JPS6243770B2 - - Google Patents

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JPS6243770B2
JPS6243770B2 JP9472884A JP9472884A JPS6243770B2 JP S6243770 B2 JPS6243770 B2 JP S6243770B2 JP 9472884 A JP9472884 A JP 9472884A JP 9472884 A JP9472884 A JP 9472884A JP S6243770 B2 JPS6243770 B2 JP S6243770B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wire
spring
rod
forming roller
cylinder
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP9472884A
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English (en)
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JPS60240345A (ja
Inventor
Noboru Sasaki
Teruo Mukai
Yasutsugu Iwata
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
France Bed Co Ltd
Original Assignee
France Bed Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by France Bed Co Ltd filed Critical France Bed Co Ltd
Priority to JP9472884A priority Critical patent/JPS60240345A/ja
Priority to US06/626,435 priority patent/US4713956A/en
Priority to DE8484107739T priority patent/DE3478205D1/de
Priority to AT84107739T priority patent/ATE43081T1/de
Priority to EP19840107739 priority patent/EP0130616B1/en
Publication of JPS60240345A publication Critical patent/JPS60240345A/ja
Publication of JPS6243770B2 publication Critical patent/JPS6243770B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 この発明はマツトレスやボトムマツトレスなど
に用いられるスプリングの製造装置に関する。
たとえば、ベツドのボトムマツトレスに用いら
れるスプリングユニツとして以下に述べる構造の
ものが知られている。すなわち、1本の線材によ
つて直線部およびこの直線部の両端に上端を連続
させた一対のばね部とからなる主スプリングを形
成する。そして、多数の主スプリングの直線部を
格子状に組んで矩形板状の基体上に配置する。上
記基体の周辺部に位置する上記ばね部の下端は、
上記基体に固定される。さらに、格子状に組まれ
た主スプリングの直線部は中間支持スプリングに
よつて補強される。この中間支持スプリングは上
記主スプリングと同様直線部と、この直線部の両
端に上端を連続させた一対のばね部とからなる。
そして、中間支持スプリングはそのばね部の上端
が主スプリングの直線部に連結され、下端が上記
基体に固定して設けられている。
従来、上記構成のスプリングユニツトにおい
て、上記主スプリングと中間支持スプリングのば
ね部はトーシヨンバーばね部になつていた。トー
シヨンバーばね部は圧縮荷重に対する変形量が小
さい。つまり利用者を確実に支える硬さを有する
反面、圧縮荷重を繰り返して受けることにより、
永久ひずみが発生しやすい。したがつて、スプリ
ングユニツトは早期に弾力性が失なわれるという
欠点があつた。
そこで、このような欠点を除去するスプリング
