JPS6238073Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6238073Y2 JPS6238073Y2 JP7765384U JP7765384U JPS6238073Y2 JP S6238073 Y2 JPS6238073 Y2 JP S6238073Y2 JP 7765384 U JP7765384 U JP 7765384U JP 7765384 U JP7765384 U JP 7765384U JP S6238073 Y2 JPS6238073 Y2 JP S6238073Y2
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- JP
- Japan
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- rod member
- float
- pilot valve
- valve body
- storage tank
- Prior art date
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Links
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 6
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 description 2
- 230000000903 blocking effect Effects 0.000 description 1
- 238000007599 discharging Methods 0.000 description 1
- 239000000428 dust Substances 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000000149 penetrating effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Filtering Of Dispersed Particles In Gases (AREA)
- Float Valves (AREA)
- Self-Closing Valves And Venting Or Aerating Valves (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、圧縮空気中から分離し貯槽内に集溜
したドレンを外部へ自動排出する自動ドレン排出
装置付エアフイルタに関する。
したドレンを外部へ自動排出する自動ドレン排出
装置付エアフイルタに関する。
従来、この種自動ドレン排出装置付エアフイル
タは、実公昭55−12080号公報に示される如く、
貯槽内に立設したロツド部材の上方部へ摺動自在
に外嵌配置したパイロツト弁体をフロートの上昇
により作動させて圧縮空気を排出弁に導入し、排
出弁の開作動でドレンを外部へ排出するようにし
ている。ところが、パイロツト弁体をフロートの
上昇により押し上げ作動しているため、大きな上
昇力がフロートに必要となり、フロートを大型に
設けなければならない等の欠点があつた。
タは、実公昭55−12080号公報に示される如く、
貯槽内に立設したロツド部材の上方部へ摺動自在
に外嵌配置したパイロツト弁体をフロートの上昇
により作動させて圧縮空気を排出弁に導入し、排
出弁の開作動でドレンを外部へ排出するようにし
ている。ところが、パイロツト弁体をフロートの
上昇により押し上げ作動しているため、大きな上
昇力がフロートに必要となり、フロートを大型に
設けなければならない等の欠点があつた。
本考案は、かかる欠点に鑑みなされたもので、
パイロツト弁体を作動するフロートの上昇力を軽
減してフロートを小型化し得るようにした自動ド
レン排出装置付エアフイルタを提供するものであ
る。
パイロツト弁体を作動するフロートの上昇力を軽
減してフロートを小型化し得るようにした自動ド
レン排出装置付エアフイルタを提供するものであ
る。
このため、本考案は、圧縮空気中から分離のド
レンを集溜する貯槽の下部に圧縮空気の導入によ
り開作動してドレンを外部へ排出する排出弁を設
