JP2005167703A - 光電スイッチの検出方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】従来のように複雑で高価な検出回路を前提としなくとも、すなわち安価な検出回路を使用する場合であっても、外乱等による検出誤動作を防止できる光電スイッチの検出方法を提供することを課題とする。
【解決手段】第1の投光パルス〜第nの投光パルスまでの複数の投光パルスを検出物に投光する投光部13と、その複数の投光パルスの前記検出物からのはね返りによる反射波である第1の受光パルス〜第nの受光パルスまでの複数の受光パルスを受光する受光部15と、を備える光電スイッチにおける検出物の検出方法であって、前記複数の投光パルスの各光量レベル値の少なくとも1つは異なる数値であり、前記複数の投光パルスの投光順の各光量レベル値の比率と、前記複数の受光パルスの受光順の各光量レベル値の比率が全て一致すれば、前記検出物を検出有りと判断するステップを含む。
【選択図】 図1


Description

本発明は、投光部から投光パルスを検出物に投光し、検出物によってはね返った投光パルスを受光部で受光することにより検出物の有無を検出する光電スイッチに関し、詳しくは投光部から変調した投光パルスを投光する光電スイッチの検出方法に関する。
この種の光電スイッチは、例えば特許文献1に開示されている技術が既に知られている。この技術では、光電スイッチは投光部と受光部を備えて、投光部が投光パルスを検出物に投光し、その検出物によってはね返った投光パルス(受光パルス)を受光部で受光することによって、検出物の有無を検出する構成である。またこの光電スイッチは、投光パルスを投光するタイミングと、受光パルスを受光するタイミングとのタイミングの一致を検出しており、それらのタイミングが一致していないと、即ち同期していないと、受光パルスの受光を検知しない構成であり、外乱等による検出誤動作の防止を図っている。
特開昭63−263917号公報
しかしながら、上述した光電スイッチでは、投光パルスと受光パルスとの同期を検出する同期検出回路が必要であるため回路構成が複雑となりコスト高となっていた。
本発明は、このような課題を解決しようとするもので、その目的は、従来のように複雑で高価な検出回路を前提としなくとも、すなわち安価な検出回路を使用する場合であっても、外乱等による検出誤動作を防止できる光電スイッチの検出方法を提供することである。
本発明は、上記の目的を達成するためのものであって、以下のように構成されている。
請求項1に記載の発明は、第1の投光パルス〜第nの投光パルスまでの複数の投光パルスを検出物に投光する投光部と、その複数の投光パルスの前記検出物からのはね返りによる反射波である第1の受光パルス〜第nの受光パルスまでの複数の受光パルスを受光する受光部と、を備える光電スイッチにおける検出物の検出方法であって、前記複数の投光パルスの各光量レベル値の少なくとも1つは異なる数値であり、前記複数の投光パルスの投光順の各光量レベル値の比率と、前記複数の受光パルスの受光順の各光量レベル値の比率が全て一致すれば、前記検出物を検出有りと判断するステップを含む構成である。この構成によれば、外乱による複数のパルスの各光量レベルは略同一値であり、投光部からの複数の投光パルスの各光量レベルの少なくとも1つは異なる数値である。したがって、外乱によるパルスであるかまたは投光パルスの反射波である受光パルスであるかを判別でき真に検出物を検出できる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の光電スイッチにおける検出物の検出方法であって、前記複数の投光パルスを第1の所定の時間ごとに投光するとともに、その複数の投光パルスから構成される投光パルス群を第2の所定の時間ごとに繰り返し投光し、その投光パルス群の複数の投光パルスが前記検出物からのはね返りの反射波である複数の受光パルスから構成される受光パルス群を繰り返し受光し、投光パルス群とその対応する反射波である受光パルス群において各パルス群ごとに前記検出物の有無の判断を繰り返すステップを含む構成である。この構成によれば、投光パルス群を複数投光するため、各投光パルス群ごとに検出物の有無を判断できるため、検出精度を向上できる。
請求項3に記載の発明は、請求項1に記載の光電スイッチにおける検出物の検出方法であって、前記複数の投光パルスの各々の投光開始時刻は、第1の投光パルスの投光開始時刻に対して各々所定の時刻間隔とし、前記複数の投光パルスの投光順の各光量レベル値の比率と、前記複数の受光パルスの受光順の各光量レベル値の比率とが全て一致するとともに、前記第1の投光パルスから他の全ての投光パルスの各々の投光開始時刻の各時刻間隔の比率と、前記第1の受光パルスから他の全ての受光パルスの各々の受光開始時刻の各時刻間隔の比率とが全て一致すれば、前記検出物を検出有りと判断するステップを含む構成である。そのため、外乱による複数のパルスにおける各パルス間の投光開始時刻間隔は略同一であり、投光部からの複数の投光パルスにおける各パルス間の投光開始時刻間隔は異なる数値である。したがって、外乱によるパルスであるかまたは投光パルスの反射波である受光パルスであるかを判別でき真に検出物を検出できる。
