JPS6238310A - 測距装置 - Google Patents

測距装置

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JPS6238310A
JPS6238310A JP17838685A JP17838685A JPS6238310A JP S6238310 A JPS6238310 A JP S6238310A JP 17838685 A JP17838685 A JP 17838685A JP 17838685 A JP17838685 A JP 17838685A JP S6238310 A JPS6238310 A JP S6238310A
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JP
Japan
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noise
pulse
light pulse
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distance measuring
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JP17838685A
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English (en)
Inventor
Juichi Yoneyama
米山 寿一
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Nikon Corp
Original Assignee
Nippon Kogaku KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は測距装置に関し、特に測距対象からの反射光パ
ルスに基づいて測距結果を得るようにした測距装置、例
えばカメラ等において用いられる測距装置に適用して好
適なものである。
〔従来の技術〕
従来、カメラなどの測距装置として、いわゆる三角測距
手法に基づくものが用いられている。この種の測距装置
は、カメラ本体に設けられた測距光源例えばLEDから
測距用光パルスを測距対象に向けて発射し、測距対象に
おいて反射してカメラ本体に戻ってきた反射光パルスを
、測距光源と並んで基線長だけ離れた位置に配設された
受光素子列に受光し、受光素子列のうち受光位置にある
受光素子において得られた検出信号に基づいて、カメラ
本体から測距対象までの距離を測距するようになされて
いる。
〔発明が解決しようとする問題点〕
ところがこの種の測距装置においては、反射光パルスを
用いて測距動作をすることを原理としているために、受
光素子が反射光パルスを受光する際に、雑音光(例えば
蛍光灯などの照明及びその照明が測距対象及びそれ以外
の物体に反射して発生する反射光)が反射光パルスと共
に受光素子に入射して雑音として検出されるおそれがあ
る。
かかる照明及びその照明による反射光による雑音光を除
去するために、従来カメラ本体の受光部の前面に可視光
除去用フィルタを介挿することにより雑音光を除去した
り、測距光源から発射される測距光パルスとして変調光
を用いる方法が提案されている。
しかし可視光除去用フィルタによって雑音光を除去し得
たとしても、雑音光にはかなりの量の赤外光成分が含ま
れており、この赤外光成分を除去できない問題がある。
また測距光パルスとして変調光を用いた場合には、測距
信号の周波数成分のみを抽出するための回路構成が複雑
になることを避は得ない。特に多数のコンデンサを必要
とするために、測距装置をIC化することが困難になり
、しかも測距時間が長くなる(数100 (ms)程度
)ことを避は得ない欠点がある。
本発明は以上の点を考慮してなされたもので、簡易な構
成によって測距対象からの反射光パルスと共に受光手段
に入射する雑音光に周期性がある場合にはこの周期性を
利用して雑音光に基づく雑音を有効に除去し得るように
した測距装置を?E案しようとするものである。
〔問題点を解決するための手段〕
かかる問題点を解決するため本発明においては、測距光
パルス発生手段26から発射された測距光パルスLDP
を測距対象によって反射させ、当該反射光パルスRLP
を受光手段12A、12B・・・・・・において受光し
、反射光パルスRPLに基づいて測距対象までの距離を
測距する測距装置において、雑音光源から発生される周
期性雑音光パルスLNの周期に対応する時間幅をもつ雑
