JPS6239685Y2 - - Google Patents
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- JPS6239685Y2 JPS6239685Y2 JP172883U JP172883U JPS6239685Y2 JP S6239685 Y2 JPS6239685 Y2 JP S6239685Y2 JP 172883 U JP172883 U JP 172883U JP 172883 U JP172883 U JP 172883U JP S6239685 Y2 JPS6239685 Y2 JP S6239685Y2
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- Japan
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- conductive
- insole
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- material body
- conductivity
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- Expired
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Landscapes
- Footwear And Its Accessory, Manufacturing Method And Apparatuses (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、履き心地の低下がなく且つ身体に帯
電した静電気を効率良く放電させることができし
かも外観も良い、中底又は中敷として使用する導
電性中底に関するものである。
電した静電気を効率良く放電させることができし
かも外観も良い、中底又は中敷として使用する導
電性中底に関するものである。
一般に作業時等には着衣や身体に静電気が帯電
し易いが、従来の履物に使用されている中底又は
中敷は導電性がほとんどないため、身体に帯電し
た静電気を放電できない欠点があつた。そこで、
このような欠点を改善するために、履物の底部を
表裏に貫通するように導電体を埋設した履物や、
履物全体を導電性を有する素材で構成した履物も
提案されているが、前者の場合は履物の底部を表
裏に貫通するように導電体を埋設する作業が煩雑
で且つ足裏が埋設した導電体に接触するために異
和感があつて極めて履き心地が悪い欠点があり、
また後者の場合は履物全体を導電性を有する素材
で構成せねばならないために製品価格が極めて高
価となる欠点があり、更に両者共中底は履物の底
部内面に固定されているので中底が汚れても取り
替えることができない欠点があつた。
し易いが、従来の履物に使用されている中底又は
中敷は導電性がほとんどないため、身体に帯電し
た静電気を放電できない欠点があつた。そこで、
このような欠点を改善するために、履物の底部を
表裏に貫通するように導電体を埋設した履物や、
履物全体を導電性を有する素材で構成した履物も
提案されているが、前者の場合は履物の底部を表
裏に貫通するように導電体を埋設する作業が煩雑
で且つ足裏が埋設した導電体に接触するために異
和感があつて極めて履き心地が悪い欠点があり、
また後者の場合は履物全体を導電性を有する素材
で構成せねばならないために製品価格が極めて高
価となる欠点があり、更に両者共中底は履物の底
部内面に固定されているので中底が汚れても取り
替えることができない欠点があつた。
本考案者はかゝる従来の履物の欠点を除去すべ
く鋭意研究の結果、中底又は中敷を構成する素材
自体を、可撓性と導電性とを有する素材から成る
導電性中底材本体の片面又は両面に導電性を阻害
せず且つその表面が同一面を成す状態に積層され
ている布帛とから構成すればよいことを究明して
本考案を完成したのである。
く鋭意研究の結果、中底又は中敷を構成する素材
自体を、可撓性と導電性とを有する素材から成る
導電性中底材本体の片面又は両面に導電性を阻害
せず且つその表面が同一面を成す状態に積層され
ている布帛とから構成すればよいことを究明して
本考案を完成したのである。
すなわち本考案は、可撓性と導電性とを有する
素材から成る導電性中底材本体の片面又は両面
に、網目又は穿孔によつて貫通部を設けられた布
帛が、該貫通部にも前記素材が充填され且つ該貫
通部に充填されている前記素材と該布帛とが同一
面を成す状態に積層されていることを特徴とする
導電性中底に関するものである。
素材から成る導電性中底材本体の片面又は両面
に、網目又は穿孔によつて貫通部を設けられた布
帛が、該貫通部にも前記素材が充填され且つ該貫
通部に充填されている前記素材と該布帛とが同一
面を成す状態に積層されていることを特徴とする
導電性中底に関するものである。
以下に本考案に係る導電性中底の実施例を示す
図面により、本考案を詳細に説明する。
図面により、本考案を詳細に説明する。
第１図は本考案に係る導電性中底の１実施例の
斜視図、第２図は第１図におけるＡ−Ａ線拡大断
面図、第３図は第２図に相当する他の実施例の拡
大断面図、第４図は本考案に係る導電性中底の他
の実施例の斜視図である。
斜視図、第２図は第１図におけるＡ−Ａ線拡大断
面図、第３図は第２図に相当する他の実施例の拡
大断面図、第４図は本考案に係る導電性中底の他
の実施例の斜視図である。
図面中、１は本考案に係る導電性中底であり、
導電性中底材本体２と布帛３とより構成されてい
る。すなわち、導電性中底材本体２は銅やアルミ
ニウム等の金属又はこれらを含有する合金等の導
電性金属の粉末や繊維又は導電性カーボンブラツ
