JPS6238057B2 - - Google Patents

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Publication number
JPS6238057B2
JPS6238057B2 JP12034283A JP12034283A JPS6238057B2 JP S6238057 B2 JPS6238057 B2 JP S6238057B2 JP 12034283 A JP12034283 A JP 12034283A JP 12034283 A JP12034283 A JP 12034283A JP S6238057 B2 JPS6238057 B2 JP S6238057B2
Authority
JP
Japan
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spring
cylinder
rod
pair
section
Prior art date
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Expired
Application number
JP12034283A
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English (en)
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JPS6012238A (ja
Inventor
Noboru Sasaki
Teruo Mukai
Yasutsugu Iwata
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
France Bed Co Ltd
Original Assignee
France Bed Co Ltd
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Publication date
Application filed by France Bed Co Ltd filed Critical France Bed Co Ltd
Priority to JP12034283A priority Critical patent/JPS6012238A/ja
Priority to US06/626,435 priority patent/US4713956A/en
Priority to AT84107739T priority patent/ATE43081T1/de
Priority to EP19840107739 priority patent/EP0130616B1/en
Priority to DE8484107739T priority patent/DE3478205D1/de
Publication of JPS6012238A publication Critical patent/JPS6012238A/ja
Publication of JPS6238057B2 publication Critical patent/JPS6238057B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21FWORKING OR PROCESSING OF METAL WIRE
    • B21F35/00Making springs from wire
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21FWORKING OR PROCESSING OF METAL WIRE
    • B21F3/00Coiling wire into particular forms
    • B21F3/12Coiling wire into particular forms of interconnected helical springs

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Wire Processing (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 この発明はマツトレスやボトムマツトレスなど
に用いられるスプリングの製造装置に関する。
たとえば、ベツドのボトムマツトレスに用いら
れるスプリングユニツトとして以下に述べる構造
のものが知られている。すなわち、1本の線材に
よつて直線部およびこの直線部の両端に上端を連
続させた一対のばね部とからなる主スプリングを
形成する。そして、多数の主スプリングの直線部
を格子状に組んで矩形板状の基体上に配置する。
上記基体の周辺部に位置する上記ばね部の下端
は、上記基体に固定される。さらに、格子状に組
まれた主スプリングの直線部は中間支持スプリン
グによつて補強される。この中間支持スプリング
は上記主スプリングと同様直線部と、この直線部
の両端に上端を連続させた一対のばね部とからな
る。ただし、中間支持スプリングの直線部は主ス
プリングに比べて短かい。そして、中間支持スプ
リングはそのばね部の上端が主スプリングの直線
部にクリツプで連結され、下端が上記基体にタツ
カで固定して設けられる。
従来、上記構成のスプリングユニツトにおい
て、上記主スプリングと中間支持スプリングのば
ね部のトーシヨンバーばね部になつていた。トー
シヨンバーばね部は圧縮荷重に対する変形量が小
さい。つまり、利用者を確実に支える硬さを有す
る反面、荷重を繰り返して受けることにより、永
久ひずみが発生しやすい。したがつて、スプリン
グユニツトは早期に弾力性が失なわれるという欠
点があつた。
そこで、このような欠点を除去するスプリング
として上記ばね部を螺旋ばね部にすることが考え
