JPS6240010A

JPS6240010A - ケ−ブル取付け器具およびそのケ−ブルへの取付け装置

Info

Publication number: JPS6240010A
Application number: JP60178448A
Authority: JP
Inventors: ピエール　プレイナ; ギイ　ブシエ; ギルベール　ル　オエルウ; シヤルル　ビラン
Original assignee: Goro SA
Current assignee: Goro SA
Priority date: 1985-08-13
Filing date: 1985-08-13
Publication date: 1987-02-21
Also published as: US4646433A

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野）この発明は電話または電力の伝送用として使用される多
数の架空ケーブル若しくはいわゆる頭上ケーブルの可撓
性組立体または単一のケーブルを十分な可撓性程度と良
好な機械的強度とを付与しつつ懸吊ケーブルに固定する
だめの器具に関する。またこの発明は、前記器具をケー
ブルに取付けるための装置に関する。

（従来の技術）上記した目的に対する他の形式の各種ケーブル取付は器
具はすでに存在する。しかし、そのような各器具は銅ま
たは背銅から成る導電線、または光学繊維から成るケー
ブルのような比較的小さい強度の多数の被懸吊ケーブル
から成る空中電気伝送線系統の取付け、即ちこの発明の
基礎を形成する特殊な問題に対しては不適当である。

（発明が解決しようとする問題点）それ故に、ドイツ特許第ＤＥ９０１．１８６号にに被懸
吊ケーブルと懸吊ケーブルとを一緒に固定するための取
付は器具が記載されている。この器具は２つの相補形部
材、即ち雄型部材と雌型部材とによって構成される。そ
の第１部材は被懸吊ケーブルへまたがって定置されるよ
うに設計されたあぶみ形部品から成る。その第２部材は
被懸吊ケーブルの下側へ定置されるようなＵ字形揺りか
ご状に設計されると共に、第２部材の両側の各アームは
第１部材の両側へフック手段を引掛けることによって固
定される。この器具の長所は、それを容易に取付けるこ
とができるという事実に存在する。し、かじ、その雌型
部材の雄型部材に対する取付けに信頼性が欠けるという
大きな欠点を伴っている。実際問題として、この２つの
部材の連結が外れると被懸吊ケーブルが落下することに
なる。その上、この取付か器具は１本の被懸吊ケーブル
を懸吊ケーブルに固定できるに過ぎない、従って、この
器具を使って本発明の基礎的問題を、即ち、懸吊ケーブ
ルに取付けた多数の被懸吊ケーブルから成る電気伝送線
系統の構造上の問題全解決することは不可能である。

今一つのドイツ特許第ＤＥ４２５．９５２号には、上記
した器具と同一の使用目的で、単一あぶみ形部品によシ
構成された取付は器具が開示されている。このあぶみ形
部品は懸吊ケーブルへまたがって定置するように設計さ
れ、且っ懸吊ケーブルとその下側の被懸吊ケーブルとに
対してそれぞれ必要な各通路を形成する空洞部を提供す
るための各アーム金偏えている。このあぶみ形部品は伸
縮可能な弾性材料から形成されると共に、各ケーブルが
上記各空洞部の中へ定置された後、上記２本のアームの
各下端を締付けるための下端ボルトの取付部金有してい
る。しかし、この器具は各ケーブル全所定位置へ嵌装す
るために締付はポル）１−取外さなくてはならないから
その取付けは実用的に不適当である。

その上、この器具は本質的に懸吊ケーブルに単一の被懸
吊ケーブルを懸吊するために設計されている。上記特許
の第５図に図示された別の実施例において、２本の被懸
吊ケーブルを取付ける可能性に対する考慮が払われてい
ることも事実である　しかしながら、この場合に２本の
ケーブルの一方が懸吊ケーブルの上へ配置されるので、
比較的強度の小さい伝送ケーブルに対して極めて不満足
な解決法である。更にまた、この解決法は多くとも２本
の被懸吊ケーブルを取付けられるに過ぎないから、目下
の問題を必ずしも解決するには至らない。