として上記ばね部を螺旋ばね部にすることが考え
られている。上記ばね部を螺旋ばね部にすれば、
トーシヨンバーばね部に比べてへたりずらいか
ら、スプリングユニツトの弾力性を長期にわたつ
て良好に維持することができる。しかしながら、
直線部の両端にそれぞれ螺旋ばね部を連続成形し
てなるスプリングを大量生産する製造装置が開発
されていないので、このようなスプリングを用い
てボトムマツトレスのスプリングユニツトなどを
形成することができなかつた。
この発明は上記事情にもとづきなされたもの
で、その目的とするところは、1本の線材によつ
て直線部およびこの直線部の両端にそれぞれ螺旋
ばね部が連続成形されたスプリングを大量生産す
ることができるスプリングの製造装置を提供する
ことにある。
以下、この発明の一実施例を図面を参照して説
明する。第1図と第2図に示すスプリングの製造
装置は本体1を備えている。この本体1の上面部
には第2図乃至第5図に示す線材の集積部5が設
けられている。この集積部5は以下のごとく構成
されている。つまり、本体1の上面部には、本体
1の前面側に向つて低く傾斜した3つの載置部材
7が設けられている。本体1の長手方向両端部に
位置する一対の載置部材7の上面側には、この上
面に対して所定の間隔で離間して押え部材9が配
設されている。また、上記載置部材7の先端部上
面には受け渡し板11の切欠13が形成された一
端部が固着されている。また、この切欠13と対
応する押え部材9の先端部には凹部15が形成さ
れている。上記受け渡し板11の他端部は、上記
本体1の上面部に上記載置部材7とほぼ同じ角度
で傾斜した上面を有しかつ載置部材7よりも低い
位置に配設された矩形状の受け板17の上面に位
置している。この受け板17は取付板18の上面
に固着されている。また、受け渡し板11の切欠
13と対応する下面側には突き出しシリンダ19
が配置されている。このシリンダ19のロツド2
1にはテーパ面23を有する押し上げ体25が固
着されている。また、上記載置部材7と押え部材
9との隙間には所定長さの多数の線材27が転動
自在に集積されている。最先端に位置する線材2
7は上記受け渡し板11の端面に当接している。
したがつて、上記突き出しシリンダ19が作動し
てそのロツド21が上昇すると、最先端に位置す
る線材27は受け渡し板11との当接が外れ、こ
の受け渡し板11上を転動して上記受け板17に
至る。この線材27の転動は第2図に示すように
受け板17に設けられた第1のセンサ28によつ
て検知される。なお、本体1の上面部の一対の載
置部材7の両側外方には、上記線材27が軸方向
にずれるのを防止するガイド板29が設けられて
いる。
上記受け板17に転動してきた線材27は、本
体1の幅方向両端部に設けられたストツパ33に
当接してその転動が阻止される。上記取付板18
には第3図と第6図に示すようにこの側端面に開
放した切欠35が形成され、この切欠35には可
動板37が設けられている。この可動板37は上
記取付板18の下面に設けられた駆動シリンダ3
9のロツド41に連結され、このシリンダ39に
よつて本体1の幅方向、つまり線材27の軸方向
に沿つて駆動される。上記可動板37の上面には
位置決めシリンダ43が設けられ、このロツド4
5には押し板47が設けられている。また、可動
板37には通孔49が穿設され、この通孔49に
は回転板51が上記取付板18と面一な状態で回
転自在に設けられている。この回転板51の下面
側には、上記可動板37に保持された第1の回転
シリンダ53のロツド55が連結されている。こ
のロツド55は上記シリンダ53が作動すると所
定角度、たとえば90度回転するようになつてい
る。このロツド55の回転、つまり回転板51の
回転は第4図に示す第1のリミツトスイツチ54
で検知される。また、回転板51の上面には、そ
の回転中心にセンタピン57が穿設され、中心か
らずれた位置にはベアリング59が上記センタピ
ン57と所定の間隔を存して設けられている。そ
して、上記線材27が押し上げシリンダ19によ
つて転動させられ受け板17上にくると、回転板
51のセンタピン57とベアリング59との間に
線材27の端部が入り込む。この状態で位置決め
シリンダ43が作動して押し板47により線材2
7の両端を押圧し、この線材27の軸方向の位置
決めを行なう。つぎに、後述する握持アーム61
が線材27の中途部を挾持してから回転シリンダ
53が作動して回転板51が90度回転し、上記線
材27の両端部に上記センタピン57とベアリン