られている。上記ばね部を螺旋ばね部にすれば、
トーシヨンバーばね部に比べてへたりずらいか
ら、スプリングユニツトの弾力性を長期にわたつ
て良好に維持することができる。しかしながら、
ばね部を螺旋ばね部にするだけでは、このスプリ
ングを用いてスプリングユニツトを形成したとき
に以下のような欠点が生じる。第1に、中間支持
スプリングはその螺旋ばね部の上端が主スプリン
グの直線部にクリツプで連結される。しかしなが
ら、螺旋ばね部の上端は曲線で、主スプリングの
直線部は直線であるから、これら両者は点接触状
態で結合される。そのため、その結合状態がずれ
やすく、中間支持スプリングによる主スプリング
の補強が長期にわたつて確実に行なわれない。第
2に、螺旋ばね部の下端をタツカでスプリングユ
ニツトの基体に固定しても、これら両者は金属で
あるから、きしみ音が発生したり、固定状態がゆ
るみやすい。第3に、線材を単に曲成して螺旋ば
ね部を形成しただけでは、この螺旋ばね部の硬さ
は線材の太さに比例するだけであるから、所望す
る硬さに設定することが難かしい。
この発明は上記事情にもとづきなされたもの
で、その目的とするところは、直線部の両端に螺
旋ばね部が上端を連続させて形成されたスプリン
グにおいて、このスプリングが中間支持スプリン
グとして用いられる場合に、主スプリングの直線
部に強固に結合することができ、またスプリング
ユニツトの基体にきしみ音が発生したり、ゆるむ
ようなことなく固定できるとともに、螺旋ばね部
の硬さを線材の太さに制限されずに設定できるよ
うにしたスプリングの製造装置を提供することに
ある。
以下、この発明の一実施例を図面を参照して説
明する。第1図と第2図は第1の成形装置を示
し、この第1の成形装置は本体1を備えている。
この本体1の上面部には第2図乃至第4図に示す
線材の集積部5が設けられている。この集積部5
は以下のごとく構成されている。つまり、本体1
の上面部には、本体1の前面側に向つて低く傾斜
した3つの載置部材7が設けられている。本体1
の長手方向両端部に位置する一対の載置部材7の
上面側には、この上面に対して所定の間隔で離間
して押え部材9が配設されている。また、上記載
置部材7の先端部上面には受け渡し板11の切欠
13が形成された一端部が固着されている。ま
た、この切欠13と対応する押え部材9の先端部
には凹部15が形成されている。上記受け渡し板
11の他端部は、上記本体1の上面部に上記載置
部材7とほぼ同じ角度で傾斜しかつ載置部材7よ
りも低い位置に配設された矩形状の受け板17の
上面に位置している。また、受け渡し板11の切
欠13と対応する下面側には突き出しシリンダ1
9が配置されている。このシリンダ19のロツド
22にはテーパ面23を有する押し上げ体25が
固着されている。また、上記載置部材7と押え部
材9との隙間には所定長さの多数の線材27が転
動自在に集積されている。最先端に位置する線材
27は上記受け渡し板11の端面に当接してい
る。したがつて、上記突き出しシリンダ19が作
動してそのロツド21が上昇すると、最先端に位
置する線材27は受け渡し板11との当接が外
れ、この受け渡し板11上を転動して上記受け板
17に至る。なお、本体1の上面部の一対の載置
部材7の両側外方には、上記線材27が軸方向に
ずれるのを防止するガイド板29が設けられてい
る。
上記受け板17に転動してきた線材27は、本
体1の上面部中央に設けられた第1のストツパ3
1と、両端部に設けられた第2のストツパ33と
に当接してその転動が阻止される。上記受け板1
7には第5図に示すようにこの側端面に開放した
切欠35が形成され、この切欠35には可動板3
7が設けられている。この可動板37は第6図と
第7図に示すように上記受け板17の下面に設け
られた駆動シリンダ39のロツド41に連結さ
れ、このシリンダ39によつて第7図に矢印で示
す方向、つまり線材27の軸方向に沿つて駆動さ
れる。上記可動板37の上面には位置決めシリン
ダ43が設けられ、このロツド45には押し板4
7が設けられている。また、可動板37には通孔
49が穿設され、この通孔49には回転板51が
上記受け板17と面一な状態で回転自在に設けら
れている。この回転板51の下面側には、上記可
動板27に保持された第1の回転シリンダ53の
ロツド55が連結されている。このロツド55は
上記シリンダ53が作動すると所定角度、たとえ
ば90度回転するようになつている。また、回転板
51の上面には、その回転中心にセンタピン57
が突設され、中心からずれた位置にはベアリング
59が上記センタピン57と所定の間隔を存して
設けられている。そして、上記線材27が押し上
げシリンダ19によつて転動させられ受け板17
上にくると、回転板51のセンタピン57とベア
リング59との間に線材27の端部が入り込む。
この状態で位置決めシリンダ43が作動して押し
板47により線材27の両端を押圧し、この線材
27の軸方向の位置決めを行なう。つぎに、後述
する握持アーム61が上記線材27の中途部を挾
持し、そして回転シリンダ53が作動して回転板
51が90度回転し、上記線材27の両端部に上記
センタピン57とベアリング59とによつて第2
0図に示す折曲部27aが形成される。そして、
上記回転板51がもとの位置に戻つた後、上記駆
動シリンダ39が作動して可動板37が駆動さ
れ、線材27の折曲部27aからセンタピン57
が離れる。
このように、両端部に折曲部27aが形成され
た線材27は、取出機構である一対の握持アーム
61によつて本体1の上面部から取り出される。
つまり、本体1の上面部前端側には第2図に示す
ように本体1の長手方向に沿つて取付軸63が複
数の軸受65によつて回転自在に支持されてい
る。この取付軸63の一端には第2の回転シリン
ダ67のロツド69が連結されている。そして、
取付軸63は第2の回転シリンダ67により所定
角度、たとえばほぼ270度の範囲で回転させられ
