JPS6239296B2 - - Google Patents

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JPS6239296B2
JPS6239296B2 JP57057668A JP5766882A JPS6239296B2 JP S6239296 B2 JPS6239296 B2 JP S6239296B2 JP 57057668 A JP57057668 A JP 57057668A JP 5766882 A JP5766882 A JP 5766882A JP S6239296 B2 JPS6239296 B2 JP S6239296B2
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JP
Japan
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signal
swash plate
actuator
speed
maximum speed
Prior art date
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Application number
JP57057668A
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JPS58192986A (ja
Inventor
Hiroshi Watanabe
Eiki Izumi
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Hitachi Construction Machinery Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Construction Machinery Co Ltd
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Publication date
Application filed by Hitachi Construction Machinery Co Ltd filed Critical Hitachi Construction Machinery Co Ltd
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Publication of JPS58192986A publication Critical patent/JPS58192986A/ja
Publication of JPS6239296B2 publication Critical patent/JPS6239296B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04BPOSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS
    • F04B49/00Control, e.g. of pump delivery, or pump pressure of, or safety measures for, machines, pumps, or pumping installations, not otherwise provided for, or of interest apart from, groups F04B1/00 - F04B47/00
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E02HYDRAULIC ENGINEERING; FOUNDATIONS; SOIL SHIFTING
    • E02FDREDGING; SOIL-SHIFTING
    • E02F9/00Component parts of dredgers or soil-shifting machines, not restricted to one of the kinds covered by groups E02F3/00 - E02F7/00
    • E02F9/20Drives; Control devices
    • E02F9/22Hydraulic or pneumatic drives
    • E02F9/2203Arrangements for controlling the attitude of actuators, e.g. speed, floating function
