JPS6239004A - 多極磁石の製造方法 - Google Patents
多極磁石の製造方法Info
- Publication number
- JPS6239004A JPS6239004A JP17757885A JP17757885A JPS6239004A JP S6239004 A JPS6239004 A JP S6239004A JP 17757885 A JP17757885 A JP 17757885A JP 17757885 A JP17757885 A JP 17757885A JP S6239004 A JPS6239004 A JP S6239004A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pole
- magnetization
- molded body
- yoke
- multipolar magnet
- Prior art date
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- Pending
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- Manufacturing Cores, Coils, And Magnets (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は、磁石材料よりなる成形体の表面にN極、S
極を近接して形成させる多極磁石の製造方法に関するも
のである。
極を近接して形成させる多極磁石の製造方法に関するも
のである。
ラジアル方向の多極化されたリング状磁石は小型モータ
をはじめ、各種の用途に広く用いられている。
をはじめ、各種の用途に広く用いられている。
ところで、従来の多極磁石の製造に際しては、第7図の
ようにして着磁を行っている。すなわち、第7図で、1
0は磁石材料よりなるリング状の成形体で、フェライト
等の磁石粉末を成形したモノや、サマリウム−コバルト
合金など稀土類元素を含む合金を成形したもの等が用い
られる。
ようにして着磁を行っている。すなわち、第7図で、1
0は磁石材料よりなるリング状の成形体で、フェライト
等の磁石粉末を成形したモノや、サマリウム−コバルト
合金など稀土類元素を含む合金を成形したもの等が用い
られる。
31.32は交互に等間隔で配置された軟鉄等からなる
着磁極で、それぞれコイル33.34が装着されている
。35は成形体10の内部に配置された軟鉄からなる共
通極である。
着磁極で、それぞれコイル33.34が装着されている
。35は成形体10の内部に配置された軟鉄からなる共
通極である。
着磁に際しては、各コイル33.34に通電すると交互
に極性の異なる磁束が着磁極31.32に発生し、これ
により成形体10にN極、S極の交互の着磁を行う。
に極性の異なる磁束が着磁極31.32に発生し、これ
により成形体10にN極、S極の交互の着磁を行う。
L記の従来の青磁方法は、着磁すべき1ai毎に着磁極
31.32にコイル33.34を巻回1−でいるので、
着磁極31.32の間隔が2mm以下の微小間隔になる
と、着磁するのに[分な磁場を作り出すのに必要な太さ
の導体がコイル33.34に対して使えない。そして大
電流をコイル33゜34に流すことは、絶縁技術上から
も困難であるという問題点があった。
31.32にコイル33.34を巻回1−でいるので、
着磁極31.32の間隔が2mm以下の微小間隔になる
と、着磁するのに[分な磁場を作り出すのに必要な太さ
の導体がコイル33.34に対して使えない。そして大
電流をコイル33゜34に流すことは、絶縁技術上から
も困難であるという問題点があった。
この発明は、上記の問題点を解決するためになされたも
ので、着磁極の間隔が微小になっても十分な強ざの着磁
を行うことができる多極磁石の製造方法を提供すること
を目的とする。
ので、着磁極の間隔が微小になっても十分な強ざの着磁
を行うことができる多極磁石の製造方法を提供すること
を目的とする。
この発明にかかる多極磁石の製造方法は、まず成形体に
所定幅の同極の第1次着磁を行い、次に凹凸ヨークを有
する着磁器を用い、磁石拐料よりなる成形体の表面の前
記着磁域内に凹凸ヨークの凸部を当接させて所定幅の異
極を形成させる第2次着磁を行うようにしたものである
。
所定幅の同極の第1次着磁を行い、次に凹凸ヨークを有
する着磁器を用い、磁石拐料よりなる成形体の表面の前
記着磁域内に凹凸ヨークの凸部を当接させて所定幅の異
極を形成させる第2次着磁を行うようにしたものである
。
この発明においては、第1次着磁により例えばN極が所
定の間隔で形成され、第2次着磁によってその着磁域内
にそれぞれS極が形成され全体どしてN極、S極が発生
に形成された多極磁石となる。
定の間隔で形成され、第2次着磁によってその着磁域内
にそれぞれS極が形成され全体どしてN極、S極が発生
に形成された多極磁石となる。
第1図(a)、(b)はこの発明の一実施例に用いる第
1次着磁と第2次着磁に用いる着磁器を示すものである
。
1次着磁と第2次着磁に用いる着磁器を示すものである
。
第1図(a)、(b)において、1,1′はポールピー
ス、2,2′はコイルで、ポールピース1,1′に装着
される。3は外様で、中心に円柱状空間4を有し、第1
図(b)の場合は内面に凹凸ヨーク5を有している。凹
凸ヨーク5は、凸部5Aと凹部5Bが一定ピッチで交互
に形成されている。6は内極で、外形は円柱状をなし、
その外径は外極3の内径より成形体10の厚み分だけ小