るようになつている。そして、上記取付軸63の
中途部に上記一対の握持アーム61が連結されて
いる。つまり、握持アーム61は、第8図と第9
図に示すように上記取付軸63に一端が固着され
た基部71と、この基部71の他端に設けられた
駆動シリンダ73と、この駆動シリンダ73のロ
ツド75に枢着されたフツク77と、上記ロツド
75に外嵌され上記シリンダ73に固着されたス
リーブ79とからなる。このスリーブ79の先端
部には溝80が形成され、この溝81に上記フツ
ク77が挿入されているとともに、この溝80内
に突設されたピン82が上記フツク77に形成さ
れたガイド孔84に挿入されている。したがつ
て、上記駆動シリンダ73のロツド75が引き込
む方向に作動させられると、フツク77が第9図
に示す矢印方向に回動する。上記一対の握持アー
ム61は上記駆動シリンダ39が作動して可動板
37が駆動され、線材27の折曲部27aからセ
ンタピン57が離れるまで本体1の上面側に位置
している。それ故、位置決めシリンダ43の作動
により位置決めされた線材27の中途部は、フツ
ク77とスリーブ79の端面との間に係合し、そ
して上記駆動シリンダ73が作動してフツク77
が回動させられ、上記フツク77とスリーブ79
の端面とで挾持される。そして、上記駆動シリン
ダ39が作動して可動板37が駆動され線材27
の折曲部27aからセンタピン57が離れると、
第2の回転シリンダ67が作動して上記アーム6
1がほぼ270度回転させられる。すると、上記線
材27は本体1の前面部に対向位置する。
本体1の前面部には第1図に示すようにその長
手方向に沿つてチヤンネル状の横部材81が架設
されている。この横部材81の上面には一対のガ
イドレール83が平行に敷設され、下面にはラツ
ク85が設けられている。上記ガイドレール83
には一対の可動体87が走行自在に設けられてい
る。つまり、可動体87は下部筐体89と上部筐
体91とが一体的に結合されてなり、下部筐体8
9の上部内面には第10図と第11図に示すよう
に上記ガイドレール83にスライド自在に係合す
る一対の受け体93が設けられている。さらに、
下部筐体89にはその前後方向に一対の第1の支
軸95が回転自在に架設されている。これら第1
の支軸95には第1の歯車97が嵌着され、上記
ラツク85に歯合している。また、下部筐体89
内には第2の歯車99が嵌着された第2の支軸1
01が回転自在に架設され、上記第2の歯車99
は一方の第1の歯車97に歯合している。上記第
2の支軸101の一端部は下部筐体89の背面側
に突出し、この突出端部には第1のスプロケツト
103が嵌着されている。また、下部筐体89内
には駆動モータ105が設けられ、この回転軸1
07は下部筐体89の背面側に突出し、この突出
端部には第2のスプロケツト109と第3のスプ
ロケツト111が嵌着されている。そして、上記
第1のスプロケツト103と第2のスプロケツト
109とには第1のチエーン113が張設され、
このチエーン113を介して駆動モータ105の
回転軸107の回転が一方の第1の歯車97に伝
達される。したがつて、可動体87は上記第1の
歯車97の回転により一対のガイドレール83に
沿つて走行駆動される。
一方、上記上部筐体91には、この前後方向に
貫通した第3の支軸115と第4の支軸117と
が回転自在に支持されている。上記上部筐体91
の背面側に突出した第3の支軸115の一端部に
は第4のスプロツト119と第5のスプケツト1
21とが嵌着されている。上記第4のスプロケツ
ト119と上記第3のスプロケツト111とには
第2のチエーン127が張設されている。また、
上記第3の支軸115と第4の支軸117との中
途部には互いに歯合した第3の歯車129と第4
の歯車131とがそれぞれ嵌着されている。さら
に、第3、第4の支軸115,117の上部筐体
91の前面側に突出した他端部には各々外周面に
溝133が形成された保持ローラ135が嵌着さ
れている。これら一対の保持ローラ135は上記
線材27の直径よりも大きな間隔で上下方向に離
間していて、上記第4の支軸117の他端部が上
方へ回動することにより、一対の保持ローラ13
5の間隔が狭くなる。つまり、第4の支軸117
の両端部は上記上部筐体91に自動調心軸受13
7によつて揺動自在に支持されているとともに、
他端部を支持した一方の自動調心軸受137はス
ライド体139に保持されている。このスライド
体139は、第12図に示すように上部筐体91
の前面板91aに上下方向に沿つて形成されたス
ライド溝141にスライド自在に挿入されてい
る。上記スライド溝141の下端部には押し上げ
シリンダ143が配設されている。このシリンダ
143のロツド(図示せず)と上記スライド体1
39の下端面とにはそれぞれ受け体145が設け
られ、これら受け体145間には圧縮ばね147
が介装されている。したがつて、上記押し上げシ
リンダ143が作動して圧縮ばね147が圧縮さ
れると、この圧縮ばね147の復元力で上記スラ
イド体139が上昇させられ、第4の支軸117
が揺動する。上記押し上げシリンダ143は上記
一対の握持アーム61が第2の回転シリンダ67
によつて本体1の上面部から前面側に270度回動
させられたのちに作動する。つまり、上記握持ア
ーム61が回動して線材27の両端部が一対の可
動体87の離間した一対の保持ローラ135間に
挿入されると、上記押し上げシリンダ143が作
動して下側の保持ローラ135を上昇させる。し
たがつて、線材27の両端部は各一対の保持ロー
ラ135によつてこれらの溝133から抜出しな
い状態に保持される。なお、このとき線材27の
両端部に形成された折曲部27aは第19図に示
すように下側を向いている。
また、上記上部筐体91の前面板91aには、
上記保持ローラ135の側方に補助ガイド体14
8、突き出しピン149、ガイド体151および
