JPS6239107B2 - - Google Patents
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- JPS6239107B2 JPS6239107B2 JP56094643A JP9464381A JPS6239107B2 JP S6239107 B2 JPS6239107 B2 JP S6239107B2 JP 56094643 A JP56094643 A JP 56094643A JP 9464381 A JP9464381 A JP 9464381A JP S6239107 B2 JPS6239107 B2 JP S6239107B2
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- 239000003990 capacitor Substances 0.000 description 8
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 5
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- 238000001816 cooling Methods 0.000 description 2
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 2
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 description 2
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41J—TYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
- B41J2/00—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
- B41J2/315—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of heat to a heat sensitive printing or impression-transfer material
- B41J2/32—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of heat to a heat sensitive printing or impression-transfer material using thermal heads
- B41J2/35—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of heat to a heat sensitive printing or impression-transfer material using thermal heads providing current or voltage to the thermal head
- B41J2/355—Control circuits for heating-element selection
- B41J2/36—Print density control
Landscapes
- Electronic Switches (AREA)
- Fax Reproducing Arrangements (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は、フアクシミリ等に用いられる感熱
記録装置に関し、特に先行する画情報に応じて後
続する画情報を記録するための通電時間を制御し
て記録濃度を一定に保つようにした感熱記録装置
に関する。
記録装置に関し、特に先行する画情報に応じて後
続する画情報を記録するための通電時間を制御し
て記録濃度を一定に保つようにした感熱記録装置
に関する。
感熱記録装置は、記録素子として抵抗体からな
る発熱素子を用い、これに画情報に応じて通電を
行ない、その発熱によつて感熱紙上に記録を行な
うもので、メンテナンスが容易、清浄記録などの
特長を有するが、反面フアクシミリ等の利用分野
では記録速度の点で難点がある。すなわち、発熱
素子は蓄熱効果を持つため、同一発熱素子に連続
して2回以上繰返し通電を行なうと、記録速度を
上げるべくその通電間隔を短かくした場合、発熱
素子の温度が上昇して記録濃度が上昇してしま
う。そこで、先行する画情報を記録した後、後続
する画情報を記録する際、発熱素子周辺部の蓄熱
をコンデンサの充放電によつてシミユレートし、
それに応じて発熱素子の通電時間を制御すること
によつて記録濃度を一定に保とうとする試みが検
討されている。この原理を第1図を用いて説明す
る。
る発熱素子を用い、これに画情報に応じて通電を
行ない、その発熱によつて感熱紙上に記録を行な
うもので、メンテナンスが容易、清浄記録などの
