JPS6239379B2 - - Google Patents

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JPS6239379B2
JPS6239379B2 JP54099947A JP9994779A JPS6239379B2 JP S6239379 B2 JPS6239379 B2 JP S6239379B2 JP 54099947 A JP54099947 A JP 54099947A JP 9994779 A JP9994779 A JP 9994779A JP S6239379 B2 JPS6239379 B2 JP S6239379B2
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JP
Japan
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signal
radiation sensor
radiation
defect
sensor
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Application number
JP54099947A
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English (en)
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JPS5543491A (en
Inventor
Yaroshuku Nikorasu
Saakoji Mikurosu
Chaaruzu Miraa Robaato
Gaadonaa Kenedei Hooru
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
CBS Corp
Original Assignee
Westinghouse Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Westinghouse Electric Corp filed Critical Westinghouse Electric Corp
Publication of JPS5543491A publication Critical patent/JPS5543491A/ja
Publication of JPS6239379B2 publication Critical patent/JPS6239379B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Classifications

    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N21/00Investigating or analysing materials by the use of optical means, i.e. using sub-millimetre waves, infrared, visible or ultraviolet light
    • G01N21/84Systems specially adapted for particular applications
    • G01N21/88Investigating the presence of flaws or contamination
    • G01N21/89Investigating the presence of flaws or contamination in moving material, e.g. running paper or textiles

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、表面の傷を検出する技術に関し、特
に、表面検査システムからの信号を自動的に分析
する改良された方法に関するものである。
この技術が開発される前は、原子炉蒸気発生器
の管及び原子炉のジルカロイ燃料管のような高品
質の管の検査は手動で行い分析していた。このよ
うな目視による傷又は欠陥の検査の仕事は人間の
走査と判断とに依存している。この方法は明瞭且
つ正確な基準に欠けており、一貫性に欠けてお
り、そして明らかに製造コストを増大させる。し
かし、高度の信頼性が要求される場合には、先行
