JPS623900A

JPS623900A - プレス機械

Info

Publication number: JPS623900A
Application number: JP14029285A
Authority: JP
Inventors: Takeshi Muta; 牟田　剛
Original assignee: Amada Co Ltd
Current assignee: Amada Co Ltd
Priority date: 1985-06-28
Filing date: 1985-06-28
Publication date: 1987-01-09
Anticipated expiration: 2009-05-02
Also published as: JPH0632877B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】［発明の技術分野］この発明はプレス機械に係り、さらに詳細には、プレス
機械のフレームに回転自在に支承された偏心＠（クラン
ク軸）の回転によってラムが上下動されるクランクプレ
スに関する。

［発明の技術的背景およびその問題点］偏心軸（クラン
ク軸）の回転によってラムが上下動される型式のクラン
クプレス機械においては、偏心軸とラムはコネクティン
グロッドを介して連動連結されている。この種のプレス
機械においては、例えばダイハイド等を調部するために
、コネクティングロッドの１部に螺子調節機構が設けら
れ、コネクティングロッドの全体的長さが調部自在に構
成されている。すなわち、従来においては、コネクティ
ングロッドとラムとの枢支連結部と前記螺子調節機構は
直列的配置であるので、コネクティングロッドは比較的
長ぐならざるを得ないものであった。また、上述のごと
き型式のプレス機械においては、コネクティングロッド
とラムとの枢支連結部はラムの上面付近あるいは上方位
置に位置するものである。

したがって従来においては、コネクティングロッドが比
較的長くなることによる強度的問題や、プレス機械が全
体的に高く大きくなる問題おＪζび前記枢支連結部がラ
ムの上方に位置することにより、偏心軸の回転により］
ネクティングロツドの傾斜が大きなとき、ラムの上下動
を案内するラムガイド部に比較的大ぎな負荷が作用する
等の問題がある。

［発明の目的］この発明は上記のごとき従来の問題に鑑みて発明したも
ので、その目的は、コネクティングロッドの長さを変更
することなしにダイハイ１〜等を調節でき、かつラムガ
イド部に作用するモーメントが比較的小さな新規なプレ
ス機械を提出することである。

［発明の概要コ上記目的を達成するために、この発明においては、プレ
ス機械のフレームに上下動自在に支承されたラムにナラ
１〜部材を回転可能に装着し、このナツト部材内に位置
調節自在に螺着された螺子部材とコネクティングロッド
の下端部とを連結ピンを介して枢支連結してなるもので
ある。また、上記連結ピンの位置を、ラムの上下幅のほ
ぼ中央部付近に設けてなるものである。

［発明の実施例］第１図を参照するに、プレス機械１のフレーム３は、四
角形状のベッド５の各角部に複数の支柱７を立設し、各
フレーム７によって上部フレーム９が支持された態様の
門型の構成を成している。

上記ベッド５の上方位置には、ベッド５上に装着される
下型と対応する上型を支持するラム１１が上下動自在に
設けられている。前記上部フレーム９内には、駆動モー
タ（図示省略）によって回転される偏心軸（クランク軸
）１３が回転自在に支承されており、この偏心軸１３と
ラム１１とは、複数のコネクティングロッド１５を介し
て連動連結されている。したがって、偏心軸１３の回転
によってラム１１が上下動されることが理解されよう。

第２図を参照するに、各支柱７の平断面形状は４角形状
であり、各支柱７が対向した２面には、前記ラム１１を
上下に案内するガイドレール１７が設けられており、ラ
ム１１の各角部には、各ガイドレール１７に沿って転勤
する複数組のガイドローラ１９が上下に離隔して回転自
在に設けられている。より詳細には、一対のガイドロー
ラ１９は、ラム１１の角部に豆に直交して設けられた固
定軸２１に回転自在に支承されており、各ガイドローラ
１９を案内する前記ガイドレール１７は位置調節可能に
設けられている。