請求項4に記載の発明は、請求項1に記載の光電スイッチにおける検出物の検出方法であって、前記複数の投光パルスの各々の投光終了時刻は、第1の投光パルスの投光終了時刻に対して各々所定の時刻間隔とし、前記複数の投光パルスの投光順の各光量レベル値の比率と、前記複数の受光パルスの受光順の各光量レベル値の比率とが全て一致するとともに、前記第1の投光パルスから他の全ての投光パルスの各々の投光終了時刻の各時刻間隔の比率と、前記第1の受光パルスから他の全ての受光パルスの各々の受光終了時刻の各時刻間隔の比率とが全て一致すれば、前記検出物を検出有りと判断するステップを含む構成である。そのため、外乱による複数のパルスにおける各パルス間の投光終了時刻間隔は略同一であり、投光部からの複数の投光パルスにおける各パルス間の投光終了時刻間隔は異なる数値である。したがって、外乱によるパルスであるかまたは投光パルスの反射波である受光パルスであるかを判別でき真に検出物を検出できる。
請求項5に記載の発明は、請求項3または4のいずれか1項に記載の光電スイッチにおける検出物の検出方法であって、前記複数の投光パルスから構成される投光パルス群を第2の所定の時間ごとに繰り返し投光し、その投光パルス群の複数の投光パルスが前記検出物からのはね返りの反射波である複数の受光パルスから構成される受光パルス群を繰り返し受光し、投光パルス群とその対応する反射波である受光パルス群において各パルス群ごとに前記検出物の有無の判断を繰り返すステップを含む構成である。この構成によれば、投光パルス群を複数投光するため、各投光パルス群ごとに検出物の有無を判断できるため、検出精度を向上できる。
以下、本発明を実施するための最良の形態を、図面を用いて説明する。
(実施例1)
図1は、光電スイッチ10の内部構成図である。また図2は、図1に記載の光電スイッチ30の投光部13から検出物へ投光する投光パルスと、その投光パルスの検出物へのはね返りにより受光部15が受光する受光パルスとを用いて検出物を検出する方法について説明する図である。
まず図1に示すように、光電スイッチ10は、制御部11を備えており、その制御部11は、駆動部12、増幅部14、記憶部16、出力部17と各々接続してある。また駆動部12は更に投光部13と、増幅部14は更に受光部15と各々接続してある。このように光電スイッチ10は、制御部11、駆動部12、投光部13、増幅部14、受光部15、記憶部16、出力部17とで主に構成されている。以下に、その各構成機器について説明する。
光電スイッチ10の制御部11は、記憶部16に記憶の制御プログラムによって駆動部12を介して第1の投光パルス〜第nの投光パルス(nは2以上の整数)までの複数の投光パルスから構成される投光パルス群を投光部13から検出物へ投光している。この投光パルス群は、第2の所定の時間(図2において、T2)ごとに、第1の投光パルス群P1、第2の投光パルス群P2、第3の投光パルス群P3、…繰り返し投光されている。なお、これらの各投光パルス群P1、P2、P3、即ち各投光パルスS11、S12、S13、S21、S22、S23、S31、S32、S33は、投光部13に図示しない発光素子(例えば、赤外発光ダイオード)により発せられている。
そのため投光部13から投光パルスが投光されて、投光部13の投光先に検出物が存在していれば、投光パルスはその検出物によってはね返り、そのはね返りによる反射波が受光パルスとなって受光部15の図示しない受光素子(例えば、フォトトランジスタ)によって受光される。なお、この投光パルスを複数投光すると、それら投光された各投光パルスの各光量レベルと、その反射波である各受光パルスの各受光レベルは概ね比例関係となる。
即ち、例えば第1の投光パルス群P1の各投光パルスS11、S12、S13の各光量レベルが「V、2V、3V」であれば、第1の受光パルス群Q1の各受光パルスR11、R12、R13の各光量レベルは「αV、2αV、3αV」となる。また各投光パルスS11、S12、S13、S21、S22、S23、S31、S32、S33の各時間間隔と各受光パルスR11、R12、R13、R21、R22、R23、R31、R32、R33の各時間間隔は、各投光パルスの反射波が各受光パルスであるためそれぞれ一致する。