ク等の導電性物体が、ゴムや合成樹脂やこれらの
混合物に混入されている可撓性と導電性とを有す
る素材から成つており、その電気絶縁抵抗値はそ
の素材が静電気を通電し得ればよいので1.0×105
Ω〜1.0×108Ω程度であればよい。布帛３は網目
又は穿孔によつて貫通部３ａを設けられている編
物、織物、不織布又はこれらの積層物から成つて
いる。
導電性中底材本体２と布帛３とより構成されてい
る。すなわち、導電性中底材本体２は銅やアルミ
ニウム等の金属又はこれらを含有する合金等の導
電性金属の粉末や繊維又は導電性カーボンブラツ
ク等の導電性物体が、ゴムや合成樹脂やこれらの
混合物に混入されている可撓性と導電性とを有す
る素材から成つており、その電気絶縁抵抗値はそ
の素材が静電気を通電し得ればよいので1.0×105
Ω〜1.0×108Ω程度であればよい。布帛３は網目
又は穿孔によつて貫通部３ａを設けられている編
物、織物、不織布又はこれらの積層物から成つて
いる。
本考案に係る導電性中底１は、上記した可撓性
と導電性とを有する素材から成る導電性中底材本
体２の片面又は両面に、上記した網目又は穿孔に
よつて貫通部３ａを設けられた布帛３がその貫通
部３ａにも導電性中底材本体２を構成する素材が
充填され且つその貫通部３ａに充填されている前
記素材と布帛３とが同一面を成す状態に積層され
ている構造のものであり、その形状としては第１
図に示す如くその厚さが同一を成す場合の他に第
４図に示す如く踵部の厚さを厚くしたヒール付形
状であつてもよく、また爪先部は通常の先丸形状
の他に足の親指と第２指との間の指股に相当する
部分に切れ目又はＵ字型切れ込みのある指股付形
状であつてもよく、これらの形状は使用目的に合
わせて適宜選定すればよい。
と導電性とを有する素材から成る導電性中底材本
体２の片面又は両面に、上記した網目又は穿孔に
よつて貫通部３ａを設けられた布帛３がその貫通
部３ａにも導電性中底材本体２を構成する素材が
充填され且つその貫通部３ａに充填されている前
記素材と布帛３とが同一面を成す状態に積層され
ている構造のものであり、その形状としては第１
図に示す如くその厚さが同一を成す場合の他に第
４図に示す如く踵部の厚さを厚くしたヒール付形
状であつてもよく、また爪先部は通常の先丸形状
の他に足の親指と第２指との間の指股に相当する
部分に切れ目又はＵ字型切れ込みのある指股付形
状であつてもよく、これらの形状は使用目的に合
わせて適宜選定すればよい。
かゝる構造の本考案に係る導電性中底１は、導
電性を有する素材から成る導電性中底材本体２が
布帛３の貫通部３ａに充填され且つ布帛３と同一
面を成す状態に積層されているので、導電性素材
から成る外底を有する履物の底部内面側（足裏が
直接触れる側）に布帛３が露出するように挿入し
て中敷として使用するか、又は履物に縫い付け若
しくは接着して中底として使用すれば、布帛３の
露出している表面と同一面迄充填されている導電
性中底材本体２を通して履物の外底面を経由して
地面との間に導電回路が形成されるので、着衣や
身体に帯電した静電気を安全且つ容易に放電する
ことができるのである。更に、本考案に係る導電
性中底が汚れたり導電性が低下した場合には、簡
単に取り替えることもできるのである。
電性を有する素材から成る導電性中底材本体２が
布帛３の貫通部３ａに充填され且つ布帛３と同一
面を成す状態に積層されているので、導電性素材
から成る外底を有する履物の底部内面側（足裏が
直接触れる側）に布帛３が露出するように挿入し
て中敷として使用するか、又は履物に縫い付け若
しくは接着して中底として使用すれば、布帛３の
露出している表面と同一面迄充填されている導電
性中底材本体２を通して履物の外底面を経由して
地面との間に導電回路が形成されるので、着衣や
身体に帯電した静電気を安全且つ容易に放電する
ことができるのである。更に、本考案に係る導電
性中底が汚れたり導電性が低下した場合には、簡
単に取り替えることもできるのである。
以上詳述した本考案に係る導電性中底は、足裏
との接触面が布帛とその貫通部に充填されている
導電性中底材本体の素材とが同一面を成して広い
面積を成しているので、履用時には必らず足裏と
導電性中底とが接触しているから歩行中でも立ち
止まつている作業中のいずれでも着衣や身体に帯
電した静電気が安全且つ容易に放電されるのであ
り、従来の導電性履物のように底部に導電体を部
分的に埋設されたものに比べて静電気を安全且つ
容易にしかも確実に放電できるのであり、更に可
撓性を有する素材から成る導電性中底材本体の片
面又は両面に布帛が積層されている構造であるか
ら外観が優れていると共にその柔軟性により足裏
に触れても異和感がなく足当りが良いので極めて
履き心地が良く、且つ取扱い易いのである。更
に、外底又は本体が導電性素材から成る履物の底
部内面側に布帛が露出するように挿入するか又は
挿入して固着するだけで直ちに使用に供すること
ができ、しかも互換性を有するなど多々の利点を
有しており、その実用的価値は非常に大きなもの
がある。
との接触面が布帛とその貫通部に充填されている
導電性中底材本体の素材とが同一面を成して広い
面積を成しているので、履用時には必らず足裏と
導電性中底とが接触しているから歩行中でも立ち
止まつている作業中のいずれでも着衣や身体に帯
電した静電気が安全且つ容易に放電されるのであ
り、従来の導電性履物のように底部に導電体を部
分的に埋設されたものに比べて静電気を安全且つ
容易にしかも確実に放電できるのであり、更に可
撓性を有する素材から成る導電性中底材本体の片
面又は両面に布帛が積層されている構造であるか
ら外観が優れていると共にその柔軟性により足裏
に触れても異和感がなく足当りが良いので極めて
履き心地が良く、且つ取扱い易いのである。更