    • E02F9/2207Arrangements for controlling the attitude of actuators, e.g. speed, floating function for reducing or compensating oscillations
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E02HYDRAULIC ENGINEERING; FOUNDATIONS; SOIL SHIFTING
    • E02FDREDGING; SOIL-SHIFTING
    • E02F9/00Component parts of dredgers or soil-shifting machines, not restricted to one of the kinds covered by groups E02F3/00 - E02F7/00
    • E02F9/20Drives; Control devices
    • E02F9/22Hydraulic or pneumatic drives
    • E02F9/2221Control of flow rate; Load sensing arrangements
    • E02F9/2232Control of flow rate; Load sensing arrangements using one or more variable displacement pumps
    • E02F9/2235Control of flow rate; Load sensing arrangements using one or more variable displacement pumps including an electronic controller

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mining & Mineral Resources (AREA)
  • Civil Engineering (AREA)
  • Structural Engineering (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Fluid Mechanics (AREA)
  • Fluid-Pressure Circuits (AREA)
  • Control Of Positive-Displacement Pumps (AREA)
  • Control Of Fluid Gearings (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は可変容量油圧ポンプと、このポンプ
によつて駆動されるアクチユエータ手段とが接続
されて成り、前記アクチユエータ手段の速度はポ
ンプの押しのけ容積可変部材の位置によつて制御
され、特にそのポンプの押しのけ容積可変部材の
動作速度を所定の最大速度以下に制限することに
よりアクチユエータ手段の加速度制御を行うよう
になつた油圧回路の制御装置に関する。
可変容量油圧ポンプとこのポンプによつて駆動
されるアクチユエータとが接続されて成り、アク
チユエータの速度はポンプの押しのけ容積可変部
材の位置によつて制御される油圧回路は、例えば
油圧シヨベルや油圧クレーンなどの土木・建設機
械および石炭採掘用の油圧掘削機などに使用する
ことが提案されている。この場合、例えば油圧シ
ヨベルにおいては、ブーム、アーム、バケツト、
走行体、旋回体などの作業部材が上記油圧回路の
アクチユエータを構成する油圧シリンダや油圧モ
ータなどによつて駆動される。このような油圧回
路において、アクチユエータの動作速度はポンプ
の押しのけ容積で決定されるので、例えばブーム
の動作開始時にブームシリンダに接続されたポン
プの押しのけ容積可変部材例えば斜板を、急速に
動作させ押しのけ容積を急激に増加すると、ブー
ムシリンダが急に動かされ、大きなシヨツクを生
じる。減速時も同様で、急激に油圧ポンプの押し
のけ容積を減ずると、大きなシヨツクを生じると
共に、制御不能の状態に陥ることがある。また、
走行において、スタート時のシヨツクで運転者が
揺れ、操作レバーが動いてしまい、その結果運転
者を介してハンチング現象を起こしてしまう。
上述した問題を解決するため、可変容量ポンプ
の押しのけ容積可変部材例えば斜板をその動作速
度を予め設定された最大速度以下に制限しながら
制御する制御方法が、例えば日本特開昭56−
59006号公報に提案されている。
前述したように油圧回路において、アクチユエ
ータの動作速度は可変容量油圧ポンプの押しのけ
容積によつて決まつてくるが、押しのけ容積は押
しのけ容積可変部材の位置によつて決定される。
押しのけ容積可変部材は斜板ポンプにおいては斜