技術の自動走査システムはどれも人間の検査ほど
効果的に欠陥を探し出し且つ類別することができ
なかつた。
今までに数々の表面走査システムが提案され
た。米国特許第2975293号及び第3804534号各明細
書はこのような走査システムを示している。例え
ば米国特許第3984189号明細書には粗表面のため
に1つ以上の検出器を使用することが記載されて
いる。一般に、先行技術の走査システムは平らな
表面用に設計されていたが、別の米国特許第
3749496号明細書は円筒形加工部材の内面の検査
について説明している。一般にこのような検査装
置は固定式であり、表面を動かす。
幾つかのシステムは、単一の傷が逐次走査によ
つて走査される時に複数の傷を指示してしまうこ
とを防止する手段を含む、欠陥評価用の電子式論
理回路又は記憶回路を使用していた。このような
システムは、例えば米国特許第3900265号、第
3812373号、第3781117号各明細書に記載されてい
る。また、あるシステムは、基線信号を出すため
に走査の前部分からの信号の平均値算出を用い
(走査信号を低域フイルターに通す)、次に、走査
全体を通じての緩慢な感度変動に対して部分的に
補償するために、瞬時的信号を基線信号と比較す
る。米国特許第3781531号及び第3920970号各明細
書はこの技術を記載している。欠陥閾値は、ノイ
ズの通常量だけでなく、ろ波期間中に基線がシフ
トする量だけ基線から離れて設定されていなけれ
ばならないので、かかる回路の感度は限定されて
いる。
先行技術の方法はある応用には十分であつた
が、原子炉の燃料管及び原子炉の蒸気発生器管の
ような高品質の製品はもつと厳しい検査を必要と
していた。その結果、このような製品の検査には
これまで遅い手動検査方法が採用されていた。
従つて、本発明の目的は、先行技術の諸欠点克
服を狙つて、製品表面の欠陥を自動的に検出し且
つ類別する改良した方法を提供することである。
この目的から、本発明は、少なくとも2つの製
造工程を経た表面を自動的に走査するために、電
磁放射源を通るように表面を進め、該表面に向か
つて電磁放射を指向し、電磁放射感知手段により
前記表面から反射した放射を感知し、前記表面が
進められる方向をほぼ横断する方向に、前記電磁
放射源及び前記電磁放射感知手段の少なくとも一
方を前記表面を横切つて事実上走査して、一連の
直列走査信号を発生することを含む自動表面走査
方法において、a)第1放射感知器及び第2放射
感知器を用い、該第1放射感知器及び第2放射感
知器の各々が受信した放射の量の関数である信号
を発生し、b)実質的に欠陥のない表面が放射を
主に前記第1放射感知器に反射すると共に放射の
測られた量を前記第2放射感知器に反射するよう
に、前記電磁放射源と前記第1放射感知器及び第
2放射感知器との相対位置を調節し、c)位置に
関係した第1放射感知器平均信号を発生し、d)
前記第1放射感知器の信号を前記第1放射感知器
平均信号と比較して、該第1放射感知器の信号が
該第1放射感知器平均信号を第1の所定量超えて
いれば第1欠陥信号を発生すると共に、前記第1
放射感知器の信号が前記第1放射感知器平均信号
よりも第2の所定量小さければ第2欠陥信号を発
生し、e)前記第2放射感知器の信号を前記第1
放射感知器平均信号と比較して、前記第2放射感
知器の信号が前記第1放射感知器平均信号の第1
の所定部分を超えている時に第3欠陥信号を発生
すると共に、前記第2放射感知器の信号が前記第
1放射感知器平均信号の第2の所定部分を超えて
いる時に第4欠陥信号を発生し、前記第1及び第
2の所定部分の双方が、前記第1放射感知器平均
信号に対する、前記第2放射感知器によつて受信
された前記実質的に欠陥のない表面からの放射の
前記測られた量の割合より大きく、且つ1よりも
小さく、そして前記第2の所定部分が前記第1の
所定部分より大きく、f)前記第1〜第4欠陥信
号のうちの少なくとも2つを含む、少なくとも2
つの予め選択された状態の実質的な同時発生を検
出して、欠陥類別信号を出し、g)該欠陥類別信
号を利用して前記表面の不合格を指示すると共に
欠陥類別を指示し、h)前記類別信号の少なくと
も1つを利用して、前記少なくとも2つの製造工
程の少なくとも一方について、前記類別欠陥が発
生したことを指示して、該類別欠陥が将来発生す
ることを最少とするようプロセス制御を行いう
る、欠陥類別を行う自動表面走査方法に存する。
本発明の好適な実施例によれば、表面は、該表
面の方に向けられている電磁放射源を通つて進め
