JPH0440747Y2 - - Google Patents

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JPH0440747Y2
JPH0440747Y2 JP1984158504U JP15850484U JPH0440747Y2 JP H0440747 Y2 JPH0440747 Y2 JP H0440747Y2 JP 1984158504 U JP1984158504 U JP 1984158504U JP 15850484 U JP15850484 U JP 15850484U JP H0440747 Y2 JPH0440747 Y2 JP H0440747Y2
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JP
Japan
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rotation speed
motor
microcomputer
setting device
electric motor
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JP1984158504U
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JPS6175854U (ja
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  • Centrifugal Separators (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、遠心分離機のように回転速度制御装
置を有する機器のオーバスピード検出回路に関す
るものである。
従来の遠心分離機等に装備されているオーバス
ピード検出回路は、回転体の回転数を検出し、遠
心機自身の限界回転数を越えて回転した場合、あ
るいは回転体自身の限界回転数を越えて回転した
場合、これを異常と判断し、回転停止させる制御
を行つていた。しかし、電動機ドライブ回路が異
常状態となつた時、例えば、電力変換素子である
サイリスタが破損し短絡状態となり電動機に過電
流が流れた場合などは、遠心機自身の限界回転数
または回転体自身の限界回転数を越えるまで回転
異常を検出することができず、従つて回転体を破
損させたり、回転体内の試料を損傷させたりする
ことがあつた。これを防ぐ方策として、回転体自
身の限界回転数を越えて回転している時は停止さ
せる方法があるが、高速で回転中に回転数設定器
の設定をその回転数以下に切替えた場合も設定回
転数を越えて電動機が回転している状態となり、
動作は正常でも、制御回路は異常と判別し停止し
てしまう欠点がある。
本考案の目的は、上記した従来技術の欠点をな
くし、オーバスピードによる回転体および回転体
内部の試料の破損を防止し、併せて回転数設定器
に設定した回転数と実際に回転体が回転している
回転数を監視し、制御することである。
本考案は、制御回路が正常な場合、実際に回転
体が回転している回転数が回転数設定器に設定し
た回転数を越えていると、自然減速(またはブレ
ーキ状態)となる点に着目し、実際に回転体が回
転している回転数の時間の一次微分値を見張るこ
とにより、加速・整定・減速を判別し制御するよ
う工夫したものである。
電動機1の回転数を回転数検出器2で検出し、
その信号をカウンタ3でカウントし、マイクロコ
ンピユータ6に入力する。一方、回転数を設定す
ると回転数設定器4からマイクロコンピユータ6
に出力され設定値がマイクロコンピユータ6の内
部レジスタ8に格納される。ここで、許容オーバ
シユート回転数設定器5で設定された値をΔNと
し、回転数設定器に設定した回転数Nsを越えて
回転し、Ns+ΔNの時マイクロコンピユータ6
が、オーバスピード状態と判断すると定義する。
なお、許容オーバーシユート回転数設定器5を削
除し、その代わりとしてΔNをマイクロコンピユ
ータ6の内部メモリ9に記憶させておき、オーバ
スピードを検出させることも可能である。
カウンタ3からの出力信号は、電動機1の実際
に回転している回転数Nrであり、随時マイクロ
コンピユータ6で検出されている。マイクロコン
ピユータ6は、電動機1の実際に回転している回
転数Nrを入力すると同時に時間の一次微分演算
を行い、随時内部レジスタに格納していく。この
一次微分値をNrとすれば、Nr>Oの時は加速状
態、Nr=Oの時は整定中、Nr<Oの時は減速状
態と判別できる。
回転数設定器に設定した回転数Nsを越えて回
転している時、電動機1の実際に回転している回
転数NrおよびNrの一次微分値Nrが次の2式を満
たす場合マイクロコンピユータ6はオーバスピー
ドの異常状態と判別し、電動機1を減速・停止さ
せる。
Nr≧Ns+ΔN ……(式1) かつ、 Nr≧O(加速又は整定) ……(式2) なお、高速回転中に設定値をその回転数以下に
切替えた場合、 Nr>Ns+ΔN となるが、 Nr<O(減速) となるためマイクロコンピユータ6は異常とは判
別しない。
本考案によれば、電動機の実際に回転している
回転数が、回転数設定器に設定した回転数に許容
オーバーシユート回転数設定器に設定された回転
数を加えた回転数よりも大きく、かつ電動機が加
速中の場合のみ異常として電動機を停止させるこ
とにしたので、高速回転中に回転数設定器に設定
した回転数の設定をその回転数以下に切替えた場
合に電動機が停止してしまうことがなく、信頼性
の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
図は本考案になるオーバスピード検出回路の一
実施例を示す回路図である。 1は電動機、2は回転数設定器、3はカウン
タ、4は回転数設定器、5は許容オーバーシユー
ト回転数設定器、6はマイクロコンピユータ、7
は電動機ドライブ回路、8は内部レジスタ、9は
内部メモリである。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 試料を含む混合液体を分離するためのロータ
    と、該ロータを回転駆動する電動機と、該電動機
    の回転数設定用の回転数設定器と、前記電動機の
    回転数を検出する回転数検出器と、前記回転数設
    定器の出力を入力し、演算、記憶するマイクロコ
    ンピユータと、該マイクロコンピユータの出力信
    号にて電動機を制御するドライブ回路を有する遠
    心機のオーバスピード検出回路において、前記回
    転数設定器に設定された回転数よりオーバシユー
    ト許容値以上越えて回転し、かつ加速および整定
    している状態の時を前記マイクロコンピユータが
    判別し、異常として前記電動機を停止する機能を
    有することを特徴とする遠心機のオーバスピード
    検出回路。
JP1984158504U 1984-10-19 1984-10-19 Expired JPH0440747Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1984158504U JPH0440747Y2 (ja) 1984-10-19 1984-10-19

Applications Claiming Priority (1)

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JP1984158504U JPH0440747Y2 (ja) 1984-10-19 1984-10-19

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Publication Number Publication Date
JPS6175854U JPS6175854U (ja) 1986-05-22
JPH0440747Y2 true JPH0440747Y2 (ja) 1992-09-24

Family

ID=30716482

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JP1984158504U Expired JPH0440747Y2 (ja) 1984-10-19 1984-10-19

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2596600B2 (ja) * 1988-10-28 1997-04-02 日立工機株式会社 遠心機

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS513869A (ja) * 1974-07-01 1976-01-13 Hitachi Ltd

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS513869A (ja) * 1974-07-01 1976-01-13 Hitachi Ltd

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Publication number Publication date
JPS6175854U (ja) 1986-05-22

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