すなわち、各ガイドレール１７がガイドローラ１つを案
内Ｊる案内面の反対側の面は円弧面１７Ｃに形成してあ
り、上下方向に延伸したガイドレール支持部材２１の円
弧面２１Ｃと面接触しである。そして、各ガイドレール
１７は、複数のボルト２３を介することにより、円弧面
２１Ｃに沿って僅かに調節可能であるように、ガイドレ
ール支持部材２１に取付りられている。したがって、ガ
イドレール１７とガイドローラ１９とは正確に線接触と
なるように調節され得るものである。

前記ガイドレール１７の垂直度を調節づるために、前記
ガイドレール支持部材２１には上下に離隔してそれぞれ
空隙部２５が形成されており、各空隙部２５のほぼ中央
部には、支柱７に水平に取付けた支持ピン２７の先端部
２９が位置されている。支持ピン２７の先端部２９は截
頭角錐形に形成されており、この先端部２つとガイドレ
ール支持部材２１の空隙部２５の内面との間には、それ
ぞれ楔部材３１が介在してあり、各楔部材３１は調節ボ
ルト３３によって位置調「可能に支持されている。

上記構成により、各楔部材３１の位置を調節することに
より、各ガイドレール支持部材２１を水平方向に位置調
節することかでき、ガイドレール１７の垂直度を調節し
得ることが理解されよう。

ずなわち、この実膿例によれば、ラム１１の上下動の案
内を正確に行なうことができるものである。

第２図、第３図を参照づるに、ラム１１の左右両測部付
近には、はぼ円筒形状の支持ボスト３５が立設しである
。各支持ボスト３５は、第２図より明らかなように、ラ
ム１１の前後方向（第２図においては上下方向）のほぼ
中央部に位置してａ３す、かつ第１図に概略的に示され
るように、ラム１１の上下幅のほぼ中央部付近に位置し
である。

各支持ポスト３５内には、円筒形状のナラ１〜部材３７
が回転自在かつ僅かに上下動可能に嵌合されている。そ
して、上記ナツト部材３７内に上下位置調節自在に螺入
された螺子部材３つに連結ピン４１を介しＵ　ｔ”ｒη
記コネクティングロッド１５の下端部が枢支連結されて
いる。

より詳細には、支持ボス１〜３５の底部付近には、７ラ
ンジ部４３［を備えた円筒形状のジャミング解除ブロッ
ク４３が上下動可能に嵌入してあり。

このジャミング解除ブロック４３の上部に前記ナツト部
材３７が支承されており、ナツト部材３７の上方向への
離肌は、支持ポスト３５に固定された円筒形状のガイド
筒部材４５によって防止されている。上記ジャミング解
除ブ〔ｊツク４３の７ランジ部４３「と支持ボス１〜３
５の底部との間に形成された環状部には、圧油を充填し
た環状のデユープ部材４７が介在してあり、このデユー
プ部材４７は適宜材質の保護カバー４９によって保護さ
れている。

上記チューブ部材４７は、ジャミング解除ブロック４３
または支持ボス１−３５の適宜一方に取付りられるもの
で、本実施例においては、リング状の締付部材５１と複
数のポル１〜５１によってフラ〉′ジ部４３「の下面に
取付けられている。上記チューブ部材４７は、ジャミン
グ解除ブロック４３に取付りた開閉弁５５や適宜の配管
５７を介して、ラム１１に装着したアキュムレータ５９
（第２図参照）に接続されている。したがって、開閉弁
５５を開閉することにより、チューブ部材４７内の圧油
をアキュムレータ５９へ排出したり、あるいはアキュム
レータ５９から圧油の供給を受（）ることができる。

前記ナツト部材３７にはキー６１が取付けてあり、この
キー６１は前記支持ポスト３５に回転自在に支承された
リング状のウオームギｒ６３に形成されたキー溝に上下
動可能に係合されている。

上記ウオームギヤ６３は、支持ポスト３５の内側の側面
部に回転自在に支承されたウオーム６５と噛合しである
。各ウオーム６５の軸端部にはそれぞれスブロケッ１へ
６７が取付けられており、各スブ［ｊクツドロアに（卦
回したチェノ６９は、ラム１１の上面に装着されたダイ
ハイド調整モータ７１に備えられた駆動スプロケット７
３に１珪回されている。