さく形成されている。そして、第1図(b)の場合には
内極6の外周に凹凸ヨーク7が形成されている。凹凸ヨ
ーク7は凸部7Aと凹部7Bが一定ピッチで、かつ、外
極3の凸部5Aと凹部5Bとに対向するように形成され
る。
ス、2,2′はコイルで、ポールピース1,1′に装着
される。3は外様で、中心に円柱状空間4を有し、第1
図(b)の場合は内面に凹凸ヨーク5を有している。凹
凸ヨーク5は、凸部5Aと凹部5Bが一定ピッチで交互
に形成されている。6は内極で、外形は円柱状をなし、
その外径は外極3の内径より成形体10の厚み分だけ小
さく形成されている。そして、第1図(b)の場合には
内極6の外周に凹凸ヨーク7が形成されている。凹凸ヨ
ーク7は凸部7Aと凹部7Bが一定ピッチで、かつ、外
極3の凸部5Aと凹部5Bとに対向するように形成され
る。
着磁に際しては、まず第1図(a、 ’)のように成形
体10の内径とほぼ等しい外径を有する内極6を用い、
コイル2,2′に直流またはパルス電流を流し、両ポー
ルピース1,1′が同じ極となるように励磁する。今、
ポールピース1,1′がN極になったとすると、これに
より発生した磁束φは外極3から形成体10を横切って
対向する内極6に入り、図示しない磁路を通ってポール
ピース1.1′に還る。これによって成形体1oには同
8i(例えばN極)が全周にわたって形成される。
体10の内径とほぼ等しい外径を有する内極6を用い、
コイル2,2′に直流またはパルス電流を流し、両ポー
ルピース1,1′が同じ極となるように励磁する。今、
ポールピース1,1′がN極になったとすると、これに
より発生した磁束φは外極3から形成体10を横切って
対向する内極6に入り、図示しない磁路を通ってポール
ピース1.1′に還る。これによって成形体1oには同
8i(例えばN極)が全周にわたって形成される。
これが第1次着磁である。
次に、第1図(b)に示すように外極3.内極6にそれ
ぞれ凹凸ヨーク5,7を有するものを用い、この間に形
成体10を装着する。そして、コイル2,2′に第1次
着磁とは逆方向の電流を通し、第1次着磁で形成した着
磁域内にS極を形成させる。これが第2次着磁である。
ぞれ凹凸ヨーク5,7を有するものを用い、この間に形
成体10を装着する。そして、コイル2,2′に第1次
着磁とは逆方向の電流を通し、第1次着磁で形成した着
磁域内にS極を形成させる。これが第2次着磁である。
これによって、N極、S極が交互に形成された多極磁石
が得られる。
が得られる。
第2図はこの発明の他の実施例を示すもので、形成体1
oの外面にのみ着磁をする場合であり、外極3のみに凹
凸ヨーク5を有するものを用いている。反対に形成体1
0の内面にのみ着磁するには、図示しないが、内極6の
みに凹凸ヨーク7を有するものを用いればよい。
oの外面にのみ着磁をする場合であり、外極3のみに凹
凸ヨーク5を有するものを用いている。反対に形成体1
0の内面にのみ着磁するには、図示しないが、内極6の
みに凹凸ヨーク7を有するものを用いればよい。
第3図はこの発明の他の実施例を示すものである。この
図で、20.20’はシールド部材で、第3図に示すよ
うに、各四部5B、7Bに挿入されるシールド片21が
所定ピッチでそれぞれ保持部材22に形成されている。
図で、20.20’はシールド部材で、第3図に示すよ
うに、各四部5B、7Bに挿入されるシールド片21が
所定ピッチでそれぞれ保持部材22に形成されている。
シールド片21は軟鉄等の高透磁率の材料で形成される
。このシールド部材20.20’を第1図の上面側と下
面側から被冠させると、成形体10は凹部5B 、7B
において、第5図に示すようにシールド部材20゜20
′でとり囲まれた状態となり、非着磁部分は磁気シール
ドされることになる。第1次着磁と第2次着磁の場合、
いずれもシールド部材20゜20′により非着磁部分に
着磁を施せば、第1次M磁による磁性が第2次着磁によ
り減磁されることがない。
。このシールド部材20.20’を第1図の上面側と下
面側から被冠させると、成形体10は凹部5B 、7B
において、第5図に示すようにシールド部材20゜20
′でとり囲まれた状態となり、非着磁部分は磁気シール
ドされることになる。第1次着磁と第2次着磁の場合、
いずれもシールド部材20゜20′により非着磁部分に
着磁を施せば、第1次M磁による磁性が第2次着磁によ
り減磁されることがない。
磁気シールドしない場合は、第1次、第2次着磁で同じ
強さに着磁しようとすると着磁か弱くなり、B−Hカー
ブの1イナーループを使うことになる。
強さに着磁しようとすると着磁か弱くなり、B−Hカー
ブの1イナーループを使うことになる。
なお、シールド部材20 、20 ′は第6図に示すよ
うに一力、例えば20をコの字状にし、他方20′を平
板状にしてもよく、要は成形体10をとり囲むようにな
っていればよい。
うに一力、例えば20をコの字状にし、他方20′を平
板状にしてもよく、要は成形体10をとり囲むようにな
っていればよい。
また、外極3.内極6等は飽和磁束の大きい材料、例え
ばバーメンダを使うとより強力な着磁を行うことができ
る。さらに、上記実施例ではリング状の成形体10の多
極着磁の場合を示したが、この発明はりニアモータに用
いるような直線状の成形体10についても同様に着磁で
きることはいうまでもない。
ばバーメンダを使うとより強力な着磁を行うことができ
る。さらに、上記実施例ではリング状の成形体10の多
極着磁の場合を示したが、この発明はりニアモータに用
いるような直線状の成形体10についても同様に着磁で
きることはいうまでもない。
この発明は以−J二説明したように、成形体に第1次着