そして制御部11は、記憶部16に記憶の制御プログラムによって、受光パルス群の各受光パルスを増幅部14を介して読み込むとともに、投光パルス群における各投光パルスの投光順の各光量レベルの比率と、受光パルス群における各受光パルスの受光順の各光量レベルの比率が全て一致しているか否かを判断する。即ち制御部11は、例えば第1の投光パルス群における第1の投光パルスS11と第2の投光パルスS12と第3の投光パルスS13の各光量レベルの比率と、第1の受光パルス群Q1における第1の受光パルスR11と第2の受光パルスR12と第3の受光パルスR13の各光量レベルの比率が第1のパルスどうし、第2のパルスどうし、第3のパルスどうしで全て一致しているか否かを判断する。なお、この判断を、以下「パルス光量レベルの判断」と記す。そして制御部11は、全て一致している場合のみ出力部17を介して外部へ信号(例えば、パルス信号)出力をする。このようにして制御部11は、投光パルス群の各投光パルスと受光パルス群の各受光パルスにより検出物の有無を検出可能である。
つづいて、検出物の有無を判断する方法を、下記(1)〜(3)に記す異なる場合ごとにそれぞれ個別に説明する。なお、本実施例では各投光パルス群P1、P2、P3の第1の投光パルス〜第nの投光パルスまでの複数の投光パルスを第1の所定の時間(図2において、T1)で投光している。なお複数の投光パルスの例として実施例1と同様にn=3の場合を例に示す。したがって、その反射波である各受光パルス群Q1、Q2、Q3の第1の受光パルス〜第3の受光パルスまでの複数の受光パルスも第1の所定の時間(図2において、T1)で繰り返し受光している。また、いずれの場合も、投光部13→受光部15→制御部11→出力部17の各部が実行する処理に沿って順に説明する。
(1)検出物は存在しており、投光パルスと受光パルスの各パルスの光量レベルの比率が全て一致し、検出物を有りと判断する場合
この場合は、図2における第1の投光パルス群P1とその反射波である第1の受光パルス群Q1の記載が該当する。
図示するように、第1の投光パルス群P1は、検出物が有りの状態で投光されており、その各投光パルスS11、S12、S13の各光量レベルは、第1の投光パルスS11では「V」、第2の投光パルスS12では「2V」、第3の投光パルスS13では「3V」であり異なる数値である。
そして検出物からのはね返りによる第1の受光パルス群Q1の各受光パルスR11、R12、R13の各光量レベルは、第1の受光パルスR11では「αV」、第2の受光パルスR12では「2αV」、第3の受光パルスR13では「3αV」となっている。
次に制御部11は、各投光パルスS11、S12、S13と各受光パルスR11、R12、R13において「パルス光量レベルの判断」を実行する。これにより制御部11は、第1の投光パルスS11、第2の投光パルスS12、第3の投光パルスS13の各光量レベルの比率を順に「1」:「2」:「3」と判断する。同様に制御部11は、第1の受光パルスR11、第2の受光パルスR12、第3の受光パルスR13の各光量レベルの比率を「1」:「2」:「3」と判断する。そして制御部11は、どちらの比率も「1」:「2」:「3」であるため、制御部11は第1パルス〜第3パルスの投光パルスと受光パルスとの光量レベルの比率は全て一致していると判断する。このように制御部11は、全て一致していると判断した場合、検出物を有りと判断し出力部17から信号出力する。
このように異なる光量レベルで複数の投光パルスS11、S12、S13を検出物へ投光し、その反射波である複数の受光パルスR11、R12、R13を受光して、投光パルスS11、S12、S13と受光パルスR11、R12、R13との各光量レベルの比率が全て一致したときのみ検出物を有りと判断するために、外乱等による検出誤動作を防止することができる。なぜなら外乱によるパルスを受光部15が複数受光した場合、その複数の受光パルスにおける各光量レベルは同一であることが多い。そのため投光パルスの各光量レベルが同一でないために、外乱によるパルスであるかまたは投光パルスの反射波である受光パルスであるかを判別でき真に検出物を検出できる。
(2)検出物は存在してあるが、投光パルスと受光パルスの各パルスの光量レベルの比率が一致しておらず、検出物を無しと判断する場合
この場合は、図2における第2の投光パルス群P1とその反射波である第2の受光パルス群Q2の記載が該当する。
図示するように、第2の投光パルス群P2は、検出物が有りの状態で投光されており、その各投光パルスS21、S22、S23の各光量レベルは、前述した各投光パルスS11、S12、S13の各光量レベルと同じであるため説明は省略する。そして検出物からのはね返りによる第2の受光パルス群Q2の各受光パルスR21、R22、R23の各光量レベルは、第1の受光パルスR21では「αV」、第2の受光パルスR22では「3αV」、第3の受光パルスR23では「3αV」となっている。ここで、本来なら第2の受光パルスR22では「2αV」となるはずだが、外乱等の影響により、例えば「3αV」となった例である。
