JPS623872Y2 - - Google Patents

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JPS623872Y2
JPS623872Y2 JP8242977U JP8242977U JPS623872Y2 JP S623872 Y2 JPS623872 Y2 JP S623872Y2 JP 8242977 U JP8242977 U JP 8242977U JP 8242977 U JP8242977 U JP 8242977U JP S623872 Y2 JPS623872 Y2 JP S623872Y2
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resistance
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JP8242977U
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は投入抵抗付しや断器に係り、特類2種
類の投入抵抗を2段階に分けて投入する機構に関
する。
送電系統の電圧上昇に伴なつて、系統の絶縁協
調を強化し絶縁レベルを下げることは、送電系統
全体の経済設計につながる。このため送電々圧の
上昇に供なつて、しや断器自身の発生する過電圧
も充分に低いレベルに抑制されなければならな
い。しや断器が発生する過電圧には電流しや断時
及び投入時の両方がある。しかし、しや断器は絶
対に再点弧を発生させないように設計され、又試
験検証されているため、前者による過電圧は実系
統において発生しないものと考えて良い。後者の
投入過電圧を抑制する方法に一般的に知られる投
入抵抗方式がある。この投入抵抗体の抵抗値と投
入過電圧の間には次のような関係がある。
投入抵抗を投入するときの過電圧は抵抗値を大
きくすると小さくなり投入抵抗を短絡するとき、
すなわちしや断用主接点を投入するときは抵抗値
が小さいと過電圧も小さくなる。従つて1種類の
投入抵抗値で投入を行うより2種類の抵抗を投入
時は大きく、短絡時は小さくと2段階に分けて投
入する方が過電圧をより低いレベルに抑制でき
る。
本考案の目的はしや断器の投入時に2種類の抵
抗を段階的に系統に挿入する機構を設け小形化の
できる投入抵抗付しや断器を提供することであ
る。
以下本考案を第1図乃至第3図に示した実施例
を参照して説明する。第1図において第1投入抵
抗11と第1投入接点14が直列に構成され、第
1投入接点は続いて中間端子13を介して、第2
投入接点12と直列に構成され、第2接点はさら
に第2投入抵抗1と並列に構成される。前記第1
投入接点14は第1可動接触子10、第1固定接
触子9、ワイプバネ8ガイドをかねる通電接触子
7から成り、第2投入接点12は第2可動接触子
5、復帰バネ4、第2固定接触子3、ワイプバネ
2から構成される。
これらの接点機構を駆動する開閉機構は、図示
していない主しや断部を開閉する図示していない
主しや断部レバーと機構的に一体化し、同一角速
度を有するレバー18、このレバーと係合し、水
平ガイドを摺動する揺動レバー17、前記第1可
動接触子に取付けられ、前記揺動レバー17とキ
ヤツチ機構を有するレバー15及び引外しバネ1
6から成る。
本考案の作用について説明する。第1図は本考
案のしや断状態を表わす。本考案の動作説明は第
2図a,b,c,d,eにおいて行う。第1図と
第2図aはしや断状態で同一状態にあ。この状態
において投入指令がしや断器にはいると、図示し
ていない駆動部が動作して、図示していない主し
や断部開閉用のレバーを回転させ、レバー18を
反時計方向に回転させ、第1可動接触子10を左
側に移動させ、第1固定接触子9に接触させる。
このとき第1投入抵抗体11と第2投入抵抗体1
は直列に接続されたことになる。この状態を第2
図bに示す。第1可動接触子10はさらに移動し
ワイプバネ8を圧縮するが、復帰バネ4のバネ定
数及び設定荷重をワイプバネ8より大きくするこ
とにより、第2可動接触子5は第1固定接触子9
がストツパー19に当るまで動作を開始しない。
この状態を第2図b,cに示す。第1固定接触9
がストッパー19に当つてから、第1可動接触子
10と第1固定接触子9及び第2可動接触子5が
一体でさらに移動し、第2可動接触子と第2固定
接触子が接触し第2投入抵抗値1は短絡され、さ
らに移動して主しや断部が投入して、全投入抵抗
が短絡される。この状態を第2図c,dに示す。
前記の投入過程において主しや断部の投入終了
近傍において、レバー15がガイド20に当るこ
とによりレバー15と揺動レバー17の係合が外
れ第1可動接触子10は引外しバネ16により引
外される。そうすると復帰バネ4により第2投入
接点も引外され、さらにワイプバネ8,1により
第1、第2固定接触子9,3もしや断位置に復帰
し、投入動作を完了する。
以上本考案によれば、1個の開閉機構により2
個の投入接点を段階的に開閉し、投入抵抗を段階
的に投入でき、第1投入抵抗と第2投入抵抗を直
列に投入した段階で、全ストローク量の一部を第
1投入接点と第2投入接点の中間で吸収すること
により、投入接点機構全体を短かくでき、さらに
第2投入接点の空隙を極力小さくし、第1段階の
投入において過電圧が充分抑制できる間、第2投