磁により同極の青磁を施し、次いで、凹凸ヨークを有す
る着磁器を用い成形体の表面に凹凸ヨークの凸部を当接
させて第1次着磁デ形成した着磁域内に第1次着磁とは
異極の第2次着磁を行うようにしたので、青磁器の先端
にコイルを個々に設ける必要がなくなり、着磁極の間隔
が微小になっても十分な強さの青磁を行うことができる
利点がある。
磁により同極の青磁を施し、次いで、凹凸ヨークを有す
る着磁器を用い成形体の表面に凹凸ヨークの凸部を当接
させて第1次着磁デ形成した着磁域内に第1次着磁とは
異極の第2次着磁を行うようにしたので、青磁器の先端
にコイルを個々に設ける必要がなくなり、着磁極の間隔
が微小になっても十分な強さの青磁を行うことができる
利点がある。
第1図(a)、(b)はこの発明の=一実施例を説明す
るための着磁器を示す平面図、第2図はこの発明の他の
実施例を説明するための着磁器を示す平面図、第3図は
この発明のさらに他の実施例を説明するための着磁器を
示す平面図、第4図は第3図におけるシールド部材を示
す斜視図、第5図は第3図におけるシールド部材による
成形体のシールド状態を示す断面図、第6図は同じく他
のシールド部材による成形体の状態を示す断面図、第7
図は従来の多極磁石の製造方法を示す説明図である。 図において、1,1′はポールピース、2゜2′はコイ
ル、3は外極、5は凹凸ヨーク、5Aは凸部、5Bは凹
部、6は内極、7は凹凸ヨーク、7Aは凸部、7Bは四
部、10は成形体、20 、20 ′はシールド部材で
ある。 ]け賜形体 20.2σシ一ルド部材 第4図 第5図 第6図
るための着磁器を示す平面図、第2図はこの発明の他の
実施例を説明するための着磁器を示す平面図、第3図は
この発明のさらに他の実施例を説明するための着磁器を
示す平面図、第4図は第3図におけるシールド部材を示
す斜視図、第5図は第3図におけるシールド部材による
成形体のシールド状態を示す断面図、第6図は同じく他
のシールド部材による成形体の状態を示す断面図、第7
図は従来の多極磁石の製造方法を示す説明図である。 図において、1,1′はポールピース、2゜2′はコイ
ル、3は外極、5は凹凸ヨーク、5Aは凸部、5Bは凹
部、6は内極、7は凹凸ヨーク、7Aは凸部、7Bは四
部、10は成形体、20 、20 ′はシールド部材で
ある。 ]け賜形体 20.2σシ一ルド部材 第4図 第5図 第6図
Claims (3)
- (1)磁石材料よりなる成形体の表面に所定幅の同極が
形成される第1次着磁を施し、次いで、凹凸ヨークを有
する着磁器を用いて前記第1次着磁により形成した着磁
域内に前記凹凸ヨークの凸部を当接して、前記第1次着
磁と異極の第2次着磁を行うことを特徴とする多極磁石
の製造方法。 - (2)第2次着磁は凹凸ヨークの凹部に相当する成形体
の位置に磁気シールドを施して行うことを特徴とする特
許請求の範囲第(1)項記載の多極磁石の製造方法。 - (3)成形体は、リング状であることを特徴とする特許
請求の範囲第(1)項記載の多極磁石の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17757885A JPS6239004A (ja) | 1985-08-14 | 1985-08-14 | 多極磁石の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17757885A JPS6239004A (ja) | 1985-08-14 | 1985-08-14 | 多極磁石の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6239004A true JPS6239004A (ja) | 1987-02-20 |
Family
ID=16033418
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17757885A Pending JPS6239004A (ja) | 1985-08-14 | 1985-08-14 | 多極磁石の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6239004A (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS55133508A (en) * | 1979-04-05 | 1980-10-17 | Mitsubishi Electric Corp | Magnetizer |
JPS57202712A (en) * | 1981-06-08 | 1982-12-11 | Tohoku Metal Ind Ltd | Magnetization of permanent magnet |
-
1985
- 1985-08-14 JP JP17757885A patent/JPS6239004A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS55133508A (en) * | 1979-04-05 | 1980-10-17 | Mitsubishi Electric Corp | Magnetizer |
JPS57202712A (en) * | 1981-06-08 | 1982-12-11 | Tohoku Metal Ind Ltd | Magnetization of permanent magnet |
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