JPS6239067Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6239067Y2 JPS6239067Y2 JP6063681U JP6063681U JPS6239067Y2 JP S6239067 Y2 JPS6239067 Y2 JP S6239067Y2 JP 6063681 U JP6063681 U JP 6063681U JP 6063681 U JP6063681 U JP 6063681U JP S6239067 Y2 JPS6239067 Y2 JP S6239067Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- extruder
- heat
- coke oven
- resistant
- extrusion ram
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000001125 extrusion Methods 0.000 claims description 21
- 239000000571 coke Substances 0.000 claims description 16
- 239000011810 insulating material Substances 0.000 claims description 9
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 5
- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 claims description 5
- 239000002184 metal Substances 0.000 claims description 5
- 238000004939 coking Methods 0.000 claims description 4
- 229910052804 chromium Inorganic materials 0.000 claims description 3
- 239000011651 chromium Substances 0.000 claims description 3
- 230000007797 corrosion Effects 0.000 claims description 3
- 238000005260 corrosion Methods 0.000 claims description 3
- VYZAMTAEIAYCRO-UHFFFAOYSA-N Chromium Chemical compound [Cr] VYZAMTAEIAYCRO-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 2
- PNEYBMLMFCGWSK-UHFFFAOYSA-N aluminium oxide Inorganic materials [O-2].[O-2].[O-2].[Al+3].[Al+3] PNEYBMLMFCGWSK-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 2
- 229910001220 stainless steel Inorganic materials 0.000 claims description 2
- 239000010935 stainless steel Substances 0.000 claims description 2
- 229910052845 zircon Inorganic materials 0.000 claims description 2
- GFQYVLUOOAAOGM-UHFFFAOYSA-N zirconium(iv) silicate Chemical compound [Zr+4].[O-][Si]([O-])([O-])[O-] GFQYVLUOOAAOGM-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 2
- SKZKKFZAGNVIMN-UHFFFAOYSA-N Salicilamide Chemical compound NC(=O)C1=CC=CC=C1O SKZKKFZAGNVIMN-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims 1
- NACUKFIFISCLOQ-UHFFFAOYSA-N [Mg].[Cr] Chemical compound [Mg].[Cr] NACUKFIFISCLOQ-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims 1
- -1 fortosterite Chemical compound 0.000 claims 1
- 238000003763 carbonization Methods 0.000 description 9
- 101100328887 Caenorhabditis elegans col-34 gene Proteins 0.000 description 4