け、貯槽内に立設したロツド部材に上方端面へ開
口して貯槽内の圧縮空気を排出弁へ導入するよう
連通路を貫設し、ロツド部材には貯槽へ集溜する
ドレン量に応じ昇降自在にフロートを外装すると
共に、略コツプ状で開口を下方に向けロツド部材
外周との間に環状遊隙を形成してロツド部材上方
部を覆被するように設けたパイロツト弁体をロツ
ド部材の上方端面へ内底に有した弁部を連通路の
開口を閉じるように当接支承して備え、フロート
とパイロツト弁体はフロートが上昇作動しパイロ
ツト弁体の略コツプ状開口縁に当接することによ
りパイロツト弁体がロツド部材とで形成される支
点を中心に連通路の開口を開く方向へ回動するよ
うに配設して成り、フロートの上昇力を軽減でき
るようにしている。
レンを集溜する貯槽の下部に圧縮空気の導入によ
り開作動してドレンを外部へ排出する排出弁を設
け、貯槽内に立設したロツド部材に上方端面へ開
口して貯槽内の圧縮空気を排出弁へ導入するよう
連通路を貫設し、ロツド部材には貯槽へ集溜する
ドレン量に応じ昇降自在にフロートを外装すると
共に、略コツプ状で開口を下方に向けロツド部材
外周との間に環状遊隙を形成してロツド部材上方
部を覆被するように設けたパイロツト弁体をロツ
ド部材の上方端面へ内底に有した弁部を連通路の
開口を閉じるように当接支承して備え、フロート
とパイロツト弁体はフロートが上昇作動しパイロ
ツト弁体の略コツプ状開口縁に当接することによ
りパイロツト弁体がロツド部材とで形成される支
点を中心に連通路の開口を開く方向へ回動するよ
うに配設して成り、フロートの上昇力を軽減でき
るようにしている。
以下、本考案の一実施例を図面に基づいて説明
する。
する。
第1図ないし第3図において、1は入口通路2
と出口通路3を有する本体で、透明の貯槽4が結
合リング5で結合されている。6は貯槽4を保護
するガードで、貯槽4を囲繞するよう設けてい
る。7はフイルタエレメントで、下端部にドレン
の飛沫を防止するバツフル板8を嵌挿し連結棒9
によつて本体1に固着させている。10は入口通
路2からの圧縮空気の流路をせばめて噴流増速さ
せると共に旋回運動を与え圧縮空気中に含まれる
湿気および汚物等ドレンを分離する羽根部材で、
本体1とフイルタエレメント7との間に挾持され
ている。11は貯槽4の下部にナツト13により
設置され圧縮空気の導入により開作動してドレン
を外部に排出する排出弁で、内部にばね22のば
ね力で弁座14へ着座した変位部材18を有する
と共に、変位部材18の一端には貯槽4内の下部
と連通し開作動により排出口20と連通する排出
室16を形成し、他端には絞り路23を介して排
出口20と連通するパイロツト室19を形成して
いる。24は棒状のロツド部材で、貯槽4内下部
に立設し上方部に半径方向に突出して案内部37
を有している。25はロツド部材24に貫設した
連通路で、貯槽4内の圧縮空気を排出弁11のパ
イロツト室19へ導入するようロツド部材24の
上方端面に開口して設けている。27はロツド部
材24に外装し貯槽4へ集溜するドレン量に応じ
ロツド部材24に沿つて昇降自在に作動するフロ
ートで、ロツド部材24が貫通する貫通孔28と
貫通孔28に連設し上面より窪み形成した窪み部
29とを有し、窪み部29はフロート27が上昇
作動しパイロツト弁体30と当接することでフロ
ート27の上昇力がパイロツト弁体30にフロー
ト27の上昇方向に対し略直角方向に付与するよ
う側面の一部を傾斜面32に形成している。さら
にフロート27は半円筒形状に設けてロツド部材
24に対し偏心して配置し、昇降時に貫通孔28
の周面の一部でロツド部材24に案内されるよう
にしている。パイロツト弁体30は略コツプ状で
開口を下方に向けロツド部材24外周との間に環
状遊隙を形成してロツド部材24上方部を覆被す
るように設けて、ロツド部材24の上方端面へ内
底に有する弁部34を連通路25の開口を閉じる
ように当接支承し、フロート27の傾斜面32が
略コツプ状開口縁に当接することにより前記ロツ
ド部材24外周との間に環状遊隙を形成する略コ
ツプ状側壁がてこ作用をしてロツド部材24の上
方端面の稜部とで形成される支点35を中心に連
通路25の開口を開く方向へ回動するように設け
ている。33はフロート27の回り止め部で、ナ