特長を有するが、反面フアクシミリ等の利用分野
では記録速度の点で難点がある。すなわち、発熱
素子は蓄熱効果を持つため、同一発熱素子に連続
して2回以上繰返し通電を行なうと、記録速度を
上げるべくその通電間隔を短かくした場合、発熱
素子の温度が上昇して記録濃度が上昇してしま
う。そこで、先行する画情報を記録した後、後続
する画情報を記録する際、発熱素子周辺部の蓄熱
をコンデンサの充放電によつてシミユレートし、
それに応じて発熱素子の通電時間を制御すること
によつて記録濃度を一定に保とうとする試みが検
討されている。この原理を第1図を用いて説明す
る。
第1図において、RCによるコンデンサCの端
子電圧の時定数は、発熱素子の熱時定数に等しく
設定されている。まず、画情報の記録のために、
発熱素子に電圧を印加すると同時に端子1にも定
電圧Vpを印加する。コンデンサCの端子電圧が
端子2に印加されている基準電圧Vrefと等しく
なつた時点をコンパレータ3によつて検出し、端
子4から発熱素子の通電および端子1への電圧V
pの供給を停止させる信号を出すことによつて発
熱素子の通電時間を制御する。すなわち、コンデ
ンサCの端子電圧のピークを一定に保つことによ
つて、発熱素子の温度のピークも一定に保とうと
するものである。
子電圧の時定数は、発熱素子の熱時定数に等しく
設定されている。まず、画情報の記録のために、
発熱素子に電圧を印加すると同時に端子1にも定
電圧Vpを印加する。コンデンサCの端子電圧が
端子2に印加されている基準電圧Vrefと等しく
なつた時点をコンパレータ3によつて検出し、端
子4から発熱素子の通電および端子1への電圧V
pの供給を停止させる信号を出すことによつて発
熱素子の通電時間を制御する。すなわち、コンデ
ンサCの端子電圧のピークを一定に保つことによ
つて、発熱素子の温度のピークも一定に保とうと
するものである。
しかし、この方法では発熱素子の熱時定数は、
通電による発熱時の方が休止による冷却時よりも
小さいうえに、その傾向は記録速度が高くなるに
従つて顕著となるのにもかかわらず、RCによる
コンデンサCの端子電圧の時定数は充放電で一定
であるため、前記のシミユレートは特に高速記録
時には良い近似を与えない。これを第2図を用い
て具体的に説明する。第2図はRCによる時定数
を発熱素子の発熱時の時定数と等しく設定した場
合のコンデンサCの端子電圧の変化11と発熱素
子の温度変化12および第1図の回路によつて制
御された通電時間13を示したものである。コン
デンサの出力電圧のピークは11′に示すように
一定であるが、発熱素子の温度に関しては、冷却
時の熱時定数が大きく、放熱が十分でないため1
2′のように第2回目の通電では、そのピークは
上昇する。このため記録濃度もそれに応じて上昇
してしまうことになる。また、第1図の回路はア
ナログ回路である故、RCによつて時定数を設定
する際の調整等が煩雑であるという欠点もある。
通電による発熱時の方が休止による冷却時よりも
小さいうえに、その傾向は記録速度が高くなるに
従つて顕著となるのにもかかわらず、RCによる
コンデンサCの端子電圧の時定数は充放電で一定
であるため、前記のシミユレートは特に高速記録
時には良い近似を与えない。これを第2図を用い
て具体的に説明する。第2図はRCによる時定数
を発熱素子の発熱時の時定数と等しく設定した場
合のコンデンサCの端子電圧の変化11と発熱素
子の温度変化12および第1図の回路によつて制
御された通電時間13を示したものである。コン
デンサの出力電圧のピークは11′に示すように
一定であるが、発熱素子の温度に関しては、冷却
時の熱時定数が大きく、放熱が十分でないため1
2′のように第2回目の通電では、そのピークは
上昇する。このため記録濃度もそれに応じて上昇
してしまうことになる。また、第1図の回路はア
ナログ回路である故、RCによつて時定数を設定
する際の調整等が煩雑であるという欠点もある。
この発明は上記の欠点に鑑みてなされたもの
で、先行する画情報と後続する画情報の記録濃度
を記録速度にかかわらず一定に保ち、しかも使用
に際しての調整が容易である感熱記録装置を提供
することを目的としている。
で、先行する画情報と後続する画情報の記録濃度
を記録速度にかかわらず一定に保ち、しかも使用
に際しての調整が容易である感熱記録装置を提供
することを目的としている。
この発明は、先行する画情報と後続する画情報
との時間間隔と、後続する画情報を先行する画情
報と等しい濃度で記録するための発熱素子の通電
時間との理想的な関係を実際の記録濃度を測定す
ることによつて求めて、この対応関係を2個以上
の線型関係の集合体である折れ線で近似し、この
対応関係に基づき上記の時間間隔に応じて通電時
間を制御することを骨子としている。このように
すると、通電時間の決定に実際の記録濃度の測定
結果を用いることができるため、シミユレーシヨ
ンモデルと実際の発熱素子との間にある時定数等
の物理定数の差異によつて生じる通電時間の決定
値の持つ普遍的な誤差を解消でき、どのような状