゛以上説明した理由からして、本発明の目的は各被懸吊
ケーブルの損傷または破Ｓｔ−回避するに足る組立体の
高い機械的強度と十分な程度の可撓性との双方を確保し
ながら、多数の被懸吊ケーブルを単一の懸吊ケーブルへ
固定するように設計されたケーブル取付は器具またはい
わゆるスペーサを提供することである。これと同時に、
各ケーブルの間に維持される間隔は冬季における氷の堆
積を防ぐと共に風力の抵抗をも防ぐに足るものである。

本発明による器具はまた一緒に固定されるべき各ケーブ
ルの任意位置へ極めて容易に定置できるように考慮され
ているので、この形式の一連の器具を電気伝送線の全長
に潜った各区間へ配分することができるし、この一連の
取付は全必要に応じて適当な装Ｒを使って実施すること
もできる。

（問題点を解決するための手段）この成果を得るため、本発明による取付は器具（これ以
後はケーブル取付はスペーサと呼称する）は、互に組立
可能でかつ対応する各ケーブルに対する通路全形成する
ことができる雄型要素と雌型要素との２つの要素によっ
て構成される。本発明の特徴は、雌型要素が垂直に定置
されるように形成された両側面の少くとも一方に開口を
有する少くとも２つの溝孔、即ち懸吊ケーブル用の一つ
の溝孔と被懸吊ケーブル用の少くとも一つの溝孔とを有
し、雄型要素が上記各溝孔の底端の正面位置へ移動する
ことのできる突片を有する点に６シ、これにより各溝孔
の中へそれぞれ定置した各ケーブルをその突片によって
拘束することができる。

この器具は従って各ケーブルを雌型要素の各溝孔の中に
嵌装し、次いで雄型要素を各溝孔の中へ挿入することに
よって極めて容易に電気伝送線の所定位置へ取付けるこ
とができるので、その各ケーブルがそれぞれの空洞部の
中へ確実に係止される。この連結において注目に値する
ことは、取付は準備位置において各ケーブル取付はスペ
ーサの雄型要素が極めて僅かに雌型要素の中へ保合され
るので、従って次いで実施すべき作業が雄型要素を挿入
することのみに過ぎないという点である。

特定の一実施例において、雌型要素は、その上端におい
て開口するケーシングの形であって、雄型要素は上記ケ
ーシングの上端において該ケーシングの内部へ保合する
ことのできる引出しによって構成される。この引出しに
は対応する各ケーブルを嵌装するための溝孔が穿設され
るが、その溝孔は雌型要素の各溝孔の底端と整合する位
置に位置決めされる。

他の一実施例において、ケーブル取付はスペーサの雌型
要素は、その両垂直側面の一方または双方に開口する。

一連または２連の溝孔を有する立体要素により構成され
る。この場合、その雌型要素には、その上端に開口する
と共にその長さの中間点において対応する各溝孔と交差
する通路が形成される。雄型要素は従って、上記通路の
中で係合するように形成された係止突片を突設している
ので、対応する各溝孔の底端へ定置される各ケーブルは
、その係止突片によって係止される。

この場合において、各被懸吊ケーブルを嵌装するための
各溝孔は、互い異なる直径を有する各ケーブル？、該ケ
ーブルに如何なる附随的損傷の危険金も及ぼすことなく
嵌装することができる圧縮可能な要素を有することが望
ましい。

本発明はまた１本の懸吊ケーブルと１本または多数本の
被懸吊ケーブルとによって形成される伝送線にケーブル
取付はスペーサを取付けるための装置にも関する。本発
明による上記装置の特徴は、該装置が上記懸吊ケーブル
に沼って移動できるようにするため、懸吊ケーブルの上
を走行することができる複数の怒垂ローラ？備えている
点にある。その上、該装置は、一方において雄型要素が
雌型要素の中へ極めて僅かな程度に係合されるような一
連のケーブル取付はスペーサを収納するためのマガジン
を備えている。該装置はまた、他方において取付はスペ
ーサを各ケーブルの上に定置するだめの第１押し具と、
その取付はスペーサの雄型要素を雌型要素の中に引続い
て挿入するため垂直に移動することのできる第２押し具
とを備えている。