グ59とによつて第23図に示す折曲部27aが
形成される。そして、折曲部27aが形成された
のち、上記駆動シリンダ39が作動して可動板3
7を第3図に矢印で示す本体1の中心方向へ駆動
し、上記折曲部27aがセンタピン57とベアリ
ング59の間から外れやすい状態とする。このと
きの可動板37の移動は第3図に示す第2のリミ
ツトスイツチ38で検知される。
このように、両端部に折曲部27aが形成され
た線材27は、取出機構である一対の握持アーム
61によつて本体1の上面部から取り出される。
つまり、本体1の上面部前端側には第2図に示す
ように本体1の長手方向に沿つて取付軸63がそ
の一端を軸受65によつて回転自在に支持されて
いる。この取付軸63の他端は本体1に取付けら
れた第2の回転シリンダ67のロツド69に継手
70によつて連結されている。そして、取付軸6
3は第2の回転シリンダ67により所定角度、た
とえばほぼ270度の範囲で回転させられるように
なつている。そして、上記取付軸63の中途部に
上記一対の握持アーム61が連結されている。つ
まり、握持アーム61は、第8図と第9図に示す
ように上記取付軸63に一端が固着された基部7
1と、この基部71の他端に設けられた駆動シリ
ンダ73と、この駆動シリンダ73のロツド75
に枢着されたフツク77と、上記ロツド75に外
嵌され上記シリンダ73に固着されたスリーブ7
9とからなる。このスリーブ79の先端部には溝
80が形成され、この溝80に上記フツク77が
挿入されているとともに、この溝80内に突設さ
れたピン82が上記フツク77に形成されたガイ
ド孔84に挿入されている。したがつて、上記駆
動シリンダ73のロツド75が引き込む方向に作
動させられると、フツク77が第9図に示す矢印
方向に回動する。上記一対の握持アーム61は、
上記線材27の両端部に折曲部27aが形成され
るまではこの線材27を挾持した状態で本体1の
上面部側に位置している。そして、線材27の両
端部に折曲部27aが形成されると、第2の回転
シリンダ67が作動して上記アーム61がほぼ
270度回転させられる。すると、上記線材27は
本体1の前面部に対向位置する。
本体1の前面部には第1図に示すようにその長
手方向に沿つてチヤンネル状の横部材81が架設
されている。この横部材81の上面には一対のガ
イドレール83が平行に敷設されている。上記ガ
イドレール83には一対の可動体87が走行自在
に設けられている。つまり、可動体87には基板
89とこの基板89上に取付けられた上部筐体9
1とからなり、基板89の下面には第10図と第
12図に示すように上記ガイドレール83にスラ
イド自在に係合する受け体93が設けられてい
る。さらに、上記基板89には本体1の幅方向の
内方側一端部上面に連結部材95が設けられてい
る。この連結部材95には上記横部材81の上面
に配置された駆動シリンダ97のロツド99が連
結されている。この駆動シリンダ97は上記横部
材81の端部に設けられた取付部材101に支持
されている。したがつて、一対の可動体97が後
述するようにガイドレール83に沿つて接近する
方向に駆動されると、上記駆動シリンダ97のロ
ツド99が突出する。このロツド99が所定長さ
突出すると、そのことが第10図に示す上記シリ
ンダ97に設けられたリードスイツチ98によつ
て検知される。また、ロツド99は没入する方向
にだけ作動させられ、これによつて一対の可動体
97が離間する方向に移動する。そして、上記可
動体97が所定位置に復帰すると、その基板89
の端面が上記横部材81の上面に設けられた緩衝
体103に当接して停止し、これによつて一対の
可動体97の間隔が一定に位置決めされる。
一方、上記上部筐体91にはこの前後方向に貫
通した第1の支軸115と第2の支軸117とが
回転自在に支持されている。上記上部筐体91の
背面側に突出した第1の支軸115の一端部には
第1のスプロケツト119と第2のスプロケツト
121とが嵌着されている。上記第1のスプロケ
ツト119と上記基板89に設けられた駆動モー
タ116の回転軸118に嵌着された第3のスプ
ロケツト120とには第1のチエーン127が張
設されている。また、上記第1の支軸115と第
2の支軸117との中途部には互いに歯合する第
1の歯車129と第2の歯車131とがそれぞれ
嵌着されている。さらに、第1、第2の支軸11
5,117の上部筐体91の前面側に突出した他
端部には各々外面面に溝133が形成された保持