況に関しても、安定したよい近似が得られるの
で、記録濃度の一方的な上昇、下降がさけられる
ばかりでなく、線型関係の組み合わせを用いてい
ることから、回路構成全体をデジタル化すること
ができ、回路調整の労力を大きく軽減することが
可能となる。
との時間間隔と、後続する画情報を先行する画情
報と等しい濃度で記録するための発熱素子の通電
時間との理想的な関係を実際の記録濃度を測定す
ることによつて求めて、この対応関係を2個以上
の線型関係の集合体である折れ線で近似し、この
対応関係に基づき上記の時間間隔に応じて通電時
間を制御することを骨子としている。このように
すると、通電時間の決定に実際の記録濃度の測定
結果を用いることができるため、シミユレーシヨ
ンモデルと実際の発熱素子との間にある時定数等
の物理定数の差異によつて生じる通電時間の決定
値の持つ普遍的な誤差を解消でき、どのような状
況に関しても、安定したよい近似が得られるの
で、記録濃度の一方的な上昇、下降がさけられる
ばかりでなく、線型関係の組み合わせを用いてい
ることから、回路構成全体をデジタル化すること
ができ、回路調整の労力を大きく軽減することが
可能となる。
以下、この発明を実施例により具体的に説明す
る。
る。
第3図はこの発明の一実施例の概要を示したも
ので、端子21には記録すべき画情報(例えばフ
アクシミリにおける画信号)が1ライン分づつシ
リアルに入力され、シフトレジスタ22に読み込
まれる。この読み込みが終了すると、後述する通
電時間制御回路27より通電時間制御のためのτ
xなる時間幅(可変)を持つ論理“1”レベルの
制御パルスがORゲート26に入力され、ラツチ
回路24に蓄積されている先行する1ライン分の
画情報をインバータ25で反転した情報との論理
和がとられる。そしてANDゲート28でORゲー
ト26の出力と、シフトレジスタ22の出力と、
端子29に入力される最大通電時間を与えるため
のτnなる時間幅(固定)を持つ論理“1”レベ
ルのパルスとの論理積がとられ、ANDゲート2
8の出力が電源30に各々の発熱素子31と直列
に接続された駆動回路32に通電パルスとして与
えられることにより、発熱素子31に通電が行な
われ、1ライン分の画情報が記録される。この場
合駆動回路32に与えられる通電パルスの時間
幅、つまり発熱素子31の通電時間は、先行する
1ライン前の画情報が“1”のビツトはτx、
“0”のビツトはτnに設定されることになる。そ
して、この後端子23にラツチパルスが入力さ
れ、シフトレジスタ22の内容がラツチ回路24
に転送されて、次の1ライン分の画情報の記録待
機状態となる。
ので、端子21には記録すべき画情報(例えばフ
アクシミリにおける画信号)が1ライン分づつシ
リアルに入力され、シフトレジスタ22に読み込
まれる。この読み込みが終了すると、後述する通
電時間制御回路27より通電時間制御のためのτ
xなる時間幅(可変)を持つ論理“1”レベルの
制御パルスがORゲート26に入力され、ラツチ
回路24に蓄積されている先行する1ライン分の
画情報をインバータ25で反転した情報との論理
和がとられる。そしてANDゲート28でORゲー
ト26の出力と、シフトレジスタ22の出力と、
端子29に入力される最大通電時間を与えるため
のτnなる時間幅(固定)を持つ論理“1”レベ
ルのパルスとの論理積がとられ、ANDゲート2
8の出力が電源30に各々の発熱素子31と直列
に接続された駆動回路32に通電パルスとして与
えられることにより、発熱素子31に通電が行な
われ、1ライン分の画情報が記録される。この場
合駆動回路32に与えられる通電パルスの時間
幅、つまり発熱素子31の通電時間は、先行する
1ライン前の画情報が“1”のビツトはτx、
“0”のビツトはτnに設定されることになる。そ
して、この後端子23にラツチパルスが入力さ
れ、シフトレジスタ22の内容がラツチ回路24
に転送されて、次の1ライン分の画情報の記録待
機状態となる。
次に、通電時間制御回路27について説明す
る。第4図は先行する画情報と後続する画情報と
の時間間隔Tと、後続する画情報を先行する画情
報と等しい濃度で記録するための発熱素子の通電
時間τとの関係を示したもので、曲線41は実測
に基づく理想的な関係、折れ線42は曲線41の
近似を3個の線型関係の組合せで表わしたもので
ある。Tpは実際の使用時における時間間隔Tの
最小値、Tnは時間間隔Tによる通電時間τの制
御を停止する値である。またτp、τnはTp、Tn
に対応する通電時間であり、τnは端子29に入
力されるパルスの時間幅に等しい。T1,T2は折
れ線42の折れ点、つまり線型関係が変化する点
の時間間隔であり、T0,T1,T2によつて時間間
隔Tは3個の時間領域43,44,45に分割さ
れ、通電時間τとの間にそれぞれ個有の線型関係
を有することになる。τ1,τ2はT1,T2に対
応する通電時間である。
る。第4図は先行する画情報と後続する画情報と
の時間間隔Tと、後続する画情報を先行する画情
報と等しい濃度で記録するための発熱素子の通電