（実　施　例）この発明のその他の特徴は下記の説明と添付図の各図面
とを十分考慮した場合にもつとはりきシ理解することが
できる。

第１図に図示された例えば電話ケーブルの架線２は、多
数の電柱４によシ支持される。記号４ａによって示され
た第１電柱は接続筐６を支持する。第２電柱４ｂの頂端
部分には、第２図に詳細に示されるケーブル取付は装置
８が装備されている。先ず第２電柱４ｂから始めると、
各伝送ケーブルの１本１０は支線電柱４ｃの方へ指向さ
れる。残りの各ケーブルは上記した装置と同一のケーブ
ル取付は装置８１を装備した第４電柱４ｄの方へ指向さ
れる。第４電柱４ｄからのケーブル１２は住宅建物１４
へ指向される。架線２の残シのケーブルは次いで第５電
柱４ｅの方へ引続き指向される。すなわち架線を構成す
る各ケーブルはそれぞれ所定位置からその利用される位
置へ逐次指向される。架線２″ｆ：構成する各ケーブル
の組立体は従来通シ１本の懸吊ケーブルと多数の被懸吊
ケーブルとによって構成される。架線２には本発明によ
る一連のケーブル取付はスペーサ１６が配設される。こ
の各ケーブル取付はスペーサは各ケーブルに沿って一定
間隔で定置されると共に、上記各ケーブル１０と１２に
も定置される。

第２図は電柱４へ架線２ｆｔ取付けるための取付は装置
８の構造の一例を示す。この図面から明かに分るとおシ
、架線２は懸吊ケーブル１８（例えば撚り合せたストラ
ンドの鋼線から成る鋼索）と、電話線、電力線、光学繊
維線などから成る多数の被懸吊ケーブル２０とによって
構成される。ケーブル取付は装ｅ８は、電柱４に固定さ
れスリーブ２４に対する支持具となる腕金２２を含み、
スリーブ２４は各被懸吊ケーブル２０ｔ−取囲む弾力性
材料から成形される。各ケーブル２０を取付けるための
スリーブ２４は腕金２２に直接取付けられる支持金２５
に固定される。しかし、この腕金２２は更に懸吊ケーブ
ル１Ｂを固定するブラケット２６を取付けるためにも適
用される。

第２図は更にケーブル取付は装置８０両側に定置された
本発明による２つのケーブル取付はスペーサ１６を示す
。

第５〜第５図に示す実施例において、各器具またはスペ
ーサ１６は中空ケーシングの形をした雌型要素２７と、
実際上引出しを構成する雄型要素２８との組合せによっ
て構成される。この雄型要素または引出し２８は、頂端
と底端との両端面に各開口を有するケーシング２７の内
部空間２９の中に挿入することができる。とのケーシン
グには、その両側面３２と３５にそれぞれ開口を有する
２連の溝孔３０と３１とが穿設されるが　この両側面３
２と３３は、このケーブル取付は器具１６を定置する時
垂直面となるように設計されている。従って、各溝孔３
０と５１は図示のとおυ水平方向に延出する。しかし、
これらはまた、上方または下方の何れへも傾斜すること
ができる。

各被懸吊ケーブル２０′ｆｃｆＥｃ装するように形成さ
れたこれら２連の溝孔に追加して、最上位の溝孔３４も
形成されるが、その役割シは懸吊ケーブル１８を嵌装す
ることである。この溝孔５４の底端は本質的にケーシン
グ２７の対称の而Ｘ−Ｙの中に位置決めされるけれども
、２連の各溝孔５０と３１のそれぞれの底端は上記対称
面の両側へそれぞれ位置決めされる。