ローラ135が嵌着されている。これら一対の保
持ローラ135は上記線材27の直径よりも大き
な間隔で上下方向に離間していて、上記第2の支
軸117の他端部が上方へ回動することにより、
一対の保持ローラ135の間隔が狭くなる。つま
り、第2の支軸117の両端部は上記上部筐体9
1に自動調心軸受137によつて揺動自在に支持
されている。第2の支軸117の他端部を支持し
た一方の自動調心軸受137はスライド体139
に保持されている。このスライド体139は第3
図に示すように上部筐体91の前面板91aに上
下方向に沿つて形成されたスライド溝141にス
ライド自在に挿入されている。上記スライド溝1
41の下端部には押し上げシリンダ143が配設
されている。このシリンダ143のロツド(図示
せず)と上記スライド体139の下端面とにはそ
れぞれ受け体145が設けられ、これら受け体1
45間には圧縮ばね147が介装されている。し
たがつて、上記押し上げシリンダ143が作動し
て圧縮ばね147が圧縮されると、この圧縮ばね
147の復元力で上記スライド体139が上昇さ
せられ、第2の支軸117が揺動する。この第2
の支軸117の揺動は第12図に示す第3のリミ
ツトスイツチ142で検知される。上記押し上げ
シリンダ143は上記一対の握持アーム61が第
2の回転シリンダ67によつて本体1の上面部か
ら前面側に270度回動させられたのちに作動す
る。つまり、上記握持アーム61が回動して線材
27の両端部が一対の可動体87の離間した一対
の保持ローラ135間に挿入されると、上記押し
上げシリンダ143が作動して下側の保持ローラ
135を上昇させる。したがつて、線材27の両
端部は各一対の保持ローラ135によつてこれら
の溝133から抜出しない状態に保持される。な
お、このとき上記第1、第2の歯車129,13
1が歯合する。また、線材27の両端部に形成さ
れた折曲部27aは第22図に示すように下側を
向いている。また、一対の保持ローラ135間に
線材27の両端部が挿入されると、このことが第
10図に示す一対の第2のセンサ144で検知さ
れる。そののち、上記第2の回転シリンダ67が
作動して握持アーム61を先程と逆方向に270度
回転させて初期位置に復帰させる。この握持アー
ム61の復帰は第2図に示す第4のリミツトスイ
ツチ146で検知される。
また、上記上部筐体91の前面板91aには、
上記保持ローラ135の側方に突き出しピン14
9、ガイド体151および成形ローラ153が順
次設けられているとともに、ガイド体151と成
形ローラ153との間にはピツチ棒155が設け
られている。上記突き出しピン149は、第14
図に示すように上部筐体91の前面板91a内面
に設けられたブラケツト157に中途部が枢着さ
れたリンク159の一端部に連結されている。こ
のリンク159の他端部は作動シリンダ161の
ロツド163に枢着されている。したがつて、作
動シリンダ161が作動してロツド163が矢印
方向に引き込まれると、上記突き出しピン149
が前面板91aから突出する。また、上記ガイド
体151は円板状に形成され、第15図と第16
図に示すように上部筐体91内に配設された第3
の回転シリンダ165のロツド167に偏心して
固着されている。このガイド体151には挿入溝
169が形成されている。そして、線材27が一
対の保持ローラ135間に供給されたときに、こ
の線材27の両端部が上記挿入溝169に挿入さ
れる。また、ガイド体151は上記第3の回転シ
リンダ165によつてほぼ90度の角度で回転駆動
される。このガイド体151の回転は第5のリミ
ツトスイツチ166で検知される。上記第3の回
転シリンダ165は後述するように線材27の両
端部に第24図に示す螺旋ばね部27bが成形さ
れたのちに作動する。また、上記成形ローラ15
3は第17図に示すように外周面にガイド面17
1が形成されていて、上記前面板91aに穿設さ
れた長孔170から突出した取付軸173に回転
自在に支持されている。上記取付軸173はスラ
イダ172の一端に固着されている。このスライ
ダ172は上記前面板91aの内面に設けられた
ホルダ174にスライド自在に保持されている。
さらに、上記ピツチ棒155は第18図と第19
図に示すように突き出し軸175の一端に設けら
れている。この突き出し軸175は断面矩形状を
なしていて、上部筐体91内に配設された受け体
177にスライド自在に支持されている。この突