時間τとの関係を示したもので、曲線41は実測
に基づく理想的な関係、折れ線42は曲線41の
近似を3個の線型関係の組合せで表わしたもので
ある。Tpは実際の使用時における時間間隔Tの
最小値、Tnは時間間隔Tによる通電時間τの制
御を停止する値である。またτp、τnはTp、Tn
に対応する通電時間であり、τnは端子29に入
力されるパルスの時間幅に等しい。T1,T2は折
れ線42の折れ点、つまり線型関係が変化する点
の時間間隔であり、T0,T1,T2によつて時間間
隔Tは3個の時間領域43,44,45に分割さ
れ、通電時間τとの間にそれぞれ個有の線型関係
を有することになる。τ1,τ2はT1,T2に対
応する通電時間である。
今、一例として、第4図のTxに相当する時間
間隔で後続する画情報が到達した場合を考える
と、TxはT1とT2の時の時間領域44にあるの
で、この領域44に個有のTとτとの間の線型関
係に従い、Txに対応する通電時間τxが τx=τ1+{(τ1−T2)/(T1−T2)}・Tx のように制御される。
間隔で後続する画情報が到達した場合を考える
と、TxはT1とT2の時の時間領域44にあるの
で、この領域44に個有のTとτとの間の線型関
係に従い、Txに対応する通電時間τxが τx=τ1+{(τ1−T2)/(T1−T2)}・Tx のように制御される。
第5図はこの原理に基づく通電時間制御回路2
7の具体的な構成例を示したものである。第5図
において、端子51には時間間隔Txを示す信
号、つまりTxなる間隔のパルス列が入力され
る。このパルスは、画情報がフアクシミリ画信号
の場合を例にとると、各ラインの先頭位置に挿入
される同期信号である。第1の計数回路例えばカ
ウンタ53はこのパルスによりセツトされ、端子
52から入力される一定周期doのクロツクパル
スをカウントすることによつて時間間隔Txを測
定する。この第1のカウンタ53の時間間隔Tx
を示す出力データはラツチ回路54に蓄積され、
プリセツト型の第2の計数回路例えばカウンタ5
5に並列出力される。第2のカウンタ55は、端
子56から入力されるロード信号によつてラツチ
回路54からの並列出力を初期値としてプリセツ
トされ、クロツク発生回路57から出力される周
期d(可変)のクロツクパルスをカウントする。
この第2のカウンタ55の内容が一定値、例えば
“0”に到達すると、キヤリーアウト信号が制御
パルス発生回路58に出力される。
7の具体的な構成例を示したものである。第5図
において、端子51には時間間隔Txを示す信
号、つまりTxなる間隔のパルス列が入力され
る。このパルスは、画情報がフアクシミリ画信号
の場合を例にとると、各ラインの先頭位置に挿入
される同期信号である。第1の計数回路例えばカ
ウンタ53はこのパルスによりセツトされ、端子
52から入力される一定周期doのクロツクパル
スをカウントすることによつて時間間隔Txを測
定する。この第1のカウンタ53の時間間隔Tx
を示す出力データはラツチ回路54に蓄積され、
プリセツト型の第2の計数回路例えばカウンタ5
5に並列出力される。第2のカウンタ55は、端
子56から入力されるロード信号によつてラツチ
回路54からの並列出力を初期値としてプリセツ
トされ、クロツク発生回路57から出力される周
期d(可変)のクロツクパルスをカウントする。
この第2のカウンタ55の内容が一定値、例えば
“0”に到達すると、キヤリーアウト信号が制御
パルス発生回路58に出力される。
ここでクロツク発生回路57から出力されるク
ロツクパルスの周期dを、時間間隔Tが増大する
にしたがつて、第4図におけるT1までの期間は d=do×(τ1−τ0)/T1 ……(2) T1〜T2の期間は d=do×(τ1−τ2)/(T1−T2) ……(3) T2〜Tnの期間は d=do×(τn−τ2)/(Tn−T2) ……(4) のように変化させれば、第2のカウンタ55から
のキヤリーアウト信号は、端子56から入力され
るロード信号のタイミングから(τx−τ0)の
時間後に出力される。今、先行する画情報から時
間間隔Txの後に、端子51への後続する画情報
の到達を知らせるパルスの入力タイミングからτ
0の時間経過後にロード信号を入力してやれば、
キヤリーアウト信号は端子51へのパルスの入力
タイミングよりτxの時間経過後に出力される。
そして、制御パルス発生回路58はこのキヤリー
アウト信号と端子51へのパルスとの時間間隔に
相当する時間幅τxのパルスを、時間間隔Txの後
に到達した画情報を記録するための通電時間を与
える制御パルスとして端子59に出力する。
ロツクパルスの周期dを、時間間隔Tが増大する
にしたがつて、第4図におけるT1までの期間は d=do×(τ1−τ0)/T1 ……(2) T1〜T2の期間は d=do×(τ1−τ2)/(T1−T2) ……(3) T2〜Tnの期間は d=do×(τn−τ2)/(Tn−T2) ……(4) のように変化させれば、第2のカウンタ55から
のキヤリーアウト信号は、端子56から入力され