板である。従つて斜板ポンプを用いた油圧回路に
おいてはアクチユエータの動作速度は斜板の位置
によつて決まり、アクチユエータの加速度は斜板
の動作速度を変えることによつて制御される。
上記従来の制御方法において、操作レバーによ
つて斜板の位置指令値を示す操作信号が出力され
ると、位置指令値の増加速度あるいは減少速度が
予め設定された最大速度と比較される。その結
果、位置指令値の変化速度が設定最大速度より大
である場合には設定最大速度で、小である場合に
は位置指令値の変化速度そのままで、位置指令値
を増減し、斜板位置検出用の変位計の出力即ち検
出信号と比較しつつ、斜板駆動装置へ出力する。
かくして、可変容量油圧ポンプの斜板は動作速度
を設定最大速度以下に制限されながらその位置を
操作レバーにより指令された位置に移すように制
御される。このように構成されると、設定最大速
度を各アクチユエータの駆動する作業部材に適し
た値とすることにより、シヨツクの無い円滑な動
作を行わせることができる。これをアクチユエー
タの加速度制御又は斜板の速度制御と呼んでい
る。
しかしながら、設定最大速度を小さく設定した
場合には、操作レバーを中立から一杯まで急激に
操作したとしても、可変容量油圧ポンプの斜板の
動作速度が小さいので、可変容量油圧ポンプの吐
出量の増加速度が小さいから、アクチユエータの
動きが緩慢になつてしまう。一方、設定最大速度
をアクチユエータの動きが緩慢にならないように
大きく設定した場合には、操作レバーを微操作し
たときに、操作レバーの操作速度が大きいと、斜
板の動作速度が大きくなるので、可変容量油圧ポ
ンプの吐出量の増加速度が大きくなるから、アク
チユエータの加速度が大きくなり、シヨツクが生
ずる。このため、たとえば油圧シヨベルのフロン
ト先端部(バケツト)の位置決めをするために、
ブームレバーを微操作すると、油圧シヨベル本体
がシヨツクで揺れて、位置決めが困難になる。さ
らに、設定最大速度を大きく設定した場合には、
通常の操作時においても、起動時の斜板の動作速
度が大きくなり、アクチユエータの圧力が急激に
高くなるので、アクチユエータの動き始めにピー
ク圧が発生し、シヨツクが起きる。
この発明は上述の問題点を解決するためになさ
れたもので、操作レバーの操作量にかかわらず、
アクチユエータの起動時および停止時にシヨツク
が少なく、かつアクチユエータの動作が緩慢でな
く、また操作レバーの操作量が小さいときのアク
チユエータの加減速度が小さい油圧回路の制御装
置を提供することを目的とする。
この目的を達成するため、この発明においては
前記検出信号の絶対値が大きくなるに従つて大き
くなるよう該検出信号と関数関係にある設定最大
速度で油圧ポンプの押しのけ容積可変部材を制御
するようにしたものである。
以下この発明の一実施例を第1図乃至第5b図
により説明する。
第1図において、油圧回路が全体的に符号2で
示されており、油圧回路2は、可変容量油圧ポン
プ4と、油圧4によつて駆動される油圧モータ即
ちアクチユエータ6とが閉回路に接続されて成つ
ている。ポンプ4はこの実施例では斜板ポンプで
あり、斜板8が押しのけ容積可変部材を構成して
いる。斜板8の角度即ち位置は駆動装置10によ
つて変えられる。ポンプ4は斜板8の位置に対応
した押しのけ容積でアクチユエータ6を駆動す
る。即ちアクチユエータ6の動作速度は斜板8の
位置によつて決まりかつ斜板8の位置を変えるこ
とによつて増減する。またアクチユエータ6の加
速度又は減速度は斜板8の動作速度によつて決定
される。
斜板駆動装置10は入力信号に応じた位置に斜
板8を駆動することのできる任意のサーボ弁機構
とすることができ、また国際公開番号WO81/
01031号公報の第3図に示される構造とすること
ができる。
なお第1図において油圧回路2の構成を簡略化
して示すため、フラツシング弁などの付属部材は
省略されている。
油圧回路2は、本発明の一実施例である制御装
置12により制御される。制御装置12は、斜板
8の位置を指示しアクチユエータ6の動作方向及
び動作速度を指示する操作装置である操作レバー
14と、斜板8の位置を検出する検出装置である
変位計16と、変位計16の出力信号即ち検出信
号YLを入力して、斜板8の動作速度の最大値を
指示する設定最大速度発生回路20と、操作レバ
ー14の出力信号即ち操作信号XL及び検出信号
Lと回路20の出力信号即ち最大速度信号α
とを入力し、駆動装置10を駆動するための出力
信号Zを発生するポンプ制御回路22とを有す
る。
設定最大速度発生回路20には、一例として第
2図に示すような、斜板8の動作速度について最
大速度αが検出信号YLの関数として予め設定
されている。即ち回路20は、検出信号YLの絶