音検出区間T1を表す第1の時間信号S2を発生する第
1の時間信号発生手段(11,41)と、この第1の時
間信号発生手段(11,41)において第1の時間信号
S2が発生されている間に雑音光パルスLNを受光した
とき、雑音除去区間T2を表す第2の時間信号S6を発
生する第2の時間信号発生手段(23,41)と、第2
の時間信号S6が発生したとき雑音除去区間T2が経過
した時点t。
において測距光パルス発生手段26を駆動して測距光パ
ルスLDPを発生させ、又は第1の時間信号S2の雑音
検出区間T1の間に第2の時間信号が発生しなかったと
き、第1の時間信号S2の雑音検出区間T1が経過した
時点t4において測距光パルス発生手段26を駆動して
測距光パルスLDPを発生させる測距光パルス発生制御
手段(20,31,41)とを設けるようにする。
〔作用〕
雑音検出区間TIの間に雑音光パルスLNが発生しなか
ったとき、測距光パルス発生制御手段(20,31,4
1)は当該雑音検出区間T1が経過した時点t4におい
て測距光パルスLDPを発生させることにより、測距対
象から反射されてくる反射光パルスRLPに基づいて測
距対象までの距離を測距することができる。
これに対して雑音検出区間T1の間に雑音光パルスLN
が到来したとき、測距光パルス発生制御手段(20,3
141)は、第2の時間信号S6を発生させて当該雑音
除去区間T2が経過した時点t、において測距光パルス
LDPを発生させる。このとき得られる反射光パルスR
LPは、測距光パルスLDPが周期性雑音光パルスLN
の発生直後に発生するようにしたことにより、順次周期
的に発生する雑音光パルスLNの間に受光することにな
るので、実用上雑音光パルスLNの影響を受けずに反射
光パルスRLPによる測距をなし得る。かくして安定か
つ高い精度で測距できる測距装置を得ることができる。
〔実施例〕
以下図面について本発明の一実施例を詳述する。
第1図は本発明の原理を示すもので、時点L0において
シャッタボタンが操作されると、初期立上り時間Toが
経過した時点t1において、雑音検出区間T1が開始さ
れる。
初期立上り時間TOは、測距回路系が安定するまでに必
要な時間で、測距回路系の電源は、無駄な消費を抑える
ために常時は電源をオフ状態に維持されているのに対し
て、シャックボタンが操作された時点t0において電源
を投入し、その後立上り時間TOの間に測距回路を定常
動作状態に立ち上げるようになされている。
また雑音検出区間T1は、現在雑音として除去しようと
している螢光灯などの照明雑音及び蛍光灯の光が測距対
象及びそれ以外の物体に反射して生ずる反射光雑音が周
期性光パルスである点に着目して、反射光パルスに雑音
光(照明雑音及び反射光雑音)が重畳したとき、雑音検
出区間T1の間に当該周期性光パルスでなる雑音光が1
回は発生するような値に予め選定され、かくして反射光
パルスに雑音光が重畳している場合には、必ず雑音検出
区間T1の間に当該雑音光パルスが混入するようになさ
れている。
因に測距対象の背景にある雑音光源としての照明が蛍光
灯である場合、蛍光灯は、商用電源の周期ごとに点滅す
る際に赤外光を含んだ比較的短い時間の間周期性光雑音
を発生する。従って日本国内について考えれば、関東地
方の商用電源は50〔11z)であることから、これに
対応させて例えば50(Hz)の2倍の周期すなわち1
0 (ms)程度の雑音検出区間T1を選定しておけば
、反射パルス光に照明雑音が重畳している場合には、当
該照明雑音が必ず雑音検出区間T1の間に発生すること
になる。なお関西地方の商用電源は60〔■2〕であり
、その周期は8.3 (+ms)であるから、この商用
電源によって駆動されている蛍光灯が雑音光源であった
としても、雑音検出区間T1の間に必ず1回は照明雑音
が発生することになる。
本発明においては、雑音検出区間T1の間の時点1tに
おいて雑音光パルスLNが発生した場合には、第1図(
B)に示すように当該雑音光パルスが発生してから消滅
するまでの雑音区間より僅かに大きい雑音除去区間T2
が経過した時点t3において第1図(C)に示すような
測距光パルスLDPを発生させる。
その結果受光素子列には第1図(I3)に示すように反
射光パルスRLPが到来するが、測距光パルスLDPが
雑音光パルスLNがすでに消滅している時点で発生され
ることにより、今回の雑音光パルスLNが発注した後、
次の雑音光パルスが発生されるまでの間に反射光パルス
RLPが戻って来るようにすることができる。従って当
該反射光パルスRLPに基づく検出信号は、商用電源の