るロード信号のタイミングから(τx−τ0)の
時間後に出力される。今、先行する画情報から時
間間隔Txの後に、端子51への後続する画情報
の到達を知らせるパルスの入力タイミングからτ
0の時間経過後にロード信号を入力してやれば、
キヤリーアウト信号は端子51へのパルスの入力
タイミングよりτxの時間経過後に出力される。
そして、制御パルス発生回路58はこのキヤリー
アウト信号と端子51へのパルスとの時間間隔に
相当する時間幅τxのパルスを、時間間隔Txの後
に到達した画情報を記録するための通電時間を与
える制御パルスとして端子59に出力する。
第6図はクロツク発生回路57の構成の一例を
示したもので、60は第2のカウンタ55からの
キヤリーアウト信号S60が入力される端子6
1,62,63はそれぞれ〜T1,T1〜T2,T2〜
Tnの期間を指定する信号を出力するR−Sフリ
ツプフロツプ、63′,64,65はフリツプフ
ロツプ61,62,63に制御され、端子66,
67,68にそれぞれ入力される周期がdがd=
do×(τ1−τ0)/T1、d=do×(τ1−τ
2)/(T1−T2)、d=do×(τn−τ2)/(T
n−T2)のパルスを〜T1,T1〜T2,T2〜Tnの期
間に出力するANDゲート69はANDゲート6
3′,64,65の出力を合成するORゲートであ
り、ORゲート69の出力パルスは端子70に前
期の周期dのクロツクパルスとして出力されると
ともに、計数回路例えば、カウンタ71に入力さ
れる。カウンタ71は端子60に入力される第2
のカウンタ55からのキヤリーアウト信号により
セツトされ、ORゲート69の出力パルスをカウ
ントしてフリツプフロツプ61,62,63に与
えるT1,T2のタイミング信号を作成する。
示したもので、60は第2のカウンタ55からの
キヤリーアウト信号S60が入力される端子6
1,62,63はそれぞれ〜T1,T1〜T2,T2〜
Tnの期間を指定する信号を出力するR−Sフリ
ツプフロツプ、63′,64,65はフリツプフ
ロツプ61,62,63に制御され、端子66,
67,68にそれぞれ入力される周期がdがd=
do×(τ1−τ0)/T1、d=do×(τ1−τ
2)/(T1−T2)、d=do×(τn−τ2)/(T
n−T2)のパルスを〜T1,T1〜T2,T2〜Tnの期
間に出力するANDゲート69はANDゲート6
3′,64,65の出力を合成するORゲートであ
り、ORゲート69の出力パルスは端子70に前
期の周期dのクロツクパルスとして出力されると
ともに、計数回路例えば、カウンタ71に入力さ
れる。カウンタ71は端子60に入力される第2
のカウンタ55からのキヤリーアウト信号により
セツトされ、ORゲート69の出力パルスをカウ
ントしてフリツプフロツプ61,62,63に与
えるT1,T2のタイミング信号を作成する。
以上説明したように、この発明によれば画情報
を一定濃度で記録するための画情報の到達する時
間間隔に対応した通電時間の制御をデジタル回路
のみによつて行なうことが可能となり、装置作成
の後の調整が容易である。また、電気的、機械的
な手段にシミユレーシヨン特性が依存しないた
め、近似による誤差が一方的に偏ることがない。
さらに折れ線の傾きを増減することによつて、用
いる線型関係を任意に増減することができるの
で、記録濃度を一定に保つための通電時間の制御
精度を容易に高めることができる。
を一定濃度で記録するための画情報の到達する時
間間隔に対応した通電時間の制御をデジタル回路
のみによつて行なうことが可能となり、装置作成
の後の調整が容易である。また、電気的、機械的
な手段にシミユレーシヨン特性が依存しないた
め、近似による誤差が一方的に偏ることがない。
さらに折れ線の傾きを増減することによつて、用
いる線型関係を任意に増減することができるの
で、記録濃度を一定に保つための通電時間の制御
精度を容易に高めることができる。
この発明は前述した一実施例に限定するもので
はなく、例えば折れ線近似によつて画情報到達の
時間間隔から、画情報を一定濃度で記録すべき通
電時間を制御する具体的な手法として、折れ線近
似による時間間隔と通電時間との対応関係を
ROMに記憶させておくことも可能である。
はなく、例えば折れ線近似によつて画情報到達の
時間間隔から、画情報を一定濃度で記録すべき通
電時間を制御する具体的な手法として、折れ線近
似による時間間隔と通電時間との対応関係を
ROMに記憶させておくことも可能である。
第1図は従来の方式による記録濃度を一定化す
るための通電時間制御回路の構成図、第2図は第
1図の動作を説明するための図、第3図はこの発
明の一実施例に係る感熱記録装置の構成図、第4
図はその動作を説明するための画情報到達の時間
間隔と記録濃度を一定に保つための通電時間との
関係を示す図、第5図は同実施例における通電時
間制御回路の具体的構成例を示す図、第6図は第
5図におけるクロツク発生回路の構成図である。 21……画情報入力端子、22……シフトレジ
スタ、24……ラツチ回路、27……通電時間制