られる。この表面から反射した放射は、少なくと
も2つの感知器(第1、第2放射感知器)を使用
する電磁放射感知手段で感知される。表面が進む
方向を大体横断する方向に電磁放射源及び感知器
の一方又は双方を動かすことにより走査を行い、
直列走査信号を発生する(表面の複数領域を並行
して走査しない。いつでも信号は単一の小領域を
表す)。電磁放射源及び感知器の効果的な相対位
置は、実質的に欠陥のない表面が、主として第1
放射感知器に放射を反射させ、第2放射感知器に
測定可能な量の放射を反射させるように、調節す
る。走査線に沿つた位置の関数としての第1放射
感知器からの平均信号は、例えば特開昭55−
24696号公報に記載されているような回路で発生
される。第1放射感知器の信号は平均信号と比較
する(全信号を同一走査位置についての平均と比
較する)。また、新しい走査線を走査することに
よつて生じるこの第1放射感知器信号が第1の所
定量(例えば平均信号の20%)だけ平均信号を超
えていれば、第1の欠陥指示信号(欠陥信号)が
発生する。第2の欠陥指示信号は、第1放射感知
器信号(Y信号)が平均信号より別の第2の所定
量だけ小さければ(例えばY信号が平均信号の60
%以下)、発生する。少なくとも別の1つの放射
感知器(第2放射感知器)を使用し、その信号も
平均信号と比較する。この別の信号が平均信号の
第1の所定部分、即ち所定の数分の1(例えば45
%)を超える時に第3欠陥指示信号が発生され、
また、この別の信号が平均信号の第2の所定部
分、即ち別の所定の数分の1(例えば60%)を超
える時に、第4欠陥指示信号が発生される。欠陥
の類別信号を出すために欠陥信号の予め選択した
組み合わせを同時に発生させることが利用されて
おり、これ等の類別信号を使用して表面の不合格
判定及び生じた欠陥の種類を指示する。また、こ
れ等の欠陥類別信号は前の製造工程にさかのぼつ
て起こつた欠陥の種類の指示信号を供給するのに
も使用されるので、この種類の欠陥の最も考えら
れる原因である製造工程に対してプロセス制御を
実施することが可能であり、将来の欠陥発生を最
少にすることができる。
本発明は、添付図面に関連して説明する好適な
実施例についての以下の記載から一層容易に明ら
かとなろう。
第1図の走査装置(走査手段)1及び感知器
3,4は、時間の経過につれて直列信号を出す
(一度に異なる位置から並列信号を出さない)
種々の形態のうちどれでもよい。走査は、検査す
べき金属表面2を横断するように指向された放射
のスポツトを動かす(走査する)ことにより行な
われるが、走査すべき全部の線をカバーする放射
源と反射した放射の感知器の移動とにより行つて
も、或は表面に衝突する放射の一定の線と、他の
技術と同じ型式の直列出力信号を出すために電子
的に走査される多数の感知器とを有することによ
つても行うことができる。いずれの場合も、直列
出力信号の振幅は表面2から反射した放射の関数
であり、また、走査内のタイミングは走査内の位
置に関係している。どの時点においても、走査信
号は単一の小さなスポツトからの反射を表してい
る。
本発明の好適な実施例によれば、走査装置1は
固定式レーザーからなり、そのレーザー光線即ち
電磁放射は音響的走査器(第1図には図示せず)
を通つて表面2を横断して繰り返し走査する。第
1,第2感知器3及び4も固定式であり、そして
表面2が表面検査システムを通つて動かされるの
で、レーザー光線によつて走査された線が表面領
域を検査する。2つの感知器を使用できるが、も
つと直通的な光学系とするには3つの感知器が好
ましい。表面検査システムは、走査されている表
面のスポツトが欠陥のない時にエネルギの大部分
が第1感知器3へ反射されるように、調節され
る。へこみ或はかき傷のような欠陥はより多くの
光線を第2感知器4へ偏向させるであろうが、
(汚れや穴のような)他の欠陥は、第2感知器4
で受け取られる放射を増すことなく、第1感知器
3で受け取られる放射を減らすであろう。
平均算出回路5からなる補償回路は、サンプル
方式により1つのサンプル(小さな走査セグメン
ト)について動的平均を出すのが好ましい。従つ
て、例えば光学的走査装置の非線形性のために、
走査の特定サンプルが走査を繰り返しても低いま
まなら、走査の上記部分における動的平均は低い
であろうし且つ非線形性に対して補償するであろ
う。
管の検査中の振動は特に厄介である。平均算出
が比較的に短時間で終わるなら、平均算出は振動