成形ローラ153が順次設けられているととも
に、ガイド体151と成形ローラ153との間に
はピツチ棒155が設けられている。上記突き出
しピン149は、第14図に示すように上部筐体
91の前面板91a内面に設けられたブラケツト
157に中途部が枢着されたリンク159の一端
部に連結されている。このリンク159の他端部
は作動シリンダ161のロツド163に枢着され
ている。したがつて、作動シリンダ161が作動
してロツド163が矢印方向に引き込まれると、
上記突き出しピン149が前面板91aから突出
する。また、上記ガイド体151は円板状に形成
され第15図と第16図に示すように上部筐体9
1内に配設された第3の回転シリンダ165のロ
ツド167に偏心して固着されている。このガイ
ド体151には挿入溝169が形成されている。
そして、線材27が一対の保持ローラ135間に
供給されたときに、この線材27の両端部が上記
挿入溝169に挿入される。また、ガイド体15
1は上記第3の回転シリンダ165によつてほぼ
90度の角度で回転駆動される。この第3の回転シ
リンダ165は後述するように線材27の両端部
に第21図に示す螺旋ばね部27bが成形された
のちに動作する。また、上記成形ローラ153は
第15図に示すように外周面にガイド溝171が
形成されていて、上記前面板91aに取付軸17
3により回転自在に支持されている。さらに、上
記ピツチ棒155は第17図と第18図に示すよ
うに突き出し軸175の一端に設けられている。
この突き出し軸175は断面矩形状をなしてい
て、上部筐体91内に配設された受け体177に
スライド自在に支持されている。この突き出し軸
175の他端にはカムフオロワ179が設けら
れ、このカムフオロワ179はカム181のカム
面183に当接している。このカム181は上記
受け体177に回転自在に支持された第5の支軸
185に嵌着されている。また、突き出し軸17
5の一端と上記受け体177との間には引張ばね
187が張設され、これによつて上記カムフオロ
ワ179がカム181のカム面183に圧接して
いる。さらに、上記第5の支軸185には第6の
スプロケツト189が嵌着され、この第6のスプ
ロケツト189と上記第3の支軸115に嵌着さ
れた第5のスプロケツト121とには第10図に
示すように第3のチエーン191が張設されてい
る。したがつて、上記カム181は上記駆動モー
タ105が作動して上記第3の支軸115が回転
させられると、この回転に連動するようになつて
いる。なお、上記第5の支軸185、つまりカム
181は線材27の端部に螺旋ばね部27bが形
成される間に1回転するよう上記第5のスプロケ
ツト121と第6のスプロケツト189との歯数
比が設定されている。
また、上記本体1に架設された横部材81に
は、第1図に示すように長手方向中央部分に一対
の第1のリミツトスイツチ193と、長手方向両
端部に一対の第2のリミツトスイツチ195とが
設けられている。これらリミツトスイツチ19
3,195は上記可動体87に設けられた駆動モ
ータ105に電気的に接続されていて、可動体8
7の走行範囲を規制する。つまり、一対の可動体
87が近接する方向に走行したときには、第1の
リミツトスイツチ193を作動させることによつ
て停止し、離間する方向に走行したときには第2
のリミツトスイツチ195を作動させることによ
つて停止する。
つぎに、上記第1の成形装置によつてスプリン
グを製造する動作を説明する。まず、図示せぬ操
作盤のスタートスイツチをONにすると、突き出
しシリンダ19が作動して集積部5から線材27
を1本送り出す。この線材27は受け渡し板11
上を転動して第1、第2のストツパ31,33に
当接する。つぎに、位置決めシリンダ43が作動
して上記線材27の本体1の長手方向に沿う位置
決めが行なわれたのち、握持アーム61の駆動シ
リンダ73が作動してそのフツク77により上記
線材27の中途部が挾持される。そして、第1の
回転シリンダ53が作動して回転板51を90度回
転させ、この回転板51に設けられたセンタピン
57とベアリング59とで上記線材27の両端部
に折曲部27aを形成する。
線材27の両端部に折曲部27aが形成され、
駆動シリンダ39の作動により可動板37が駆動
されると、第2の回転シリンダ67が作動して上
記握持アーム61をほぼ270度回転させ、上記線
材27の両端部を各可動体87に設けられた一対
の保持ローラ135間に挿入させる。すると、可
動体87に設けられた押し上げシリンダ143が
作動して下側の保持ローラ135が押し上げら
れ、上記線材27の両端部が上記一対の保持ロー
ラ135の溝133によつて保持される。また、
押し上げシリンダ143が作動して線材27の両
端部が保持されると、上記握持アーム61は初期
状態に復帰する。
つぎに、一対の可動体87の駆動モータ105
が作動し、一対の保持ローラ135が第1図に矢
印で示す方向に回転して線材27の両端部を引き
込み、一対の可動体87が第1図に示す離間した
状態から接近する方向に移動し、線材27の両端
部が一対の保持ローラ135間から相対的に繰り
出されることになる。したがつて、線材27の両
端部に形成された折曲部27aが成形ローラ15
3の外周面に当接してこの線材27の両端部が螺
旋状に曲成される。このとき、線材27の両端部
に形成された折曲部27aは下方に向いているの
で、線材27の両端部は下方に向つて曲成され
る。また、上記螺旋の径は、第19図に示すよう
にガイド体151と成形ローラ153との間隔D
によつて決定される。このように、線材27の両
端部に1巻きの螺旋が形成されると、ピツチ棒1
55が上部筐体91の前面板91aの板面から前
方へ突出し、上記線材27に形成された螺旋を押
し上げる。つまり、可動体87が走行することに
よつてカム181が嵌着された第5の支軸185
が回転するから、上記カム181のカム面183