に、外底又は本体が導電性素材から成る履物の底
部内面側に布帛が露出するように挿入するか又は
挿入して固着するだけで直ちに使用に供すること
ができ、しかも互換性を有するなど多々の利点を
有しており、その実用的価値は非常に大きなもの
がある。
第１図は本考案に係る導電性中底の１実施例の
斜視図、第２図は第１図におけるＡ−Ａ線拡大断
面図、第３図は第２図に相当する他の実施例の拡
大断面図、第４図は本考案に係る導電性中底の他
の実施例の斜視図である。 １……導電性中底、２……導電性中底材本体、
３……布帛、３ａ……貫通部。
斜視図、第２図は第１図におけるＡ−Ａ線拡大断
面図、第３図は第２図に相当する他の実施例の拡
大断面図、第４図は本考案に係る導電性中底の他
の実施例の斜視図である。 １……導電性中底、２……導電性中底材本体、
３……布帛、３ａ……貫通部。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 １ 可撓性と導電性とを有する素材から成る導電
性中底材本体の片面又は両面に、網目又は穿孔
によつて貫通部を設けられた布帛が、該貫通部
にも前記素材が充填され且つ該貫通部に充填さ
れている前記素材と該布帛とが同一面を成す状
態に積層されていることを特徴とする導電性中
底。 ２ 可撓性と導電性とを有する素材から成る導電
性中底材本体が、導電性金属の粉末が混入され
たゴムから成る実用新案登録請求の範囲第１項
に記載の導電性中底。 ３ 可撓性と導電性とを有する素材から成る導電
性中底材本体が、導電性金属の繊維が混入され
たゴムから成る実用新案登録請求の範囲第１項
に記載の導電性中底。 ４ 可撓性と導電性とを有する素材から成る導電
性中底材本体が、導電性カーボンブラツクが混
入されたゴムから成る実用新案登録請求の範囲
第１項に記載の導電性中底。 ５ 可撓性と導電性とを有する素材から成る導電
性中底材本体が、導電性金属の粉末が混入され
た合成樹脂から成る実用新案登録請求の範囲第
１項に記載の導電性中底。 ６ 可撓性と導電性とを有する素材から成る導電
性中底材本体が、導電性金属の繊維が混入され
た合成樹脂から成る実用新案登録請求の範囲第
１項に記載の導電性中底。 ７ 可撓性と導電性とを有する素材から成る導電
性中底材本体が、導電性カーボンブラツクが混
入された合成樹脂から成る実用新案登録請求の
範囲第１項に記載の導電性中底。 ８ 可撓性と導電性とを有する素材から成る導電
性中底材本体が、導電性金属の粉末が混入され
たゴム及び合成樹脂の混合物から成る実用新案
登録請求の範囲第１項に記載の導電性中底。 ９ 可撓性と導電性とを有する素材から成る導電
性中底材本体が、導電性金属の繊維が混入され
たゴム及び合成樹脂の混合物から成る実用新案
登録請求の範囲第１項に記載の導電性中底。 10 可撓性と導電性とを有する素材から成る導電
性中底材本体が、導電性カーボンブラツクが混
入されたゴム及び合成樹脂の混合物から成る実
用新案登録請求の範囲第１項に記載の導電性中
底。 11 可撓性と導電性とを有する素材から成る導電
性中底材本体の電気絶縁抵抗値が1.0×105Ω〜
1.0×108Ωである実用新案登録請求の範囲第１
項から第10項までのいずれか１項に記載の導電
性中底。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP172883U JPS59108404U (ja) | 1983-01-12 | 1983-01-12 | 導電性中底 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP172883U JPS59108404U (ja) | 1983-01-12 | 1983-01-12 | 導電性中底 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59108404U JPS59108404U (ja) | 1984-07-21 |
| JPS6239685Y2 true JPS6239685Y2 (ja) | 1987-10-09 |
Family
ID=30133439
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP172883U Granted JPS59108404U (ja) | 1983-01-12 | 1983-01-12 | 導電性中底 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59108404U (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| IT201900007221A1 (it) * | 2019-05-24 | 2020-11-24 | Siretessile S R L | Multistrato perfezionato per solette. |
| US20230413942A1 (en) * | 2020-10-09 | 2023-12-28 | U-Power Group S.P.A. | Electrically dissipative removable insole, particularly for professional work shoes |
-
1983
- 1983-01-12 JP JP172883U patent/JPS59108404U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS59108404U (ja) | 1984-07-21 |
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