に対して補償する。管検査のためには、毎秒5300
走査での約16走査についての平均算出で十分であ
ることが証明された。
走査が進む時に、第1及び第2感知器3,4が
それぞれ一連の直列走査信号を出し、これ等の走
査信号は、サンプリングされ、走査線に沿つた位
置に対応する複数のサンプルに補償回路において
分割される。走査線に沿つた位置の関数としての
第1感知器3の出力の平均は、サンプルずつの基
準で平均算出回路5によつて取られる。第1感知
器3の信号は第1比較器6においてサンプルずつ
の基準で平均算出回路5からの平均信号と比較さ
れ、そして第1感知器3の信号が所定の態様で平
均信号と関連していれば第1欠陥指示信号が発生
される。また、第2感知器4の信号は平均算出回
路5からの平均信号と比較され、もし第2感知器
4の信号が所定の態様で平均信号と関連していれ
ば第2欠陥指示信号が発生される。これ等の第1
及び第2欠陥指示信号は同時発生検出装置8に印
加され、該検出装置8が欠陥の存在又は不存在、
欠陥の種類等を指示する出力信号を発生する。
第1図の表面検査システムでは2つの感知器が
用いられたが、第2図のブロツク図は3つの感知
器X16,Y16及びZ16の配列を示してい
る。増分平均算出回路20による中央の感知器Y
16の平均が3つの感知器信号全ての比較のため
の基準として使用される。この形態では、レーザ
ー光線は音響式走査器12によつて管14の表面
を横切つて繰り返し走査される。同時に管14は
軸方向に送られ且つ回転されるので、走査線は管
の全表面をカバーする(1回転の間に、管は走査
の長さより若干少なく軸方向に送られるので、少
量のオーバーラツプがある)。表面検査システム
は、光の大部分が中央の感知器(第1放射感知
器)Y16へ反射され、検出しうる量の光が両側
の感知器(第2放射感知器)X16及びZ16へ
反射されるように調節される(管14に欠陥がな
ければ)。
この特定の表面検査システムにおいて、各走査
は分割器X18,Y18,Z18により128のサ
ンプルに分割される。128の平均値の各々は各サ
イクル毎に更新される(これ等の128の走査サン
プルの各々に対する別々の平均値)。従つて、レ
ーザー光線が走査を通じての大体途中の位置(例
えば64番目のサンプル)にある時には、64番目の
サンプルの3つの値が感知されるであろう(両側
のチヤンネルの各々について1つ及び中央のチヤ
ンネルについて1つ)。これ等の64番目のサンプ
ルの全ての3つの値は、比較器X22,Y22,
Z22において、64番目のサンプルについての
(中央の感知器Y16の)平均値と比較されるで
あろう。第2図には図示しないが、これ等の比較
器X22,Y22及びZ22は第1図に関連して
説明したような同時発生検出装置に接続しうる。
第3図は本発明を実施する表面検査システムの
具体的構造の詳細を表す。この構造において、上
述の感知器X16,Y16,Z16のような3つ
の感知器(シリコン光ダイオードであるが、図示
せず)からのアナログ信号は増幅器24,26を
通つてAD変換器(分割器)28に伝達され、走
査毎に1つの感知器について128のデイジタル値
を出す。これ等の3組の128のデイジタル値は等
速呼出し記憶装置30(RAM)に所定の順序で
記憶される。この構造では、1サイクル中には、
レーザー光線が管を走査し且つ感知器の値がデイ
ジタル化して記憶される走査部分と、X,Y及び
Z等速呼出し記憶装置30内の各走査サンプルデ
ータが走査中のその位置についてのYチヤンネル
における平均と比較される分析部分(ここでは走
査部分と同じ時間の長さを使用する)とがある。
X,Y及びZ信号のどれかの比較がある所定の範
囲外に出る時、欠陥指示信号が発生される(大抵
の場合、不合格の判定を生じさせるには複数の欠
陥指示が必要である)。
特に、音響式走査器で走査され、第2図に示す
ような管表面で反射されるレーザー光線からの光
は、第2図に示すシリコン光ダイオードX16,
Y16及びZ16にピツクアツプされる。電気信
号は増幅器X24,Y24及びZ24で増幅さ
れ、更に、増幅器X26,Y26及びZ26で増
幅される。1サイクルの前述した走査分の間に、
タイミング及び制御回路84からの変換クロツク
パルスが各AD変換器X28,Y28及びZ28
に128の8ビツトサンプル信号を発生させる(各
値は8つの2進ビツトで表される)。次に、これ
等のサンプル信号は128×8の等速呼出し記憶装
置X30,Y30及びZ30内に走査内の位置に