き出し軸175の他端にはカムフオロワ179が
設けられ、このカムスオロワ179は第1のカム
181のカム面183に当接している。このカム
181は上記受け体177に回転自在に支持され
た第3の支軸185に嵌着されている。また、突
き出し軸175の一端と上記受け体177との間
には引張ばね187が張設され、これによつて上
記カムフオロワ179が第1のカム181のカム
面183に圧接している。さらに、上記第3の支
軸185には第4のスプロケツト189と第5の
スプロケツト190が嵌着され、この第4のスプ
ロケツト189と上記第1の支軸115に嵌着さ
れた第2のスプロケツト121とには第10図に
示すように第2のチエーン191が張設されてい
る。したがつて、上記第1のカム181は上記駆
動モータ116が作動して上記第1の支軸115
が回転させられると、この回転に連動するように
なつている。なお、上記第3の支軸185、つま
り第1のカム181は線材27の端部に螺旋ばね
部27bが形成される間に1回転するよう上記第
2のスプロケツト121と第3のスプロケツト1
89との歯数比が設定されている。第1のカム1
81が回転すると、そのことが第6のリミツトス
イツチ180で検知される。
また、上記スライダ172の他端にはカムフオ
ロワ191が回転自在に設けられている。このカ
ムフオロワ191は上記スライダ172が図示せ
ぬばねで付勢されることによつて第2のカム19
3の外周カム面に圧接している。この第2のカム
193は受け体195に回転自在に支持された第
4の支軸197の一端に嵌着されている。この第
4の支軸197の他端には第6のスプロケツト1
99が嵌着されている。この第6のスプロケツト
199と上記第5のスプロケツト190とには第
3のチエーン201が張設されている。したがつ
て、上記第2のカム193は上記第3の支軸11
5とともに回転する。第2のカム193が回転す
ると、これに応じてスライダ172がスライドす
る。したがつて、このスライダ172によつて成
形ローラ153が変位する。つまり、成形ローラ
153とガイド体151との間隔を変えることが
できる。また、上部筐体91の前面板91aには
第10図に示すようにピツチ棒155と下側の保
持ローラ135との間に案内部材203が設けら
れている。この案内部材203は後述するごとく
線材27の両端部に螺旋ばね部27bが成形され
たのち、上記ガイド体151が回転されて線材2
7の両端部に折曲部27aを形成するとき、上記
螺旋ばね部27bが保持ローラ135に当るのを
阻止する。
また、本体1の前面の幅方向中央部には挾持機
構205が設けられている。この挾持機構205
は第20図と第21図に示すように上記横部材8
1に下端を固着された支持部材207を有する。
この支持部材207にはクランプシリンダ209
が垂直に保持されている。このクランプシリンダ
209のロツド211には可動挾持片213が取
付けられている。また、上記支持部材207の上
端には取付板215が立設され、この取付板21
5には上記可動挾持片213の上方に位置する固
定挾持片217が設けられている。そして、上記
クランプシリンダ209が作動してそのロツド2
11が突出すると、上記可動挾持片213が固定
挾持片217に接合し、これらによつて両端部が
上記一対の可動体87の保持ローラ135によつ
て保持された線材27の中途部を挾持する。これ
によつて線材27はその軸方向にずれ動くのが阻
止される。
さらに、本体1の前面中央部には第1図と第2
図に鎖線で示す受け渡し板221が設けられてい
る。この受け渡し板221には両端に螺旋ばね部
27bが成形され終つた線材27が落下させら
れ、次工程に受け渡される。また、受け渡し板2
21には近接スイツチ222が設けられ、ここに
落下した線材27を検知する。
つぎに、上記製造装置によつてスプリングを製
造する動作を説明する。まず、図示せぬ操作盤の
スタートスイツチをONにすると、突き出しシリ
ンダ19が作動して集積部5から線材27を1本
送り出す。この線材27は受け渡し板11上を転
動してストツパ33に当接する。このとき、第1
のセンサ28によつて上記線材27の転動が検知
される。この第1のセンサ28の検知信号で位置
決めシリンダ43が作動して上記線材27の本体
1の長手方向に沿う位置決めが行なわれたのち、
握持アーム61の駆動シリンダ73が作動してそ
のフツク77により上記線材27の中途部が挾持
される。つぎに、第1の回転シリンダ53が作動