に当接したカムフオロワ179が下死点から上死
点に移行して突き出し軸175が変位し、上記ピ
ツチ棒155が突出する。したがつて、上記線材
27の両端部に1巻きの螺旋が形成されたのち、
一対の可動体87の走行にともない順次成形され
る螺旋は上記ピツチ棒155の突出量に応じて第
21図に示すピツチPで形成されることになる。
そして、上記一対の可動体87が第1のリミツト
スイツチ193を作動させてその走行が停止する
ことにより、所定巻数の螺旋からなる螺旋ばね部
27bの成形が終了する。つまり、上記線材27
は第21図に示すように直線部27cと、この直
線部27cの両端に上端を連続させた螺旋ばね部
27bとを備えたスプリング197に成形され
る。
このように、螺旋ばね部27bの成形が終了す
ると、つぎに第3の回転シリンダ165が作動し
てガイド体151を第19図に矢印で示す方向に
90度回転させる。すると、このガイド体151の
挿入溝169に挿入された上記直線部27cの両
端部がほぼ90度に折曲され、上記螺旋ばね部27
bの最後の螺旋に連続する直線状の第1の折曲部
27dが形成される。この第1の折曲部27dは
上記スプリング197が主スプリングであるとき
には第24図に示すように枠線199をクリツプ
201で連結するために利用される。つまり、多
数のスプリング197をこれらの直線部27cを
格子状に組んでスプリングユニツトを形成すると
き、スプリングユニツトの周辺部には上記枠線1
99が設けられる。この場合、上記枠線199と
直線部27dとが線接触した状態でクリツプ20
1によつて結合されるから、これらの結合状態が
確実となる。
このように、スプリング197の直線部27c
の両端部に第1の折曲部27dが形成されると、
つぎに押し上げシリンダ143による下側の保持
ローラ135の付勢が解除され、一対の保持ロー
ラ135が離れるとともに、作動シリンダ161
が作動して突き出しピン149が突出する。した
がつて、この突き出しピン149によりスプリン
グ197の直線部27dが押圧されるから、スプ
リング197が本体1の前面側に落下する。
スプリング197が一対の保持ローラ135間
から落下させられると、一対の可動体87が離間
する方向に走行する。そして、これら可動体87
が第2のリミツトスイツチ195を作動させて停
止すると、再び上述した工程が繰り返されて線材
27からスプリング197が成形される。
なお、上記第1の成形装置において、横部材8
1に設けられる第1、第2のリミツトスイツチ1
93,195の取付位置を変え、一対の可動体8
7の走行範囲を調節すれば、この第1の成形装置
によつて成形されるスプリング197の直線部2
7cの長さを変えることができる。つまり、スプ
リング197として主スプリングだけでなく中間
支持スプリングを成形することができる。
上記第1の成形装置によつて成形されるスプリ
ング197が中間支持スプリングである場合、突
き出しピン149によつて本体1の前面側に落下
させられたスプリング197は第2の成形装置に
受け渡される。この第2の成形装置は第25図と
第26図に示すように基体231を備えている。
この基体231の上面にはその長手方向全長にわ
たつて断面ほぼ逆U字状の一対の壁体233が所
定間隔で離間して立設されている。これら壁体2
33の内側壁235間には、複数の取付軸237
が軸受239によつて回転自在に支持されてい
る。各取付軸237の内側壁235と外側壁24
1との間に位置する両端部にはそれぞれスプロケ
ツト243が嵌着されている。そして、各取付軸
237の両端のスプロケツト243にはそれぞれ
無端状の搬送チエーン245が張設されている。
このチエーン245の各プレートには舌片247
が突設されている。また、基体231の長手方向
一端には受け板249が上記チエーン245に向
つて低く傾斜して設けられている。この受け板2
49に上記第1の成形装置で成形されたスプリン
グ197が落下するようになつている。つまり、
スプリング197の直線部27cが上記受け板2
49によつて受けられる。さらに、基体231の
他端側に位置する取付軸237の中央部分には中
間スプロケツト251が嵌着されている。この中
間スプロケツト251と対応する上記基体231
の下面には第27図に示すように駆動スプロケツ
ト253が上記基体231に回転自在に支持され
た支軸255に嵌着されている。この駆動スプロ
ケツト253と上記中間スプロケツト251とに
は駆動チエーン254が張設されている。上記駆
動スプロケツト253は駆動用回転シリンダ25
7によつて所定角度づつ間欠的に回転駆動され
る。つまり、上記駆動用回転シリンダ257のロ
ツド259には駆動板261が上記駆動スプロケ
ツト253と離間対向して嵌着されている。この
駆動板261の板面には第28図と第29図に示
す取付部材263が固着されている。この取付部
材263の一端部にはその一側面と一端面に開放
した規制溝265が刻設され、この規制溝265
には係止杆267が一端部をピン269によつて
回動自在に支持されている。この係止杆267の
他端部は上記規制溝265から径方向外方に突出
し、この他端部と上記取付部材263との間には
係止杆267を付勢する引張ばね271が張設さ
れている。さらに、上記駆動用スプロケツト25
3の板面には一対のピン273が周方向に180度
ずれて突設されている。そして、上記駆動用回転
シリンダ257が作動してそのロツド259が矢
印方向に所定角度、たとえば240度位回転し、こ
の回転に駆動板261が連動すると、上記係止杆
267が一方のピン269に係合して駆動スプロ
ケツト253を回転させる。上記駆動板261が
所定角度回転したのち戻るとき、上記係止杆26
7が他方のピン269に当るが、このとき係止杆
26は回動するので、駆動板261を回転させる
ことがない。すなわち、駆動板261は上記係止