従つた所定の順序で貯えられる。
1サイクルの走査部分の完了後、その分析部分
が始まる。タイミング及び制御回路84からのア
ドレスロツクは第1走査サンプルの記憶のための
等速呼出し記憶装置X30,Y30及びZ30に
第1に記憶位置をアドレスし、また、等速呼出し
記憶装置Y30からの第1走査サンプルの記憶の
ためにサンプル平均等速呼出し記憶装置32
(RAM)に第1位置をアドレスする。しかる後、
かかる第1の増分(i)に対する平均値に読取
り専用記憶装置(ROM)34,36,38,4
0及び42を使用して所定の倍率を掛ける(ここ
で、読取り専用記憶装置はテーブル索引方式で使
用されて所定倍率の乗算を行う。従つて、以下の
説明では読取り専用記憶装置を乗算器と呼ぶこと
がある)。第1サンプル位置(Xi,Yi及びZi)に
対するX,Y及びZの最新値は比較器44,4
6,48,50,52,54(へこみ分析器)及
び56(2アウト・オブ3回路)において閾値と
比較され、信号のどれかが第1増分についての中
央感知器の平均に対するその通常の関係から外れ
た時にその指示を出す。従つて、例えば乗算器3
4は約1.2倍の有効乗算を行い、そして比較器4
4は、Yiの値が対応するサンプル平均iの1.2
倍を超える時に出力を発生するであろう。同様
に、乗算器36はYiがiの60%以下である時
に比較器46が出力を出すような係数を有する。
同様に、乗算器38及び比較器48はYが極低値
である場合に(Yiがiの0.5倍である時)出力
を出す。乗算器40及び比較器X50,Z50
は、最新のX又はZ値(Xi又はZi)がiの約45
%以上に達する時に出力を出す。
上述した論理回路は不合格の指示をするだけで
なく、欠陥を類別し、第1図に関連して説明した
同時発生検出装置の機能も果たす。これは、後か
らの分析及び修理のための管の仕分けと、欠陥数
を最小にするプロセス変更を行いうるように適当
な先行加工場所の信号表示とを考慮するものであ
る。欠陥を“穴”、“へこみ”、“汚れ”或は“かき
傷”として類別するのが便利であることが分かつ
た。“へこみ”の分析器54は、比較器Z52又
はX52からの極高値X(Xi++)又はZ(Zi++)信
号と共に、比較器48からの極低値Y(Yi--)信
号で作動を開始する。3信号中の2信号が同時の
時、即ちこれ等の3つの信号のうち2つが検査し
ている管の表面に“へこみ”があることを確認す
れば、2アウト・オブ3へこみ回路56は“へこ
み”と診断して“へこみ”を指示する信号を出力
する。2アウト・オブ3へこみ回路56のような
ろ波回路は平滑化を行つて間違つた欠陥信号(例
えば電気ノイズで発生されるような信号)を最少
にする。2アウト・オブ3へこみ回路56からの
出力は、8ビツトの桁送りレジスタ58及びパタ
ーン分析回路60(ここでは128×8の読取り専
用記憶装置)で更にろ波される。桁送りレジスタ
に読取り専用記憶装置を加えたこの配列を使用し
て2アウト・オブ3へこみ回路56の2つの連続
出力を指示する。“へこみ”の判定が出た時に
は、“へこみ”フリツプ・フロツプ62(F/
F)が設定され、管は不合格のマークが付けられ
不合格ホツパーへ分離される。“へこみ”不合格
信号は新管感知器64によるリセツトがあるまで
維持される。“へこみ”分析器54は、比較器X
52又はZ52からの極高値Xi又はZi信号のどち
らか一方と同時に、比較器48からの極低値Yi
信号によつて作動を開始される。
“汚れ”分析器66は、前述した2アウト・オ
ブ3回路56と同様の2アウト・オブ3回路68
と、桁送りレジスタ70と、読取り専用記憶装置
72と、“汚れ”フリツプ・フロツプ74(F/
F)とを備える。この分析器は、前述したへこみ
回路と同様の態様で作動するが、ただ“汚れ”分
析器66の出力についての判定は比較器46から
の低値Y(Yi-)指示であつて、比較器48から
の極低値Y(Yi--)指示でもなく、また、比較器
X50或はZ50からの高値Xi或はZi指示のどち
らでもない。従つて、制御方程式は、Yi-であつ
てYi--でなく、Xi+でなく、且つZi+でないことで
ある。
“かき傷”分析器76の回路は、比較器46か
らの低値Yiで出力を出すが、比較器48からの
極低値Yiでは出さない。比較器44からの高値
Yiではなく、比較器X50からの高値Xi或は比
較器Z50からの高値Ziも“かき傷”として解読
される。従つて、制御方程式は、(Yi-であつて
Yi--でない)或は(Xi+又はZi+であつてYi+でな