次に制御部11は各投光パルスS21、S22、S23と各受光パルスR21、R22、R23において「パルス光量レベルの判断」を実行する。これにより制御部11は、第1の投光パルスS21、第2の投光パルスS22、第3の投光パルスS23の各光量レベルの比率を順に「1」:「2」:「3」と判断する。同様に制御部11は、第1の受光パルスR21、第2の受光パルスR22、第3の受光パルスR23の各光量レベルの比率を「1」:「3」:「3」と判断する。したがって制御部11は、投光パルスの比率が「1」:「2」:「3」であるが、受光パルスの比率が「1」:「3」:「3」であるため、第1のパルスと第3のパルスの光量レベルは一致しているが、第2のパルスの光量レベルは不一致と判断する。そして制御部11は、不一致が1つでもあると判断した場合、検出物を無しと判断し出力部17から信号出力しない。
(3)検出物は存在していないため、投光パルスと受光パルスの各パルスの光量レベルの比率が一致しておらず、検出物を無しと判断する場合
この場合は、図2における第3の投光パルス群P3の記載が該当する。
図示するように、第3の投光パルス群P3は、検出物が無しの状態で投光されており、その各投光パルスS31、S32、S33の各光量レベルは、前述した各投光パルスS11、S12、S13の各光量レベルと同じであるため説明は省略する。そして検出物からのはね返りによる第3の受光パルス群Q3の各受光パルスR31、R32、R33の各光量レベルは、検出物が無くはね返りが無いため、各光量レベルとも全て「0」である。
次に制御部11は各投光パルスS31、S32、S33と各受光パルスR31、R32、R33において「パルス光量レベルの判断」を実行する。これにより制御部11は、第1の投光パルスS31、第2の投光パルスS32、第3の投光パルスS33の各光量レベルの比率を順に「1」:「2」:「3」と判断する。同様に制御部11は、第1の受光パルスR31、第2の受光パルスR32、第3の受光パルスR33の各光量レベルの比率を「0」:「0」:「0」と判断する。したがって制御部11は、投光パルスの比率が「1」:「2」:「3」であるが、受光パルスの比率が「0」:「0」:「0」であるため、第1のパルスから第3のパルスの光量レベルは全て不一致と判断する。このように制御部11は、不一致が1つでもあると判断した場合、検出物を無しと判断し出力部17から信号出力しない。
なお、本実施例の場合、各投光パルス群P1、P2、P3には第1の投光パルス〜第3の投光パルスまでの3パルスを第1の所定の時間(T1)で投光する構成である。そのため制御部11は、第1の受光パルス群Q1の第1の第1の受光パルスR11〜第3の受光パルスR13を受光後、第2の受光パルス群Q2の第1の受光パルスR21を第1の受光パルス群Q1の第4の受光パルスと認識しないようにしなければならない。したがって上述した各所定の時間(T1、T2)には、例えば「3T1<T2」の時間関係を必要とし、制御部11は第1の受光パルスR11を受光後に計時を開始し「T2」時間以内の受光パルスのみを同一パルス群のパルスと認識している。
(実施例2)
つづいて、本発明の実施例2を、図3を用いて説明する。
この実施例2は、既に説明した実施例1の構成(「パルス光量レベルの判断」する構成)に、さらに同一投光パルス群における第1の投光パルスの投光開始時刻から他の全ての投光パルスの投光開始時刻までの各時刻間隔の比率と、同一受光パルス群における第1の受光パルスの受光開始時刻から他の全ての受光パルスの受光開始時刻までの各時刻間隔の比率が一致しているか否かを判断(以下、この判断を「パルス時刻間隔の判断」)する構成を追加している。そのため、本実施例では図示するように、投光部13は各投光パルス群P10、P20、P30、P40の第1の投光パルス〜第nの投光パルスまでの複数の投光パルスを第1の投光パルスに対して各々所定の時刻間隔で投光している。
なお複数の投光パルスの例として実施例1と同様にn=3の場合を例に示す。また、この所定の時刻間隔とは、各投光パルス群P10、P20、P30、P40に含まれるそれぞれの第2の投光パルスS120、S220、S320、S420を、それぞれの第1の投光パルスS110、S210、S310、S410から、例えば第1の所定の時間(図3において、T1)ごとに投光し、またそれぞれの第3の投光パルスS130、S230、S330、S430を、それぞれの第1の投光パルスS110、S210、S310、S410に対し第1の所定の時間の3倍の時間(図3において、3T1)ごとに投光する時刻間隔である。
したがって、その反射波である各受光パルス群Q10、Q20、Q40の第1の受光パルス〜第3の受光パルスまでの複数の受光パルスも所定の時刻間隔で繰り返し受光している。このような構成で検出物を検出するため、実施例2は実施例1と比較して検出物の検出精度が向上している。そして、以下の説明にあたっては、実施例1と同一もしくは均等な機器には、図面において同一符号を付すことで、重複する説明は省略する。
また、実施例1の記載と同様に、検出物の有無を判断する方法を、下記(1)〜(4)に記す異なる場合ごとにそれぞれ個別に説明する。また、いずれの場合も、投光部13→受光部15→制御部11→出力部17の各部が実行する処理に沿って順に説明する。