入接点の極間を近似ロゴウスキー電極にすること
ができるため、それぞれの投入抵抗体の挿入時間
が電極構造と電圧波形に影響されることが少な
い、投入抵抗接点機構を得ることができ、又投入
終了近傍において、前記第1、第2投入接点を引
外すため、投入時の大きなワイプ量が、主しや断
部の引外し時のしや断特性に影響を与えることが
ないため、信頼性の高く、小形化及び価格の低減
のはかれる投入抵抗付しや断器を得ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の投入抵抗付しや断器の要部を
示す断面図、第2図a,b,c,d,eはそれぞ
れ本考案の投入抵抗付しや断器の動作説明図及び
電気回路図、第3図は本考案の投入抵抗付しや断
器の動作シーケンス図である。 1……第2投入抵抗体、2……ワイプバネ、3
……第2固定接触子、4……復帰バネ、5……第
2可動接触子、6……摺動フインガー、7……摺
動フインガー(ガイドをかねる)、8……ワイプ
バネ、9……第1固定接触子、10……第1可動
接触子、11……第1投入抵抗体、12……第2
投入接点、13……中間電極、14……第1投入
接点、15……レバー、16……引外バネ、17
……揺動レバー、18……レバー、19……スト
ツパー、20……ガイド。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 しや断用主接点部と、このしや断用主接点部と
    並列に接続される投入抵抗接点部とを備え、この
    投入抵抗接点部は、第1投入抵抗及びこの第1第
    入抵抗と直列に接続される第1投入抵抗接点とで
    形成した第1抵抗接点部並びに第1投入抵抗接点
    と直列に接続される第2投入抵抗接点及び第2投
    入抵抗接点に並列接続される第2投入抵抗とで形
    成した第2投入抵抗接点部とから構成され、前記
    しや断用主接点部の投入に先立つて第1投入抵抗
    接点を閉路して第1及び第2投入抵抗を主接点部
    に並列に接続した後第2投入抵抗接点を閉路して
    第2投入抵抗を短絡させ、しかる後主接点部を投
    入させるようにして成る投入抵抗付しや断器にお
    いて、 前記第1投入抵抗接点部は、一端を主接点部の
    一極に接続される円環状の第1投入抵抗の中空部
    内を移動自在に貫挿して設けた前記第1投入抵抗
    の他端と接続した第1可動接触子とこの第1可動
    接触子と接離し、ワイプバネを介して第1可動接
    触子方向に付勢された第1固定接触子とで構成さ
    れ、 第2抵抗接点部は第2可動接触子と第2固定接
    触子とから構成され、この第2可動接触子は復帰
    バネにより常時第2抵抗接点部を開く方向に付勢
    され、前記投入抵抗接点部の投入過程において、
    第1可動接触子が投入して第1固定接触子と当接
    した後前記第1固定接触子のワイプ移動により、
    第2可動接触子を第2固定接触子に当接せしめる
    ようにし、 投入動作終了点近傍で前記投入機構駆動部のキ
    ヤツチ機構が釈放され、引外しバネにより第1投
    入接点が引外された後第2投入接点が、第2投入
    接点の第2可動接触子の復帰ビネにより自然に引
    外されることを特徴とする投入抵抗付しや断器。
JP8242977U 1977-06-24 1977-06-24 Expired JPS623872Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8242977U JPS623872Y2 (ja) 1977-06-24 1977-06-24

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JP8242977U JPS623872Y2 (ja) 1977-06-24 1977-06-24

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS549873U JPS549873U (ja) 1979-01-23
JPS623872Y2 true JPS623872Y2 (ja) 1987-01-28

Family

ID=29003275

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JP8242977U Expired JPS623872Y2 (ja) 1977-06-24 1977-06-24

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60148699A (ja) * 1984-01-13 1985-08-05 ミシエル レフイス 帯状素材の加工装置
FR2901055B1 (fr) * 2006-05-12 2008-07-04 Areva T & D Sa Disjoncteur sectionneur d'alternateur actionne par un servo-moteur

Also Published As

Publication number Publication date
JPS549873U (ja) 1979-01-23

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