い)ことである。分析器76の出力は、2連続出
力回路78から主としてなるろ波装置に入り、次
いでカウンタ80に入る。カウンタ80は32走査
毎にセグメント・リセツトによりリセツトされ
る。もしカウンタ80がリセツトされる前に6に
達すれば、該カウンタは“かき傷”フリツプ・フ
ロツプ82(F/F)を作動し、そして管は不合
格と表示される。(1サイクルの走査部分中の)
変換クロツク及び(1サイクルの分析部分中の)
アドレスクロツクと同様に、セグメントリセツト
が、20MHzの水晶発振器86で駆動されるタイミ
ング及び制御回路84により発生される。
上記したような、“へこみ”、“汚れ”及び“か
き傷”の分析回路は、電気的ノイズによる或は小
さな表面欠点に基づく不合格を避けるべくろ波を
行うために、特殊或は桁送りレジスタ及び読取り
専用記憶装置の組み合わせ(58及び60)、7
0及び72を使用する。しかし、“穴”検出回路
は、非常に小さな穴でさえ重大な欠陥を示すこと
があるので、上記のようなろ波を行わない。比較
器48からの極低値Y指示(Yi--)は穴を指示し
ており、そしてこの出力は“穴”フリツプ・フロ
ツプ94(F/F)に直送される。従つて、
Yi--比較器48からの出力が1度入ることによ
つて管の不合格判定がなされる。
走査の各サンプルについての平均(i)は、
Xi,Yi及びZi値が分析されるのと同時にサイクル
の分析部分中に計算される。各サンプル増分がア
ドレスクロツクによりアドレスされる時、等速呼
出し記憶装置Y30の出力は倍率1/16の乗算器8
8を経て加算回路90に送られる。前のサイクル
で計算したiは、平均等速呼出し記憶装置32
から倍率15/16の乗算器92を通つて送られてく
る(同時に、i値はXi,Yi及びZiとの比較のた
め乗算器34,36,38,40及び42にも送
られている)。15/16乗算器92の出力は加算回路
90に送られ、そこで乗算器88(Yiの最新値
の1/16)の出力と組み合わせられる。そして、こ
の最新i値は平均等速呼出し記憶装置32に戻
つて記憶される。このプロセスは、各分析部分中
に128サンプルのそれぞれについて新たなi値
を計算するため繰り返される。
以上の説明では、欠陥のない表面からの放射の
大部分を受ける1つのチヤンネル(Y感知器)
と、欠陥のない表面からの少量ではあるが測定可
能な量の放射をそれぞれ受ける2つの感知器(X
及びZ感知器)とを使用したが、X又はZ感知器
のどちらか一方が受け取る光を効果的に組み合わ
せることによつて、2つだけの感知器を使つて分
析を行う光学系を使用できる。同様に、1つの主
感知器と、計画的に配置した2つ以上の別の感知
器との組み合わせも、これ等の別の感知器の出力
のいずれかが高値(又は極高値)という指示の発
生を単に分析することによつて、使用できる。
欠陥指示信号を出す閾値は変更できる。乗算器
34は1以上の倍率を常に有し、Yi値が平均値
より大きいことを指示するであろう。同様に、低
Y値についての乗算器36は上述した0.6の値か
ら変えることができるが、どの場合でも1以下で
あろう。そして、極低Y値についての所定係数は
上述した0.5の値から変えることができるが、ど
の場合でも低値Yについての係数より小さいであ
ろう。X(或はX及びZ)の高値に対する係数は
0.5の値から変えることができるが、どの場合で
も極高値X(或はX及びZ)より小さいであろ
う。また、極高値X(或はX及びZ)は常に1以
下であろう。大きなZ閾値と同じ大きなX閾値を
有するので便利であるが、高値(又は極高値)に
ついてのX及びZ閾値は同じでなければならな
い。
前述した特開昭55−24696号公報に記載の動的
平均算出回路の使用ははつきりした利点を有する
が、走査位置の関数としての平均信号を発生する
他の方式の装置を使用してもよい。装置の較正中
に走査位置に対する反射で得た測定量を信号量の
調節のために使用し、欠陥のない表面についての
走査を通じて実質的に一定の信号が与えられるよ
うにして、静的補整を使用することができる。こ
の補整は機械的なもの(例えば、種々の走査位置
で適当な量の光を遮断して全部の走査位置におい
て感知器に一定量の光を与える方法)或は電子的
調整(例えば、走査位置の関数として前置増幅器
のゲインを変えることによる補償)でよい。
欠陥の種類とこの種の欠陥の原因との関係は製
造プロセスに従つて様々に変わるであろう。核燃
料管の製造の場合、一般に、ピルガリング
(pilgering)処理或は酸洗処理によつて穴が生じ