して回転板51を90度回転させ、この回転板51
に設けられたセンタピン57とベアリング59と
で上記線材27の両端部に折曲部27aを形成す
る。上記第1の回転シリンダ53は第1のリミツ
トスイツチ54を作動させることによつて停止す
る。このように、線材27の両端部に折曲部27
aが形成されると、駆動シリンダ39が作動して
可動板37を駆動し、上記折曲部27aがセンタ
ピン57とベアリング59との間から抜け易い状
態となる。この可動板37の移動は第2のリミツ
トスイツチ38によつて検知される。そして、こ
の検知信号で第2の回転シリンダ67が作動して
上記握持アーム61をほぼ270度回転させ、上記
線材27の両端部を各可動体87に設けられた一
対の保持ローラ135間に挿入させる。このこと
が第2のセンサ144によつて検知されると、ク
ランプシリンダ209が作動して線材27の中途
部を一対の挾持片213,217で挾持固定し、
この線材27が軸方向にずれ動くのを阻止する。
また、可動体87に設けられた押し上げシリンダ
143が作動して下側の保持ローラ135が押し
上げられ、上記線材27の両端部が上記一対の保
持ローラ135の溝133によつて保持される。
このことは第3のリミツトスイツチ142によつ
て検知される。
上記第3のリミツトスイツチ142の検知信号
で握持アーム61と可動板37は初期状態に復帰
する。可動板37が復帰しそのことが第4のリミ
ツトスイツチ146で検知されると、この検知信
号で一対の可動体87の駆動モータ116が作動
する。このモータ116の作動によつて保持ロー
ラ135が第22図に矢印で示す方向に回転駆動
されるから、一対の保持ローラ135間から線材
27が相対的に送り出される。つまり、可動体8
7が第1図に示す離間した状態から接近する方向
に走行する。すると、線材27の両端部に形成さ
れた折曲部27aが成形ローラ153の外周面に
当接してこの線材27の両端部が螺旋状に曲成さ
れる。このとき、線材27の両端部に形成された
折曲部27aは下方に向いているので、線材27
の両端部は下方に向つて曲成される。また、上記
螺旋の径は、第22図に示すようにガイド体15
1と成形ローラ153との間隔Dによつて決定さ
れる。このように、線材27の両端部に1巻きの
螺旋が形成されると、ピツチ棒155が上部筐体
91の前面板91aの板面から前方へ突出し、上
記線材27に形成された螺旋を押し上げる。つま
り、可動体87が走行することによつて第1のカ
ム181が嵌着された第3の支軸185が回転す
るから、上記第1のカム181のカム面183に
当接したカムフオロワ179が下死点から上死点
に移行して突き出し軸175が変位し、上記ピツ
チ棒155が突出する。したがつて、上記線材2
7の両端部に1巻きの螺旋が形成されたのち、一
対の可動体87の走行にともない順次成形される
螺旋は上記ピツチ棒155の突出量に応じた第2
4図に示すピツチPで形成されることになる。そ
して、上記一対の可動体87が所定距離移動する
ことによつて駆動シリンダ97のロツド99が所
定長さ突出し、そのことをリードスイツチ89が
検知すると、この検知信号で駆動モータ116が
停止する。つまり可動体87が停止する。したが
つて、所定巻数の螺旋からなる螺旋ばね部27b
の成形が終了する。つまり、上記線材27は第2
4図に示すように直線部27cと、この直線部2
7cの両端に上端を連続させた螺旋ばね部27b
とを備えたスプリング250に成形される。
このように、螺旋ばね部27bの成形が終了す
ると、つぎに第3の回転シリンダ165が作動し
てガイド体151を第22図に矢印で示す方向に
90度回転させる。すると、このガイド体151の
挿入溝169に挿入された上記直線部27cの両
端部がほぼ90度に折曲され、上記螺旋ばね部27
bの最後の螺旋に連続する直線状の折曲部27d
が形成される。この折曲部27dは第27図に示
すように枠線300をクリツプ301で連結する
ために利用される。つまり、多数のスプリング2
50をこれらの直線部27cを格子状に組んでス
プリングユニツトを形成するとき、スプリングユ
ニツユの周辺部には上記枠線300が設けられ
る。この場合、上記枠線300と直線部27cと
が線接触した状態でクリツプ301によつて結合
されているから、これらの結合状態が確実とな
る。
このようにスプリング250の直線部27cの
両端部にガイド体151によつて折曲部27dが
形成され、このガイド体151の回転が第5のリ