ツト13に係合してフロート27が回転しないよ
うにしている。36は排出弁11に設けた押し棒
で、手動により変位部材18を押圧するようにし
ている。
と出口通路3を有する本体で、透明の貯槽4が結
合リング5で結合されている。6は貯槽4を保護
するガードで、貯槽4を囲繞するよう設けてい
る。7はフイルタエレメントで、下端部にドレン
の飛沫を防止するバツフル板8を嵌挿し連結棒9
によつて本体1に固着させている。10は入口通
路2からの圧縮空気の流路をせばめて噴流増速さ
せると共に旋回運動を与え圧縮空気中に含まれる
湿気および汚物等ドレンを分離する羽根部材で、
本体1とフイルタエレメント7との間に挾持され
ている。11は貯槽4の下部にナツト13により
設置され圧縮空気の導入により開作動してドレン
を外部に排出する排出弁で、内部にばね22のば
ね力で弁座14へ着座した変位部材18を有する
と共に、変位部材18の一端には貯槽4内の下部
と連通し開作動により排出口20と連通する排出
室16を形成し、他端には絞り路23を介して排
出口20と連通するパイロツト室19を形成して
いる。24は棒状のロツド部材で、貯槽4内下部
に立設し上方部に半径方向に突出して案内部37
を有している。25はロツド部材24に貫設した
連通路で、貯槽4内の圧縮空気を排出弁11のパ
イロツト室19へ導入するようロツド部材24の
上方端面に開口して設けている。27はロツド部
材24に外装し貯槽4へ集溜するドレン量に応じ
ロツド部材24に沿つて昇降自在に作動するフロ
ートで、ロツド部材24が貫通する貫通孔28と
貫通孔28に連設し上面より窪み形成した窪み部
29とを有し、窪み部29はフロート27が上昇
作動しパイロツト弁体30と当接することでフロ
ート27の上昇力がパイロツト弁体30にフロー
ト27の上昇方向に対し略直角方向に付与するよ
う側面の一部を傾斜面32に形成している。さら
にフロート27は半円筒形状に設けてロツド部材
24に対し偏心して配置し、昇降時に貫通孔28
の周面の一部でロツド部材24に案内されるよう
にしている。パイロツト弁体30は略コツプ状で
開口を下方に向けロツド部材24外周との間に環
状遊隙を形成してロツド部材24上方部を覆被す
るように設けて、ロツド部材24の上方端面へ内
底に有する弁部34を連通路25の開口を閉じる
ように当接支承し、フロート27の傾斜面32が
略コツプ状開口縁に当接することにより前記ロツ
ド部材24外周との間に環状遊隙を形成する略コ
ツプ状側壁がてこ作用をしてロツド部材24の上
方端面の稜部とで形成される支点35を中心に連
通路25の開口を開く方向へ回動するように設け
ている。33はフロート27の回り止め部で、ナ
ツト13に係合してフロート27が回転しないよ
うにしている。36は排出弁11に設けた押し棒
で、手動により変位部材18を押圧するようにし
ている。
次にかかる構成の作動を説明する。
入口通路2に圧縮空気を流入すると、圧縮空気
は羽根部材10によつて噴流増速されかつ旋回運
動が与えられサイクロン効果により中に含有され
ているドレンが分離され、さらにフイルタエレメ
ント7で塵埃がろ過せられて清浄な空気となつて
出口通路3から流出し、分離されたドレンは貯槽
4の内壁に沿つて下部に集溜する。このときパイ
ロツト弁体30は自重とロツド部材24に押し付
ける圧縮空気の作用力とにより弁部34で連通路
25の開口を閉じている。ドレンの集溜によりフ
ロート27がロツド部材24に沿つて上昇作動し
フロート27の傾斜面32がパイロツト弁体30
の略コツプ状開口縁に当接することによりパイロ
ツト弁体30はロツド部材24外周との間に図示
の如き環状遊隙が形成されていると略コツプ状開
口縁に付与されるフロート27の上昇力により支
点35を中心に矢印A方向に回動し連通路25の
開口を開く。このため貯槽4内の圧縮空気が連通
路25を流れてパイロツト室19に導入され、パ
イロツト室19内の圧縮空気の作用力により変位
部材18はばね22のばね力に抗して摺動し、排
出室16と排出口20とを連通し、ドレンが排出
室16より排出口20を流れて外部に排出され
る。ドレンの排出によりフロート27が下降作動
し傾斜面32とパイロツト弁体30の略コツプ状
開口縁との当接が解かれると、パイロツト弁体3
0は自重により矢印A方向と反対方向に回動しロ