ることが分かつた。かき傷は、例えば、超音波試
験機のヘツドの誤調節によつて生じるねじ状のか
き傷のように、種々の試験に由来するものである
ことが分かつた。端面直角度の試験は、特に管端
近くの汚れについて、管を汚す主要因の1つであ
ることが分かつた。
上記の改変は本発明の概念を説明するものであ
るから、本発明は、制限的というよりむしろ説明
的な上記の特別の形に限定されると解釈すべきで
ない。本発明は、その精神及び範囲から逸脱する
ことのない全ての形を含むものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の一実施例に従つて、製品表
面の傷を自動的に検出し且つ類別する表面検査シ
ステムを示すブロツク図、第2図は、3つの感知
器を使用して本発明を実施する別の表面検査シス
テムのブロツク図、第3図は、表面分析回路の詳
細を示す図である。 2…表面、3,Y16…第1感知器、4,X1
6,Z16…第2感知器、5,20…平均算出回
路、6,Y22…第1比較器、7,X22,Z2
2…第2比較器、8…同時発生検出装置。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 少なくとも2つの製造工程を経た表面を自動
    的に走査するために、電磁放射源を通るように表
    面を進め、該表面に向かつて電磁放射を指向し、
    電磁放射感知手段により前記表面から反射した放
    射を感知し、前記表面が進められる方向をほぼ横
    断する方向に、前記電磁放射源及び前記電磁放射
    感知手段の少なくとも一方を前記表面を横切つて
    事実上走査して、一連の直列走査信号を発生する
    ことを含む自動表面走査方法において、 a 第1放射感知器及び第2放射感知器を用い、
    該第1放射感知器及び該第2放射感知器の各々
    が受信した放射の量の関数である信号を発生
    し、 b 実質的に欠陥のない表面が放射を主に前記第
    1放射感知器に反射すると共に放射の測られた
    量を前記第2放射感知器に反射するように、前
    記電磁放射源と前記第1放射感知器及び前記第
    2放射感知器との相対位置を調節し、 c 位置に関係した第1放射感知器平均信号を発
    生し、 d 前記第1放射感知器の信号を前記第1放射感
    知器平均信号と比較して、該第1放射感知器の
    信号が該第1放射感知器平均信号を第1の所定
    量超えていれば第1欠陥信号を発生すると共
    に、前記第1放射感知器の信号が前記第1放射
    感知器平均信号よりも第2の所定量小さければ
    第2欠陥信号を発生し、 e 前記第2放射感知器の信号を前記第1放射感
    知器平均信号と比較して、前記第2放射感知器
    の信号が前記第1放射感知器平均信号の第1の
    所定部分を超えている時に第3欠陥信号を発生
    すると共に、前記第2放射感知器の信号が前記
    第1放射感知器平均信号の第2の所定部分を超
    えている時に第4欠陥信号を発生し、前記第1
    及び第2の所定部分の双方が、前記第1放射感
    知器平均信号に対する、前記第2放射感知器に
    よつて受信された前記実質的に欠陥のない表面
    からの放射の前記測られた量の割合より大き
    く、且つ1よりも小さく、そして前記第2の所
    定部分が前記第1の所定部分よりも大きく、 f 前記第1〜第4欠陥信号のうちの少なくとも
    2つを含む、少なくとも2つの予め選択された
    状態の実質的な同時発生を検出して、欠陥類別
    信号を出し、 g 該欠陥類別信号を利用して前記表面の不合格
    を指示すると共に欠陥類別を指示し、 h 前記欠陥類別信号の少なくとも1つを利用し
    て、前記少なくとも2つの製造工程の少なくと
    も一方について、類別欠陥が発生したことを指
    示して、該類別欠陥が将来発生することを最少
    とするようプロセス制御を行いうる、 欠陥類別を行う自動表面走査方法。
JP9994779A 1978-08-09 1979-08-07 Apparatus for detecting and classifying flaw on metal surface Granted JPS5543491A (en)

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