引出し全形成する雄型要素２８は、その下端における開
口から上へ垂直に延出する実質的深さ全もった５本の溝
孔５５．５６．及び３７全有する。この各溝孔の配置は
引出し２８を矢印Ｆ方向□にケーシング２７の中に挿入
する時、各溝孔５０の中に定置された各ケーブル２０が
溝孔３５の内部において係止されるとともに、各溝孔３
１の中へ定置された各ケーブル２０が溝孔６６の内部に
おいて係止されるようなものである。懸吊ケーブル１８
に関する限り、このケーブルは溝孔５７の底端において
係止される。すなわち、引出し２８は、互に異なる各溝
孔５０と３１の底端の正面へ位置決めされる多数の係止
突片全有し、これにより互に異なる各ケーブルは、それ
ぞれの空洞部から脱出することができなくなる。

各ケーブル取付はスペーサは、その組立てに先立つ準備
位置において、引出し２Ｂの下端が。

第５図に示すように、極めて僅かな程度にケーシング２
７の上端の中へ係合されるという特徴を有する。従って
、各ケーブル１８と２０をそれぞれの溝孔３０，３１．
及び５４の中に定置した後、２つの要素２７と２８の組
立てを含む何等の作業を必要とすることがなくなシ、す
べてのケーブルを係止するために要する作業は、前記引
出しを矢印Ｆ方向へ摺動するように移動せしめて挿入す
ることのみに過ぎない。

引出し２８の高さは、その各係止突片５８が十分に挿入
された以後（第３図に示すとおり）、その各先端がケー
シング２７から外側へ突出する大きさである。これらの
先端には、従って２つの要素２７と２８の相互組立と以
後の分解とができるようにするためフィレット３９また
は他の任意の起縁突出部材を配設することができる。

しかし、各被懸吊ケーブル２０は、雌型要素２７の各溝
孔の内部に係止されているから、それらの重量によって
２つの要素２７と２８が互にその゛結合から解除されそ
うになる事態は決して起らず、このことは懸吊ケーブル
１８自体も全く同様である。

各被懸吊ケーブル２０を嵌装するように形成された各溝
孔３５と５６の内面には、成るべく弾力性要素４０を配
設した方がよいが、その機能は、互に異なる直径または
不定的断面ｆＲを有する各ケーブルを、それに対して何
ら損傷の危険を冒すこともなく確実に固定することであ
る。

第６〜第８図は本発明によるケーブル取付はスペーサの
他の実施態様を示す。このスペーサは雌型要素２７ａと
雄型要素２８ａとの組合せによって構成される。雌型要
素２７ａは、図示の実施例において側面５５ａのような
垂直側面の一方に、開口を有する一連の溝孔３１ａを穿
設した立体によって構成される。この各溝孔は各被懸吊
ケーブル２０′にそれぞれ嵌装するように形成される。

しかし、一連の溝孔３１ａの上部において同−垂直側面
３３ａへ開口するように穿設した溝孔５４ａは、懸吊ケ
ーブル１日を嵌装するように形成される。各溝孔３１ａ
の底端へ配置された弾力性部材の各パッドａＯａは、対
応する各被懸吊ケーブル２０を、それに対し何ら損傷の
危険を冒すこともなく締付けるためのものである。この
各パッドは対応する各溝孔の底端へそれぞれ別個に嵌め
込まれるか、または雌型要素２７　ａ　’！、（製作す
る段階において適当な方法により形成することができる
。

この雌型要素２７ａはまた、垂直側面３３ａと平行する
方向に延在すると共にその長さの中間点において異なる
各溝孔３１ａと交差する通路４１を有する。上端と下端
の双方に開口を有するこの通路４１は雄型要素２８ａの
一方の係止突片５８ａ　ｆ嵌装するように形成される。

しかし、雄型要素２８ａはまた、雌型要素２７ａの他の
通路４３に対応する他の平行な突片４２全も突設するよ
うに形成される。この第２突片４２は雄型要素２８ａｉ
挿入する時に案内部材としての機能を果たすのみに過ぎ
ない。