ミツトスイツチ166によつて検知されると、こ
の検知信号で押し上げシリンダ143が作動して
下側の保持ローラ135の付勢が解除され、一対
の保持ローラ135が離れるとともに、クランプ
シリンダ209が作動して一対の挾持片213,
217による線材27の挾持も解除される。つぎ
に、作動シリンダ161が作動して突き出しピン
149が突出する。したがつて、この突き出しピ
ン149によりスプリング250の直線部27c
が押圧されるから、スプリング250が本体1の
前面側に設けられた受け渡し板221に落下す
る。この落下が近接スイツチ222によつて検知
されると、この検知信号で駆動シリンダ97のロ
ツド99が没入方向に駆動されるとともに、駆動
モータ116が逆回転しながら一対の可動体87
が離間する方向に走行させられる。そして、これ
ら可動体87が初期位置に復帰する。このとき、
上記モータ116によつて第1のカム181が逆
方向に180度回転させられて第6のリミツトス
イツチ180がそのことを検知する。すると、こ
の検知信号で再び上述した工程が開始されて線材
27からスプリング250が成形される。
一方、上述したごとく線材27の両端部に螺旋
ばね部27bを形成する際、このばね部27bの
直径は第22図に示す成形ローラ153とガイド
体151との間隔Dによつて変えることができ
る。上記成形ローラ153はスライダ172によ
つてスライド自在になつている。また、スライダ
172はこの端部に設けられたカムフオロワ19
1が第2のカム193に圧接しているから、この
カム193の形状に応じて上記間隔Dが変化す
る。上記カム193は可動体87が接近する方向
に走行するとき、駆動モータ116が作動すると
回転させられる。したがつて、成形ローラ153
が第28図にAで示すようにガイド151との間
隔が変化するよう第2のカム193の形状を設定
しておけば、螺旋ばね部27bの形状が第29図
に示すようにつつみ形となる。また、上記間隔を
Bに示す状態で変化させれば螺旋ばね部27bは
第30図に示すように逆円錐形となり、Cに示す
状態で変化させれば第31図に示すように円錐形
となる。すなわち、螺旋ばね部27bの形状をカ
ム215によつて任意に変化させ、所望する性能
のスプリング197を成形することができる。
以上述べたようにこの発明によれば、1本の線
材によつて直線部およびこの直線部の両端にそれ
ぞれ螺旋ばね部が連続成形されたスプリングを大
量生産することができる。しかも、上記線材の両
端部に螺旋ばね部を成形する際、線材は中途部が
挾持機構によつて挾持され軸方向にスライドする
のが阻止されるから、上記螺旋ばね部を確実かつ
左右対称の形状に成形することができる。
【図面の簡単な説明】
図面はこの発明の一実施例を示し、第1図は装
置の正面図、第2図は同じく平面図、第3図は集
積部の部分の平面図、第4図は第3図―線に
沿う断面図、第5図は第3図―線に沿う断面
図、第6図は第3図―線に沿う断面図、第7
図は線材を送り出す部分の平面図、第8図は握持
アームの平面図、第9図は同じく側面図、第10
図は可動体の正面図、第11図は同じく平面図、
第12図は第10図XII―XII線に沿う断面図、第1
3図は上下動自在に設けられた下側の保持ローラ
の取付構造の断面図、第14図は突き出しピンの
取付構造の平面図、第15図はガイド体の取付構
造の断面図、第16図は第15図―線に
沿う断面図、第17図は成形ローラの取付構造の
平面図、第18図はピツチ棒の取付構造の平面
図、第19図は第18図―線に沿う断面
図、第20図は挾持機構の正面図、第21図は第
20図―線に沿う断面図、第22図は可
動体の前面上部の拡大図、第23図は線材の端部
に折曲部が形成された状態の平面図、第24図は
線材がスプリングに成形された状態の斜視図、第
25図はその平面図、第26図は上記スプリング
の直線部の両端に折曲部が形成された状態の斜視
図、第27図はその平面図、第28図は成形ロー
ラとガイド体との間隔の変化を種々設定した説明
図、第29図乃至第31図はそれぞれ上記間隔の
変化によつて成形されるスプリングの斜視図であ
る。 1…本体、27…線材、83…ガイドレール、
87…可動体、135…保持ローラ(保持機
構)、151…ガイド体、153…成形ローラ、
155…ピツチ棒、205…挾持機構。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 装置本体と、この本体に設けられたガイドレ