ツド部材24に押し付ける圧縮空気の作用力とに
より弁部34で連通路25の開口を閉じ、圧縮空
気のパイロツト室19への導入を遮断する。パイ
ロツト室19内に導入されている圧縮空気は絞り
路23を介して除々に外部へ排出するため、パイ
ロツト室19内の作用力はパイロツト弁体30が
連通路25の開口を閉じて直ちに降下せず排出室
16と排出口20との連通を保持し、ドレンが完
全に排出したのち変位部材18は排出室16と排
出口20とを遮断する。また、パイロツト弁体3
0がロツド部材24に対して偏心し図面右方の案
内部37と当接した状態でパイロツト弁体30に
フロート27の上昇力が付与されるとパイロツト
弁体30は案内部37とで支点を形成して支点を
中心に矢印A方向に回動して連通路25の開口を
開く。さらにまた、パイロツト弁体30がロツド
部材24の図面左方の案内部37と当接した状態
でパイロツト弁体30にフロートの上昇力が付与
されるとパイロツト弁体30は支点35を中心に
矢印A方向に回動する。
は羽根部材10によつて噴流増速されかつ旋回運
動が与えられサイクロン効果により中に含有され
ているドレンが分離され、さらにフイルタエレメ
ント7で塵埃がろ過せられて清浄な空気となつて
出口通路3から流出し、分離されたドレンは貯槽
4の内壁に沿つて下部に集溜する。このときパイ
ロツト弁体30は自重とロツド部材24に押し付
ける圧縮空気の作用力とにより弁部34で連通路
25の開口を閉じている。ドレンの集溜によりフ
ロート27がロツド部材24に沿つて上昇作動し
フロート27の傾斜面32がパイロツト弁体30
の略コツプ状開口縁に当接することによりパイロ
ツト弁体30はロツド部材24外周との間に図示
の如き環状遊隙が形成されていると略コツプ状開
口縁に付与されるフロート27の上昇力により支
点35を中心に矢印A方向に回動し連通路25の
開口を開く。このため貯槽4内の圧縮空気が連通
路25を流れてパイロツト室19に導入され、パ
イロツト室19内の圧縮空気の作用力により変位
部材18はばね22のばね力に抗して摺動し、排
出室16と排出口20とを連通し、ドレンが排出
室16より排出口20を流れて外部に排出され
る。ドレンの排出によりフロート27が下降作動
し傾斜面32とパイロツト弁体30の略コツプ状
開口縁との当接が解かれると、パイロツト弁体3
0は自重により矢印A方向と反対方向に回動しロ
ツド部材24に押し付ける圧縮空気の作用力とに
より弁部34で連通路25の開口を閉じ、圧縮空
気のパイロツト室19への導入を遮断する。パイ
ロツト室19内に導入されている圧縮空気は絞り
路23を介して除々に外部へ排出するため、パイ
ロツト室19内の作用力はパイロツト弁体30が
連通路25の開口を閉じて直ちに降下せず排出室
16と排出口20との連通を保持し、ドレンが完
全に排出したのち変位部材18は排出室16と排
出口20とを遮断する。また、パイロツト弁体3
0がロツド部材24に対して偏心し図面右方の案
内部37と当接した状態でパイロツト弁体30に
フロート27の上昇力が付与されるとパイロツト
弁体30は案内部37とで支点を形成して支点を
中心に矢印A方向に回動して連通路25の開口を
開く。さらにまた、パイロツト弁体30がロツド
部材24の図面左方の案内部37と当接した状態
でパイロツト弁体30にフロートの上昇力が付与
されるとパイロツト弁体30は支点35を中心に
矢印A方向に回動する。
かかるフロート27の上昇作動によるパイロツ
ト弁体30の作動において、フロート27に形成
の傾斜面32がパイロツト弁体30の略コツプ状
開口縁に当接することによりパイロツト弁体30
がロツド部材24とで形成の支点を中心に連通路
25の開口を開く方向へ回動するようにしている
ため、パイロツト弁体30を作動するフロート2
7の上昇力をロツド部材24外周との間に環状遊
隙を形成するパイロツト弁体30の略コツプ状側
壁がてこ作用して良好に軽減できフロート27を
小型化できる。またフロート27により直接パイ
ロツト弁体30を作動しているため、フロート2
7の上昇力の軽減を簡素な構成で設けることがで
きる。
ト弁体30の作動において、フロート27に形成
の傾斜面32がパイロツト弁体30の略コツプ状
開口縁に当接することによりパイロツト弁体30
がロツド部材24とで形成の支点を中心に連通路
