度がYまで減速する
と、出力信号cが第4図のcに示すように“0”
レベルになる。この出力信号cはインバータ14
で符号変換され、その信号の立ち上りで正のパル
スが得され、それがインバータ15,16、OR
ゲート7を経てフリツプフロツプ8に与えられる
ので、フリツプフロツプ8が再びセツトされて、
ANDゲート10からの信号eが“1”レベルに
切りかわり、モータが再起動される。モータが再
起動されるとロータが再び加速され、回転速度X
まで加速されると、出力信号bが再び“1”レベ
ルになるが、このときは、出力信号bが上記した
減速時に“1”から“0”レベルになるときに、
それがインバータ17で符号変換され、その信号
の立ち上りで正のパルスが得られ、インバータ1
8,19を介してフリツプフロツプ20に与えら
れるので、フリツプフロツプ20がセツトされ、
フリツプフロツプ20の出力をORゲート12に
入力させてあるので、フリツプフロツプ8が再び
リセツトされることがない。なお、ストツプ信号
dの正のパルスを入力させると、フリツプフロツ
プ9がリセツトされるので、ANDゲート10か
らの信号eが“0”レベルとなるので、ロータが
減速される。
また、ストツプ信号dの正のパルスでフリツプ
フロツプ20もリセツトされる。しかし、減速中
に減速開始回転数Xを通過するときの出力信号b
の立ち下がりによつてフリツプフロツプ20が再
びセツトされる。フリツプフロツプ20がセツト
された状態では、ロータが停止後、再びスタート
させた場合に減速開始回転数Xを通過して出力信
号bの立ち上りでインバータ11から“0”レベ
ルのパルスがORゲート12に入力されてもORゲ
ート12の出力は“1”レベルのままであり、フ
リツプフロツプ8をリセツトすることができず、
ロータはそのまま加速を続ける。
このような不都合を生じないようにするため
に、減速時にロータが極めて小さい回転数Zを通
過するときにそれを第3の速度検出装置で検出
し、その出力信号fをインバータ21,22,2
3を介してORゲート24に入力させ、出力信号
fの立ち下がりで“1”レベルのパルスがORゲ
ート24に入力するようにして、フリツプフロツ
プ9,20をリセツトするようにしてある。
したがつて、第3図を用いれば、起動時にロー
タの回転速度が第1次危険速度に達したときに、
ロータを減速させ、ロータの回転速度が所定の回
転速度まで減少したら、ロータを再び加速させ、
所定の高回転速度まで加速することが容易にでき
る。
上記した本発明の実施例によれば、起動時にロ
ータが加速されてその回転速度が低速領域におけ
る第1次危険速度に達するか、または、それを越
したときにロータを回転駆動するモータを一時停
止させ、ロータを減速させるようにしているの
で、もし、ロータにアンバランスがあつたとき
は、ロータの振動振幅が非常に大きくなり、感度
が悪い従来のアンバランス検出装置を用いてもロ
ータのアンバランスを確実に検出することができ
る。したがつて、ロータにアンバランスがあつた
ときは、機器が損傷する前に処置することがで
き、遠心分離機の安全性を向上させることができ
る。また、従来、操作者は、試料のバランスを天
秤で確認してからロータにセツトするようにした
いたが、本発明によれば、ロータのアンバランス
を確実に検出することが可能になるから、試料の
バランス確認が目分量であつても問題を起すこと
がないようにすることができる。
以上説明したように、本発明によれば、ロータ
の加速初期である低速領域においてロータに減速
時の大きな振動を生じさせ、この大きな振動を検
出することでロータのアンバランスを検出できる
から、高精度の検出器を要することなしに確実に
ロータのアンバランスを検出することができると
いう効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は遠心分離機のロータにアンバランスが
ある場合のロータの回転数と振動振幅との関係の
一例を示す線図、第2図は本発明による場合の起
動からの経過時間とロータの回転数および振動振
幅との関係の一例を示す線図、第3図は本発明の
方法の一実施例を説明するための具体的装置の一
例を示す要部回路図、第4図は第3図の各部信号
のタイムチヤート、第5図は第4図と同一時間軸
で示したロータの加減速曲線である。 7,12,24……ORゲート、8,9,20
……フリツプフロツプ、10……ANDゲート、
11,13〜19,21〜23……コンバータ、
b,c,f……第1、第2、第3速度検出装置か
らの出力信号。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 回転中のロータの振動を検出する装置を備え
    ロータのアンバランス運転を防止するようにした
    遠心分離機において、該遠心分離機を起動後前記
    ロータの回転速度が低速領域における危険速度に
    達したときにそれを検出して信号を送出する装置
    を設け、前記信号によつて一時的に前記ロータを
    所定の回転速度まで減速させ、該減速時における
    前記ロータの振動を検出して前記ロータのアンバ
    ランスを検出して異常がないときのみ、再加速し
    て所定の高回転速度まで加速することを特徴とす
    る遠心分離機の加速方法。
JP1698779A 1979-02-16 1979-02-16 Acceleration method of centrifugal separating machine Granted JPS55109461A (en)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1698779A JPS55109461A (en) 1979-02-16 1979-02-16 Acceleration method of centrifugal separating machine

Applications Claiming Priority (1)

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JP1698779A JPS55109461A (en) 1979-02-16 1979-02-16 Acceleration method of centrifugal separating machine

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS55109461A JPS55109461A (en) 1980-08-22
JPS6240066B2 true JPS6240066B2 (ja) 1987-08-26

Family

ID=11931378

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1698779A Granted JPS55109461A (en) 1979-02-16 1979-02-16 Acceleration method of centrifugal separating machine

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JP (1) JPS55109461A (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5263570B2 (ja) 2007-10-31 2013-08-14 日立工機株式会社 遠心機

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JPS55109461A (en) 1980-08-22

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