周期に基づいて発生する雑音光パルスLNの短い時間内
に必ず発生することになり、これにより測距装置は雑音
光パルスLNの影響を受けずに測距することができる。
以上は蛍光灯による周期性雑音光パルスが反射光パルス
に重畳している場合について述べたが、雑音光パルスが
存在していない場合には、第1図(E)に示すように、
測距光パルスLDPを雑音検出区間T1が終了した時点
t4において発生させる。この結果得られる反射光パル
スRLP (第1図(F))には、雑音光パルスLNが
重畳することはないので正しい測距動作を得ることがで
きる。
第2図はかかる動作原理に基づいて構成された本発明に
よる測距装置の第1の実施例を示すもので、この場合測
距装置は、雑音検出区間TIを設定するための第1のタ
イマ11を有する。この第1のタイマ11は、モノマル
チバイブレークで構成され、第1図において、立上り時
間TOが経過した時点1.においてカメラ本体側から供
給される測距指令信号S1によってトリガされ、その出
力端に第1図(A)に示すように雑音検出区間T1の間
論理「1」レベルに立ち上がる第1の時間信号S2を送
出する。この時間信号S2は受光素子列を構成する複数
の受光素子12A、12B・・・・・・を含んでなる受
光回路13A、13B・・・・・・の出力ゲート回路1
4A、14B・・・・・・に開制御信号として与えられ
る。
第2図において、受光回路13A、13B・・・・・・
は受光素子12A、12B・・・・・・において反射光
パルスRLPを受光したとき、その検出信号を増幅回路
15A、15B・・・・・・を介して比較回路16A1
16B・・・・・・の非反転入力端に入力し、反転入力
端に供給されている基準信号Vえと比較され、反射光パ
ルスRLPを受光したとき比較回路16A516B・・
・・・・の出力端に論理「1」レベルの検出信号S3A
、53B・・・・・・を発生して出力ゲート回路14A
、14B・・・・・・に与えるようになされている。
かくして受光回路13N、13B・・・・・・は時間信
号S2が論理「1」レベルになっている雑音検出区間T
1の間に受光素子12A、12B・・・・・・から受光
出力が得られたとき、出力ゲート回路14A、14B・
・・・・・から論理「1」レベルの出力信号S4A、3
4B・・・・・・を送出する。
このようにして受光回路13A、1313・・・・・・
において検出信号S3A、33B・・・・・・が得られ
たとき、この検出信号S3A、33B・・・・・・は測
距演算回路17に供給されて測距演算処理される。
受光回路13A、13I3・・・・・・の出力信号S4
A、34B・・・・・・は第1の測距光パルス発生制御
回路20のオア回路21を通じてフリップフロップ回路
構成のラッチ回路22に供給され、そのQ出力でなるラ
ッチ出力S5が雑音除去区間設定用タイマ23にトリガ
信号として与える。雑音除去区間設定用タイマ23は例
えばモノマルチバイブレークで構成され、ラッチ出力S
5の論理「0」レベルから「1」レベルへの立上りによ
ってトリガされ、時間信号S6を送出する。この時間信
号S6は、第1図(D)に示すように、雑音除去区間T
2の間論理「1」レベルに立ち上がる。この時間信号S
6はインバータ27によって反転されてオア回路24に
よって与えられ、この反転信号S7の立上りによって発
光駆動回路25をトリガし、これにより例えばLEDで
なる測距光パルス発生素子26を発光動作させることに
より、所定パルス幅の測距光パルスLDP (第1図(
C))を発生させる。
以上の構成は、雑音検出区間T1の間に雑音光パルスL
Nが到来したとき応動動作する回路部分であるが、これ
に加えて第1図の測距装置は雑音検出区間T1の間に雑
音光パルスLNが発生しなかったとき、測距光パルスL
DPを発生させるための構成として第2の測距光パルス
発生制御回路31を有する。この測距光パルス発生制御
回路31は、雑音検出区間設定用タイマ11の時間信号
S2をインバータ32を通じて第1の入力条件として受
ける2人カアンド回路33を有し、その第2の入力条件
信号としてラッチ回路22のラッチ出力S5をインバー
タ34を介して受ける。
これにより、雑音検出区間T1の間にラッチ回路22が
ラッチ動作しなかったとき(すなわち雑音光パルスLN
が到来しなかったとき)ラッチ出力S5が論理rOJレ
ベルを維持する状態にあるので、時間信号S2が論理「
1」レベルから論理「0」レベルに立ち下がった時、そ
の立下り時点ta  (第1図)において論理「1」レ
ベルに立ち上がる制御出力S8をオワ回路24を介して
発光駆動回路25に供給し、これにより、測距光パルス