杆267によつて一方向にだけ所定角度づつ間欠
的に回転駆動されるから、この回転に上記搬送チ
エーン245が連動して無端走行する。したがつ
て、受け板249に供給されたスプリング197
はその直線部27cが上記搬送チエーン245の
舌片247に係合した状態で搬送される。
一方、上記基体231にはスプリング197の
搬送方向に沿つて焼入れ部275、コーテイング
部277および曲げ加工部279が順次設けられ
ている。上記焼入れ部275は第30図乃至第3
2図に示すように形成されている。すなわち、基
体231の上面には搬送チエーン245の上方に
一対の横杆281が基体231の幅方向に沿つて
架設されている。この横杆281の両端部にはそ
れぞれ水平シリンダ283がそのロツド285を
水平にして配設されている。このロツド285に
は上部導電体287が取着されている。この上部
導電体287は絶縁材289の下面に上部通電板
291が接合され、上面にガイド板293が接合
された3層構造となつていて、上記ガイド板29
3の両端部が上記横杆281に形成されたガイド
溝294にスライド自在に挿入されている。そし
て、上部導電体287は通常上記壁体233の上
方に位置していて、上記水平シリンダ283が作
動しそのロツド285が後退すると、壁体233
の外面側上方に位置する。また、壁体233の外
面側下方には垂直シリンダ295がそのロツド2
97を垂直にして配設されている。このロツド2
97には下部導電体299が取着されている。こ
の下部導電体299は上記ロツド297に取付体
301が固着され、この取付体301の上面に絶
縁材303を介して下部通電板305が接合され
てなる。また、上記上部通電板291と下部通電
板305とは図示せぬ電源に接続されている。さ
らに、焼入部275の部分の外側壁241の外面
には絶縁板307が接合されている。そして、ス
プリング197が焼入部275に搬送されてくる
と、水平シリンダ283と垂直シリンダ295と
が作動して上記スプリング197の螺旋ばね部2
7bの上下端面が上記上部導電体287と下部導
電体299とによつて挾持される。したがつて、
上記螺旋ばね部27bに電流が流れて加熱され
る。
焼入部275で加熱されたスプリング197は
上記コーテイング部277に搬送される。このコ
ーテイング部277は第33図乃至第35図に示
すように構成されている。つまり、壁体233の
外側下方には上面が開放した有底状の容器309
が配設されている。この容器309にはたとえば
ポリエチレンなどの合成樹脂の粉末311が収容
されている。また、容器309内には下端部周壁
に開口312が形成された筒体313が立設さ
れ、この筒体313にはスクリユー軸314が収
容されている。このスクリユー軸314の下端部
は上記容器309の底部から突出し、軸受315
によつて回転自在に支持されているとともにその
末端には従動プーリ317が嵌着されている。こ
の従動プーリ317の近傍には回転軸319を上
記スクリユー軸314と平行にしてモータ321
が配設されている。このモータ321の回転軸3
19には駆動プーリ323が嵌着され、これら一
対のプーリ317,323にはベルト325が張
設されている。したがつて、モータ321により
スクリユー軸314が回転駆動されると、筒体3
13の開口312からその内部に流入した粉末3
11が上記スクリユー軸314によつて上方に押
し上げられ、筒体313の上端開口から上方へ舞
い上がる。そのため、筒体313の上方を通るス
プリング197の加熱された螺旋ばね部27bに
上記粉末311が溶着する。また、コーテイング
部277の壁体233の上方には上記基体231
に一端を固着してブラケツト327が設けられて
いる。このブラケツト327にはねじ軸329が
上下動自在に設けられ、このねじ軸329には取
付体331がばね333を介して弾性的に取着さ
れててる。上記取付体331は、一端部が上記基
体231にピン335で枢着されているととも
に、取付軸337が軸受338によつて回転自在
かつ水平に設けられている。この取付軸337の
両端には押しローラ339が嵌着され、この押し
ローラ339は上記搬送チエーン245を押圧し
て下方へ湾曲させている。したがつて、搬送チエ
ーン245によつて搬送されてくるスプリング1
97は、コーテイング部277に到達すると、搬
送チエーン245とともに上記押しローラ339
によつて下方へ変位させられる。そのため、上記
スプリング197の螺旋ばね部27bの下端が上
記筒体313の上端開口に接近するから、上記螺
旋ばね部27bの下端部に粉末311が溶着しや
すくなる。なお、上記壁体233の押しローラ3
39と対応する部分には凹部341が形成され、
この凹部341によつてスプリング197が搬送
チエーン245とともに下方へ変位できるように
なつている。つまり、スプリング197の螺旋ば
ね部27bの下端部に粉末311を溶着させるこ
とにより、このスプリング197を用いてスプリ
ングユニツトを形成したときに、上記螺旋ばね部
27bのきしみ音の低下や螺旋ばね部27bをス
プリングユニツトの基体にタツカで固定するとき
にその固定を確実に行なえる。
このように、コーテイング部277を通過した
スプリングは上記曲げ加工部279に到達する。
この曲げ加工部279は第36図乃至第39図に
示すように形成されている。つまり、壁体233
の外方下部には一対の側部押し上げシリンダ34
3が垂直に配設されているとともに一対の壁体2
33間には中央押し上げシリンダ345が垂直に
配設されている。上記側部押し上げシリンダ34
3のロツド347には平板状の第1の支え体34
9が固着されている。また、中央押し上げシリン
ダ345のロツド351にはY字状の受け部35
3を有する第2の支え体355が固着されてい
る。上記一対の第1の支え体349は、搬送チエ
ーン245によつて搬送されてくるスプリング1