(1)検出物は存在しており、投光パルスと受光パルスの各パルスの光量レベルの比率と各パルスの投光開始時刻の時刻間隔の比率が全て一致し、検出物を有りと判断する場合
この場合は、図3における第1の投光パルス群P10とその反射波である第1の受光パルス群Q10の記載が該当する。
図示するように、第1の投光パルス群P10は、検出物が有りの状態で投光されており、その各投光パルスS110、S120、S130の各光量レベルは、第1の投光パルスS110では「V」、第2の投光パルスS120では「2V」、第3の投光パルスS130では「3V」であり異なる数値である。そして検出物からのはね返りによる第1の受光パルス群Q1の各受光パルスR110、R120、R130の各光量レベルは、第1の受光パルスR110では「αV」、第2の受光パルスR120では「2αV」、第3の受光パルスR130では「3αV」となっている。
まず制御部11は、各投光パルスS110、S120、S130と各受光パルスR110、R120、R130において「パルス光量レベルの判断」を実行する。これにより制御部11は、第1の投光パルスS110、第2の投光パルスS120、第3の投光パルスS130の各光量レベルの比率を順に「1」:「2」:「3」と判断する。同様に制御部11は、第1の受光パルスR110、第2の受光パルスR120、第3の受光パルスR130の各光量レベルの比率を「1」:「2」:「3」と判断する。そして制御部11は、どちらの比率も「1」:「2」:「3」であるため、制御部11は第1パルス〜第3パルスの投光パルスと受光パルスとの光量レベルの比率は全て一致していると判断する。
また図示するように、第1の投光パルス群P10の、第1の投光パルスS110から他の全ての投光パルス(第2の投光パルスS120、第3の投光パルスS130)までの投光開始時刻の時刻間隔は、順に「T1」、「3T1」となっている。また第1の受光パルス群Q10の、第1の受光パルスR110から他の全ての受光パルス(第2の受光パルスR120、第3の受光パルスR130)までの受光開始時刻の時刻間隔は、順に「T1」、「3T1」となっている。
次に制御部11は、各投光パルスS110、S120、S130において「パルス時刻間隔の判断」を実行する。これにより制御部11は、第1の投光パルスS110の投光開始時刻から第2の投光パルスS120までの投光開始時刻の時刻間隔と第1の投光パルスS110の投光開始時刻から第3の投光パルスS130までの投光開始時刻の時刻間隔の比率を順に「1」:「3」と判断する。また同様に制御部11は、各受光パルスR110、R120、R130において「パルス時刻間隔の判断」を実行する。これにより制御部11は、第1の受光パルスR110の投光開始時刻から第2の受光パルスR120までの受光開始時刻の時刻間隔と第1の受光パルスR110の受光開始時刻から第3の受光パルスR130までの受光開始時刻の時刻間隔の比率を順に「1」:「3」と判断する。これにより制御部11は、どちらの比率も「1」:「3」であるため、制御部11は第1パルス〜第3パルスの投光開始時刻の時刻間隔と受光開始時刻の時刻間隔の比率は全て一致していると判断する。
したがって制御部11は、「パルス光量レベルの判断」と「パルス時刻間隔の判断」が共に全て一致していると判断しており、検出物を有りと判断し出力部17から信号出力する。
このようにパルスの光量レベルだけでなくパルスの時刻間隔をも検出し、それらが全て一致したときのみ検出物を有りと判断するために、外乱等による検出誤動作をさらに防止することができる。なぜなら外乱によるパルスを受光部15が複数受光した場合、その複数の受光パルスを受光する時刻間隔は同一となることが多い。したがって投光パルスの投光開始時刻の時刻間隔を同一時刻間隔にしていないために、外乱によるパルスであるかまたは投光パルスの反射波である受光パルスであるかを判別でき真に検出物を検出できる。
(2)検出物は存在してあるが、投光パルスと受光パルスの各パルスの投光開始時刻の時刻間隔の比率は全て一致しているが、各パルスの光量レベルの比率が一致しておらず、検出物を無しと判断する場合
この場合は、図3における第2の投光パルス群P20とその反射波である第2の受光パルス群Q20の記載が該当する。
図示するように、第2の投光パルス群P20は、検出物が有りの状態で投光されており、その各投光パルスS210、S220、S230の各光量レベルは、前述した各投光パルスS110、S120、S130の各光量レベルと同じであるため説明は省略する。また検出物からのはね返りによる第2の受光パルス群Q20の各受光パルスR210、R220、R230の各光量レベルは、第1の受光パルスR210では「αV」、第2の受光パルスR220では「3αV」、第3の受光パルスR230では「3αV」となっている。なお、本来なら第2の受光パルスR220では「2αV」となるはずだが、外乱等の影響により、例えば「3αV」となった例である。