- 239000011449 brick Substances 0.000 description 3
- 230000006866 deterioration Effects 0.000 description 3
- CPLXHLVBOLITMK-UHFFFAOYSA-N magnesium oxide Inorganic materials [Mg]=O CPLXHLVBOLITMK-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 3
- XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N Iron Chemical compound [Fe] XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 239000000395 magnesium oxide Substances 0.000 description 2
- 238000002485 combustion reaction Methods 0.000 description 1
- 229910000514 dolomite Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000010459 dolomite Substances 0.000 description 1
- 230000009970 fire resistant effect Effects 0.000 description 1
- 229910052742 iron Inorganic materials 0.000 description 1
- 230000007774 longterm Effects 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 230000008646 thermal stress Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Furnace Housings, Linings, Walls, And Ceilings (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はコークス炉に出没する改良された押出
ラムに関し、特に加熱された高温炉壁の頻繁な温
度急変による劣化損傷を可能な限り阻止しようと
するコークス押出機の押出ラムに関するものであ
る。
ラムに関し、特に加熱された高温炉壁の頻繁な温
度急変による劣化損傷を可能な限り阻止しようと
するコークス押出機の押出ラムに関するものであ
る。
水平式コークス炉においては通常炭化室と称す
る多数の炉室が並設され、各炉室の両側には夫々
炉室を構成する耐火性側壁を介して燃焼室が介在
設置されている。斯る構造の炉室で乾留生成され
たコークスはその両端の炉蓋を開放したのち、押
出機の押出ラムを炉室内に挿入してガイド車側に
前進させることにより押出される。
る多数の炉室が並設され、各炉室の両側には夫々
炉室を構成する耐火性側壁を介して燃焼室が介在
設置されている。斯る構造の炉室で乾留生成され
たコークスはその両端の炉蓋を開放したのち、押
出機の押出ラムを炉室内に挿入してガイド車側に
前進させることにより押出される。
上記のコークス押出操作中、炉室両側壁体は加
熱されて高温状態である一方、炉内に出没移動す
る押出ラムは外気温に触れて冷却されていたもの
である。この長大で熱伝導性のよい鉄製ラム側面
はこれに対向する部分の耐火煉瓦製炉壁の熱を吸
収してその急激な温度降下を促す。更に押出ラム
の出没操作は常時繰り返されるので炉壁は苛酷な
温度変化により急速に脆弱化し、壁面を構成する
耐火煉瓦表面から剥離してゆく。従つて、コーク
ス炉は第１図の断面略図で示す如く、特に炭化室
５の炉内壁１３における押出ラムに近接して対向
した炉壁面部分１３Ａ，１３Ｂが局部的に吸熱さ
れて熱ストレスを生じ、該部分の劣化損傷が炉壁
の全面に亘つて波及し、炉壁自体が使用に耐えな
いものとなる。
熱されて高温状態である一方、炉内に出没移動す
る押出ラムは外気温に触れて冷却されていたもの
である。この長大で熱伝導性のよい鉄製ラム側面
はこれに対向する部分の耐火煉瓦製炉壁の熱を吸
収してその急激な温度降下を促す。更に押出ラム
の出没操作は常時繰り返されるので炉壁は苛酷な
温度変化により急速に脆弱化し、壁面を構成する
耐火煉瓦表面から剥離してゆく。従つて、コーク
ス炉は第１図の断面略図で示す如く、特に炭化室
５の炉内壁１３における押出ラムに近接して対向
した炉壁面部分１３Ａ，１３Ｂが局部的に吸熱さ
れて熱ストレスを生じ、該部分の劣化損傷が炉壁
の全面に亘つて波及し、炉壁自体が使用に耐えな
いものとなる。
本考案は押出ラム側面に対向した炉室側壁面部
分の経時的劣化損傷を可能な限り防止して、その
長期的使用をなさんとすることを目的とするもの
である。
分の経時的劣化損傷を可能な限り防止して、その
長期的使用をなさんとすることを目的とするもの
である。
以下本考案の一実施例を添付図面に基づいて説
明する。