    ールと、このガイドレールに走行自在に設けられ
    た一対の可動体と、この可動体に設けられここに
    供給された線材の両端部を保持する保持機構と、
    上記本体に設けられ上記保持機構によつて両端部
    が保持された上記線材の中途部を挾持してこの線
    材が軸方向にスライドするのを阻止する挾持機構
    と、上記各可動体に設けられこれら可動体が接近
    する方向に走行することによつて上記保持機構か
    ら相対的に繰り出される上記線材の端部が当接し
    てこの線材の両端部を螺旋状に曲成する成形ロー
    ラと、この成形ローラと上記保持機構との間に設
    けられ上記成形ローラとの間隔によつて上記線材
    に成形される螺旋の直径を定めるガイド体と、こ
    のガイド体と上記成形ローラとの間に設けられこ
    れらガイド体と成形ローラとによつて成形される
    螺旋のピツチを定めるピツチ棒とを具備したこと
    を特徴とするスプリングの製造装置。 2 上記成形ローラとガイド体との間隔は調節自
    在であることを特徴とする特許請求の範囲第1項
    記載のスプリングの製造装置。 3 上記ガイド体は上記線材の両端部に螺旋状の
    ばね部が成形され終つた時点でほぼ90度回転駆動
    され上記ばね部の最後に成形された螺旋に連続す
    る上記線材の直線部の両端部をほぼ直角に折曲す
    ることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の
    スプリングの製造装置。
JP9472884A 1983-07-04 1984-05-14 スプリングの製造装置 Granted JPS60240345A (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9472884A JPS60240345A (ja) 1984-05-14 1984-05-14 スプリングの製造装置
US06/626,435 US4713956A (en) 1983-07-04 1984-06-29 Apparatus for manufacturing spring units
DE8484107739T DE3478205D1 (en) 1983-07-04 1984-07-04 Apparatus for manufacturing spring units
AT84107739T ATE43081T1 (de) 1983-07-04 1984-07-04 Vorrichtung zur herstellung von federeinheiten.
EP19840107739 EP0130616B1 (en) 1983-07-04 1984-07-04 Apparatus for manufacturing spring units

Applications Claiming Priority (1)

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JP9472884A JPS60240345A (ja) 1984-05-14 1984-05-14 スプリングの製造装置

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JPS60240345A JPS60240345A (ja) 1985-11-29
JPS6243770B2 true JPS6243770B2 (ja) 1987-09-16

Family

ID=14118171

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0986060A (ja) * 1995-09-28 1997-03-31 Naigai Kaaboninki Kk 感熱複写方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH0986060A (ja) * 1995-09-28 1997-03-31 Naigai Kaaboninki Kk 感熱複写方法

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JPS60240345A (ja) 1985-11-29

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