まず制御部11は、各投光パルスS210、S220、S230と各受光パルスR210、R220、R230において「パルス光量レベルの判断」を実行する。これにより制御部11は、第1の投光パルスS210、第2の投光パルスS220、第3の投光パルスS230の各光量レベルの比率を順に「1」:「2」:「3」と判断する。同様に制御部11は、第1の受光パルスR210、第2の受光パルスR220、第3の受光パルスR230の各光量レベルの比率を「1」:「3」:「3」と判断する。したがって制御部11は、投光パルスの比率が「1」:「2」:「3」であるが、受光パルスの比率が「1」:「3」:「3」であるため、第1のパルスと第3のパルスの投光パルスと受光パルスの光量レベルの比率は一致しているが、第2のパルスの投光パルスと受光パルスの光量レベルの比率は不一致と判断する。
また図示するように、第1の投光パルス群P20の、第1の投光パルスS210から他の全ての投光パルス(第2の投光パルスS220、第3の投光パルスS230)までの投光開始時刻の時刻間隔は、順に「T1」、「3T1」となっている。また第1の受光パルス群Q20の、第1の受光パルスR210から他の全ての受光パルス(第2の受光パルスR220、第3の受光パルスR230)までの受光開始時刻の時刻間隔は、順に「T1」、「3T1」となっている。
次に制御部11は、各投光パルスS210、S220、S230において「パルス時刻間隔の判断」を実行する。これにより制御部11は、第1の投光パルスS210の投光開始時刻から第2の投光パルスS220までの投光開始時刻の時刻間隔と第1の投光パルスS210の投光開始時刻から第3の投光パルスS230までの投光開始時刻の時刻間隔の比率を順に「1」:「3」と判断する。また同様に制御部11は、各受光パルスR210、R220、R230において「パルス時刻間隔の判断」を実行する。これにより制御部11は、第1の受光パルスR210の投光開始時刻から第2の受光パルスR220までの受光開始時刻の時刻間隔と第1の受光パルスR210の受光開始時刻から第3の受光パルスR230までの受光開始時刻の時刻間隔の比率を順に「1」:「3」と判断する。これにより制御部11は、どちらの比率も「1」:「3」であるため、制御部11は第1パルス〜第3パルスの投光開始時刻の時刻間隔と受光開始時刻の時刻間隔の比率は全て一致していると判断する。
したがって制御部11は、「パルス光量レベルの判断」は不一致であり、「パルス時刻間隔の判断」は一致であると判断しており、検出物を無しと判断し出力部17から信号出力しない。
(3)検出物は存在していないため、投光パルスと受光パルスの各パルスの投光開始時刻の時刻間隔の比率および光量レベルの比率が一致しておらず、検出物を無しと判断する場合
この場合は、図3における第3の投光パルス群P20の記載が該当する。
図示するように、第3の投光パルス群P30は、検出物が無しの状態で投光されており、その各投光パルスS310、S320、S330の各光量レベルは、前述した各投光パルスS110、S120、S130の各光量レベルと同じであるため説明は省略する。また検出物からのはね返りによる第3の受光パルス群Q30の各受光パルスR310、R320、R330の各光量レベルは、検出物が無くはね返りが無いため、各光量レベルとも全て「0」である。
まず制御部11は、各投光パルスS310、S320、S330と各受光パルスR310、R320、R330において「パルス光量レベルの判断」を実行する。これにより制御部11は、第1の投光パルスS310、第2の投光パルスS320、第3の投光パルスS330の各光量レベルの比率を順に「1」:「2」:「3」と判断する。同様に制御部11は、第1の受光パルスR310、第2の受光パルスR320、第3の受光パルスR330の各光量レベルの比率を「0」:「0」:「0」と判断する。したがって制御部11は、投光パルスの比率が「1」:「2」:「3」であるが、受光パルスの比率が「0」:「0」:「0」であるため、第1のパルスから第3のパルスの光量レベルは全て不一致と判断する。
また図示するように、第1の投光パルス群P30の、第1の投光パルスS310から他の全ての投光パルス(第2の投光パルスS320、第3の投光パルスS330)までの投光開始時刻の時刻間隔は、順に「T1」、「3T1」となっている。また第1の受光パルス群Q30の、第1の受光パルスR310から他の全ての受光パルス(第2の受光パルスR320、第3の受光パルスR330)までの受光開始時刻の時刻間隔は、受光パルスが存在しないために、全て「0」である。