対値が、例えば、YL1=1/4YLnaxで示されるYL1 以下の時には最大速度としてα1nioを出力し、検
出信号YLの絶対値がYL1を越えた時には、α1nio
に検出信号YLの絶対値に比例して増加する値を
加えたαを出力し、検出信号YLの絶対値がYL
naxに近ずいた所定の値以上になるとα1naxを出力
する。
ポンプ制御回路22は第3図に示す構成を有す
る。即ち回路22は、操作信号XLから検出信号
Lを減じる加算器40と、加算器40の出力で
ある偏差信号ΔXを微分しそれを時間に対する変
化量ΔX〓に変換する微分器42とを有し、ΔX〓は
スイツチ44のa端子に入力される。また回路2
2はコンパレータ46を有し、コンパレータ46
は、操作信号XLの正負を判定し、XL≧0にはハ
イレベルの信号“1”を出力してスイツチ48を
b端子側に切換え、b端子に入力されている設定
最大速度信号αをそのままスイツチ44のb端
子へ送り、XL<0の時にはローレベルの信号
“0”を出力してスイツチ48をa端子側に切換
え、a端子に入力されている、反転回路50で負
の値に反転された最大速度信号をスイツチ4
4のb端子へ送る。回路22は又、微分器42の
出力ΔX〓の絶対値|ΔX〓|をとる絶対値回路52
と、|ΔX〓|とαの大小を判別し、|ΔX〓|≧
αの時は“0”を出力しスイツチ44をb端子
側に切換えてα又はを増幅器56へ送り、
|ΔX〓|<αの時は“1”を出力しスイツチ4
4をa端子側に切換えてΔX〓を増幅器56へ送る
コンパレータ54を有する。増幅器56により増
幅された信号Zは斜板駆動装置10へ送られる。
従つてポンプ制御回路22は、操作信号XL
斜板位置信号YLとを比較し、かつ操作信号XL
変化率の絶対値|ΔX〓|と設定最大速度αとを
比較し、|ΔX〓|<αの時はΔX〓の速度で操作
信号XLに応じた位置に斜板8を駆動する信号Z
を出力し、|ΔX〓|≧αの時はαの速
度で操作信号XLに応じた位置に斜板8を駆動す
る信号Zを出力する。従つて斜板8は設定最大速
度α以下の速度に制限されながら操作信号XL
の指示する位置に移動することができる。
上記制御装置12の動作を第4a図、第4b
図、第5a図、第5b図により説明する。第4a
図、第5a図は操作信号XLの時間的変化を示す
タイムチヤート、第4b図、第5b図は操作信号
Lによつて斜板傾転角を制御した場合の斜板傾
転角の検出信号YLの時間的変化を示すタイムチ
ヤートである。
まず、第4a図の線aで示すように、時刻t0
おいて操作レバー14を瞬時に正側の最大値XLn
axまで操作したときには、検出信号XLの時間的
変化つまり斜板8の傾転角の時間的変化は第4b
図の線aで示すようになる。すなわち、時刻t0
t1においては、検出信号YLが0〜YL1となるか
ら、設定最大速度信号αがα1nioとなるので、
斜板8の傾転角はα1nioの傾転速度で増加し、検
出信号YLは直線で増加し、時刻t1を過ぎると、
検出信号YLはYL1より大きくなるから、設定最
大速度信号αは検出信号YLに比例して増加す
るので、斜板8の傾転角が二次曲線で増加するた
め、斜板8の傾転角が大きな傾転速度で増加し、
検出信号YLが二次曲線で増加して検出信号YL
Lnaxに達する。また、第4a図の線bで示すよ
うに、時刻t0において操作レバー14を瞬時に正
側にXL2まで操作したときには、検出信号YL
時間的変化は第4b図の線bで示すようになる。
すなわち、時刻t0〜t1における検出信号YLの時間
的変化は、操作レバー14を瞬時に正側の最大値
Lnaxまで操作したときと同一となり、以後検出
信号YLは二次曲線で増加し、検出信号YLはYL2
に達する。さらに、第4a図の線cで示すよう
に、時刻t0において操作レバー14を瞬時に正側
にXL1まで操作したときには、検出信号YLの時
間的変化は第4b図の線cで示すようになる。す
なわち、時刻t1までの間では、操作レバー14を
瞬時に正側の最大値XLnaxまで操作したときと同
一となつて、検出信号YLはYL1に達する。この
ように、起動時とくに時刻t0〜t1においては、操
作レバー14の操作量にかかわらず、斜板8の傾
転角はα1nioの傾転速度で増加するので、アクチ
ユエータ6の加速度が小さくなるから、アクチユ
エータ6の起動時のシヨツクを少なくすることが
でき、しかも操作レバー14の操作量にかかわら
ず、時刻t1から斜板8の傾転角が操作レバー14
の操作量に応じた値となるまでの間は、斜板8の
傾転角が大きな傾転速度で増加するから、操作レ
バー14の操作量にかかわらず、アクチユエータ
6の動作が緩慢になることはない。また、操作レ
バーの操作量が小さいときには、斜板8の傾転角
はα1nioの傾転速度で増加するから、アクチユエ
ータ6の加速度が小さくなる。