以前の実施態様の場合と同様に、雄型要素２８ａの下端
、より正確に言えば雄型要素の２本の突片３８２と４２
の各下端は、対応するケーブル取付はスペーサが挿入準
備位置にある時雌型要素２７ａの上端の中へ極めて僅か
な程度に係合される。この場合においてもまた、各ケー
ブル１８と２０が対応する各溝孔へ嵌装された後、その
各ケーブルが互に他方に対してその位置を維持しながら
確実に係止されるために、引続いて実施す及き作業は引
出しを構成する雄型要素２８ａを更に挿入することを要
するのみに過ぎない。

このように形成された各ケーブル取付はスペーサ１６ａ
は、第８図に示すように、各ケーブル１８と２０に沿っ
て一方向と反対方向へ交互に取付けられる。

第９図トづ、第６〜第８図に示すケーブル取付はスペー
サの一変形例を示す。この変形例において、対応する雌
型要素２７ｂはその両垂直側面３２ｂ、３３ｂにそれぞ
れ開口する２連の各溝孔３０ｂ、５１ｂ’ｉ有する。各
被懸吊ケーブル２０を嵌装するように形成されたこれら
の各溝孔に追加して、懸吊ケーブル１８を嵌装するため
の最上位溝孔３４ｂが垂直側面３３ｂへ開口するように
穿設される。

上記雌型要素２７ｂは、更にその長さの中間点において
各溝孔３０ｂ及び３１ｂと交差する２本の垂直通路４１
ｂと４５ｂｆ穿役している。引出しを形成する雄型要素
２８ｂに関する限シ、この要素は２本の通路４１ｂと４
３ｂへ挿入されるように形成された２本の係止突片３８
ｂと４２　ｂ−ｆｆ突設している。各溝孔３０ｂと３１
ｂの底端には、前記実施例にｐいて配置さｎた各パッド
４０ａの代りとして弾性金属片４０ｂが配設される。

第１０図は更に他の実施例を示すが、前記スペーサに相
当する器具’＋６ｃは、１本または多数本の被懸吊り−
プル金スペーサ１６ｄによりすてに懸吊した懸吊ケーブ
ル１８Ｃへ更に一本寸たは数本の被懸吊ケーブル２０ｃ
を取付けることができるように設計される。この図面に
示す実症例において、懸吊ケーブル１８ｃには、第６〜
第８図に示すものと同一形式のケーブル取付はスペーサ
１６Ｃによって単−被懸吊ケーブル２０ｃが取付けられ
ておシ、このスペーサ１６Ｃは１つだけの嵌装溝孔１１
ｃを有する。

追加的被懸吊ケーブル、即ち図示の実施例における一本
の被懸吊ケーブル２０ｃの取付けは取付はスペーサ１６
ｄによって確保されるが、その雌型要素２７ｄは、該要
素がすでに定置されている被懸吊ケーブル２０ｃに対す
る通路を提供するに足る実質的幅の空洞部５１を有する
に過ぎない。この雌型要素２７ｄは同一懸吊ケーブル１
８Ｃへ取付けるべき更に追加的被懸吊ケーブルを嵌装す
るため、一つまたは多数の溝孔をその下端延長部へ穿設
することもできる。容易に理解できるように、雄型要素
２８ｄの係止突片３８ｄは、そのケーブルまたはそれら
の各ケーブル２０ｄｉ係止するに足る十分な長さを有す
る。

第１１図は電気伝送架線の懸吊ケーブル１８と各被懸吊
ケーブル２０を確実に連結するため、本発明による各ケ
ーブル取付はスベーサヲ上記架線へ取付けるために特に
設計された装置全示す。図示の実施例において、この装
置は、第６図と第７図に示す形式のケーブル取付はスペ
ーサ１６ａ１即ちその雌型要素２７ａが同一方向に開口
する溝孔を有するような器具１６ａｉ取付けるため、特
殊的に設計される。