次に制御部11は、各投光パルスS310、S320、S330において「パルス時刻間隔の判断」を実行する。これにより制御部11は、第1の投光パルスS310の投光開始時刻から第2の投光パルスS320までの投光開始時刻の時刻間隔と第1の投光パルスS310の投光開始時刻から第3の投光パルスS330までの投光開始時刻の時刻間隔の比率を順に「1」:「3」と判断する。また同様に制御部11は、各受光パルスR310、R320、R330において「パルス時刻間隔の判断」を実行する。これにより制御部11は、第1の受光パルスR310の投光開始時刻から第2の受光パルスR320までの受光開始時刻の時刻間隔と第1の受光パルスR310の受光開始時刻から第3の受光パルスR330までの受光開始時刻の時刻間隔の比率を共に「0」と判断する。これにより制御部11は、投光パルスの比率が「1」:「3」でであるが、受光パルスの比率が「0」:「0」であるため、第1パルス〜第3パルスの投光開始時刻の時刻間隔と受光開始時刻の時刻間隔の比率は全て不一致と判断する。
したがって制御部11は、「パルス光量レベルの判断」および「パルス時刻間隔の判断」は共に不一致であると判断しており、検出物を無しと判断し出力部17から信号出力しない。
(4)検出物は存在してあるが、投光パルスと受光パルスの各パルスの光量レベルの比率は全て一致しているが、各パルスの投光開始時刻の時刻間隔の比率が一致しておらず、検出物を無しと判断する場合
この場合は、図3における第4の投光パルス群P40とその反射波である第4の受光パルス群Q40の記載が該当する。
図示するように、第4の投光パルス群P40は、検出物が有りの状態で投光されており、その各投光パルスS410、S420、S430および各受光パルスR410、R420、R430の各光量レベルは、前述した各投光パルスS110、S120、S130およびR110、R120、R130の各光量レベルと同じであるため説明は省略する。
まず制御部11は、各投光パルスS410、S420、S430と各受光パルスR410、R420、R430において「パルス光量レベルの判断」を実行する。これにより制御部11は、第1の投光パルスS410、第2の投光パルスS420、第3の投光パルスS430の各光量レベルの比率を順に「1」:「2」:「3」と判断する。同様に制御部11は、第1の受光パルスR410、第2の受光パルスR420、第3の受光パルスR430の各光量レベルの比率を「1」:「2」:「3」と判断する。したがって制御部11は、どちらの比率も「1」:「2」:「3」であるため、制御部11は第1のパルス〜第3のパルスの投光パルスと受光パルスの光量レベルの比率は全て一致していると判断する。
また図示するように、第1の投光パルス群P40の、第1の投光パルスS410から他の全ての投光パルス(第2の投光パルスS420、第3の投光パルスS430)までの投光開始時刻の時刻間隔は、順に「T1」、「3T1」となっている。また第1の受光パルス群Q40の、第1の受光パルスR410から他の全ての受光パルス(第2の受光パルスR420、第3の受光パルスR430)までの受光開始時刻の時刻間隔は、順に「T1」、「2T1」となっている。なお、本来なら第3の受光パルスR430では「3T1」となるはずだが、外乱等の影響により、例えば「2T1」となった例である。
次に制御部11は、各投光パルスS410、S420、S430において「パルス時刻間隔の判断」を実行する。これにより制御部11は、第1の投光パルスS410の投光開始時刻から第2の投光パルスS420までの投光開始時刻の時刻間隔と第1の投光パルスS410の投光開始時刻から第3の投光パルスS430までの投光開始時刻の時刻間隔の比率を順に「1」:「3」と判断する。また同様に制御部11は、各受光パルスR410、R420、R430において「パルス時刻間隔の判断」を実行する。これにより制御部11は、第1の受光パルスR410の投光開始時刻から第2の受光パルスR420までの受光開始時刻の時刻間隔と第1の受光パルスR410の受光開始時刻から第3の受光パルスR430までの受光開始時刻の時刻間隔の比率を順に「1」:「2」と判断する。これにより制御部11は、第1パルスから第2パルスの投光開始時刻と受光開始時刻の時刻間隔の比率は一致していると判断するが、第1パルスから第3パルスの投光開始時刻と受光開始時刻の時刻間隔の比率は不一致と判断する。
したがって制御部11は、「パルス光量レベルの判断」は一致であり、「パルス時刻間隔の判断」は不一致であると判断しており、検出物を無しと判断し出力部17から信号出力しない。
なお、本実施例の場合、各投光パルス群P10、P20、P30、P40には第1の投光パルス〜第3の投光パルスまでの3パルスを所定の時刻間隔で投光する構成である。
そのため制御部11は、第1の投光パルス群P10における第1の投光パルスS110〜第3の投光パルスS130を、第2の投光パルス群P20の第1の投光パルスS210を投光するまでに投光しなければならない。したがって上述した各所定の時間(T1、T2)には、例えば「3T1+A<T2」の時間関係を必要としている。なお、この「A」時間長は、各投光パルスが投光されている時間を表している。