一方、第5a図に示すように、時刻t2において
操作レバー14を操作信号XLがXLnaxである状
態から中立に戻し、アクチユエータ6を停止する
と、検出信号YLの時間的変化は第5b図に示す
ようになる。すなわち、時刻t2〜t3においては、
設定最大速度信号αが検出信号に応じて減少す
るから、斜板8の傾転角は大きな傾転速度で減少
し、検出信号YLが急激に減少し、時刻t3以後に
おいては、検出信号YLがYL1より小さくなるか
ら、設定最大速度信号αがα1nioとなるので、
斜板8の傾転角はα1nioの傾転速度で減少し、検
出信号YLは直線で減少する。そして、操作レバ
ー14を操作信号XLがXLnaxより小さい値の状
態から中立に戻し、アクチユエータ6を停止した
場合には、操作レバー14を操作した瞬間の設定
最大速度信号αは検出信号YLに応じた値とな
り、以後第5b図に示すパターンで検出信号YL
が減少する。このように、操作レバー14の操作
量にかかわらず、停止直前においては、斜板8の
傾転角はα1nioの傾転速度で減少するから、アク
チユエータ6の減速度が小さくなるので、操作レ
バー14の操作量にかかわらず、アクチユエータ
6の停止時のシヨツクを少なくすることができ、
かつ操作レバー14を操作した時刻から時刻t3
での間においては、斜板8の傾転角が大きな傾転
速度で減少するから、操作レバー14の操作量に
かかわらず、アクチユエータ6の動作が緩慢にな
ることはない。また、操作レバー14の操作量が
小さいときには、斜板8の傾転角がα1nioの傾転
速度で減少するから、アクチユエータ6の減速度
が小さくなる。
この発明の他の実施態様を第6図を参照して説
明する。第6図において第1図と同じ部材には同
じ符号が付されている。第6図の実施態様では制
御装置が全体的に符号121で示され、設定最大
速度発生回路21は第1の設定最大速度αが予
め設定される第1設定最大速度発生回路24と、
第1の設定最大速度αより大きい第2の設定最
大速度αが予め設定される第2設定最大速度発
生回路26とが設けられている。第1設定最大速
度発生回路24は第1図の設定最大速度発生回路
20と全く同様のものであり、第2図に示すよう
な検出信号YLの絶対値が大きくなるに従つて大
きくなるよう該検出信号YLと関数関係にある最
大速度αを出力する。第2の設定最大速度α
は、緊急停止時、アクチユエータの負荷の位置決
め時、又はアクチユエータの動作方向を急に逆転
させる時に、アクチユエータの動作を敏速にする
ことができる斜板8の動作速度である。
二つの設定最大速度発生回路24,26は切換
スイツチ28によつていずれか一方が選択され
る。コンパレータ30,32は、それぞれ操作レ
バー14からの操作信号XL及び変位計16から
の検出信号YLの正負を判定し、正の時はハイレ
ベルの信号“1”を出力し、負の時はローレベル
の信号“0”を出力する。操作信号XL及び検出
信号YLの正はアクチユエータ6の一方の動作方
向を意味し、負は他方の動作を意味する。コンパ
レータ30,32は入力が零の場合には“1”ま
たは“0”のいずれを出力してもよい。排他的論
理和(EXOR)回路34は二つの入力が一致する
と“0”、一致しないと“1”を出力する。ウイ
ンドコンパレータ36は入力が零又は零付近で
“1”を出力し、その他の入力値では“0”を出
力する。論理和(OR)回路38はその出力
“0”によつて切換スイツチ28をa側に切換
え、その出力“1”によつて切換スイツチ28を
b側に切換える。ウインドコンパレータ36の出
力が“1”となる入力零付近の範囲は、ポンプ制
御回路22の不感帯に一致させられている。この
不感帯は、操作レバー14の中立位置における微
動による不要な可変容量油圧ポンプ4の動きを防
止するためのものである。ポンプ制御回路22の
構成は前述の第3図に示したものと同様である。
次に制御装置121の動作について説明する。
アクチユエータ6の停止時に、操作レバー14
を正側に倒すと、ポンプ制御回路22は駆動装置
10へ信号を送り、斜板8の位置を中立位置から
一方へ移動させる。この時、操作レバー14から
の操作信号XL及び変位計16の検出信号YLはい
ずれも正となり、これによつてコンパレータ3
0,32の出力は“1”となり、EXOR回路34
の出力は“0”となる。また、操作信号XLは零
付近でなくなるので、ウインドコンパレータ36
の出力は“0”となる。したがつてOR回路38
の出力は“0”となり、切換スイツチ28はa側
に切り換えられ、第1の設定最大速度αが選択
され、ポンプ制御回路22に入力する。そのた
め、操作レバー14の急激な操作により操作信号
Lの位置指令値の増加速度が第1の設定最大速
度αを越える場合には、ポンプ制御回路22は
斜板8の動作速度を第1の設定最大速度αに一