上記装置のケーシング４４は各ケーブル１８と２０をま
たいで定置される平坦なアーチ状の形を有する。このケ
ーシングは蝶番連結された２つの部分から成るように構
成されるので、各ケーブル金引込むことができるように
するため開放することができる。このようにしてケーシ
ングの中に形成される通路の上端にンいて、この装置が
対応する架線に沿って移動できるようにするため、懸吊
ケーブル１８の止金走行するように設計された多数の懇
垂【７−ラ４５が配設される。各ローラ４５の少くとも
１つは、この装置を矢印Ｆ１方向へ移動するための駆動
ローラである。しかし、この装置を、駆動するため一異
なる手段全採用することもできる。単なる一例として懸
吊ケーブルを把持することのできるクランプを移動する
ために適用される往復動式ジヤツキを使用することもで
きる。

以上説明した装置は（第８図に示すように）、一方向と
反対方向へ交互に整列される各ケーブル取付はスペーサ
１６ａに対して設計されているから、そのケーシング４
４は互に反対方向へ整列されると共に、この装置用挿入
器を構成するように実際的に計画された２列の取付はス
ペーサ１６ａの各列をそれぞれ収容する２つのマガジン
４６を移動するための機能金有する。各列のケーブル取
付はスペーサ１６ａは、それぞれ対応するマガジン４６
の内部へ摺動可能に取付けられると共に、推力印加手段
（図示されていない）がケーシング４４の後端の方へ各
スペーサ１６ａ全押し戻すように付勢する。

このケーシング４４ば、その両側に配設された押し具４
７を有する。この押し具４７は、上記各ケーブル１８と
２０が各７１４孔３１ａ、３４ａの底端（第１２図参照
）に確実に定置されるように、上記スペーサ１６ａｆ矢
印Ｆ２で示す横方向に移動せしめるもので、ジヤツキ４
８の作動によって駆動される。

しかしながら、この装置は、更にその頂部に配設した垂
直方向へ移動できる押し具４９を有する。この押し具４
９は、ケーブル取付はスペーサ１６ａが各ケーブル１８
と２０（第１６図参照）へ定置されると同時に、直ちに
作動するように組合せたジヤツキ５０によってスペーサ
の雄型要素２８ａへ推力を印加することができる。

従って、この装置は各ケーブル取付はスペーサを各ケー
ブル１８と２０によって形成される架線に沿った均一な
間隔金もって各ケーブルが互に確実に連結されるように
取付けるため設計される。その上、この各ケーブル取付
はスペーサの配列は、その各スペーサの取付けがこの装
置によって容易に実施できるように特に設計されている
。この点に関して今一度思い出さなくてはならないこと
は、作業準備位置において、各ケーブル取付はスペーサ
の雄型要素はすでに対応する雌型要素へ部分的に係合さ
れているので°、その結果として、各ケーブル金雌型要
素の各溝孔の中へ定１面シた後、残っている必要な作業
は雄型要素全十分に挿入することのみに過ぎないという
点である。

しかし、第３〜第５図に示す各ケーブル取付は器具また
はスペーサと、第９図に示す同様のものとは何れも同一
形式の取付は装置を使って取付けることができる。この
場合において、各雌型要素の各溝孔の中へ各ケーブル全
嵌装する作業は、もはや横方向押し具４７によって実施
することができないけれども、各ケーブルを対応する各
溝孔の底端まで案内する方法によれば実現されるので、
これは例えばローラのような適当な案内手段によυ実施
される。従って、各ケーブル１８と２０の間に均一な間
隔により順次配列された一列のケーブル取付はスペーサ
全収容する１方だけの挿入用マガジンが配置されるに過
ぎない。