明する。
第２図は押出機における押出しラムを主として
示す斜視図、第３図は第２図のＸ−X′線におけ
る縦断面図である。図において４は押出しラムで
１はその上面に設けられる固定ラツク、２は押出
ラムヘツド、３は固定ラツク１と噛み合つて押出
しラム４を炭化室５内へ出没させるピニオンギ
ア、６はピニオンギア３を駆動させるモーター、
７は押出機本体である。押出しラム４は上面の固
定ラツク１の設けられる上板８、下板９、側板１
０Ａ，１０Ｂ及び両側板の間を補強する支持枠１
１Ａ，１１Ｂ，１１Ｃからなつており、更に側板
１０Ａ，１０Ｂには押出しラム４の全長にわたつ
て断熱材１２Ａ，１２Ｂが設けられる。該断熱材
１２Ａ，１２Ｂは、第３図に示すように上記上板
８、下板９の両側縁フランジ部Ａ，Ｂ間で挾持す
る方法や図示していないが、側板１０Ａ，１０Ｂ
にボルト止めする方法などによつて取付けられ
る。又、断熱材１２Ａ，１２Ｂとしてはジルコン
質、アルミナ質、クロム質、フオルトステライト
質、クロムマグネシア・マグネシアクロム質、マ
グネシア質、ドロマイド質等の公知の耐火性材料
からなる板状成型品が挙げられ通常、厚さ30〜60
mm、好ましくは50mm程度のものが使用される。
示す斜視図、第３図は第２図のＸ−X′線におけ
る縦断面図である。図において４は押出しラムで
１はその上面に設けられる固定ラツク、２は押出
ラムヘツド、３は固定ラツク１と噛み合つて押出
しラム４を炭化室５内へ出没させるピニオンギ
ア、６はピニオンギア３を駆動させるモーター、
７は押出機本体である。押出しラム４は上面の固
定ラツク１の設けられる上板８、下板９、側板１
０Ａ，１０Ｂ及び両側板の間を補強する支持枠１
１Ａ，１１Ｂ，１１Ｃからなつており、更に側板
１０Ａ，１０Ｂには押出しラム４の全長にわたつ
て断熱材１２Ａ，１２Ｂが設けられる。該断熱材
１２Ａ，１２Ｂは、第３図に示すように上記上板
８、下板９の両側縁フランジ部Ａ，Ｂ間で挾持す
る方法や図示していないが、側板１０Ａ，１０Ｂ
にボルト止めする方法などによつて取付けられ
る。又、断熱材１２Ａ，１２Ｂとしてはジルコン
質、アルミナ質、クロム質、フオルトステライト
質、クロムマグネシア・マグネシアクロム質、マ
グネシア質、ドロマイド質等の公知の耐火性材料
からなる板状成型品が挙げられ通常、厚さ30〜60
mm、好ましくは50mm程度のものが使用される。
第４図に示すものは、上記の断熱材１２Ａ，１
２Ｂの表面に、炭化室内壁からの高温輻射熱を反
射させるための耐熱耐腐蝕性材質からなる金属板
１５Ａ，１５Ｂを取外し自在に取付け、炭化室内
壁から押出しラム４への熱移動を防止するように
した例で、このような金属板としてはステンレス
スチールが好適である。
２Ｂの表面に、炭化室内壁からの高温輻射熱を反
射させるための耐熱耐腐蝕性材質からなる金属板
１５Ａ，１５Ｂを取外し自在に取付け、炭化室内
壁から押出しラム４への熱移動を防止するように
した例で、このような金属板としてはステンレス
スチールが好適である。
本考案は以上述べたようにコークス炉押出機の
押出しラムの両側面に断熱材を設けてなるもの
で、これにより炭化室内壁から押出しラムへの局
部的な熱移動が解消され、炭化室内壁を構成する
耐火煉瓦の熱歪みが防止され、従来に較べてコー
クス炉の寿命を格段に延ばすことができる、併せ
て、炭化室内へ出没させる押出ラムへの熱移動が
防止される。即ち、コークス炉内の熱損失が小さ
く乾留所要熱量の低減化にも寄与するものであ
り、その工業的利用価値は大である。
押出しラムの両側面に断熱材を設けてなるもの
で、これにより炭化室内壁から押出しラムへの局
部的な熱移動が解消され、炭化室内壁を構成する
耐火煉瓦の熱歪みが防止され、従来に較べてコー
クス炉の寿命を格段に延ばすことができる、併せ
て、炭化室内へ出没させる押出ラムへの熱移動が
防止される。即ち、コークス炉内の熱損失が小さ
く乾留所要熱量の低減化にも寄与するものであ
り、その工業的利用価値は大である。
第１図はコークス炉炭化室内壁の破損状態を示
す部分縦断面図、第２図は本考案の押出ラムを主
として示す押出機の斜視図、第３図は第２図のＸ
−X′線における縦断面図、第４図は他の実施例
のＸ−X′線における縦断面図である。 １……固定ラツク、２……押出ラムヘツド、３
……ピニオンギア、４……押しラム、５……炭化
室、６……モーター、７……押出機本体、８……
上板、９……下板、１０Ａ，１０Ｂ……側板、１
１Ａ，１１Ｂ，１１Ｃ……支持枠、１２Ａ，１２
Ｂ……断熱材、１５Ａ，１５Ｂ……金属反射板。
す部分縦断面図、第２図は本考案の押出ラムを主
として示す押出機の斜視図、第３図は第２図のＸ
−X′線における縦断面図、第４図は他の実施例
のＸ−X′線における縦断面図である。 １……固定ラツク、２……押出ラムヘツド、３
……ピニオンギア、４……押しラム、５……炭化
室、６……モーター、７……押出機本体、８……
上板、９……下板、１０Ａ，１０Ｂ……側板、１
１Ａ，１１Ｂ，１１Ｃ……支持枠、１２Ａ，１２
Ｂ……断熱材、１５Ａ，１５Ｂ……金属反射板。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) コークス炉の押出機において、該押出機の押