25の開口を開く方向へ回動するようにしている
ため、パイロツト弁体30を作動するフロート2
7の上昇力をロツド部材24外周との間に環状遊
隙を形成するパイロツト弁体30の略コツプ状側
壁がてこ作用して良好に軽減できフロート27を
小型化できる。またフロート27により直接パイ
ロツト弁体30を作動しているため、フロート2
7の上昇力の軽減を簡素な構成で設けることがで
きる。
第4図は本考案の他の実施例を示したもので、
一実施例と同一部材については同一符号で示し異
つた部分についてのみ説明する。
一実施例と同一部材については同一符号で示し異
つた部分についてのみ説明する。
パイロツト弁体40は略コツプ状開口縁の一部
をさらに下方に突出して突出部42を設け、パイ
ロツト弁体40がロツド部材24外周との間に環
状遊隙を形成した状態でフロート43が上昇作動
し突出部42へ当接することでフロート43の上
昇力がフロート43の上昇方向と同方向にパイロ
ツト弁体40に付与され、パイロツト弁体40は
弁部34がてこ作用してロツド部材24とで形成
の支点45を中心に矢印B方向に回動して連通路
25の開口を開く。また、パイロツト弁体40が
ロツド部材24の図面左方の案内部37と当接し
た状態でパイロツト弁体40にフロート43の上
昇力が付与されると、パイロツト弁体40はロツ
ド部材24の案内部37とで支点を形成して支点
を中心に矢印B方向に回動して連通路25の開口
を開く。さらにまた、パイロツト弁体40がロツ
ド部材24の図面右方の案内部37と当接した状
態でパイロツト弁体40にフロート43の上昇力
が付与されるとパイロツト弁体40は支点45を
中心矢印B方向に回動する。このため、一実施例
と同様にパイロツト弁体40を作動するフロート
43の上昇力を良好に軽減できる。
をさらに下方に突出して突出部42を設け、パイ
ロツト弁体40がロツド部材24外周との間に環
状遊隙を形成した状態でフロート43が上昇作動
し突出部42へ当接することでフロート43の上
昇力がフロート43の上昇方向と同方向にパイロ
ツト弁体40に付与され、パイロツト弁体40は
弁部34がてこ作用してロツド部材24とで形成
の支点45を中心に矢印B方向に回動して連通路
25の開口を開く。また、パイロツト弁体40が
ロツド部材24の図面左方の案内部37と当接し
た状態でパイロツト弁体40にフロート43の上
昇力が付与されると、パイロツト弁体40はロツ
ド部材24の案内部37とで支点を形成して支点
を中心に矢印B方向に回動して連通路25の開口
を開く。さらにまた、パイロツト弁体40がロツ
ド部材24の図面右方の案内部37と当接した状
態でパイロツト弁体40にフロート43の上昇力
が付与されるとパイロツト弁体40は支点45を
中心矢印B方向に回動する。このため、一実施例
と同様にパイロツト弁体40を作動するフロート
43の上昇力を良好に軽減できる。
このように、本考案は、圧縮空気中から分離の
ドレンを集溜する貯槽の下部に圧縮空気の導入に
より開作動してドレンを外部へ排出する排出弁を
設け、貯槽内に立設したロツド部材に上方端面へ
開口して貯槽内の圧縮空気を排出弁へ導入するよ
う連通路を貫設し、ロツド部材には貯槽へ集溜す
るドレン量に応じ昇降自在にフロートを外装する
と共に、略コツプ状で開口を下方に向けロツド部
材外周との間に環状遊隙を形成してロツド部材上
方部を覆被するように設けたパイロツト弁体をロ
ツド部材の上方端面へ内底に有した弁部を連通部
の開口を閉じるように当接支承して備え、フロー
トとパイロツト弁体はフロートが上昇作動しパイ
ロツト弁体の略コツプ状開口縁に当接することに
よりパイロツト弁体がロツド部材とで形成される
支点を中心に連通路の開口を開く方向へ回動する
ように配設しているため、パイロツト弁体を作動
するフロートの上昇力を簡単な構成で軽減でき、
フロートを小型化することができ、廉価に製作で
きる等の効果を奏する。
ドレンを集溜する貯槽の下部に圧縮空気の導入に
より開作動してドレンを外部へ排出する排出弁を
設け、貯槽内に立設したロツド部材に上方端面へ
開口して貯槽内の圧縮空気を排出弁へ導入するよ
う連通路を貫設し、ロツド部材には貯槽へ集溜す
るドレン量に応じ昇降自在にフロートを外装する
と共に、略コツプ状で開口を下方に向けロツド部