しかし、前記した実施例の場合のように、この装置は各
ケーブル取付はスペーサの雄型要素を、対応する雌型要
素の中に挿入するための垂直押し具４９を備えている。

（発明の効果）本発明によるケーブル取付は器具は、その器具が極めて
容易に取付けられるのみならず、電話線または電力線の
ケーブルが懸吊ケーブルと被懸吊ケーブルの間に所定間
隔を有効に維持することもできるようにすることである
ので、風力の抵抗を低減すると共に、厳寒の季節にケー
ブルへ凍結しようとする氷雪をも軽減する。その上懸吊
ケーブルに印加される圧力は比較的高いけれども、各被
懸吊ケーブルは、その保持要素の如何なる程度のスリッ
プ金も防ぐに足る十分な圧力に維持されているから、各
ケーブルの位置維持に対して極めて有効である。しかし
、この圧力は各ケーブルに対する如何なる損傷の危険を
も確実に防護するに足るほど十分に低いものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は空中電話線の架線系統を模式的に示す斜視図、第２図は懸吊ケーブルと各被懸吊ケーブルと全電柱へ取
付ける装置の一態様を示す拡大斜視図、第３図はこの発明によるケーブル取付はスペーサの第１
実施例を示す斜視図、第４図は第５図の矢視線ＩＶ−ＩＶに浴った横断面図、第５図は第４図の矢視線Ｖ−■に滑った縦断面図でちっ
て、その対応するケーブル取付はスペーサは各ケーブル
が固定されるべき位置へ定置されるに先立って準備位置
にある状態を示す図、第６図はケーブル取付はスペーサの他の実施例を示す側
面図であって、これもまたその準備位置におる状態を示
す図、第７図は第６図の矢視線Ｖｉｌ−■に涜った横断面図で
あって、固定されるべき各ケーブルが定置されると共に
係止された以後の状態を示す図、第８図は第６図と第７
図による２つのケーブル取付はスペーサを取付けた電気
伝送系統の架線ヲ示す部分的斜視図であって、その各ス
ペーサの一方は取付は中の状態を示す図、第９図と第１０図は本発明によるケーブル取付はスペー
サの更に他の２つの実施側音それぞれ側面図と斜視図と
によって示した図、第１１図は本発明による多数のケー
ブル取付はスペーサを固定すべき各ケーブルに取付ける
ために使用される装置を模式的に示す斜視図、　　。第１２図と第１３図は上記の装置によ−・てこの形式の
ケーブル取付はスペーサ全取付ける場合に含まれる作業
の連続する２段階をそれぞれ示す側面図である。２：空中ケーブルの架線、１６：ケーブル取付は器具１８：懸吊ケーブル（鋼索）２０：被懸吊ケーブル（電話線ケーブル等）２７、２７
ａ、　２７ｂ、　２７ｄ　：雌型要素（ケーシング）２
８、２８ａ、　２８１）、　２８ｄ　：雄型要素（引出
し）２９、４１．４１ｂ、　４３ｂ：雌型要素の内部通
路、！＋０．３０ｂ、　５ｊ、　３１ａ、　３１ｂ：被
懸吊ケーブル用溝孔、３２）５２ｂ、　３３．３３ａ、
　３３ｈ：雌型要素の各垂直側面、３４、３４ａ、　３
４ｂ　：懸吊ケーブル用溝孔、５５、３６．３７　：雄
型要素の各溝孔、３８、３８ａ、　３８ｂ、　４２．４
２ｂ　：雄型要素の各突片、４０、４０ａ、　ａｏｂ　
：弾力性要素４４：装置８のケーシング、４６：マガジン。４７．４９：押し具、４８、５０：ジヤノキ、特　許　出　願　人　　　　ゴ　　ロ　　′；ス、；イ
、（ほか１名）゛手ｆｒ、完有１１正占り　（方式）昭和６０年！２月２４日＋１１’（不０６０　　イｐ　　　　特　　　、ｉ乍　
　　ｍ　　　　第　１７８４４８　　号２）発明の名称ケーブル取付は器具およびそのケーブルへの取付は装置３、補正する者・１９件との関係　　特許出願人名称　ゴロ　ニス、エイ４、代理人住所　東京都千代田メｌ神田駿河台ｌの６５、補正命令
の１」付昭和６０年１１月　６日（発送日；昭和６０年１１月２６日）６、補正の対象（１）図　面７、補正の内容