発生素子26から測距光パルスLDP (第1図(E)
)を発生させる。
第2図の構成において、第1図の時点t0でカメラ本体
のシャッタボタンが操作されると、立上り時間To (
第1図)が経過した時点t、において、測距指令信号s
iが到来する。このとき雑音検出区間設定用タイマ11
がトリガされて時間信号S2(第1図(A))が論理「
1」レベルに立ち上がって受光回路13A、1313・
・・・・・の出力ゲート回路14A、14B・・・・・
・を開状態に制御する。
この状態において第1図(B)について上述したように
、雑音光パルスLNが受光素子12A、12B・・・・
・・に到来すれば、これに応じて比較回路16A、16
B・・・・・・の出力端に検出信号S3A。
33B・・・・・・が発生し、この検出信号S3A、3
3B・・・・・・が出力ゲート回路14A、14B・・
・・・・を通じ、さらにオワ回路21を通じてラッチ回
路22をラッチ動作させる。かくしてラッチ出力S5が
論理「1」レベルに立ち上がると、その立上りによって
雑音除去区間設定用タイマ23がトリガされて時間信号
S6(第1図(D))が第1の測距光パルス発生制御回
路20側の出力としてインバータ27によって反転され
た後オア回路24を通じて発光駆動回路25に供給され
る。
これにより測距光パルス発生素子26は、雑音光パルス
LNが到来した時点11  (第1図)から雑音除去区
間T2だけ経過した時点t3において時間信号S6が論
理「1」レベルから「0」レベルに立ち下がることによ
り、測距光パルスLDP(第1図(C))を発生する。
その結果測距対象から反射してきた反射光パルスRLP
が受光素子12A、12B・・・・・・のうち測距距離
に対応する受光素子に入射することにより、当該受光回
路13A、13B・・・・・・の比較回路16A、16
B・・・・・・から得られる検出信号S3A、S3B・
・・・・・が測距演算回路17に与えられることにより
、測距演算が実行される。
これに対して雑音光パルスLNが存在しない場合には、
雑音検出区間T1の間に受光回路13A、13B・・・
・・・の受光素子12A、12B・・・・・・に雑音光
パルスLNが到来しないので、雑音検出区間TIが経過
するまでの間ラッチ回路22はラッチ動作することがな
く、区間T1が経過した時点t4において時間信号S2
が論理「0」レベルに立ち下がることにより、受光回路
13A、13B・・・・・・の出力ゲート回路14A、
14I3・・・・・・は閉制御され、かくして第1の測
距光パルス発生制御回路20から発光駆動回路25に対
して駆動信号が与えられない。
ところがこの場合には、ラッチ回路22のラッチ出力S
5は論理「0」レベルを維持した状態になっているので
、時間信号S2が時点t4において論理「0」レベルに
立ち下がった時、アンド回路33の出力端に論理「1」
レベルに立ち上がる制御出力S8が得られ、この立上り
によって発光駆動回路25が駆動されて測距光パルス発
生素子26から測距光パルスLDPが発生され(第1図
(E)) 、かくして受光回路13A、13B・・・・
・・のうち、測距対象までの距離に対応する受光素子1
2A、12B・・・・・・に反射光パルスRLP(第1
図(F))が到来することにより、その検出信号S3A
、33B・・・・・・に基づいて測距演算回路17にお
いて測定演算が実行される。
このようにして第2図の構成によれば、測距対象の周囲
に照明があって、雑音光パルスLNが到来した場合には
、雑音除去区間T2だけ経過した時点t、で時間信号s
6に基づいて測距光パルスLDPを発生させるようにし
たことにより、周期性をもつ雑音光パルスの影響を受け
ない区間の間に、測距動作をなし得ることにより、実用
上雑音光の影響を有効に回避しなから測距データを得る
ことができる。
第3図は本発明による測距装置の第2の実施例を示すも
ので、第2図との対応部分に同一符号を付して示すよう
に、受光回路13A、13B・・・・・・の検出信号S
3A、33B・・・・・・をマイクロコンピュータ構成
の中央処理ユニット(CPU)41に受けると共に、発
光駆動回路25に対してCPU41から制御信号Sll
を送出することにより、測距光パルス発生素子26から
測距光パルスLDPを発生させるようになされている。
CPU41は、第4図の測距処理手順に従って測距デー
タを取り込む。
すなわちCPU41はステップSPIにおいて測距プロ
グラムをスタートし、ステップSP2において内蔵する
時間演算用レジスタ42に雑音検出区間演算値N1をロ
ードする。
ここで雑音検出区間演算値N1は、第1図(A)につい