上述した内容は、あくまでも本発明の一実施の形態に関するものであって、本発明が上記内容に限定されることを意味するものではない。
実施例1では、各投光パルス群P1〜P4のそれぞれの第1の投光パルス、それぞれの第2の投光パルス、それぞれの第3の投光パルスの光量レベルが同じである例を説明したが、これに限定されるものでなく、異なっていてもよい。例えば、第1の投光パルス群P1の各投光パルスS11〜S13の光量レベルを「V」、「2V」、「3V」とした場合、第2の投光パルス群P2の各投光パルスS21〜S23の光量レベルを「2V」、「3V」、「V」等にしてもよい。また実施例2も同様である。
また各実施例では、複数の投光パルスとして、n=3の例を説明したが、これに限定されるものでなく、n=4でも構わない。その場合には、例えば実施例1での時間関係は「4T1<T2」となり、実施例2での時間関係は「6T1+A<T2」となる。
また実施例2では、第1の投光パルスの投光開始時刻に対する他の全ての投光パルスの投光開始時刻までの時刻間隔の比率と、第1の受光パルスの受光開始時刻に対する他の全ての受光パルスの受光開始時刻までの時刻間隔の比率とが全て一致するか否かを判断する構成を例に示したが、これに限定されるものえなく、例えば第1の投光パルスの投光終了時刻に対する他の全ての投光パルスの投光終了時刻までの時刻間隔の比率と、第1の受光パルスの受光終了時刻に対する他の全ての受光パルスの受光終了時刻までの時刻間隔の比率とが全て一致するか否かを判断する構成でも構わない。
光電スイッチ10の内部構成図である 本発明の実施例1を説明する図である 本発明の実施例2を説明する図である
符号の説明
10 光電スイッチ
13 投光部
15 受光部

Claims (5)

  1. 第1の投光パルス〜第nの投光パルスまでの複数の投光パルスを検出物に投光する投光部と、その複数の投光パルスの前記検出物からのはね返りによる反射波である第1の受光パルス〜第nの受光パルスまでの複数の受光パルスを受光する受光部と、を備える光電スイッチにおける検出物の検出方法であって、
    前記複数の投光パルスの各光量レベル値の少なくとも1つは異なる数値であり、前記複数の投光パルスの投光順の各光量レベル値の比率と、前記複数の受光パルスの受光順の各光量レベル値の比率が全て一致すれば、前記検出物を検出有りと判断するステップを含む、光電スイッチにおける検出物の検出方法。
  2. 前記複数の投光パルスを第1の所定の時間ごとに投光するとともに、その複数の投光パルスから構成される投光パルス群を第2の所定の時間ごとに繰り返し投光し、その投光パルス群の複数の投光パルスが前記検出物からのはね返りの反射波である複数の受光パルスから構成される受光パルス群を繰り返し受光し、
    投光パルス群とその対応する反射波である受光パルス群において各パルス群ごとに前記検出物の有無の判断を繰り返すステップを含む、請求項1に記載の光電スイッチにおける検出物の検出方法。
  3. 前記複数の投光パルスの各々の投光開始時刻は、第1の投光パルスの投光開始時刻に対して各々所定の時刻間隔とし、
    前記複数の投光パルスの投光順の各光量レベル値の比率と、前記複数の受光パルスの受光順の各光量レベル値の比率とが全て一致するとともに、
    前記第1の投光パルスから他の全ての投光パルスの各々の投光開始時刻の各時刻間隔の比率と、前記第1の受光パルスから他の全ての受光パルスの各々の受光開始時刻の各時刻間隔の比率とが全て一致すれば、
    前記検出物を検出有りと判断するステップを含む、請求項1に記載の光電スイッチにおける検出物の検出方法。
  4. 前記複数の投光パルスの各々の投光終了時刻は、第1の投光パルスの投光終了時刻に対して各々所定の時刻間隔とし、
    前記複数の投光パルスの投光順の各光量レベル値の比率と、前記複数の受光パルスの受光順の各光量レベル値の比率とが全て一致するとともに、
    前記第1の投光パルスから他の全ての投光パルスの各々の投光終了時刻の各時刻間隔の比率と、前記第1の受光パルスから他の全ての受光パルスの各々の受光終了時刻の各時刻間隔の比率とが全て一致すれば、
    前記検出物を検出有りと判断するステップを含む、請求項1に記載の光電スイッチにおける検出物の検出方法。
  5. 前記複数の投光パルスから構成される投光パルス群を第2の所定の時間ごとに繰り返し投光し、その投光パルス群の複数の投光パルスが前記検出物からのはね返りの反射波である複数の受光パルスから構成される受光パルス群を繰り返し受光し、
    投光パルス群とその対応する反射波である受光パルス群において各パルス群ごとに前記検出物の有無の判断を繰り返すステップを含む、請求項3または4のいずれか1項に記載の光電スイッチにおける検出物の検出方法。



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