致させるように制御する。かくして、アクチユエ
ータ6の加速度は第1の設定最大速度αに対応
した値以下に制限され、第1図の実施態様と同様
の制御を行う。
操作レバー14の操作信号XL及び変位計16
の検出信号YLが共に負となる場合もOR回路38
の出力は“0”となり、第1の設定最大速度α
が選択されるのでポンプ制御回路22は斜板8の
動作速度を第1の設定最大速度α以下に制限し
つつ制御を行う。
急にアクチユエータ6を停止させるために、操
作レバー14を中立位置に戻すと、ウインドコン
パレータ36の出力が“1”となることにより
OR回路38の出力が“1”となり、切換スイツ
チ28はb側に切換わつて、第2の設定最大速度
αが選択される。その結果、斜板8の動作速度
は第2の設定最大速度α以下に制限され、アク
チユエータ6の加速度の制限値は第1の設定最大
速度αによる場合より大きくなる。故にアクチ
ユエータ6を大きく減速させ、すばやく停止させ
ることができる。
アクチユエータ6の動作方向を一方から他方に
逆転させる場合に、例えば操作レバー14を正側
から負側に瞬時切換えると、斜板8の位置は、そ
の動作速度がポンプ制御回路22によつて制限さ
れることにより操作レバー14による位置指令値
より遅れて変化し、変位計16の検出信号YL
正のままで、操作レバー14の操作信号XLは負
となる。これによつて、コンパレータ30の出力
は“1”に、コンパレータ32の出力は“0”に
それぞれなり、EXOR回路34の出力は“1”と
なる。そのため、切換スイツチ28はb側に切換
えられ、第2の設定最大速度αが選択され、斜
板8の動作速度の制限値は大きくなり、アクチユ
エータ6を大きく減速させる。そして、斜板8の
実際の位置が負側になると、コンパレータ30の
出力は“0”になり、EXOR回路34の出力が
“0”になることによつて、第1の設定最大速度
αが選択される。
アクチユエータ6の負荷の位置決め時には、操
作レバー14を急激に中立位置に戻すことによつ
て、緊急停止時と同様に第2の設定最大速度α
が選択されるので、アクチユエータ6を大きく減
速させ、すばやく停止させることができる。
従つて第6図の実施態様によれば、第1図の実
施態様の奏する効果に加えて緊急停止時、アクチ
ユエータの負荷の位置決め時及び逆転操作時には
押しのけ容積可変部材の動作速度の制限値を第1
の設定最大速度αより大きい第2の設定最大速
度αにするようにしたのでアクチユエータの動
作を敏速にすることができる。
第6図に示す実施態様は設定最大速度発生回路
21およびポンプ制御回路22を共に電子回路で
構成した例であるが、これらを1つのマイクロコ
ンピユータで構成することもできる。第8図はそ
の例を示し、設定最大速度発生回路21、ポンプ
制御回路22に相当する演算装置が全体的に符号
140で示されている。演算装置140は、操作
信号XLと検出信号YLとを切換えて出力するマル
チプレクサ142、アナログ信号である操作信号
L及び検出信号YLをデジタル信号に変換する
A/D変換器144、動作手順を記憶したROM
メモリ146、第6図に示す関数に対応するYL
とαのテーブル及び第6図の回路26の設定値
に対応するαを記憶したROMメモリ148、
A/D変換器144から取込んだ操作信号XL
び検出信号YL、演算途中の数値等を一時記憶す
るRAMメモリ150、ROMメモリ146の動作
手順に従つて演算するCPU152、CPU152
からのデジタル信号をアナログ信号に変換して斜
板駆動装置10へ出力するA/D変換器154を
有する。
第8図はROMメモリ146に記憶された演算
装置140の動作手順のフローチヤートである。
以下、このフローチヤートに従つて演算装置14
0の動作を説明する。
まず、停止状態から操作レバー14を正側に操
作すると、操作信号XL及び検出信号YLが正であ
り、また操作信号XLが検出信号YLよりも大きい
から、手順a−1、2、3、4、5、8、9、1
0、11及び14を行なう。即ち手順a−5で、
ROMメモリ148から設定最大速度信号αとし
て検出信号YLに対応したαを読み、その設定
最大速度信号αに応じた速度以下の速度で斜板
8が傾転するように斜板駆動装置10を制御す
る。この時αは、YLの増加に応じてα1nioから
α1naxの値をとり得るため、操作レバー14を急
に中立位置から一杯まで操作したとしても、アク
チユエータ6の起動時のシヨツクが少なく、かつ
アクチユエータ6の動きが緩慢になることはな
い。
また、操作レバー14を例えば中立位置から操
作量XLnaxの1/4だけ急激に操作して微操作を行
つた時には、手順a−5において読まれるαはα
11nioを示すため、アクチユエータ6の加速度が
小さく、シヨツクが生ずることはない。