出ラム両側面には炭化室側壁面からの熱移動を
防止するため断熱材を取付け、該断熱材の表面
には輻射熱線を反射させるため耐熱耐腐蝕性材
質からなる金属板を取外し可能に設けたことを
特徴とするコークス炉の押出機。 (2) 前記断熱材の材質はジルコン質，アルミナ
質，クロム質，フオルトステライト質，クロム
マグネシウム質，ドロマイド質のいずれかより
なることを特徴とする実用新案登録請求の範囲
第(1)項記載のコークス炉の押出機。 (3) 前記耐熱耐腐蝕性材質からなる金属板はステ
ンレススチール板であることを特徴とする実用
新案登録請求の範囲第(1)項記載のコークス炉の
押出機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6063681U JPS6239067Y2 (ja) | 1981-04-28 | 1981-04-28 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6063681U JPS6239067Y2 (ja) | 1981-04-28 | 1981-04-28 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS57176443U JPS57176443U (ja) | 1982-11-08 |
| JPS6239067Y2 true JPS6239067Y2 (ja) | 1987-10-05 |
Family
ID=29856928
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6063681U Expired JPS6239067Y2 (ja) | 1981-04-28 | 1981-04-28 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6239067Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2013095819A (ja) * | 2011-10-31 | 2013-05-20 | Jfe Steel Corp | コークス炉押出機 |
-
1981
- 1981-04-28 JP JP6063681U patent/JPS6239067Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS57176443U (ja) | 1982-11-08 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPS58173184A (ja) | 上側加熱式のコ−クス炉の炉団用の下部構造 | |
| US4414072A (en) | Door for coking chamber of coke-oven battery | |
| JPS6239067Y2 (ja) | ||
| JP5460611B2 (ja) | コークス室炉から少ない熱交換で押し出すための装置 | |
| US3987237A (en) | Electric furnace wall construction | |
| CN210085520U (zh) | 不锈钢带材退火炉 | |
| JPH027860Y2 (ja) | ||
| CA1136999A (en) | Pressure container for hot fluids | |
| JPH0633950B2 (ja) | 炉の天井の支持構造体 | |
| JP5320943B2 (ja) | コークス炉の炭化室熱間補修方法 | |
| US4106893A (en) | Sintering furnace | |
| US3394511A (en) | Refractory construction | |
| US4196894A (en) | Basic oxygen furnace and refractories therefor having improved thermal conductivity | |
| JPS6014755Y2 (ja) | 炉床構造 | |
| JPH02224900A (ja) | ホツトプレスに於ける熱板の断熱装置 | |
| CN219315017U (zh) | 高温电阻热处理炉 | |
| CN220728892U (zh) | 一种易于更换氮化硅推板 | |
| CN218955476U (zh) | 一种异形耐火砖及窑炉内衬结构 | |
| JPH108061A (ja) | コークス炉の炉蓋 | |
| KR910009493B1 (ko) | 내화성의 가스 투과성 구조모듈(module) | |
| JPS6049834B2 (ja) | 複合ク−ラ− | |
| US4216944A (en) | Casting vessel having basic lining | |
| JPS5952205B2 (ja) | ウオ−キングビ−ム式加熱炉用炉床レ−ル | |
| CN213396559U (zh) | 一种火法冶金炉的炉顶结构 | |
| CN216864292U (zh) | 一种预抽真空高温渗碳多用炉的复合炉衬结构 |