て上述した雑音検出区間T1をCPU41の演算によっ
て計時するために設定される値で、次式 によって表される数値でなる。ここでTLはCPU41
のループ演算時間を表し、かくして雑音検出区間演算値
N1は、CPU41が雑音検出区間TIの間にループ演
算するに要するループ演算回数を意味している。
続いてCPU41は、ステップSP3に移って受光回路
1’3A、13B・・・・・・が検出信号S3A、S3
B・・・・・・を出力してい喝か否か、すなわち雑音光
パルスLNがあるか否かの判断をする。ここで否定結果
が得られると、CPU41はステップSP4に移って時
間演算用レジスタ42の内容Rからr−IJを減算して
R−1に設定した後、ステップSP5において時間演算
用レジスタ42の内容Rが0になったか否かの判断をす
る。ここで否定結果が得られるとCPU41は上述のス
テップSP3に戻り、かくして1回のループ演算を終了
する。
このように1回のループ演算が終了すると、CPU41
は、ループ演算時間TLだけ時間を計時したことを意味
する。かかるループ演算は、受光回路13A、13B・
・・・・・から雑音光パルスLNが得られるまで続けら
れ、従って以下同様にしてCPU41はステップ5P3
−SF3−3P5−3P3の演算ループを通じて時間演
算用レジスタ42の内容Rから繰り返し「−1」演算を
実行して行き、かくして1回のループ演算を繰り返すご
とにその演算時間TLだけ計時動作して行く。
やがて時間演算用レジスタ42の内容Rが0になると、
CPU41はこれをステップSP5において肯定結果を
得ることにより検出し、ステップSP6に移って制御信
号Sllを発光駆動回路25に供給することにより、測
距光パルスLDPを測距光パルス発生素子26から発生
させた後その反射光パルスRLPを受光回路13A、1
3B・・・・・・において受光することにより得られる
検出信号S3A、33B・・・・・・に基づいて測距演
算を実行する。かくしてCPU41は、ステップSP8
において当8亥プログラムを終了する。
このようにしてCPU41はステップ5P3−3P4−
SF3−3P3のループによって第1図について上述し
た雑音検出区間T1を演算し、当該雑音検出区間T1が
経過した時点t4においてステップSP6、SP?にお
いて測距光パルスLDP(第1図(E))を発生し、そ
の反射光パルスRLP (第1図(F))を受光するこ
とができ、かくして雑音光がないときには、雑音検出区
間T1の経過後に測距動作を実行し得る。
上述のステップ5P3−3P4−3P5−3P3の演算
ループを介して区間T1の計時動作を実行している間に
、ステップSP3において雑音光パルスLNが受光回路
13A、13B・・・・・・のいずれか1つに到来した
ことを検出すると、CPU41はステップSP3におい
て肯定結果を得てステップ5PIIに移って雑音検出フ
ラグFLAGが論理「0」であるか否かの判断をする。
ここで雑音検出フラグFLAGは、初期状態においては
論理「0」に設定されており、従ってCPU41は当該
プログラムが開始した後、最初の雑音光パルスLNが発
生した時、ステップ5PIlにおいて肯定結果を得て次
のステップ5P12に移る。このステップ5P12は雑
音検出フラグFLAGを強制的に論理「1」に設定する
ステップで、かくしてCPU41は当該プログラムを開
始した後、雑音光パルスLNが基準レベル■1を越えた
最初のタイミングにだけステップ5PIIにおいて肯定
結果を得ることができ、かつその後の時点においては否
定結果を得ることになる。
CPU41は続くステップ5P13において、時間演算
用レジスタ42の内容Rを雑音除去区間演算値N2に入
れ換える。ここで雑音除去区間演算値N2は、雑音除去
区間T2の間にCPU4 tがループ演算することがで
きる演算回数を表す数値で、次式、 により求められる。かくしてCPU41がN2回だけル
ープ演算を繰り返したとき雑音除去区間T2を計時でき
るようになされている。
CPU41はステップ5P13において時間演算用レジ
スタ42を雑音除去区間演算値N2に設定し終わると、
続いて上述のステップSP4に移ってステップ5P4−
3P5−3P3−SPI 1−3P4−3P5の演算ル
ープによって時間演算用レジスタ42の内容を「−1」
ずつ減算して行くようなループ演算を実行する。このこ
とはCPU41が雑音除去区間T2の時間を計時してい
る状態にあることを意味しており、やがてステップSP
5において肯定結果が得られたとき、ステップSP6に
おいて測距光パルスLDPを発生し、続いてステップS
