JPS623912Y2 - - Google Patents

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JPS623912Y2
JPS623912Y2 JP4840078U JP4840078U JPS623912Y2 JP S623912 Y2 JPS623912 Y2 JP S623912Y2 JP 4840078 U JP4840078 U JP 4840078U JP 4840078 U JP4840078 U JP 4840078U JP S623912 Y2 JPS623912 Y2 JP S623912Y2
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JP
Japan
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main shaft
tool
workpiece
stationary member
machine tool
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Expired
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JP4840078U
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JPS54150984U (ja
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  • Arrangements For Transmission Of Measured Signals (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は工具と被加工物とが接触したか否か、
接触状態等の切削状態を検出するためにベアリン
グによつて回転自在の支持されて回転駆動される
主軸に電気を流す電気接点を有する工作機械に関
するものである。
従来、回転体に電流を流すのに、スリツプリン
グを用いていた。スリツプリングとブラシとはあ
る一定のバネ力で押し付けられ、また回転体の回
転に伴い相対速度をもつて接触していた。
ここで、相対速度をもつているために、接触部
の抵抗値は零にならなかつた。また接触面が摩擦
をもつているため、相対速度があると、押し付け
力が一定とならず、電気抵抗値が変動するという
問題があつた。さらに接触部が相対速度をもつて
こすれあつているため、寿命が短く実用上問題が
あつた。
本考案の目的は、上記従来の問題点に鑑みて、
ベアリングの高電気抵抗の影響をなくして電気抵
抗値を殆ど無視出来る状態にし、高感度でもつて
工具と被加工物との接触状態を検出することが可
能となり、しかも電気接点として長寿命化もはか
れ高信頼度をもつた工作機械を得ることができる
工作機械を提供するにある。
即ち、本考案は、工作機械の主軸頭にベアリン
グによつて回転自在に支持されて回転駆動され、
且つ工具または被加工物を保持する主軸を設け、
該主軸の端面に対向して静止部材を設け、上記主
軸の端面と静止部材との間を導電性材で接続し、
該導電性材を介して低抵抗でもつて電気的に接続
された主軸に取付けられた工具または被加工物
と、台上に設けられた被加工物または工具との間
に電気回路を形成し、この間に流れる電流値を検
出する手段とを設けた工作機械において、上記主
軸の端面、及び静止部材に磁石を設けて導電性の
磁極を形成し、上記導電性材を磁性粉末で構成
し、該磁性粉末を上記磁極で吸引して主軸の端面
と静止部材との間を接続することを特徴とする工
作機械である。
以下本考案を図に示す実施例にもとづいて具体
的に説明する。
例えば、旋盤においてバイト〜ワーク接触電圧
を測定する場合(第1図)に、機械の剛性を損げ
ずにバイト6とワーク5間に通電する方法とし
て、主軸1の端部のケース9に備え付けられたス
ペーサを挿入し、この中心部に電気接点8を押し
当て、この電気接点と刃物台7との間に電源10
により電圧を印加する方法がある。
本考案では、この電気接点の特性を第2図の方
法で改良した。電気接点は、主軸端部に挿入され
たケース9とベアリング21により位置決めされ
た固定された棒磁石22と、板磁石20と、電気
的導通をとる磁性粉末23とによつて構成され
る。このように板磁石20と棒磁石22は互いに
引き合うように磁極を形成し、両者間に磁性粉末
23を入れることにより電気的導通がとれる。こ
の場合のメリツトは、軸心に設けられているので
周速がほとんどないと共に磁性粉末の粒子径が小
さいため粒子周速が低くなり、電気抵抗値が小さ
くなるということと、粒子が磁力で吸引されてい
るために、バネ力で無理に押さえ付けなくても、
粒子が接点中心部から逃げることがないというこ
とである。
以上説明してように本考案によれば、主軸を支
持するベアリングの高抵抗に着目し、回転駆動さ
れる主軸と良好な電気的導通をとることができ、
高感度でもつて工具と被加工物との接触状態を検
出し、工作機械の自動運転を可能にすることがで
きる効果を奏する。更に本考案によれば、回転駆
動される主軸の端部と静止部材とに各々導電性の
磁石を設け、これら導電性の磁石の間に導電材で
ある磁性粉末を設けたので、接触部の相対運動を
小さくすることができ、接点の寿命を向上させ、
高信頼度でもつて工作機械の自動運転を可能にし
た効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の電気接点を備えた工作機械を
示した断面図、第2図は本考案の電気接点の一実
施例を示した断面図である。 符号の説明、1……主軸、5……ワーク、6…
…バイト、9……ケース、20……板磁石、22
……棒磁石、23……磁性粉末。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 工作機械の主軸頭にベアリングによつて回転自
    在に支持されて回転駆動され、且つ工具または被
    加工物を保持する主軸を設け、該主軸の端面に対
    向して静止部材を設け、上記主軸の端面と静止部
    材との間を導電性材で接続し、該導電性材を介し
    て低抵抗でもつて電気的に接続された主軸に取付
    けられた工具または被加工物と、台上に設けられ
    た被加工物または工具との間に電気回路を形成
    し、この間に流れる電流値を検出する手段とを設
    けた工作機械において、上記主軸の端面、及び静
    止部材に磁石を設けて導電性の磁極を形成し、上
    記導電性材を磁性粉末で構成し、該磁性粉末を上
    記磁極で吸引して主軸の端面と静止部材との間を
    接続することを特徴とする工作機械。
JP4840078U 1978-04-14 1978-04-14 Expired JPS623912Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4840078U JPS623912Y2 (ja) 1978-04-14 1978-04-14

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JP4840078U JPS623912Y2 (ja) 1978-04-14 1978-04-14

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS54150984U JPS54150984U (ja) 1979-10-20
JPS623912Y2 true JPS623912Y2 (ja) 1987-01-28

Family

ID=28932047

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JP4840078U Expired JPS623912Y2 (ja) 1978-04-14 1978-04-14

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JPS54150984U (ja) 1979-10-20

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