97の螺旋ばね部27bの下端に対向し、第2の
支え体355は直線部27dに対向する。したが
つて、各シリンダ343,345が作動すると、
スプリング197は第1、第2の支え体355に
より螺旋ばね部27bと直線部27dとが支持さ
れて搬送チエーン245から浮上する。また各シ
リンダ343,345の上方には取付体357が
配設され、この取付体357には一対の折曲用回
転シリンダ359がロツド361を下方に向けて
設けられている。各シリンダ359のロツド36
1には回転体363が固着されている。この回転
体363にはその回転中心近傍にピン365が突
設され、このピン365の近傍にはローラ367
が回転自在かつ上記ピン365と所定間隔離間し
て設けられている。そして、上記側部押し上げシ
リンダ343と中央押し上げシリンダ345とに
よつてスプリング197が浮上させられると、そ
の直線部27dの両端部が上記ピン365とロー
ラ367との間に係合するようになつている。ま
た、上記取付体357には上記直線部27dの両
端部が上記ピン365とローラ367とに係合し
たときに、その両端部の互いに逆方向の一側に接
合する押え板369が設けられている。上記折曲
用回転シリンダ359は上記側部押し上げシリン
ダ343と中央押し上げシリンダ345とが作動
したのちに作動してそのロツド361を第37図
に矢示する方向に所定角度回転させる。したがつ
て、スプリング197の直線部27dの両端部に
は第40図に示すように第1の折曲部27dに連
続する第2の折曲部27eが平行に成形される。
上記第1、第2の折曲部27eは、主スプリング
と中間支持スプリングとによつてスプリングユニ
ツトを形成する場合、主スプリングの格子状に組
まれた直線部27cに線接触し、この接触部分が
クリツプ371によつて結合される。
つぎに、第2の成形装置の動作について説明す
る。第1の成形装置によつて成形されたスプリン
グ197が第2の成形装置の受け板249に供給
されると、このスプリング197は直杆部197
が搬送チエーン245の舌片247に係合して搬
送される。搬送チエーン245によつて搬送され
たスプリング197が焼入れ部275に到達する
と、まず水平シリンダ283が作動して上部導電
体287が第32図に示すように螺旋ばね部27
bの上端に対向する。つぎに、垂直シリンダ29
5が作動して下部導電体299が上昇する。した
がつて、スプリング197が押し上げられてその
直線部197が搬送チエーン245から浮上する
とともに螺旋ばね部27bが上記一対の導電体2
87,299で挟持される。そのため、螺旋ばね
部27bに電流が流れるので、この螺旋ばね部2
7bが加熱されて焼入される。
このような焼入れが所定時間行なわれると、上
記水平シリンダ283と垂直シリンダ295とが
復帰し、スプリング197が搬送チエーン245
によつて再び搬送される。そして、スプリング1
97がコーテイング部277を通過すると、スク
リユー軸314によつて筒体313の上端開口か
ら舞い上げられた粉末311が焼入れ部275で
加熱された螺旋ばね部27bの下端部に溶着す
る。したがつて、上記螺旋ばね部27bの下端部
が上記粉末311によつてコーテイングされる。
コーテイング部277を通過したスプリング1
97が曲げ加工部279に到達すると、一対の側
部押し上げシリンダ343と中央押し上げシリン
ダ345とが作動してスプリング197を上昇さ
せる。すると、このスプリング197の直線部2
7cの両端部は、折曲用回転シリンダ359のロ
ツド361に固着された回転体363のピン36
5とローラ367との間にそれぞれ係合する。つ
ぎに、上記折曲用回転シリンダ359が作動して
そのロツド361が所定角度回転する。したがつ
て、上記直線部27cの両端部に上記第1の成形
装置によつて成形された第1の折曲部27dと連
続して第2の折曲部27eが成形される。
このように、スプリング197の直線部27c
の両端部に第2の折曲部が成形されると、上記側
部押し上げシリンダ343と中央押し上げシリン
ダ345とが復帰してスプリング197が搬送チ
エーン245により第2の成形装置から搬出され
る。また、折曲用回転シリンダ359も復帰す
る。
この発明は上記一実施例に限定されず、第1の
成形装置における成形ローラ153は第41図と
第42図に示すように設けてもよい。つまり、可
動体87の上部筐体91の前面板91aにこの幅
方向に沿つてガイド溝205を形成し、このガイ
ド溝205に支持体207をスライド自在に設け
る。この支持体207には取付軸209を前後方
向に貫通させて設ける。この取付軸209の前面
側に突出した一端には成形ローラ153を嵌着
し、上部筐体91内に位置する他端にはカムフオ
ロワ211を嵌着する。また、上部筐体91内に
配設された受け体177には第5の支軸185と
平行に第6の支軸213を回転自在に支持する。
この第6の支軸213の一端にはカム215を嵌
着する。また、上記支持体207は引張ばね21
7によつて矢示方向に付勢され、この支持体20
7に設けられたカムフオロワ211が上記カム2
15の外周面に圧接している。さらに、上記第6
の支軸213と第5の支軸185との他端部には
同じ歯数のプーリ219が嵌着され、これらプー
リ219にはチエーン211が張設されている。
このような構成によれば、可動体87を走行さ
せてスプリング197を成形するとき、第5の支
軸185が回転すると、第6の支軸213も回転
する。第6の支軸213が回転すると、この支軸
213に嵌着されたカム215の形状に応じてカ
ムフオロワ211が設けられた支持体207がガ
イド溝205に沿つてスライドする。したがつ
て、上記支持体207に設けられた成形ローラ1
53と、第3の回転シリンダ165のロツド16
7に設けられたガイド体151との間隔が変化す
るから、線材27の両端部に形成される螺旋の直