以上のごとき構成により、ダイハイド調整−シータフ１
を駆動すると、駆動スブロケッ１〜７３、ヂエン６９お
よびスプロケット６７を介してウオーム６５が回転され
、かつウオームギＡ７６３が回転される。ウオームギヤ
６３の回転によりキー６１を介してナツト部材３７が適
宜に回転され、螺子部材３９の位置が調節されることと
なる。すなわち、螺子部材３９に対してナツト部材３７
が上下に位置し、ラム１１の上下位置が調節され、ダイ
ハイドが調節されることどなる。

また、前述のごとく偏心軸１３を回転し、ラム１１を上
死点から下降ゼしめて、ベッド５に装着された下型とラ
ム１１に装着された上型とによってワークピースの加工
を行なうとき、加圧力は、コネクティングロッド１５か
ら連結ピン４１、螺子部材３９、ナツト部材３７、ジャ
ミング解除ブロック４３およびチューブ部材４７内の圧
油を介してラム１１に伝達される。上記のごとくラム１
１を下降せしめてワークピースの加工を行なうとき、ジ
ャミングを生じてラム１１が下死点付近において動かな
くなったときには、開閉弁５５を開いてチューブ部材４
７内の圧油をアキュムレータ５つへ排除可能な状態にす
る。その後、偏心軸１３を回動Ｖしめると、チューブ部
材４７が縮小されて、ラム１１に対してコネクティング
ロッド１５等が下降でき、偏心軸１３は下死点を通過す
ることができる。したがって、偏心軸１３を上死点へ復
帰せしめることによってラム１１を、停止した位置から
上昇できる。すなわちジャミングを解消することができ
ることとなり、ジャミングを生じた原因を除去すると共
に、アキュムレータ５つからチューブ部材４７内に圧油
を供給した後、開閉弁５５を閉じることにより、次の加
工が再開可能となる。

なお、既に明らかなように、この実施例によれば、ダイ
ハイドを調節ザるための螺子調節機構は、ラム１１と＝
１ネクティングロツド１５との枢支連結部に構成されて
いるので、ダイハイ１〜の調節によっても、偏心軸１３
からラム１１とコネクティングロッド１５との枢支連結
位置までの寸法は１偕に一定に保持される。よってコネ
クティングロッド１５の全体的長さを比較的短く構成で
き、プレス機械全体を比較的低く　ｊｉ４成できるもの
である。

また、ラム１１とコネクティングロッド１５との枢支連
結位置は、ラム１１の上下幅のほぼ中央部に位置するの
で、ラム１１のガイド部に作用ケるモーメントは比較的
小さなものとなる。さらに、ジＶミング解消のための油
圧ヂャンバーは、デユープ部材によって構成されるので
、圧油が全く洩れるようなことがないものである。

［発明の効果１以上のごどぎ実施例の説明より明らかなように、要する
に本発明の要旨は特許請求の範囲に記載のとおりである
から、ラムとコネクティングロッドとの枢支連結位置は
、ダイハイド調節のための螺子調節機構部と並列的な配
置となり、プレス様械の全体的高さを低くできるもので
ある。

【図面の簡単な説明】第１図は本発明に係るプレス機械を概略的に示した正面
図、第２図は第１図にお（ブる■−■線に沿った拡大断
面図、第３図は第２図におけるｍ−■線に沿った拡大断
面図である。３・・・フレーム　　　１１・・・ラム３７・・・ナツ
ト部材　　３９・・・螺子部材１３・・・偏心軸１５・・・コネクティングロッド４１・・・連結ピン

Claims

【特許請求の範囲】

（１）フレームに上下動自在に支承されたラムに上部側
が開口したナット部材を回転可能に装着して設け、上記
ナット部材内に上下位置調節自在に螺着した螺子部材に
、前記フレームに回転自在に支承された偏心軸によって
上下動されるコネクティングロッドの下端部を連結ピン
を介して枢支連結してなることを特徴とするプレス機械
。
（２）コネクティングロッドとラムとを枢支連結した連
結ピンの位置は、ラムの上下幅のほぼ中央部付近である
ことを特徴とする特許請求の範囲第１項に記載のプレス
機械。