材外周との間に環状遊隙を形成してロツド部材上
方部を覆被するように設けたパイロツト弁体をロ
ツド部材の上方端面へ内底に有した弁部を連通部
の開口を閉じるように当接支承して備え、フロー
トとパイロツト弁体はフロートが上昇作動しパイ
ロツト弁体の略コツプ状開口縁に当接することに
よりパイロツト弁体がロツド部材とで形成される
支点を中心に連通路の開口を開く方向へ回動する
ように配設しているため、パイロツト弁体を作動
するフロートの上昇力を簡単な構成で軽減でき、
フロートを小型化することができ、廉価に製作で
きる等の効果を奏する。
第1図は本考案の一実施例を示す自動ドレン排
出装置付エアフイルタの縦断面図、第2図は第1
図の要部拡大断面図、第3図は第2図の線−
に沿つた断面図、第4図は他の実施例を示す部分
断面図である。 4……貯槽、11……排出弁、24……ロツド
部材、25……連通路、27,43……フロー
ト、30,40……パイロツト弁体、35,45
……支点。
出装置付エアフイルタの縦断面図、第2図は第1
図の要部拡大断面図、第3図は第2図の線−
に沿つた断面図、第4図は他の実施例を示す部分
断面図である。 4……貯槽、11……排出弁、24……ロツド
部材、25……連通路、27,43……フロー
ト、30,40……パイロツト弁体、35,45
……支点。
Claims (1)
- 圧縮空気中から分離のドレンを集溜する貯槽の
下部に圧縮空気の導入により開作動してドレンを
外部へ排出する排出弁を設け、貯槽内に立設した
ロツド部材に上方端面へ開口して貯槽内の圧縮空
気を排出弁へ導入するよう連通路を貫設し、ロツ
ド部材には貯槽へ集溜するドレン量に応じ昇降自
在にフロートを外装すると共に、略コツプ状で開
口を下方に向けロツド部材外周との間に環状遊隙
を形成してロツド部材上方部を覆被するように設
けたパイロツト弁体をロツド部材の上方端面へ内
底に有した弁部を連通路の開口を閉じるように当
接支承して備え、フロートとパイロツト弁体はフ
ロートが上昇作動しパイロツト弁体の略コツプ状
開口縁に当接することによりパイロツト弁体がロ
ツド部材とで形成される支点を中心に連通路の開
口を開く方向へ回動するように配設して成る自動
ドレン排出装置付エアフイルタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7765384U JPS60189699U (ja) | 1984-05-25 | 1984-05-25 | 自動ドレン排出装置付エアフイルタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7765384U JPS60189699U (ja) | 1984-05-25 | 1984-05-25 | 自動ドレン排出装置付エアフイルタ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60189699U JPS60189699U (ja) | 1985-12-16 |
JPS6238073Y2 true JPS6238073Y2 (ja) | 1987-09-29 |
Family
ID=30620913
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7765384U Granted JPS60189699U (ja) | 1984-05-25 | 1984-05-25 | 自動ドレン排出装置付エアフイルタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60189699U (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0531359Y2 (ja) * | 1989-11-04 | 1993-08-11 |
-
1984
- 1984-05-25 JP JP7765384U patent/JPS60189699U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS60189699U (ja) | 1985-12-16 |
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