径を変化させることができる。
つまり、第6の支軸213の回転に応じて成形
ローラ153が第43図にAで示すようにガイド
151との間隔が変化するようカム215の形状
を設定しておけば、螺旋ばね部27bの形状が第
44図に示すようにつつみ形となる。また、上記
間隔をBに示す状態で変化させれば螺旋ばね部2
7bは第45図に示すように逆円錐形となり、B
に示す状態で変化させれば第46図に示すように
円錐形となる。すなわち、螺旋ばね部27bの形
状をカム215によつて任意に変化させ、所望す
る性能のスプリング197を成形することができ
る。
以上述べたようにこの発明によれば、1本の線
材によつて直線部およびこの直線部の両端に螺旋
ばね部が連続成形されたスプリングを搬送機構で
搬送し、その搬送途中において上記螺旋ばね部を
焼入れてして所望する硬さにし、また合成樹脂製
の粉末を上記螺旋ばね部に溶着させてコーテイン
グし、さらに上記直線部の両端部に各々第1、第
2の折曲部を形成することができるようにした。
したがつて、螺旋ばね部の硬さを線材の太さに制
限されずに設定することができる。また、合成樹
脂がコーテイングされた螺旋ばね部をタツカによ
つてスプリングユニツトの基体に固定するとき、
螺旋ばね部の線材とタツカとの間に合成樹脂が介
在するので、その固定をきしみ音が発生したり、
長期の使用によつてゆるむようなことなく確実に
行なえる。さらに、上記スプリングを他のスプリ
ングに連結する場合、上記第1、第2の折曲部を
他のスプリングの直線部に線接触させた状態で結
合できるから、その結合状態を強固にすることが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第40図はこの発明の一実施例を示
し、第1図は第1の成形装置の正面図、第2図は
同じく平面図、第3図は集積部の平面図、第4図
は同じく側面図、第5図は上記集積部から送り出
された線材の両端部に折曲部を形成する部分の平
面図、第6図は第5図−線に沿う側面図、第
7図は第5図−線に沿う断面図、第8図は握
持アームの平面図、第9図は同じく側面図、第1
0図は可動体の正面図、第11図は第10図XI−
XI線に沿う断面図、第12図は第4の支軸の取付
構造の断面図、第13図は可動体の平面図、第1
4図は突き出しピンの取付構造の平面図、第15
図は成形ローラとガイド体との取付構造の断面
図、第16図は第15図−線に沿う断面
図、第17図はピツチ棒の取付構造の平面図、第
18図は第17図−線に沿う断面図、第
19図は可動体の前面上部の拡大図、第20図は
線材の端部に折曲部が形成された状態の平面図、
第21図は線材がスプリングに成形された状態の
斜視図、第22図はその平面図、第23図は上記
スプリングの直線部の両端に折曲部が形成された
状態の斜視図、第24図はその平面図、第25図
は第2の成形装置の平面図、第26図は同じく側
面図、第27図は第2の成形装置の搬送用チエー
ンを駆動する機構の正面図、第28図はこの駆動
機構を構成する駆動板の正面図、第29図は同じ
く取付部材と係止杆の分解斜視図、第30図は焼
入れ部の平面図、第31図は同じく側面図、第3
2図は同じく作動状態の側面図、第33図はコー
テイング部の平面図、第34図は同じく側面図、
第35図は同じく縦断面図、第36図は曲げ加工
部の縦断面図、第37図は曲げ加工部を構成する
一対の回転体の平面図、第38図は同じく中央シ
リンダの側面図、第39図は同じく側部シリンダ
の側面図、第40図は主スプリングと中間支持ス
プリングとの結合状態の平面図、第41図はこの
発明の他の実施例を示す第1の成形装置の成形ロ
ーラの取付構造の平面図、第42図は同じく正面
図、第43図は同じくカムの回転にともなう成形
ローラとガイド体との間隔の変化を種々設定した
説明図、第44図乃至第46図は上記間隔の変化
によつて成形されるスプリングの斜視図である。 27……線材、27b……螺旋ばね部、27c
……直線部、27d……第1の折曲部、27e…
…第2の折曲部、197……スプリング、245
……搬送チエーン(搬送機構)、275……焼入
れ部、277……コーテイング部、277……曲
げ加工部、311……合成樹脂の粉末。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 直線部およびこの直線部の両端に上端を連続
    させた螺旋ばね部が1本の線材によつて連続成形
    されているとともに上記直線部の両端部に第1の
    折曲部が形成されたスプリングを搬送する搬送機
    構と、この搬送機構によつて搬送されてきたスプ
    リングの螺旋ばね部の上下端面を挾持する上部導
    電体と下部導電体を有しこれら導電体によつて上
    記螺旋ばね部を通電加熱して焼入れする燃入れ部
    と、上面が開放し内部に合成樹脂の粉末を収容し
    た容器、この容器内に設けられ回転駆動されるこ
    とによつて上記容器の上面開口から上記粉末を舞
    い上がらせるスクリユー軸を有し上記焼入れ部で
    加熱された螺旋ばね部に上記容器から舞い上がる
    合成樹脂の粉末を溶着させるコーテイング部と、
    このコーテイング部を通過した上記スプリングの
    直線部の両端部に対応する位置に配設された一対
    の回転体、これら回転体に設けられ上記直線部の
    両端部に係合する係合部およびこの係合部に上記
    直線部の両端部が係合したときに作動して上記回
    転体を所定角度回動させる駆動機構とを有し上記
    係合部によつて上記直線部の両端部に上記第1の
    折曲部に連続する第2の折曲部を成形する曲げ加
    工部とを具備したことを特徴とするスプリングの
    製造装置。
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