P7において反射光パルスを取り込んで測距演算を実行
する。かくしてCPU41はステップSP8において当
該プログラムを終了する。
このようにしてCPU41は、雑音検出区間T1の間に
雑音光パルスLNが到来したときには、時間演算用レジ
スタ42に強制的に雑音除去区間演算値N2を設定する
ことによって計時時間をT1からT2に切り換える。そ
の結果雑音除去区間T2が経過した時点ts  (第1
図)において、測距光パルスLDPを発生させ(第1図
(C))、その反射光パルスRLP (第1図(B))
に基づいて測距演算をすることができる。
ここで第1図について上述したように、雑音除去区間T
2の間に受光回路13A、13B・・・・・・に到来す
る雑音光パルスLNは消滅するので、時間T2経過した
時点t、直後に到来する反射光パルスRLPには雑音光
パルスLNの影響が生じないことにより、雑音光が存在
していたとしても、その影響を受けずに測距結果を得る
ことができる。
なお上述においては、時間信号発生手段としてタイマ1
1.23の計時動作、又はCPU41のループ演算時間
TLを利用するようにしたが、これに限らず種々の構成
のものを適用しても良い。
また雑音光として測距対象の周囲にある蛍光灯などの照
明雑音及びその蛍光灯の光が測距対象及びそれ以外の物
体に反射して生ずる反射光雑音を除去するようにした実
施例について述べたが、雑音光としてはこれに限らず要
は、周期性雑音光パルスを発生する光源が測距対象の周
囲にある場合に広く適用し得る。
さらに上述の実施例においては測距方法として、三角測
距手法を用いた場合の実施例について述べたが、本発明
はこれに限らず、測距対象から反射して戻ってくる反射
光パルスに基づいて測距対象までの距離を測距する場合
に広く適用し得る。
〔発明の効果〕
以上のように本発明によれば、測距対象の周囲にたとえ
雑音光源があっても、雑音光が周期性パルスの性質をも
っているものであれば、実用上その影響を受けないで測
距動作をなし得る測距装置を容易に得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の原理を示す信号波形図、第2図は本発
明による測距装置の一実施例を示すブロック図、第3図
は本発明の他の実施例を示すブロック図、第4図は第3
図の動作を示すフローチャートである。 11・・・・・・雑音検出区間設定用タイマ、12A、
12I3・・・・・・受光素子、13A、13B・・・
・・・受光口 −路、1−7・・・・・・測距演算回路
、20・・・・・・測距光パルス発生制御回路、25・
・・・・・発光駆動回路、26・・・・・・測距光パル
ス発光素子、31・・・・・・測距光パルス発生制御回
路、41・・・・・・CPU、42・・・・・・時間演
算用レジスタ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 測距光パルス発生手段から発射された測距光パルスを測
    距対象によつて反射させ、当該反射光パルスを受光手段
    において受光し、上記反射光パルスに基づいて上記測距
    対象までの距離を測距する測距装置において、 雑音光源から発生される周期性雑音光パルスの周期に対
    応する時間幅をもつ雑音検出区間を表す第1の時間信号
    を発生する第1の時間信号発生手段と、 上記第1の時間信号発生手段において上記第1の時間信
    号が発生されている間に上記受光手段が上記雑音光パル
    スを受光したとき、雑音除去区間を表す第2の時間信号
    を発生する第2の時間信号発生手段と、 上記第1の時間信号の上記雑音検出区間の間に上記雑音
    光パルスを受けたとき、上記第2の時間信号を発生して
    当該雑音除去区間が経過した時点において上記測距光パ
    ルス発生手段を駆動して上記測距光パルスを発生させ、
    又は上記第1の時間信号の上記雑音検出区間の間に上記
    第2の時間信号が発生しなかつたとき、上記第1の時間
    信号の上記雑音検出区間が経過した時点において上記測
    距光パルス発生手段を駆動して上記測距光パルスを発生
    させる測距光パルス発生制御手段と を具えることを特徴とする測距装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006171006A (ja) * 2004-12-16 2006-06-29 Hilti Ag パルスレーザ測距装置およびその測定方法

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