斜板8の位置が操作レバー14の操作量に応じ
た値となつたとき、すなわち操作信号XLと斜板
位置信号YLとが等しくなつたときには、手順a
−1、2、3、4、5、8、13及び14を行
い、斜板8がその位置に停止するように斜板駆動
装置10を制御する。この状態から、操作レバー
14を中立位置に戻したときまたは負側に戻した
ときには、操作信号XLが零以下となり、また操
作信号XLが検出信号YLより小さくなるから、手
順a−1、2、3、4、7、8、9、10、11
及び14を行う。即ち手順a−7でROMメモリ
148から設定最大速度信号αとしてαを読
み、その設定最大速度信号αに応じた速度以下
の速度で斜板8が傾転するように斜板駆動装置1
0を制御する。従つてアクチユエータ6を大きく
減速させることができる。
また、第6図の実施態様では緊急停止時、アク
チユエータの負荷の位置決め時及び逆転操作時に
第2の設定最大速度αを発生する第2設定最大
速度発生回路26を設けたが、その代りに、操作
レバー14の操作信号XLの微分値X〓Lを演算する
演算回路を設け、演算回路の出力部をスイツチ2
8のb側端子に接続してもよい。このようにすれ
ば、上記の操作を行うに際してアクチユエータ6
の動作を第2の設定最大速度αに応じた速度に
相当するかまたはそれ以上に敏速にすることが可
能となる。
なお、上述実施例においては、検出信号YL
設定最大速度信号αとの関係を第2図に示すよ
うに定めたが、検出信号YLの絶対値に比例して
設定最大速度信号αを増加させてもよく、また
検出信号YLの2乗に比例して設定最大速度信号
αを増加させてもよく、さらに設定最大速度信
号αを検出信号YLの絶対値の増加にともなつ
て階段状に増加させてもよい。即ち、設定最大速
度信号αは、検出信号YLの絶対値が大きくな
ると大きくなるように定めればよい。
以上説明したように、この発明に係る油圧回路
の制御装置においては、操作レバーの操作量にか
かわらず、アクチユエータの起動時および停止時
にシヨツクが少なく、かつアクチユエータの動作
が緩慢でなく、さらに操作レバーの操作量が小さ
いときには、アクチユエータの加減速度が小さい
から、微操作を容易に行なうことができる。この
ように、この発明の効果は顕著である。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の油圧回路の制御装置の好適
な一実施態様を示す回路図、第2図は第1図の設
定最大速度発生回路に設定されている設定最大速
度αと検出信号YLとの関係を示すグラフを示
す図、第3図は第1図に示す制御装置のポンプ制
御回路の詳細を示す回路図、第4a図は操作信号
Lの時間的変化を示すタイムチヤート、第4b
図は操作信号XLによつて斜板傾転角を制御した
場合の斜板傾転角の検出信号YLの時間的変化を
示すタイムチヤート、第5a図は操作信号XL
時間的変化を示すタイムチヤート、第5b図は操
作信号XLによつて斜板傾転角を制御した場合の
斜板傾転角の検出信号YLの時間的変化を示すタ
イムチヤート、第6図はこの発明の油圧回路の制
御装置の他の好適な実施態様を示す図、第7図は
第6図の実施態様をマイクロコンピユータを用い
て実現した演算装置を示すブロツク図、第8図は
第7図の演算装置における動作手順を示すフロー
チヤートを示す図である。 2……油圧回路、4……可変容量油圧ポンプ、
6……油圧アクチユエータ、8……押しのけ容積
可変部材(斜板)、12……制御装置、14……
操作装置(操作レバー)、16……検出装置(変
位計)、20,21……設定最大速度発生回路、
22……ポンプ制御装置、121……制御装置。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 可変容量油圧ポンプと、該ポンプによつて駆
    動されるアクチユエータ手段とが接続されて成る
    油圧回路の制御装置であつて、前記ポンプの押し
    のけ容積可変部材の位置を指令し従つて前記アク
    チユエータの動作速度を指令する操作信号を発生
    する操作装置と、前記押しのけ容積可変部材の実
    際の位置を示す検出信号を発生する検出装置と、
    前記操作信号および検出信号に基づいて、前記押
    しのけ容積可変部材の位置を制御しかつその動作
    速度を設定最大速度以下に制限しながら制御する
    ポンプ制御装置とを有する油圧回路の制御装置に
    おいて、前記設定最大速度は前記検出信号の絶対
    値が大きくなるに従つて大きくなるよう該検出信
    号と関数関係にあることを特徴とする油圧回路の
    制御装置。
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