Claims

【特許請求の範囲】

（１）懸吊ケーブルに１本または多数本の被懸吊ケーブ
ルを固定するためのケーブル取付け器具であって、対応
する各ケーブルに対する通路を形成できるように互に組
立て可能に形成された雄型要素と雌型要素とから成り、
前記雌型要素は垂直に定置するように形成された両側面
の少くとも一方に開口を有する少くとも２つの溝孔を有
すると共に、前記各溝孔の一つは前記懸吊ケーブル用で
あり、また少くとも１つの上記溝孔は１本または多数の
上記被懸吊ケーブル用であり、更に前記雄型要素は前記
各溝孔の底端の正面の位置へ移動することのできる突片
を備えているケーブル取付け器具。
（２）特許請求の範囲第（１）項記載のケーブル取付け
器具において、前記雌型要素はその上端において開口す
るケーシングから成り、前記雄型要素は前記ケーシング
の内部においてその上端に係合することのできる引出し
から成り、該引出しには対応する各ケーブルに嵌合可能
な一つまたは多数の溝孔が穿設され、その溝孔は前記雌
型要素の前記各溝孔の底端と整合する位置に穿設されて
いるケーブル取付け器具。
（３）特許請求の範囲第（２）項記載のケーブル取付け
器具において、前記ケーシングはその各垂直側面におい
てそれぞれ開口する２連の溝孔を有し、前記引出しは前
記２連の溝孔の底端の反対側位置へ移動することのでき
る２本の突片を備えているケーブル取付け器具。
（４）特許請求の範囲第（３）項記載のケーブル取付け
器具において、前記懸吊ケーブルを嵌装するように形成
された最上位の溝孔の底端は前記ケーシングの中心垂直
軸線と実質的に一致する位置にあり、他の前記各溝孔の
底端は何れも前記軸線の両側に位置決めされているケー
ブル取付け器具。
（５）特許請求の範囲第（１）項記載のケーブル取付け
器具において、前記雌型要素はその各垂直側面の一方ま
たは双方に開口する一連または２連の溝孔を有する立体
部材によって形成され、前記立体部材はその上端におい
て開口し、かつ長さの中間点において対応する前記各溝
孔の何れとも交差する通路を有し、前記雄型要素は前記
通路にそれぞれ挿入されるように形成された１本または
数本の係止突片を突設しているケーブル取付け器具。
（６）特許請求の範囲第（５）項記載のケーブル取付け
器具において、前記雌型要素に穿設された各溝孔はすベ
て該要素の同一垂直側面にそれぞれ開口を有し、前記雄
型要素は前記雌型要素の各溝孔を閉塞する前記係止突片
に追加して、前記雌型要素に形成された他の通路に挿入
可能な平行案内突片を突設しているケーブル取付け器具
。
（７）特許請求の範囲第（１）項記載のケーブル取付け
器具において、前記雌型要素の各溝孔の中に弾性要素が
配設されている、ケーブル取付け器具。
（８）対応する各ケーブルに対する通路を形成できるよ
うに互に組立て可能に形成された雄型要素と雌型要素と
から成るケーブル取付け器具を懸吊ケーブルと、該懸吊
ケーブルの下側においてこれに固定されるべき１本また
は多数本の被懸吊ケーブルとの双方に取付けるための装
置であって、アーチ状のケーシングを備え、該ケーシン
グには前記懸吊ケーブルの上を走行することのできる懸
垂ローラが配設され、更に前記ケーシングには、一方に
おいて前記ケーブル取付け器具を収納できるマガジンが
配設され、他方において前記ケーブル取付け器具を前記
各ケーブルに定置できる第１押し具と、前記ケーブル取
付け器具の前記雄型要素を前記雌型要素の中へ挿入でき
る第２押し具とが配設されている装置。
（９）特許請求の範囲第（８）項記載の装置において、
前記第１押し具は前記ケーブル取付け器具の前記雌型要
素の各溝孔が開口しない側の垂直側面に向けて横移動で
きる装置。
（１０）特許請求の範囲第（８）項記載の装置において
、互に反対方向へ整列される２連の前記各ケーブル取付
け器具を収容する２つのマガジンが配設されると共に、
一連の前記各ケーブル取付け器具と他の一連の前記各ケ
ーブル取付け器具とに向けて互に反対方向から横移動で
きる２つの第１押し具が配設されている装置。