御回路、31……発熱素子、32……駆動回路、
51……画情報到達時間間隔パルス入力端子、5
2……一定周期のクロツクパルス入力端子、53
……第1のカウンタ、54……ラツチ回路、55
……第2のカウンタ(プリセツトカウンタ)、5
6……ロード信号入力端子、57……可変周期の
クロツクパルス発生回路、58……制御パルス発
生回路、59……制御パルス出力端子。
るための通電時間制御回路の構成図、第2図は第
1図の動作を説明するための図、第3図はこの発
明の一実施例に係る感熱記録装置の構成図、第4
図はその動作を説明するための画情報到達の時間
間隔と記録濃度を一定に保つための通電時間との
関係を示す図、第5図は同実施例における通電時
間制御回路の具体的構成例を示す図、第6図は第
5図におけるクロツク発生回路の構成図である。 21……画情報入力端子、22……シフトレジ
スタ、24……ラツチ回路、27……通電時間制
御回路、31……発熱素子、32……駆動回路、
51……画情報到達時間間隔パルス入力端子、5
2……一定周期のクロツクパルス入力端子、53
……第1のカウンタ、54……ラツチ回路、55
……第2のカウンタ(プリセツトカウンタ)、5
6……ロード信号入力端子、57……可変周期の
クロツクパルス発生回路、58……制御パルス発
生回路、59……制御パルス出力端子。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 繰返し入力される画情報に応じて発熱素子に
通電を行なつてこの発熱素子を発熱させることに
より、感熱紙上に画情報を記録する感熱記録装置
において、 画情報の各ラインの先頭位置に挿入されるパル
スの1つが入力された時点から次の前記パルスが
入力された時点までの間に一定周期の第1のクロ
ツクパルスを計数することにより、先行する画情
報と後続する画情報との時間間隔を測定するため
の第1の計数回路と、 この第1の計数回路の時間間隔を示す出力デー
タが初期値として与えられ、可変周期の第2のク
ロツクパルスを計数する第2の計数回路と、 前記第2の計数回路に入力されるクロツクパル
スのパルス数を所定数計数する毎に前記クロツク
パルスの周期を変化させる回路と、 前記第2の計数回路の内容がある一定値に達す
るタイミングに基づき、後続する画情報を記録す
るための通電時間を制御する制御パルスを発生す
る回路とを備えた通電時間制御回路を有すること
を特徴とする感熱記録装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP56094643A JPS57208285A (en) | 1981-06-19 | 1981-06-19 | Heat-sensitive recorder |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP56094643A JPS57208285A (en) | 1981-06-19 | 1981-06-19 | Heat-sensitive recorder |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57208285A JPS57208285A (en) | 1982-12-21 |
JPS6239107B2 true JPS6239107B2 (ja) | 1987-08-21 |
Family
ID=14115937
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP56094643A Granted JPS57208285A (en) | 1981-06-19 | 1981-06-19 | Heat-sensitive recorder |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS57208285A (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60107367A (ja) * | 1983-11-16 | 1985-06-12 | Fuji Xerox Co Ltd | サ−マルヘツド |
JPS60155476A (ja) * | 1984-01-26 | 1985-08-15 | Matsushita Graphic Commun Syst Inc | 感熱記録装置 |
JPH0825298B2 (ja) * | 1988-08-30 | 1996-03-13 | 松下電送株式会社 | 記録制御装置 |
-
1981
- 1981-06-19 JP JP56094643A patent/JPS57208285A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS57208285A (en) | 1982-12-21 |
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